JPH05501625A - クレジットカード等のためのホルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、クレジットカード、銀行カート、チャージカート（ｃｈａｒｇｅ　ｃ ａｒｄ）等のためのホルダに関する。

クレジットカート、銀行カート、チャージカード等は、利用した金額やその日付 、また、現在の残高を目に見える形で表示する手段を存しない点で、利用者にと って著しく不便であり、そのために、利用者の側で独自に利用の状況を記録して 置かなければならない。

そのような記録を残して置くようにするにしても（もっとも全ての人かそのよう にするわけではない）、はとんどの利用者は利用の記録を付は忘れることかある ために、後になって正確な支出金額や口座残高を把握することか困難となること が多い。

例えば、米国特許第ＵＳ４，５８７，４０９号は、開閉可能な二つ折りのウオレ ット装置において、その一方のフラップに計算手段を収容するようにし、他方の フラップに複数のクレジットカートを収容するように構成することを提案してい る。この装置は、複数枚のチャージカードに対応できるように構成されているた めに嵩が張りしかも扱いが複雑であり、利用者がカート使用の記録を付は忘れる 問題に対応することかできなかった。また、オーストラリア特許第ＡＵ４６゜５ ６８号は、同じくつオレット撃てあり従ってかなり嵩の張る装置として、クレジ ットカードを収容する側のフラップに関連して、カードを収めるコンパートメン ト内にカードか存在しないことを検出する手段と、検出されたカードの非収容状 懸を使用者に知らせるための信号を発生させる手段とを設けたものを開示する。

しかしながら、それらの装置によっては、クレジットカード、銀行カード、チャ ージカート等を収容、保護し、一連のカード利用の記録、記憶、表示を使用者か 忘れることなく確実に行うようにさせることか可能で、しかも、軽量で嵩張らな い装置を提供するという本発明の目的としての問題を解決するものてはない。

上記問題は、クレジットカート、銀行カート、チャージカート等のためのホルダ であって、カードを収容するためのコンパートメント部と、そのコンパートメン ト部内に設けられてそのカードによって作動するスイッチ手段と、そのスイッチ 手段によって起動する警報手段とを含むホルダにおいて、本ホルダか、さらに、 記録内容をスイッチオフ後も保持するメモリと、キーボードによって入力された 指示を実行してその結果を前記メモリに記録する演算および／または論理手段と 、前記メモリの内容を表示する手段とを備えた計算手段を含み、また、前記警報 手段か回路によって前記計算手段と前記スイッチ手段とに接続され、その警報手 段か、前記コンパートメント部から取り出されたカードか再び挿入されることに より起動し、前記キーボードによる入力操作の結果か前記メモリに記録されるこ とにより停止することによって、解決される。

前記メモリは好ましくは複数のレジスタ部を含み、その各レジスタ部か、前記入 力操作の結果を、前記計算およびメモリ手段に関連する時計および日付器による 日付と共に、時間順に記録し、それらの各レジスタ部の内容か前記キーボードの 操作によって読み出され、表示され得るようにされる。

本発明のある実施態様においては、前記メモリか、口座の金額の初期値と、その 初期値の記録日である第１の日付とを記録する第１のレジスタ部と、口座の残高 とその日付である第２の日付とを記録する第２のレジスタ部と、前記第１と第２ の日付の間に行われた前記入力操作の結果としての各位とその記録日である日付 とを順次記録する一群のレジスタ部とを含む。

本発明の提示する利点は容易に理解される。すなわち、カード使用者が、本ホル ダにカードを収容すると直ちに音声等の警報手段によって、前記計算手段のメモ リに今回のカード使用の金額を入力するように警報を発せられるのである。従っ て、使用者は入力操作を忘れずに行うことができる。

ある実施態様においては、前記警報手段は、カードが本ホルダから取り出された 後に起動するようにされ、その場合に、取り出されてから一定時間か経過した時 に起動するようにされる。

他の実施態様においては、前記警報手段は、カードか本ホルダから取り出された 後に一定時間が経過した時に起動するか、または、そのカードか本ホルダに再び 挿入された時に起動するようにされる。

有利な実施態様においては、前記警報手段は、前記計算手段のメモリに入力結果 か有効に記録されて始めて停止するようにされる（カードか本ホルダから誤って 取り出された場合等においては、入力金額はゼロであることかある）。

前記スイッチ手段は、リード・コンタクト部材という極めて簡単な構成としても よく、また、光電セル装置によって構成してもよい。

使用者は何時でも前記メモリの記録内容を表示させ、それにより口座残高を知る ことかできる。前記メモリか複数のレジスタ部を有する実施例においては、使用 者はそれらレジスタ部を連続的に呼び出してその内容を表示させることかでき、 それにより、メモリの容量に比例する範囲内で、初期金額の記録以後に入力され た全ての記録の完全なデータを保持することかできる。

ある有利な実施態様においては、前記メモリは、秘密コードの入力の後に始めて アクセス可能となる。

さらに、本発明によれば、前記計算およびメモリ手段か、そのメモリに記録され た１つ以上の前記入力操作結果を消去することができるようにされており、例え ば、銀行の計算書を受け取り記録されている入力結果と照合した後にメモリの内 容を消去することができる。

以下本発明の好適な実施例を図面を参照しつつ説明するが、それにより本発明は 明確に理解され、本発明の他の特徴、利点が明らかになるであろう。

図１は、本発明に従うホルダの第１の実施例の正面平面図である。

図２は、図１のホルダの右側端面図である。

図３は、図１のホルダの背面平面図である。

図４は、他の実施例の斜視図である。

図５は、図４の５−５断面図である。

図５ａは、カードの別の状態を示す図５に対応する部分図である。

図６は、図４の６−６断面図である。

図７は、回路図である。

図１〜図３は、本発明に係る装置の第１の実施例を示す。本実施例の装置ｔＩＯ は、クレジットカード、１行カード、チャージカード等（図示せず）のためのホ ・　ルダであって、一般に、角の丸められた長方形の形状をなし、カートの寸法 に対応した寸法を有する。その寸法は、例えば、約８５Ｘ５５ｍｍである。ホル ダ１０の一つの短辺には、カードの挿入と取り出しを容易にするための凹部１１ か形成されている。ホルダ１０の前面には計算機１２か組み込まれている。計算 機１２は、図１に示すように、キーボード１４、データ表示スクリーン１６、日 付表示スクリーン１８．０Ｎ１０ＦＦスイツチ２０を備える。計算機１２の前部 にはさらに、加算および減算用のキー１３．１５か、機能を後述するキー１７． １９．２２．２４と共に設けられている。

計算機１２に備えられるメモリは、計算機１２のスイッチが切られた後も記録し た内容をそのまま保持する。このメモリは、口座の初期値ないし金額とその記録 日、口座の現在の残高、並びに、前記初期値の記録以後の各入力の結果とその日 付を順次記録する複数のレジスタ部を含む。計算機■２には、人力操作の回数が メモリの容量を超えた場合に前記初期値を例えば最新の残高によって置き換える 手段を設けることができる。

キー１７，１９，２２．２４を操作することにより前記各レジスタ部を連続的に 呼び出し、その内容を表示器１６．１８に表示させることができる。また、表示 器１６．１８は、備えられた時計に基づく日付と、計算機１２に関連したデータ とをそれぞれを表示する。減算キー１５（“−”）の上方に位置するキー１７． １９を操作することにより各支出額が、加算キー１３（“十“）の上方に位！す るキー２２．２４を操作することにより各収入額か表示される。

本発明の範囲を逸脱することなく、計算機１２には池の既知の機能を付与するこ とができる。例えば、計算機１２の適当な機能キーを操作することにより、クレ ジットカード等の使用に関するデータの記録ないし処理のために用意された前記 メモリのレジスタ部や回路を、他の計算回路から一時的に遮断することにより、 これを行う。

前記計算／メモリ手段１２は、メモリに記録された１つないしはそれ以上の入力 結果の消去を許容する機能壱備えている。例えば、銀行からの勘定報告を受け取 った際にメモリに記録されている入力結果と照合の後に、メモリの内容を消すの である。

図２に示されるように、ホルダｌＯは挿入スロット２６を有し、ここからカード か挿入され、コンパートメント部にそのカードか収容される。このコンパ−１・ メント部の内部には、スイッチ（図示せず）が設けられる。そのスイッチは計算 手段１２に接続さね、前記カードか挿入され一定の位置に達することにより作動 する。

ホルダ１０から取り出されたカードか再び挿入されると、前記スイッチか信号を 出し、計算機１２がそれを検知する。信号を検知した計算記１２は、ホルダｌＯ の背面３０に設けられたブザー２８を起動する。ブザー２８は、計算機１２のキ ーボード１４による入力操作と、その入力が支出の場合にはキー１５（“−”） の操作、収入の場合には加算キー１３（“＋”）の操作によって、その入力結果 が前記メモリに記録されるまで作動し続ける。

前記メモリへの記録の後、計算手段１２かブザー２８の作動を停止する。

図３において、参照符号３２は計算手段１２およびブザー２８に電気を供給する バッテリである。

図４〜図７は本発明の他の実施例を示す。本実施例のホルダｌＯは図１〜図３の ホルダとほぼ同様の構成を有するが、計算手段１２の要素の構成が異なる。表示 スクリーンは３３で示され、キーボードは３４で示されている。本実施例におい ては、スイッチ手段が弾性ストリップ３８とスタッド３５とから成り、計算手段 １２のプリント回路を支持する壁部材３７の内面３６上に設けられている。壁部 材３７は、平行な壁４０と共にクレジットカード、銀行カード、チャージカード 等のカードＣを収容するハウジングないしコンパートメント３９を規定する。

カードがコンパートメント３９に完全に挿入された状態が図５ａに示されている 。この状態において、カートＣはスタッド３５と弾性ストリップ３８の間に挿入 されている。この状態においてはまた、カードＣはマイクロコントローラ４１と 相対する。

図７に示されるように、マイクロコントローラ４１は時計と日付器とを含み、バ ッテリ４２を電源とし、音声警報器４３（最も簡易なものとして圧電ブザーかあ る）、表示スクリーン３３、スイッチ手段３５．３８、マトリックスキーボード ３４にそれぞれ接続されている。マトリックスキーボート３４は、前記プリント 回路３７上に設けられるダイアフラムとして構成することができる。

その他、スイッチ手段３５．３８を光電セル装置によって構成することもてきる 。スイッチ手段は、それが機械的に構成された場合においても、あるいは、光学 的に構成された場合においても、計算手段１２の作動および進行上、図１〜図３ の装置について説明したと同様の機能を果たす。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）国 平成３年１２月１９日

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．クレジットカード，銀行カード，チャージカード等のためのホルダであって 、カードを収容するためのコンパートメント部と、該コンパートメント部内に設 けられて該カードによって作動するスイッチ手段と、 該スイッチ手段によって起動する警報手段とを含み、さらに、記録内容をスイッ チオフ後も保持するメモリと、キーボード（１４，１３，１６，１７，３４）に よって入力される指令を実行してその結果を前記メモリに記録する演算および／ または論理手段と、前記メモリの内容を表示する手段（１６，１８，３３）とを 備えた計算手段（１２，４１）を含み、前記警報手段（２８，４３）が回路によ って前記計算手段（１２，４１）と前記スイッチ手段（３５，３８）とに接続さ れ、該警報手段が、前記コンパートメント部（３９）から取り出された前記カー ド（Ｃ）が再び挿入されることにより起動し、前記キーボード（１４，３４）に よる入力操作の結果が前記メモリに記録されることにより停止することを特徴と するホルダ。
2. ２．前記メモリが複数のレジスタ部を含み、該各レジスタ部が、前記入力操作の 結果を、前記計算およびメモリ手段（１２，４１）に関連する時計および日付器 による日付と共に、時間順に記録し、本ホルダが、前記各レジスタ部の内容を読 み出して表示させる手段を含む請求項１のホルダ。
3. ３．前記メモリが、口座の初期値と該初期値の記録日である第１の日付とを記録 する第１のレジスタ部と、前記口座の残高とその日付である第２の日付とを記録 する第２のレジスタ部と、前記第１と第２の日付の間に行われた前記入力操作の 結果としての各値とその記録日である日付とを順次記録する一群のレジスタ部と を含む請求項１または請求項２のホルダ。
4. ４．前記メモリが、秘密コードの入力の後に始めてアクセス可能となる請求項１ 〜３の何れかのホルダ。
5. ５．前記スイッチ手段（３５，３８）が、機械的手段、または、光電セルを備え た光学手段からなる請求項１〜４の何れかのホルダ。
6. ６．前記計算およびメモリ手段が、該メモリに記録された１つ以上の前記入力操 作結果を消去することが可能な請求項１〜５の何れかのホルダ。