JPH05503236A - 注射器用の弁 - Google Patents

注射器用の弁

Info

Publication number
JPH05503236A
JPH05503236A JP3513808A JP51380891A JPH05503236A JP H05503236 A JPH05503236 A JP H05503236A JP 3513808 A JP3513808 A JP 3513808A JP 51380891 A JP51380891 A JP 51380891A JP H05503236 A JPH05503236 A JP H05503236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
syringe
chamber
valve member
lip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3513808A
Other languages
English (en)
Inventor
バトラー,ジョン・ヘンリィ・アダム
リチャードソン,アレグザンダー・スチュワート
フォレスター,アラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH05503236A publication Critical patent/JPH05503236A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/5013Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M2005/3128Incorporating one-way valves, e.g. pressure-relief or non-return valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/5013Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe
    • A61M5/504Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe for blocking the fluid passageway
    • A61M2005/5046Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe for blocking the fluid passageway automatically, e.g. plug actuated by the piston head, one-way valve
    • A61M2005/5053Valve or plug actuated by fluid flow or fluid pressure allowing initial filling of the syringe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31511Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 注射器用の弁 技術分野 本発明は、−何使用注射器の弁メカニズムに関するものである。
背景技術 一回使用を1!図した使い捨ての注射器は、例えば、糖尿病去者にイノンユリノ を注射するための注射器がよく知られている。しかし、yずしも無菌でない状態 でこれらの注射器が再使用されるのを防止するものはない。このため、汚染され た注射器が用いられると、エイズあるいは肝炎といった病気が蔓延することにな 従って、−回だけしか使用されないように設計された注射器は、再使用を阻止す る、従って、汚染された注射器が使用される危険を阻止することが望ましい。
薬物は、粉末状で保管した方がよい場合が多い。通常、こうした薬剤を注射器で 注射する場合には、粉末を溶剤に混ぜ、それから、注射器に吸い込んで、注射す る必要がある。
従来の技術 粉末薬剤を利用する上述の方法は、一般に時間を浪費し、高くつく。
既知の一回使用注射器には、1i!常、注射器のピストンに関する修正が組み込 まれており、針に隣接した完全に挿入した位置で動かなくなるようになっている 。
これらの既知の装置は、液体が注射器のシリンダに吸入される前に、ピストンが 偶発的に動かなくなる可能性があるという欠点を有している。
英国Ff許第]、550,310号及びフランス特許第2.348,708号に は、−何使用注射器の記載がある。この注射器は、注射器の再使用を阻止する取 り外し式ピストンを備えている。ピストンを最小容積位置まで移動させると、ビ ストノ・ロフトがピストン・ヘッドから外れるので、ピストンを移動させて、も う1度液体を吸入することができなくなる。この注射器には、ピストン・ロッド からビストノを取り外すことができるが、注射器を操作して、注射器が正確に挿 入されたか否かをテストすることができないという欠点がある。これは、通常、 ビストノ・ロフトを引き戻して、小量の血液を注射器に吸入することによって行 われる。英国特許第2.CI+5.883号には、同様の注射器が開示されてい るが、やはり、この特定の装置も、取り外し式ピストンに上述の欠点があること が分かる。
フランス特許第2.298,340号には、ビストノに脆いダイヤフラムが設け られた一回使用注射器が示されている。ビストノを最小容積位置まで移動させる と、バーがダイヤフラムを貫通し、注射器の再使用を防止する。英国特許第1゜ 454.540号も同様の構成をとつており、ピストンには、注射器本体に損傷 を与えて、その再使用を防止する手段が設けられている。両方の注射器とも、注 射器を操作して、針が正確な位置に挿入されたか否かをテストすることができな いという欠点がある。
米国特許第3,951,146号には、ラチェツト・メカニズムを用いて、ピス トンを引き戻せないようにする一回使用注射器が開示されている。この特定のタ イプの注射器も、やはり、テストによって、針の位置決めが正確に行われたか否 かを確かめることができない。また、英国特許第2.11i14,657号では 、ピストンの後方に係合する爪を利用して、再使用が阻止される。これにも同じ 欠点がある。米国特許第3.478,937号及び3,890,971号におい ても、ピストンの元の方向への移動を阻止する爪または戻り止め部材が用いられ ている。これらにも、同様の欠点がある。
釆国特許第4,233,975号lこは、ピストンが最小容積位置まで移動する と、ソケット内に係合するプランジャ部材が設は偽れた一回使用注射器が開示さ れている。このプランジャは、引っ込めることができないので、注射器の再使用 が防止される。
米国特許第4,650,468号も、やはり、再使用を防止する位置に自動的に ロックされるプランジャまたはピストンを利用しているので、上述の特許のいく つかと同様である。上述の既知の一回使用注射器には、さらに、注射器を動作不 能にする措置をとる前に、最小容積位置までピスト/を移動させなlすればなら ないという欠点がある。
国際特許出願P CT/Aυ88100402には、−何使用注射器のためのさ まざまな弁のメカニズムが開示されている。各弁メカニズムは、全体に形状の復 雑な可動弁を備えており、従って、製造が困難になる可能性がある。さらに、可 動弁部材は、保管状悪時には、少な(とも、部分的に圧縮されているので、注射 器の保存寿命が短くなる可能性がある。
明細書PCT/GB87100728 (W088102640)には、弁メカ ニズムを備えた注射器が開示されている。この弁メカニズムは、rリートJ可1 11式弁部材と連係した弁座が設けられているので、「リード」 ・タイプであ る。
「リード」部材は、弁座の一方の側からもう一方の側に移動させることが可能で ある。ただし、これに関して、理解しておくべきは、「リード」部材は、弁本体 に必ず永久取り付けされていて、ある位置から次の位置に旋回するだけというこ とである。この特定のタイプのメカニズムには、/−リングが困難で、装置に故 障が生じがちという欠点がある。
Becton Dlckinson & Co名義によるオーストラリア特許出 願28430/84には、2コノポ一ネント式薬剤注射器に関する記載がある。
この注射器は、その主室がストッパによって分割されている。副室の一方が、粉 末を受け取り、もう一方の副室が液体を受け取って、この粉末を溶解させる。注 射器の操作時、ストッパは、液体と粉末の混合を可能にする位置まで移動する。
この特定の注射器は、スト、yバが必要になるだけでなく、液体と粉末の混合時 には、ストッパを動作不能にする手段も必要になるため、製造コストが高くつく 。
発明の目的 本発明の目的は、上述の欠点を大幅に改善することにある。
発明の開示 ここで開示されるのは、−何使用注射器用の弁であり、前記弁は、注射される液 体が通る弁室の少なくとも一部を形成する縦方向の通路を備えた中空の弁本体と 、 前記本体から前記通路の内側に同かって延び、開口部を形成して、前記弁室を系 1と第2の副室に分割する管状のリップと、前記弁室内に閉じこめるように配置 され、その少なくとも一部は、当初、前記第1の副室内に位置するが、前記開口 部を介して、前記第2の副室に対し、注射操作時における液体の流動方向に移動 可能になっている可動弁部材から構成されており、 前記リップ及び弁部材は、協働して、前記弁部材の一部が前記第2の副室から前 記第1の副室へ移動するのを防止するようになっており、前記弁部材は、前記弁 部材の一部が前記第2の副室内に配置されると、注射方向と逆の方向に流れる液 体に対して前記開口部を閉じ、注射器の再使用を防止する働きをする。
第1の望ましい形態の場合、前記弁部材は、横断面が円形、すなわち、球形の構 造を有している。この望ましい実施形態の場合、可動弁部材は、前記部分だけか ら構成される。
さらに望ましい構成の場合、可動弁部材には、もう1つの部分が含まれており、 可動弁部分が接続される。もう1つの部分は、必ず、前記第2の副室内に配置さ れる。
さらに、本書では、 協働して、可変容積作用室を形成する、相互作用するピストン及び/リップと、 前記弁室を含む、前記/リンダから延びて、前記針に通じる通路と、前記通路を 横断するように延び、前記ピストンによる前記容積の縮小時に、それを介して、 注射される液体が通過することになる多孔性壁面と、前記通路において前記壁面 の後方位置に配置される可溶性粉末から構成され、粒子サイズが所定のサイズ未 満まで小さくなるか、あるいは、前記粉末が溶解するまで、前記多孔性壁面が前 記針に対する前記粉末の通過を阻止することを特徴とする、 注射器が開示される。
また、さらに、本書では、 協働して、可変容積作用室を形成する、相互作用するピストン及び/リングと、 前記弁室を含む、前記/リンダから延びて、前記針に通じる通路と、前記通路内 に配置された、注射する液体が通らなければならない、注射器の再使用を防止す る弁手段から構成され、前記弁手段に、前記通路を横切って延び、注射方向とは 逆の方向に液体が流れるのを阻止する第1の位置と、液体が前記弁室から前記針 に通るのを可能にする動作位置の開で移動可能な、リード手段が設けられている ことを特徴とする、 一回使用注射器も開示される。
また、本書では、 針の取り付は具を備えた一方の端部を終端とし、はぼ円筒状のキャビティを包囲 している/リンダ本体と、前記キャビティ内にプランジャ・ヘッドを備えている ブランツヤと、 前記本体のもう一方の端部を通って、前記キャビティ内からブランツヤ・ヘッド が引き戻されるのを阻止する手段から構成される、注射器が開示される。
図面の簡単な説明 次に、例として、添付の図面を磐照しながら、本発明の望ましい形態について解 説するものとする。図面中、 図1は、注射器の再使用を阻止する弁を含む一回使用注射器の一部に関する略部 分断面側部立面図である。
図2は、図1の注射器の一部に関する絡端両立面図である。
図3は、もう1つの動作位置における、図1の注射器の一部に関する略部分断面 側部立面図である。
図4は、注射器の再使用を阻止する弁を用いた一回使用注射器の一部に関する路 側両立面図である。
図5は、図4の注射器の一部に関する絡端両立面図である。
図6は、もう1つの動作位置における、図4の注射器の一部に関する路側両立面 図である。
図7は、図4の注射器に用いられる可動弁部材に関する絡端両立面図である。
図8は、図7の弁部材に関する路側両立面図である。
図9は、図7の弁部材に関するもう一方の端面の略立面図である。
図10は、弁装置を用いた一回使用注射器の一部に関する略断面側部立面図であ る。
図11は、弁装置を用いた注射器のもう1つの部分に関する路側両立面図である 。
図12は、注射器の再使用を阻止する弁を含む一回使用注射器の一部に関する略 部分断面側部立面図である。
図13は、図12の注射器に関するもう1つの路側両立面図である。
図14は、図12に示す注射器を改良した一回使用注射器に関する略部分断面側 部立面図である。
図15は、図12に示す注射器のもう1つの改良例である一回使用注射器に関す る略部分断面側部立面図である。
図16は、注射器の再使用を阻止する弁を用いた一回使用注射器の一部に関する 略断面側部立面図である。
図17は、注射器のもう1つの部分に関する略断面側部両立面図である。
図18は、図17の一部に関する略断面側部立面図である。
図19は、図16の注射器を改良した一回使用注射器に関する略部分断面側部立 面図である。
図20は、図19の注射器の一部に関する略部分分解図である。
図21は、図16の一回使用注射器に用いられる弁に対する代替弁スリーブの路 側両立面図(A)、断面側部立面図(B)、及び、端面立面図(C)である。
図22は、図16の注射器に用いられる弁スリーブの絡端両立面図(A)、断面 側部立面図(B)、及び、側両立面図(C)である。
図23は、図19の注射器に用いられる弁スリーブの絡端両立面図(A)、側両 立面図(B)、及び、断面側部立面図(C)である。
図24は、注射器のシリンダに関する路側両立面図である。
図25は、図26に示すラインA−Aに沿って切断された、図24のシリンダの 端部に関する略断面側部立面図である。
図26は、図24の7リングの絡端両立面図である。
図27は、アセンブルされていない形態を示した、図24のシリンダに関する路 側両立面図である。
図28は、図29のライフB−Bに沿って切断された、図27のシリンダの端部 に関する略断面側部立面図である。
11!029は、図27の7リングの絡端両立面図である。
図30は、ラインB−Bに沿って切断された、図24の/リップに関する略断面 倒都立面図である。
図31は、修正されたシリングの端部に関する路側両立面図である。
図32は、図33に示すラインA−Aに沿って切断された、図1のシリング端部 に関する略断面側部立面図である。
図33は、図31の7リンダ端部に関する絡端両立面図である。
図34は、アセ/プルされていない形態を示した、図33のラインB−8に沿っ て切断された、図31のシリング端部に関する略断面側冊立面図である。
図35は、図34に示すシリング端部に関する絡端両立面図である。
図36は、もう1つの修正されたシリング端部に関する路側両立面図である。
図37は、ラインC−C1,1:沿って切断された、図36のシリング端部に関 する絡端両立面図である。
図38は、図39に示すラインA−Aに沿って切断された、図36のシリング端 部に関する略断面側部立面図である。
図39は、図36のシリング端部に関する絡端両立面図である。
図40は、図41の7リングの一部に関する略断面端部立面図である。
図41は、「開いた」形態を示した、図36のシリング端部に関する略断面側部 立面図である。
図42は、図41に示すシリング端部に関する絡端両立面図である。
図43は、注射器のシリング端部に関するさらにもう1つの修正例を示した路側 両立面図である。
図44は、図45に示すラインA−Aに沿って切断された、図43のシリング端 部に関する略断面側部立面図である。
図45は、図43のシリング端部に関する絡端両立面図である。
図46は、図47のラインB−8に沿って切断された、図43の7リンダ端部に 間する略断面側部立面図である。
図47は、図461こ示すシリング端部に関する絡端両立面図である。
図48は、前述の注射器またはそのシリンダに用いられるブランツヤ・アセンブ リの路側両立面図である。
図49は、ラインA−Aに沿って切断された、図48のプランツヤ・アセンブリ に関する絡端両立面図である。
図50は、ラインB−8に沿って切断された、図48のブランツヤ・アセンブリ に関する絡端両立面図である。
図51は、アセンブルされていない配向を示した、図48のプランジャ・アセン ブリに関する路側両立面図である。
図52は、注射器の路側両立面図である。
図53は、図52の注射器の絡端両立面図である。
図54は、そのシリングのアセンブルした配向を示す、図1の注射器の路側両立 面図である。
図55は、図54の注射器の絡端両立面図である。
図56は、図57に示すラインA−Aに沿って切断された、図54の注射器に関 する略断面側部立面図である。
図57は、図56に示す注射器の絡端両立面図である。
図58は、注射器のプランジャ端部に関する路側両立面図である。
図59は、l1iQ58のプランジャ部分に関する略平面図である。
図60は、図58のプランジャに関する路側両立面図である。
図61は、図60のブランツヤに関する絡端両立面図である。
図62は、図60のプランジャに関する略平面図である。
図63は、図62のプランジャに関する略端面図である。
図64は、図56に示す注射器の端部に関する略断面側部立面図である。
好適実施例の説明 付図の21ないし図3に、1回だけ使用する注射器の先導部分1oの概要図を示 す。部分10は、円筒l!】2まで達する針装着部1】を備えている。壁12に は滑動可能なピストンと協働して可変容積室14の少なくとも一部を囲む円筒内 面13がある。
ビストノから突出してビストノロフドがあり、これはユーザにより作動される。
ピストンを引戻すと、注射すべき液体が室14に引込まれる。液体を注射するに は、ピストンを前向きに動かして室14の容積を減らし、液体を針装着部11お よびそれと関連する針を通して押し出す。
室14の内部に注射器を再使用することができないようにする弁組立体15が取 付けられている。
弁組立体15は、宵2の弁体部18七ともに注射すべき液体が通過する通路19 を作るヌ1の弁体部】7を有する中空の弁体16がある。通路19の内部に弁室 21を作る弁スリーブ20が設けられている。スリーブ20には弾力のある円環 状リップがあって、弁室21を東1の副室23および第2の副室24に分けてい る。す1ブ22は弁開口25をも画定している。
室21の内部に捕捉された移動できる弁部材26が設けられているが、これはこ の実施例では球形の要素である。弁部材26はガラスまたはステンレス鋼のよう な剛い、比較的的がらない材料から形成されている。
弁体部17は、液体を室21に入れることができるようにする通路28が設けら れた端壁27を備えている。弁体部18は副室24と針装着部11の通路31と の間を連絡させる通路30を備えている。
スリーブ20、およびしたがってりyプ22は弾力ある材料から形成されて弁部 材26がリップ22の弾性変形により弁開口25を通過することができるように している。
部分10および更に詳細には弁組立体15を採用している1回だけ使用する注射 器の動作では、注射器のピストンは最初、弁組立体ISに隣接する押下げられた 位置にある。ユーザはピスト/を注射器の後方に引き、注射すべき液体を針を通 して計装W部3Iを通って室14に引込む。液体は通路30および副室24を通 過する。副室24から、液体は弁開025および副室23を通過して通路28を 通って出る。弁部材26はその周りに副室23を形成する壁に対して隙間を有し ている。この後で、ユーザはピストンをわずか押下げて内部に入った空気を追い 出す。この時に、または液体が注射されているときに、弁部材26を動かして開 口25をふさぐ。しかし、ユーザが注射中の液体に圧力を加えているため、弁部 材26は円環状封止すIプ22を弾性的に変形させ、その拡張した開口25を通 過して図3で最も良くわかるように副室24に入る。ビストノが更に押下げられ るにつれて、液体は通路28を通過し、副室23に入る。液体は副室23から開 口25および室24を通過し、通路30を通って出る。
可動弁部材26は副室24を形成する壁に対しても隙間を備えている。注射プロ セスが終了した後、ピストンを引込めて液体を注射器内に引入れようとすると、 可動弁部材26が封止リップ32に押しつけられ、したがって弁開口25が閉じ るので、注射器を再使用することができない。わかるとおり、円環状封止リップ 22は弁部材26が係合して開口25を通って逆移動できないようにする支持面 32を備えている。
逆方向に対しては、封止りノブ22は、可動弁部材26が封止り1ブ22を変形 させて副室23から副室24へ通過することができるように補助する円錐台形状 に傾斜した面33を設けている。封止りノブ22は弾力のある材料から形成され ているので弁部材26が副室23から副室24へ進むとき封止リップ22は単に 弾性的に変形するだけであり、可動弁部材26が副室24に設置されればその正 常の構成を取るようになることが認められるはずである。
成る場合には注射器に少量の血液を引入れることにより針が正しく設置されてい るか確認することが望ましい。これは可動弁部材26がなお副室23の中にある とき行うことができる。空気を追出してしまうと、ユーザはピストンにより針を 挿入し、引戻して血液を注射器に引入れることができる。その後、ピスト/を押 下げると、液体内の圧力により可動弁部材26が副室24に押込まれる。
最初の位置、または保管位置では弁部材26および/またはリップ22には応力 がかからない。
上述の実施例では、す1ブ22は、弁部材26がリップに対して硬いので、変形 する。しかし代案として、リップ22を弁部材26に対して硬くして、弁部材2 6が変形するようにすることもできる。なお更に池の代案として、リップ22お よび弁部材26が共に変形するようにすることもできる。
付図の図4ないし図9に1回だけ使用する注射器の一部40の概要図を示しであ る。部分40には針装着部42に導く円筒壁41から成る前端がある。針装着部 42は注射すべき液体が針を通って通過する通路43となる。壁41にはピスト ンをスライド可能に受けて作業室45の容積を可変にする円筒内面44がある。
円筒壁41の内部に弁組立体46が収容されている。弁組立体46は弁室48と なる中空弁体47を備えている。室48から内側に突出しているのは円環状封止 リップ49であり、これは室48を系1の副室50および第2の副室51に分割 している。リップ4gは本体47の残りと一体に、弾力のある材料から形成され ている。す、ブイ9は円錐台状に傾斜した面52、および全般に長手力同軸54 に垂直な一平面内に存在する支持面53を備えている。
室4sの内NIこはjlllの部分56および第2の部分57を有する可動弁部 材55が設置されている。部分56はネック部58により部分5フに接合されて いる。
ネック部58は封止リップ49により形成される弁開口59を通過している。
可動弁部材S5は図6ないし図8で最も良くわかる。部分56は長手方向に延在 する一つ以上の溝61が設けられている全般的に円筒状の部分6oを備えている 。ネ。
り部58を円筒状部分60と接合しているのは円錐台面62であって、この面は 部分56がリップ49を変形させて開口5つを通過させるのを補助する。
軍2の部分57は長手方向に延存する一つ以上の溝64を有する円筒状の部分6 3を備えている。端面65には弁部材55の長手方向に突出して面53に当接し ている突起66が設けられている。溝61は長手軸54から隔てられて、長手軸 54から封止りノブ49の内部先端より更に半径方向に遠くに設置されている。
同じことは長手方向に延在する溝64にも適用される。
可動弁部材55はリッジ49を形成している材料に対して全般的に硬い材料から 形成されている。
弁組立体46を採用している1回だけ使用する注射器の動作では、可動弁部材5 6を封止リップ49の弾性変形により副室5oから副室51へ移すことにより、 注射器を再使用することができなくなっている。
最初、可動弁部材46を図4に示すように設置する。この位置にあるとき、注射 器のピスト/は押下げられた位置にある。ユーザはピスト/を後に引いて空間5 4に注射すべき液体を引入れる。液体は針および針装着部42および可動弁部材 46を1161および64により通過する。溝64は突起66により壁53と封 止接触しないようになっている。ユーザは次にピストンをわずかに押下げて注射 器に入っている空気を追い出す。必要がある場合には、針を挿入し、ビストノを わずか引込んで血液を注射器内に引入れ、針が正しく設置されていることを確認 する。その後ユーザは充分な力を加えてピストンを押下げ、液体内の圧力により 部分56がり1プ49を変形させ、部分S6が弁開口59を通過して図6に示す ように副室51に入るようにする。この動きは、溝61が面52によって封止さ れるので阻止されない。したがって、液体を注射しようとする場合には充分な力 を加えて部分56を副室51に移さなければならない。一旦副室51に入れば、 液体は溝61および64を通って注射針に進むことができる。注射プロセスが終 了すると、注射器を再使用することはできない。
液体を注射器内に引入れようとすれば、円筒部分56が壁53に押しつけられて 開口59を閉じることになる。この点については溝61が面53に対して封止す ることが認められるはずである。
突起66は、溝64を、弁開口59の半径方向内部先端に達する深さまで延ばす ことにより、削除することができる。
部分56が副室内にある最初の位!または保管位置では、弁部材55には応力が かからない。
付図の図10に1回だけ使用する注射器の部分70を概略図示しである。部分7 oはビストノとスライド動自在に協働して少なくとも部分的に可変容積室73を 形成する円筒状内面72を有する円筒壁71を備えている。壁71の前端には針 75を支持する針装着部74が設けられている。室73の内部に設置されている のは弾性的に変形可能な材料から形成されている中空弁体77を含む弁組立体7 6である。弁体77は弁室78を形成している。弁体77には内側に突出する封 止すyプ79があって室78を二つの副室80および81に分割している。弁体 77は、装着部74の方に半径方向内側に収束する全般的に円環状の前向きフラ ンジ82を備えている。弁体77の背面には更にフランジ83があり、これは円 環状構成のものである。
室78の内部に、本体77が形成されている材料に比して全般的に硬い材料から 成る可動弁部材84が設置されている。弁体77は弾性的に変形可能な材料から 形成されている。
弁部材84はフランジ83と協働する%ilの円環状封止り1ジ85を備えてい る。更に他の円環状リップ86がフラノン82と協働するように設けられている 。す1ノ86から突出して突起87が、リッジ85がリッジ79の表面88と接 触しないようにしている。
リッジ85の直径はリップ79により作られる弁開口89の直径より大きい。す 、ジ86の直径も弁開口89より大きい。
部分86をおよび一層詳細には弁組立体76を採用する1@だけ使用する注射器 では、液体は針73および室78を通過する液体により室78に引込まれる。こ の点に関してはフランジ83が半径方向外側に弾性的に変位して円環状リッジ8 5を越え、これにより液体を通過させることが認められるはずである。注射器の ピストンを針75の方の動かすと、室78の中の圧力によりフランジ83が押さ れてす、ジ8sと封止接触する。次に液体内の圧力により可動弁部材84が押さ れて動き、完全に副室81の中に設置されるようになる。これは、リッジ85が 弁開口89を通過するとき封止す7ブ79の弾性変形により行われる。
次に空気を注射器内部から追い出す。針95を挿入し、ピストンを動かして液体 を注射器内部から追い出す。液体はフランツ82をリッツ86から遠い方に弾性 変形させることにより弁組立体76を通過することができる。
注射器の再使用は、フランジ82とす1ノ86との間の封止接触の他リッジ85 が封止す1ブ79に接触することによっても阻止される。
図11に1回だけ使用する注射器の部分90を概略示しである。部分90はビス トノと封圧的に協働して可変容積室93を少なくとも部分的に取囲む円筒面92 を作る円筒壁91を備えている。壁91の前端には針95を受ける針装着部94 が設けられている。
室93の内部に弁組立体96が設置されている。組立体96は弁室98を作る中 空弁体97を備えている。弁体97は二つの弁体部分99および100から形成 されている。部分99には室98の反対側に設けられた長手方向に延びるリブ1 01がある。部分99には長手方向に延びる凹み102 も設けられている。部 分100は弁開口104を形成する円環状封止リップ103を備えている。リッ プ103には支持面105がある。すyブ103から後方に突出して、注射器の 前部に向かって半径方向に発散する円錐台形に傾斜した面106がある。リップ 103は室98を第1の副室107および第2の副室108に分割する。
室98の内部に設置されているのは可動弁部材109であって、これは弾力性の ある材料から形成されているが、他方、本体9フは比較的硬い材料から形成され ている。弁部材には第1の部分116および第2の部分117がある。弁部材の 第2の部分117は円環状封止り1ノ111を形成する円環状フランジI】Oを 脩えている。弁部材+09にも円環状り1ジ113を有する後方に突出する円環 状フランジ112があり、箪10部分116を形成している。すy)Il+およ び113の両者の半径方向外側の直径は弁開口104の直径より大きい。表面1 0gはフランジ112およびす/ノ113を変形させる際の補助を行う。
弁部材109の中心に一連の半径方向に突出する突起114が設置すられ、これ は弁部材109が図示の位置を越えて副室107の中に長手方向に入り込むのを 阻止することにより弁部材+09を所定の位置に保持する。
部分90をおよび一層詳細には弁組立体96を採用している注射器の動作では、 ピストンを針装着部94から遠くへ動かすことにより液体を注射器内に引込む。
液体は針95に入り凹み102を通って室98を通過する。円環状フラッジ11 2は変形して円環状リッジ113を表面106との封止接触から解放するように なる。次に、ピストンを針装着部94の方に動かして液体の圧力を弁部材109 に加える。弁部材109を完全に副室108の内部に設置されるように動かす。
これはフランジ112およびリッジ113の弾性変形によって行われる。副室1 0gの中に完全に設置されると、液体はフランジ110および円環状リッジ1】 1の内向き弾性変位により副室】07から針95へ進むことができる。液体はま た凹み102を通ってり7ジ113により送られる。注射器は、円環状リッジと 部分99の内壁115との間の封止接触により再使用できなくなる。更に、再使 用は円環状リッジ113と封止リップ103との間の封止接触によって阻止され る。
突起114を使用する代案として、リブ101を円環状リッジ111に押しつけ て弁部材109が図示の位置を越えて副室107の方に長手方向に動くのを阻止 するようにすることができる。
第1の部分116が副室107に設置される状態の初期のすなわち始動時の構成 では弁部材109には応力がかからない。
図12および図13に1@だけ使用する注射器の先導部分+20を概略示しであ る。
部分120は針122を支持する針装着部すなわちハブ121を備えている。ハ ブ121は中空で、弁組立体125と係合する円錐台形の壁123を備えるよう になっている。
弁組立体125は、壁123と一致係合するようにやはり円錐台形構成の前部1 26を備えている弁スリーブ124を備えている。スリーブ124は、やはり円 錐台形構成をなして注射器胴体129の前記突起128と係合する後部127を 備えている。
弁組立体125は、可動弁部材131を受ける弁室130を備えている。室13 0は弁開口152を形成する円環状リップ134により前部副室132および後 部副室131に分割されている。リッジ134は、半径方向に広がり且つスリー ブ124の長手軸に関して同軸である円形封止面135となっている。封止面】 35ワら円錐台形の傾斜面137が突出しているが、これは円筒面138まで延 びている。副室133は注射器胴体129の内部と連絡している。
副室133は表面137および138により囲まれている。副室132は円筒面 136により囲まれている。
スリーブ124の前端に対して所定位置に固定または保持されているのはフィル タ網139である。フィルタ網+39の前にはハブ121のリッツ141に当接 しているスペーサ154がある。
可動弁部材131は、円筒構成となるように円形横断面を有する中心シャフト1 40を備えている。/ナフト140の前には半径方間の突起142を有する捕捉 部分141がある。突起142の間に通路143がある。
7ヤフトI40の後から突出しているのは円環状封止面】45を有する封止部分 144である。
図12および図13の実施例では、スリーブ+24は比較的硬い材料から形成さ れているが、可動弁部材131は曲がりやすい弾力のある材料から形成されてい る。
上述の弁組立体125の動作のさい、最初可動弁部材131は図12に示した位 置にある。この位置で、液体を針122を通して吸い込み、室+30を通って弁 組立体】25を通過させ、注射器の胴体129まで送り込むよう作動さゼること ができる。更に詳細に述べれば、液体は通路143を通る。封止部分144は液 体がそれと表面138との間を通ることができるような寸法になっている。
次に空気を注射器から追い出すが、空気は封止部分144と表面138との間を 過ぎ、通路143を通って針122を経て退出する。液体が封止部分144の後 に係合すると、可動弁部材+31が傾斜面+37に沿って移動し、刺止部分】4 4を弾性圧縮する。結局、封止部分144は変形してり1ブ134を副室132 に入るように通す。したがって、刺止部分144を間に横断して存在する圧力差 の影響下で、封止部分144は副室133から副室132まで移動する。この移 動中、弁部材131は弾性変形する。
可動弁部材131は図13では全体が副室132の内部に入っているように図示 しである。この位置で、液体は封止部分144と表面136との間を、それらの 相対的寸法のため、通ることができる。封止部分144を通ってから、液体は通 路143を通過し、針122を通って出る。
図13かられかるとおり、可動弁部材131は副室132の全長にわたって広が ってはいない。このため少量の血液を注射器内に引戻して針122が正しく挿入 されていることをチェックし確認することができる。その後で、注射器に入って いる液体を針122を通して追い出す。
注射器の再使用は弁組立体125によって不能になっている。というのは、可動 弁部材131が後方に動くので円環状封止面145が封止面135と封止係合し 、弁開口152を効果的に閉じるからである。
図12かられかるように、突起142は可動弁部材131を使用前に正しい位置 に保持している。
弁組立体125には可動弁部材131をスリーブ124の後から不正にいじるこ とのないようにする格子または他の手段を設けることが望ましい。弁組立体+2 5を一旦胴体129に設置してからこれに固定して取り外すことができないよう にすることも望ましい。
表面+37は封止部分144の変形を補助する。
図12および図13の上述の弁組立体125の修正案として、可動弁部材131 を比較的硬い材料で構成し、封止リップ134を弾力ある材料から形成すること ができる。
したがってり、ブ134を過ぎる弁部材の動きはリップ134の弾性変形によっ て調節することができる。
図14に図12および図13の弁組立体125の修正案の概略図を示す。この実 施例では、弁組立体+25は注射器の胴体129と一体に形成されたそのスリー ブ】24を備えている。またスペーサ154がハブ121と一体に形成されてお り、フィルタ網139がスリーブ124の先導部分とハブ12+の間に直接はさ み込まれている。
この実施例では封止部分144に実在凹所153があって封止部分144の融通 性を高めている。
図15に図12および図13の弁組立体125の更に別の修正案を示しである。
この実施例では、ハブ121は弁組立体】25を完全に包み込んでいる。更に詳 細に述べれば、ハブ121はスリーブ124の外面147と一致係合する円錐台 面または円筒面146を備えている。なお更に、ハブ121は、ハブ121の後 から弁組立体125を不正にいじることのないようにする格子部材149に係合 する円環状リッジ148を備えている。フィルタ網139はスリーブ124の端 とハブ+21の前端との間にはさみ込まれている。
ハブ+21を胴体129の前部128に永続的に固定するのに、/\ブ121に 形成された円環状凹所151 と一致係合する複数の円環状とげ150が設けら れている。
図15の好適実施例では、スリーブをハブ121に締まりばめして所定位置に摩 擦で保持持するようにすることができ、または代わりに、部材149がスリーブ 124を、スリーブに「スナップ」嵌入して所定位置に口、りすることができる 。
再び、スリーブ124を比較的柔軟で硬い材料で形成し、可動弁部材131を比 較的柔軟で弾力のある材料から形成する。修正案として、スリーブ124を弾性 ある材料から形成し、可動弁部材131を比較的硬い材料から形成することがで きる。
図12から図15までの実施例では、可動弁部材13+および/またはり、ブ1 34は、封止部分144が副室133に入っている最初のまたは保管時の構成で は、応力を受けない。
図16および図12に1回だけ使用する注射器の先導部分+60を概略図示しで ある。
部分160は円筒壁+62まで達している針装着部161を備えている。壁16 2には滑動自在なピストンと封止協働して可変容積作業室164を少なくとも部 分的に囲む円筒内面163がある。ピストンからピストノロ1ドが突出している がこれはユーザにより作動される。ピストンを室164の内部から引抜かれない ようにする手段が設けられる。ピストンを引戻すと、注射すべき液体が室164 に引込まれる。液体を注射するには、ピストンを前方に動かして室164の容積 を減らし、液体を針装着部161およびこれと関連する針を通して押出す。
室164は円筒面+63から前方に突出して弁組立体165を受けている。弁組 立体165は注射器を再使用できないようにしている。
弁組立体+65は、全般的に円筒状の部分167を備えており、そこから前方に 全般的に円錐台形の部分168が突出している。部分168には開口169まで 延びる円錐台形の内面193がある。部分168は弁開口169で終わっている 。弁開口169は弁室170と連絡しており、弁室170の内部には可動弁部材 171が収納されているが、この部材+71はこの特定の実施例では玉状構成を 成している。弁部材171は円筒部分167の一部である突起172により室1 70の内部に捕捉されている。3偲の突起】72があり、これらは円WJ部分1 67の長手軸の周りに角度的に等間隔に設けられている。突起172は弁部材1 71をそれを通してr!!567に示す位置に設置するように動かすことができ るような形状になっている。これにより弁部材171を室170の内部に組立て ることができる。これを行うには、円筒部分167および/または弁部材17+ を弾性変形させる。
弁組立体165は内部段差173および円環状1I1175の内部にスナップ係 合する多孔質円板174を用いて針装着部161の内部に設置される。
円錐台部分168を弾性変形可能にし、および/または弁部材171を弾性変形 可能にして弁部材171を弁開口169を通過させ前方副室176の内部に設置 できるようにする。
針装着部161の前端に長手方向に延びるフィン177が設けられており、これ は弁部材171が副室176に入ったとき、弁部材171と係合し、針装着部1 61の内部す、ブ178を弁部材が封止しないようにする。針装着部161には 長手方向に延びる通路179があり、この中にフィン177が突出している。通 路179の内部に別に突出して、通路179に対してねじれた径路を形成する台 180がある。
上述の弁組立体165の動作において、ピストンの前方への移動により液体を注 射器に引入れることができる。弁部材+71が室170の内部に収納されている 状態で、液体は弁部材】71の周りを通過することができる。液体を注射しよう とするときは、ピストンを前方に動かすと液体内の圧力が弁部材】71を、弁部 材171および/または円錐台形部分1680弾性変形により開口169を貫い て押す。可動弁部材171が副室176に入ると、弁部材171がフィン177 に接触するので液体は弁部材171を通過することができる。ピストンを前向き 方間に動かして液体を注射器に引入れようとすると、可動弁部材が後方に動き、 弁開口169の先端部の弁座181と係合するので、注射器を再使用することは できない。
台180は、弁部材1フ1が副室176にあるとき、細長いプローブを通路17 8を通して後方に押し込んで弁部材171を損傷させるかまたは移転させるかす ることにより弁部材171が不正にいじられることがないようにする。
多孔質円板+74は液体が流れることができるようにする。この円板はまた粒子 が針を通過できないようにする。これは注射器の副室181に粉末を供給する場 合に特に有利である。この特定の構成では、粉末の形の医療を注射器内に貯蔵し 、続いて注射器内に引込まれた液体と混合し溶解して直ちに注射することができ る。
図17および図18に図16および図17の注射器部分160の修正例の概要を 示す。この特定の実施例では、多孔質円板174を除去し、弁体167に針装着 部+61に形成された円環状凹み183にスナップ係合する円環状突起182を 設けである。
図19に注射器部分160の更に別の修正例を概略図示しである。この特定の実 施例では、弁体に液体が通過することができるスロyトusを有する後壁184 が設けられている。スロット185は後壁184を二つのフラップ1a6に分割 しており、これらフラップは弾性変形して副室170の中に弁部材171を組立 てることができるようにする。
更に他に、針装着部161は円筒ハブ187および針装着アダプタ188に分割 されている。ハブ187はアダプタ188に形成された円環状凹み+90とスナ ップ係合する円環状突起189を備えている。アダプタ188には段差173が 設けられているが壁162にも段差191が設けられている。弁体166はアダ プタ188の端と段差191との間にはさみ込まれている円環状フランジ192 を備えている。この特定の実施例は、弁体166を室164に設置してからこれ をアダプタ188により所定位置に保持することができるようにすることにより 弁組立体165を注射器内に組立てやすくしている。
図21に弁組立体】65に代わる弁部材200を概略図示しである。この特定の 実施例では、弁部材200は円筒部分202を有する弁体201から構成されて おり、円筒部分202から前方に円錐部分203が突出している。円錐部分20 3は、円錐部分203を二つのり一層205に分割する横断スリット204を碕 えている。リード205はリード弁として働く。リード205は液体を注射方向 に流動させる。この特定の実施例では、注射器に注射すべき液体をあらかじめ詰 めておく必要がある。
上述の実施例では、可動弁部材またはリップは弾力的に変形可能である。この両 者を弾力的に変形可能にして弁部材またはその一部を弁開口を通して動くことが できるようにすることも考えられている。
図24ないし図30に注射器内@210の概略図を示す。図25において、円筒 210は中にプラノツヤ組立体のブランツヤヘッドを捕捉設置するように図示さ れている。
図27および図30では、円ffJ210はプラノツヤを円fi210に対して 組立てることができるように配置されている。
円筒210は、針装着部212および弁組立体214を受ける空洞213を有す るその前端に設けられた全般的に円筒形の中空体211を備えている。弁組立体 214は図23に示す弁組立体とすることができる。中空体2】1の後端部分に 中空体2】1の両側に横方向に突出する指で摘めるフランジ215が設けられて いる。フラッジ215には一対の爪216も設けられている。爪216は半径方 向外側の位置から動くことができてブランツヤ組立体を円筒210に対して組立 てることができるようになっており、半径方向内部の位置はプランツヤヘッドを 円筒体211の内部に捕捉保持している。捕捉位置を図24ないし図26に示し てあり、組立てる位置を図27ないし図29に示しである。冬瓜216は、変形 してその関連する爪216をその外側位置からその内側位置まで動かす狭いウェ ブ217によりフランジ215に折り曲げ自在に取付けられている。更に他に、 冬瓜216には凹み218および突出部分219が設けられている。円筒体21 1には、爪216を受けるように位置合わせされ且つ円筒体211の部分221 は凹み218の内部にスナップ係合するようになっている1対の開口220が設 けられている。捕捉位置で、突出部分219は円筒体211の内側に突出し、プ ランジャが引込まれないようにしている。プラノジャヘッドを円筒体211の内 部に捕捉設置することにより、Fl筒体211の内部に取付けられる弁組立体を いたずらできいようにしている。更に他に、一旦円筒体2】1が再チャージされ るとプラノジャヘッドを引抜いて円筒210の後から注射器に再ロードできない 一方間弁組立体を採用して、注射器を再使用することができないようにしている 。
上述の爪216に関して、爪216がその半径方向外側位置まで動くような仕方 で円筒体211とスナップ係合することが認められるはずである。
図31ないし図35に、注射器円筒210の修正案の概要を図示しである。この 特定の実施例では爪230は長方形を成し、変形して開口220の内部に設置さ れる。
図36ないし図42にプランジャヘッドを円筒体の内部に捕捉設置する代わりの 手段の概要を図示しである。図36ないし図42に注射器用円筒240を概略図 示しである。円筒240は、その初期構成が図41に示しであるように円筒形を 成す円筒本体241を備えている。しかし、一旦ブランジャへメトが本体24】 に挿入された後、本体241の側面部分242が塑性変形させて内側に突出させ て、ブランツヤへ、ドを引抜くことができないようにする。
図43ないし図47に注射器円筒240の概略図を示す。注射器内筒240は一 方の先端に指で摘めるフランジ242を有する本体241を備えている。この特 定の実施例では、一対の変形可能な突起243が設けられており、これはプラン ジャを円筒240に入れることができる、半径方向外側の位置から動かすことが できて、その動かされた半径方向内側の位置ではプラノジャヘッドを引抜くこと ができないようにしている。プランジャヘッドに対する捕捉位置を図44および 図45に示す。
図24ないし図47に上述の円筒はプラスチック材料から形成されており、円筒 本体および関連の爪および/または突起は指で摘めるフランツと共に一体に形成 されている。
図49ないし図51に、これまで述べた円筒のいずれか一つと関連して使用され るプランジャ組立体250を概略図示している。プランジャ組立体250は一端 ニプランジ中へノド254が設けられたプランジャシャフト251を備えている 。プラノジャ/ナフト251は長手方向に延びる2本のシャフト部分252およ び253から構成されており、これらは狭いウェブ255によりブランツヤへノ ド254に折り曲げ自在に取り付けられている。シャフト部分252および25 3にはその先端にユーザが握るべきフランジを協働して作るフランジ部分256 が設けられている。シャフト部分252にはその先端に隣接して、部分253に 形成された補足成形突起258とステ1プ係合する成形凹み257が設けられて いる。したがって、プランジャ250はその組立状管で長手方向に延びる中心開 口259を備える。開口259は図24ないし図35に記した爪および図43な いし図47の突起243と協働させることを目的としている。更に他に、開口2 59は図36ないし図42の変形部分242と協働する。
図52ないし図57に1回だけ使用する注射器260の概要図を示す。注射器2 60は、その前端に注射器針263を受ける針装着部262が設けられている注 射器内筒261を備えている。円筒本体264の内部に一方向弁265が設けら れており、これは図22で示した一方向弁で良い。針装着部261および弁26 5は図64で一層明瞭に見られる。
円筒本体264にはその後端に指で摘み得るフラッジ26もおよび一対の開口2 6フが設けられている。フラッジ266に枢軸的に取付けられて一対の爪268 があり、これは外側位置(図52)から内側位置(図56)まで動くことができ る。図52に示す位置では、円筒本体264の後が開いていてプランジャヘッド 組立体269を挿入することができる。ヘッド組立体269を円筒本体261の 内側に入れると、爪268が回転させられて開口267を通過して移動する。− 星図56に示す位置に設置されると、爪を戻すことができず、プランジャへ/ド 269を円筒本体261の後を通して引抜くことができなくなる。これによりプ ランツヤヘッド269を引抜いて注射器に後ろから詰め込んで注射器を再使用す るということができなくなる。
爪268は各々フランジ266で支持されているシャフト270により枢軸的に 取付けられている。
プランジャ271は、爪268がその内部に係合している長手方向の凹み273 が設けられている長手方向に延びるプランジャ/ナフト272を備えている。た とえば、プランジャ組立体280を図58ないし図63に示しである。プランジ ャ組立体280は、前の実施例の爪268と協働する長手方向の凹み282を備 えたシャフト281を備えている。ブランツヤ組立体280は更に、封止リング 284(またはワッンヤ)を備えたプランジャヘッド283を備えている。シャ フト2B1の後端には指で摘めるフランジ285が設けられている。
キ酌圭 針取付部まで延びている円筒壁12を有する1回使用注射器。この壁は可変容積 室14の少なくとも一部を封じるようにビストノをスライドさせる円筒内面13 を有する。弁組立体15が室14にあって注射器の再利用を防いでいる。この弁 は玉形で移動自在な弁部材26と組み合わされる弁座22を有する。弁部材26 は弁座22の上流側から下流側へ移動して注射器の再使用を阻止する。ピストン (ブランツヤへ7F)269が円筒本体261Jこあるとき引き抜くことができ ないようにされ、それによって円筒本体261の後部開口から注射器内に充填し て再使用するのを阻止している。注射器はさらに多孔質ディスク174を備え、 粉末状の薬を注射器に入れ、注射器内で混合させて溶解させる。

Claims (64)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.注射される液体が通る弁室の少なくとも一部を形成する縦方向の通路を備え た中空の弁本体と、 前記本体から前記通路の内側に向かって延び先端で開口部を形成し、かつ前記弁 室を第1と第2の副室に分割する管状のリップと、前記弁室内に閉じこめるよう に配置され、その少なくとも一部は、当初、前記第1の副室内に位置するが、前 記開口部を通して前記第2の副室に注射操作時の液体の流動によりその方向に移 動する可動弁部材とから構成され、前記リップ及び弁部材が、協働して前記弁部 材の一部が前記第2の副室から前記第1の副室へ移動するのを防止し、前記弁部 材は、前記弁部材の一部が前記第2の副室内に移動されると、注射方向と逆の方 向に流れる液体に対して前記弁を閉じ、注射器の再使用を防止することを特徴と する一回使用注射器用弁。
  2. 2.前記可動弁部材が、当初は、完全に前記第1の副室内に配置されており、前 記第2の副室内に完全に入ると、前記リップと係合して注射器の再使用を防止す る請求項1に記載の弁。
  3. 3.前記可動弁部材が、球状の形態をしており、前記開口部の形態は、円形であ って、その直径は、前記弁部材より小さく、前記弁部材とリップの両方または一 方が、弾性変形し、前記弁部材の前記第1の副室から前記第2の副室への移動を 可能にする請求項2に記載の弁。
  4. 4.前記弁本体が、注射器の外部環状壁部内に収容されるようになっている請求 項3に記載の弁。
  5. 5.両方の副室とも、前記本体内に配置される請求項4に記載の弁。
  6. 6.前記弁本体だけが、前記第1の副室を密閉する請求項4に記載の弁。
  7. 7.前記弁本体が、中空の円筒状部分と、円筒状部分の前方へ同軸をなして延び る円錐台形部分から成り、前記円錐台形部分が、前記井の開口部を終端とする前 記環状リップを形成し、前記円錐台形部分が、弁部材の前記第1の副室から前記 第2の副室への移動時に、弁部材と係合する内部円錐台形表面を備えている請求 項3〜6の任意の1つに記載の弁。
  8. 8.前記弁部材を前記第1の副室内に閉じこめるように収容し、前記弁部材が前 記第1の副室から前記逆の方向に移動するのを防止する手段がさらに含まれてい る請求項3〜7の任意の1つに記載の弁。
  9. 9.前記弁部材を閉じこめるように収容する手段に、前記弁部材の後方位置にお いて、前記通路の内側に突き出す前記弁本体の突出部が含まれている請求項8に 記載の弁。
  10. 10.さらに、前記第1の副室の後方に、注射される液体が通らなければならな い多孔性の壁面が設けられ、その多孔性の壁面によって、あらかじめ決められた サイズを超える粒子の通過が阻止される請求項3〜9の任意の1つに記載の弁。
  11. 11.前記弁部材を閉じこめるように収容する手段に、変形して、弁部材組立体 を前記副室に収納できるようにする、少なくとも2つの弾性フラップをなすよう に壁面を分割するため、横方向にスリットの入った壁面が含まれる請求項9に記 載の弁。
  12. 12.前記多孔性壁面によって、前記弁本体が注射器内の所定位置に保持される 請求項10に記載の弁。
  13. 13.前記弁本体が、前記環状壁面と協働して、弁本体を所定位置に保持する手 段を備えている請求項4に記載の弁。
  14. 14.請求項1〜13の任意の1つに記載の弁と、前記弁が収容される針取付其 とから構成され、前記針取付具に、針取付具の前方端から前記弁部材に接近する のを阻止するため、前記針取付具の通路が曲がった経路をたどらせる接合部が突 き出している、縦方向の通路が含まれていることを特徴とする一回使用注射器。
  15. 15.請求項6の弁と、 弁が収容される針取り付け具から構成され、前記針取り付け具が、前記弁本体と 協働して、前記第2の副産をほぼ密閉することを特徴とする一回使用注射器。
  16. 16.前記第2の副室において弁部材と係合し、前記弁部材が前記注射方向にお ける液体の流れを妨げるのを防止する突出手段が含まれている請求項15に記載 の注射器。
  17. 17.請求項1〜16の任意の1つに記載の弁と、前記弁が収容される針取付具 とから構成され、前記針取付具に、弁を収容する取付ハブと、このハブに取り付 けられて、弁本体と係合し、弁本体を該ハブ内に保持する針アダプタが含まれて いることを特徴とする一回使用注射器。
  18. 18.前記可動弁部材が、弾性変形できる請求項3〜17の任意の1つに記載の 弁。
  19. 19.前記環状リップが、弾性変形できる請求項3〜17の任意の1つに記載の 弁。
  20. 20.前記可動弁部材が、前記第1の副室に納められる弁部材の一部を形成する 第1の部分と、前記第2の副室に閉じこめるように収容される第2の部分から構 成され、前記第1の部分が、前記第1の副室から前記第2の副室に移動して、注 射器の再使用を防止する請求項1に記載の弁組立体。
  21. 21.前記第1の部分が、弁の縦軸に対して鋭角をなし、リップに係合して、第 1の部分の前記第2の副室への移動を助ける前方傾斜表面を備えている請求項2 0に記載の弁。
  22. 22.前記リップが、前記第1の部分と係合して、第1の部分の前記第1の副室 から前記第2の副室への移動を助ける前方傾斜表面を備えている請求項20に記 載の弁。
  23. 23.前記第1の部分は、横方向の寸法が前記開口部に比べて大きく、前記第1 の部分と前記リップの両方または一方が変形し、前記第1の部分の前記第1の副 室から前記第2の副室への移動を可能にする請求項20に記載の弁。
  24. 24.前記第1の部分は、前記第2の副室内に収容されると、前記リップに密封 するように係合して、前記開口部を閉じ、注射器の再使用を防止する請求項23 に記載の弁。
  25. 25.前記第1の部分は、前記第1の副室に納められると、液体が前記第1の部 分を通って流れるのを可能にする、縦方向に延びる通路手段を備えており、前記 第1の部分が前記第2の副室内に収容されると、前記リップによって、この通路 手段が閉じる請求項24に記載の弁。
  26. 26.前記通路手段が、前記第1の部分の周囲に縦方向に延びるグループである 請求項25に記載の弁。
  27. 27.前記第2の部分に、液体が前記第2の部分を通って流れる縦方向に延びろ 通路手段が設けられている請求項24または25に記載の弁。
  28. 28.前記リップが、弾性変形可能である請求項23または24に記載の弁。
  29. 29.前記可動弁部材が、弾性変形可能である請求項23または24に記載の弁 。
  30. 30.前記リップが、弾性変形可能であり、前記弁に、さらに前記通路の縦方向 に前記リップから前記第1の部分に係合する前記第1の副室に延び、弾性たわみ を生じ、液体が前記弁室を通って前記逆方向に流れるのを可能にする環状シーリ ング・フランジが含まれている請求項23または24に記載の弁。
  31. 31.前記通路の縦方向に、前記リップから前記第2の副室に延びていて、前記 第1の部分が前記第2の副室に納まって前記第2の部分に密閉するように係合し て注射器の再使用を阻止するとともに、液体が前記弁室を通って前記注射方向に 移動するときには、前記第2の部分を密封する接触位置から弾性でたわむ、弾性 の環状シーリング・フランジが含まれている請求項30に記載の弁。
  32. 32.前記第1の部分に、前記第1の副室内に突き出した環状フランジと係合す る環状リッジが設けられ、前記第2の部分に、前記第2の副室内に突き出した環 状フランジと係合する環状リッジが設けられている請求項31に記載の弁。
  33. 33.前記第2の部分が前記弁の開口部を密封するように閉じた状態を保持する ための手段が設けられている請求項32に記載の弁。
  34. 34.前記弁部材が、弾性材料からなり、前記本体には、前記通路の縦方向に、 前記リップから前記第1の副室に延びるシーリング表面が含まれており、かつ前 記第1の部分が前記第1の副室に入ると前記シーリング表面に係合する環状のシ ーリング・フランジが含まれており、前記第1の部分が、前記第2の副室に入っ て前記リップと係合して、前記弁の開口部を密封するように閉ざす請求項23に 記載の弁。
  35. 35.前記環状のシーリング・フランジが、前記開口部を通る際、弾性変形を生 じる請求項34に記載の弁。
  36. 36.さらに、前記第1の部分が前記第2の副室に入ったとき液体が前記第1の 部分を前記注射方向に通るのを可能にするための手段が含まれている請求項34 に記載の弁。
  37. 37.流体が前記注射方向に流れるのを可能にするための手段に、前記環状フラ ンジを弾性変形させる突出手段が含まれている請求項35に記載の弁。
  38. 38.前記弁部材が、弾性材料によって形成され、前記本体に前記リップから前 記第2の副室に前記通路の縦方向に延びるシーリング表面が含まれており、前記 弁部材に、さらに、前記第1の部分が前記第2の副室に入ると、前記第2の副室 内でシーリング表面と係合し、注射器の再使用を防止する環状シーリング・フラ ンジが含まれている請求項23、34、または、36に記載の弁。
  39. 39.前記第1の部分が前記第1の副室に納められると、液体が、前記第2の副 室のシーリング表面と係合可能なシーリング・フランジを通って、前記逆方向に 流れるのを可能にするための手段が含まれている請求項38に記載の弁。
  40. 40.前記リップから前記第1の副室に前記通路の縦方向に延びる第1の表面と 、前記リップから延びて前記第2の副室に入り込む第2の表面が含まれており、 前記第1と第2の表面が、前記第1の部分と協働して、前記弁部材を移動させる 働きをする請求項20、23、または、24に記載の弁。
  41. 41.前記弁部材に、前記第1と第2の部分を接続するシャフト部分が含まれて おり、前記第1の部分が前記第1の副室に入ると、このシャフト部分が前記開口 部を通って延びる請求項40に記載の弁。
  42. 42.前記第1の部分が、ほぼ円形の横断面を有しており、前記開口部の形態も ほぼ円形であって、前記第1の部分の直径が前記開口部の直径に比べて大きい請 求項41に記載の弁。
  43. 43.前記第2の部分が、前記開口部を通って前記第1の副室に入り込まないよ うにするため、横方向の寸法が前記開口部の直径より大きくなっている請求項4 2に記載の弁。
  44. 44.前記可動弁部材が、弾性材料から形成されており、前記第1の副室から前 記第2の副室への前記第1の部分の移動を可能にするため、前記第1の部分が変 形する請求項39に記載の弁。
  45. 45.前記第2の部分に、前記リップに係合し、前記第2の副室から前記第1の 副室への前記第2の部分の移動を阻止する突出部が含まれている請求項44に記 載の井。
  46. 46.前記第1のシーリング表面に、前記第1の副室から前記第2の副室への前 記第1の部分の移動を助けるため、前記注射方向にテーパ状になった円錐台形状 の表面が含まれている請求項45に記載の弁。
  47. 47.前記液体が通らなければならない前記通路内にフィルタ手段がさらに配置 されている請求項1または20に記載の弁。
  48. 48.液体が通らなければならない前記通路内に配置されるフィルタ手段がさら に配置されている請求項39に記載の弁。
  49. 49.前記第1の部分に、前記開口部を通る際、前記第1の部分の弾性変形を助 ける後方開口が設けられている請求項45に記載の弁。
  50. 50.前記第1の部分は、前記第2の副室に入ると、前記リップに密封するよう に係合し、注射器の再使用を防止する請求項39または43に記載の弁。
  51. 51.協働して、可変容積作用室を形成する、相互作用するピストン及びシリン ダと、 前記作用室を含む、前記シリンダから延びて、針に通じる通路と、前記通路を横 切って延び、前記ピストンによって前記容積が縮小されると、注射される液体が 通過することになる多孔性の壁面と、前記通路内における前記壁面の後方位置に 配置される可溶性粉末から構成され、粒子サイズが、所定のサイズ未満まで小さ くなるか、あるいは、前記粉末が溶解するまで、前記多孔性壁面によって、前記 粉末が前記針に通るのが阻止されることを特徴とする注射器。
  52. 52.前記壁面がその前方位置で前記弁室を横切って延びる請求項51に記載の 注射器。
  53. 53.前記通路内に、注射器の再使用を阻止する請求項1〜50の任意の1つに 記載の弁組立体がさらに配置されている請求項51または52に記載の注射器。
  54. 54.協働して、可変容積作用室を形成する相互作用するピストン及びシリンダ と、 前記作用室を含む、前記シリンダから延びて、針に通じる通路と、前記通路内に 配置された、注射する液体が通らなければならない、注射器の再使用を防止する 弁手段とから構成され、前記弁手段に、前記通路を横切って延び、注射方向とは 逆の方向に液体が流れるのを阻止する第1の位置と、液体が前記弁室から前記針 に通るのを可能にする動作位置の間で移動可能な、リード手段が設けられている ことを特徴とする一回使用注射器。
  55. 55.前記弁手段が、全体に円筒伏の弁本体と、前記本体の前方に延びる円錐台 形部分からなり、前記円錐台形部分は、分割されて、閉位置と動作位置の間で弾 性によってたわむことが可能な、少なくとも2つのリード部材を形成する請求項 54に記載の注射器。
  56. 56.添付の図面を参照しながらここまで解説してきたものとほぼ同様の、一回 使用注射器用の弁。
  57. 57.針取付具を備えた一方の端部を終端とし、ほぼ円筒伏のキャビティを密閉 するシリンダ本体と、 前記キャビティ内に配置されたプランジャ・ヘッドを備えるプランジャと、プラ ンジャ・ヘッドが、前記キャビティ内から前記本体のもう一方の端部を通って引 き戻されるのを阻止する手段とから構成される注射器。
  58. 58.前記注射器が、一回使用注射器である請求項57に記載の注射器。
  59. 59.前記手段に、前記プランジャ・ヘッドが前記もう一方の端部に接近すると 、前記もう一方の端部に隣接した位置で前記キャビティの内側に突き出し、前記 プランジャ・ヘッドに係合する位置につく突出手段が含まれる請求項58に記載 の注射器。
  60. 60.前記突出手段が、第1と第2の位置の間で移動可能な爪であって、前記爪 は、前記第2の位置につくと、前記プランジャ・ヘッドが引き戻されるのを阻止 する請求項59に記載の注射器。
  61. 61.前記爪は、前記第1の位置につくと、前記プランジャ・ヘッドを前記もう 一方の端部に挿入し、前記キャビティ内に配置することができるようにする請求 項60に記載の注射器。
  62. 62.前記突出手段に、半径方向の内側に突き出すように変形する前記シリンダ 本体の部分が含まれている請求項59に記載の注射器。
  63. 63.前記突出手段が、前記プランジャ・ヘッドを前記もう一方の端部を通じて 前記キャビティ内に配置することができる半径方向の外側位置から、前記ブラン ジャ・ヘッドの引き戻しを阻止する半径方向の内側位置へ移動することのできる 、変形可能な突出部である請求項59に記載の注射器。
  64. 64.添付の図面を参照しながらここまで解説してきたものとほぼ同様の、一回 使用注射器。
JP3513808A 1990-08-29 1991-08-27 注射器用の弁 Pending JPH05503236A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2009 1990-08-29
AUPK200990 1990-08-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05503236A true JPH05503236A (ja) 1993-06-03

Family

ID=3774925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3513808A Pending JPH05503236A (ja) 1990-08-29 1991-08-27 注射器用の弁

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0497958A4 (ja)
JP (1) JPH05503236A (ja)
KR (1) KR920702238A (ja)
CN (1) CN1060217A (ja)
BR (1) BR9105889A (ja)
WO (1) WO1992004064A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014519381A (ja) * 2011-05-23 2014-08-14 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ネブライザ

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU3075992A (en) * 1991-12-05 1993-06-28 Med-Plastic Ag Disposable injection device
WO1993023099A1 (de) * 1992-05-19 1993-11-25 Med-Plastic Ag Injektionseinrichtung für einmalverwendung
AUPM871994A0 (en) * 1994-10-11 1994-11-03 Moore, Colin Campbell Marshall Mini syringe and carry case
KR100902784B1 (ko) * 2007-05-28 2009-06-12 김용무 필터장치 및 이를 구비한 주사액 주입장치
US8070721B2 (en) 2008-08-01 2011-12-06 Abu Dhabi National Industrial Projects Co. Auto-disable device for syringes
EP2153856B1 (en) * 2008-08-12 2016-01-13 Abu Dhabi National Industrial Projects Co. Auto disable device for syringes
WO2010105836A1 (de) 2009-03-19 2010-09-23 Csl Behring Gmbh Verbindungseinrichtung mit ventil welches durch den fluiddruck geöffnet wird
WO2012095679A1 (en) * 2011-01-11 2012-07-19 Abu Dhabi National Industrial Projects Co. Auto-disable safety syringe
EP2695629B1 (en) * 2011-04-08 2018-11-07 Zamart Co.,ltd Filter needle
CN105963828B (zh) * 2014-07-21 2019-01-01 李为松 一种静脉注射器针头
CN107469196B (zh) * 2017-07-31 2018-10-02 西安互邦过滤膜新材料科技有限公司 一种药液过滤器
DE102017217236A1 (de) 2017-09-27 2019-03-28 B. Braun Melsungen Ag Medizinische Injektionsvorrichtung
KR102086478B1 (ko) * 2017-12-26 2020-03-09 천건혁 재사용 방지 주사기
CN110236942A (zh) * 2019-06-28 2019-09-17 江苏迪沃生物制品有限公司 一种通用型自动切换精密配药器及其使用方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4332249A (en) * 1980-08-01 1982-06-01 Sherwood Medical Industries, Inc. Filter and valve assembly for hypodermic syringe
AU8076387A (en) * 1986-10-17 1988-05-06 Sterimatic Holdings Ltd. Improvements in or relating to syringes
WO1989003698A1 (en) * 1987-10-14 1989-05-05 Butler John H A Single use syringe
GB8812793D0 (en) * 1988-05-28 1988-06-29 Id Tech Ltd Single-use hypodermic syringe & adaptor therefor
FR2632190A1 (fr) * 1988-06-07 1989-12-08 Michaud Jean Dispositif interdisant la reutilisation d'une seringue et seringue incorporant le dispositif
AU5223490A (en) * 1989-04-11 1990-10-18 Philip William Burton Non reusable hypodermic syringe
EP0415867A1 (en) * 1989-07-03 1991-03-06 Fabersanitas S.A. Syringe-needle system for injections for a unique use

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014519381A (ja) * 2011-05-23 2014-08-14 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ネブライザ

Also Published As

Publication number Publication date
WO1992004064A1 (en) 1992-03-19
EP0497958A1 (en) 1992-08-12
EP0497958A4 (en) 1993-09-15
BR9105889A (pt) 1992-11-24
KR920702238A (ko) 1992-09-03
CN1060217A (zh) 1992-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100343297B1 (ko) 전방후퇴기구를갖는재사용불가능한의료기구
US6981963B2 (en) Pre-filled safety diluent injector
JPH05503236A (ja) 注射器用の弁
US6413237B1 (en) Hypodermic syringe with selectively retractable needle
US8100853B2 (en) Methodology for drug delivery device with sliding valve
US6221055B1 (en) Retractable dental syringe
DE69533811T2 (de) Hohlnadelapplikatoren für arzneien und ähnlichem
AU728880B2 (en) Pre-filled retractable needle injection device
US5226882A (en) Single-use syringe with non-retractable piston
EP2903663B1 (en) Injector apparatus
US6589209B1 (en) Safety syringe with retraction trunk
US6277102B1 (en) Hypodermic syringe system and method of manufacture
US8382713B2 (en) Drug delivery device and methodology
US20030199833A1 (en) Pre-filed retractable needle injection device
MXPA03007940A (es) Inyector de frasco de seguridad pre-relleno.
MXPA03008004A (es) Dispositivo medico de aguja retraible para inyectar fluido desde un cartucho prellenado.
JPH07509170A (ja) 注射器に関する改良点
WO2022006341A1 (en) System for safety syringe
AU2003204787B8 (en) Pre-filled retractable needle injection device
US11975176B2 (en) Devices and methods for syringes configured to reduce or eliminate residual volume
AU622875B2 (en) Single use syringe
AU2002247333A1 (en) Pre-filled safety diluent injector
AU8398691A (en) A valve for a syringe