JPH05502214A - 駆虫用非生ワクチン - Google Patents

駆虫用非生ワクチン

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JPH05502214A
JPH05502214A JP50990790A JP50990790A JPH05502214A JP H05502214 A JPH05502214 A JP H05502214A JP 50990790 A JP50990790 A JP 50990790A JP 50990790 A JP50990790 A JP 50990790A JP H05502214 A JPH05502214 A JP H05502214A
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マックギィルバリー,ダンカン ジェイムス
ヨング,ウェング クワング
リフキン,ジョージ ジェラルド
アドラー,ベン
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ダラテック ピーテーワイ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 駆虫用非生ワクチン 発明の分野 本発明は、ワクチン、特に動物用の駆虫用の非生ワクチンに関する。また、本発 明は、動物の治療方法に関する。
発明の背景 胃腸回虫(線虫)は、′NM及び人間において発見される寄生虫であり、また様 々な病気の原因である。胃腸回虫、特にオステルタギア・サーカムシンクタ(O stertagia circu+wcincta)の侵入は、特にオーストラ リアの冬季雨降地域及び世界中のその他のこれに類する気候の地域で、寄生虫に まる病気及び牧羊産業における生産性の低下の主要な原因となっている。196 0年代以降化学薬品の飲薬がこの胃腸回虫制御のために広範囲に使用されてきて いるが、結果としては、現在では飲薬に対する抵抗力を有する寄生虫が広範囲に 繁殖しており、この産業の生存可能性を脅カルでいる。効果的な駆虫ワクチンの 開発は、産業保全のための少ない代替方法の一つであると考えられている。
従来の技術者が駆虫ワクチンを開発してきているが、これらは、実用面において 満足できるものではないことが証明されている。このようなワクチンの1は、1 968年7月30日に与えられた米国特許第3,395.218号(シルバーマ ン)に記載されている。この発明では、感染線虫の第三期幼虫を水溶性の培養基 で組織親和期へ試験管培養し、その後に幼虫を除去し、使用した水溶性の培養基 を凍結乾燥することによって生成される非生ワクチンの製剤が説明されている。
同様に、】977年6月22日に与えられた英国特許明細書1580539では 、合成培養基において培養された感染性のテリンチネラ・スビラリス(Trin chinella 5piralis)又はハエモンカス・コントルクス(Ha e+5onchus contortus)いずれかの幼虫によって排出/分泌 された代j11抗原の製剤が説明されている。これらの抗原は、7.5pira lis及び鴫乳動物のその他の駆虫に対する経口ワクチンとして有用であると主 張されている。
バイオテクノロジー・オーストラリア・ビーティヮイ・リミテッドにJるPCT 出II (PCT/AU85100282号、国際公表1086102839号 )は、哺乳動物又は鳥類に寄生しない線虫種の懸濁、均等化又は抽出からなるワ クチンを記載している。この製剤は、哺乳動物及び鳥類に寄生する線虫種に対す るワクチン注射に有用であると主張されている。
これらの製剤は多くの興なった組織を含むものであり、従って抗原的に複雑であ る(アンダース、ハワード・アンド・ミッチェル、1982年)ということは現 在ではよく知られていることである。この従来技術による製剤に存在する多くの 抗原のうちで非常に少数のものだけが寄生予防免疫反応を促進できる可能性があ る一方、その多くは、概して駆虫の生存並びに/又は病気の原因となる病理学的 な病変の仲介及び生成の可能性を高めるものとなり得る、瑣末な又は寄生前の免 疫反応を誘発する。従って、このような混合物から生成されたワクチンは、その 後の攻撃侵入からの宿主を保護できないばかりが、ましてや効能のあるワクチン たり得ない。
数年来、回虫寄生に存在する特定の生理化学的特性と一致し、かつ宿主たる動物 を再侵入から保護する反応を誘発する固有の蛋白質又は蛋白質群の確認に向けて 多大な努力がなされてきた。トリコストロンギラス・コルブリフォルミス(Tr ichostrongylus columbrirorsis)の第三期幼虫 から抽出されたデスオキシコール酸ナトリウムに溶解する41キロダルトン、ト ロンボミオシン−分子様体は、免疫処理後のモルモットにおいて43ないし51 %の予防率を発揮することが示されている(オダネル、ディニーン、ウェイグラ ンド、レト、ワークマイスター・アンド・ワード、1989年)、この分子に関 して出願がなされた国際特許出Hw089100163号では、ヒツジ及びその 他の一乳動物も、この41キロダルトンの分子によって免疫処理されたときには 、寄生回虫の侵入から保護され得るという請求がなされている。最近の報告では 、脱皮した前記トリコストロンギラス・コルブリフォルミスの第三期幼虫の94 キロダルトンの排出−分泌産物がモルモットについて平均46%の予防レベルを 生ずることが主張されている(オダネル、ディニーン、ウェイグランド、レト、 ドフエイド、グランド・アンド・ワード、1989年)。但し、この後出の分子 のヒツジ及びその他の動物の予防能力は知られていない。
POT出!fi1088100835号(マン、E、A、)では、前記ハエモン カス・コントルクスの腸マイクロビリ(intθ5tinal 5icrovi lli)のプラズマ膜から分離培養された蛋白質の二重線(HlloD)が記載 されている。旧100は、約110キロダルトンの分子量を有し、またこの素材 は、動物にHIIODの成分又は旧00Dの蛋白質二重線全部を注射したときに 、ハエモンコシスに対して少年を保護すると主張されている。
但しこれらの報告すべてにおいて、各製剤において観察される保護は限界である 。すべての場合において、これらの分子は、当初粗性寄生虫製剤が分析されると きには最も卓越した蛋白質成分であると認められる。その他の寄生虫成分も存在 することは明かであって、これらの成分には、寄生虫製剤の主要成分の一部では ないが、免疫学的耐性が通常の感染によって誘発される場合における自然発生的 な宿主−寄生虫関係において通常観察されるものと同様のほぼ絶対的な保護を提 供する重要な役割を演するものが含まれている。後者の場合には、宿主は一連の 寄生虫蛋白質にさらされている可能性があり、従って、寄生虫が成長及び発達す るに応じて反応する。
従って、罹病性のある動物と比較して抵抗力のある動物の免疫構造にまって個別 に確認される寄生虫抗原を確認する必要性がある。これらの抗原は、予防抗原で あり、ヒツジ、畜生及びその他の家畜における線虫寄生感染に対するワクチンの 基礎を形成するものでなければならない。
よって、効果的な駆虫ワクチンの提供が本発明の目的である。
兄五五!監 本発明は、獣医学希釈剤又はその運搬体とともに、線形動物門、線虫綱、円形線 虫目に属する胃腸内線虫稽から抽出される5DS−PAGEによって決定される 約31キロダルトンの分子量の免疫学上効果的な量の蛋白抗原からなる駆虫用非 生ワクチンの1様式を提供する。
種は、前記オステルタギア・サーカムシンクタ、前記ハエモンカス・コントルク ス及び前記トリコストロンギラス・コルブリフォルミスからなるグループから選 択されることが望ましい。
さらに種は、前記オステルタギア・サーカムシンクタであることが望ましい。
さらに種は、前記オステルタギア・サーカムシンクタの第3幼虫期であることが 望兼しい。
抗原は、前記オステルタギア・サーカムシンクタの排出、分泌又は代謝産物であ ることが望ましい。
さらに、抗原は、前記オステルタギア・サーカムシンクタの細胞内、体細胞及び 展性抽出物であることが望ましい。
実施例では、抗原は、アルキル・フェノール・エトキシレート、特にイソ−オク チルフェノール・エトキシレートである。
さらに、抗原は、六炭糖のフェノール/硫酸評価分析によって測定される5ない し15%の糖成分を含むことが望ましい。
さらに、糖成分は、GG−質量分光測光法によって測定されるイノシトール、マ ンノース、ガラクi・−ス及びヘキソースアミンがら構成されることが望ましい 。
さらに、ワクチンは、アジュバント、特にサポニンから構成されることが望まし い。
選択的な様式において、本発明は、上記のワクチンの効果的な投与量を投薬し、 これによって免疫反応を引き出すことによって線虫寄生の発生に対する反婁動物 の治療方法を提供する。
反椙動物はヒツジであることが望ましい。本発明のワクチンは、反婁動物におい て最も高い経済的価値を有するが、その他の咄乳動物においても有用である。
前記ワクチンの少投与量の投薬からなる手段が望ましい。
投与レベルは、前記抗原又はその個別成分の400μgを下回るレベルが望まし い。
本発明に町る多くの異なった分子から構成される蛋白質抗ぶの分子量は、約31 キロダルトンである。分子量の好適な測定方法は、10%の硫酸ナトリウム・ド デシル(SDS)と混合されたポリアクリルアミド・ゲルを使用するラエムリ( 1970年)の方法である。この技術は、±1000ダルトンの一貫した結果を 提供することが判明しているが、分子量が2000ダルトン以上の変化を示す可 能性があることが理解されるべきである。ゲル分別研究において、蛋白質抗原が 蛋白質の二重線であり得るとの証拠がある。蛋白質抗原の用語は、広範囲に使用 されており、かかる用語は、ゲル分別の成分として糖蛋白質を含む。
本発明の蛋白質抗原は、約31キロダルトンの同様の分子量を有する蛋白質の混 合物によって構成されていると考えられている。かがる蛋白質は、二次元的5D S−ポリアクリルイミド・ゲル電気泳動によって異なった外見p1値を有する少 なくとも10個の成分に分別できる。
本発明によるワクチンは、非経口的手段又は経口的手段によって投薬できる。
さらに、ワクチンは、前記オステルタギア・サーカムシンクタ、前記ハエモンヵ ス・コントルクス、トリコストロンギラス・コルブリフォルミス及びその他の線 虫橿から構成されるグループから得られる分子に町って構成されることが望まし い。前記蛋白質抗原に関連しないその他の分子も、反餐動物における予防免疫反 応を誘発でき、またこのようなその他の分子と蛋白質抗原又はその成分からなる カフテール・ワクチンも有効なワクチンとなり得る見込みがある。
本発明は、実施例においてさらに説明される。
区亘Ω!皇旦且」 添付される図面は、5DS−PAGE及びイムノプロット(imlunoblo t)プロファイルの複製(図1ないし5及び8)、免疫染色がなされた駆虫部分 の顕微鏡写真(図6及び7)、ヒツジのELISA抗体反応(図9)及び免疫ヒ ツジと対照ヒツジとの間の糞中の非排出の比較(図1.0)である。
図1は、前記オステルタギア・サーカムシンクタの第三期感染幼虫及び成虫のト ライトンX−100超音波処理物の蛋白質及び抗原プロファイルを表している。
蛋白質プロファイル(レーンA及びC)は、5DS−PAGE分離後にクーマシ ー・ブリラント・ブルー(Coo*assie Br1llant Blue) の染色によって現れている。抗原プロファイル(レーンB及びD)は、イムノプ ロット技術(材料及び手段の項参照)によって前記オステルタギア・サーカムシ ンクタの感染を受けたヒツジから集めた血清を使用して表されている。左余白の 数字は、千単位で表示された分子量基準である。
図2は、実験的に感染させた抵抗力のあるヒツジ(レーンA及びB)、感染した 罹病性のあるヒツジ(レーンC及びD)及び感染していない駆虫のついていない ヒツジ(レーンE及びF)からの血清を使用した前記オステルタギア・サーカム シンクタの第三期(レーンB、 D及びF)及び成虫(レーンA、C及びE)か らのトライトンX−100超音波処理物における抗原のイムノプロット識別を表 している。抵抗力のめるヒツジからの血清によって現れた第三期幼虫抽出物から の強く斑点のついた3 1 kDa分子(矢印)に留意されたい。左余白の数字 は、千単位で表示された分子量基準である。
図3は、クーマシー・ブリラント・ブルーで染色した後の、10%(レーンA) 及び15%(レーンB)SDS−PAGEゲルにおける前記オステルタギア°サ ーカムシンクタ第三期幼虫の31キロダルトン(kDa)蛋白質抗原(OC31 )のプロファイルを表している6 15%ゲルでの分離後のこの蛋白質の二重線 の外観に留意されたい。蛋白質の二重線は、特異性0C31ウサギ抗血清(レー ンC)を使用したイムノプロットによって現れる非常に密接に結合する抗原性帯 からなる。分子基準は、(kDa)で示されている。
図4は、イムノプロ・ント技術によって検出される実験的な感染後の抵抗力のあ るヒツジにおける3 1 kDa蛋白質抗原(OC31,)に対する抗体の出現 を表している。
図5は、イムノプロット技術によって検出される前記オステルタギア・サーカム シンクタ第三期幼虫のトライトンX−100抽出物における0C31分子の抗原 性における蛋白質分解酵素K又は過ヨウ素酸塩酸化処理の効果を表している。各 処置の左側のレーンは、それぞれの処置を行わない場合の抽出物である。
図6は、間接的な蛍光による抗体染色技術を使用した蛋白質抗原OC31の局在 を表している。前記オステルタギア・サーカムシンクタの第三期幼虫の横径部分 は、0C31に対して特異性ウサギ抗血清に反応し、超過した抗体を除去するた めにこれを洗浄し、その後に反応は、フルオレスセインと結合した抗ウサギ免疫 グロブリン抗血清に−って検出される。イメージは、共焦イメージング・システ ムによるレーザー走査顕微鏡を使用して得られたものである。フルオレスセイン の中間的な位置に注目されたい。目盛りは3μmである。
図7は、免疫電子顕微鏡写真を使用した、蛋白質抗原OC31の局在を表してい る。
a、0C31特異性ウサギ抗血清及び蛋白質Aゴールド・ラベル共役によって反 応した蔚咽頭部分からとった第三期オステルタギア・サーカムシンクタの横径部 分。食道の三放線のルーメン及び濃く染色された分泌器官に注目されたい。目盛 りは3μmである。
b、 濃く染色された分泌小器官(矢印)1個の高倍率拡大図。目盛りは3μm である。
図8は、前記トリコストロンギラス・コルブリフォルミス(レーンB)及び前記 ハエモンカス・コントルクス(レーンC)の第三期幼虫のトライトンX−100 抽出物に存在するが、トクソカラ・カニメ(Toxocara canis)  (レーンD)の第二期幼虫には存在しない、第三期オステルタギア・サーカムシ ンクタ(レーンA)の優勢な31kDa分子OC31(矢印)を示した、抵抗力 のあるヒツジ血清において探査され、かつ蛋白質Qi25J(アマ−ジャム)を 使用して発育したイムノプロットの自発放射能写真を表している。
図9は、免疫ヒツジと対照ヒツジとの間のELI SA抗体反応を表している。
図10は、免疫ヒツジと対照ヒツジとの間の糞中の線虫卵排出量を表してし)る 。
扛粁及l工n a、IF生虫素材 この研究に使用される前記オステルタギアーサーカムシンクタ菌株は、1984 年からハミルトン所在のリージョナル・ベテリナリー・ラボラトリ−(Regi onal Veterinary Laboratory)において保管されて いたものである。これは、ウェスタン・ビクトリアで飼育された、自然感染を受 けたヒツジから取得したものである。生きた約600匹の前記オステルタギア・ サーカムシンクタ雌雄成虫が剖検でこのヒツジから回収され、手術によって駆虫 のなt)状態のヒツジの皺胃に移植された。寄生虫のライフサイクルは、4か月 毎に駆虫のいない子羊による新鮮な伝染性幼虫(L3)の連続的な継代接種によ って維持された。寄生虫素材の生産に使用された子羊すべては、高架のワイヤー 底の檻を使用した駆虫のいない環境の室内で誕生し、かつ飼育されたものである 。子羊は、生後3−6か月の時点で食道挿管法によって、前記オステルタギア・ サーカムシンクタL3の感染を受けている。線虫卵の生産において、雄子羊は、 −日おきに約50,000個のL3の投与を3回行って感染している。プレパテ ントの期間(pre−patent period)後の線虫非回収のために糞 が回収された。、L3は、卵の前止及び約10日間における試験管内での幼虫の 培養後に取得されてたものである(デンハム、1969年)。前記オステルタギ ア・サーカムシンクタ成虫は、感染の約10日後に剖検されたこれらの動物の粘 jllI掻爬から回収されたものである。第四期(L4)及び第五期(L5)の 幼虫は、前記オステルタギア・サーカムシンクタL3約600.0CIO個の投 与を1回行って感染し、感染のそれぞれ5ないし10日後、及び15ないし20 日後に剖検された雌少年の皺胃消化物から得られたものである(バーリック、1 956年)。
h、 抗原の抽出 抽出緩衝剤は、塩化ナトリウム150mM、フェニルメチルスルファニル弗化物 (シグマ、アメリカ合衆国)2mM、EDTA(シグマ、アメリカ合衆国)1、 mM、L−1−トシルアミド−2−フェニルチチルクロローメチル°ケトン(シ グマ、アメリカ合衆国)50μg / m l及び2−p−トシル−し−リジン ・クロロメチル・ケトン(シグマ、アメリカ合衆国)25μs/ml(クラーク 、フィリップ・アンド・パークハウス、1982年、シンプソン、ジエームズ・ アンド・シャー、1983年)を含むpH8,0のトリス−塩酸10mMであっ た。界面活性剤は、以下の濃度で個別に加えられた。双性イオンーエンピゲン( Ewpigen) B B −A U (1% v/v) (アルフライト・ア ンド・ウィルソン、オーストラリア)及び3−3−コラミドプロピル−ジメチル アンモニア−1−プロパン−スルフォネート(CHA P S ) (0,25 % w/v) (シグマ、アメリカ合衆国):陰イオン−デスオキシコレート・ ナトリウム(1% w/v)(シグマ、アメリカ合衆国)、N−ラウロイルサル コシン(1% W/V)(シグマ・ アメリカ合衆国)及び硫酸ドデシル・ナト リウム(SDS)(1% v/v) (B D Hケミカルズ、英国);陽イオ ン−臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)(0,5W/V)(シグマ 、アメリカ合衆国)、並びに非イオン−トライトンX−100(1%V/V)  (イソ−オクチルフェノールエトキシレート[10ユニ・ント1)〔トライトン は、ローム°アンド・八−ス・カンパニーの商標である1(ボーリンガ−・マン ハイム、西ドイツ)及びノニデット(Nonidet)P−40(0,20%  v/v)(シグマ、アメリカ合衆国)(ブリッチャード、クロウフォード、デユ ース・アンド・ペンテ、1985年)。幼虫(10,000)又は蝙虫成虫(1 00)は、pH7,4のリン酸緩衝生理食塩水(PBS)10mMで3回洗浄し 、適切な界面活性剤が含まれている抽出緩衝剤0.5mlを加える。前記オステ ルタギア・サーカムシンクタの対照超音波処理物には、界面活性剤を含めない。
部分標本を顕微鏡で横歪したときに40%を超える駆虫が破壊された場合には、 21μmの較差で、それぞれ30秒間摂氏4度の温度で10ないし15回サンプ ルを超音波処理した。その後超音波処理物を、摂氏4にの温度で1晩放置し、3 0秒間渦動し、また10.000gで3分間遠心分離する。それぞれの上澄みの 蛋白質容量が、基準として牛血清蛋白素(BSA)を使用したブラッドフォード の手段(1976年)によって決定された。
C9ゲル電気泳動及びイムノプロット工程蛋白質容量(25μg/ウェル)にお いて標準化されたサンプルは、ラエムリ(1970年)の不連続緩衝システムを 使用して、1.5mm、10%(又は15%)SDSポリアクリルアミド・ゲル (SDS−PAGE)において電気泳動させた。80mAの一定の電流での3. 5時間の電気泳動の後、ゲルは、68:25ニアの割合の水:イソプロピルアル コール:酢酸(V/V)中で0.25%クーマシー・ブリラント・ブルーR−2 50(BDHケミカルズ、英国)によって染色されるか、又はトウビン、ステー ヒリン・アンド・ゴートン(1979年)の緩衝剤(l/2に希釈されている) を使用して60ボルトで3時間トランス−プロット・セル(パイオーラド・ラボ ラトリーズ、アメリカ合衆国)中で0.45%mニトロセルロース膜(シュレイ バー及びジュール、西トイ゛ソ)(こおいて電気プロ・ントを受けている。その 後に、ニトロセルロース族は、最初に、20分間、トリス**生理食塩水中でト つイーン20 (Tween 20) (シグマ、アメリカ合衆国)(バッチイ ガ−、ニューホール・アンド・ジ′ヨーンズ、1982年)0.05%を含む5 %のスキム・ミルクでブロックすることによって免疫染色されている。ヒツジの 血清、抗体親和的に精製されたウサギの抗ヒツジ免疫グロブリン(カークガード ・アンド・ベリー・ラボラトリーズ・インク、アメリカ合衆国)及び過酸化酵素 結合したウサギの抗ヒツジ免疫グロブリン(パイオーラド・ラボラトリーズ、ア メリカ合衆国)は、ブロッキング緩衝剤中で適切に希釈され、かつ連続的に摂氏 37度の温度で2時間プロットによって培養される。プロットは各培養後、ブロ ッキングミS剤を10分ごとに4回交換して洗浄され、4−クロロ−1−ナフト ール(シグマ、アメリカ合衆国)によって発現される(ホークス、ナイデイ・ア ンド・ゴートン、1982年)。必要な場合には、プロットは、過ヨウ素酸10 mM(BDHケミカルズ、英国)(ウッドワード、ヤング・アンド・ブラツドグ ・ンド、1985年)又はPBS中に100μs / mの濃度のトリチラチウ ム・アルブン(Tritirachiu寵albu■)蛋白質分解酵素k(蛋白 質分解酵素タイプ XI、シグマ、アメリカ合衆国)のいずれかで、ブロック段 階の前に摂氏37度の温度で24時間処理される。
二次元的電気泳動は、オファレル(1975年)の手段で実行された。第一次元 において、pH5ないし7及びpH7ないし9の両性電解質の1対1の混合物を 使用して、ガラス管内で等電点電気泳動が実行された(ファーマシ乙つツブサラ 、スウェーデン)。13%アクリルアミド・スラブ・ゲルを使用した5DS−P AGEが第二次元について使用暴れた。ゲルは、50%(V/V)メタノール及 び10%(v/v)酢酸中の0.05%v/vクーマシー・ブルーR250にお いて200分間置及び定着がなされ、5%メタノール及び7%酢酸で脱色され、 その後に放射能写真撮影前に真空状態で乾燥された。
d、 ゲルの銀染色 ときには、電気泳動ゲルを、モリセー(1981年)の手段で銀染色した。簡単 に説明すると、ゲルを、H2O中で濯し、メタノール50%(酢酸10%固定剤 )に3分間置く。メタノール5冗/#酸7%溶液に5分間浸した後に、ゲルを、 10%グルタルアルデヒドで30分間処理する。H2Oでさらに洗浄した(30 分間)後に、ゲルを、新鮮な0.1%AgN0sJ液に30分間浸し、その後に H2Oで1回、また現偉溶4(3%Na2COg、0,05%ホルマリン)で2 回濯する。その後にゲルを、必要な染色強度が得られるまで現像溶液で染色する 。反応停止は、クエン酸(現像8Iloomlあたり5m1)を2.3M加える ことによって行った。
e、 オステルタギア・サーカムシンクタ蛋白質抗原0C31の精製蛋白質抗原 0C31は、15%5DS−PAGEゲル上での予備的電気泳動によって精製さ れた。簡単に説明すると、幼虫溶解質を15%5DS−PAGEゲルで分離した 。蛋白質抗原0C31を含むゲル帯が摘出され、室温で10時間PPBS中おい て培養することによって、蛋白質を抽出した。蛋白質含量及び31 kDa抽出 物の純度は、別の5DS−PAGEゲル上で再び電気泳動された後にクーマシー ・ブルー及び銀染色することによって評価した。
r、 ヒツジ血清 前記オステルタギアーサーカムシンクタによって単一細菌感染したヒツジからの 血清は、前記のように前記オステルタギア・サーカムシンクタに対して抵抗力の あるもの又は罹病性のあるものとして特別に飼育された22頭から回収されたも のである(リフキン・アンド・ヤン、1984年)。簡単に説明すると、これら の動物は、蝙虫のない状態で室内で誕生し、かつ飼育され、生後6か月の時点で 、試験管中の顕微鏡的全血培養テスト(リフキン・アンド・ヤン、1984年) における粗製L3オステルタギア・サーカムシンクタ抗原製剤に対するリンパ球 胚子発生反応について評価分析を受ける。その後にこれらの動物は、合計60, 000個のL3 オステルタギア・サーカムシンクタの感染を受けた。線虫卵排 出量が感染の3−s間抜から測定され、成虫体合計を、感染の10週間後の死後 に回収した。22頭のヒツジのうち11頭が、高リンパ球胚子発生率(S、1. >2.01、低平均卵数(糞1g当たり卵数>200)及び低酸虫体合計(>3 0C)を有していたことに2つ「抵抗力がある」ものとして指定された。「罹病 性がある」ものとして指定された残りの11頭のヒツジは、低リンパ球胚子発生 率(S、1.>1.2)、高平均卵11i(j[1μ当たり卵数> 1,500 )及び高酸虫体合計(>1,000)を有していた(ヤン・アンド・リフキン、 1986年)。陰対照物において、蛎虫のない感染していない生後6か月のヒツ ジ9頭から血清を取得し、かつ集めた。血液サンプルすべては、シリコン皮膜バ キュテーナー・チューブ(ベクトン・デイキンソン、アメリカ合衆国)において 回収され、凝塊からの分離後に、血清を摂氏20度の温度で貯蔵した。
g、FPLCプロファイリング 精製された蛋白質抗原0C31、約300mgを、トリス100mM(pH8゜ 0)中で、1%v/v SDS、DTTI OmMが介在する中で600分間置 58度まで還元される。周囲温度まで冷却した時点で、ヨードアセトアミドを最 終的な濃度が22mMになるまで加え、かつカルボキシアミドメチル化を室温で 15分間続けた。1ないし2%(w/w)まで蛋白酵素を加え、混合物を、アセ トン体積10中で摂氏−20度の温度で(18時間)沈澱した(アリスター、B DH)。球形になった素材は、酸−エタノールを2回交換して洗浄し、またエタ ノールで1回洗浄する。球粒は空気乾燥して、かつ適切な緩衝剤で溶解する。ト リプシン消化物の場合には、CO31球粒は、1%v/v トリメチルアミン( pH8,0)200μmで溶解し、さらに7μgのトリプシン(ウオーシントン 、フリーホールド、アメリカ合衆国)を加える。消化が摂氏37度の温度で1夜 中に生ずる。キモトリプシン消化物は、0.1M NH4HCOspH7,8( CO2)200μ及びキモトリプシン10μg(ウオーシントン)を加えること によって調合され、蛋白質分解を摂氏37度の温度で4時間にわたって行った。
消化停止は、摂氏−20度で貯槽に町って行った。
続いて生ずるペプチドは、FPLCシステム(ファーマシア)が主張した有機/ 水性勾配を使用して、逆相クロマトグラフィーによって分離した。完全な消化物 は、主として46分間適用されるpH4,0のアンモニウム蟻酸塩(C02)1 5ないし20mMにおける0−92,5%v/vアセトニトリル(AcN)勾配 によって、Pro PRC: 5/10 CI/c8逆相カラム(ファーマシア )上で溶解した。
溶出は214μmで測定された。
h、 免疫蛍光ラベリング L3 オステルタギア・サーカムシンクタの厚さ5ないし10νmの低温槽部分 を、アルコール洗浄されたスライド上に封入し、かつアセトンに5分間浸すこと によって固着した。摂氏37度の温度で5分間乾燥した後に、この部分を、湿度 調節がなされた箱の中で、摂氏37度の温度で1時間、ウサギの抗0C31抗血 清50μlで培養した。この部分は、リン酸緩衝生理食塩水(P B S )で 3回洗浄し、1/10に希釈された蛍光抗ウサギ免疫グロブリン(ウェルカムP /L、ベラケンハム)50μmで、摂氏37度の温度で30分間培養し、レーザ ーシャープIZ R,C−500スキャニング・マイクロスコープ(バイオ・ラ ド・ラボラトリーズ・ビティワイ・リミテッド、オックスフォードシアー、英国 )による検査のためにPBS−グリセロール(1対9)に封入する前に、PBS で再び洗浄した。
i、 免疫電子顕微鏡検査 L3 オステルタギア・サーカムシンクタは、2%バラホルムアルテヒド及び0 .5%グルダルアルデヒドにおいて固着し、連続的なアルコール濃度(30,5 0,75,95及び100%)で脱水しく3ないし5分間)、かつLRホワイト 脂削(ティムズ、1986年)で浸潤した(室温で2時間)。切片(60%m) は、回転性超薄切片法(レイシャートーニング、オーストラリア)によってダイ アモンド刀で切断されており、標本は、フオームバー膜の金(400メツシユ) グリッド(バイオ・ラド・ラボラトリーズ・ビーティワイ・リミテッド、オック スフォードシアー)上に拾い上げられる。切片は、室温で、30%mにつき、ウ サギの抗0C31抗血清(115希釈液)で培養し、洗浄し、その後に再び金ラ ベル蛋白質A(シグマ・ケミカル・カンパニー、アメリカ合衆国)5nmの1/ 20希釈液で5分間培養し、その後にPBS中の2.5%グルタルアルデヒドで 10分間、飽和した水溶性酢酸ウラニルで5分間、また最後にクエン酸鉛によっ て3分間連続的に処理する。そして、切片を、1.2MNaOH及び水で洗浄し 、乾燥し、かつ電子gJ微鏡で検査する(ジョエルJEM 1005、日本国) 。
結−一一里 った に っ た 口・・ 抽出緩衝剤へ界面活性剤を添加した結果、通常、界面活性剤なしで抽出された超 音波処理物と比してL3及び成虫の前記オステルタギア・サーカムシンクタから の蛋白質の収量は高い(表1)。L4(p<0.01)及び成虫(p<0.02 5>からの同一の抽出条件のもとて最も高い蛋白質収量を示した界面活性剤は、 トライトンX−100であった。同様に、CHAP、N−ラウロイルサルコシン 及びCTABによるL3及び成虫の前記オステルタギア・サーカムシンクタの超 音波処理物からの蛋白質の抽出も、トライトンX−100を下回る効果を示した (データは示されていない)a前記オステルタギア・サーカムシンクタのL3( 図1、レーンA)及び成虫(図1、レーンC)のトライトンX−100超音波処 理物の5DS−PAGE分析によって、寄生虫のこれらの二通りのライフサイク ル段階において蛋白質プロファイルのいくつかの差異が発見された。しかしなが ら、感染ヒツジの前記オステルタギア・サーカムシンクタから集めた血清を使用 したイムノプロット分析によって、L3(図1、レーンB)において認識される 抗原が成虫(図1、レーンD)の抽出物において認識される抗原を上回ることが 発見された。
「 ′ の ヒツジか の に って れて免疫学及び寄生生学の両方のパラメ ーターから本寄生虫に対して抵抗力を有すると確認されているヒツジの血清によ って区別されて確認される前記オステルタギア・サーカムシンクタ抗ぶが存在す るか否かを決定するために、L3 オステルタギア・サーカムシンクタのトライ トンX−100抽出物中の抗原が、抵抗力のあるヒツジ11頭及び罹病性のある ヒツジ11頭からの血清によって探査された。
L3抽出物からの31キロダルトン(kDa)の主要な抗原性帯が、抵抗力のあ るヒツジの11の血清のうち8個における抗体によって確認された(図2、レー ンb)。
S染抜数回出血している、実験的に感染を受けた抵抗力のある動物において、3 1 kDa抗厚帯に対する抗体は、早くて感染の32日後に血清中に出現し、か つ少なくとも感染の70日後兼で生存した(図3)。他方、罹病性のあるヒツジ の11の血清のうちこの抗原帯に反応したのは2個だけであり、反応の強度はは るかに弱く、また抵抗力のあるヒツジの血清と比べて、感染の70日後の死後も こ動物力蔦ら取得した血清によって検出された(図2、レーンD)。この31  kDaFA原帯は、駆虫のない感染していないヒツジから集めた血清には反応し なかったく図2、レーンF)。
表」一 様々な界面活性剤を使用して抽出した 前記オステルタギア・サーカムシンクタからの蛋白質収量界面活性剤 感染を受 けた幼虫 成 虫(ug/ul) (ug/ul) トライトンX−1000,57+、 0.16’ 0.69 ±0.2]lエン ビゲンBB−AU 0.22±0.17 0.49±0.15デスオキシコレー ト・ナトリウム 0.18±0.25 0.16±0.19ノニデツト P−4 00,40±0.12 0.49±0.21SDS O,10±0.11 0. 60±0.16界面活性剤なし 0.1】±0.07 0.09±0.122値 + >0.01 >0.025 *は、7回の実験からのデータの±標準偏差を意味する。
上は、4回の実験からのデータの士標準偏差を意味する。
十 平方平均の分析を使用して統計的分析を行った。
ユニ瓦mlん先住ユニ 10%5DS−PAGEにおける3 1 kDa抗原素材は、非常に広し)帯状 であり、また時折特定の実験において密接に結合した二1lIlの形状を有する 。この素材の二重奇形横様の確認は、15%アクリルアミドを含む溶解度の高u )S D S −P AGEゲルにおいて幼虫抽出物を分離し、かつ分離した蛋 白質をクーマシー°ブルーで染色するか又は上帯及び下帯におけるニトロセルロ ース膜上で電子プロットした後にヒツジの抗血清によって蛋白質を探査すること によって得られた(r:M4)。
還元し、かつS−カルボキシルメチル化した蛋白質のトリブチイック消化物のF PLCプロファイルは、2個の帯が密接に関連していることを確認するものであ る。
蛋白質の二重線である0C31は、炭水化物の銀染料(これは、糖蛋白質である ことが望ましい)によって容品に染色できる。但し、0C31の糖容量は、六炭 糖におけるフェノール/硫酸評価分析によって示される分子複合体合計の5なし 1し15%にすぎない。GC質量の分光測光法による分析によって、炭水化物成 分中のイノシトール、マンノース、ガラクトース及びヘキソースアミン残基の存 在が確認された。さらに、ボーリンガ−のグリカーゼ(g Iycan)検出キ ット(ボーリンガ−・マンハイム、西ドイツ)によって、グリカーゼ検出キット がイムノプロットにおいて使用されたときに、グリカーゼの存在が発見された。
蛋白質分解酵素K及び過ヨウ素酸塩酸化処置のいずれも、ペプチドによって通常 与えられるもの以外のエビトドピック(epitopic)構造の存在を示唆す る0C31の免疫学的活動を破壊するものではなかった(図5)。
L3製剤における検出とは別に、蛋白質二重線OC31抗原は、前記オステルタ ギア・サーカムシンクタのL4、L5及び成虫のトライトンX−100超音波処 理物においては発見されていない(図2、レーンA)。
前記オステルタギア・サーカムシンクタの感染を受けたヒツジの血清によって探 査されたL3 オステルタギア・サーカムシンクタの抽出物は、前記オステルタ ギア°サーカムシンクタの成虫のものよりもより免疫反応が高ム1(図1)。こ れらの発見とは対照的に、メイラエル、メージ・アンド・オグリビー(198, 3年)は、幼虫段階と比較して、ニボストロンギラス・ブチシリエンシス(Ni ppostrongylus brasiliensis)成虫が、免疫血清に よって確認される最も多量の抗原を有していると報告している。パークハウス・ アンド・クラーク(1983年)も、L3において主要な抗原のいくつかを、ま た多くの抗原をTrichinella 5piralisの免疫沈澱物に発見 している。従って、線虫によって引き出される優勢抗体反応が段階特異的であり 、また最も免疫的な8階は線虫によって興なるように思われる。
ユΩユ上立亙五 蛋白質抗原0C3Lの内部分布は、ウサギの抗0C31抗体及び蛍光抗ウサギ免 疫グロブリンによって免疫染色されたL3 オステルタギア・サーカムシンクタ の低温槽部分において観察された。内皮及び皮下層の両方が非蛍光部であり、容 易に見ることができた(図6)。蛍光の原因である構造をさらに定義するために 、L3 オステルタギア・サーカムシンクタの連続的な部分を、免疫染色後に電 子顕微鏡で検査した。電子緻密金粒子の特異沈着が、幼虫の前咽頭部分から採集 された横縁部分の「分泌器官」においてみられた(図7)。普通のウサギの血清 にさらされていたし3 前記オステルタギア・サーカムシンクタのこれに類する 部分においては、金粒子は検出されなかった。
分泌器官に対する免疫金ラベルの内部的な位置は、特異性の高いものであり、か つ繁殖可能なものである。0C31の生物的な機能は知られていないが、食道腸 における分泌器官は、食道の口径を通じて排出を行うと考えられる(リー、19 68年、1970年)。分泌器官における0C31の位置測定によってさらに、 これらの分子が幼虫によって排出/分泌され得ると示唆される。L3 オステル タギア・サーカムシンクタの代謝ラベリング及び排出/分泌材料の免疫沈澱分析 によって、0C31がおそらく排出/分泌産物であろうとの証拠が提供された。
生きた蝙虫によって分泌されるその他の低分子量の抗原について記述がある(ラ イトオウラーズ・アンド・リカルド、1988年)。
αΩ旦土n厘ゑ崖 蛋白質抗原0C31がL3 オステルタギア・サーカムシンクタ独特のものであ るか否かを決定するために、その他の線虫種の感染幼虫段階のトライトンX−1 00抽出物が前記オステルタギア・サーカムシンクタにまる感染を受けた抵抗力 のあるヒツジの血清で探査された。図8は、抵抗力のあるヒツジの血清によって 探査され、かつ蛋白質GI2SJ(アマーシマム)を使用して発育されたイムノ プロットの放射能写真であり、優勢な31 kDa帯が前記トリコストロンギラ ス・コルブリフォルミス(レーンB)及び前記ハエモンカス・コントルクス(レ ーンC)の第三期幼虫のトライトンX−100抽出物に存在するが、前記トクソ カラ・カニメの第二期幼虫(レーンD)においてはっきりと示されていない、第 三期オステルタギア°サーカムシンクタ(レーンA)の分子群(矢印)であるこ とを示している。
0C31抗原(図8、レーンA)は、前記トリコストロンギラス・コルブリフォ ルミス(図8、レーンB)及び前記ハエモンカス・コントルタス(図8、レーン C)の感染性幼虫の抽出物に存在するが、前記トクソカラ・カニメ(図8、レー ンD)には存在しないことが判明した。特異性のあるウサギの抗0C31血清に おいても同様の結果が得られた。寄生線虫の特定の種に誹る特定の免疫反応の刺 激がその他の線虫種による感染から宿主を保護し得ることが立証されている。例 えば、ブランチヤード・アンド・ウェスコツト(1985年)は、前記オステル タギア・サーカムシンクタによる事前感染が少年の前記ハエモンカス・コントル クス感染に対する抵抗性を向上することを最近になって示している。これらの所 見が非特異構造の刺激によるとすることが可能である一方、0C31は、ヒツジ のその他の胃腸線虫種に対する予防免疫反応に関与する重要な交叉反応又は共通 性を有する抗原であると言っても良い。ミルナー、ビール・アンド・オーワット (1987年)は、前記トリコストロンギラス・コルブリフォルミスと前記オス テルタギア・サーカムシンクタの抗原との間には著しい相同関係が有り得ること を指摘し、検出される蛋白質の過半数が各種に町って共有されていると述べてい るが、有意義な比較を行うための特定の抗原を特別に認識していない。
の ン a、実験計画法 誕生時点から駆虫のない環境の室内で飼育された生後6か月の少年11頭を、蛋 白質抗原0C31に対する前免疫ELISA力価に基づいてそれぞれ処置群(N =8)及び対照群(N=5)に無作偽抽出した。
処理群は、キルAアジュバント(ハークロス・インターナショナル・ケミカルズ 、オーストラリア)中の精製された蛋白質抗ff0c31.100μgで、第1 回の皮下注射を受ける。同一の増強注射を3週間後に、またその後IJ間おきの 開度で2i1Nにわたって行う。各免疫及び増強注射は、pH7,4のりン酸I 11生理食塩水10mM中に250ug/mlのキルAを含み、最終的な容量2 mlとなる0C31,100%gからなる。対照動物は、精製されt二蛋白質抗 [0C31のみを除いて同一の免疫及び増強注射の養生を受けた。
対照群及び処理群両方は、当初の免疫注射の6週間後(第3回及び最終の増強免 疫から1週間後)から1日おきにL3 前記オステルタギア・サーカムシンクタ 14.000個の投与を3回受けて(1頬当たり幼虫合計的42.000個)感 染する。
b、 糞中の卵カウント 糞中の卵カウント(FEC)は、ギプソン(1965年)が述べた定量浮揚手段 を使用して行われた。簡単に述べると、糞サンプルを毎朝各動物から回収する。
、2.0gのサンプルを、10m1の水と入念に混合し、S分間放置する。
その後に80m1になるまで飽和食塩水(NaCi S、G、1.20)を加え る。懸濁液を入念に攪拌し、その後に部分標本をマクマスター卵カウント用スラ イドに移す。
C0血液サンプルの採集 ヒツジからの血液サンプルを、免疫処理開始前、並びにその後に実験日において 各免疫注射前、また免疫処理の10週間後における剖検までその後1週間ごとに 採集した。
d、 イムノプロット及び酵素関連免疫吸収剤評価分析(ELISA)イムノプ ロット工程は前述の通りである。簡単に述べると、L3 オステルタギア・サー カムシンクタのトライトンX−100超音波処理物を、ナトリウム・ドデシル・ スルフェート−ポリアクリルアミド・ゲル電気泳動法(ラエムl)、1970年 )によって溶解し、かつトウビン等<1979年)が述べたように電気泳動によ ってニトロセルロース・ペーパー(シュレウシャー・ジュール、西ドイツ)上に 移動する。ブロック及び洗浄緩衝剤は、トリス緩衝生理食塩水中のトウィーン2 0(ミズーリー州、シグマ・ケミカル・カンパニー10.05%を含む脱脂粉乳 5%からなり、また4−クロロ−1−ナフトール(ミズーリー州、シグマ・ケミ カル・カンパニー)を使用して色素現像を行った(ホークス等、1982年)。
ELISAは、室温での1時間の培養に町って、PH9,6、炭酸塩−重炭酸塩 緩衝剤中の精製された0C31抗原10μs/m1(0,5gg/ウェル)でコ ートした平底マイクロタイター(■1crotitre)・トレー(イミュンノ ン、ダイナチク・ラボラトリーズ)を使用して行われた。1%の牛血清アルブミ ンを含むpH7,4、PBSにおいて1対500に希釈されたヒツジ抗血清(シ グマ・ケミカル・カンパニー、ミズーリー州)を加えた。2時間にわたる室温で の培養後に、トウィーン20.0.05%を含むPBSでトレーを3回洗浄した 。
その後に結合ヒツジ○C31抗体がHPROと結合したウサギの抗ヒツジ免疫グ ロブリン(キレクガード・アンド・べり−・ラボラトリーズ・インク、アメリカ 合衆国)に反応し、またこれを室温で2時間培養した。PBSで3回洗浄し、続 いて希釈水で3回洗浄した後に、ABTS色素現像基質を加え(100ul/ウ エル)、色素反応が室温で1時間おいた後に現れた。酵素基質反応の産物の吸光 度(OD)は、自動マイクロELISA測定器(モデル:MR680、ダイナチ ク・ラボラトリーズ)で450nmと測定された。感染を受けていないヒツジの 血清が、各試験トレーの陰性対照として使用された。
e、 リンパ球胚子発生指数 対照ヒツジ及びワクチン注射を受けたヒツジの精製された0C31抗原に対する リンパ球胚子発生反応は、リフキン・アンド・ヤン(1984年)が述べた試験 管内顕微鏡的全血リンパ球培養試験において評価分析された。簡単に述べると、 血液サンプル0.2mlを各ヒツジから採集し、直ちに無11HEPE S ( 25mM)を緩衝剤としたRPMI 1640培養基2.4mlに、4%の熱活 性化された子牛の胎児の血清、100units/驕Iペニシリン・ナトリウム 及び100g/m1rit酸ストレプトマイシンを加えたものに加える。
希釈全血の部分標本0.1 m lを、丸底マイクロテスト・プレー1−(A/ Sナンク、ナンシオン、デンマーク)に施与する。糸状物質、抗原及び単純借地 (対照物)25μlを3通りのウェルに加えた。プレートをホリブロビレンのテ ープ(ダイナチク)でシールし、マイクロプレート・シェーカーで15秒間湯合 し、細胞を4日後に収穫するまで摂氏37度の温度で培養する。各培養基は、収 穫前16時間にわたって、3 、7 kBqのトリチウム化されたサイミゾイン (RPMI 1640.25μlにおいて施与される特定活性度185ギガ・ベ クレル)を受ける。その後に培養液を、マルチプル・セル・ハーベスタ−(フロ ー・ラボ)を使用してグラス・ファイバー・フィルター・ペーパー・ディスク上 で混合し、かつ収穫する。赤血球溶解(蒸留水で15秒間)、漂白(H2O2で 10秒間)、脱水(メタノールで10秒間)及び乾燥(大気中で20秒間)を行 った後にフィルター・ベーパー・ディスクを摂氏60度のオーブンで10ないし 15分間乾燥した。最後に、各ディスクをトルエン基シンチレーシ3ン液2ml に浸し、液体シンチレーション分光光度計で測定した。
f、 蝙虫合計数カウント 駆虫合計数の計算において、死後に、幽門括約筋の真下にある十二指腸をクラン プで押さえつけた後で皺胃を解剖した。皺胃の大きい方の湾曲にメスを入れて水 平に切開した。内容物をpH7,2のPBSで洗浄し、粘膜掻爬とともに採取し た。混合洗浄剤と掻爬を濃縮し、懸濁液が透明になるまで600m1スクリユー ・トップ・ジャー(蓋に317μmの篩を挿入する)中で補充及び振動を繰り返 すことによってこれを清浄した。成虫を個別に取り出し、解剖顕微鏡を使用して 計算した。掻爬後の皺胃のペプシン消化を、未成虫の数を決定するために行った 。ペプシン消化は、2%のMCI及び1.6%のペプシンを含むPBS(シグマ ・ケミカル・カンパニー、アメリカ合衆国ミズーリー州)中で、摂氏42度で3 時間、開票に振動を与えることによって行った。
未成虫は、38μmの篩を通じて洗浄することによって皺胃消化物から採取した 。
g、 組織病理学 対照ヒツジ及びワクチン接種ヒツジの皺胃から、ホルマリン固定され、パラフィ ンで封埋された組織を剖検で取得し、ヘマトキシリン及びエオシンfH&E)で 染色し、かつ光5g1W鏡検査によって検査した。
結−−−! 免詮1辻Iと4価 ワクチン接種ヒツジ及び対照ヒツジにおける液素性0C31抗体レベルは、実験 過程を通じたELISA及びイムノプロット分析によって監視された。細胞仲介 免疫反応は、周辺リンパ球刺激指数を使用して評価分析した。、w生虫感染過程 の評価は、実験開始後28日目から剖検前日まで毎日真中の卵カウントを監視す ることによって決定した。剖検後に、駆虫合計数カウントを行った。
0C31で免疫したヒツジのELISAM体反応が図9に示されている。0C3 1抗体レベルの向上は、早くてワクチン接種ヒツジへの第1回免疫投与の2週間 後に検出された。対照動物と比較して、0C31抗体力価は、ワクチン接種ヒツ ジにおいて着実に上昇し、実験期間中、高いレベルで維持された。実験過程中に ワクチン接種ヒツジがら採取された血清において探査されたイムノプロットは、 第1回補強免疫の4日後に0C31抗体の出現を示し、かつ確認した。対照動物 において、実験過程中イムノプロットにおいて検出された0C31抗体はなかっ た。
0C31抗原による免疫処理は、試験管内全血リンパ球培養評価分析によって検 出されるとおり、顕著かつ特異的な周辺リンパ球の細胞仲介反応を生じた(表2 )。
感染前免疫プログラム中に増強された反応は、感染後も依然顕著であったが、実 験終了までには次第に減少した。H&E部分の検査によって、対照動物と比較し て、ワクチン接種動物において膨張性陰窩中に幼虫が多く存在し、これらの幼虫 が好酸球によって囲まれていた。ワクチン接種動物からのH&E部分において、 固有層中のリンパ球及び粘膜下組織中の水腫及び分子層の大きな浸潤が観察され た。
表2− L3 オステルタギア・サーカムシンクタのタンパク質抗Jj[0C31によっ て免疫されたワクチン接種ヒツジ及び対照ヒツジの細胞仲介反応検査時期 グル ープ井 陽ヒツジ数 IM:31抗ffl P値十による刺激1指数 範 囲 平均値 免疫前 CO150,75−0,860,80>0.05(OEI) V O/ 6 0.67−0.99 0.82感染前 CO150,35−1,140,6 5(32日) V 5/6 0.96−9.04 3.28 <0.0]感染後  C1150,62−2,701,32(70日) V 4/6 1.45−6 .00 3.25 <0.01死後 CO150,30−0,970,7047 7B) V 2/6 0.84−3.64 2.05 <0.01* 陽刺激指 数は、2以上と定義される。
+ 統計的分析は、平方平均の分割(時間毎の動物分割)分析を使用して行った 。
処理は、無作偽抽出的に6頭の動物に配分され、残りの動物は対照物となった。
# C=対照:V+ワクチン接種 1虫茸 免疫ヒツジの糞中の卵排出量は、対照ヒツジのものをはるかに下回るもの(P< 0.05)であった(図1.0)。同様に、駆虫数合計も、表3に示すとおり、 対照動物からのものまりも免疫動物からのものの方がはるかに少なかったCP< 0.005)。
1旦 死後の時点でのワクチン接種ヒツジ及び対照ヒツジの皺胃中の前記オステルタギ ア・サーカムシンクタ成虫体グループ 自由度井 平均値 範囲 P値1対 照 + 4 6047 3860−9900ワクチン 5 2555 1175−3 647 P<0.005+ 対照ヒツジ1頭についての成虫数は、計算不可能で あった。
*log変換のもとであっても、平方平均の正常度及び等質性について必要な仮 定が満足できるものでなかったため、平方平均分析ではなく、ピットマン無作偽 化テストを使用して統計的分析を行った。
# 自由度 これらの実験は、投薬後の免疫反応が、本発明によるワクチンについて非常に低 いレベルであることを示している。このワクチンがこのように効能がある理由は 知られていないが、活性素材の比較的純粋な分層を使用し、これによってブロッ ク効果を回避した結果ではないがと思われる。
本発明の精神及び目的の範囲内での修正は、当業者によって容易に遂行できるも のであるため、本発明が上記に例示として記載された特定の実y&態様に限定さ れるものでばないことが理解されるべきである。
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ロー ・ ウ・ ・コゝ ロー ・ ・工ゝ °パー9− ° イ °バーーニ ーー・1 ア ゝ ・ ・パーζ=X二1に2二1(ム剋凪l■注i−― ° )、J−K・ディニーン・アンド・P−M・アウターリッジ、P−M、エデ ィターズ、オーストラリアン・ウール・コーポレーション・アンドC3rROデ イビジヨン・オブ・アニマル・ヘルス、オーストラリア、30ページ シンプソン、A−J−G、ジエームズ、S−L・アンド・シ〒−1A、1983 年。ム11山B41:591 ティムズ、B−G、1986年。ム、去工廊吐4111:267トウビン、H− T、ステーヘリン、T・アンド・ゴートン、J、1979年、肚1jlA、 u  : 4350 ウツドワード、間・P、ヤング、W−W、ジュニア・アンド・ブラッドグツド、 R−A、1985年。 ・ 々ユ ・ −・・ :Lfi、(7fi):143 ヤン、W−K・アンド・リフキン、G−G、1988年。 口ゝ−イ゛ ・オ  ・ザ・シラ スス・イン −ナショ し・コン レス・オ ・バージ ロジニ( P ” ” )、M・ J°ハウエル、エディター、オーストラリアン・アカデミ−・オブ・サイエンス 、キャンベラ、262ページ ダラテク・ビーティワイ・リミテッド、弁理士デーピッド・V・ギプソンによる 、1990年7月17日 LARVAE WORMS AB CD W (Kd) BCDEF 0AYS POST・ INFECTIONPROTEINASE PERIO DATEK 0XIDATION GHIJ AB Q D ABSORBANCE(450nm) EGGS PERGRAM FAECES国際調査報告 [τπ伍INI工階仏T工見都スに五既PゴごlrWERRATXcmL AP PLICATIGJ 10. PCT AIJ 6ひわQFANEX

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 線形動物門、線虫網、円形線虫目に属する胃腸内線虫種から抽出されるSD S−PAGEによって決定される約31キロダルトンの分子量を有する蛋白質抗 原OC31からなる動物用の非生ワクチン。 2 抗原がオステルタギア・サーカムシンクタ(Ostertagia cir cumcincta)の排出/分泌及び代謝産物である、請求項1記載のワクチ ン。 3 抗原が前記オステルタギア・サーカムシンクタの細胞内、体細胞及び膜性抽 出物である、請求項1記載のワクチン。 4 抗原が前記オステルタギア・サーカムシンクタの第三期感染幼虫から、界面 活性剤を伴って又は界面活性剤を伴わないで、トライトンX−100抽出によっ て生産される、請求項2又は3のいずれかに記載するワクチン。 5 抗原がハエモンカス・コントータス(Haemonchus contor tus)の排出/分泌及び代謝産物である、請求項1記載のワクチン。 6 抗原が前記ハエモンカス・コントータスの細胞内、体細胞及び膜性抽出物で ある、請求項1記載のワクチン。 7 抗原が前記ハエモンカス・コントータスの第三期感染幼虫から、トライトン X−100抽出又は界面活性剤を伴った又は界面活性剤を伴わない抽出によって 生産される、請求項1記載のワクチン。 8 抗原がトリコストロンギラス・コルブリフオルムス(Trichostro ngylus colubriformis)の排出/分泌及び代謝産物である 、請求項1記載のワクチン。 9 抗原が前記トリコストロンギラス・コルブリフォルムスの細胞内、体細胞及 び膜性抽出物である、請求項1記載のワクチン。 10 抗原が前記トリコストロンギラス・コルブリフォルムスの第三期感染幼虫 から、トライトンX−100抽出又は界面活性剤を伴った又は界面活性剤を伴わ ない抽出によって生産される、請求項1記載のワクチン。 11 さらにアジュバントを備えた請求項1ないし10のいずれか一に記載する ワクチン。 12 請求項1ないし11に記載するワクチンの効果的な投薬量を投与すること による動物の治療方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092045A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Yamaguchi Univ 蠕虫性寄生生物由来の免疫賦活剤

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