JPH05501227A - 鋳造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 □ 本発明は金属帯もしくはポストに電池プレートを連結する種類の鋳造装置に関す る。

この種の装置は本出願人のイギリス特許Ｎｏ．２，０２３，４７１Ｂに開示され ている。この特許に開示の構成においては、ポンプ１３が鉛の計量ずみショット （小塊）を大口弁２０３を介して鋳型キャビティ５１内に導入される。次いで放 出弁８２が開かれ送給路５２内の鉛は、放出弁のレベルで決められる基準即ち一 定のヘッドレベルに下がる。これは現行の鋳造方法における，相当進んだ改良で はあるがその一方でいくつかの問題点を抱えている。先づ第１に、大口弁は適切 に着座せず流路妨害されるような傾向をもつ。その結果、供給路は鉛槽内に排出 することになり、そのため次にポンプによって送出される紛のショットは鋳型キ ャビティへの充填が不充分になρ。

更に、鉛の計量ずみショットの送給の結果生ずる衝撃波が送給路内に流れのむら を発生させ鋳型内キャビテイの充填を不充分ならしめる。

本発明に係る装置の構成は電池プレートを金属帯或いはポストに連結するための ものであって、その構成は、１個以上の金属帯或いはポスト用のキャビティと、 このキャビティに隣接する溶湯送給路（湯道）と、送給路とキャビティとの間の せきと、実質的に連続運転するためのポンプを含む送給路の一端に溶湯を送り込 む手段と、そして開放された場合には予め設定されている基準水準にまで溶湯を 流路から流出させ、閉じられた場合には溶湯を上記せきを通して上記キャビティ 内に流入させる放出弁とから成っている。

ポンプを、実質的に連続性をもって、あるいは完全に連続的に駆動することによ って、衝撃波を除去できる。この一定の駆動によれば、供給路からキャビティ内 への鉛の濡出流人の方法は各種のやり方が用いられる。第１に、ポンプを単一速 度で駆動して放出弁を単純に閉塞することによって温圧流を生ぜめる。これが鉛 のむしろ高速循環を起し酸化物の生成をもたらす。第２に、ポンプを２種以上の 速さで駆動する；その初めは、低速であって単に送給路が槽中に漏れ出るのを防 止するように設定されており、その２番目の速さは高速であって鉛の適正量を送 給路に送り込みそしてキャビティを満す速さである。この２番目の高速の運転期 間と、放出弁の操作との時間を設定することによって、鉛は全く正しく計量され る。第３に、本装置に於いてはポンプと送給路との間に大口弁を設けておりこの 場合、もし大口弁が目詰まりを起すと、ポンプは送給路から船種に入る如何なる 漏れも防止する一方、開放した放出弁は送給路の温圧を防止する。第４に、そし て実際に好ましいことであるが、鉛がキャビティの中に流入した後極めて短時間 だけポンプが切られて停止され、流路中の鉛に対する有効なヘッドを増し、その 結果予め設定された基準水準が達成される。

好適実施態様においては、ポンプはインペラーポンプであり、キャビティが満た された場合にのみ放出弁を閉じる手段が設けられている。放出弁を閉じる手段は 、大口弁を開閉する作動に呼応してすなわち時間的一致により操作される。或い は又、大口弁が存在しない場合には、放出弁を閉じる手段が鋳造装置のポンプ速 さあるいはその他の循環生成要素に関連して作動する様にしてもよい。

本発明は多種態様に実施されるが、特定の実施態様について添付図面を参照しな がら、ここに説明する。

図１は本鋳造装置の概略側面図である。

図２は図１の鋳型ブロックの断面図である。

図３は放出弁の別形態を示す図である。

本鋳造装置は１０で示してあり、船種１１と、ポストユニット１２と鋳型１３か ら成る。

鋳型ブロック１３は、実質的には本出願人の前の特許出願で開示しているものと 同一であるが、簡単に言うと、せき１６によって鋳型キャビティから分離された 送給路１４を有する。この送給路は供給路１７を用いてポンプユニット１２と連 通しており、供給路１７は、また放出弁１９によって閉塞され得る濡出流出口１ ８に連結される。

ポンプユニットはインペラーポンプ２０と入口弁２１とを有する。インペラーポ ンプ２０は入口２２を通して船種１１から鉛を引出し、大口弁２１が開くと鉛を 供給路１７の中に送給し、次いで送給路１４内に流入させる。

通常の運転においては、過給路１４内の鉛のレベルは濡出流出口１８によって決 定される基準水＄２３に保たれる。鉛が鋳型キャビティ１５内に注入されると、 放出弁１９は濡出流出口１８を閉じ、入口２１は開放されて鉛の持続流を送給路 １４中に流入させその結果鉛はせき１６を温圧する。放出弁１９はこのようにし て開けられ大口弁２１は閉じられ（そしてポンプは瞬間的に停止される）その結 果、送給路内の鉛は、−二鉛がキャビティ１５内に注入された後にせき１６の高 さの下へと戻される。

しかし、もしも大口弁２１が詰まって適切に着座しなくなると、供給路から下方 への漏洩は鉛の残余の間隙を介しての通路１７への流れによって防止される。も し流量が、供給路１４内に過剰の鉛が流入される程度であるとすれば、この流量 は、基準水準を維持する開放溢水流出口１８により規制される。この運転方法は 、この装置をして相当に休止時間を少くする。現在ではポンプは１週間に１回分 解整備せねばならないからである。

上述したように、入口弁２１を除いた構成を用いて別の運転も実施できる。双方 の弁はばね２６．２７に対して油圧ラム２４．２５を用いて操作される。放出弁 は好ましくは開放したままにならないように構成されている。

図において、放出弁は、弁を介して流れる流れの方向に大体平行に伸びる軸線の 周りに枢着されたフラップとして図示しである。或いはこの放出弁は横断軸線の 周りに枢着され、流れを横切ってスライスするというよりむしろ流れに対抗して 閉じるように設けてもよい。この事は堆積物がたまってジャミングに至ることが ないことを意味している。図３には更にあり得べき本発明の実施態様を示してあ り、すなわち、この場合、放出弁１９は、ニードル弁要素３０を有しており、こ のニードル弁要素は供給路１７の頭部にある開放井戸出口３１内に設けられる。

この構成の利点は、空気に暴露される鉛の表面積を少くし、その結果その表面の 酸化及び堆積物を低減することである。

国際調査報告　。１エフ。１゜。／ｌ’ＮＱ。。

国際調査報告 ＧＢ　９００１５９３

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．電池プレートを金属帯もしくはポストに連結する装置であって、少く共１つ の帯もしくはポスト用のキャビティと、このキャビティに隣接する溶湯送給路と 、送給路とキャビティの間のせきと、実質的に連続的に運転されるポンプを含む 送給路の一端に溶湯を送給する手段と、そして開いた場合には金属を送給路から 予め定めた基準水準にまで流出させ、閉じた場合にはせきを越えて上記キャビテ ィ内に金属を流入させる放出弁とを有してなることを特徴とする鋳造装置。
2. ２．ポンプと送給路との間に入口弁があることを特徴とする請求の範囲第１項に 記載の装置。
3. ３．ポンプはインペラーポンプであることを特徴とする請求の範囲第１項もしく は第２項に記載の装置。
4. ４．キャビティが充満されたときにのみ放出弁を閉じる手段を更に有することを 特徴とする前記請求の範囲の何れかの項に記載の装置。
5. ５．放出弁を閉じる手段は入口弁の開放に呼応して、もしくは時間を一致させて 操作することを特徴とする請求の範囲第２項に基づく請求の範囲第４項に記載の 装置。
6. ６．１種類以上の速さをもってポンプを駆動する手段を有することを特徴とする 請求の範囲第１項に記載の装置。
7. ７．ポンプが加速される場合に放出弁を閉じる手段を更に有することを特徴とす る請求の範囲第６項に記載の装置。