JPH05500442A - Hd―macテレビジョンデコーダ - Google Patents

Hd―macテレビジョンデコーダ

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JPH05500442A
JPH05500442A JP50402291A JP50402291A JPH05500442A JP H05500442 A JPH05500442 A JP H05500442A JP 50402291 A JP50402291 A JP 50402291A JP 50402291 A JP50402291 A JP 50402291A JP H05500442 A JPH05500442 A JP H05500442A
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フレンケン ペテル フベルタス
クロイマンス ウィレム ペテル ヘラルダス
ファン オフェルメイル フィリッペ アントイネ マウリス
コロンボ サンドロ ヒオファンニ
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エヌ ベー フィリップス フルーイランペンファブリケン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HD−MMCテレビジョンデコーダ 主粟上二且且立! 本発明は、高精細度テレビジョンシステム、特にニーリカ(Eureka :E uropean cooperation program )で採用されてい るHDMMCシステムに関するものである。
従叉坐肢± 欧州特許出願公開筒0.330.279号明細書(PHF88507) テハ、 帯域幅低減エンコーダを伝送エンドに具え、対応するデコーダを受信エンドに具 えているこのHDMACシステムの幾つかの態様が記載されている。
ニーリカHDMACシステムでは、信号源(カメラ)が、125oライン、50 H2、フィールド速度、2:1飛び越し信号を供給し、625ライン50Hz、 2:1信号が伝送される。伝送されるビデオ信号には、デジタル信号が伴い、ビ デオ信号処理システムの制御及びタイミングに関する付加的な情報を提供する。
このようなシステムを、デジタル・アシステイト・テレビジョン(DATV)と 称する。
欧州特許出願公開筒0.330.279号明細書の図9及び11に記載されてい るように、HDMACデコーダでは、幾つかの受信フィールドからのサンプルを 合成し、表示フィールドに内挿を行う。
欧州特許出願公開筒0.330,279号明細書では、これらのサンプルを供給 するのにHDMACデコーダで必要とされるフィールドメモリの数については、 言及していないが、1989年6月10日に出願された非公開フランス国特許出 願89.13.091では、少な(とも6個のフィールドメモリが必要とされ、 結果として高価な物となってしまうHDMACデコーダが、記載されている。
lI<”° しよ゛と る1 本発明の第1の目的は、さほど高価ではないHDMACデコーダを提供せんとす るにある。
本発明の第2の目的は、複雑さを制限し実用的なインタフェースを具えている最 小数の種々のブロックを用いたHDMMCシステムのデコーダ装置を提供せんと するにある。
本発明の第3の目的は、見る者の最終的な画像に対する満足度を減少させること なしに、フィールドメモリの数及びラインメモリの数を減少させることにある。
本発明の第4の目的は、標準受信テレビジョン信号のフォーマットを変更して、 アスペクト比を減少させるデコーダ装置を提供せんとするにある。
光凱至M玉 本発明によるデコーダ装置は、各々関連するサンプリングパターンを有する複数 の符号化モードの中から選択された1個の符号化モードに従って各々符号化され る、複数の隣接ブロックに分割される入力信号を符号化するデコーダ装置であっ て、該デコーダ装置が:前記入力信号を受信し、現在のフィールド及び先行する フィールドからのサンプルを供給するための入力手段と;該入力手段に結合され 、第1サンプリングパターンに従ってサンプリングされるブロックからのサンプ ルを処理するための第1デコーディング手段と;第2サンプリングパターンに従 ってサンプリングされる複数の時間的に連続するブロックからのサンプルを必要 とする第2デコーディング手段と;選択的に前記入力手段又は前記第1デコーデ ィング手段を、前記第2デコーディング手段に結合させ、前記必要なサンプルを 前記第2デコーディング手段に供給するためのセレクタ手段とを具えていること を特徴とする。
デコーダ装置は、合成垂直内挿兼輪郭補正手段も具え、処理されるべきサンプル に重み定数適用して、両機能を発揮させる。
更に本発明による多目的集積回路は、・制御入力端子と;・。
複数のデータ入力端子と;・複数のデータ出力端子と;・複数の処理回路と;・ 複数の相互接続可能な遅延部材と;・前記遅延部材を互いに接続し、選択遅延を 形成するともに、セレクタ制御信号に応答して、少なくとも部分的に前記選択遅 延を前記処理回路に接続するための制御可能セレクタ手段と;・前記制御入力端 子に接続され、該制御入力端子に供給されるチップ制御信号に応答して、前記セ レクタ制御信号を供給するための、外部からロードされるルックアップテーブル 手段と;・前記処理手段と前記データ出力端子とに接続され、前記データ入力端 子に供給されるデータに応答して、処理されたサンプルを有する出力サンプルを 供給するための出力手段とを具えていることを特徴とする。
本発明によるデコーダ装置は更に、入力信号を受信するための入力手段と;前記 入力信号を受信するとともに、第1メモリ出力端子に1回遅延信号を供給するた めの第1メモリ手段と;連続する所定の時間間隔の中の1つおきの時間間隔にお いてのみ、前記1回遅延信号を受信できるようにするための第2メモリ手段と; 前記連続する時間間隔の中の残りの時間間隔においてのみ、前記1回遅延信号を 受信できるようにするための第3メモリ手段と;前記第1、第2及び第3メモリ 手段に結合され、1回遅延信号、2回遅延信号及び3回遅延信号から成る出力信 号を並列的に供給するための出力手段とを具えていることを特徴とする。
以下図面を参照して実施例を詳細に説明する。
■血夏国垂笠説里 図1aは、本発明による80MMCデコーダの輝度内挿部を示す略図である。
図1bは、本発明による80MMCデコーダのクロミナンス内挿部を示す略図で ある。
図10は、ニーリカHDMACシステムの3個の処理ブランチに対応するサンプ リングパターンを示す図である。
図2A−Dは、本発明による80MMCデコーダにおいて、80RISモード内 挿の入力サンプルを得る方法を示す図である。
図3は、40m5モード動き補償内挿ブランチの第1の例を示すブロック図であ る。
図4は、より少ないラインメモリを有する40m5モード動き補償内挿ブランチ の第2の例を示す図である。
図5は、図3に示すフィルタと、図4に示すフィルタとのフィルタ特性の相違を 示す図である。
図6は、40m5モード動き補償内挿ブランチの第3の例を示すブロック図であ る。
図7は、40m5モード動き補償内挿ブランチの第4の例を示すブロック図であ る。
図8は、40IIIsモード動き補償内挿ブランチの第5の例を示すブロック図 である。
図9は、本発明によるフレキシブルフィルタブロックを示す内部ブロック図であ る。
図10aは、本発明によるデコーダ装置のデータインタフェースを示すブロック 図である。
図10bは、制御インタフェースを示すブロック図である。
図11は、40m5モード動き補償内挿に関し、図10aの部分を更に詳細に示 す図である。
図12は、40m5モード内挿出力サンプル及び20又は80m5モード内挿入 力サンプルの多重化に関し、図10aの部分を更に詳細に示す図である。
図13は、20m5及び80m5モード内挿に関し、図10aの部分を更に詳細 に示す図である。
図14は、水平クロミナンス内挿に関し、図10aの部分を更に詳細に示す図で ある。
図15は、80m5モードクロミナンスサンプルの内挿を示す略図である。
図16は、垂直クロミナンス内挿に関し、図10aの部分を更に詳細に示す図で ある。
図17は、4:3アスペクト比入力信号の増大変換を行うための、本発明による 水平輝度増大変換フィルタの周波数応答を示す図である。
図18.19及び20はそれぞれ、輝度増大変換モードで動作するように構成さ れた場合の、図11.12及び13の部分を示す図である。
図21は、16:9アスペクト比入力信号の増大変換を行うための、本発明によ る水平輝度増大変換フィルタの周波数応答を示す図である。
図22は、4:3アスペクト比入力信号の増大変換を行うための、本発明による 水平クロミナンス増大変換フィルタの周波数応答を示す図である。
図23は、クロミナンス増大変換モード動作するように構成された場合の、図1 4及び16の部分をそれぞれ示す図である。
図24は、16:9アスペクト比入力信号の増大変換を行うための、本発明によ る水平クロミナンス増大変換フィルタの周波数応答を示す図である。
本発明HD −MACデコーダの全体ブロック図を輝度信号成分及びクロミナン ス信号成分に対しそれぞれ図1a及び1bに示す。デコーダが受信する信号は、 送信側において走査画像(カメラ)信号を各々画像の動きの量に応じた固有のサ ンプリングパーンを有する3つの処理回路内で帯域幅低減処理して符号化したも のである。このような符号化システムの詳細な説明は例えば欧州特許出願(EP −A)第0322965号(特開平1−230877)に見られる。簡単に説明 すると、3つの別個の処理通路はそれぞれ20m5.40m5及び80m5の画 像更新レートと関連する。最低の時間解像度(80ms )が最高の空間解像度 と関連し、その逆に最高の時間解像度が最低の空間解像度と関連するため、処理 された信号は走査画像(カメラ)信号より狭い帯域幅を有し、限られた帯域幅の チャネルで記録し伝送するのに好適であると共に現在使われているMACレシー バ並びに新型のHDTVレシーバにより受信処理するのに好適である。
もっと詳しく説明すると、静止又は極めて遅い動きモードではフィールドレート は12.5Hzであり、基本インターバルは80IIlsである。もう少し速い 動きの場合には、フィールドレートは25H2であり、基本インターバルは40 m5であり、高速動きモードではフィールドレートは50Hzであり、基本イン ターバルは20m5である。これらの定数はニーリカにより選択されたHD − MAC方式に適切なものである。他の方式には他の時間及び空間インターバルが 適切となる。
説明の便宜のために、これら基本インターバルと関連するサンプリングパターン を図ICに示しである。画像はエンコーダで16 X 16画素の画像ブロック に分割される点に注意されたい。各画像更新レートにおけるブロックの一部分を 示しである。Xは伝送すべきサンプルを示し、点は伝送しないサンプルを示し、 1.2,3.4は各サンプルを伝送すべきフィールドの番号を示す。
図10のA’、B’に示す80m5ブランチではサブサンプリングは連続する4 フィールド単位で行なわれる。フィールドl。
2.3又は4で伝送すべきサンプルは入力フィールドシーケンス内の対応するフ ィールドから取り出される。
20m5ブランチ(図ICのE′及びFMは80m5パターンの最初の2フイー ルドと同一のサブサンプリングパターンを有する。
このブランチは最高時間解像度及び最低空間解像度を表わす。
40m5ブランチ(図10のC′及びD’)の処理は幾分複雑である。サンプル は交互のカメラフィールドのみから取り出される。図10のD′に示すように、 第1カメラ入カフイールドからのサンプルが第1及び第2伝送フイールド中に伝 送される。HDTVデコーダは受信サンプルを1つのフィールドに再合成する。
第2人カフイールドはエンコーダで抑圧される。次に第3人カフイールドがC′ に示すようにサブサンプリングされ、第3及び第4伝送フイールド中に伝送され る(D’の“°1′及び“2”を“3′°及び°“4゛に変えたものに対応する )。後者の2フイールドもデコーダで再合成される。次にこれらの2つの再構成 フィールドを用いて抑圧された第2フイールドを既知の技術に従って動き補償し て内挿する。
上述したどのブランチでも伝送されないサンプルは受信側で内挿する。
上述したように、この符号化システムは既知であり、詳細は刊行物、例えば欧州 特許出願(EP−A)公開第0322956号明細書を参照されたい。
更に、EP−A 0322956号に論じられているように、コンパチブルフィ ールド順にデコーダに受信されるサンプリングパターンのシーケンスは下表に示 す5つの“′ルート′”に制限される。
1フィールド当りの伝送ライン数を減少させると共にライン長を増大さセて伝送 標準に適応させ、慣例のMACレシーバにより処理し得るようにする必要がある 場合にはラインシャフリングが行なわれる点にも注意されたい。例えば、図10 のパターンB′において、ライン3の“1″”で示すサンプルがラインシャフリ ング後に第1フイールドのラインl上の“3゛°で示す位置を占めるようにする 。同様に、偶数フィールドに対してはラインの“2”サンプルがライン2で伝送 されるようにする。ラインシャフリングは40m5ブランチでは必要ない。
上述した伝送又は記録信号の輝度成分は受信機のヘッドエンドで受信され適当に 処理された後に図1aに示す輝度デコーダの入力端子1に供給される。この信号 は1つのフィールドメモリFMIを具える時間フィールド8に供給される。欧州 特許出願(BP−A)第0330279号(特開平1−288187号)の図1 8a〜23につき述べられているように、通常解像度のMMCレシーバに表示さ れるHD −MAC信号の画質を改善するために、HD −MACエンコーダに より出力される40m5モードブロツクは伝送又は記録前に時間フィルタリング される。時間フィルタ8はエンコーダ側で与えられた時間フィルタリングを補償 する逆時間フィルタリングを行なう。この逆フィルタリングはEP −A 03 30279号に詳細に記載されているので、これ以上の説明は省略する。しがし 、本発明の特徴によれば、時間フィルタ8内に存在するフィールドメモリFMI をHD−MAC復号化に必要とされるいくつかのフィールド遅延の1つとして有 利に使用し、1つのフィールドメモリを節約する。これがため、時間フィルタ8 はその出力端子に遅延された信号と遅延されてない信号の双方を出力する。
時間フィルタ8により出力される信号はデシャフラ段10においてラインデルジ ャリングを受ける。このデシャフリング処理はデシャフラ段10の制御入力端子 11に供給されるDATV信号の制御の下で行なわれる。種々の制御入力は本発 明の理解に重要でないのでそれらの入力端子は省略するか図に略図示するにとど めた。デシャフルされた信号は本例では2つのフィールド遅延メモリFM2及び FM3を含むフィールド遅延段12に供給される。高データ速度に適応するよう にしたこれらフィールドメモリの特定の相互接続については図10につき後に説 明する。斯くして互に1フィールド期間づつ遅れた4つの信号が得られる。
フィールド遅延段12から得られたこれら4つの信号はサブサンプルパターンコ ンバータ14に供給される。受信される各サブサンプリングパターンは小サイズ (例えば16 X 16)の画素ブロックと関連するため、受信信号は異なるサ ンプリングパターンのブロックと隣接する多数のサンプリングブロックを有する 。
内挿器は所定のブロックにエツジ位置を内挿するために隣接ブロック内のサンプ ルを必要とするため、サブサンプルパターンコンバータI4は各入力ブロックの サンプリングパターンを80m5及び40m5サンプリングパターンの両方に変 換する。もっと詳しく言うと、第1及び第2伝送フイールドの再合成フィールド (即ち第1カメラフイールド)と関連するサブサンプリングパターンを有するフ ィールドAがライン5s40Aに供給されると共に第3及び第4伝送フイールド の再合成フィールド(即ち第3カメラフイールド)と関連するサブサンプリング パターンを有するフィールドCがライン5s40cに出力され、それぞれ別々の 40m5モ一ド内挿器段16及び18に供給され、ここでこれらフィールドに非 線形内挿及び垂直輪郭補正が施こされる。偶数(E)及び奇数(0)サンプルが 段16及び18の出力端子40A−0,40A−E及び40C−0,40C−E に出力される。
動き補償付きフィールド内挿がA及びCブランチからのデータを用いて行なわれ る。この目的のために、段20及び22がそれぞれ段16及び18からのサンプ ルを、ディジタル支援DATV信号から取り出された動きベクトル(入力端子2 0aに供給されるう及びブランチ決定信号(入力端子20bに供給される)に応 じて遅延させる。段20及び22からの出力はそれぞれ利得選択段24及び26 に供給される。偶数フィールド値が段20及び22の出力端子に得られる時間中 は24及び26の利得が両方とも0.5に調整される。
動き補償が行なわれない奇数フィールド中は段24の利得が1に切り換えられる と共に段26の利得がOに調整される。利得は画素ごとに同様に調整されて図2 につき後述する改善が実現され、これは3つのフィールドメモリを使用するだけ である。′A“ブランチ及び°°C°°ブランチからの出力が加算器27で合成 される。40m5モードサブサンプリングパターンからの再構成)IDTV輝度 信号を含む加算器27の出力がセレクタ段30の第1入力端子対(40)に供給 される。
セレクタ段30は遅延段32を経てサブサンプルパターンコンバータ14の5s 80 I及び5s80 U出力端子に接続された第2入力端子対40を有する。
第1及び第2入力端子対の何れか一方がセレクタ30の出力端子対(30b、  30C)に、入力端子30aに供給されるDATVブランチ決定信号の制御の下 で接続される。EP −A 0330279号の図11につき説明されているよ うに、セレクタ30は現処理ブロックが40m5モードブロツクであるとき入力 端子40を選択して40m5モード内挿器により供給される最良の使用可能サン プルを201Ws及び80m5モード内神器に供給する。EP −A 0330 279号には、更に、そのデコーダ内のセレクタ30は現処理ブロックが20m 5又ハ80m5モードブロックであるとき入力端子面を選択することが記載され ており、これは、この場合には20m5及び8抛Sモード内挿器に対し最良の使 用可能サンプルはサブサンプルパターンコンバータ14により供給されるためで ある。
しかし、EP −A 0322956号から既知のように、完全な80m5モー ド内挿を実行するには連続する4つの8011Isモードブロツクからの情報が 必要とされる本発明のデコーダはたった3つのフィールドメモリを有するだけで あるから、80m5モートルートに非80m5モートルートが前置又は後置され る所定のモード遷移時にはこの情報を得ることができない。本発明の原理によれ ば、デコーダがたった3つのフィールドメモリを有するだけとするために、80 m5モード内挿に必要とされるサンプルがサブサンプルコンバータ14により供 給されないときでもセレクタ30がその入力端子40を選択するようにする。上 述の実行の詳細については第2図を参照して後に説明する。
ライン34a及び34bに存在するサブサンプルパターン80■及び80■は残 りの欠除サンプルの内挿のために並列にそれぞれ20m5内挿段36及び80I lls内挿段38に供給される。
こうして完全に内挿されたフィールドが段27.36及び38の出力端子にそれ ぞれ得られる。加算器27の出力は段30.36及び38の遅延を補償する遅延 段41を経て最終セレクタ段42の第1入力端子対に供給される。内挿器36及 び38の出力はセレクタ42の第2及び第3入力端子対に供給される。セレクタ 42はDATV信号42aの制御の下で動作する。段42の出力は1250ライ ン、50H2,2:IHDTV信号である。
なお、図1a内の各日oyas人力線は1対の人力線を表わす(80m5内挿器 には4つの人力値を必要とするため)点に注意されたい。
図1bは)10− MMCデコーダの一実施例のクロミナンス内挿部分の構成図 である。入力クロミナンス成分C−1nは補償遅延段8Cを経てクロミナンスデ シャフラ(DESH[lF C)IOCに供給され、このデシャフラはその入力 端子11Cに供給される制御信号により制御される。デシャフルされたクロミナ ンス信号は3つのフィールドメモリを含むフィールド遅延段に供給される。この 遅延段の入力信号及び3つの遅延された信号がクロミナンスサブサンプルパター ンコンバータ(SSPCC)14Gに供給され、このコンバータは、これら信号 に基づいて、20m5モードブロツク用のクロミナンス内挿器36C,40m5 モードブロツク用のクロミナンス内挿器37C及び80m5モードブロツク用の クロミナンス内挿器38Cに必要とされるサンプル5S20.5S40及び5S 80を出力する。これら内挿段36G、 37G、 38Cにより出力される■ 及びU成分20V/U。
40V/U及び80V/[1はブランチ決定信号BDにより制御されるセレクタ 42V及び42Uにより多重される。MAC伝送標準によればU及びV成分はラ インごとに交互に伝送されるので、ブランチ決定信号BDはV成分セレクタ42 に供給される前に遅延段43V内で64μsだけ遅延される。最後に、多重され たV及びU信号を飽和改善段44ν及び44Uが処理して■及びU出力信号をそ れぞれV out端子及びU−out端子に出力する。
上述したように、本発明のデコーダは輝度部分にたった3つのフィールドメモリ を含むだけである。
これは、これまで追加のフィールドメモリの出力端子から取り出していた80m 5モード内挿器38の入力端子に必要とされるサンプルを40m5モード内挿器 の出力から得られるようにすることによってもたらされる。このためには、40 m5モード内挿器の出力端子を80m5モード内挿器38の入力端子に、前述し たEP−AO330279号の既知のデコーダの場合のように40m5モードイ ンターバル内の該当瞬時中に接続するのみならず、20/80m5モードインタ ーバル内の該当瞬時中も接続するようにセレクタスイッチ30を制御する必要が ある。40m5内挿モードの若干の調整も必要になる。
上述の動作を図2に全ての該当瞬時、即ち省略したフィールドメモリからの出力 が80m5モード内挿器38に必要とされる瞬時について示しである。フィール ドメモリの直列配置は機能的に表わしたものである点に注意されたい。3つのフ ィールドメモリの好適な相互接続は図10につき後に述べる。
図2A、 2B、 2C及び2Dに示す回路は全て縦続接続の3つのフィールド メモリ202.204及び206から成る。入力端子200及びメモリ202. 204及び206の出力がサブサンプルパターンコンバータ14 (図1a)の 4011+sモ一ド部分208(以後5SPC20Bと記す)のそれぞれの入力 端子に供給されると共に後述するように8抛Sモード内挿器38の対応する入力 端子に供給される。5SPC208の出力端子は40A内挿器210(図1aの 内挿器段16及び20を表わす)の入力端子に接続され、この内挿器の出力端子 が内挿器38の残りの入力端子に接続される。
図2Aに示す場合は、端子200の現入力フィールドが80m5モードフイール ドシーケンスの第3フイールドF3である瞬時である。第1及び第2フィールド 遅延段202及び204後に得られる値はそれぞれ第2 (F2)及び第1 ( Fl)80msモードフィールドからの値である。このフィールドシーケンス内 の第1フイールド前のフィールドは20m5モード又は40m5モードフイール ド(80で示す)であったものとする。図10のB′を参照すると、80m5モ ード内挿器には80n+sモードのフィールド4からの値が必要とされることが わかる。図2Aではこれらの値が内挿器210により供給される。もっと詳しく 言うと、図2Aに示すように、サンプルe7(図1c)が内挿器38の第1入力 端子に供給される場合、サンプルf6及びe5が第2及び第3入力端子にそれぞ れ供給される。4゜l1lsモード5SPC208及び内挿器210がサンプル e7. F6及びe5がらサンプルf8を内挿する。
図2Bの瞬時では、図2への状態と鏡面対称の状態が生ずる。即ち現フィールド は80m5モードパターン以外のサンプルパターン80を有し、フィールド遅延 段202.204.206の出力が80nIsモードシーケンスの第4 (F4 )、第3 (F3)及び第2 (F2)フィールドからのサンプルを有する。従 って、この瞬時にはサンプルf6. e7及びF8が80m5モード内挿器38 の3つの入力端子に得られ、第4の入力サンプルが40A内挿器により供給され る。
図20及び2Dでは、フィールド遅延段204及び206の出力はそれぞれ80 m5モードシーケンスの第4 (F4)及び第3 (F3)フィールドである。
図20では入力端子200のサンプルは20m5モードシーケンスの第2フイー ルド20− F2からのサンプルであり、従ってフィールド遅延段202の出力 端子のサンプルはこのシーケンスの第1フィールド2O−Flからのサンプルで ある。図2Dでも同様であるが、入力端子200及びフィールドメモリ202の 出力端子のサンプルは40m5モードフイールド40− F2及び4O−Flか らの40m5モードサンプルである。何れの場合にもサンプルf6及びe5は入 力80m5モードパターンから得られない。図20の場合には、これらサンプル は20m5モードフイールドから得られる(図10参照)。
しかし、20m5モードブランチは高速動きブランチであるが、80m5モード ブランチは低速又は無動きと関連するものである。これがため、得られる20m 5モードサンプルは40m5モード5SPC208及び内挿器210の処理を施 すのが好ましい。これにより8073モード内挿器用に一層好適な低域通過フィ ルタ処理された値が得られる。他方、図2Dに示す瞬時では、40isモードフ イールド1及び2からのサンプルが得られる。これらサンプルは直接40m5モ ード内挿器210に供給され、この内挿器が85サンプルを通すと共にf6サン プルを計算する。次いでこれらサンプルの両方が80m5モード内挿器38に供 給される。
以上、輝度ブランチ内の80m5モード内挿器に必要なサンプルを発生するのに 全部である3つのフィールドメモリで十分であることを明瞭に示した。クロミナ ンスブランチ(図1b)に対しても同様である。
更に、本発明では40m5モード動き補償内挿器に種々の変更を加える。これら 変更について以下に説明する。
図3は図1aの動き補償40m5モード内挿器のAブランチ16.20の一実施 例の詳細ブロック図である。このブランチはラインメモリ(L)302a及び3 02bを有するミディアン内挿器(MI)300を具える。フィルタ300の出 力端子の偶数サンプル(E)はラインメモリ304a及び34bを有する垂直輪 郭補正回路(VCC) 303に供給され、奇数サンプル(0)はラインメモリ 306a及び306bを有するvCC305ニ供給される。VCC303,30 5ノ係数は(−110−1)である。VCC303及び305の出力は別々のラ インメモリバンク308a−i及び310a−iに供給される。スイッチ307 及び309は垂直動きベクトル成分の制御の下でこれらラインメモリパンクから 適正な出力サンプルを垂直内挿器311及び313にそれぞれ選択する。セレク タスイッチ307.309は更に水平遅延線(HDEL)を含み、動き補償内挿 の水平部分を既知のように実行する。
公知のように、垂直動きベクトル成分は内挿画素を現在内挿中のラインの何ライ ン上又は下のラインから取り出すべきかを示す。動きベクトルが偶数のときは、 これが示すラインが画素値を内挿すべきライン(以後偶数ラインという)である 。従って、スイッチマトリクス307は、欠除ラインを囲む4つの各現存ライン の画素に対応する4つの関連するライン遅延出力端子を垂直内挿器311に接続 してそれぞれ係数(−1,9,9,−1)を乗算する。動きベクトルが奇数のと き、即ち現存するラインを示すときは、垂直内挿器311の乗算係数(0,16 ,O) (図示せず)への接続が行なわれ、これは選択された画素値を通過させ ることを意味する。こうして、内挿器311は処理された偶数サンプルを出力す る。内挿器313が奇数サンプル0を出力する動作は同一であるため、この動作 については記載しない。
このように動き補償内挿器のブランチAのラインメモリ数は24であるため、動 き補償内挿器全体(ブランチA及びC)のラインメモリの総数は48である。更 に、この動き補償内挿器に並列に、80/20m5モードブロックに対する補償 遅延が必要とされ、これには14個のラインメモリが必要とされる点に注意され たい。
図4に示す実施例では(図3の素子と対応する素子には同一の符号を付しである )、係数(−11O−1)を有する各別の垂直輪郭補正器303.305と、係 数(−199−1)又は(0160)を有する各別の垂直内挿器311.313 との縦続配置を係数(−15−1)又は(−11O−1)を有する各別の垂直フ ィルタ410.412と置き換えである。偶数ラインの画素に対しては垂直輪郭 補正が内挿フィルタと併合され、これは図4に示す係数(−155−1)により 得られる。奇数ラインの画素にたいしては輪郭補正のみが行なわれ、関連する係 数は(−110−1)であるが図4には示してない。図4に示す40m5モード 内挿器では1ブランチ当りのラインメモリの節約は4であり、全体で8で5ある 。更に、80/20m5モードブロックに対する補償遅延に必要なラインメモリ が2つ少なくなるので全部で10個のラインメモリの節約が得られる。
(−110−1)x(−19−1)と(−155−1)との垂直周波数応答の差 を図5に示す。
本発明の別の実施例において、ミディアンインタポレータ300及びラインメモ リ308a−i、 310a−iの次数を図6に示すように変更する。このミデ ィアンインタポレータは例えば欧州特許出願第344.854号に記載されてい るように水平補正フィルタを含むことができ、同一の機能的動作を維持するため ステージ604に示すように10回繰り返す必要があるが、ラインメモリについ ては1ブランチ当り9個節約される(602a−602kに対して、308a− i及び310a−i、図4参照)。
1個のミディアンインタボレータが占めるシリコンeMMは1個のラインメモリ が占めるシリコン領域よりも小さいため、ミディアンインタポレータに対してラ インメモリを交互に使用することによりシリコン領域は全体として節約される。
同様に、交換マトリックス307及び309を交換マトリックス606で置換す る。
表2に示すように、交換マトリックス606の機能は、処理されるべき40o+ sモードブロツクの動きベクトル値に依存する。この表2において、a、c、e −−−は隣接する奇数番目のフィールドライン、すなわちライン遅延602a− −−602k (図6)の出力である。ブランクA及びBのセレクタは互いにミ ラー位置にある。各ミディアンインタボレータは3個の入力ラインを用い、例え ばインタボレータM9は入力ラインa、c、eを用い、インタボレータM8は入 力ラインc、e、gを用いる。垂直ベクトル成分が+6、すなわち偶数の場合ミ ディアンインタポレータM9.MS、M7.MSの出力にそれぞれ係数−1,5 ,5,−1を乗算する。垂直ベクトル成分が+5、すなわち奇数の場合、ミディ アンインタポレータM8.M7.MSの出力にはそれぞれ、−1,10,−1を 乗算する。ドツト(・)は垂直ベクトル値について用いられないミディアンフィ ルタの出力を示す。
ブランチ 垂直ベクトル値 ブランチ ^ +6 +5 +4 +3 +2 +1 0 −1 −2 −3 −4 −5  −6 CcM9−1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ M Oueh85−1−1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ?ll5g M7 5 10 5 −1 −1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ M2 q iM6−1 −1 510 5−1 −1 ・・・・・・M3゜k MS ・  ・ −1−15105−1−1・ ・ ・ ・ M4 m1M4 ・ ・ ・  ・ −1−15105−1−1・ ・ MS koM3 ・・・・・・−1−1 5105−1−5−1−I M2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ −1−1 5105M7g5 Ml ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・−145M 8eu MO・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ −1M9c垂 直ベクトル値が±6に等しい場合について垂直内挿アルゴリズムを変更すること によりラインメモリを節約することができる。図7を参照されたい。これらの高 い垂直ベクトル値については内挿係数を(45−1)から(040)に変更する 。ハードウェアをこのアルゴリズムに適合させることにより、4個のミディアン フィルタ(両方のブランチのMO及びM9L4個のラインメモリ (両方のブラ ンチの602a及び602k)及び80/20m5モード補償遅延回路における 2個のラインメモリを節約することができる。性能を鑑みれば、この変更は、変 位が一層大きくなり動き評価の精度が悪くなるとの考えに基づいている。従って 、動き補償されたインタボレータによって正しくない位置に配置されるおそれが ある場合、精細な垂直方向細部を強調することは極めて危険である。これらの変 更とは別に、インタボレータフ04及びスイッチ706は図6のインタボレータ ロ04及びスイッチ606に対応している。
さらに−歩進めて、4+2個のラインメモリ(補償遅延)を節約すると、同様に 次段のより大きいラインメモリ及びMCインタボレータのミディアンフィルタを 省くことになる、図8参照。
従って、垂直方向内挿アルゴリズムも同様に垂直ベクトル値が±4の場合に内挿 係数を(−15−1)から(040)に変更し、垂直ベクトル値が±5の場合に (−11O−1)から(080)に変更する。垂直ベクトル値が±6の場合、内 挿アルゴリズムは非線形ミディアン内挿から線形内挿に完全に変化する(インタ ボレータフ04におけるミディアンインタボレータM1. MSの代りにインタ ボレータ804において線形インタボレータLl、 L8を用いる)。
この理由は、線形内挿法においては垂直のアパーチャが一層小さくなるためであ る。交換マトリックス806の位置及びステージ410.412の関連する内挿 係数値を以下に示す。
ブランチ 垂直ベクトル値 ブランチ ^ +6 +5 +4 +3 +2 +1 0 −1 −2 −3 −4 −5  −6 G25eL88 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  Ll sg M7 ・ 8 4 −1 −1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  門2q’r MS ・ ・ 4 to 5 −1 −1 ・ ・ ・ ・ ・  ・ ?130k MS ・ ・ ・−15105−1−1・ ・ ・ ・M4  m曽M4 ・ ・ ・ ・−1−15105−1・ ・ ・MS k300M 3 ・ ・ ・ ・ ・ ・ −1−15104・ ・ M6iq M2 ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・−1−148・ MY。
s Ll ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 L8 e表 3 両方のブランチのインタボレータは3点内挿を実行する。このアルゴリズムを、 ブランチAの線形インタボレータL8について以下に示す。このインタボレータ は垂直点rにおいて情報e及びgから以下のようにしてサンプルを計算する。
ラインeの入力サンプル:elx e3x e5x e7ラインfの出力サンプ ル:・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ラインgの入力サンプル:xg2 x g4x  g6x出力f (n)= (e(n−1)+e(n+1):l /2+g(n )/2 nが偶数出力f (n)= (g(n−1) +g(n+1) ) / 2+e(n)/2 nが奇数このように変更されたインタボレータのブロック図 は図8に見い出すことができる。ブランチAのラインメモリの数7個、すなわち 動き補償されたインタボレータ全体について14個となる。この場合、80/2 0m5モード補償遅延に対するラインメモリの数は8個になる。
上述した実施例の可視出力は更に改善することができ、特に高水平周波数成分を 有する画線部分については、高動きベクトル値の場合線形インタボレータLl/ L8の代わりにハーフミディアンアルゴリズムM ’ 1/M ’ 8を用いる ことによりさらに改善することができる。この垂直ベクトル値±6についてのア ルゴリズムは、他の垂直ベクトル値について適用される水平補正されたミディア ンインタボレータとはほとんど同一である。尚、内挿のための入力画素が3本の ラインの代りに2本のラインから入力される点においてだけ相異する。この状態 を以下に示す。
Aにおいて(ラインg) : x g2x g4x g6x g8Bにおいて( ラインe) : elx e3x e5x e7x →出力部において(ライン g) : x g2x g4x g6x g8純粋な水平出力成分の場合、ハー フミディアンアルゴリズムの出力はフルミディアンの場合と同一になる。一旦、 このハーフミディアン出力が形成されると、この出力は、以下の表4に示すよう に、垂直ベクトル値±4及び±5の場合にも用いることができる。
ブランチ 垂直ベクトル値 ブランチ A +6+5+4+3+2+1 0−1−2−3−4−5−6 CeM′84− 1−1 ・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・ H′15gM7 4105−1−1  ・ ・・ ・・ ・・ ・ M2 qiM6 ・−15105−1−1・・・ ・・・M3 。
kM5 ・・−1−15105−1−1・・−・M4 raIl1M4 ・・  ・・ −1−15105−1−1・ ・ M5 koM3 ・・ ・・ ・・  −1−15105−1・ M6 iq M2 ・・ ・・ ・・ ・・ −1− 15104M7 gsM′1 ・・ ・・ ・・ ・・ ・・ −1−14M′ 88表4 一゛コー゛のIC 現行のIC技術では動き補償されたインタボレータを単一のIC上に設置するこ とができないので、この内挿機能は4個のラインメモリをそれぞれ含む4個の同 −IC上にマツプする。
動き補償されたインタボレータの機能としてライン遅延機能に加えて内挿機能、 可調整水平遅延及び多重化のような別の機能が必要である。これら別の付加的な 機能の制御を自在に行なうため、このICはデコーダの内挿部の残りの部分にお いて必要な残りの内挿機能及び(補償)遅延機能についても適用することができ る。この一般的な目的を処理するICを2次元フィルタ構造(Two Dime nsional Filter 5tructure:TDFS)と称すること にする。まず、この処理ICの内部構造について説明することにする。尚、デコ ーダの残りの部分についてのTDFS回路の適用上の詳細については後述する。
且益皿路夏規所 図9に示すTDFS回路は3個のデータ入力部Inl〜In3及び3個のデータ 出力部OUT 1〜OUT 3を有し、これらを8ビット幅で27 MHzの速 度で制御する。この制御レートは内部クロック周波数である。従属接続させるた め2個のキャリ入力部及び2個のキャリ出力部(図示せず)を付加する。入力側 に720画素8ビットで構成した4個のラインメモリLMI〜LM4を配置する 。
ラインメモリLM2とLM3との間及びLM3とLM4との間にマルチプレクサ MtlX1及びMUX2を配置することにより、これらラインメモリを、入力部 INIに直列に接続した4個のラインメモリから成る1個のチェーンのように又 は互いに並列した2個のラインメモリチェーンのように形成することができる。
並列に接続する場合、これらの並列チェーンを互いに等しい長さに設定すること ができ、両方のチェーンは2個のラインメモリを含み、一方のチェーン(LMI  −LM2)は入力部INIに結合し、他方のチェーンは入力部IN2に結合す る。或は、3個のラインメモリ(LMI〜LM3)を結合して1個のチェーンを 構成し、このチェーンを入力部INIに結合することも可能である。この場合、 他方のチェーンは入力部IN3に結合した1個のラインメモリLM4だけを有す る。
ラインメモリの後段に5個のデータ経路(SRLL、 lNT1. HDELl ;5EL2. lNTl、 HDEL2 ; 5EL3. lNT3. HDE L3 、5EL4. HDEL4 ;5EL5. COMP DEL)を形成し 、はじめの4個の経路で内挿を実行することができる。5番目の経路は、他のブ ランチの通常の遅延と同一の遅延(補償遅延ブロックCOMP DELによって 形成される)を有するバイパス経路とする。データ経路1〜4の入力側のセレク タブロック5ELI〜5EL4により、各インタボレータlNTl〜INT4の 3個のインタボレータ入力部を3個のデータ入力部INI〜IN3のいずれか1 個に又は4個のラインメモリLMI−LM4の出力部に接続することができる。
ブランチ1〜4のインタボレータlNTl〜INT4は、別々にサブサンプルさ れた信号の内挿に必要な別々の内挿モードに設定することができる。線形内挿及 び非線形内挿の両方が可能である。好ましい非線内挿モードは欧州特許出願第1 92292号から既知のストレートフォワードミディアン内挿及び欧州特許出願 第344854号から既知の水平フィルタリングが追加されたミディアン内挿を 含んでいる。インタボレータは最大機能及び最小機能を達成するようにも設定す ることができる。このように設定しても3個の入力値の中間値を決定するためい かなる付加的なハードウェアも必要としないが、最大及び最小決定ロジックを設 ける必要がある(欧州特許出願第192292号参照)。全てのインタボレータ lNTl〜INT4は2個の出力部を有し内挿段54Mバイト/秒のデータ速度 を維持する。各インタボレータlNTl〜INT4は通過モードに設定すること ができ、この通過モードの場合インタボレータの両方の出力部のデータは、はじ めの2個のインタボレータ入力部のデータの複製となる。
入力部におけるセレクタにより、インタボレータの3個の入力部は3個のデータ 入力部又は4個のラインメモリ出力部に接続することができる。
インタボレータlNTl〜INT4の出力部における調整可能な水平遅延回路H DELI〜HDEL4は1〜7のクロック周期範囲を有すると共に動き補償され たインタボレータに必要な水平変位に対して作用するように構成されている。
各インタボレータからの出力は乗算器ブロックMOLにおいて係数範囲一1〜+ 10の係数を乗算することができる。この係数はインタボレータの両方の出力部 に対して同一である。
バイパス経路からのデータはN” 4だけ乗算することができ、ここでNは0〜 4の範囲にある。一方、Nの最大値は4個のインタボレータ経路の乗算係数に依 存すると共に3以下の各インタボレータ係数について1だけ増大させることがで きる。乗算器の出力(12ビツト)は、2個のクロススイッチに供給する前に8 又は9ビツトになるように付加され、縮尺され及び制限される。このクロススイ ッチはICの出力部1及び2の両方のデータ流を切り換えるように作用する。出 力部3の信号は処理されていないが入力信号を遅延させたものである。
且ハ皿路二皿皿 上述したTDFS回路は、訂正モードに設定できる場合デコーダ中の種々の位置 に適用することができる。このため、TDFS回路のマルチプレクサ、遅延回路 、インタボレータ及び乗算係数を制御ブロックC0NTによって互いに独立して 制御する。
この要求を満足するために必要な制御ビットはTDFS回路に並列に供給しない 。この理由は、並列に供給すると多数の制御ピンが必要になるためである。内部 制御ビットの大部分はスタティックであり、垂直帰線消去期間中にだけリフレッ シュする必要がある。水平遅延及びマルチプレクサ係数だけブロック境界におい て27/8 MHzのレートで動的に切り換える必要がある。
一方、これら水平遅延及びマルチプレクサ係数は互いに独立して切り換える必要 はない。動き補償された内挿を行なうため、水平遅延回路)IDELI〜HDE L4は2個のバンクにおいて制御され、一方のバンクは奇数番目のサンプルにつ いて遅延を行ない、他方のバンクは偶数番目のサンプルについて遅延を行ない、 或は各インタボレータ出力についてそれぞれ遅延を行なう。水平遅延は1〜7個 の画素の範囲にあると共に水平ベクトルの値に依存する。水平動きベクトル成分 は13個の異なる値をとるだけであるから、異なる13個の遅延調整値が必要に なるだけである。
従って、水平遅延は4ビツトで制御することができる。外部から供給される4個 の制御ビットを内部で必要な水平遅延パラメータに変換するためには制御ブロッ クC0NTに1個のルックアップテーブルを設けるだけで十分である。乗算器係 数は、垂直ベクトル情報により又はブロックベースのブランチ決定信号によって 制御する必要がある。
とり得る乗算係数の組み合せの数は、TDFSIC当り約10個に制限される。
これらの内部的に必要な乗算器制御信号は内部のルックアップテーブルから取り 出す。同様に、この場合4ビツト(10個の係数の組み合せから1個を選択する ため)をTDFS回路に供給する必要がある。両方の外部からロードすることが できるので、各TDFS回路は個々の変換テーブルを有することができる。バイ パス経路及びインタボレータ経路の乗算器は内部カウンタにより画素時間基準に 基いてディゼープルされることができる。
データブロック当たり8ビツトだけ(27MHz/8)が各TDFS回路毎に必 要である。従って、27MHzの1個の入力制御信号だけが必要である。
シリアル制御データ入力ブロック5CD−INにおける入力制御信号は入力デー タと同相にする必要がある。この制御信号は制御ブロックC0NTで遅延され、 ビデオデータ信号と同一に遅延されてシリアル制御データ出力部5CD−OUT に供給される。このスタティックな制御ビットは垂直帰線消去期間中にTDFS 回路に供給される。この垂直帰線消去期間中にロードされるべき全てのフリップ フロップ及びLUTSは、外部から供給される構成イネーブル指令(CFE)の 制御のもとて1ビツト幅のシフトレジスタとして構成される。この構成情報用の 入力信号はダイナミック制御(SCDin)用の入力信号と同一である。この構 成チェーンの出力部はSCD出力部5CD−OUTに接続する。
ラインメモリの容量はアクティブ ビデオ サンプルを記憶するだけ、すなわち 水平帰線消去期間に対応するサンプルを記憶する容量がないため、アクティブサ ンプルの位置を示す水平基準信号をTDFS回路の入力部HTEF−INに供給 する。この信号も、出力部HTEF−OUTにおける水平信号が出力ビデオデー タと同相になるように制御ブロックC0NTに供給する。
HD−MAC−コー゛の− この自在性に優れたTDFS回路が入手されると、帯域幅が低減されたHD−M AC信号をデコードするために必要な機能の大部分は、このTDFS回路により 達成することができる。このデコーダのブロック線図をデータインタフェース及 び制御インタフェースについて図10a及び図10bにそれぞれ示す。サブサン プルパターンコンバータ(SSPC−Y) 1014の後段に接続したデコーダ の一部はその全体がTDFS回路で構成される。このデコーダの入力部分を再配 置することにより、同一のハードウェアで実行すべき標準入力信号(MAC/P AL/SECAM)は増大変換される。次の文節において、デコーダの種々の動 作モードについて一層詳細に説明する。
図10に示すように、輝度及びクロミナンスは並列に処理する。
相互の関係は、両方のチャネルの遅延全体を同一とすべきことである。各構成部 分については個別に説明する。
皇度■」匹1号化 図10aを参照する。図10aにおいて、入力輝度信号Y−inを第1のフィー ルドメモリFMIを含む時間フィルタ1008に供給する。メモリへの出力信号 及び人力信号をそれぞれライン■及び■を介して二重デシャッフル回路1010 に供給する。第1のフィールドメモリFMIは64μ秒のライン時間基準で作動 する。二重デシャッフル回路1010により、第1のフィールドメモリFMIへ の入力信号及び出力信号は共に32μ秒のライン時間基準に変換する。この二重 デシャフフル回路1010は4個の出力部を有する。
出力ライン■は入力ライン■からの情報を供給し、入力ライン■からの情報は残 りの3個の出力部から供給する。HD−MAC復号化を行なう場合内挿を行なう ためには4個の順次フィールドが必要である。従って、32μ秒のライン時間基 準で動作する2個の付加的なフィールドメモリFM2. FM3が必要になる。
標準MAC/PAL/SECAM信号を増大変換する場合の処理すべきデータ速 度を考慮し、フィールドメモリFM2及びFM3は互いに並列に接続し、これら メモリをデシャッフル回路1010の出力ラインに結合する。
このフィールドメモリの形態がHD−MAC信号をどのようにして処理するかを 以下に示す時間線図(表5)に示す。この時間線図において、Tnは種々のフィ ールド期間ビデオ情報を示し、■。
V、VI及び■は輝度サブサンプルパターンコンバータ1014への入力信号で ある。
t(ms) 0 20 40 60 80 100 120n=IV: TI  T2 T3 T4 T5 T6 T7nl=V: TI T2 T3 T4 T 5 T6VIFM2: TI TI T3 T3 T5■FM3: T2 T2  T4 74 表5 上記時間線図より以下のことが容易に理解される。フィールドメモリFM2.  FM3は、各書込サイクルの後これらフィールドメモリが2個の順次フィールド 期間中にライン■を介して受信した情報を出力するように制御される。フィール ドメモリFM20はフィールド時間t=20において書き込まれ、この書き込ま れた情報はフィールド期間t=40及びt=60の期間中に出力される。
次の書込サイクルはフィールド期間t=60の期間中であり、この情報はフィー ルド期間t=80及びt=100の期間中に出力される。このようにフィールド メモリFM2. FM3の書込及び読出制御を行なうことにより、この並列配置 は直列配置のように作動することができ、この並列配置は一層高いデータ速度で 処理することかできる。フィールド期間t=60でスタートした場合、HD−M AC復号化に必要な4個の順次フィールドは各フィールド期間中に同時に現われ る。
デシャッフル回路1010及びフィールドメモリMF2. MF3から13.5  Mバイト/秒の4個のデータ流IV、 V、 VI、■が、それぞれ4ビツト の4個のデータラインを介して各々27MH2でサブサンプルパータンコンバー タ(SSPCY)に供給される。ニブルは最下位のニブルを用いて時間的に多重 化される。5spc回路1014において入力サブサンプリングパターンは時間 的に40m5だけ離間した2個の40m5モードサブサンプリングパターン(A 及びC)に変換される。27Mバイト/秒のデータ速度を有するこれら2個の信 号は、8個の8ビツト幅のバスを経て40Ilsモードの動き補償されたインタ ボレータの2個の別々のブランチに供給される。さらに、後述するように、5s pc回路1014は、4個の到来データ流を補償ライン遅延を介して80m5モ ード及び2On+sモードのインタボレータまで通過させる。
5spc回路1014の出力部をTDFS回路b−iに結合して輝度20/40 /80m5モード信号について内挿及び次の処理を行なう。これらTDFS回路 を図11〜図13に詳細に示す。
40m5モード ′−な た 図10に示すように、40m5モード動き補償インタボレータの各ブランチは2 7のTDFS回路を縦続接続することにより、すなわちブランチCに対しTDF Sb、dを縦続接続し、ブランチAに対しTDFSc、 eを縦続接続すること により形成する。この実施を更に詳細に示すと図11の線図のようになり、この 図11は図9につき説明した種類の4つのTDFS回路を示している。しかし、 図11の簡単化した線図及びTDFS回路を示す以後の図では、1つの出力ライ ンのみを以って2つのインタボレータの出力を示している。
図面を簡単にする為に水平遅延線HDELI〜HDEL4は図面から省略した。
図9のインクボレータブランチlNTl〜I NT4及び補償用の遅延ブランチ COMP DELの出力端子における図9のマルチプライヤブロックMULは別 々のマルチプライヤで示しである。図9のAD + 5CALブロツクは加算器 とこれに続<178の係数のマルチプライヤとを以って記号的に表わしている。
TDFS回路対回路対反びす、dは双方共、第1 TDFS回路す、cの出力端 子0UTI及び0UT2 (中間結果を生じる)を第2 TDFS回路d、eの 入力端子IN2及びIN3にそれぞれ接続することにより縦続接続されており、 これら第2 TDFS回路d、eはこれらの入力端子を、補償用遅延ブランチC OMP DELを有するこれらの側路ブランチを経て且つ係数8を有するマルチ プライヤCbpを経てそれぞれの第2 TDFS回路d、eにおける最終加算器 に導く。第1 TDFS回路す、cのラインメモリLMI〜LM3は出力端子0 tlT3を経てTDFS回路d、eの入力端子INI及びこれらのラインメモリ LM4b−LM7に接続されている。従って実際には、TDFS回路対C2e及 びす、dは並列の2回路として機能し、これらにより図8に示す動き補償された インクボレータブランチに必要な連鎖合計で7個のラインメモリ(その理由はT DFSb、 cにおけるラインメモリ LM4a はTDFSd、 eにおける ラインメモリLM4bとオーバラップしている為である)或いは8個の可能な垂 直タップを与える。非直線インタボレータM2〜M7は各垂直タップで内挿画素 と中央入力のコピーとを並列に生じる。公称の垂直偏移は4タツプであり、これ により、動き補償インタボレータの4ライン処理遅延を与える。
フ −ルドの几 40IIlsモードブロツクに対しては、以下の表6に示す乗算係数01〜c8 を切換えることにより、適切な垂直輪郭補正(−110−1)或いは垂直輪郭補 正と垂直内挿(−15−1)との合成を有する垂直ベクトル成分に合致した画素 を選択する。この表6においてドツト(・)は零係数:2を表わす。
ブランチ 垂直ベクトル値 ブランチ A +6 +5 +4 +3 +2 +1 0 −1 −2 −3 −4 −5  −6. cc8 4 −1 −1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  c1c74105−1−1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ c2c6 ・  −15105−1−1・ ・ ・ ・ ・ ・ c3c5 ・ ・ −1−1 5105−1−1・ ・ ・ ・ c4c4 ・ ・ ・ ・ −1−1510 5−1−1・ ・ c5c3 ・ ・ ・ ・ ・ ・ −1−151O5−1 ・ c6c2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・−1−15104c7cl ・  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ −1−14cB図11から明らかなよ うに、−置端のタップでは通常のミディアン内挿が可能とならない。その理由は 7個のラインメモリしか用いていない為である。従って、フィルタ肘′及び闘′ は2つのみの入力端子を有するように示しである。インタボレータは前述した表 4につき説明したように線形又はハーフミディアン内挿のいずれかを行なう。偶 数垂直ベクトルに対しては偶数フィールド画素を必要とする為、依然として垂直 内挿を行なう必要がある。すなわち(−15−1)の代りに単に(4)を用いる 必要がある。Ml’及び間′は係数(−15−1)及び(−110−1)を用い ることによりベクトル−4及び−5に対し用いることができる。
水平偏移は、水平ベクトル成分に応じて公称設定値(4画素遅延)から以下の表 のように変化する1〜7画素遅延チェーン(図9のHDELI〜HDEL4)に より達成する。すなわち、他の交差スイッチにより出力端子0UTIに奇数サン プルが維持されるようにする。
ブランチ A +6 +5 +4 +3 +2 +1 0 −1 −2 −3 −4 −5  −6a 7665544332211 b 7766554433221 x−sw O101010101010c −6−5−4−3−2−10+1  +2 +3 +4 +5 +にこに、X−5−“0”は変化させないことを意味 し、X=sw ’1″は0UTIと0UT2とを交差切換えすることを意味する 。
TDFSc、 e及びTDFSb、dはこれらが互いに逆の正負符号を有するベ クトルを解明することを除いて40m5モードブロツクに対し同じ動作をする。
非40m5モードブロツクの場合単一の垂直(4)内挿に対して係数が設定され る。しかし、奇数画素に対してはTDFSb、cの側路ブランチ中のマルチプラ イヤC工が0に設定され、これにより40m5モードの奇数フィールドサンプル のコピーが得られるもこれらの輝度値は8倍により半分になっており、偶数画素 に対しては垂直に内挿された(偶数フィールド) 40m5モードサンプルが出 力される。これらは以下に説明するようにTDFSf、gにおける第2ステップ 8O−SSPCにより後に用いられる40m5モードの奇数及び偶数フィールド からの画素である。
フィールド几 この場合、TDFS対c、e及びす、dの双方ともにモード間の識別を行なわず 、それぞれのTDPS対が異なるように機能する。
すなわち、TDFSc、 eは〜1動きベクトルに必要とする線形垂直輪郭補正 (−110−1)を有する非線形内挿を行ない、TDFSb、dは0動きベクト ルに必要とする垂直内挿(−15−1)を行なう。
この場合も、TDPSf 、 gにおける8O−5SPCにより後に用いる為の 40111sモードの奇数及び偶数フィールド画素の双方が得られる。
双方のTDFS対は、それぞれ27MHzの2個の出力端子を経て54MHz内 挿データを出力する。すなわち、TDFSd、eの出力端子0UT1が奇数サン プル(40−Aod/4O−Cod)を生じ、TDFSd、eの出力端子0UT 2が偶数サンプル(40−Aev/4O−Cev)を生じる。
20/40/80m5モートノ度ブ01図12に示すTDFSf 、 gは、図 1Oの5spc回路1014から到来するサブサンプリングパターン5SPC− 1od及び5SPC4Ievを有する8o及び20m5ブロツクと、動き補償イ ンタボレータの双方のブランチ40−A、’ 40−Cからの40m5ブロツク とのDATV制御多重化及び加算を実行するのに用いられる。各TDFSは27 MHzのビデオデータ流の一方を処理する。すなわち、TDFSgが奇数サンプ ルを処理し、TDFSfが偶数サンプルを処理する。到来する8o及び20m5 モードブロツクはこれらを4個のラインメモリのチェーンLMI〜LM4に通す ことにより4ライン期間だけ遅延され、これらを側路ブランチに通す前に、動き 補償インタボレータの処理遅延を補償する。
TDFSf、g も動き補償インタボレータのブランチA及びCがらの4011 1sモ一ド信号の双方を平均化する作用をする。この平均化の為に更に、強度エ ラーに対する補償をTDFSf、gで行なう。ベクトル制御された偏移が完全に 正しくない場合には、(特に空間周波数が高い場合に)40ms動き補償インタ ボレータの出力振幅はあまりにも小さくなる。動き補償は偶数フィールド中にの み行なわれる為、このエラーにより高精細度の40m5モード領域に25Hzの フリッカ影響を及ぼす。動き補償インタボレータのブランチの出力間の差が大き くなればなる程多くのフリッカが認められるようになる。従って、1/4“ab s(A−C)に等しい補正信号が公称動き補償インタボレータの出方信号1/2 ′″(A+C)に加わる。その結果の出力信号を 678′″ll1ax(A、C) + 2/8” m1n(A、C)に書き直す ことができる。TDFSf、gのインタボレータlNTlはこれらのmax(S L、S2)動作モードに設定され、インタボレータINT2はn+1n(Sl、 S2)動作モードに設定され、これらの出力信号に乗算係数cl=6/8及びc 2=2/8を与える。この処理は任意的なものであり、40m5プロ・ンクにの み適用しうるちのであることに注意すべきである。この補正に関する他の詳細に 関しては欧州特許出願第EP−AO392576号明細書を参照しうる。
20/40/80m5モードブロック間のDATV制御多重化はこれらのmax 及びmin40msブランチ及び80m5側路ブランチのそれぞれの乗算係数c l+ C2及びC5を適切に切換えることにより達成される。欧州特許出願第E P−A0,322,956号明細書から既知のように、完全な80IIIsモー ド内挿を行なうには原理的に4つの順次の80m5モードブロツクからの情報が 必要となる。本発明によるデコーダは3個のみのフィールドメモリしか有しない 為、この情報はある瞬時的なモード遷移の場合に得ることができない。本発明に よれば、TDFSf、gが40m5モード内挿路から以下の表に設定したような ミッシングサンプルを挿入することにより80m5モードブロツクの完全な80 IIIsモードサンプルパターンへの変換をも達成する。これらの場合を図2に 示しである。2つのブランチのマルチプライヤC3,C4を画素毎に切換え、こ れらのインタボレータINT3及び[NT4を通過モード(このモードを図12 に縦矢印で記号的に示しである)に設定し、4oインタボレータ出方を選択する 。
TDFSb+−−−18で形成されたビデオデータの流れは80m5モードサブ サンプリングパターンを完成させるのに必要な40+msモード奇数及び偶数フ ィールドサンプルをすべて含んでいる。すなわち、奇数フィールドが処理される 場合、TDFSc、 eが40m5モード奇数フイールドを出力し、TDFSb 、 dが垂直内挿された4oモード偶数フイールドを出力する。偶数フィールド が処理される場合、TDFSc、eの出力1が40m5モード奇数フイールドサ ンプル(強度は半分)を含み、TDFSc、 eの出力2が垂直内挿された偶数 フィールドサンプル (その強度はC3及びC4を8に設定することにより補正 される)を生じる。
n80 80 80 80 奇数 偶数(フィールド4) f(IN3)80  80 80 n80 奇数 奇数(フィールド1) g(IN2)80 80  n80 n80 偶数 奇数/偶数(フィールド1.2) g/f(IN2)n 20 20 20 n20 奇数 奇数/偶数(フィールド3.4) g/f( IN2/3)20 20 n20 n20 偶数 奇数/偶数(フィールド3. 4) g/f(IN2)ここに 、n80は非80m5モードブロツクを示し、 80は80m5モードブロツクを示し、n20は非20m5モードブロツクを示 し、20は2抛Sモードブロツクを示す。
TDFSf及びTDPSgは多重化された80/40/20nsモード偶数(e v)及び奇数(od)サンプルの27MHzの流れをそれぞれ出力する。
80 び20m5モー゛、ノ TDFSf 、 gからのデータの流れはTDFSh (図13)に供給される 。
このTDFShでは、ラインメモリLMI〜LM4が並列の2つのチェーンに構 成され、各チェーンが2つのラインメモリより成っている。これによりTDFS hを実際に2つの等価な部分に分割しており、一方が奇数サンプルを処理し、他 方が偶数サンプルを処理する。到来する80及び20m5モードブロツクはミデ ィアンインタポレータY80. Y2O−1及びY2O−2により空間的に並列 に内挿され、一方既に内挿された40m5モード情報は補償用の遅延線COMP DELを有する側路ブランチを経て供給される。第4のインタボレータINT4 は用いられず、その乗算係数04は0である。図13にも示しであるように、2 つの20m5モードブロックY2O−1及びY2O−2は20m5モードブロツ クに対して用いられる。その理由は水平 (11)内挿も行なう必要がある為で ある。これは2つの異なる20m5モード内挿を用いることにより達成する。す なわち、これら双方の内挿は同じ20m5モード内挿結果を生じるも、第2の内 挿(Y2O−2)は第1の内挿(Y2O−1)に比べて(図9に示すHDEL2 により)1クロック期間だけシフトされている。これらの双方の出力を乗算係数 (4)により平均化すると所望の水平内挿が得られる。マルチプライヤ01〜c 5は図13に示すように、DATVデータにより制御される80.40.20m 5モードのそれぞれに対する上、中及び下の倍数値組を用いて制御する。出力端 子0UTI及び0UT2は奇数及び偶数27MHz信号を生じる。
±」JIL乙工四ノー HD−MMC信号の、通常の精細度のMへ〇受像機との両立性を改善する為に、 HD−MMCエンコーダにより垂直低域通過濾波を行い、この垂直低域通過ろ波 をHD−MMCデコーダが行なう必要がないようにする。従って、輝度チャネル における最終工程として、図13に示すTDFSiにより逆の垂直両立性改善ろ 波を行なう。TDFShからの54Mバイト/sデータ流に対処する為に、TD FSiを並列の2つの3タツプ線形垂直フイルタとして構成する。TDFS t におけるインタボレータlNTl〜INT4は通過モードに切換える。すなわち 、各インタボレータlNTl〜INT4の双方の出力端子が双方の入力端子に供 給される入力サンプルのコピーを生じる (このことを縦矢印で示す)。又、T DFSiより成る垂直フィルタの転送度を乗算係数01〜c5により決定する。
このフィルタは6dBの改良(−212−2)と3dBの改良(−110−1) との間で切換えることができる。図13に示す乗算係数cl=c5の値は6dB の改良に対応する。
クロミ ンスHD−1IIAC′9 本発明によるクロミナンスHD−MMCデコーダのブロック線図に対し図10を 再び参照するに、入力クロミナンス信号C−inが補償遅延ブロック1008C に供給され、これにより輝度処理とクロミナンス処理との間のいかなる処理上の 遅延差をも補償する。遅延されたクロミナンス信号はクロミナンスデシャッフラ (DESHUFC) l0IOCにより32μsライン時間領域にデシャッフル される。
このデシャッフラの出力信号は並列に構成したフィールドメモリFM4〜FM6 に供給される。フィールド時間軸上の関連のタイミングを以下に示す。
t(ms): 0 20 40 60 80 100 120X :TI T2  T3 T4 T5 T6 T7XI : TI TI TI T4 T4 T 4XII : T2 T2 T2 T5 T5Xlll: T3 T3 T3  T6 上記の表から容易に分るように、フィールドメモリFM4〜FM6は、これらが 3つの順次のフィールド期間中に受ける情報を各書込みサイクル後に出力するよ うに制御される。フィールドメモリFM4にはフィールド期間1=0中に書込ま れ、情報はフィールド期間t・20. t=40及びt・60中に出力される。
次の書込みサイクルはフィールド期間t=60中に行われ、情報はフィールド期 間t・80.t・100及びt・120中に出力される。フィールドメモリFM 4〜FM6のこの書込み及び読出し制御により並列回路を直列回路のように動作 させ、しかも並列回路が高データ速度で対処しうるという利点を保っている。フ ィールド期間60からはHD−MAC復号化にとって必要な4つの順次のフィー ルドが各フィールド期間中に同時に得られる。
デシャッフラl0IOC及びフィールドメモリF4〜F6により出力された6、 75Mバイト/Sの4つのデータ流は13.5MHzで4ビット幅のインタフェ ースを介してクロミナンスサブサンプリングパターンコンバータ(SSPCC) 1014Gに供給される。この5spc回路1014CはU及びVの双方の関連 サンプルの20/40/80多重を含む1つの27MHzデータ流を発生する。
この5spc回路は実際の内挿を行なわず、ミッシングサンプル位置に隣の入力 サンプルを配置するだけである。
MMC伝送標準では、クロミナンス成分U及び■がライン交互に伝送される為、 U及び■に対する垂直ブロック境界は入力端子で64μsだけ位相外れとなる。
従って、クロミナンス5spc回路10104G #:)U信号において64μ sの遅延を行なう。このようにすることにより、U及び■に対するブロック境界 はTDFS回路j〜lより成る縦続接続内挿部分で同相となる。ライン時間軸上 での5spc及び内挿入力のデータフォーマットは以下の通りである。
5spc入カニ<−−−−−−−−−−−−Uブロツクー−一−−−−−−シU 及びVia c e g i k m<−−−−−−−Vブロックー−−−−− −>5spc出カニ <32 gs> U acegikm V egikmoq ここに記号a−,qはクロミナンスライン信号を示す。
到来信号が80m5モードで符号化されていると、5spc回路1014Cは3 2μs当りのクロミナンス成分(U及び■)当り360個のサンプルを出力する 。クロミナンスインクボレータブロックTDFSj〜1では水平方向で1ライン 当りの成分当り720個のサンプルに増大交換される。40m5モ一ド符号化ブ ロックの場合、2ラインのうちの一方のラインのみが1ライン当りの成分当り3 60個の有効なサンプルを含んでいる。このデータ流は水平及び垂直の双方の内 挿を行なう必要がある。20m5モ一ド符号化ブロックに対しても有効情報が1 ライン置きに伝送されるも、1ライン当りの成分当り180個のみのサンプルが 適切である。このデータ流では水平方向で4倍、垂直方向で2倍の増大変換を行 なう。
以下に説明する図14〜16はTDFS回路j〜lをより詳細に示している。T DFSjの出力端子は飽和改善回路1044Cに結合され、この回路が出力U及 び■成分U−out及びシーoutを生じる。
゛′クロミ ンス クロミナンス5spc回路1014Cの出力信号はTDFSjに供給され、この TDFSjが図工4に示すように水平内挿を行なう。必要な垂直アパーチャを供 給するのに4つのラインメモリLMI〜LM4が用いられる。第1インタボレー タUV20が5つの垂直タップに亘る20m5モードのミディアン内挿を行ない 、第2インクボレータUV80−1が3つのタップに亘る通常の80m5モード のミディアン内挿を行ない、第3インタボレータUV40は中央タップでの40 m5モードの線形内挿を行なうように設定される。モード間の多重化は乗算係数 c1〜C4のDATV制御切換えにより行なわれる。
垂直の空間的なブロック境界(第1及び最終ブロックライン)では、クロミナン ス内挿フィルタのアパーチャはこれら境界を横切らない。従って、第4インクボ レータUV80−2は(ミディアンの代わりに境界画素の垂直コピーを簡単に取 る) 80m5除外インタボレーシヨンモードに応じて動作するものであり、乗 算係数01〜C4を適切に切換えることにより通常の80m5モード内挿UN8 0−1の代わりにこの第4インタボレータを用いる。この変更した境界内挿を線 図的に表わしたものを図15に示す。“x ”で示すサンプルは到来サンプルで ある。サンプルmは欧州特許出願公開筒EP−A 0344854号明細書から 既知の空間ミディアン内挿により取出される。0゛′で示すサンプルは空間的に 隣接するサンプルからコピーされた境界サンプルである。
補償用の遅延線COMP 014.を有する側路ブランチは用いられず、その乗 算係数05は0に設定される。最後に、U及び■サンプルが分離される。すなわ ち、Uは出力端子0UTIを経て取出され、■は出力端子0UT2を経て取出さ れる。
有りロミ ンス 色差成分U及びV間には2ラインの遅延差がある為、これらの成分は種々のTD FS回路で垂直に内挿される。U成分の必要な垂直内挿はTDFSkで行なわれ 、TDFS 1は■成分の垂直内挿を以ってコピーを行なう。これらの双方のT DFS回路の機能的なブロック線図を図16に示す。TDFSk及びlはこの垂 直以外にU及びV間の垂直タイミングの整合をも行なう。TDFSk及び1の各 々では■サンプルがUサンプルに対して1ライン期間だけ遅延される。
上述したように、40m5モード及び20m5モードブロツクには乗算係数2に よる垂直内挿を行なう必要がある。これらのブロックにはHD−MAC復号化ア ルゴリズムに適合させて垂直方向で異なるように内挿を行なう必要がある。40 m5モードブロツクの場合には、2つの飛越し走査フィールドを発生させる必要 がある。
20m5モードブロツクの場合には、奇数フィールドラインのみに内挿を行なう 必要がある。80m5モードブロツクには垂直方向で内挿する必要はなく、これ らのブロックは20m5モード及び40m5モードブロツクと同じ遅延の出力端 子に供給される。種々の垂直内挿は、すべてのインクポレータlNTl〜INT 4を通過モードに設定した(これを縦矢印で示す) TDFSk、Iにおける乗 算係数c1〜c4をDATV制御切りえすることにより行なわれる。40nsブ ロツクの垂直遷移部では、DATV制御の下で垂直内挿が変更される。
補償用の遅延線ブランチCOMP DELは用いられず、これらの乗算係数を0 とする。
フィルムモードにお番るHD−阿Ac−゛コーー゛イングいわゆるフィルムモー ドにおいては、20m5モード動き補償及び40IIIsモード動き補償のいづ れも用いられない。40m5モードブロツクの場合には、TDFS回路がそれら のSCD制御によって零ベクトルを得る。TDFS f、gのみがこの特別HD −MAC復号化モードで動作する。偶数フィールド処理の間には、動き補償は行 われない。その代わり、40m5モードの内挿されるデータは、第12図内のT DFSの第3内挿ブランチを選択することにより入力IN2から直接得られる。
゛ 管口の ・ HD−MAC信号を復号するためのハードウェアを具なえている受信機は、標準 MAC,PAL又はSECAM信号も受信できる。しかしながら、PAL/MA C/SECAMがフレーム当たり625ラインのみを有するのに対して、HD− MACはフレーム当たり125oラインを有するので、HD−MMC受信機の表 示装置のアスペクト比は16:9であり、走査は32kHzで行なわれる。それ 故に通常精細度標準入力信号をHDTV表示基準に増大変換する必要がある。H D−MACデコーダの内挿部分で利用できるTDFS回路の量と、組み込み柔軟 性とのために、4:3又は16:9のいずれかのアスペクト比を有する625ラ インから、16:9のアスペクト比を有する1250ラインのHD−MMC表示 フォーマットへのこの変換を実行することが可能である。この変換に関する更に 詳細な説明とデコーダ回路に対する付加的な要求とを以下に説明する。
アスペクト <4:3で る 庁テロの ・・ ・この変換プロセスにおける第 1工程は、52μsの有効ビデオ情報を有する64μsラインから、19.5μ sへ圧縮されたビデオ情報を有する32μsラインへの水平変換である。従って このビデオ情報は因数2 * (16/9)/(4/3)−8/3により圧縮さ れなければならない。この圧縮は図10の輝度デシャッフリング回路1010内 で実行され、このことがこの回路に対する特別動作モードを意味する。データ速 度に関し、このことはデシャッフラ−1010の出力端子における有効データ速 度が8/313.5−36 Mバイト/Sであることを意味している。このデコ ーダのシステムクロック周波数が27MHzであるため、2個の出力端子を同時 に使用し、54 Mバイト/Sを伝送できるようにする必要がある。この有効デ ータ速度は36?1バイト/Sだけであり、それが273番目のサンプルのみが 有効データを含むことを意味している。簡単のため、TDFS回路の内部制御に おいてデシャッフラ−1010からのデータ流れは、6個のグループ当たり2個 の重複サンプルを含んでいる。記号が36MHzサンプルに関係する輝度デシャ ッフリング回路101Oの出力フォーマットは次の通りである。
出力1: SalSblScllSelSflSgllSilSjlSk出力2 : SblSclSdllSflSglShllSjlSklSlここで、出力 1は5SPC1014へ直接接続されたラインを表し、−力出力2はフィールド メモリの入力端子へ接続されたデータラインを表している。
二つの連続するフィールドの情報は、デシャッフリング回路(図10)の入力端 子■及び■において得ることができる。両方のフィールドが以下に((ライン時 間にもとづき))示したようなライン順次の方法で(比較の後に)、残りのデコ ーダへ供給される。
〈64μs〉 デシャッフラーの入力端子II −a−l−e−1−i−l−デシャッフラーの 入力端子II[−c −1−g −l −k −l −出力1 alc elg  lk 出力2 alc eIg lk これらの信号はフィールドメモリFM2.FM3及び輝度5spc回路1014 を介して、デコーダの内挿部分に供給される。フィールドメモリFM2. FM 3のディレィを、最単純最小値、例えば1ラインに設定する。5spc回路10 14はいかなる内挿も行わないが、1ラインによるのと同様に入力端子■とVと における信号を遅延させることにより、フィールドメモリの遅延を補償する。デ コーダの内挿部分がこの36 Mバイト/sデータ流を受信し且つそれを失った サンプルを内挿することにより54 MHzのサンプル速度に変換する。この内 挿プロセスを、以下に略図的に示す。
入力(36Mバイト/s)L・・L・・t・・L・・t・・tサンプル指数 a bcdef 出力(奇数サンプル) t・・・t・・・t・・・t・・・出力(偶数サンプル ) t・・・t・・・t・・・t・サンプル指数 12345678 内挿フイルタは3 * 36 = 108MH2の仮想周波数で動作するが、実 際には必要な出力サンプル(54MHz)のみが計算され得る。
108 MHzに基づく内挿フィルタのインパルス応答はH(t)= (−1− 20613161360−2−1)である。対応する正規化周波数応答を図17 に示す。内挿部分において実行されるべき演算は サンプル1:16*a サンプル2ニー1*Z±6*a+13*b−2*cサンプル3 : −2* a +13* b+ 6* c−l*dサンプル4:16*c サンプル5 : −1*b+ 6*c+13*d−2*eサンプル6 : −2 *c+13*d+ 6*e−1*f27MHzの3周期後に、このプロセスが繰 返される。単位利得を得るために、すべての係数を16で割算する必要がある。
上記の式から判るように、出力サンプルは最大で4個のサンプルから計算される 。この水平方向のみの演算を、図18と図19とに示したように形成されたTD FS回路b−gにより実行する。入力セレクタは、同じ垂直タップを、直接入力 できるように選択するので、ラインメモリLMI〜LM4は接続されていない。
インタボレータlNTl〜TNT4が通過状態に切り換えられ、且つTDFSブ ランチ内の調節可能な(水平)ディレィを、内挿のために必要な画素を選択する のに適切な値に設定する。2個のTDFS回路を10個まで(図18のc、 e 及びす、 d)縦続接続するので、隣接するサンプルを一つの出力サンプルに合 成することができる。このことは、インパルス応答と上に示したような不規則な 入力系列とに対抗するのに充分である。
1/16の係数精度を達成するために、両方の縦続接続は並列に動作し、TDF S f及びgにおいて、利得係数1を用いて合成され(即ちTDFS f、gの 乗算係数05は、ブランチAにおいては8である)、且つブランチC(図19) において利得係数0.5を用いて合成される(即ちTDFS f、gの乗算係数 04は4である)。
必要なインパルス応答は両方のブランチにわたってH(t)c、e= (−1− 10368630−1−1)/8H(t)b、d = (+1 0 0 0 + 1 0 +1 0 0 0 1) /16のように再分割されることを意味する 。このことによって、TDFS c、eの係数として6,3.−1.−1.8が 提供され、TDFS b、dの係数として1.O,O,l、8が提供される。
この係数はHD−MAC復号化モードにおける場合と同様に178の代わりに、 入ってくる信号の173と等しい反復速度に変更されなければならない。しかし ながら、4個の乗算器のみを一度に活性化させなければならないので、この動的 スイッチングは、画素時間を基礎とする固定乗算係数をイネーブル ディゼーブ ルすることに制限される。
内挿動作を次のようにまとめることができる。
Slは入力から複写される。
S2はTDFS d、eで内挿される。
S3はTDFS d、eで内挿される。
S4は入力から複写される。
S5はTDFS b、cで内挿される。
S6はTDFS b、cで内挿される。
これが特定のフィルタ構造に対する好適な実施例であるが、その他の装置も勿論 可能である。
図19において、ラインメモリLMI〜LM4は接続されておらず、インタボレ ータlNTl〜INT3は用いられておらず且つそれらの乗算係数C1〜C3は 0である。
7スヘク<16:9チルI”t”(7) −’ −人力MMC信号がすでに正し いアスペクト比を有している場合、32μsラインへの圧縮及び54MHzへの サンプル速度変換のみを実行すべきである。この場合においても、図10のデシ ャッフラ−1010で圧縮が起こるのに対して、水平内挿はTDFSb−gで行 なわれる。デシャッフラ−1010の出力フォーマット(27MHz)は次の通 りである。
出力1 : SalSbllSclSdllSelSfllSglSh出力2  : SalSbllSclSdllSelSfllSglSh水平内挿を略図的 に以下に示す。
入力(27Mバイト八) 1−1−1−1−1−1−1−1サンプル指数 ab cdefgh 出力(奇数サンプル) 1−1−1−1−1−1出力(偶数サンプル) 1.− 1.−1−1−1−1゜サンプル指数 123456789101112内挿フ イルタが2 * 27 = 54MHzの仮想周波数で動作し、且つ54Hzに 基づく内挿フィルタのインパルス応答は、H(t)= (+20−501932 190−50 +2)である。対応する正規化周波数応答を図21に示す。デコ ーダの内挿部分により実行されるべき数学的演算は これは4:3増大変換と同様の方法で実行される。すなわち、必要な正しい係数 を得るためにTDFS c、e及びす、dの2個の縦続接続を用い且つTDFS  g、fの両方の結果をそれぞれ利得1と0.25とにより加算する。このよう にしてインパルス応答は2個のブランチにわたってふたたび再分割され、H(t )c、e= (OO−104840−100)/8H(t)b、d= (20− 103030−102)/32必要な係数を TDFS c、e内で0.4.−1.0.8及びTDFS b、d内で2.3. −1.0.8と決定する。
16:9の場合には、乗算係数を2位相サイクル内で演算する。
−゛ のための 官 このようにして、54MHz表示クロック周波数への水平サンプリング速度変換 を、輝度デシャッフリング回路1014及びTDFSb−gにおいて実行する。
垂直方向において、2個の隣接するフィールドからのラインを、動き適用なしに 1個の625/1 : 1150Hz倍信号合成する。動きへの適用は、ストレ ートホワード3点垂直ミディアン内挿を一ラインおきに適用することにより、実 行される(欧州特許出願公開第0.192,292号公報参照)。このミディア ンフィルタを、図20に示したように構成されたTDFShに割り当てる。2個 の同じ部分(各々2個のラインメモリL?11.2/LM3,4と1個のミディ アンフィルタod/evとを有している)が54MHzデータ速度に対処するた めに並列に置かれる。使用されないインタボレータINT2及びINT4と使用 されないバイパスブランチGOMP DELとを、零係数を有する乗算器C2, C4,C5に接続する。
垂直内挿プロセスにおける最終工程は、線形垂直内挿により54MHz 625 /l:1信号を1250/2:1表示フォーマットに変換するTDFSiにより 実行される。ラインメモリLMI−LM4は、この内挿のために用いられる3個 の隣接するラインの情報を供給し、その係数は奇数フィールドに対しては(−1 152)であり、偶数フィールドに対しては(215−1)である。この係数1 5を得るために、係数7及び8を有する2個のブランチを用いる。すべてのイン タボレータlNTl〜INT4を通過状態に設定し、且つ使用されないバイパス ブランチCOMP DELを、零係数を有する乗算器C5に接続する。
アスペクト (4:3で るクロミ ンス古0の ・ のた笈夏水王吉譚 クロミナンス入力信号はCCIR4:2:2フオーマツトに従っている。二つの クロミナンス成分Uと及び■が、13.5 Mバイト/Sの画素多重データ流と して供給される。図10のクロミナンスデシャッフリング回路1010Gは主に 圧縮メモリとして作動するが、Uと■とを分離もする。圧縮率は8/3であって 、それが36Mバイト/Sの出力データ速度となる。このデシャッフリング回路 1010Gの出力フォーマットは次の通りである。
X、XIでの出力1 : UalUblUbllUclUdlUdllUelU flxn、xmでの出力2 : Va l Vb l Vb II Vc l  Vd l Vd II Ve l Vf lクロミナンス通路においては、垂直 内部フィールド内挿が増大変換モードで実行されないが、1フイールド内の入っ てくるラインは二回反復される。ライン時間に基づくタイミング図を下記に示す 。
デシャッフラー人力 : −tlVa−l −UVe−1−UVi l−出力X 、XI(ロサンプル) : UaIUa l UeIUe IUilUi出力X I1.XII[(Vサンプル): VaIVa IVeIVe l ViIVi 圧縮の後にU及びV信号のサンプル速度は、18 Mバイト/sから27 Mバ イト/sの表示クロック周波数へ増大変換されなければならない。これを下記に 略図的に示す。
入力(18門バイト/s) t ・ ・む・ ・t・ ・t・ ・t・ ・L・  ・tサンプル指数 a bcdefg 出力(U又はv) t−t−t−t−t−t−t−tサンプル指数 12345 678 この水平内挿は図23に示したTDFS j、kにより実行される。
水平内挿のみが必要なのであるから、TDFS j、k内のラインメモリLMI 〜IJ4は接続されない。垂直方向矢印により示されているように、すべてのイ ンタボレータlNTl〜INT4を通過状態に設定する。水平遅延回路HDEL I〜HDEL4は水平内挿に対して必要である適切な水平遅延を与える。
トランスバーサルフィルタの(27MHzの)インパルス応答はH(t)= ( −10368630−1)である。対応する正規化周波数応答を図22に示す。
出力サンプルの計算は次の通りである。
サンプル1: 3*3 サンプル2 : 3*a+ 6*b−1*cサンプル3 : −1*a+ 6* b+ 3*c3個の出力サンプルの後に、このプロセスが繰返される。この計算 は図23に示されているように、乗算器C1〜C5の係数を適切に設定すること により行なわれる。
図23にしめされているように、Uと■とが並列に処理される。
係数が単純であるから、2個のTDFS回路(j及びk)のみが、(輝度増大変 換に対しては、4個のTDFS回路が必要であるが)クロミナンス増大変換に対 して必要である。内挿アルゴリズムの機能的略図を以下に示す。全部の指示され たサンプル値を8出力TDFS j −1a −1c −1e=入力TDFS  k 8a 8b 6b 8c 8d 6d 8e 8f 6f3c 3e 3g 3a −1a 3c −1c 3e le出力TDFS k 8a 6b 6b  8c 6d 6d 8e 6f 6f−1c 3c −1e 3e −1g  3gこの内挿動作を次のようにまとめて示す。
サンプル1,4.7・・・・・・は入力から複写される。
サンプル2.5.8・・・・・・はTDFS k内で内挿される。
サンプル3,6.9・・・・・・はTDFS j内で内挿される。
アスペクト <16:9で る クロミ ンスt6の ・ のたム皇水王血腫 係数2による必要な時間圧縮は、図10のクロミナンスデシヤシフラー1010 C内で起こる。この場合におけるデシャッフラー1010Cの出力フォーマット は次の通りである。
X、XIでの出力1 : UalUallUblUbllUclUcllUdl Udxn、xm”t’の出力2 : Va l Va II Vb l Vb  If Vc l Vc It Vd l Vd内挿フィルタは27MHzの仮想 クロンク周波数で動作する。この内挿フィルタのインパルス応答はH(t)−( −105850−1)である。対応する正規化周波数応答を図24に示す。出力 サンプルの計算は以下の通りである。
入力(13,5Mバイト/s) t ・ ・ ・ L ・ ・ ・ t ・ ・  ・ L ・ ・ ・ tサンプル指数 a b c d e 出力(U又はv) t −t −t ・t ・t −t −t −tサンプル指 数 12345678 ここで、サンプル1−8bであり、 またサンプル2−−1a + 5b + 5cm1dである。2クロツクパルス の後に内挿プロセスが反復される。このことは、乗算係数を二つの位相に切り換 えられなければならないことを意味する。
上述のような内挿アルゴリズムは、TDFS jにより完全に処理される。TD FS kはこの場合には通過状態に設定される。
クロミ ンス ・ のための 官 l 増大変換モードにおける彩度の垂直内挿に対しては、一つのフィールドからのラ インのみを用いる。TDFSI(図23参照)において、サンプル(1)の垂直 内挿は3個のブランチを用いて実行される。第4インクボレータI NT4及び バイパス通路COMPDELは用いられない。すなわち、それらの乗算器C4, C5の係数を零とする。(1)垂直内挿は乗算器01〜C3の適当な係数切り換 えにより達成される。すなわち、インタボレータlNTl〜INT3を通過状態 に設定する。奇数(04)及び偶数(40)フィールドの間に、乗算係数C1〜 C3の種々の制御を必要とする出力を組込まないことに注意すべきである。図2 3から判るように、Uと■とは並列に処理される。
本発明は、ここに開示されている実施例に限定されるものではなく、要旨を変更 しない範囲内で種々の変形又は変更が可能である。
12’34567 ロ ー0> 1z ノ+ ロω FI6.17 U− FlO,21 要 約 書 本発明によるHDMACテレビジョンデコーダは、40m5デコーデイングブラ ンチ16〜27と、80m5モードデコーデイングブランチ38とを具えている 。80m5モードブロツクをデコーディングするため、原理的には、4個の連続 的に受信される80m5モードブロツクからのサンプルか必要となる。80m5 モードブロツクのシーケンスか、非80m5モードブロツクに先行又は後続する 位置である一時的なモード変更において、80m5モード検出器38によって必 要とされる所定の喪失サンプルを、スイッチ30の適切なスイッチングによって 抽出する場合、HDMACテレビジョンデコーダは、3個のフィールドメモリF MI〜FM3のみを使用して動作する。(図1a) 国際調査報告 gcm PCT/1701m m +鉗−P&n2a M国際調査報告

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.各々関連するサンプリングパターンを有する複数の符号化モードの中から選 択された1個の符号化モードに従って各々符号化される、複数の隣接ブロックに 分割される入力信号を符号化するデコーダ装置であって、該デコーダ装置が:前 記入力信号を受信し、現在のフィールド及び先行するフィールドからのサンプル を供給するための入力手段と;該入力手段に結合され、第1サンプリングパター ンに従ってサンプリングされるブロックからのサンプルを処理するための第1デ コーディング手段と;第2サンプリングパターンに従ってサンプリングされる複 数の時間的に連続するブロックからのサンプルを必要とする第2デコーディング 手段と;選択的に前記入力手段又は前記第1デコーディング手段を、前記第2デ コーディング手段に結合させ、前記必要なサンプルを前記第2デコーディング手 段に供給するためのセレクタ手段とを具えていることを特徴とするデコーダ装置 。
  2. 2.動きベクトルの制御の下で動作する、第2フィールドと関連する第1データ と第3フィールドと関連する第2データとを第1フィールドに内挿するための内 挿手段と;前記受信符号化データに応答して、それぞれ前記第1データ及び前記 第2データを供給するための第1及び第2データ供給手段とを具えているHDM ACデコーダにおいて、前記第1データ供給手段が、前記受信符号化データに応 答して、ミディアン出力サンプルを供給するためのミディアン内挿手段と;該ミ ディアン内挿手段に接続され、複数の遅延出力サンプルを供給するための複数の ライン遅延部材と;複数の入力端子を有する垂直内挿兼輪郭補正手段と、前記動 きベクトルの制御の下で動作する、前記ライン遅延部材から選択された1個のラ イン遅延部材の出力端子を、それぞれ前記入力端子の一に接続するための選択手 段とを具え、且つ前記垂直内挿兼輪郭補正手段が、前記入力端子のそれぞれにお ける信号を、瞬間的輪郭修正及び内挿を行うために選択される各重み定数で逓倍 するための手段と;重みづけされた入力信号を合成し、少なくとも前記第1デー タの一部分を発生させるための合成手段とを具えていることを特徴とするHDM ACデコーダ。
  3. 3.符号化されたサブサンプルを受信し、ミディアン内挿、垂直輪郭補正、動き ベクトル制御の下での遅延サブサンプル選択、及び選択された遅延サブサンプル の重みづけ及び合成によって、前記サブサンプルを処理し、第1フィールド内挿 サンプルを作成するための第1処理ブランチを有するHDMACデコーダにおい て、瞬間的に前記垂直輪郭補正及び前記遅延サブサンプルの前記重みづけを行う ための合成手段を設けることを特徴とするHDMACデコーダ。
  4. 4.前記合成手段が、前記動きベクトルの制御の下で選択される各遅延サブサン プルを受信するための複数の入力端子と;前記入力端子の各々におけるサンプル を各乗算係数で逓倍するための乗算手段とを有し、前記乗算係数によって、前記 垂直輪郭補正と前記垂直内挿とを導入することを特徴とする請求項3に記載のH DMACデコーダ。
  5. 5.前記入力サブサンプルを受信するように従属接続されている複数のライン遅 延部材と;各々ミディアン出力サンプルを供給する、前記複数のライン遅延部材 と同数の、これらに接続された複数のミディアン内挿手段と;前記動きベクトル の制御の下で動作し、前記ミディアン内挿出力サンプルの中から選択された1個 のサンプルを、前記合成手段に供給ためのセレクタスイッチ手段とを具えている ことを特徴とする請求項3に記載のHDMACデコーダ。
  6. 6.符号化されたサブサンプルを受信し、前記第1処理ブランチと同様の処理を 行い、第2フィールド内挿サンプルを供給するための第2処理ブランチを有して いるHDMACデコーダにおいて、 第2合成手段を設け、且つ前記セレクタスイッチ手段が更に、前記ミディアン出 力サンプルの中から選択されたサンプル以外のサンプルを、前記第2合成手段に 供給し、前記第2合成手段が、前記第2フィールド内挿サンプルを供給すること を特徴とする請求項5に記載のHDMACデコーダ。
  7. 7.前記第1処理ブランチが、受信された偶数符号化サブサンプルを処理すると ともに、前記第2処理ブランチが、受信された奇数符号化サブサンプルを処理す ることを特徴とする請求項6に記載のHDMACデコーダ。
  8. 8.画像の動きに従って大きさが変化する動きベクトルの制御の下、受信された ビデオ画像信号の符号化サブサンプルを処理するためのHDMACデコーダであ って、該HDMACデコーダが:第1フィルタモードに従って、前記符号化サブ サンプルをフィルタ処理するための第1フィルタ手段と;第2フィルタモードに 従って、前記符号化サブサンプルをフィルタ処理するための第2フィルタ手段と ;前記第1フィルタ手段又は第2フィルタ手段を選択し、前記動きベクトルの制 御の下、前記符号化サブサンプルを処理するための手段とを具えていることを特 徴とするHDMACデコーダ。
  9. 9.前記選択手段が、前記動きベクトルの大きさが所定の大きさよりも小さい場 合に、前記第1フィルタ手段を選択し、前記動きベクトルの大きさが所定の大き さよりも大きい場合に、前記第2フィルタ手段を選択することを特徴とする請求 項8に記載のHDMACデコーダ。
  10. 10.前記第1フィルタ手段が、ミディアンフィルタを具え、前記第2フィルタ が、線形フィルタを具えていることを特徴とする請求項9に記載のHDMACデ コーダ。
  11. 11.前記第1フィルタ手段が、ミディアンフィルタを具え、且つ前記第2フィ ルタが、ハーフミディアンフィルタを具えていることを特徴とする請求項9に記 載のHDMACデコーダ。
  12. 12.制御入力端子と; ・複数のデータ入力端子と; ・複数のデータ出力端子と; ・複数の処理回路と; ・複数の相互接続可能な遅延部材と; ・前記遅延部材を互いに接続し、選択遅延を形成するともに、セレクタ制御信号 に応答して、少なくとも部分的に前記選択遅延を前記処理回路に接続するための 制御可能セレクタ手段と; ・前記制御入力端子に接続され、該制御入力端子に供給されるチップ制御信号に 応答して、前記セレクタ制御信号を供給するための、外部からロードされるルッ クアップテーブル手段と; ・前記処理手段と前記データ出力端子とに接続され、前記データ入力端子に供給 されるデータに応答して、処理されたサンプルを有する出力サンプルを供給する ための出力手段とを具えていることを特徴とする多目的集積回路。
  13. 13.前記出力手段が、調整することのできる係数を有する乗算手段と、加算兼 スケーリング手段とを具え、且つ更に前記ルックアップテーブル手段が前記乗算 係数を制御することを特徴とする請求項12に記載の集積回路。
  14. 14.更に、前記処理手段と並列に接続されている補償遅延手段を具えているこ とを特徴とする請求項12に記載の集積回路。
  15. 15.前記遅延部材を、ライン遅延部材とすることを特徴とする請求項12に記 載の集積回路。
  16. 16.前記処理回路が、内挿回路を具えていることを特徴とする請求項15に記 載の集積回路。
  17. 17.・前記データ入力端子が、ビデオ信号の符号化サンプルを受信し、且つ ・前記ルックアップテーブル手段が、前記ビデオ信号の垂直帰線消去インターバ ルの間、前記チップ制御信号の少なくとも一部を受信することを特徴とする請求 項16に記載の集積回路。
  18. 18.前記相互接続可能な遅延部材が、従属出力端子に接続された第1遅延部材 と、従属入力端子に接続された第2遅延部材とを有し、且つ一方の前記集積回路 の前記従属出力端子を、他方の前記集積回路の前記従属入力端子に接続するため の手段を更に具え、これによって、前記遅延部材を従属的に接続することを特徴 とする請求項12又は17に記載の集積回路。
  19. 19.少なくとも1個の請求項12に記載の多目的集積回路を具えていることを 特徴とする、内挿回路を複数有しているデコーダ装置。
  20. 20.前記内挿回路が、動き補償内挿回路を具え、且つ該動き補償内挿回路が、 複数の前記多目的集積回路を具え、該多目的集積回路のうちの少なくとも第1多 目的集積回路と第2多目的集積回路とを、従属的に接続することを特徴とする請 求項19に記載のデコーダ装置。
  21. 21.複数のフィルタモードに従って、数種類の入力データ信号をフィルタ処理 するためのフィルタ装置であって、該フィルタ装置が:入力制御信号を受信する ように結合され、選択制御信号を供給するための選択制御出力端子とフィルタモ ード制御信号を供給するためのフィルタ制御出力端子とを有する制御手段と;前 記入力データ信号を受信するためのデータ入力手段と;該データ入力手段に結合 し、遅延データ信号を供給するためのメモリ手段と;前記選択制御信号、前記入 力データ信号及び前記遅延データ信号を受信するために結合し、複数の束の選択 データ信号を供給するための選択手段と;前記フィルタモード制御信号の1個及 び前記選択データ信号の束の1個を各々受信するように結合され、前記1個のフ ィルタモード制御信号に従ってフィルタ処理される信号を供給するための複数の フィルタ手段と;前記複数のフィルタ手段に結合され、前記フィルタ処理された 信号を合成し、出力信号を供給するための合成手段とを具えていることを特徴と するフィルタ装置。
  22. 22.前記メモリ手段が複数のメモリユニットを具え、且つ前記データ入力手段 が、複数のデータ入力接続と、選択的に前記データ入力接続と前記メモリユニッ トとを結合させるための手段とを具えていることを特徴とする請求項21に記載 のフィルタ装置。
  23. 23.前記制御手段が、合成制御出力端子を有し、合成制御信号を供給し、且つ 前記合成手段を、前記合成制御信号を受信できるように結合し、前記合成制御信 号に応答して、前記フィルタ処理された信号を合成することを特徴とする請求項 21に記載のフィルタ装置。
  24. 24.前記制御手段が、遅延制御出力端子を有し、遅延制御信号を供給し、且つ 前記フィルタ手段が、遅延手段を具え、前記遅延制御信号に応答して遅延される 前記フィルタ処理された信号を供給することを特徴とする請求項21に記載のフ ィルタ装置。
  25. 25.前記制御手段が出力端子を有し、前記フィルタ手段によるフィルタ処理遅 延に相当する遅延時間だけ遅延される制御信号を供給することを特徴とする請求 項21に記載のフィルタ装置。
  26. 26.入力信号を受信するための入力手段と;該入力手段に結合されている時間 的フィルタ手段と;前記入力手段に結合する入力端子と、前記時間的フィルタ手 段の出力端子に結合する出力端子とを有し、遅延信号を供給するための第1フィ ールドメモリと;前記入力手段に結合する第1入力端子と、前記時間的フィルタ 手段の前記出力端子に結合する第2入力端子と、デシャッフルされた入力信号を 供給するための第1出力端子と、第1デシャッフル遅延信号を供給するための第 2出力端子とを有するデシャッフル手段と;前記第2出力端子に結合され第2及 び第3デシャッフル遅延信号を供給するための第2及び第3フィールドメモリと ;前記デシャッフル入力信号と、前記第1、第2及び第3デシャッフル遅延信号 とを符号化し、符号化信号を供給するためのデコーダ手段とを具えていることを 特徴とするデコーダ装置。
  27. 27.入力信号を受信するための入力手段と;前記入力信号を受信するとともに 、第1メモリ出力端子に1回遅延信号を供給するための第1メモリ手段と;連続 する所定の時間間隔の中の1つおきの時間間隔においてのみ、前記1回遅延信号 を受信できるようにするための第2メモリ手段と;前記連続する時間間隔の中の 残りの時間間隔においてのみ、前記1回遅延信号を受信できるようにするための 第3メモリ手段と;前記第1、第2及び第3メモリ手段に結合され、1回遅延信 号、2回遅延信号及び3回遅延信号から成る出力信号を並列的に供給するための 出力手段とを具えていることを特徴とするデコーダ装置。
  28. 28.更に前記出力手段を前記入力手段に結合させ、且つ更に前記出力信号が、 遅延されていない入力信号から成ることを特徴とする請求項16に記載のデコー ダ装置。
  29. 29.・標準ライン時間が、ほぼHDTVライン時間の倍数に等しく、サンプリ ング速度が、ほぼHDTVサンプリング速度の約数に等しい標準テレビジョン信 号を受信するための受信手段と、・該受信手段に接続され、前記標準テレビジョ ン信号を前記HDTVライン時間に圧縮し、圧縮されたラインサンプリング速度 で圧縮されたラインサンプルを供給するための圧縮手段と、前記圧縮手段に接続 され、前記圧縮ラインサンプル間にサンプルを内挿するとともに、前記HDTV ライン時間及びサンプリング速度に関する出力信号を供給するための内挿手段と を具えていることを特徴とするHDTVデコーダ装置。
  30. 30.前記標準テレビジョン信号の標準アスペクト比が、HDTVアスペクト比 よりも小さく、且つ前記圧縮手段が、前記標準アスペクト比に対する前記HDT Vアスペクト比の比率に等しい圧縮係数によって、前記標準テレビジョン信号を 圧縮するとともに、前記テレビジョンライン時間の前記倍数によって、逓倍する ことを特徴とする請求項29に記載のHDTVデコーダ装置。
  31. 31.前記内挿手段が、請求項12に記載の多目的集積回路を具えていることを 特徴とする請求項29に記載のHDTVデコーダ装置。
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