JPH05502721A - 回転角度・ポテンショメータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 回転角度・ポテンショメータ 〔技術分野〕 本発明は、請求の範囲第１項および第２項の上位概念部分に記載した固定ハウジ ングに対する軸の回転角度を測定するためのポテンショメータに関する。

〔背景技術〕

この種の回転角度・ポテンショメータはドイツ連邦共和国特許第３８２２３１４ Ａ１号公報で公知である。このポテンショメータの場合、固定ディスクに少なく とも１つの円環状の抵抗軌道が配置されている。軸と共に回転する回転ディスク に２つの円環状のコレクタ軌道が互いに同心的に配置されている。抵抗軌道は互 いにずれている２つの抵抗・タップにおいて接触子に接続されている。各コレク タ軌道には接触子に接続されている集電シューが付属されている。

この種のポテンショメータの場合、一般に両コレクタ軌道の信号を接触子に継続 搬送するという問題がある。

この問題は公知のポテンショメータの場合、回転ディスクにまず半径方向外側コ レクタ軌道が半径方向内側に向いた突起を有する閉鎖円環として設けられること によって解決されている。次の工程として絶縁層が回転ディスクに設けられる。

この絶縁層はコレクタ軌道を部分的に覆い、表面的に突起から分離する。その後 ではしめて内側コレクタ軌道か絶縁層の上に、内側コレクタ軌道か外側コレクタ 軌道からおよび外側コレクタ軌道の半径方向内側に向いた突起から絶縁されるよ うに設けられる。

〔発明の開示〕

本発明の目的は、コレクタ軌道の製造工程および従ってポテンショメータ全体の 製造を簡単にし、ハウジングの中へのコスト的にを利で空間を節約した組立がで きるようにすることにある。

この目的は請求の範囲第１項および第２項に記載されたポテンショメータによっ て達成される。本発明のを利で目的に適った実施態様は請求の範囲の実施態様項 に記載されている。しかし本発明は各請求の範囲に記載の特徴事項に限定される ものではない。当業者において目的に合わせて各請求の範囲およびその各特徴事 項を簡単に組み合わせて実施することができる。

請求の範囲第１項に基づいて、外側コレクタ軌道は回転ディスク上に抵抗軌道の 半径方向外側範囲に配置され、内側コレクタ軌道は抵抗軌道の半径方向内側範囲 に配置され、接触子は固定ディスクに一体化されているソケットとして形成され ている。

このようにして、両コレクタ軌道を回転ディスクに同時に設けることができる。

抵抗軌道に弾性接触する２つの集電ンユーは簡単に内側ないし外側のコレクタ軌 道に、他方のコレクタ軌道を絶縁するが橋渡しする必要なしに、接続できる。更 にポテンショメータは非常に簡単に据え゛　付けてきる。これは例えばハウジン グの円筒状ボアの中に挿入される。その場合プラグはハウジングの開口を通して ポテンショメータに直接差し込まれる。

請求の範囲第２項の実施態様において、コレクタ軌道並びに抵抗軌道は固定ディ スクに配置されている。これよってすべての軌道は一回の作業工程で製造できる 。この実施態様は、ソケットとして形成された接触子が異なったポテンショメー タの場合に交換できるという利点を有する。

ソケットは従属請求の範囲に基づいて特に簡単に固定ディスクに固定クランプに よって結合できる。その場合固定クランプは、これが抵抗軌道あるいはコレクタ 軌道に直接接続されることにより、固定機能の他に接触個所の機能をも果たす。

少なくとも１つのソケットは、特別な絶縁を必要とすることなしに、抵抗軌道の 下側をくぐらせるために利用される。

固定ディスクにソケットを一体化することによって突出する接触子は避けられ、 従ってポテンショメータは簡単に例えば軸に対して同心的にハウジングに形成さ れた円筒状ボアの中に挿入できる。ハウジングにおいてソケットの範囲に接続開 口が設けられている場合、この接続開口を通してプラグが横にソケットの中に差 し込まれる。

ポテンショメータの軸方向長さを制限するために、ソケットを平行に一列に並べ て軸の軸線に対して垂直に、外Ｒ面に開口を有する固定ディスクに配置すること が目的に適っている。この場合プラグは、平行に一列に並べられた接続ビンを持 った手用プラグとして形成される。

以下図面に示した２つの実施例を参照して本発明の詳細な説明する。

Ｃ図面の簡単な説明〕 第１図はハウジングの中に入れられたポテンショメータの平面図、 第２図は第１図の■−■線に沿ったポテンショメータの固定ディスクの平面図、 第３図は第１図のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿ったポテンショメータの回転ディスクの 平面図、 第４図は第２の実施例におけるポテンショメータの固定ディスクの平面図、およ び 第５図は第２の実施例におけるポテンショメータの回転ディスクの平面図である 。

〔発明を実施するだめの最良の形ｔ〕

本発明に基づくポテンショメータの基本要素は、固定ディスク１および軸２と一 緒に回転する回転ディスク３によって形成されている。固定ディスク１には円環 状の抵抗軌道４か設けられている。抵抗軌道４は互いに１８０’ずれている２つ の抵抗・タップ５，６を有している。

固定ディスク１に２つの集電ンユー７，８が取り付けられており、これらの集電 ンユー７，８は回転ディスク３に互いに同心的に配置された２つの円環状のコレ クタ軌道１０，１．１に接触している。その外側コレクタ軌道］０は抵抗軌道４ の半径方向外側範囲に配置され、内側コレクタ軌道１１は抵抗軌道４の半径方向 内側範囲に配置されている。このようにして両コレクタ軌道１０゜１１間に、互 いに９０°ずらして配置された２つの集電ンユー１２．１３に対して十分な場所 が存在する。一方の集電ンユー１２は外側コレクタ軌道１０に接続され、他方の 集電シュー１３は内側コレクタ軌道１１に接続されている。両集電シュー１２． １３は抵抗軌道４に弾性接触している。

固定ディスク１にはソケット１４〜１７の形をした４個の差込み結合部が互いに 平行に一列に並べて軸２の軸線に対してほぼ垂直に配置されている。ソケット１ ４〜１７は固定クランプ１８によって固定ディスク１に結合されている。抵抗軌 道４の抵抗・タップ５は導体軌道２０を介してソケット１４に接続されている。

その場合ソケット１４の半径方向外側固定クランプ１８は、これか直接導体軌道 ２０に接続され従って導体軌道２０とソケット１４との間の接触個所を形成する ように形成されている。導体軌道４の抵抗・タップ６は丁度ソケット１５の範囲 に配置され、これによって抵抗・タップ６はソケット１５の半径方向外側固定ク ランプ１８を介してソケット１５に直接接触している。

外側コレクタ軌道１０に対する集電シュー７は導体軌道２］および固定クランプ １８を介してソケット１６に接触している。同じようにして集電シュー８は導体 軌道２２を介してソケット１７に接触している。その場合、導体軌道２２かソケ ット１７の半径方向内側固定クランプ］８に接触していることに注目されたい。

抵抗軌道４は固定ディスク１の不導体材料によってソケット１４〜１７から絶縁 されている。これは特にソケット１７に対して重要である。何故ならばこのソケ ット１７によって抵抗軌道４の下側をくぐるからである。これによって集電シュ ー８は固定ディスク１の外周面と接続される。

ソケット１４〜１７は、固定ディスク１の外周面に位置する開口を有している。

その固定ディスク１の外周面は開口の範囲が平坦にされている。ソケット１４〜 １７の開口はプラグ２４の接続ビン２３を受けるために使用される。プラグ２４ から信号配線２５が図示していない電源あるいは図示していない電子制御装置に 導かれている。

同じ作用は逆の差込み接続でも得られる。この場合、固定ディスク１に接続ビン が設けられ、プラグ２４にソケットか設けられる。

接触子をソケット１４〜１７の形に一体化することによって、固定ディスクは突 出部分のないコンパクトな円筒形になる。これによってポテンショメータは、こ れが全部ハウジング２７の円筒状ボア２６の中に嵌め込まれることによって、非 常に簡単に据えつけられる。それからプラグ２４かハウジング２７におけるソケ ット１４〜１７の範囲に位置する接続開口２８に差し込まれる。プラグ２４は接 続開口２８においてパツキン３０によってシールされている。ボア２６はパツキ ン３２を持ったハウジングカバー３１によって簡単に気密に閉じられる。

第４図および第５図に示されているポテンショメータの第２の実施例の場合、固 定ディスク１に抵抗軌道１０４の他に２つのコレクタ軌道１１０，１１１も配置 されている。コレクタ軌道１１０，１１１は抵抗軌道１０４の半径方向内側に位 置する範囲に存在する。抵抗軌道を同じ作用で両コレクタの半径方向内側範囲に あるいは両コレクタ軌道間に位置させることもできる。

抵抗軌道１０４は、第１の実施例（第２図参照）の抵抗軌道４と同じようなソケ ット１１４，１１５付きの抵抗・タップを有している。コレクタ軌道１１０，１ １１は半径方向突起１１０Ａ、ＩＩＩＡを介してソケット１１６．１１７に直接 接続されている。その場合、第１の実施例のソケット１７と同じように、ソケッ ト１１７によって抵抗軌道１０４およびコレクタ軌道１１０の下側をくぐらされ 、ソケット１１６によって抵抗軌道１０４の下側をくぐらされる。

抵抗軌道１０４の両コレクタ軌道１１０，１１１への接触は集電シュー１１２， １１３を介して行われ、それらの集電シュー１．１２，１１３はそれぞれ集電ン ユー１．０７，１０８に接続されている。集電シュー１１２゜１１３は例えば互 いに９０″ずらして配置され、抵抗軌道１０４に弾性接触している。集電シュー １０７゜１０８はそれぞれ両コレクタ軌道１１０，１１１の一方に弾性接触して いる。

符号の説明 １　固定ディスク ２軸 ３　回転ディスク ４．１０４　抵抗軌道 ５　抵抗軌道・タップ ６　抵抗軌道・タップ ７．１０７　集電シュー ８．１０８　集電ンユー １０．１１０　コレクタ軌道 １１０Ａ　突起 １１．１１１　コレクタ軌道 要　約　書 回転角・ポテンショメータ 軸（２）の固定ハウジング（２７）に対する回転角度を測定するためのポテンシ ョメータは、円環状の抵抗軌道（４）を持った固定ディスク（１）と、軸（２） と共に回転し２つのコレクタ軌道（１０，１１）が互いに同心的に配置された回 転ディスク（３）とを有している。

外側コレクタ軌道（１０）は抵抗軌道（４）の半径方向外側位置にあり、内側コ レクタ軌道（１１）は抵抗軌道（４）の半径方向内側位置にある。プラグ（２４ ）の抵抗軌道（４）およびコレクタ軌道（１０，１１’）への接続は、固定ディ スク（１）に一体化されているソケット（１４〜１７）を介して行われる。

第１図 国際調査報告 国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．固定ディスク（１）に少なくとも１つの円環状の抵抗軌道（４）が配置され 、軸（２）と共に回転する回転ディスク（３）に２つの円環状のコレクタ軌道（ １０，１１）が互いに同心的に配置され、抵抗軌道（４）が互いに１８０°ずれ ている２つの抵抗・タップ（５，６）において接触子に接続され、各コレクタ軌 道（１０，１１）に接触子に接続されている集電シュー（７，８）が付属されて いるような固定ハウジング（２７）に対して軸（２）の回転角度を測定するため のポテンショメータにおいて、 外側コレクタ軌道（１０）が抵抗軌道（４）の半径方向外側範囲に配置され、内 側コレクタ軌道（１１）が抵抗軌道（４）の半径方向内側範囲に配置され、接触 子が差込み結合体（ソケット１４〜１７）として形成され、差込み結合体（ソケ ット１４〜１７）が固定ディスク（１）に一体化されていることを特徴とする回 転角・ポテンショメータ。
2. ２．固定ディスク（１）に少なくとも１つの円環状の抵抗軌道（１０４）が配置 され、ディスク（３）が軸（２）と共に回転し、２つの円環状のコレクタ軌道（ １１０，１１１）が互いに同心的に配置され、抵抗軌道（１０４）が互いに１８ ０°ずれている２つの抵抗・タップ（５，６）において接触子に接続され、各コ レクタ軌道（１１０，１１１）に集電シュー（１０７，１０８）が付属されてい るような固定ハウジング（２７）に対して軸（２）の回転角度を測定するための ポテンショメータにおいて、 両コレクタ軌道（１１０，１１１）が固定ディスク（１）に抵抗軌道（４）に対 して同心的に抵抗軌道（１０４）の半径方向内側および又は外側に位置する範囲 に配置され、両コレクタ軌道（１１０，１１１）がそれぞれ接触子に接続され、 コレクタ軌道（１１０，１１１）に付属された集電シュー（１０７，１０８）が 軸（２）と一緒に回転するディスク（３）に配置され、抵抗軌道（４）に接触す る集電シュー（１１２，１１３）に接続され、接触子が差込み結合体（ソケット １１４〜１１７）として形成され、差込み結合体（ソケット１１４〜１１７）が 固定ディスク（１）に一体化されていることを特徴とする回転角・ポテンショメ ータ。
3. ３．差込み結合体（ソケット１４〜１７；１１４〜１１７）が、これを固定ディ スク（１）に取り付けるための固定クランプ（１８）を備えていることを特徴と する請求の範囲第１項又は第２項に記載のポテンショメータ。
4. ４．固定クランプ（１８）が、抵抗軌道（４）およびコレクタ軌道（１０，１１ ）を差込み結合体（ソケット１４〜１７；１１４〜１１７）に接続するために接 触個所として形成されていることを特徴とする請求の範囲第３項記載のポテンシ ョメータ。
5. ５．抵抗軌道（４；１０４）が、差込み結合体（ソケット１７；１１６，１１７ ）を少なくとも１つの内側コレクタ軌道（１１；１１０，１１１）に接続するた めに少なくとも１つの差込み結合体（ソケット１７；１１６，１１７）によって 下側をくぐらされていること、を特徴とする請求の範囲第１項、第２項、第４項 のいずれか１項に記載のポテンショメータ。
6. ６．ソケット（１４〜１７；１１４〜１１７）として形成された差込み結合体（ ソケット１４〜１７；１１４〜１１７）が、ハウジング（２７）におけるソケッ ト（１４〜１７；１１４〜１１７）の範囲に位置する接続開口（２８）に気密に 収容されるプラグ（２４）を受けるために形成されていることを特徴とする請求 の範囲第１項又は第２項に記載のポテンショメータ。
7. ７．ソケット（１４〜１７；１１４〜１１７）が互いに平行に一列に並べて軸（ ２）の軸線に対して垂直に固定ディスク（１）に配置され、固定ディスク（１） の外周面に位置する開口を有し、プラグ（２４）が、互いに平行に一列に並べて 配置された接続ピン（２３）を有する平形プラグであることを特徴とする請求の 範囲第６項記載のポテンショメータ。