JPH05500910A - スタッド付き履物 - Google Patents

スタッド付き履物

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JPH05500910A
JPH05500910A JP2514142A JP51414290A JPH05500910A JP H05500910 A JPH05500910 A JP H05500910A JP 2514142 A JP2514142 A JP 2514142A JP 51414290 A JP51414290 A JP 51414290A JP H05500910 A JPH05500910 A JP H05500910A
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JP2514142A
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コリンズ,デービッド・ロイ
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トリスポート・リミテッド
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    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C15/00Non-skid devices or attachments
    • A43C15/16Studs or cleats for football or like boots
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スタッド付き履物 本発明は、着脱可能なスタッドを有する型式の履物に関する。この型式の履物は 、スポーツ又は競技を行う人が着用することが多い。これらスタッドは、一般に 、地面に対する履物の接地力を向上させることを目的とするものであり、広く各 種の形状とすることが出来る。これらスタッドは、例えば、平坦又は丸味を付け た端部を備えた、どちらかといえば鋭くないものや、スパイクのように、より鋭 いものもある。しかし、説明の便宜上、これらの全体を含めてスタッドと称する 。
着脱可能でかつ交換可能なスタッドは、通常、雄ねじ穴を備えて形成されたスピ ゴットを備えている。各スピゴットは、履物の裏側に形成されて補完的な形状の 雌ねじを備えているソケット内にねじ込むことが出来る。
これらの型式のスタッド及びソケットは、英国特許第1,564.H3号、同第 2,028゜102号、同第2,115.6H号及び同第2.1.91,079 号の明細書に記載されている。
スタッドは、ソケット内に完全にねじ込んだならば、例えば、修理又は交換の目 的のためにねじを緩めるときまでは、その位置に確実に留まっていることが極め て望ましいことである。もし、スタッドが緩んだならば、該スタッドはソケット から予想以上に突出することになり、その結果、誤って何等かの障害物にスタッ ドをぶつけてしまう可能性が増し、あるいはまた、ユーザの足の位置や姿勢に悪 影響を及ぼす可能性が増す。更に、スタッドの一部のねじが緩み、その結果、ソ ケットからスタッドの先端までの距離が増すと、ユーザが歩行中又は走行中にス タッドで硬いラフな路面を踏んだときによく生ずるように、スタッド先端にせん 断力が加わったとき、スタッドからソケットに付与される曲げモーメントは増大 し、これにより、スピゴット及びソケットの損傷の可能性が増す。更に、スタッ ドの一部のねじが緩むことに起因して、ソケット内に存在するスピゴットの長さ が短くなるので、損傷の可能性は一層大きくなる。
スピゴット付き履物は、それぞれのスタッドが係合する比較的多数のソケットを 備える。例えば、男性用のゴルフ靴は、13個のソケット及びスタッドを備え、 一対の靴で考えると合計26個ものソケット及びスタッドを備えることが十分に 考えられる。その何れか1つのソケットが履物の寿命中に損傷する可能性は比較 的小さい(例えば、X分の1)が、一対の靴のソケット全部(例えば、n個)の うちの任意の1つのソケットが損傷する可能性は、その2つの積となり、遥かに 大きくなる。一対の靴スはその他の履物のただ一つのソケットが損傷し又は破損 しただけでも、その一対の履物全体を交換しなければならないことが理解されよ う。このことを考慮したとき、各スタッドをその関係するスタッド内にねじ込ん だならば、そのスタッドが適所に確実に維持されることが望ましいことであるこ とが分かる。
故に、靴底を過度に厚くすることなくスタッド及びソケットの軸方向長さを可能 な限り長くすると共に、比較的小さいねじれ角及び比較的多数のねじれ数(ねじ 山数)を有する相互に係合するねじをスタッド及びソケットに設けることが一般 的な方法であった。このようにするための設計上の特徴は、スピゴットとソケッ トとの接触面積を最大にし、それにより、ねじが緩み始める前にスタッドに付与 しなければならないトルクを最大にすることである。
いったんスタッドを取り付けた後、即ち、スタッドをソケット内に完全にねじ込 んだ後にスタッドのねじが緩んで外れてしまう可能性、又はねじが不完全ではあ るが緩んでしまう可能性を少なくするため、その他の各種の手段が採用されてい る。例えば、英国特許第2,163,037号は、ソケットを保護すると共に、 スタッドのねじが緩む可能性を少なくする保持形状体について記載している一方 、英国特許出願第005473号(公告筒2.H2,916号)は、同様の目的 のための相互に係合する歯又はスタッド及びソケット構造を開示している。
しかしながら、現在のスタッド及びソケットの構造は、その他の欠点があり、し たがって、本発明の目的はそれら欠点を解決し又は少なくとも軽減することであ る。
本発明の第一の特徴によれば、本発明は、雌ねじ付きソケットを有するスタッド 付き履物に使用されるスタッドであって、ソケットの雌ねじに対して補完的な雄 ねじが設けられたスピゴットを備えるスタッドから成り、該スピゴットのねじが 2条又はその他の多条ねじてあり、スピゴットをソケット内に挿入し、スピゴッ トをソケットに対してねじが相互に係合し始める部分から一回転半(540’) を越えない角度だけ回転させることにより、該スタッドを履物に係合し得るよう にしたものである。
本発明の第二の特徴によれば、本発明は、スタッド付き履物に組み込まれる雌ね じ付きのソケットから成っており、該ソケットは、2条又はその他の多条ねじの 形態である雌ねじを有し、補完的な2条又はその他の多条ねじの形態の雄ねじを 備えるスピゴットを有する履物用のスタッドと共に使用し得るようになされてお り、ソケット内の多条ねじは、スピゴットをソケット内に挿入し、その後、スピ ゴットをソケットに対してねじが相互に係合し始める部分から一回転半(540 °)を越えない角度だけ回転させることにより、該スタッドがソケットに完全に 係合されるようなものとする。
スタッドをソケットに取り付けるとき、通常の方法は、最初に、スタッド及びソ ケットを相互に軸方向に整合するように動かし、次に、スピゴット及びソケット の先端のねじが相互に当接するまで、相対的に回転させずに、スタッドをソケッ トに向けて軸方向に動かすことである。その当接状態となったならば、スタッド をソケットに対して回転させ、ねじが相互に一層係合するようにし、スタッドが 取り付けられた状態になるまでスタッドを回す。ねじが相互に当接するときまで 、スタッド及びソケットの相対的回転位置は全く任意である。はとんどすべての 場合、ねじが相互に当接した後、ねじが相互に係合し始まる前、即ち、スタッド 及びソケットが相対回転することなく相対的な軸方向の動作をするのみでは互い に分離することのできないねじの状態に蓮する前までに、ソケットに対しスタッ ドをある角度だけ回転させることになる。′本発明の第三の特徴によれば、本発 明の第一の特徴によるスタッドが本発明の第二の特徴のソケットによる補完的な ソケットと組み合わせられる。
本発明の第四の特徴によれば、本発明は、本発明の第二の特徴による少なくとも 1つのソケットを^備する履物である。
望ましくは、本発明の第三の特徴に基づく履物は、該ソケット又はソケットの各 々には、本発明の第一の特徴による補完的なスタッドが設けられていることを特 徴とする。
2条ねじが好適であることが多いが、3条ねじ又はより多条のねじを使用するこ とが望ましいこともある。
ソケットに対するスピゴットの上記回転は、ねじが相互に係合し始める部分から 1と1/4回転(450°)を越えないことが望ましく、特に好適な回転角度は 、ねじが相互に係合し始める部分から約−回転(360’)である。
スタッドを履物に取り付けようとする場合、通常、スタッドにトルクを加えて該 スタッドをソケットに対して回転させ、さらなる回転に対する強力な抵抗力が生 じるまでそのスタッドを回すようにする。さらなる回転に対する強力な抵抗力が 生じる状況は、スタッド及びソケットの補完的な当接面同士が係合することによ り、又はスタッドの当接面と履物の補完的な当接面とが係合することにより得ら れれるであろう。
スタンドがソケットと係合する最終段階において、ねじの相互に当接する面は相 互に緊密に係合するようになり、その結果生じる摩擦力がスピゴットの緩みに抵 抗し、又はその抵抗を支援する傾向となる。かかる保合の最終段階中、スパナ状 の手動工具を使用して大きいトルクを付与することが出来る。当接面の一方又は 双方を提供するねじがプラスチック材料にて形成される場合(このように形成さ れることは望ましい)、このねじは僅かに変形する傾向を生じ、その結果、スピ ゴットのねじとソケット内のねじとの間の把持力が増大する。しかし、金属ねじ を使用することも可能であり、金属ねじは3条又はそれ以上の多条ねじを使用す る場合に特に適したものである。
本発明は、少なくとも一部において、次のような発見ないし発想に基づいている 。すなわち、スタッドをソケットと完全に係合させるためのスピゴットの回転角 度が小さくてすむような2条又はその他の多条ねじを使用する結果、ねじれ角が 僅かに増大し、従って、ねじの緩みに抵抗する摩擦力が幾分低下するが、かかる 低下は、許容し得る程度の小ささにすることが出来るということである。
更に、前述したように、いったんスタッドをソケットと完全に係合させたならば 、そのスタッドのねじが外れ又はそのねじが緩む可能性を少なくするために、各 種の手段が用いられている。本発明と共に1又は2以上のかかる手段を使用する ことが望ましい。そうすることにより、スタッドをソケットと完全に係合した状 態に維持するために、相互のねじ間に作用する摩擦力に依存する程度を軽減する ことが出来る。ソケットに係合させたスタッドのねじが緩む可能性を小さくする ために設けられる保持手段として、ソケットに設けられた補完的な歯と協働する 歯を備えることが出来るが、このような歯にかえて、或はこのような歯に加えて 、かかる保持手段は、スピゴットの外側に配置された保持リングを備えることが 出来、該保持リングはソケットの外端縁が外方に拡張するのを阻止する。
本発明を利用する結果、幾つかの利点が得られる。以下の説明は2条ねじを使用 する場合に関するものであるが、基本的にその他の多条ねじにも適用可能である ことが容易に理解されよう。第一に、上述のように、スタッドをソケットに係合 させようとするとき、最初にスピゴット及びソケットのねじの端部が相互に係合 する位置までスピゴットを回転させることが必要であるが、従来がら使用されて いたような1条ねじの場合、相互の保合状態を実現するためにスタッドを回転さ せなければならない平均角度は半回転(180’)である一方、2条ねじの場合 、その角度はl/4回転(90’)と小さくなる。第二に、スピゴットをソケッ トと係合させようとするとき、挿入しようとするソケットの軸線に対してスピゴ ットの軸線が幾分類いた状態で該スピゴットを挿入してしまう可能性があるため 、従来の1茶ねじを有するスタッドをソケットに係合させようとしてスピゴット 及びソケットのねじの端部が相互に係合する位置まで該スタッドを回転させたと き、スピゴットのねじが食い違っていることによりソケットが損傷される虞れが あるが、かかる虞れは、2条ねじを使用することにより著しく軽減される。第三 に、本発明の利用により、すべての組のスタッドを一対の靴又はその他の履物に 取り付けるのに必要とされる労力が遥かに軽減される。例えば、一対のゴルフ靴 において26個のスタッドを取り付けるとき、スピゴットが各々、1条ねじを3 回転半巻いた従来型式のものである場合、必要とされる総回転数の平均は、10 4回である。その理由は、各スピゴットおよびスタッドのねじを相互に係合し始 める状態にさせるためにはスピゴットを平均して半回転させねばならず、次に、 各スピゴットおよびソケットを完全に係合させるためには更に3回転半させなけ ればならないからである。しかしながら、本発明において、各々、2条ねじを1 と1/4回転だけ巻いたスピゴットを使用すれば、合計回転数は、平均して半分 となる。即ち、平均して、各スタッドを、スピゴット及びソケットのねじを相互 に係合し始める状態にさせるために最初に1/4回転させ、次に、双方を完全に 係合させるために更にlと174回転させればよい。同様に、1組のスタッドの ねじを緩めて外すのに必要な回転数は従来の1条ねじの場合の91回転(即ち、 3゜5X26)から本発明における2条ねじの場合の32.5回転(即ち、1. 25X26)へと少なくなる。このように、摩耗した1組のスタッドを除去し、 そのスタッドを新品と交換するのに必要な回転数は、平均195回(即ち、10 4+91)から平均88.5回(即ち、56+32.5)へと少なくなる。
次に、単に一例として、添付図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する 。
第1図は、本発明を具体化する2条ねじを備えるスタッドを示す図、第2図は、 第1図のスタッドの細部の特徴を示す図、第3図は、本発明を具体化する2条ね じを備えるソケットを示す図、第4図乃至第6図は、スタッドが補完的なソケッ トから緩んで外れる可能性を少なくし得るようにした保持手段を示す、前述の英 国特許から引用した図面である。
添付図面の第1図乃至第3図に図示した特定の実施例におけるスタッド付きスポ ーツ靴用スタッドおよびソケットは、英国特許!、IIs、683号の明細書に 記載したものと略同様であるが、各ソケットおよびスピゴットのねじには1条ね じに代えて2条ねじが使用され、スピゴットおよびソケットのねじの端部がちょ うど相互に係合する最初の位置からスタッドを約−回転(360’ )すること により、該スピゴットがソケットに完全に係合し得るようにした点が異なる。
第3図には、プラスチック材料にて形成され、スタッド付き靴の靴底又は踵に組 み込み得るようにしたねじ付きソケット1が示してあり、第1図および第2図に は、該ソケット1に係合し得るようにしたねじ付きスタッド2が示しである。
ソケットlは雌ねじ4を有するバレルすなわち外筒3を備えている。ねじ4は、 2条ねじである。スタッド2は、プラスチック材料から成る支持体5と、該支持 体5に恒久的に固着された金属ピン要素6とを備えている。該ピン要素6は、支 持体5の軸穴を通って伸長するステム7を備えている。
該ステム7は、一端にて、支持体5に当接する小さいフランジ8を備え、該ステ ム7の他端は、支持体5と組み合わせられた後、符号9で示すようにリベット状 に曲げられ、ビン要素6および支持体5を共に恒久的に固着する。又、ビン要素 6は、支持体5から突出する接地ヘッド10を備えている。支持体5は、ソケッ トl内のねじ4に係合する雄ねじ付きスピゴット11と、ソケット1を越えて靴 底又は踵の裏側に係合する半径方向に伸長するフランジ12とを備えている。フ ランジ12の裏側の凹所13は、面スパナ上に形成される補完的な形状の突起を 受け入れ得るようにしである。面スパナは、スタッド2をソケット1と係合させ るようにねじ込んだり、また、必要なときにそのスタッド2を取り外すために使 用される。
保持リング14がフランジ12の上面から上方に突出している。該リング14は 、英国特許第2,163,037号の明細書に記載されているように、スピゴッ ト11から外方に離間して設けられており、ソケット1が半径方向外方に拡張す るのを阻止する。
更に別の変形例においては、各スピゴット11及びその関係するソケットlには 、英国特許6顯第2,202.916号の明細書に記載された型式の相互に係合 する歯が設けられており、スタッド2側の歯は、保持リング14上に取り付ける ことが望ましい。第4図は、英国特許第2,209.916号の明細書から引用 した図面であり、ここに示す支持体15は、支持体5と略同様であり、リング1 4と同様の保持リング16が設けられている。歯17は、図示するようにリング 16から突出している。上記特許明細書から引用した図面である第5図及び第6 図には、ソケットlと略同様のソケット18が示されており、該ソケット18の 外筒は、使用時にスタッドの歯17と協働する歯19をその外面に備えている。
英国特許第2,209,916号が開示しているスピゴットおよびソケットは、 各々が1条ねじを備えている。しかしながら、上述したように、リング16およ びこれと同様に本発明に従ってスピゴット及びソケットに適用し得る歯17.1 9を示すためにのみ、該特許の中から第4図、第5図及び第6図のみが本明細書 に含めである。
上述の英国特許第2,202,916号の明細書に記載されているように、スタ ッドをソケットから緩めるのに十分な大きさのトルクが加えられるとき、スタッ ドの歯の少なくとも一部が破断するような構造とすることが望ましい。
更に別の変形例(図示せず)においては、ソケット上の歯は、ソケットの内側の ねじ山と平行な2本のら旋又は部分ら旋状の形態に配置され、スタッド上の歯は 、その突出する先端が2つの同様のら旋又は部分ら旋状に配置され、スピゴット がソケット内に係合しようとするとき、スタッドがソケットとほぼ完全に係合す るまでは、スタッドの歯はソケットの歯に接触せず、ソケットと完全に係合する 前にスタッドは比較的小さい角度で最終的に回転させなければならないような構 造とする。この、スタッドの最終的な僅かな角度の回転中、ソケット上の全ての 歯に、スタッドの歯が同時に又は略同時に係合し、最終的に、スタンド上の歯が ソケット上の歯を乗り越えてスナップ係合し、その結果、スタッドがソケットに 完全に係合したとき、ソケット上の各歯は、スタッド上の補完的な歯と当接また は近接した位置となり、スピゴットを緩める傾向のあるトルクに強力に抵抗する ことが出来る。
上述の英国特許第2402.916号の明細書に記載された好適な構成において は、スタッド上の歯の数はソケット上の歯の数を上端る。これは、スタッドを完 全に取り付けたとき、スタッド上に歯の少なくとも一部がソケット上の歯と恒久 的に係合することにより変形しないようにするためである。しかし、スタッド及 びソケット上の歯が共に2つのら旋又は部分ら旋状に配置される上述の構成の場 合、上述のように歯数に差をつけることは、もはや必要なく、スタッドの歯数は 、ソケット上の歯数と等しくすることが望ましい。ソケット上に6つの歯を設け 、又スタッド上に6つの歯を設ける場合(都合がよいとされている)、何れの歯 もソケット又はスタッドの軸線を中心として均一間隔に配置する。真向かいで対 向する多対の2つの歯は同様の形状および配置状態である。このため、例えば、 スタッド上の歯の軸方向長さを考えた場合、第1の歯は比較的短く、第2の歯は 中程度の長さで、第3の歯は比較的長く、第4の歯は第1の歯と同様であり、第 5の歯は第2の歯と同様であり、第6の歯は第3の歯と同様である。所望であれ ば、8つの歯を設けるなどして異なる歯数とすることも出来るが、各場合とも、 スタッド上の各歯は、真向かいに同様の歯が配置された形態とし、同様に、ソケ ット上の各歯も、真向かいに同様の歯が配置された形態にされる。このようにし て、スピゴット上の2本のねじの何れがソケットの2本のねじの何れに係合する かは問題にならない。
歯をら旋又は部分ら旋状に配置する上述のスタッド及びソケットの好適な形態を 採用する場合、任意の1つのスタッドとそれに関係するソケットとを完全に係合 させるのに必要とされるトルクは、必要な回転を行っているうちの大部分におい ては、無視し得る程度のものであるが、スタッドの歯がソケット上の歯を通過す る最終的な僅かな角度の回転中においては、より大きい値にまで急激に増大する 。このことに基づき、新品の履物に最初の組のスタッドを取り付けるときのメカ ニズムを考えることができる。すなわち、各スタッドは、相当な抵抗力が生じる までは機械的に回転され、次に遥かJこ大きいトルクを付与して所定の角度だけ 回転させるのである。
本発明のこの好適な実施例を採用するためには、各スタッドはその最終位置にま で完全にねじ込むことが必要であることを理解すべきである。従来、ソケットを 、通常の厚さよりも厚くされた靴底に取り付け、スタッド上のフランジと靴底の 底側との保合により、スタッドがソケット内に完全にねじ込まれるのを防止する ようにしたものもあった。本発明の好適な形態は、かかる状況において適用する には不適当である。
本発明を採用するためには、スタッドおよびソケットの設計は、スタッドおよび ソケットのねじ山が相互に係合し始める点からスタッドが1と1/2回転を越え ない範囲(望ましくは1回転)を回転することにより該スタッドがソケットに完 全に取り付けられるようにし、又、ねじれ角は比較的小さくシ、ねじの緩みに抵 抗する摩擦力を比較的大きい状態に維持することが望ましいため、スピゴット及 びソケットの軸方向の全長が比較的短くすることができる。実際、軸方向長さが 従来のものより短いソケットを提供することが十分に可能である。このため、こ れに対応して、履物に取り付けられる履物の靴底は薄い厚さのものとすることが 可能となる。
最後に、上述の実施例は2条ねじを備えるスタッド及びソケットに関するもので あるが、これらは3条ねじ又はより多条のねじにも容易に適用可能であることが 理解されよう。
FIG4゜ FIG5゜ Fl(36゜ 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 4年 4月 7日 1、特許出願の表示 PCT/GB90101515 2、発明の名称 スタッド付き履物 住 所 イギリス国スタフオードシャー ビー77・8アールピー。
タムワース、アーミントン、タムワース・ビジネス・パーク。
アンバー・クローズ 38 名 称 トリスポート・リミテッド 4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 5、補正書の提出日 「いっt:んスタッドを取り付けた後、即ち、スタッドをソケット内に完全にね じ込んだ後にスタッドのねじが緩んで外れてしまう可能性、又はねじが不完全で はあるが緩んでしまう可能性を少なくするため、その他の各種の手段が採用され ている。例えば、英国特許第2,163,037号は、ソケットを保護すると共 に、スタッドのねじが緩む可能性を少なくする保持形状体について記載している 一方、英国特許出願筒HO5473号(公告筒2,202,916号)は、同様 の目的のための相互に係合する歯又はスタッド及びソケット構造を開示している 。
しかしながら、現在のスタッド及びソケットの構造は、その他の欠点があり、し たがって、本発明の目的はそれら欠点を解決し又は少なくとも軽減することであ る。
本発明の第一の特徴によれば、本発明は、雌ねじ付きソケットを有するスタンド 付き履物に使用されるスタッドであって、ソケットの雌ねじに対して補完的な2 条ねじの雄ねじが設けられたスピゴットを備えるスタッドから成り、スピゴット をソケット内に挿入し、スピゴットをソケットに対してねじが相互に係合し始め る部分から一回転半(540°)を越えない角度だけ回転させることにより、該 スタッドを履物に係合し得るようにしたものであり、スピゴットの周囲のすべて の位置において少なくとも2本のねじ部分間に軸方向の重なりが生じており、2 条ねじの各要素がスピゴットの周囲を少なくとも1回転(360度)にわたって 延びている。
本発明の第二の特徴によれば、本発明は、スタッド付き履物に組み込まれる雌ね じ付きのソケットから成っており、該ソケットは、2条ねじの形態である雌ねじ を有し、補完的な2条ねじの形態の雄ねじを備えるスピゴットを有する履物用の スタッドと共に使用し得るようになされており、ソケット内のねじは、スピゴッ トをソケット内に挿入し、その後、スピゴットをソケットに対してねじが相互に 係合し始める部分から一回転半(540’)を越えない角度だけ回転させること により、該スタッドがソケットに完全l:保合されるようなものとされ、ソケッ トの周囲のすべての位置において少なくとも2本のねじ部分間に軸方向の重なり が生じており、2条ねじの各要素がソケットの周囲を少なくとも1回転(360 度)にわたって延びている。
スタッドをソケットに取り付けるとき、通常の方法は、最初に、スタッド及びソ ケットを相互に軸方向に整合するように動かし、次に、スピゴット及びソケット の先端のねじが相互に当接するまで、相対的に回転させずに、スタッドをソケッ トに向けて軸方向に動かすことである。その当接状態となったならば、スタッド をソケットに対して回転させ、ねじが相互に一層係合するようにし、スタッドが 取り付けられた状態になるまでスタッドを回す。ねじが相互に当接するときまで 、スタッド及びソケットの相対的回転位置は全く任意である。はとんどすべての 場合、ねじが相互に当接した後、ねじが相互に係合し始まる前、即ち、スタッド 及びソケットが相対回転することなく相対的な軸方向の動作をするのみでは互い に分離することのできないねじの状態に達する前までに、ソケットに対しスタッ ドをある角度だけ回転させることになる。
本発明の第三の特徴によれば、本発明の第一の特徴によるスタッドが本発明の第 二の特徴のソケットによる補完的なソケットと組み合わせられる。
本発明の第四の特徴によれば、本発明は、本発明の第二の特徴による少なくとも 1つのソケットを具備する履物である。
望ましくは、本発明の第三の特徴に基づく履物は、該ソケット又はソケットの各 々には、本発明の第一の特徴による補完的なスタッドが設けられていることを特 徴とする。
ソケットに対するスピゴットの上記回転は、ねじが相互に係合し始める部分から 1と1/4回転(450°)を越えないことが望ましく、特に好適な回転角度は 、ねじが相互に係合し始める部分から約−回転(360’)である。
スタッドを履物に取り付けようとする場合、通常、スタッドにトルクを加えて該 スタッドをソケットに対して回転させ、さらなる回転に対する強力な抵抗力が生 じるまでそのスタッドを回すようにする。さらなる回転に対する強力な抵抗力が 生じる状況は、スタッド及びソケットの補完的な当接面同士が係合することによ り、又はスタッドの当接面と履物の補完的な当接面とが係合することにより得ら れれるであろう。
スタッドがソケットと係合する最終段階において、ねじの相互に当接する面は相 互に緊密に係合するようになり、その結果生じる摩擦力がスピゴットの緩みに抵 抗し、又はその抵抗を支援する傾向となる。かかる保合の最終段階中、スパナ状 の手動工具を使用して大きいトルクを付与することが出来る。当接面の一方又は 双方を提供するねじがプラスチック材料にて形成される場合(このように形成さ れることは望ましい)、このねじは僅かに変形する傾向を生じ、その結果、スピ ゴットのねじとソケット内のねじとの間の把持力が増大する。しかし、金属ねじ を使用することも可能であり、金属ねじは3条又はそれ以上の多条ねじを使用す る場合に特に適したものである。
本発明は、少なくとも一部において、次のような発見ないし発想に基づいている 。すなわち、スタッドをソケットと完全に係合させるためのスピゴットの回転角 度が小さくてすむような2条ねじを使用する結果、ねじれ角が僅かに増大し、従 って、ねじの緩みに抵抗する摩擦力が幾分低下するが、かかる低下は、許容し得 る程度の小ささにすることが出来るということである。
更に、前述したように、いったんスタッドをソケットと完全に係合させたならば 、そのスタッドのねじが外れ又はそのねじが緩む可能性を少なくするために、各 種の手段が用いられている。本発明と共に1又は2以上のかかる手段を使用する ことが望ましい。そうすることにより、スタッドをソケットと完全に係合した状 態に維持するために、相互のねじ間に作用する摩擦力に依存する程度を軽減する ことが出来る。ソケットに係合させたスタッドのねじが緩む可能性を小さくする ために設けられる保持手段として、ソケットに設けられた補完的な歯と協働する 歯を備えることが出来るが、このような歯にかえて、或はこのような歯に加えて 、かかる保持手段は、スピゴットの外側に配置された保持リングを備えることが 出来、該保持リングはソケットの外端縁が外方に拡張するのを阻止する。
本発明を利用する結果、幾つかの利点が得られる。第一に、上述のように、スタ ッドをソケットに係合させようとするとき、最初にスピゴット及びソケットのね じの端部が相互に係合する位置までスピゴットを回転させることが必要であるが 、従来から使用されていたような1条ねじの場合、相互の保合状態を実現するた めにスタッドを回転させなければならない平均角度は半回転(180’ )であ る一方、2条ねじの場合、その角度は1/4回転(90’)と小さくなる。第二 に、スピゴットをソケットと係合させようとするとき、挿入しようとするソケッ トの軸線に対してスピゴットの軸線が幾分傾いた状態で該スピゴットを挿入して しまう可能性があるため、従来の1条ねじを有するスタッドをソケットに係合さ せようとしてスピゴット及びソケットのねじの端部が相互に係合する位置まで該 スタッドを回転させたとき、スピゴットのねじが食い違っていることによりソケ ットが損傷される虞れがあるが、かかる虞れは、2条ねじを使用することにより 著しく軽減される。第三に、本発明の利用により、すべての組のスタッドを一対 の靴又はその他の履物に取り付けるのに必要とされる労力が遥かに軽減される。
例えば、一対のゴルフ靴において26個のスタッドを取り付けるとき、スピゴッ トが各々、1条ねじを3回転半巻いた従来型式のものである場合、必要とされる 総回転数の平均は、104回である。その理由は、各スピゴットおよびスタッド のねじを相互に係合し始める状態にさせるI;めにはスピゴットを平均して半回 転させねばならず、次に、各スピゴットおよびソケットを完全に係合させるため には更に3回転半させなければならないからである。しかしながら、本発明にお いて、各々、2条ねじを1と1/4回転だけ巻いたスピゴットを使用すれば、合 計回転数は、平均して半分となる。即ち、平均して、各スタッドを、スピゴット 及びソケットのねじを相互に係合し始める状態にさせるために最初に1/4回転 させ、次に、双方を完全に係合させるために更に1と1/4回転させればよい。
同様に、1組のスタッドのねじを緩めて外すのに必要な回転数は従来の1条ねじ の場合の91回転(即ち、3.5X26)から本発明における2条ねじの場合の 32.5回転(即ち、1.25X26)へと少なくなる。このように、摩耗した 1組のスタッドを除去し、そのスタッドを新品と交換するのに必要な回転数は、 平均195回(即ち、104+91)から平均88.5回(即ち、56+32. 5)へと少なくなる。」 「1.雌ねじ付きソケット(1)を有するスタッド付き履物に使用されるスタッ ド(2)にして、該ソケット(1)の雌ねじ(4)と補完的な2条ねじの雄ねじ が設けられたスピゴット(11)を有するスタッド(2)であって、前記スタン ド(2)は、前記スピゴット(11)を前記ソケット(2)内に挿入し、双方の ねじが相互に係合し始める位置から前記スピゴッ)(11)を前記ソケン)(1 )に対して1と1/2回転(540°)を越えない角度だけ回転させることによ り、履物に係合し得るようになされているスタッドにおいて、前記スピゴットの 周囲のすべての位置において少なくとも2本のねじ部分間に軸方向の重なりが生 じており、前記2条ねじの各要素が前記スピゴットの周囲を少なくとも1回転( 360度)にわたって延びていることを特徴とするスタッド。
2、請求の範囲第1項に記載のスタッドにして、ねじが、該ねじが相互に係合し 始める位置から1と1/4回転(450’)を越えない角度だけ前記スタッド( 2)を前記ソケット(1)に相対的に回転させることにより、スタッド(2)を ソケット(1)に完全に係合され得るようになされていることを特徴とするスタ ッド。
3、請求の範囲第2項に記載のスタッドにして、ねじが、該ねじが相互に係合し 始める位置から約−回転(360’)の相対的な回転により、スタッド(2)を ソケット(1)と完全に係合させ得るようになされていることを特徴とするスタ ッド。
4、請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載のスタッドにして、前記スピゴ ット(11)がプラスチック材料にて形成されていることを特徴とするスタッド 。
5、請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載のスタッドにして、ソケットに 係合したスタッドのねじが緩んで該スタッドが外れる可能性を少なくするための 保持手段(14;16及び/又は17;19)が設けられていることを特徴とす るスタッド。
6、請求の範囲第5項に記載のスタッドにして、前記保持手段が、ソケット上に 設けられた歯(19)と協働する補完的な形状の歯(17)を備えることを特徴 とするスタッド。
7、請求の範囲第5項及び第6項の何れか1つに記載のスタッドにして、前記保 持手段が、スピゴット(11)の外方に配置された保持リング(14,16)で あって、ソケットの外端縁が外方に拡張するのを阻止する保持リングを備えるこ とを特徴とするスタッド。
8、スタッド付き履物に組み込まれる雌ねじ付きソケット(1)にして、2条ね じである雌ねじ(4)を備え、これと補完的な2条ねじの形態の雄ねじ(4)を 有するスピゴット(11)を備える履物用スタッドと共に使用されるソケット( 1)であって、該ソケット(1)のねじが、前記スピゴット(11)を該ソケッ ト(1)内に挿入し、双方のねじが相互に係合し始める位置から前記スピゴット を前記ソケットに相対的に1と1/2回転(540”)を越えない範囲の角度だ け回転させることにより、前記スタッド(2)が前記ソケットに完全に係合し得 るようになされている、ソケット(1)において、前記ソケットの周囲のすべて の位置において少なくとも2本のねじ部分間に軸方向の重なりが生じており、前 記2条ねじの各要素が前記ソケットの周囲を少なくとも1回転(360度)にわ たって延びていることを特徴とするソケット。
9、請求の範囲第8項に記載のソケットにして、前記ねじ(4)が、ねじが相互 に係合し始める位置から1と174回転(450°)を越えない角度だけ前記ス タッド(2)を前記ソケット(1)に相対的に回転させることにより、該スタッ ド(2)がソケット(1)と完全に係合され得るようになされていることを特徴 とするソケット。
10、請求の範囲第9項に記載のソケットにして、前記ねじ(4)が、ねじが相 互に係合し始める位置から前記スタッド(2)を前記ソケット(1)に相対的に 約−回転(360’)の角度だけ回転させることにより、該スタッド(2)をソ ケット(1)と完全に係合させ得るようになされていることを特徴とするソケッ ト。
xl、請求の範囲第8項乃至第10項の何れかに記載のソケットにして、少なく とも前記ねじ(4)がプラスチック材料にて形成されることを特徴とするソケッ ト。
12、請求の範囲第8項乃至第11項の何れかに記載のソケットにして、該ソケ ットに係合した前記スタッド(2)のねじが不意に緩む可能性を少なくするため の保持手段(19)が設けられていることを特徴とするソケット。
13.請求の範囲第1項乃至第7項の何れかに記載のスタッドと、請求の範囲第 8項乃至第42項の何れかに記載の補完的なソケットとの組み合わせ。
14、請求の範囲第8項乃至第12項の何れかに記載のソケット(1)を少なく とも一つ備えることを特徴とする履物。
15、請求の範囲第14項に記載の履物にして、前記ソケット(1)又は各ソケ ット(1)には、請求の範囲第1項乃至第8項の何れかに記載の補完的なスタッ ド(2)が設けられることを特徴とする履物。」以上 国際調査報告 1M劇iIIIIlll1mA+ml+j1−−−prT/^口Qn/n1Q+ ’+国際調査報告 PCT/QB 90101515 SA 40973

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.雌ねじ付きソケット(1)を有するスタッド付き履物に使用されるスタッド (2)にして、該ソケット(1)の雌ねじ(4)と補完的な雄ねじが設けられた スビゴット(11)を有するスタッド(2)であって、前記スビゴット(11) のねじが2条ねじ又はその他の多条ねじであり、前記スタッド(2)は、前記ス ビゴット(11)を前記ソケット(2)内に挿入し、双方のねじが相互に係合し 始める位置から前記スビゴット(11)を前記ソケット(1)に対して1と1/ 2回転(540°)を越えない角度だけ回転させることにより、履物に係合し得 るようになされているスタッド。 2.請求の範囲第1項に記載のスタッドにして、スタッド(2)の多条ねじ(4 )が2条ねじであることを特徴とするスタッド。 3.請求の範囲第1項又は第2項に記載のスタッドにして、ねじが、該ねじが相 互に係合し始める位置から1と1/4回転(450°)を越えない角度だけ前記 スタッド(2)を前記ソケット(1)に相対的に回転させることにより、スタッ ド(2)をソケット(1)に完全に係合され得るようになされていることを特徴 とするスタッド。 4.請求の範囲第3項に記載のスタッドにして、ねじが、該ねじが相互に係合し 始める位置から約一回転(360°)の相対的な回転により、スタッド(2)を ソケット(1)と完全に係合させ得るようになされていることを特徴とするスタ ッド。 5.請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載のスタッドにして、前記スビゴ ット(11)がプラスチック材料にて形成されていることを特徴とするスタッド 。 6.請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載のスタッドにして、ソケットに 係合したスタッドのねじが緩んで該スタッドが外れる可能性を少なくするための 保持手段(14;16及び/又は17;19)が設けられていることを特徴とす るスタッド。 7.請求の範囲第6項に記載のスタッドにして、前記保持手段が、ソケット上に 設けられた歯(19)と協働する補完的な形状の歯(17)を備えることを特徴 とするスタッド。 8.請求の範囲第6項及び第7項の何れか1つに記載のスタッドにして、前記保 持手段が、スビゴット(11)の外方に配置された保持リング(14、16)で あって、ソケットの外端縁が外方に拡張するのを阻止する保持リングを備えるこ とを特徴とするスタッド。 9.スタッド付き履物に組み込まれる雌ねじ付きソケット(1)にして、2条又 はその他の多条ねじである雌ねじ(4)を備え、これと補完的な2条又はその他 の多条ねじの形態の雄ねじ(4)を有するスビゴット(11)を備える履物用ス タッドと共に使用されるソケット(1)であって、該ソケット(1)の多条ねじ が、前記スビゴット(11)を該ソケット(1)内に挿入し、双方のねじが相互 に係合し始める位置から前記スビゴットを前記ソケットに相対的に1と1/2回 転(540°)を越えない範囲の角度だけ回転させることにより、前記スタッド (2)が前記ソケットに完全に係合し得るようになされている、ソケット(1) 。 10.請求の範囲第9項に記載のソケットにして、スタッド(2)の多条ねじ( 4)が2条ねじであることを特徴とするソケット。 11.請求の範囲第9項及び第10項の何れか1つに記載のソケットにして、前 記ねじ(4)が、ねじが相互に係合し始める位置から1と1/4回転(450° )を越えない角度だけ前記スタッド(2)を前記ソケット(1)に相対的に回転 させることにより、該スタッド(2)がソケット(1)と完全に係合され得るよ うになされていることを特徴とするソケット。 12.請求の範囲第11項に記載のソケットにして、前記ねじ(4)が、ねじが 相互に係合し始める位置から前記スタッド(2)を前記ソケット(1)に相対的 に約一回転(360°)の角度だけ回転させることにより、該スタッド(2)を ソケット(1)と完全に係合させ得るようになされていることを特徴とするソケ ット。 13.請求の範囲第9項乃至第12項の何れかに記載のソケットにして、少なく とも前記ねじ(4)がプラスチック材料にて形成されることを特徴とするソケッ ト。 14.請求の範囲第9項乃至第13項の何れかに記載のソケットにして、該ソケ ットに係合した前記スタッド(2)のねじが不意に緩む可能性を少なくするため の保持手段(19)が設けられていることを特徴とするソケット。 15.請求の範囲第1項乃至第8項の何れかに記載のスタッドと、請求の範囲第 9項乃至第14項の何れかに記載の補完的なソケットとの組み合わせ。 16.請求の範囲第9項乃至第14項の何れかに記載のソケット(1)を少なく とも一つ備えることを特徴とする履物。 17.請求の範囲第16項に記載の履物にして、前記ソケット(1)又は各ソケ ット(1)には、請求の範囲第1項乃至第8項の何れかに記載の補完的なスタッ ド(2)が設けられることを特徴とする履物。
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