JPH05501667A - 組織の除去 - Google Patents

組織の除去

Info

Publication number
JPH05501667A
JPH05501667A JP51268391A JP51268391A JPH05501667A JP H05501667 A JPH05501667 A JP H05501667A JP 51268391 A JP51268391 A JP 51268391A JP 51268391 A JP51268391 A JP 51268391A JP H05501667 A JPH05501667 A JP H05501667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
tissue
crushing
speed
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP51268391A
Other languages
English (en)
Inventor
アニス,アジス・イェヒア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/553,975 external-priority patent/US5222959A/en
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH05501667A publication Critical patent/JPH05501667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/00736Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments
    • A61F9/00763Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments with rotating or reciprocating cutting elements, e.g. concentric cutting needles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/00736Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments
    • A61F9/00745Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/22004Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic shock waves
    • A61B2017/22005Effects, e.g. on tissue
    • A61B2017/22007Cavitation or pseudocavitation, i.e. creation of gas bubbles generating a secondary shock wave when collapsing
    • A61B2017/22008Cavitation or pseudocavitation, i.e. creation of gas bubbles generating a secondary shock wave when collapsing used or promoted

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組織の除去 関連出願 本出願は、1990年7月178iこ組織の除去に関してアジス・ワイ・アニス (AztzY、Anis)の名で出願された米国特許第071553.975号 の一部継続出願である。
発明の背景 本発明は、例えば、眼から白内障を除去するような身体から組織を除去する方法 に関するものである。
身体内に位置する間に組織を流動可能にし、次に該組織を吸引する、破砕、粉砕 又はその他の方法により身体から疾患組織を除去することは公知である。特に、 白内障を除去することを目的とするこの型式の外科的技術の一つの公知の方法に おいて、(1)約10時から2時の位1(12時は患者の頭頂部に最も近い位置 である)にかけて上方角膜縁部に沿い約10mmの円弧状長さの切開部を形成し 、(2)被膜壁を切開し、(3)白内障を除去する。前眼房は、洗滌液を連続的 に流入させることにより、手術中、実質的に形成された状態に維持する。
白内障を除去するこの種類の従来の一つの技術において、核を眼から絞り出し、 洗滌及び吸引方法により皮質を除去する。白内障を除去するこの型式の別の従来 技術の方法において、核はベクチスにより除去し、約0.1mlの粘性弾性の化 合物又は洗滌流体を被膜嚢内に導入し、被膜壁を分離させる。被膜壁を分離させ た状態で、皮質層をカニユーレの吸引ポート内に係合させ、中心部に向けて剥離 し、次に吸引してその皮質を除去する。この方法を反復し、皮質層が剥離し、次 薯こ、層毎にカニユーレを通じて内方に吸引し、無傷である(水平方向への切開 部を除いて)被膜嚢が完全に空になりかつ清浄になるまで吸引する。
この白内障の除去方法は、アニス、アジス・Y、により、19864f−(6月 )の眼科学セミナー、巻1、No、 2の113−129ページに「嚢内水晶体 埋め込みによるアニスの乾燥被膜外白内障除去技術の段階毎の説明」に開示され ており、この技術とその型式のその他の技術との比較が為されている。
水晶体核の破砕及び吸引を支援し、小さい切開部を通じて除去することを許容す る2つの従来型式の装置は、アンドン・バンコー(Anton Banko)等 への米国特許第3.589.363号、ステプ7−エヌ・ウニイス(Steve n N、 feiss)への同第3.902.495号、チャールズ・ケルマン (Charles Kelaan)等への同第3.693.613号、ステブン ・エヌ・ウニイス等への同第4.041.947号に開示されている。この装置 は、従来技術において、超音波振動を使用して水晶体核を破砕し、水晶体の洗滌 /吸引を支援することを目的とするものである。この超音波振動は、装置の先端 を横方向に往復運動させて白内障を破断させ、その後にその白内障を吸引するこ とが出来る。
別の型式の装置は、1990年3月1381こアニスに付与された米国特許第4 .908.015号に開示されている。この特許は、水晶体を研磨するブレード が伸長する連続的部材を回転させる装置を開示している。
これら組織を除去する技術は、(1)往復運動する超音波振動工具、又は回転す るブレードにより被膜壁に亀裂を生じさせる虞れがあること。(2)ある状況下 にて、皮質壁の一部を大きく切開し、又は除去する必要があること。(3)幾つ かの異なる装置を使用することが必要であるといった幾つかの欠点がある。
白内障を除去する更に別の型式の従来技術は、1976年12月1481こバン コーに付与された米国特許第3.996.935号に開示されている。この型式 の装置は、協働するジョー状の部材を示しており、その1つの部材は、他方の部 材の内部で回転し、水晶体の一部をせん断することにより水晶体を破断させるも のである。該装置は装置を通じて破片を吸引する。この型式の装置は、被膜壁を 破断させる虞れがあり、しかも比較的複雑であるという欠点がある。この欠点の 一部は、効率的に使用するために必要な対応する回転速度について教示すること な(、手操作又は機械的に回転させ得るという教示内容に由来するものである。
更に別の従来技術の装置は、被膜壁を通じて挿入される小さい回転磁気力ブタと 、磁気カッタを適所に制御する磁界を付与する手段とを備えている。この小さい 磁気カッタは、被膜嚢内である位置から別の位置に移動するときに回転させ、除 去すべき水晶体を摩耗させ又は切断する。
この装置は、(1)小さいカッタを遠隔的に制御しなければならないため、比較 的複雑でかつ高価であること。(2)水晶体から摩耗される水晶体粒子を吸引す る機構を備えていないというような幾つかの欠点がある。
米国特許第4.002.169号に開示された更に別の従来技術の装置において 、細い引き込み可能なワイヤーを5 rpm乃至16.000 rpmの範囲で 回転させる。表面を識別するための速度の選択について何等の教示が為されず、 該装置は、鈍角な表面を利用して被膜壁の損傷を回避する。この装置は、(1) 速度範囲が比較的遅(、ブレードはキャビチーシラン又は乱流に対応し得る形状 でないこと。(2)小さい穴を通じて吸引することの出来る小さい粒子を形成す るのに十分な速度範囲を提供し得ないこと。(3)破砕中に吸引することが出来 ず、そのため、粒子で視界が妨害されるという欠点がある。
発明の概要 従って、本発明の一つの目的は、組織を除去する新規な技術を提供することであ る。
本発明の更に別の目的は、白内障の除去手術中に、被膜壁を損傷させる虞れが少 なく、白内障を破砕しかつ除去する新規な装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、例えば、白内障の除去手術中に、水晶体を除去すると き、例えば、被膜壁の組織を損傷させないといった、付近の組織を傷付けること なく、又は静脈又は動脈付近にて癌性組織を除去する間に動脈又は静脈壁を損傷 させることなく、組織を破砕し得るようにした新規な装置を提供することである 。
本発明の更に別の目的は、白内障を破砕しかつ除去する新規な技術であって、動 く破砕面が白内障の面に対する法線に対しである角度で移動し、該角度が鈍角で あり、法線に対して略垂直であり、その後端縁にてキャビティ現象を生じさせ、 白内障部分に対する直接的な力を比較的小さく維持しつつ、白内障部分の粒子を 破砕しかつ混合させるのを支援し得るようにした技術を提供することである。
本発明の上記及びその他の目的によれば、表面を識別する破砕工具を挿入するた めの切開部を形成する。該表面を識別する破砕工具は、その付近の平滑で可撓性 の質量の小さい壁を損傷させることなく、質量が大きく粗面でかつ剛性な組織を 破砕しかつ吸引することを許容する。該工具は、組織を識別することにより、一 部の組織を破砕するが、その他の組織の破砕を回避する。この識別は、次の1又 は2以上を含む幾つかのファクタに基づいて行われる。即ち、(1)組織の剛性 、(2)組織の質量、(3)工具の移動方向に対する組織の角度、(4)組織表 面の粗さ、(5)表面を識別する破砕工具に向けて組織を動かすために吸引及び /又は洗滌により発生される負圧の傾向に影響を及ぼす程度の範囲における組織 表面の寸法及び形状である。
工具の表面識別は、移動面により制御され、この移動面は、強く当たったとき、 水晶体と称される疾患組織を破砕し、キャビテーション力を生じさせ、これによ り、水晶体嚢と称され各組織を更に破砕しかつ組織の破片を混合させるが、この 移動面は、十分に遅い速度で動き、より一体的でかつより可撓性であり、より質 量が小さく、しかもより平滑な組織は破砕せずに、その面から離れるようにする 。
該組織は、従来技術の一部の回転工具におけるように、工具の対向するせん断力 により拘束されず、又、より質量が大きく、剛性な組織が塊として顕著に動(こ ともない。
装置の表面は、(1)より剛性でかつより大きい剛性係数を有し、(2)切刃に 対して約90°の角度にあり、該表面を離反させる小さい力を受ける組織を破砕 する。このため、白内障を除去しようとする医者は、工具表面の移動速度、吸引 及び洗滌力、工具表面の位置により制御される前縁の傾斜角度及びキャビテーシ ョン程度、移動面、特に、後縁の速度及び形状を調整する。この調整は、皮質は 質量及び弾性係数がより大きくかつ工具表面の経路内に突起があるため、該皮質 は破砕するが、被膜壁は質量及び弾性係数がより小さくかつ約90°にて突出す る突起が少ないため、該被膜壁は破砕しないようにする。
吸引圧力は、回転する先端の移動面内でより効果的である。該圧力は十分に低く 、破砕した組織及び破砕すべき組織を吸引するが、平滑な可撓性の被膜壁が工具 の移動面から動かないように保持はしない。回転面は、平滑な壁を外方に動かし 、破砕領域内で吸引圧力に対して幾分かの反作用圧力を作用させる。一実施例に おいて、半径方向内方に伸長する端縁は、破砕領域内で組織を更に吸引しかつ混 合させる。
白内障除去手術の場合、2乃至7mm、望ましくは3mmの小さい切開部を12 時の位置にて角膜境界に沿っで強膜に形成し、前方被膜壁に同様の寸法の別の切 開部又は丸い穴を形成する。装置を挿入し、被膜壁を破砕させずに水晶体の物質 を破砕する。
好適な実施例において、表面を識別する破砕ハンドピースは、シリンダの1又は 2以上の回転リング又ループ或は湾曲部分に形成された1つの吸引ポートを有す るシャフトを備えている。この回転は十分な速度で行われ、破砕する切刃間の開 放スペースの面積は十分に小さく、その結果、被膜壁のような比較的平滑で無傷 の可撓性の慣性力の小さい組織は、破砕面の経路内に留まらない。これは、破砕 面が水晶体のより粗で又はより質量が太き(、より剛性な部分を破砕するのは許 容する一方、破砕面は、回転中、より頻繁に移動し、かかる組織から離れ、破砕 領域に達する開口部を閉じるからである。
表面を識別する破断作用に有用な)7クタとしては、眼、又は組織毎に異なり、 医者の観察結果に従って選択することが出来る。これらファクタには、移動面の 組織に対する速度、吸引する真空及び洗滌液からの保持圧力、移動面の位置、移 動面の切刃の傾斜角度及びキャビチーシランに最も関連する移動面の部分の形状 が含まれる。これらファクタは、被膜壁、及び破砕すべぎ組織の容積、被膜壁又 はその他の健康な平滑な組織の剛性及び平滑度、並びに組織の硬さ及び可撓性の ようなファクタを基にして医者が設定する。
その後縁がキャビテーションを形成し、これにより、被膜壁を損傷させるような 方向に向けて組織に力を付与することな(、組織を更に破断かつ混合させる間に 、破砕工具の移動面は略接線角度にて細胞に当たり、その前縁にてその細胞を変 形させ又は切断する。大きくかつ剛性な面、又は粗面の場合、せん断力及びキャ ビテーションは、破砕に十分である一方、より可撓性で、質量がより小さくかつ より平滑な表面の場合、前縁及びキャビテーションは、表面を動かして離反させ 、破砕を回避する傾向となる。1又は複数の吸引ボートは、破砕した物を工具内 に吸引し易くなる。
好適な実施例において、管状部材は、その縦軸線に沿って1つの中央の吸引通路 を有しており、その一端は破砕先端を有する一方、その他端は管を回転させ得る ようにしである。破砕先端は、少なくとも1つのスロット付き破砕面を有し、該 スロットは少なくとも短い距離だけ、管の縦軸線に対して略平行な方向に伸長す る。管の端部のスロット間の部分は、内方に曲げて鈍角な頂部面を提供するか、 又はオフセットさせ、頂部ドリルビットを形成することが出来る。スロットの長 手方向前縁は、ある傾斜角度を設定し得るように位置決めされ、これら表面は、 内方又は外方に流体圧力を提供して多少のキャビテーションを生じさせ、医者が 自己の必要に応じて先端を選択し得るような形状にすることが出来る。
所望のキャビテーションを生じさせるため、キャビテーションを増大させる形状 の鈍角な後縁が形成しである。該前線は、該後縁がその内部を通って動く水晶体 の物質及び眼内部の粘性流体及び又はその他の流体に対して後縁よりも小さい抵 抗力を作用させ、該後縁は、前縁が除去すべき組織を圧縮、変形かつ切断する間 に、キャビテーションを増大させ得るようにしである。一実施例において、鈍角 な端部は、管の回転円から僅かに外方を向き、管の内部ではなく管の外板の外側 にて最大のキャビテーションを生じさせる。前縁は切れ味の良さを提供し得る角 度とし、隣接壁は外方に伸長し、内方への流れを形成し、吸引する負圧と協働し て、組織を保持しかつ組織を内方に吸引することが出来る。
管の径及びスロット数は、選択された程度のキャビテーション及び切断作用を提 供し得るように選択される。スロットの幅は、破砕すべきでないより可撓性の組 織が前縁の正面にて動くのを回避する一方、十分に狭(、破砕すべき質量がより 大きく、粗面でありかつ/又はより剛性な物質が回転中のその慣性力により動い て離反しないように選択する。一つの好適な実施例において、キャビテーション は、超音波周波数帯域以下の低周波数である。
上記の説明から理解され得るように、本発明の技術及び装置は、(1)その他の 付近の組織を損傷させずに、一部の組織を選択的に破砕し、(2)組織を破砕、 混合しかつ吸引することが出来、白内障の除去の場合、被膜壁を損傷させずにそ の被膜壁を擦るというような幾つかの利点がある。
図面の概要 本発明の上記及びその他の特徴は、添付図面と共に、以下の詳細な説明を参照す ることにより一層良く理解されよう。
第1図は、本発明の一実施例による白内障を破砕しかつ除去するノ\ンドビース 及び制御盤の概略図的な立面図、 第2図は、第1図の実施例の一部分の拡大斜視図、第3図は、第1図の実施例の 別の部分の部分断面図、第4図は、第1図の実施例におけるブレード部分の交換 品として有用なブレード部分の別の実施例の部分斜視図、 第5図は、第4図の実施例の平面図、 第6図は、ハンドピースの別の実施例の部分断面図及び部分概略図とした部分立 面図、 第7図は、工具部分の別の実施例の部分立面図、第8図は、第7図の実施例の平 面図、 第9図は、第7図の実施例の右側立面図、第10図は、第7図乃至第9図の工具 先端の変形例を示す工具先端の部分立面図、 第11図は、第7図乃至第9図の実施例を形成するのに有用な第1の段階を示す 、工具先端の概略図的な平面図、 第12図は、第11図に示した工具先端の部分立面図、第13図は、第7図乃至 第9図の実施例を形成する第2の段階を示す、工具先端の立面図、 第14図は、第13図に示した工具先端の平面図、第15図は、第7図乃至第9 図の実施例を形成する更なる段階を示す、部分斜視図、 第16図は、第7図乃至第9図の実施例と同様の工具先端を形成する更に別の可 能な段階を示す斜視図、 第17図は、白内障を除去するための第1図乃至第6図の器具の使用方法のブロ ック図、 第18図は、本発明の技術の一部を示す、眼及び白内障を除去するハンドピース 先端の簡略化した断面図である。
詳細な説明 第1図において、管23及び制御盤21を接続する表面識別破砕ハンドピース1 0の立面図が示しである。該ハンドピース10は、駆動部分11と、ブレード部 分14及び管状スリーブ部分12を有する表面識別破砕工具とを備えている。
該管状スリーブ部分12は、管状ケーシング13と、内側の管状吸引駆動シャフ ト即ちスリーブ18とを備えている。該駆動部分11は、モータ、オン−オフス イッチ20、洗滌流体及び吸引する真空圧力のコネクタを収容している。
ブレード部分14は、ブレード17A、17Bを備えており、これらブレードの 各々は、シャフトの真向いの位置にて回転可能な管状シャフト18に締結されて おり、その各々は、切断を回避し得るように内方に曲げた対応する1つの鈍角な 先端15A、15Bを備えている。外側スリーブ13は、その内部に可動スリー ブ19Aを備えており、その結果、釦19が管状スリーブ部分12の外側ケーシ ング13に関して長手方向に動くとき、ブレード17A、17Bは、シャフト1 9Aが一方向に動(のに応答して、破砕位置にて動いて分離し、その反対方向に 動くとき、ばね状ブレードの圧力に抗して管状スリーブ12内の可動スリーブ1 9A内で付勢され、2mmの穴のようなより小さい切開部内に入る。ブレード1 7A、17Bは、回転方向に狭小であり、ギヤビテーションを生じさせ得るよう にその後縁は鈍角にしである。
この配置の場合、ブレード17A、17Bは、相互に動いて、ハンドピース10 を比較的小さい穴を通じて被膜嚢内に挿入し、次に、工具部分のブレード部分1 4を回転させたとき、外方に拡張し、皮質及び核が被膜嚢内で破砕されるのを許 容する。第1図の実施例において、ハンドピース10は、シャフトを回転させる モータと、破片を吸引する管状コネクタ23とを備えている。制御盤21は、ハ ンドピース10と協働可能であるように、標準的な電源、真空源、洗滌液体源及 び洗滌液のポンプを備えることが出来る。これら構成要素は、従来型式のもので あり、ハンドピース10と協働する場合を除いて、本発明の一部を構成するもの ではない。
第2図には、対応する鈍角な端部15A、15Bを有する第1及び第2のブレー ド17A、17Bを備える工具組立体のブレード部分14の拡大部分斜視図が示 しである。ブレード17A、17Bは、第2図の実施例において十分に可撓性で あり、シャフト13(第1図)の面を越えて伸長する外方に湾曲した切断面を形 成し、回転するときに形成される回転円に対して接線方向にあり又は該回転円か ら内方を向いた鋭角な端縁32.34を有するまで拡大する。スリーブ19Aを 上方に動かすことにより、ブレード17A、17Bを内方に引っ張ったとき、こ れらブレードは2mm以下の径を有するシリンダ内に入る。
第1図及び第2図の実施例は、回転方向の接線方向にあり又は該回転方向から内 方に向けた鋭角な端縁を有するブレードを備える一方、鋭角な端縁は、不必要で あり、一実施例を形成するときの鋭利な端縁の迎え角又は傾斜角度は変化させる ことが出来る。しかし、迎え角は、回転路に正接させ、又は両側にて任意の角度 とすることが出来る。この目的上、内側駆動シャフト18が取り付けられた幾つ かの多数のブレード岨立体12の任意の1つをスリーブ部分12及び駆動部分1 1内に挿入することが出来る。ブレード部分は医者が選択し、かかる選択時の一 つの考慮事項は、ブレードの迎え角である。
ブレード17A、17Bを保護スリーブ内に圧縮するのを許容するため、管状ス リーブ部分12は、中心軸線から外方にこの記載順序に配置された3つの同軸状 スリーブ18.19A、13(第1図)を備えている。これらブレードは、管状 駆動スリーブ18と共に回転可能に該駆動スリーブ18に取り付けられ、スリー ブ18.19A間には、洗滌流体が流動するためのスペースがある。スリーブ1 9Aは釦19(第1図)に固定され、スリーブ13に関して軸方向に移動し、ブ レード17A、17Bに係合し、これらブレードを内方に圧縮する。
第3図には、スリーブ部分12及び駆動部分11の部分縦断面図が示しである。
(1)スリーブ部分12内には、回転可能な管状吸引駆動シャフト18、管状保 護スリーブ19A及び外側スリーブ13が設けられ、(2)駆動部分11内には 、吸引駆動シャフト18を回転させ、ブレード17A、17B (第1図)を回 転させるモータ40と、シャフト18の内部に真空圧力を付与する中空の吸引管 27と、管19Aと連通し、管19Aを通じて洗滌流体を付与する洗滌管17と 、モータ40を制御する電線25とが設けられている。シャフト18は、一端4 2にて共に回転可能にモータ40の出力シャフト44及び吸引するための管状接 続部45に結合されている。
この図に図示するように、外側壁13は、その内部に可動壁19Aを支持し、釦 が外壁13のスロットを通って伸長し、該釦により、壁19Aは上下に動いて、 ブレード17A、17Bを内方に曲げて引っ込め、又はこれらブレードが切断位 lにて外方に拡張してその通常の回転位置となり、又、一部の実施例において、 回転するとき、更なる遠心力を受けるのを許容する。しかし、ブレードの慣性モ ーメントは十分であり、その結果、遠心力は1つの箇所から別の箇所まで外方に 付勢させず、回転中、曲げた平坦面のみが外壁に露呈される。該平坦面は、可動 管19Aから離間されており、洗滌流体がその間を流動し、その中心部には、組 織を吸引するため下方に伸長する穴15が形成されている。
洗滌流体を提供するため、導管17はケーブル23を介して制御盤21(第1図 )に接続され、該制御盤から洗滌液はモータ40を中心とする導管17から送出 され、可動管19とシャフト18との間のスペースに入り、被膜嚢に洗滌流体を 供給する。組織を吸引するため、シャフト18の中心穴15がシャフト18の壁 の穴29を通り、密封した円形リング31を介して吸引導管25に連通ずる。
該導管25は、モータ40及びケーブル23を通って制御盤21に達し、該制御 盤が組織を吸引する僅かな負圧を付与する。又、ケーブル23は、モータ40の 導電体を担持しており、スイッチ20と、制御盤21内の電源と、モータ40と の間に直列に接続されている。
第1図乃至第3図の実施例を使用するためには、表面識別の破砕ハンドピース1 0を挿入する切開部を形成する。該表面識別の破砕ハンドピース10は、組織を 破砕し、その組織の吸引は許容するが、付近の平滑な可撓性の壁の損傷は回避す る。該ハンドピースは、より粗でかつより剛性な質量のより大きい面を破砕する 。この表面識別は、ブレード17A、17Bの移動面により制御され、これら移 動面は、疾患組織に歪みを加え、又はその組織をブレードにより切断し、その破 砕領域内のキャビテーション力により更なる破砕は許容するが、該移動面は、よ り一体化され、より質量が小さく、又はより可撓性でかつより平滑な組織はその 破砕領域内に入らず、移動面から離れることが出来るような速度にて移動し、更 に、これらのことが出来るような寸法の穴をその間に備えている。吸引圧力、キ ャビテーション及び乱流は、回転するリングの領域内で反作用を受け又は減衰さ れ、平坦な面の組織の損傷を回避する。
白内障除去手術の場合、12時の位置にて角膜の境界に沿った水晶体内で2乃至 7mm、望ましくは、3mmの小さい切開部を形成し、更に同様の寸法の別の切 開部を被膜壁に形成する。装置を挿入し、被膜壁を破砕せずに、より大きい質量 でより剛性、かつより粗な水晶体を破砕する。
破砕領域を開放し、平滑な壁を損傷させずに疾患組織を破砕するのに必要な実際 の時間は、眼、又は組織毎に異なり、使用前における医者の観察結果に基づいて 選択することが出来る。そのファクタには、(1)組織の剛性、(2)組織の質 量、(3)工具の移動方向に対する組織の角度、(4)表面の粗さ、(5)組織 の寸法及び形状いかんによりその効果が異なる、吸引真空圧力のような負圧が組 織を内方に引っ張る作用が含まれる。
工具の表面識別機能は、衝撃力によりファコトメシス(Phacotmesis )と呼ばれる疾患組織を破砕し、キャビテーション力によりフオココエレシス( Phacoco−elosis)と呼ばれる組織を破砕する移動面により制御さ れ、該面は、十分に遅い速度で動き、その結果、より一体化され、より可撓性で 質量が小さく、かつより平滑な組織は破砕せずに離反する。装置の表面は、(1 )剛性であり、(2)大きい質量及び慣性力を有し、(3)切断端縁に対する角 度が約90°にて組織を破砕する。
破砕すべぎ組織とより下方のより可撓性の組織との間の相違を利用するため、白 内障を除去する医者は、工具面の移動速度、吸引及び洗滌速度、ブレード面の前 縁の傾斜角度、及びブレード面の位置、移動面、特に、ブレードの後縁の速度及 び形状により制御されるキャビテーション程度を調整する。この調整によって、 皮質は質量及び弾性係数が大きくかつ工具面の経路内に突起があるため破砕され るが、被膜壁は質量及び弾性係数が小さく、約90°の突起が少ないため、この 被膜壁はブレードから離反される。先端を交換し、傾斜角度及びキャビテーショ ン面を変化させる。
吸引圧力は、回転する先端の移動面内で一層効果的である。該圧力は、十分に低 く、破砕した組織及び破砕すべぎ組織は吸引するが、平滑な壁を動かないように 保持したり、皺壁を内方に吸引したりはしない。回転面は、破砕領域内で平滑な 壁を外方に動かし、吸引圧力に対して幾分かの反作用圧力を提供する。一実施例 において、半径方向内方に伸長する端縁は、破砕領域内で組織を更に吸引し、混 合させる。
上記及びその他の実施例を更に詳細に説明するため、幾つかの特別な用語が有用 である。本明細書の目的上、「低出力」とは、1馬力(1,341kw)以下を 意味するものとする。本明細書において、「動作抵抗力」とは、組織の慣性力、 及び接続する組織の可撓性を考慮し、接続されたその他の組織の慣性力の作用に 起因して移動工具面により衝撃力が加えられたときの組織の一部の移動に対する 抵抗力を意味するものとする。
本明細書において、「破砕速度」とは、工具の移動面が強く当たる所定の静止組 織に対する工具の移動面の最小速度を意味するものとし、この破砕速度は、組織 の質量の全体が移動する距離の少なくとも10%の組織に歪みを生じさせ、(1 )所定の静止組織が所定の動作抵抗力を有し、(2)工具面が衝撃に拘わらずそ の速度を一定に維持するのに十分な運動エネルギを有する場合、組み合わせた歪 み、切断及びキャビテーション効果により組織を破砕するのに十分である。破砕 速度は、(1)移動面が組織の表面に対して形成する動作角度、(2)移動面の モーメントにより影響を受ける。
第1図乃至第3図の実施例において、回転軸線に対して垂直な最も幅の広い距離 内で2mmの径を有するリング又は部分リングは、回転されたとき、常時、開放 しているスペースと、連続的な切断リングとを備える回転面を形成する。該リン グは、約120.000 rpm (毎分光たりの回転数)にて回転する。連続 的なリングは、回転面に沿って約0.50mmの幅であり、表面に9mm2以下 、より正確には、8.9mm2で、最も長い内部分にて2.4mmの長さを有す る開放領域を形成する。
連続的リングの部分が任意の回転面を掃引する時間間隔は、約250マイクロ秒 であり、3ミリ秒(1,000rpm)に−回置上でなく、0.75マイクロ秒 (400,00Orpm)程度の短い時間にすることも出来る。この構成により 、及び特定の環境に応じて調整可能であるパラメータにより、被膜壁は、回転面 内でかつ回転面付近にて破砕領域内に入らず、切断されないが、リングは、容易 に吸引し得るように水晶体を破砕することが出来る。
第4図には、シャフト18Aから伸長する円又は円弧の一部の領域として形成さ れたブレード17Cに接続されたシャフト18Aを有するブレード部分14Aの 第2の実施例が図示されており、該シャフト18Aは、西洋梨形のブレード部分 を有しており、該ブレード部分は、(1)鈍角な後縁20と、(2)鋭角な内端 縁22と、(3)シャフトに取り付けられ、管18Aの軸線に沿って狭小となり 、切刃がシャフト18Aを中心として回転するとき、広い部分に鈍角な後縁及び 鋭角な前縁があるようにした幅の広い底部と、(4)底部とより狭小な上方部分 との間でシャフト18Aに沿った回転軸線とを備えている。頂点は略鈍角である が、一部の実施例においては、頂点24にドリルの形状を備えている。
鋭角な端縁は、質量の大きい剛性な物質の細胞を歪ませかつ延伸させるが、可撓 性で質量の小さい物質からは離反することが分かった。ある状況下にて、前縁は さもなければ吸引通路を塞ぐであろうより硬い物質から微細な粒子を切断し、又 は掻き落とすが、キャビテーション効果により粒子を破砕して容易に吸引可能な 小さい粒子にする。ブレードは、水晶体物質及び全ての粘性流体を液状にしかつ 応力を加えるキャビテーションを最大にし、質量がより太き(かつより剛性な物 質を破砕させかつ混合させる形状を備えている。第4図の実施例において、これ らブレードは、2つの鈍角な側部、頂部の鈍角部分及び管18Aの取り付は底部 を有しており、底部にて補強し、頂部にて非切断面を形成する。
第5図には、第4図の実施例の平面図が図示されており、より厚い部分を有する 形状のブレード20Bを有する部分14Aを備えており、該厚い部分は、管状シ ャフト18Aの方向から離反しかつ該シャフトの周囲を回転するその上端に鈍角 面24を備えている。しかし、ある実施例において、切刃を備えて前方向に摩擦 中心領域を提供し、破砕すべき点に位置決めし得るようにしである。この実施例 は、その前の実施例と略同−に機能するが、そのユニークな形状により、特別な 目的のため、慎重に位置決めすることが可能となる。切刃に代えて、頂部分24 は、内方に曲げ、又は鈍角にし、その頂部で切断するのを回避し得るようにする ことが出来る。
第6図には、手動工具10Aの別の実施例の部分概略図及び部分縦断面図が図示 されており、該工具は、同様の歯科用ドリルモータ40により作動され、第1図 乃至第5図の実施例におけるものと略同−のスリーブ部分12Cの吸引管18B をその内部に挿入することにより、工具を受け入れ得るようにしであるが、ブレ ード部分は、以下に説明するように、シャフト18の端部に別の方法で形成され ている点が異なる。
ハンドピースIOAは、上述のモータ40に加えて、吸引駆動スリーブ18Bと 、外側ハウジング60と、モーター工具スリーブ継手62とを備えており、(1 )モータ40は、継手62を介して工具スリーブ18Bに接続されかつ/%ウジ ング60内に位置決めされており、(2)スリーブ18Bは、ハンドピースの作 動中、継手62を介してモータ40により回転可能であるようにその外方に伸長 する。
必要な液体及び真空接続部を包み込み、これらを作動工具に対して提供するため 、ハウジング60は、モータハウジング部分70と、洗滌流体用の管状コネクタ 74と一体に形成された工具及び継手ハウジング部分72とを有している。負圧 を吸引する管状コネクタ76と通気用の穴78とがハウジング60を介して設け られている。通気ロア8は、モータハウジング部分70の内部に伸長しかつ該内 部と連通し、モータ40を冷却させる開口部である。洗滌流体コネクタは、ハウ ジング部分72の内部と連通ずる開口部であり、以下に更に詳細に説明する方法 にて流体を工具スリーブ18Bの外側の保護スリーブ13Aを通じて作動点まで 供給するための最終的な通路を提供する。
吸引する接続開口部76は、ハンドピースの使用時にモーター工具継手62を介 して工具シャフト18Bの内部に負圧を付与して物質を吸引する管を受け入れ得 るようにしである。ハウジング部分72の前端部は、保護スリーブ13Aの内歯 に係合rる雄ねじ82と、その内部に0リング8oが位置決めされた肩部とを備 えており、保護スリーブ13Aはハウジング6o上に螺合させ、その一部を密封 可能に包み込み、以下に説明する方法にて、その外端を通って伸長する。
モータ40をスリーブ部分12Bに接続するため、モーター工具スリーブ継手6 2は、モータ出力シャフト9oと、円筒状ポス92と、円筒状支持部材94と、 ポス92内の環状溝96と、環状溝96の底部にてポス92を通る2つの対向穴 98と、吸引コネクタ96に連通しカリ円筒状支持体94を通って伸長する穴1 00と、スリーブ18Bを受け入れ得る寸法とした円筒状穴95と、ポス92を スリーブ18Bに強固に締結するろう付は接続具102とを備えている。支持体 100は、該支持体内で回転しかつ該支持体により支持されるモータシャフト9 0及びポス92を受け入れる。溝96は、回転するとき、その環状の形状のため に穴100と連通し、■空圧力を受け入れ、該真空圧力は穴98を介してスリー ブ18B内に伝達し、この細長いスリーブを通じて作用先端i:負圧を発生させ る。
この構造の場合、スリーブ18Bは、回転され、それに伴い先端に真空圧を作用 させる。、ろうtすけ接続具102は、工具スリーブ18Bとシャフト8oとの 間の接続の緊密度を増すことにより、ポス92を介してカを出力シャフト90が らシャフト18Bに伝達するのを支援する。
工具スリーブ18Bを取り付けがっ支持するため、第6図の実施例の保護スリー ブ13Aは、ハウジング72の内歯82に係合し得るようにし、カリ拡大したシ リンダ110とハウジング部分72との間に圧縮される0リング8oにより流体 がその間を流動しないように密封された内歯112を有する円筒状の基部材11 0を備えている。狭小な外側シース部分114は、円筒状部分110と一体に形 成されており、内側工具スリーブ18Bとその管状外面との間に形成された円筒 状通路を受け入れ、洗滌液体が外側保護スリーブ13Aと内側部材の工具スリー ブ18Bとの間を流動し、被膜嚢内に入るのを許容する円筒状通路を受け入れし  この構造において、工具スリーブ18Bは、モータ40により回転させる7と ) が出来ると同時に、(1)洗滌流体を工具スリーブ1.8 Bと保護外側ス リーブ】3Aとの間に供給し、(2)吸引する負圧を作用させ、その縦軸線に沿 って破片を吸引することが出来る。以下に説明する方法にて、その外端には破砕 先端又はブレードが形成される。
第7図において、スリーブ部分]、2A及びブレード部分]、4Bを備え、2つ のブレード部材がその外端に形成され、工具の縦軸線に沿って長手方向に伸長し 、スリーブ12Aを形成する同一シリンダの端部にブレード部材14Bを形成す る穴120により分離された工具の一実施例が立面図で示しである。ブレード部 分14A及びスリーブ部分12Aは共に、吸引する駆動シャフト18Bとして機 能する一体に形成された単一のシリンダに形成される。吸引穴が縦軸線及びスロ ット120に直交するブレード部分14Aの先端を通って伸長する。吸引し得る よう、一部の物質を受け入れて、穴122.123は、ブレード部分3.4Aの 先端24から約1.016mm (約0.04インチ)の位置にあり、管18B の径は、約1.0668mm(約0,042インチ)である。吸引穴122.1 23の径は、0.4572mm (0゜018インチ)であり、7mm以上の大 きさであってはならない。
第8図及び第9図は、第7図の実施例のそれぞれ平面図及び正立面図であり、幅 0.2032mm (0,008インチ)で、下方に約1.778rr+m ( 約0,0フインチ)だけ伸長するスロット120を示す。第8図に最も良く図示 するように、一実施例において、スロットに沿った管即ちスリーブ18Bの壁の 端縁は、符号126で示すより大きい又はより鈍角な後縁、及び符号124で示 すより鋭角な前縁を示しており、更に符号130で示すより鈍角な端縁、及び符 号128で示すより鋭角な端縁を備えており、その結果、これら端縁は、物品が 第8図に図示するように反時計方向に回転するとき、眼内の囮を延伸させ又は切 断し、より鈍角な端縁にキャビテーションを生じさせる。
第10図には、相互に近接させ、溶接しかつオフセットさせたスロットに沿った 先端を示す別の実施例の部分立面図が図示されており、端縁をスロットに沿って より一層オフセットさせることにより、より鋭角及び鈍角な端縁を提供するが、 管壁の厚さを変える必要はない。この実施例は、90°の傾斜角度及び2つの切 刃を形成するが、180°離間した2つのスロット180に代えて、スリーブ1 8Bの壁の3つの位置にスロットを形成し、60°の傾斜角度及び3つの切刃又 は4つのスロットを提供し、更に、45°の傾斜角度及び4つの切刃を形成する ことも出来る。更に、先端は、第10図に示すように近接させ、平滑な保護ドー ムを形成するか、又は1つの切刃を含むようにし、或は開放させることが出来る 。先端は、捩ることが出来、これにより、スロットに沿−った傾斜角度を変化さ せ、サイクロンファンの吸引効果を提供することも出来る。
第7図乃至第10図の実施例を形成するためには、管状スリーブは、第11図及 び第12図に最も良く図示するように、箇所120にてスロットを形成しかつ相 互に挟持させる。次に、両側部は、第13図、第14図に図示するように、スロ ットの中心を通る面及びスリーブの縦軸線を通る面に沿った方向に向けて空間的 に横方向にオフセットさせ、先端は相互に挟持しかつろう付けし、第10図に図 示するような先端を形成するようにする。先端140を閉じる前に、1つの壁を その他の壁よりもより鋭角な角度で切り、次に、逆方向に切断してスロットの他 の側部を除去し、平坦な切欠き部及び鋭角な切欠き部が形成されるようにし、よ り狭小でより鈍角な端縁を更に成形することが出来る。
その他の傾斜角を形状し、粘性な流体を吸引し得るようなブレードの形状とする ためには、両端は第15図及び第16図に示すように、オフセットさせ、捩りか つろうイlけし、最初ζこ、2つのスU−/F及び縦軸線に対し整列した線又は 面に沿ってオフセットさせ、次に、僅かに異なる角度にて捩り、異なる傾斜角及 びサイクロンポンプ効果を生じさせる。先端は、その真の先端140にで通常平 滑であるが、先端が半径方向外方に動くとき、切断効果を生じさせる。
好適な実施例の一つの変形例において、管は、外径1.0668mm (+10 42インチ)であり、2つの真向いに配置したスロットを備えている。両端は湾 曲線に沿って相互に動かし、その最も幅の広い点にて幅約0.2032mm ( 約0. OOIMンチ)のスロットを形成し、頂部から約1.778mm (約 0.0フインチ)伸長する。径0.4572m ITI(0,(11gインチ) で、円形断面の中央吸引穴が2つのスロットから90’離間して配置されている 。これらスロットは、その底端縁がスロットの端部に略隣接するように配置され る。
管は、好適な実施例において2つの切刃を備え、核を破砕するとき、通常、約1 600ヘルツにて回転し、スロットの楔形表面は、0.0254mm (0,0 01インチ)乃至0.508mm (0,020インチ)の厚さの範囲内の一つ の端縁と、0.254mm (1)、010インチ)乃至1.27mm (0, 050インチ)の厚さの後縁とを備えている。300ヘルツ乃至4000ヘルツ の範囲とすることが望ましいが、被膜嚢内の位置にあるときは、維持すべき組織 付近とならないように、より遅(又は速くすることが出来、又は、その位置を動 かしてその他の組織を変化させることも出来る。スロット及び回転速度は、好適 な実施例において、湾曲した移動面の上の最も速い箇所で秒当たり200cm移 動する面を提供し、特に、望ましくは、最も速い箇所で秒当たり5m乃至40  c mの範囲内で移動するが、ある状況下では、より遅く又はより速く動くこと が可能である面を提供するように選択する。
回転面は中心に向けて内方に湾曲するため、速度は中心にて極めて遅く、ある状 況下では、中心部にて殆ど破砕せず、回転半径がスリ−ブ部分まで増大するに伴 って、破砕程度は増していく。スロットは、1059秒乃至1ミリ秒の範囲のよ うな極めて短時間だけ、相浦に隣接する。各切刃は、約625マイクロ秒に一回 、望ましくは、3ミリ秒乃至400マイクロ秒に一回の通常の速度範囲で一つの 箇所を掃引する。
眼内で使用することを目的とする球及びシリンダ部分の領域に加えて、その他の 形状の移動面を使用することが出来、工具は、血管の手術におけるように白内障 以外の他の手術に適用可能である。例えば、球の多数の領域を相互に短い距離だ け離間させ、物品をそれほど速く回転させる必要がないようにし、又、回転動作 以外の動作を利用し、組織が破砕領域内に入るのを閉止することが出来る。血管 手術中に静脈又は動脈周囲を除去する構造体の便宜な実施例は、ダンベル形状で あり、球状の切断領域が血管の両側に配置されている間に、凹所が血管の周囲に 嵌まるようにする。
一部の実施例において、移動面は、0°乃至60°の角度、望ましくは、回転シ ャフトに整列させた回転中心を有する回転面に対して45°の角度にある鋭角な 端縁を有する回転可能なシャフトに取り付けられた湾曲部材で形成される。湾曲 部材の鋭角な端縁は、回転中心から反対方向を向き、その結果、鋭角な面の切断 動作が白内障の皮質内に及び核の物質内に進むようにする。
第17図には、全体として、白内障除去及び水晶体埋め込み技術50の段階を示 すブロック図が図示されており、該技術は、(1)前眼房を維持し、被膜壁に切 開部を形成する準備的副段階を含む段階52と、(2)水晶体を破砕しかつ除去 する段階54と、(3)水晶体を埋め込むのに必要な副段階を含む段階56とを 備えている。
この技術を実施する場合、切開部を形成し、前眼房を維持するのに必要な副段階 を含む段階52及び埋め込むのに必要な副段階を含む段階56は、それ自体新規 ではなく、その段階の多くは、アニス、アジス・ワイにより、1986年6月の 巻1、No、 2の眼科学セミナー113−129ページに「嚢内水晶体埋め込 みによるアニスの乾燥被膜外白内障除去技術の段階毎の説明」に記載されている 。更に、水晶体の除去の後、埋め込む必要はなく、無水晶体をコンタクトレンズ 又は眼鏡で治療する治療方法の一部とすることが出来る。
水晶体を破砕しかつ除去する段階54は、(1)ハンドピースを挿入する段階と 、(2)−!の実施例にて、ブレードを被膜嚢内部で伸長させる段階と、(3) 核の最も硬い部分を破砕しかつ除去する段階とを備えている。これら段階の全て は、前眼房に粘性弾性媒体を維持する間に小さい切開部を通じて行われる。所望 であれば、米国特許第4.908.015号に記載されたように、/Xイドロデ リニエーション(hydrodel 1neation)を行うことが出来るが 、かかるハイドロデリニエーションは本発明の一部を構成するものではない。
前眼房を維持しかつ被膜嚢に切開部を形成する準備的な副段階を含む段階52は 、望ましくは長さ3mm以下で、1乃至2mmの範囲の小さい切開部を被膜嚢に 形成する副段階を含む。この切開部は、前眼房を維持する間に形成し、可能な限 り小さく形成し、被膜嚢の構造体を可能な限り維持し得るようにする。この小さ い切開部を通じ、水晶体を破砕しかつ除去する段階54及び水晶体を埋め込む段 階56を実施する。ある状況下にては、この切開部は、4又は5mmとすること が出来るが、必ず、7mm以下でなければならない。
ハンドピース10は、後被膜嚢が顕微鏡の焦点面内の焦点内に位置する状態で、 被膜嚢の壁の第13図に符号220で示す切開部を通じて導入する。ハンドピー ス10の先端は、被膜嚢の壁の切開部を通じてその内部の水晶体内に押し込む。
僅かな負圧を作用させて破片を吸引する間にブレードを急速回転させる。回転す るブレードは、皮質及び核内に徐々に挿入し、適時、少量の洗滌流体を注入する 。破砕した皮質又は核物質は吸引する。被膜嚢が比較的無傷の状態で、白内障及 びハンドピースを除去した後、上述のアニスの出版物に記載されたように水晶体 埋め込み体を比較的小さい開口部を通じて挿入する。
一般に、核を最初に除去し、次に皮質を除去する。表面識別破砕ハンドピースが 被膜嚢の付近の平滑な壁を損傷させずに皮質及び核を破砕し、それらを吸引する のを許容する。該ハンドピースは、その切刃で平滑な壁を破砕するのを回避する が、より粗でかつより剛性で質量の大きい組織は破砕し、その組織を吸引される ように負圧領域に動かす。かかる平滑でより可撓性の質量の小さい面は、該層に ある角度で当たるブレードにより動かされる。破砕される組織はある角度で当た り、各場合とも、ある力で急速にかつ反復的にギヤビテーションを受け、この力 は、破砕すべきでない被膜壁又はその他の健康な組織を損傷させる程度に物質の 全体を移動させることはないが、皮質は破砕する。
該装置の表面識別は、移動面により制御され、該移動面は、質量のより大きい疾 患組織を破砕するのは許容するが、より一体化された可撓性の質量がより小さく かつより平滑な組織はその破砕領域内に入らないような速度にて動きかつかかる 寸法の穴をその間に有している。この組織は、装置の対向するせん断力により拘 束されずに、移動自在であり、装置の切刃は、(1)より剛性でかっせん断層性 係数がより大きく、(2)切刃に対する角度が約90°であり、該組織を離反さ せる小さい力が加えられる組織を切断する。
このように、白内障を除去しようとする医者は、切刃の移動速度を調整し、質量 及び弾性係数がより大きくかつより多(の突起が切断面の経路内にある皮質を切 断するが、弾性係数及び質量がより小さく、90’付近の突起がより少ない被膜 壁は切断しないようにし、該被膜は切刃から一層容易に離反し得るようにする。
吸引圧力は、破砕した組織は吸引するが、平滑な壁は吸引しないように十分に低 い。回転面は平滑な壁を外方に動かし、切断領域内で吸引圧力に幾分かの反作用 圧力を提供する。
上記の説明から理解され得るように、本発明の技術及び装置は、(1)その他の 付近の組織を損傷させずに一部の組織を選択的に破砕し、(2)組織を破砕し、 混合させかつ吸引し、白内障を除去する場合、又被膜壁を損傷させずに該被膜壁 を擦ることが出来、しかもこれらが全て1つの装置で行い得るという、幾つかの 利点を備えている。
本発明の好適な実施例について、多少具体的に説明したが、本発明から逸脱せず に好適な実施例の多くの変形例及び応用例が可能である。故に、本発明は、請求 の範囲に記載した範囲内で、具体的に記載した以外の方法にて実施可能であるこ とを理解すべきである。
特表千5−501667 (8) FIG、13 FIG、14 FIG、1? 要約書 一部の組織を破砕する間に周囲の組織の損傷を軽減するため、例えば、白内障除 去手術中に水晶体を除去する間に被膜壁を損傷させず、又は動脈又は静脈を輸送 可能にする間にバイパス手術中動脈又は静脈壁を損傷させないよう、ブレード部 分14を有する表面識別の回転破砕工具10を挿入するための切開部を形成する 。ブレード部分14は各々回転可能な管状シャフト18に締結されたブレード1 7A、17Bを備えている。工具10は慣性力のより大きい物質の表面を破砕す るが、より一体化され、より質量が小さく、より可撓性でかつより平滑な組織は 破砕領域から離反し、より大きい質量で、より可撓性でなく又は粗な組織が破砕 されるような速度にて移動し、及びそのような寸法の開口部がブレード17A1 17Bの間に形成されたことにより周囲の壁を損傷させずに組織を破砕しかつ吸 引することを許容する。
国際調査報告

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.方法にして、 破砕面を有する表面識別破砕先端を眼の開口部を通じて白内障及び被膜壁を有す る眼の水晶体内に挿入する段階を備え、前記先端が離間した可動の破砕面を備え 、 更に、前記破砕面を白内障の組織に対する破砕速度より速くかつ被膜壁の破砕速 度より遅い速度にて動かす段階と、 表面識別破砕先端を位置決めし、被膜壁に対する破砕速度より速い速度でかつ白 内障に対してある角度を成して移動する間に、前記白内障の前記組織に強く当た るようにし、これにより、白内障が破砕されるが、被膜壁は破砕されないように 位置決めする段階と、 破砕された組織を吸引する段階とを備えることを特徴とする方法。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記破砕面が、400マイクロ秒乃 至3ミリ秒の時間間隔中に一回、組織を掃引する速度で、組織に対してある角度 を成して移動され、少なくとも一部の破砕面が組織を破砕するのに十分なキャビ テーションを生じさせることを特徴とする方法。
  3. 3.請求の範囲第2項に記載の方法にして、前記破砕面が、十分な運動量及び運 動エネルギにより移動され、その結果、破砕作用中、速度が比較的一定であるよ うにすることを特徴とする方法。
  4. 4.請求の範囲第3項に記載の方法にして、周縁に沿って被膜嚢内に直径7mm 以下の小さい切開部を形成する段階と、破砕先端を挿入し、前記破砕先端を回転 させ、白内障を破砕する段階とを備えることを特徴とする方法。
  5. 5.請求の範囲第4項に記載の方法にして、破砕面を表面識別破砕先端の縦軸線 を中心として回転させる段階を更に備え、前記先端を挿入する段階が、縦軸線が 被膜壁に対して鋭角な角度を形成するようにして先端を挿入する段階を備え、回 転する破砕面がある角度にて白内障の組織に強く当たるようにすることを特徴と する方法。
  6. 6.請求の範囲第1項に記載の方法にして、破砕面が十分な運動量及び運動エネ ルギにより移動され、その結果、破砕作用中、速度が比較的一定であるようにす ることを特徴とする方法。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載の方法にして、周縁に沿って被膜嚢内に直径7mm 以下の小さい切開部を形成する段階と、破砕先端を挿入し、前記破砕先端を回転 させ、白内障を破砕する段階とを備えることを特徴とする方法。
  8. 8.請求の範囲第1項に記載の方法にして、破砕面を表面識別破砕先端の縦軸線 を中心として回転させる段階を更に備え、前記先端を挿入する段階が、縦軸線が 被膜壁に対して鋭角な角度を形成するようにして先端を挿入する段階を備え、回 転する破砕面がある角度にて白内障の組織に強く当たるようにすることを特徴と する方法。
  9. 9.請求の範囲第1項に記載の方法にして、破砕先端が1馬力以下の出力レベル にて回転されることを特徴とする方法。
  10. 10.患者から組織を除去する装置にして、作用可能な先端を備える、組織を破 砕しかつ吸引する手段と、前記組織の破砕及び分離手段が、電気信号の制御の下 、小さい出力レベルにて及び組織の破砕速度を上廻る速度でかつ組織に対してあ る角度を成して作用可能な先端を反復的に動かす手段を備え、 前記作用可能な先端が10mm以下の開放スペースを有する少なくとも1つの破 砕端縁を備えることを特徴とする装置。
  11. 11.請求の範囲第10項に記載の装置にして、前記作用可能な先端が切刃及び キャビテーション形成面を備えることを特徴とする装置。
  12. 12.請求の範囲第11項に記載の装置にして、破砕端縁間のスペースが5mm 以下であることを特徴とする装置。
  13. 13.請求の範囲第12項に記載の装置にして、前記移動手段が作用可能な先端 を回転させる手段を備えることを特徴とする装置。
  14. 14.請求の範囲第13項に記載の装置にして、作用可能な先端が7mm以下の 径を有することを特徴とする装置。
  15. 15.請求の範囲第14項に記載の装置にして、作用可能な先端が中空であり、 作用時間の縦軸線に対して平行な面内で略伸長するスロットを備え、前記スロッ トが前縁及び後縁を有することを特徴とする装置。
  16. 16.請求の範囲第15項に記載の装置にして、前記移動手段が秒当たり40c m乃至秒当たり5mの速度範囲内の速度にて前縁の最高速の移動点を動かす手段 を備えることを特徴とする装置。
  17. 17.請求の範囲第10項に記載の装置にして、作用可能な先端が交換可能であ ることを特徴とする装置。
  18. 18.請求の範囲第10項に記載の装置にして、移動手段が作用可能な先端を回 転させる手段を備えることを特徴とする装置。
  19. 19.請求の範囲第10項に記載の装置にして、前記作用可能な先端が中空であ り、作用時間の縦軸線に対して平行な面内で略伸長するスロットを備え、前記ス ロットが前縁及び後縁を備えることを特徴とする装置。
  20. 20.請求の範囲第19項に記載の装置にして、移動手段が秒当たり5cm乃至 秒当たり40mの速度範囲内の速度で前縁の最高速の移動点を動かす手段を備え ることを特徴とする装置。
  21. 21.請求の範囲第10項に記載の装置にして、移動手段が秒当たり5cm乃至 秒当たり5mの速度範囲内の速度で前縁の最高速の移動点を動かす手段を備える ことを特徴とする装置。
  22. 22.方法にして、 外科的に組織に穴を開け、管状の健康な薄膜付近の腫瘍を露出させる段階と、表 面識別破砕先端を開口部を通じて組織に対して挿入する段階を備え、前記先端が 離間した可動の破砕面を有し、 更に、破砕面を腫瘍の破砕速度より速い速度であるが、管状の健康な薄膜に対す る速度より遅い速度で移動させ、これにより、腫瘍を粉砕する段階と、粉砕され た物質を吸引する段階とを備えることを特徴とする方法。
  23. 23.請求の範囲第22項に記載の方法にして、破砕面が40マイクロ秒乃至3 ミリ秒の範囲の時間間隔中に一回、平滑な面を横断して掃引する速度にて移動さ れることを特徴とする方法。
  24. 24.組織を破砕する作用時間を設定する方法にして、10mm以下の径の金属 管を選択する段階と、一端にスロットを形成し、他端を回転句能にする段階とを 備えることを特徴とする方法。
  25. 25.請求の範囲第24項に記載の方法にして、スロットを形成し、その先端を 共に曲げた後に残った端部分をオフセットさせる段階を更に備えることを特徴と する方法。
  26. 26.請求の範囲第25項に記載の方法にして、オフセット後、先端を捩る段階 を更に備えることを特徴とする方法。
JP51268391A 1990-07-17 1991-07-15 組織の除去 Pending JPH05501667A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US553,975 1990-07-17
US07/553,975 US5222959A (en) 1990-07-17 1990-07-17 Removal of tissue
US68029291A 1991-04-04 1991-04-04
US680,292 1991-04-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05501667A true JPH05501667A (ja) 1993-04-02

Family

ID=27070478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51268391A Pending JPH05501667A (ja) 1990-07-17 1991-07-15 組織の除去

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0493573A4 (ja)
JP (1) JPH05501667A (ja)
AU (1) AU656905B2 (ja)
CA (1) CA2065386A1 (ja)
IE (1) IE912472A1 (ja)
PT (1) PT98339A (ja)
WO (1) WO1992001423A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5492528A (en) * 1990-07-17 1996-02-20 Anis; Azis Y. Removal of tissue
US5911699A (en) 1990-07-17 1999-06-15 Aziz Yehia Anis Removal of tissue
US6007513A (en) * 1990-07-17 1999-12-28 Aziz Yehia Anis Removal of tissue
US5722945A (en) * 1990-07-17 1998-03-03 Aziz Yehia Anis Removal of tissue
CA2136352A1 (en) * 1993-03-22 1994-09-29 Mark E. Steen Removal of tissue
US8920448B2 (en) 2006-06-30 2014-12-30 Atheromed, Inc. Atherectomy devices and methods
US20090018566A1 (en) 2006-06-30 2009-01-15 Artheromed, Inc. Atherectomy devices, systems, and methods
WO2008005891A2 (en) 2006-06-30 2008-01-10 Atheromed, Inc. Atherectomy devices and methods
US8361094B2 (en) 2006-06-30 2013-01-29 Atheromed, Inc. Atherectomy devices and methods
US8070762B2 (en) 2007-10-22 2011-12-06 Atheromed Inc. Atherectomy devices and methods
EP2765930B1 (en) 2011-10-13 2018-09-26 Atheromed, Inc. Atherectomy apparatus
US11304723B1 (en) 2020-12-17 2022-04-19 Avantec Vascular Corporation Atherectomy devices that are self-driving with controlled deflection

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US464252A (en) * 1891-12-01 Ernest g
US3082530A (en) * 1960-04-28 1963-03-26 Hopf Paul Drilling and like tools
US3996935A (en) * 1969-02-14 1976-12-14 Surgical Design Corporation Surgical-type method for removing material
US3882872A (en) * 1970-01-05 1975-05-13 Nicholas G Douvas Method and apparatus for cataract surgery
US3990453A (en) * 1973-04-25 1976-11-09 Douvas Nicholas G Apparatus for cataract surgery
GB2111390B (en) * 1981-12-14 1984-08-01 Heskel Marshall Haddad Surgical device for excision of tissue
US4850354A (en) * 1987-08-13 1989-07-25 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Surgical cutting instrument

Also Published As

Publication number Publication date
CA2065386A1 (en) 1992-01-18
EP0493573A1 (en) 1992-07-08
PT98339A (pt) 1993-07-30
AU8288191A (en) 1992-02-18
WO1992001423A1 (en) 1992-02-06
EP0493573A4 (en) 1992-12-16
IE912472A1 (en) 1992-01-29
AU656905B2 (en) 1995-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5827292A (en) Removal of tissue
US5722945A (en) Removal of tissue
US6352519B1 (en) Removal of tissue
JPH07507707A (ja) 組織の除去
US5222959A (en) Removal of tissue
JP6726158B2 (ja) 硝子体およびその他の組織の除去のための振動性手術器具
US6217543B1 (en) Removal of tissue
JP3368046B2 (ja) 生物の眼から水晶体核を柔らかくして摘出するための眼外科的装置
JP4800802B2 (ja) 水晶体超音波乳化吸引術用のチップ
CA2064608C (en) Tip for a tissue phacoemulsification device
US4136700A (en) Neurosonic aspirator
US5993408A (en) Thin tip phaco needle
EP2012722B1 (en) Multi-purpose phacoemulsification needle
JP2010500073A (ja) 超音波ナイフ
US8801737B2 (en) Apparatus and method for phacoemulsification
US20140081151A1 (en) Cataract removal device and integrated tip
JPH05501667A (ja) 組織の除去
WO1994022402A1 (en) Phacoemulsification method and tip
JP2007296364A (ja) 水晶体超音波乳化吸引手術用チップ
WO2020194159A1 (en) Device and method for fracturing and removing ocular lenses
JPH03139347A (ja) 眼科用超音波手術器
Sachdev et al. The Phaco Machine