JPH05500261A - 連続可変トランスミッション・システム - Google Patents
連続可変トランスミッション・システムInfo
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- JPH05500261A JPH05500261A JP2502860A JP50286090A JPH05500261A JP H05500261 A JPH05500261 A JP H05500261A JP 2502860 A JP2502860 A JP 2502860A JP 50286090 A JP50286090 A JP 50286090A JP H05500261 A JPH05500261 A JP H05500261A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H9/04—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
- F16H9/10—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley provided with radially-actuatable elements carrying the belt
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
連続可変トランスミフシ2ン・システム本発明は、本出願と同時に提出された“
A Continuously Variable TransmiSsion
5Yst、em″と題する同時係属の特許出願(パケット・ナンバNAE−1
70−A−K)に関するものである。
16発明の分野
本発明は、連続可変トランスミッシtン・システムに関するものであり、とりわ
け、回転軸まわりに円形パターンをなすように配置された複数の弾性バイアスの
かかるベルト係合部材を有するタイプの可変直径プーリに関するものである。
2、従来の技術
一般に、ベルトによって、少な(ともその一方がほぼ連続した範囲の有効直径を
示すことの可能な1対のプーリが結合されるトランスミフシ1ン・システムとし
て、特徴を表わすことのできるクラスの連続可変トランスミツシーン・システム
。該タイプのトランスミツシーン・システムは、一般に、2つのカテゴリ、すな
わち、a)Vベルトまたはその変?!(リンクΦベルトまたはチェーンといった
)を用いて、1つのプーリからもう1つのプーリヘパワーを伝達するトランスミ
ブシ冒ン・システムと、b)可変直径プーリ間にフラットなたわみベルトを用〜
Aるトランスミフシ1ン會システムに分類される。
当該技術の熟練者には明らかになったように、フラットなベルトを用いることが
可能な連続可変トランスミッシ眩ンは、Vベルトを用いるシステムに比べると基
本的にかなり有利である。Vベルトを用いるシステムの場合、該ベルトは、各種
合成物から成り、全体に台形の断面を有している。該ベルトは、エンジンまたは
モータのような動力源によるある速度の回転運動を異なる速度で回転する出力シ
ャフトに伝達するが、動力源から受ける入力速度と出力速度との速度比は、ベル
トとプーリ・システムの形状寸法に応じて、最低から最高まで連続して変化する
ことができる。Vベルトは、軸方向の外力によって、2つのプーリのそれぞれに
おける平滑で円錐状の対向面の間で圧縮される。これら軸方向の力によって、ベ
ルトの両側に圧縮力が加えられ、スリップが阻止される。動作時、円錐状の対向
面にかかる軸方向の負荷の変化によって生じる変位のために、力の平衡がとれる
か、あるいは、制限範囲のストップに達するまで、Vベルトは2つのプーリ間に
おける半径方向の位置を変化させる。
伝達トルクが大きい場合、円錐形状の対向面に軸方向の力が加わると、Vベルト
に対して横方向の大き0圧縮力が生じることになる。これには、Vベルトが横方
向のへこみを防ぐのに十分な厚さを備えている必要がある。この厚さによって、
ベルトに働く遠心力が増し、ベルトの張力負荷が太き(なる。さらに、ベルトの
厚さが増すにつれて、所定の最小プーリ半径における応力負荷が大きくなるため
、プーリのサイズを増す必要がある。さらに、Vベルトの両側に働く摩擦力は、
該ベルトを円錐状の対向面に保持しようとするので、従って、プーリのそれぞれ
から離れる際には、円錐面の間から連続してVベルトをr引き外す」必要がある
。この結果、Vベルト・システムの総合効率およびその動作寿命に悪影響を及ぼ
す摩擦損失及びベルトの疲れが大幅に減少する。従って、可変速Vベルト駆動装
置が、広範囲のさまざまな用途に用いられているが、小形サイズの装置に関する
パワー伝達能力が厳しく制限される。
Vベルトの利用に固有の欠点のため、一般に、フラットなベルトによる連続可変
トランスミツシーンとして設計された、第2のカテゴリの連続可変トランスミフ
シ1ンが開発されている。その名が示すように、所望の速度比の変化を得るため
に、フラットなベルトを直径が動的に変動し得る被駆動ブーり拳アセンブリと駆
動プーリ・アセンブリの間に用いることが可能である。2つのプーリ・リム間に
おける軸方向の移動は、不要であるが、個々のプーリ・アセンブリの有効直径を
変化させる必要がある。ある特に有効なシステムの場合、有効直径の変化は、各
プーリにおいて円形アレイをなすベルト係合部材を半径方向の内側または外側に
同時に並進させて、プーリ嗜アセンブリの有効直径を変えることによって可能と
なる。このタイプのフラットなベルトによる可変速トランスミッシぎン及びその
関連した制御系については、米国特許第4,295.836号、第4.591.
351号、第44.714.452号、及び、第4,768.996号に開示が
ある。上記の特許のうち最初のもの以外は、全て、可変直径プーリに、1対のプ
ーリ・リムが設けられており、その間に、半径方向に同時に移動して、プーリの
有効直径を変化させる一連のベルト係合部材が延びている。
各プーリ嗜アセンブリには、互いに同軸をなし、互いにすぐ隣接して配置された
2対のディスク(それぞれ、内側ディスク部材及び外側ディスク部材として表示
)から成る2つのリム・エレメントが含まれている。隣接したディスク部材のそ
れぞれが、一連の渦巻きグループまたはガイドウェイを備えている。ディスクの
一方のガイドウェイは、もう一方のガイドウェイに対して逆向きの配向が施され
ている。ベルト保合部材の両端は、2つの隣接したディスクの渦巻きガイドウェ
イの交点で捕らえられる。ベルト係合部材の位置の半径方向における調整は、内
側ディスク部材と外側ディスク部材との回転変位によって可能となる。この回転
変位は、もちろん、プーリ・アセンブリのもう一方の倒のディスクと同時に、か
つ、これと協働して行われる。
上述の先行技術による教示のある、内側と外側のディスク部材の間における相互
角関係を確立するメカニズムは、比較的製造が複雑で、コストが高くつく。本発
明は、内側ディスク部材と外側ディスク部材が、互いに弾性バイアスを加えられ
、駆動ベルトにかかる張力の変化によって、ブーりの有効直径の変化が生じる可
変直径プーリを目ざしたものである。
発明の概要
本発明は、少な(とも1つの可変直径プーリ及び少なくとも第2のプーリと、少
な(とも第2のプーリを可変直径プーリに接続する駆動ベルトと、少なくとも駆
動ベルトにかかる最小の張力を維持する手段を備えた連続可変速比トランスミフ
シ1ン・システムである。可変直径ブーりは、回転軸まわりに円形パターンをな
すように配置された複数の弾性バイアスのかかるベルト係合部材を備えている。
円形パターンの直径は、可変直径ブーりの有効直径である。可変直径プーリのベ
ルト係合部材は、張力に応答し、半径方向の最小限度と最大限度の間で半径方向
に変位し、可変直径ブーりの有効直径を変化させることができる。該連続可変ト
ランスミフシ1ン・システムは、ベルト係合部材に働(張力を変えて、その位置
を変化させ、それによって、可変直径プーリの有効直径を変化させる手段も備え
ている。
本発明の1つの目的は、可変直径ブーりを少なくとも1つの固定直径ブーりに接
続する一定の長さの駆動ベルトを備えた連続可変トランスミッシeン・システム
を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、可変直径プーリの有効直径が駆動ベルトの張力の関
数として変動可能な連続可変トランスミッシピンΦシステムを提供することにあ
る。
本発明のもう1つの目的は、可変直径ブーりの有効直径が、可変直径ブーりの回
転速度の関数である連続可変トランスミラン四ン・システムを提供することにあ
る。
本発明のもう1つの目的は、ベルト係合部材の半径方向位置が、バネによる隣接
ディスク部材の相互回転によって、バイアスをかけられ、最大位置につくことに
なる、可変直径プーリを提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、ベルト係合部材の半径方向位置が、バネによる隣接
ディスク部材の相互回転によってバイアスをかけられ、最小位置につくことにな
る、可変直径プーリを提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、可変直径プーリ・アセンブリの回転速度が上昇する
のに応じて、ベルト係合部材を外側へ変位させる遠心力を増大させるため、ベル
ト係合部材にウェイとが追加された可変直径プーリを提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、遠心力を用いて、隣接ディスク部材を互0に回転さ
せ、ベルト係合部材を半径方向に変位させるようになっている可変直径プーリを
提供することにある。
本発明の以上の、及び、その他の目的については、図面に関連した本発明の詳細
な説明を読むことによって明らかになる。
図面の簡単な説明
図1は連続可変トランスミッシぎン・システムの第1の実施例に関する側面図で
ある。
図2は図1に示す可変直径プーリの第1の実施例に関する断面図である。
図3は第1と第2のガイドウェイの詳細を示す可変直径プーリの側面図である図
4はI!Ifに示す可変直径プーリの第2の実施例に関する断面G面図である。
図5は図1に示す可変直径プーリの第3の実施例に関する断面側面図である。
図6は断面の矢印6−6の方向に描かれた、図5に示す可変直径プーリの第3の
実施例に関する断面図である。
図7は渦巻きバネを用いた代替実施例を示す断面側面図である。
図8は連続可変トランスミフシ1ン拳システムの第2の実施例に関する側面図で
ある。
図9は図8の連続可変トランスミブシ替ン・システムに示す可変直径ブーりの第
1の実施例に関する断面側面図である。
図10は図8の連続可変トランスミッンdン・システムに用いられるタイプの可
変直径ブーりに関する第2の実施例の断面側面図である。
図11は図8の連続可変トランスミッシロン・システムに用いられるタイプの可
変直径ブーりに関する第3の実施例の断面側面図である。
図12は図8の連続可変トランスミフシ11システムに用いられるタイプの可変
直径プーリに関する第4の実施例の断面側面図である。
図13は複数の被駆動装置を備えた連続可変トランスミブシtンの側面図である
。
実施例
図1には、連続可変トランスミブレ1ン・システムの第1の実施例が示されてい
る。この実施例の場合、可変直径プーリ10は、内燃機関、電気モータータービ
ン、または、当該技術において周知の他の動力源によって駆動される。図2には
、可変直径プーリ10がさらに詳細に示されているが、これは、米国特許第4.
295,831号におけるKu冒寓による教示のタイプであり、円形パターンを
なす複数の保合部材を支持する1対の内側と外側のディスク部材を備えている。
ベルト保合部材の端部は、隣接する内側と外側のディスク部材に設けられたガイ
ドウェイが交差する交点によって受けられる。Ku+uの教示によれば、外側デ
ィスク部材に対する内側ディスク部材の回転によって、半径方向において交差す
るガイドウェイの交点の位置が変化する。ベルト係合部材は、これらガイドウェ
イの交点で受けられるので、隣接する内側と外側のディスク部材が、互いに回転
すると、半径方向に変位することになる。逆に、駆動ベルトの張力の変化によっ
て、ベルト係合部材が半径方向に変化し、内側ディスク部材が外側ディスク部材
に対して回転することになる。図1に示す実施例の場合、内側ディスク部材に弾
性バイアスが加えられ、外側ディスク部材に対する所定の回転配向または位置を
とる。この所定の回転配向において、複数のベルト係合部材は、半径方向におけ
る最大限度まで変位し、ベルト係合部材によって形成される円の直径が最大にな
る駆動ベルト12は、可変直径プーリ10から、シャフト16が被駆動装置20
の回転入力に接続されている固定直径プーリ・ホイール14といった少なくとも
1つの他のブーりに回転トルクを伝達する。図1には、1つの固定直径プーリと
1つの被駆動装置しか示されていないが、当該技術の熟練者には明らかなように
、駆動ベルト12は、それぞれ図12に示すような独立した被駆動装置に接続さ
れた2つ以上のプーリに接続することができる。もう1度図2を参照すると、プ
ーリ14は、被駆動装置20の入力シャフトに直接取りつけることもできるし、
あるいは、ギヤ、チェーン、自在駆動装置、または、当該技術において周知の他
の手段によって入力装置20の入力シャフトに接続することもできる。
被駆動装置20は、自動車用オルタネータ、パワー・アクセサリ用油圧または空
気圧ポンプ、空ll装置用コンプレッサ、過給システム用コンプレッサ、または
、回転入力に応答する他のタイプの装置とすることができる。
連続可変トランスミフシ1ン・システムは、テンシWす・プーリ18を備えてお
り、アイドラ・プーリ22のような1つ以上のアイドラ・プーリを含めることも
可能である。テンシIす・プーリ18は、テンシ訝す・プーリを変位させて、駆
動ベルト12がたどる経路を変化させ、駆動ベルト12にかかる張力を増大させ
る。
連続可変トランスミツシーン・システムの動作については、連続可変プーリ・ア
センブリが内燃機関によって駆動され、被駆動装置120がパワー・ステアリン
グまたはパワー・ブレーキ用の流体ポンプである。典型的な自動車の応用例に関
連して説明する。流体ポンプは、通常、所定の回転速度範囲について最大効率を
有している。流体ポンプの効率は、この所定の回転速度範囲を下まわるか、上ま
わると低下することになる。従って、可変直径プーリ・アセンブリの直径は、エ
ンジンのアイドル速度のような低エンジン速度においてその最大値となり、高速
道路での速度で最小値となる。
ここで図1を参照すると、低エンジン速度の場合、テンシ11プーリ18は、ア
クチェエータ24によって完全に引き戻され、プーリ14を可変直径プーリ10
の回転に従って回転させるのに十分な張力が駆動ベルトにかかるようにする位置
につく。この状態において、可変直径ブー910の内側ディスク部材には、弾性
バイアスが加えられて、外側ディスク部材に対しベルト係合部材を半径方向にお
ける最大限度まで変位させる方向に回転する。可変直径ブーりのベルト係合部材
が、半径方向における最大限度位置につ(と、駆動ベルト12の経路は、図1に
示すようになる。該条件において、可変直径プーリ10の有効直径は、プーリ1
4の直径よりかなり大きくなる。従って、被駆動装置または流体ポンプ20の入
力の回転速度が、可変直径プーリの回転速度゛を超えるので、より有効な範囲で
動作することになる。
エンジン速度の上昇に従って、流体ポンプの回転速度は、その最大効率範囲内の
所定の速度に達するまで上昇することになる。エンジン速度のそれ以上の上昇は
、アクチュエータ24を作動させ、虚線で示す位置に向かう矢印25の方向にテ
ンシWす争プーリ18を変位させる制御装@(不図示)によって検出される。
これによって、駆動ベルト12にかかる張力が増し、半径方向の力が生じて、可
変直径ブーりのベルト係合部材が矢印27によって示されるように内側に変位す
る。この結果、可変直径プーリ10の有効直径が減少して、可変直径ブーりの回
転速度と流体ポンプの回転速度の比が低下する。連続可変トランスミツシロンの
制限内におり1て、流体ポンプ20の回転速度は、両方のプーリの直径が固定さ
れている場合に得られるよりもかなり広いエンジン速度範囲にわたって、最大効
率動作範囲内に維持されることが望ましい。
被葛動装fi20が、自動車のトランスミッシeンのように、慣性により、動力
源にとって大きい始動負荷となるタイプであれば、アクチュエータ24の初期位
置が、図1に虚線で示す伸びた位置につくと、可変直径プーリ10の回転速度と
固定直径プーリ14の回転速度の比が、その最小値になるのは明らかである。さ
らに、始動慣性力が連続可変トランスミブシ、ン・システムに負けると、アクチ
ュエータ24は、図示の位置に向かって引き戻される。
また、当該技術の熟練者には明らかなように、連続可変トランスミツシーン・シ
ステムの構成要素が逆転し、可変直径プーリlOが被駆動装!120に接続され
、回転動力源が固定直径プーリ14に接続される。
ここで図2を参照すると、図1に関連して解説の可変直径プーリ10の第1の実
施例が示されている。可変著系プーリは、回転軸28を有するハブ26を備えて
いる。ハブ26は、回転動力源に接続される入力シャフト、または、図1に関し
て解説の被駆動装置に接続された出力シャフトといったシャフト30に接続され
ている。ハブ26は、ボルト32及びワッシャ34によってシャフト30に取り
つけられる。ハブ26の内部表面及びシャフト30の外部表面に設けられた保合
スプライン36及び38によって、ハブ26がそれによって回転するシャフト3
0に対してロックされる。
1対の空間的に分離された外側ディスク部材40及び42が、ハブ26に対しハ
ブ26の回転軸と垂直にしっかり取りつけられる。1対の内側ディスク部材44
及び46が、ハブ26に外接するスペーサースリーブ48に取りつけられており
、それに対して回転可能になっている。内側ディスク部材44は、外側ディスク
部材40と平行をなし、隣接している。同様に、内側ディスク部材46は、外側
ディスク部材42と平行をなし、隣接している。
図3に示すように、外側ディスク部材42は、半径方向に延び、第1の方向の外
側に渦巻き状になる複数のガイドウェイ50を備えるが、内側ディスク部材46
は、やはり、外側に渦巻き状になるが、第1の方向とは逆の第2の方向に曲がっ
ている同様の複数のガイドウェイ52を備えている。外側ディスク部材40は、
同様の複数のガイドウェイ50を備えており、内側ディスク部材44は、同様の
複数のガイドウェイ52を備えている。
内側ディスク部材44及び46のガイドウェイ52が、それぞれ、外側ディスク
部材40及び42のガイドウェイ50と交差し、ハブの回転軸28と同軸の円形
パターンをなす複数の通しアパーチャを形成している。ハブの回転軸と平行に配
置された複数のベルト保合部材54は、両端が交差するガイドウェイ50及び5
2の交点によって形成される通しアパーチャに支持されている。図2から明らか
なように、外側ディスク部材40及び42に対して内側ディスク部材44及び4
6が回転すると、ガイドウェイ50及び52の交点位置が半径方向に移動し、従
って、これらの交点によって形成される通しアパーチャに支持されたベルト保合
部材54の位置が移動する。
もう1度rgJ2を参照すると、コイル拳バネ56は、スペーサ・スリーブ48
に外接する。コイル・バネ56の第1の端58、内側ディスク部材44に設けら
れたアパーチャに受けられ、もう一方の端60は、外側ディスク部材42に設け
られたアパーチャに受けられる。コイルのバネ56のもう一方の端60は、内側
ディスク部材46に設けられた弧状スロット62に通される。弧状スロット62
の長さは、内側ディスク部材44及び46が、ベルト係合部材54を半径方向の
最も外側の限度から半径方向の最も内側の限度まで変位させるのに十分な、及び
、この逆になるようにするのに十分な角度だけ、外側ディスク部材40及び42
に対して回転できるように選択される。コイルeバネ56は、ベルト係合部材5
4を半径方向における最も外側位置まで変位させる方向に、駆動ベルト12にか
かる所望の張力を保持するのに十分な力で、内側ディスク部材44及び46に対
する回転力またはトルクを発生するように、あらかじめアセンブリ時に巻かれて
いる。
駆動ベルト12の張力は、図1に関連して解説のテンシーす・プーリ18の変位
によって増大するので、ベルト係合部材54に働く力は、コイル・バネ56によ
って生じる力を超えることになる。こうなると、ベルト係合部材が半径方向の内
側に変位し、内側と外側のディスク部材が、コイル・バネ56の力に逆らって互
−1に回転する。実際のところ、ベルト係合部材54は、駆動ベルト12によっ
て生じる力とコイル・バネ56によって生じる対抗力とが等しくなるまで、内側
に変位する。コイル・バネ56のバネ比は、ベルト保合部材が最も内側の位置に
向かって変位する際、駆動ベルトにかかる張力を動作限界内の最大に保つように
選択される。
駆動ベルト12にかかる張力をより一定した値に保つため、コイル・バネ56は
、図4に示すように内側と外側のディスク部材の間の領域の外側に位置するよう
にすることができる。この実施例におl、%て、ハブ64は、図2に示す実施例
に関連して解説のように、ポルト32及びワッシャ34と、係合スプライン36
及び38によってシャフト30に取りつけられている。可変直径プーリ10は、
その1対の外側ディスク部材40及び42がハブ64に取りつけられており、1
対の内側ディスク部材44及び46がスペーサ・スリーブ48に取りつけられて
いる。前述のように、スペーサ・スリーブ48は、ハブ64に外接し、それに対
して回転可能である。
多層コイル−バネ66が、外側ディスク部材40及び42の間の領域外において
ハブ64に外接している。コイル・バネ66は、図示のように外側ディスク42
の右側に配置することもできるし、あるいは、当該技術の熟練者にはすぐ分かる
ように外側ディスク部材40の左側に配置することもできる。コイル・バネ66
の第1の端部68は、ハブ64に取りつけられたハブ・フランジ70に設けられ
ている、アパーチャに納められる。代替案として、第1の端部68は、外側ディ
スク部材42に設けられたアパーチャで受け、ハブ・フランジ70は、省略する
ことも可能である。コイル昏バネのもう一方の端部72は、ハブ64に回転可能
に外接する管状ディスク74に設けられたアパーチャに収容される。環状フラン
ジ76は、円筒状部分78とリム部分80を備えている。円筒状部分78は、環
状ディスク74に取りつけられており、リム部分80は、ネジ82のような複数
の固定具を用いて、あるいは、当該技術において周知の他の方法によって内側デ
ィスク部材46に取りつけられる。
図2の実施例に示すように、外側ディスク部材40及び42は、図3に示す複数
のガイドウェイ50を備えている。内側ディスク部材44及び46は、複数のガ
イドウェイ50と交差する複数のガイドウェイ52を備えており、ベルト係合部
材54は、その端部が、ガイドウェイ50及び52が互いに交差する位置に形成
されたアパーチャに納められるようになっている。コイル・バネは、あらかじめ
巻かれて〜1で、内側ディスク部材44及び46にバイアスをかけ、外側ディス
ク部材40及び42に対し、ベルト係合部材が半径方向における最も外側の位置
まで変位することになる方向に回転させる回転力を発生する。
図2に示す実施例に関連して解説のように、テンシ璽ナープーリ18が変位する
と、ベルト係合部材54にかかる半径方向の力を発生する駆動ベルトの張力が増
大し、該ベルト係合部材を内側に押しやって、可変直径プーリ10の有効直径を
変化させる。
可変直径プーリ10に関する別の実施例が、図5及び図6に示されている。この
実施例では、外側ディスク部材40及び42が、ハブ84に接続され、内側ディ
スク部材44及び46が、スペーサ・スリーブ48に接続される。外側と内側の
ディスク部材が、それぞれ、前述のように、複数の半径方向に延びるガイドウェ
イ50及び52を備えている。ベルト係合部材54の両端が、複数のガイドウェ
イ50及び52の交点に形成された通しアパーチャに受け止められ、ハブ84の
回転軸28と同軸をなす円形パターンに沿った位置につく。環状のバネ・フラン
ジ86が、ハブ84に対して取りつけられて、回転可能になっている。バネ・フ
ランジ86には、複数のバネ・ボスト88が取りつけられている。図6にさらに
明瞭に示されているように、バネ骨ボスト88は、ハブ64の回転輪28と間軸
をなす十字パターンに配設されて、複数の渦巻きバネ90を支持している。バネ
・ポスト88の端部に設けられたスロットが受ける各渦巻きバネ90の内側端部
には、取りつけタブ92が形成されている。トルク・リム96に設けられたスロ
ットが受ける渦巻きバネ90のもう一方の端には、フック94が設けられている
。トルク・リム96は、内側ディスク部材46の周囲に取りつけられて、回転可
能になっている。
図解の実施例には、ハブの回転軸28まわりにおいて対称に十字パターンをなす
ように配置された4つの渦巻きバネを備えて■るが、渦巻きバネの数は、用途、
及び、可変直径プーリから被駆動装置に、あるいは、この逆に伝達されるトルク
の大きさに応じて変えることができる。
環状カバー98は、ハブ84に取りつけられた内側リム100と、トルク・リム
96の上に延びる外側リム102を備えている。環状リム98は、バネ・フラン
ジ86に取りつけられた端部とは反対側の、バネ・ポスト88の端部と係合し、
渦巻きバネの軸方向における変位、及び、バネ・ボスト88の端部に設けられた
スロットからの取りつけタブ92の離脱を阻止する。環状カバーは、また、渦巻
きバネ90を汚損または物理的損傷から保護するシールドの働きもする。渦巻き
バネ90は、あらかじめ巻かれており、内側ディスク部材44及び46にバイア
スをかけ、外側ディスク部材40及び42に対して、図2及び4に関連して解説
のフィル・バネ56及び66と同様に、ベルト係合部材が半径方向における最も
外側の限度まで変位することになる方向へ回転させる力を発生する。
前述の実施例におけるように、テンシ冒す・ブーIJ18によって型動ベルト1
2にかかる張力を増大させると、ベルト係合部材54に作用する半径方向の力を
生じる駆動ベルトの張力が増し、該ベルト係合部材が内側に変位して、可変直径
プーリの有効直径が減少する。ベルト係合部材54が内側へ変位すると、内側デ
ィスク部材44及び46が、渦巻きバネ90によって生じる回転力とは逆の方向
に、外側ディスク部材40及び42に対して回転することになる。ベルト保合部
材の半径方向位置は、テンシ1す命プーリ18によって生じる駆動ベルト12の
張力によって決まる。
図7に示す可変直径プーリの実施例は、図5及び6に示すものと同様である。
ただし、この実施例の場合、渦巻きバネ190の内側端の取り付はタブ192は
、ハブ196に設けられたスロット194に納まる。渦巻きバネ190のもう一
方の端に設けられたフック198は、内側ディスク部材44または48の1つに
取りつけられたトルク・リム202に設けられたスロット200に受け止められ
る。この実施例の場合、ハブ196は、図5に示すハブ84に相当し、トルク・
リム202は、トルク・リム96に相当する。図5に示す環状カバー98のよう
な環状カバー204を利用して、渦巻きバネ190を大気汚染からシールドし、
所定位置に保持することができる。
図7に示す実施例の動作は、図4.5、及び、6に示す実施例と同じである。
図9には、連結可変トランスミツシーン・システムの代替実施例が示されて埴る
。この実施例の場合、可変直径プーリのベルト係合部材54は、図2及び図4に
示す実施例に示されたコイル・バネ56または66のようなバネ部材、あるいは
、図6及び図7に示す渦巻きバネ90または190によって、それぞれ、半径方
向の内側に弾性バイアスが加えられ、半径方向における最小限度まで回転軸に向
かうことになる。図9に関連して解説のように、ベルト係合部材54の端部にウ
ェイトを追加することも可能である。可変直径プーリ110が回転すると、ウェ
イトによって、ベルト係合部材54に働く遠心力が増し、ベルト係合部材は、半
径方向における最大限度に向けて外側に押しやられる。当該技術において周知の
ように、ベルト係合部材を押しやる遠心力は、ウェイトつきのベルト係合部材5
4の直11回転軸からの半径方向の距離、及び、可変直径プーリの回転速度の二
乗の関数である。
図8に解説において、図1に示すものと同じ構成要素については、同じ参照番号
とする。可変直径プーリ110は、可変直径プーリ110を回転させるトルクを
発生する回転動力源(不図示)によって駆動される。駆動ベルト12は、出力シ
ャフト16が被駆動装置i20に接続されている固定直径プーリ14のような少
なくとも第2のプーリに対して、可変直径プーリ110の回転トルクを伝達する
。連続可変トランスミブシ璽ンΦシステムの前述の実施例におけるように、被駆
動装置!20は、回転入力に応答して、所望の機能を果たすタイプの装置とする
。
また、任意の実際の用途において、駆動ベルト12は、図12に示すような2つ
以上の被駆動装置と係合する場合があるのも明らかである。
テンシーナ・プーリ18には、コイル9バネ106のような弾性部材を備える弾
性アクチュエータ104によってバイアスがかけられ、駆動ベルト12に張力が
生じて、被駆動装置に取りつけられた固定直径プーリ14が、可変直径プーリ番
アセンブリ110の回転につれて回転することになる。連続可変トランスミッシ
Wン・システムには、当該技術において周知の目的に合わせて、アイドラ・ブー
’722のような他のブーりを含むことも可能である。
図8に示す連続可変トランスミツシーン・システムの初期状態において、可変直
径プーリ110のベルト係合部材は、弾性バイアスが加えられて、半径方向にお
ける最も内側の位置につき、弾性アクチュエータ104が、伸びた状態になる。
弾性アクチュエータ104が伸びた状態になると、テンシロナ昏プーリ18が駆
動ベルト12のたるみを巻き取って、所望の張力を生じさせ、駆動ベルト12、
可変直径プーリ110のベルト保合部材54、及び、固定直径プーリ14の摩擦
が、可変直径ブー’J 110の回転につれて固定直径プーリを回転させるのに
十分なものになる。可変直径プーリの回転速度が増すにつれて、ウェイト付きの
ベルト係合部材54は、遠心力によって半径方向の外側に押しやられる。ウェイ
ト付きベルト係合部材54に働(遠心力が、ベルト保合部材を半径方向における
最も内側の位置に向けて押しやっている可変直径プーリ110の弾性バネの力、
及び、テンシ「す・プーリ18によって駆動ベルト12に加えられる力を超える
と、ウェイト付きベルト保合部材は、対抗する力とのバランスがとれるまで、外
側に変位する。
可変直径プーリ110において実現するバネのバネ比及び弾性アクチュエータ1
04におけるバネ100のバネ比は、可変直径プーリ110の所定の回転速度に
おいて、ウェイト付きベルト係合部材54が、半径方向における最大限度まで変
位し、テンシ1すΦブー1月8が、矢印108で示す方向におけるその初期位置
から虚線で示す位置に変位するように選択されている。ウェイト付きベルト係合
部材54が半径方向における最も外側の位置にある時の、駆動ベルト12の経路
は、虚線で示されている。
可変速トランスミブシ鱈ンeシステムのこの実施例では、回転動力源が、低速時
に大トルクを発生する必要をなくすことによって、被駆動装置の回転を開始させ
るのに必要なトルクを低減さゼる。
可変直径プーリ110の第1の実施例に関する詳細が、図9に示されている。
可変直径ブーりの基本構成は、図2に示すものと同じである。図2に示す可変直
径プーリ10の構成要素と同じである、可変直径プーリ110の構成要素の識別
には、同じ参照番号が用いられている。
とりわけ、外側ディスク部材40及び42は、ボルト32でシャフト30に取り
つけられたハブ26にしっかり固定されている。内側ディスク部材44及び46
は、ハブ26に外接するスペーサ・スリーブ48にしっかり取りつけられて、そ
れに対し回転可能になっている。コイルやバネ56は、内側ディスク部材44と
46の間のスペーサ・スリーブ48と外接して〜)る。コイル・バネ56の第1
の端部58は、内側ディスク部材44に接続され、もう一方の端部60は、弧状
スロット62を介して外側ディスク部材42に接続されている。しかし、可変直
径プーリ110の場合、コイル拳バネ56は、外側ディスク部材40及び42に
対し、図示のように、ベルト係合部材54を半径方向における最も内側の位置ま
で変位させる方向に内側ディスク部材44及び46を回転させる力が生じるよう
にする方向へ、あらかじめ巻かれている。
ベルト係合部材54の端部には、ウェイト112が取りつげられている。ウェイ
ト112は、図示のベルト係合部材の全てに取りつけることもできるし、あるい
は、ハブの回転軸まわりにおいて対称パターンをなすように、選択されたベルト
係合部材54だげに取りつけることも可能である。代替案として、ベルト係合部
材自体の質量を増して、その端部に加えられる追加ウェイとの必要をな(すこと
も可能である。本書で用〜\られるところによれば、ウェイト付きベルト係合部
材という用語には、図9に示すように、ベルト保合部材の質量が増すことと、ベ
ルト保合部材の端部にウェイトを追加することの両方の意味が含まれている。
ウェイト112の数及びその個々の質量は、所定の回転速度において発生する遠
心力が、内側と外側のディスク部材に作用するコイル中バネ56の力、及び、バ
ネ106によって駆動ベルト12に加えられる張力に打ち勝つのに十分なものに
なり、ウェイト付きベルト保合部材を可変直径プーリ110の有効直径を増す半
径方向の外側に変位させることができるように選択されている。可変直径プーリ
110の有効直径は、ウェイト付きベルト係合部材54がその半径方向における
最大限度に達するまで、回転速度の上昇につれて連続して増大する。
可変直径プーリの回転速度が低下するにつれて、駆動ベルト12にかかるコイル
・バネ56及びテンシ纜す一プーリ18によって生じる力が、ウェイト付きベル
ト係合部材54に働く遠心力を超え、対抗力が再びバランスのとれるようになる
まで、半径方向の内側に変位する。
可変直径プーリ110は、外側ディスク部材40及び42の外側に配置されたウ
ェイト112を密閉する一対の環状ハウジング部材114を備犬ることも可能で
ある。ハウジング部材114は、内側ディスク部材44及び46の外1B:取り
つげられたリム部分116を備えている。ハウジング部分114は、ウェイト1
12を保護するだけでなく、隣接する内側と外側のディスク部材の間にほこりや
ゴミが堆積するのを防ぐ汚損シールドとしての働きをする。代替案として、)1
ウジング部材は、ハブ26または外側ディスク部材40及び42の周囲に取りつ
υることができる。
当該技術の熟練者には明らかなように、可変直径ブーU 110のコイル・バネ
56は、その動作に影響を及ぼさないように、図4に示すように、内側ディスク
部材44及び460間における領域の外側に配置することができる。
図10には、コイル・バネ56または66の代わりに、図5及び6に示す渦巻き
バネ9oのような2つ以上の渦巻きバネが用いられる、可変直径ブーIJ 11
0の代替実施例が示されている。この実施例の場合、渦巻きノ(ネ90は、逆方
向の渦巻き状をなし、図示のように、ベルト係合部材54を半径方向における最
も内側の位置に変位させる方向に内側ディスク部材44及び46を回転させる。
図5及び6に示す可変直径ブー1月10に関連して解説のものと同じである、図
10に示す可変直径プーリ110の実施例の構成要素は、同じ参照番号力(つb
lている。図10を参照すると、外側ディスク部材40及び42は、〕λブ84
書こ接続されており、内側ディスク部材44及び46は、/%ブ84と外接して
、そのまわりを回転可能なスペーサ争スリーブ48に接続されている。l)ブ8
4は、ボルト32でシャフト30に取りつけられている。ノ1プ84及びシャフ
ト30は、図5及び6に関連して解説のように保合スプラインを備えていて、シ
ャフト30の回転につれて、可変直径プーリ110を確実に回転させるようにな
って0る。ノ(ネ・フランジ86が、ハブ84に取りつけられていて、複数の7
<ネ・ボスト88を支持している。渦巻きバネ90は、バネ・ボスト88のそれ
ぞれに取りつけられている。各渦巻きバネ90は、トルク・リム96に取りつけ
られた外側端に、フックが設けろわている。トルク・リム96が、内側ディスク
部材44の周縁に取りつけられて、回転可能になっている。渦巻きバネ90及び
トルク・リム96の一部は、ハブ84に取りつけられた環状カバ一部材98によ
りて密閉され、環境汚染から渦巻きバネを保護するようになっている。
図9に示す実施例におけるように、図10に示す可変直径プーリ110は、複数
のウェイト112がベルト保合部材54の端部に取りつけられている。ウェイト
112は、図10に示すようにベルト保合部材の一方の端だけに取りつけること
もできるし、図9に示すようにベルト保合部材の両端に取りつけることも、ある
いは、前述のようにベルト保合部材54の質量に含めることも可能である。さら
に、ウェイとは、各ベルト係合部材54に取りつけることもできるし、ある−1
は、回転軸まわりにおいて対称なパターンをなすように選択されたベルト係合部
材54に取りつけることもできる。
図1Oに示す実施例の動作は、図9に示す実施例、及び、図8に示す連続可変ト
ランスミモノ習ン・システムに関連して解説の動作と同じである。
当該技術の熟練者には明らかなように、その動作に影響のないようにして、可変
直径ブーIJ 110の渦巻きバネ90の代わりに、図7に示す渦巻きバネ19
0を用いることも可能である。
図41には、可変直径プーリの代替実施例が示されている。この実施例の場合、
ウェイトは、ベルト係合部材54の端から除去されており、外側ディスク部材4
0及び42に対して内側ディスク部材44及び46を別個に回転させるために用
いられる。図11を参照すると、外側ディスク部材40及び42は、ハブ26に
取りつけられており、内側ディスク部材44及び46は、ハブ26に外接し、そ
のまわりで回転可能なスペーサ・スリーブ48に取りつけられている。ハブ26
は、ボルト32によってシャフト30の端部に固定される。それぞれ、シャフト
及びハブに設けられた、係合する雄スプライン及び雌スプラインによって、可変
直径ブーIJ 110がシャフト30にロックされ、回転するようになる。内側
ディスク部材44または46の一方と外側ディスク40または42の一方の間に
接続されたフィル・バネ56によって、外側ディスク部材40及び42に対して
内側ディスク部材44及び46を回転変位させる力が発生し、ベルト係合部材は
、図示の半径方向における最大位置まで変位することになる。代替案として、内
側ディスク部材44及び46にバイアスをかけて、外側ディスク部材40及び4
2に対して、ベルト係合部材54を後述の半径方向における最小位置まで変位す
;S方向に回転させる力を、コイル串バネ56で発生させることも可能である。
第1のウェイト・ガイドウェイ・フランジ117は、外側ディスク部材4oに取
りつけられて、回転可能になっている。第1のウェイト・ガイドウェイ争フラン
ジ117は、第1の方向において半径方向の外側に延びる複数の第1のウェイト
・ガイドウェイ122を備えている。第2のウェイト・ガイドウェイ番フランジ
118は、環状カバ一部材126に接続されており、このカバ一部材は、さらに
、内側ディスク部材44の周縁に接続されて、回転可能になっている。第2のウ
ェイト・ガイドウェイ争フランジ118は、やはり半径方向の外側に、ただし、
第1のウェイト・ガイドウェイとは逆方向に延びる複数の第2のウェイトΦガイ
ドウェイを備えており、第1と第2のウェイトeガイドウェイは、第1のつ、。
イト・ガイドウェイ・フランジ117に対する第2のウェイト・ガイドウェイ番
フランジ118の回転配向によって決まる所定の位置で交差するようになってい
る。第1と第2のガイドウェイ122及び124の形状は、図2に示す複数のガ
イドウェイ50及び52の形状にほぼ一致している。
複数のウェイト120が、第1と第2のウェイト・ガイドウェイ・フランジ11
7と118の間にスライド可能に配置されている。各ウェイトは、1対のジャー
ナル128を備えており、その一方は、第1のウェイト・ガイドウェイ122に
受けられ、もう一方は、第2のウェイト・ガイドウェイ124に受けられる。
ウェイト120の半径方向における位置によって、第2のウェイト・ガイドウェ
イ・フランジ118に対する第1のウェイト拳ガイドウェイ・フランジ117の
回転配向が決まる。第1のウェイト・ガイドウェイ争フランジ117は、外側デ
ィスク部材40に接続され、第2のウェイト−ガイドウェイ・フランジ118は
、内側ディスク部材44に接続されているので、ウェイとの位置によって、外側
ディスク部材40及び42と内側ディスク部材44及び46との間の回転配向が
決まる。
可変直径プーリ110が静止状態の場合、コイル拳バネ56が、外側ディスク部
材40及び42に対して内側ディスク部材44及び4日を回転させる力を発生し
、複数のベルト保合部材54をその半径方向における最大限度まで変位させる1
、コイル拳バネ56によって内側ディスク部材44が回転すると、第2のウェイ
ト・ガイドウェイ・フランジ118に対して第1のウェイトeガイドウェイ・フ
ランジ117が回転し、複数のウェイト120が半径方向における最小限度まで
変位する。
動作時、可変直径プーリ110の回転速度が、所定の速度を超えると、複数のウ
ェイト120が、複数のウェイトを半径方向における最も内側の位置に保持する
コイルeバネ56によって生じる力を超える遠心力を発生させる。複数のウェイ
ト120のそれぞれにおける1対のジャーナル128が、それぞれ、第1と第2
のウェイト・ガイドウェイ122及び124を外側に横切り、第1のウェイト・
ガイドウェイ・フランジ117に対して第2のウェイト・ガイドウェイ・フラン
ジ118を回転させる。第1と第2のガイドウェイ・フランジ117及び118
が互いに回転すると、内側ディスク部材44及び46が外側ディスク部材40及
び42に対して回転し、複数のベルト係合部材54を半径方向の内側に変位させ
て、可変直径プーリ110の有効直径を減少させる。
前述のように、コイル・バネ56が、外側ディスク部材40及び42に対し、複
数のベルト係合部材54が半径方向における最小限度に変位することになる方向
に、内側ディスク部材44及び46を回転させる力を発生する場合、第1と第2
のウェイト・ガイドウェイ122及び124の方向が逆になり、複数のウェイト
120も、半径方向における最小すなわち最も内側の位置に変位する。従って、
可変直径プーリ110の回転速度が所定の速度を超えると、複数のウェイト12
0によって生じる遠心力が、前述のように、複数のウェイトを半径方向の外側へ
変位させる、次に、第1と第2のガイドウェイ・フランジ117及び118と、
内側ディスク部材44及び46、及び、外側ディスク部材40及び42が、複数
のベルト係合部材54を半径方向の外側へ変位させる方向に回転し、可変直径ブ
ーりの有効直径が増すことになる。当該技術の熟練者には明らかなように、図1
1に示す可変直径プーリ110の有効直径は、その回転速度の関数である。可変
直径プーリ110の有効直径は、構成要素が図11に示すように構成されている
場合、可変直径プーリの回転速度が上昇するにつれて、減少する。しかし、上述
のように、コイル・バネ56によって生じる力が逆転し、複数のベルト係合部材
にバイアスが加えられて、半径方向における最も内側の位置につき、第1と第2
のウェイト・ガイドウェイの方向が逆転して、複数のウェイトも半径方向の最も
内側の位置に変位する場合、図11に示す可変直径プーリ110の有効直径は、
回転速度の上昇につれて増大する。
当該技術の熟練者には明らかなように、図12に示す渦巻きバネ90の代わりに
、図7に示す渦巻きバネ190を利用し、可変直径プーリ110の動作には影響
がないようζすることもできるや
図12には、コイル−バネ56の代わりに、図5及び10に示され、これに関連
して解説された複数の渦巻きバネ90が用いられる、図11に示す可変直径プー
リ110の代替実施例が示されている。図12に示す実施例の動作は、図11に
示すものと同じであり、その有効直径は、可変直径ブーりの回転速度の正関数ま
たは逆関数として変化するようにすることもできる。
図13には、典型的な自動車の用途における連続可変トランスミッション・シス
テムが示されている。該用途において、駆動ベルト12は、さまざまな被駆動装
置に接続された複数のプーリに接続されている。図」3の場合、プーリ130は
、エア・ポンプ132を駆動し、プーリ134は、オルタネータ136を駆動し
、プーリ138は、空調器のコンプレーjす140を駆動し、プーリ142は、
パワー・ステアリングの流体ポンプ144を駆動し、プーリ146は、エンジン
の水ポンプ148を駆動する。駆動ベルト12にかかる張力を縛持するため、ア
クチュエータ150がテンシ臆す・プーリ152に接続されている。アクチュエ
ータ150は、図1に示す油圧または気圧アクチュエータ24のような外部動力
式アクチュエータ、または、図8に示すバネ106のような弾性アクチュエータ
とすることができる。可変直径ブー1月54は、それぞれ、図1及び図8に関連
して解説の可変直径プーリ10または可変直径ブーIJ 110とすることがで
きる。また、プーリ130,134.138.142、または、146のうち任
意のものを可変直径プーリ10または110とすることができるのも明らかであ
る。
可変直径プーリ・アセンブリの各種実施例について説明してきたが、当該技術の
熟練者であれば、明らかに、本書に開示され、付属の請求項に記載されたプーリ
の構造上の関係、及び、動作原理についてさらに別の実施例をもたらすことが可
能である。
手続補正書(方式)
平成4年10月7日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.回転軸まわりに円形パターンをなすように配置された、弾性バイアスのかか る複数のベルト係合手段を備え、前記円形パターンの直径が、可変直径プーリの 有効直径であり、前記複数のベルト係合部材が、前記有効直径を変化させる半径 方向の力に応答して、最小半径方向位置と最大半径方向位置の間で半径方向に変 位可能になっている、可変直径プーリと、少なくとも1つの他のプーリと、 前記可変直径プーリと、前記少なくとも1つの他のプーリを接続して、回転する ようになっている駆動ベルトと、 前記駆動ベルトに対して少なくとも最小の張力を保つための力を発生するベルト ・テンショナ手段と、 前記複数のベルト係合部材に働く半径方向の力を変化させて、前記複数のベルト 係合部材の半径方向における位置を変化させることにより、前記化へ直径プーリ ・アセンブリの有効直径を変化させる手段から構成される、連続可変トランスミ ッション・システム。 2.前記可変直径プーリの前記複数の弾性のバイアスがかかるベルト係合部材は 、前記半径方向の最大位置に対して弾性のバイアスがかかるということと、前記 駆動ベルトに働く半径方向の力を変化させるための前記手段が、前記テンショナ 手段に接続されたアクチュエータであることと、前記アクチュエータが、前記駆 動ベルトに対する張力が増す方向において前記ベルト・テンショナ手段を変位さ せることと、前記駆動ベルトの前記張カが増すことによって、複数の前記バイア スのかかるベルト係合部材に働く半径方向の力が増大し、該ベルト係合部材が内 側に押しやられて、前記可変直径プーリの有効直径が減少することを特徴とする 、請求項1に記載のトランスミッション・システム。 3.前記可変直径プーリが、 回転軸を備えたハブと、 前記回転軸まわりで互いに対して回転可能であり、互いに協働して、前記回転軸 と同軸の円形パターンをなす第1の複数の通しアパーチャを形成し、前記円形パ ターンの直径が、第1の対をなすディスク部材の互いに対する回転配向の関数と して可変であり、前記複数のベルト係合部材のそれぞれの端部の一方が前記第1 の複数の通しアパーチャのそれぞれに受けられて、支持され、ディスク部材の一 方が前足ハブに取りつけられるようになっている、第1の対をなす並置されたデ ィスク部材と、 前記第1の対をなすディスク部材から空間的に分離されており、互いに回転可能 であり、互いに協働して、前記回転軸と同軸の円形パターンをなす第2の複数の 通しアパーチャを形成し、前記円形パターンの直径が、第2の対をなすディスク 部材の互いに対する回転配向の関数として可変であり、前記複数のベルト係合部 材のそれぞれの端部のもう一方が、前記第2の複数の通しアパーチャのそれぞれ に受けられ、第2の対をなすディスク部材の一方が前記ハブに接続され、もう一 方が前記第1の対をなすディスク部材のもう一方に接続されるようになっている 、第2の対をなす並置されたディスク部材と、前記第1と第2の対をなすディス ク部材の前記もう一方のディスク部材に弾性のバイアスをかけ、前記第1と第2 の対をなすディスク部材の前記一方のディスク部材に対して所定の方向に回転さ せ、前記複数のベルト係合部材を前記半径方向の最大範囲まで半径方向に変位さ せるための手段から構成されることを特徴とする、 請求項2に記載のトランスミッション・システム。 4.前記弾性バイアス手段が、前記ハブと同軸をなすコイル・バネであり、前記 コイル・バネの一方の端が、前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記一方 のディスク部材に取りつけられ、もう一方の端が、前記第1と第2の対をなすデ ィスク部材の前記もう一方のディスク部材に接続されることを特徴とする、請求 項3に記載のトランスミッション・システム。 5.前記コイル・バネが前記第1と第2の対をなすディスク部材の間に配置され ていることを特徴とする、請求項4に記載のトランスミッション・システム。 6.前記コイル・バネが、前記第1と第2の対をなすディスク部材の間の領域の 外側に配置されるということを特徴とする、請求項5に記載のトランスミッショ ン・システム。 7.前記弾性バイアス手段が、少なくとも2つの渦巻きバネから成り、前記少な くとも2つの渦巻きバネのそれぞれにおける一方の端が、前記ハブによってしっ かり支持されており、もう一方の端が、前記第1と第2の対をなすディスク部材 の前記もう一方のディスク部材の1つに接続されていることを特徴とする、請求 項3に記載のトランスミッション・システム。 8.前記弾性バイアス手段が、 前記ハブに取り付けられており、そこから前記回転軸と平行に延びる少なくとも 2つのバネ・ポストを備えるバネ・フランジと、前記第1と第2の対をなすディ スク部材の前記もう一方のディスク部材の1つに接続されて、回転可能になって いるトルク・リムと、それぞれ、一方の端が前記バネ・ポストのそれぞれに取り つけられ、もう一方の端が前記トルク・リムに取りつけられて、前記第1と第2 の対をなすディスク部材の前記もう一方のディスク部材を前記第1と第2の対を なすディスク部材の前記一方のディスク部材に対して前記所定の方向に回転させ る力を生じる少なくとも2つの渦巻きバネから成ることを特徴とする、請求項3 に記載のトランスミッション・システム。 9.前記弾性バイアス手段が、 前記ハブの周囲に等間隔に配置された複数のスロットと、前記第1と第2の対を なすディスク部材の前記もう一方のディスク部材の1つに接続されて、回転可能 になっているトルク・リムと、それぞれ、内側端が前記複数のスロットのそれぞ れに受けられており、逆の端が前記トルク・リムに接続されている複数の渦巻き バネ部材から構成されていることを特徴とする、 請求項3に記載のトランスミッション・システム。 10.前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記一方のディスク部材のそれ ぞれが、第1の方向に延びる複数の第1の半径方向のスロットを備えていること と、前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記もう一方のディスク部材のそ れぞれが、前記第1の方向とは逆の第2の方向に延びる複数の第2の半径方向の スロットを備えていることと、前記第1の半径方向のスロットのそれぞれが、前 記第2の半径方向のスロットのそれぞれと交差することと、前記複数の第1の半 径方向のスロットが前記複数の第2の半径方向のスロットと交差する場所に、前 記第1と第2の複数の通しアパーチャが形成されることを特徴とする、請求項3 に記載のトランスミッション・システム。 11.前記可変直径プーリの前記複数の弾性バイアスのかかるベルト係合部材は 、前記最小の半径方向位置に対して弾性バイアスがかかるということと、前記駆 動ベルトに働く半径方向の力を変化させる前記手段は、前記複数のベルト係合部 材に機械的に連結された複数のウェイトであることと、前記複数のウェイトが、 前記可変直径プーリの回転に応答して、前記複数のベルト係合部材を前記半径方 向の最小位置から外側に変位させることと、前記複数のベルト係合部材の前記変 位によって、前記可変直径プーリの有効直径が増すことと、前記ベルト・テンシ ョナ手段が、所定の張力を有する前記駆動ベルトに弾性バイアスをかけ、前記可 変直径プーリの回転速度が増すにつれて、前記複数のベルト係合手段が、前記プ ーリの有効直径の増大を補償するために外側に変位すると、前記駆動ベルトにか かる張力の増大に応等して変位可能であることを特徴とする、請求項1に記載の トランスミッション・システム。 12.前記複数のウェイトが、前記ベルト係合部材の質量に組み込まれることを 特徴とする、請求項11に記載のトランスミッション・システム。 13.前記複数のベルト係合部材のそれぞれが、その一方の端に取りつけられた 前記複数のウェイとの少なくとも1つを備えていることを特徴とする、請求項1 1に記載のトランスミッション・システム。 14.前記複数のベルト係合部材のそれぞれが、その端部のそれぞれに取りつけ られた前記複数のウェイトの1つを備えていることを特徴とする、請求項11に 記載のトランスミッション・システム。 15.前記複数のウェイトの少なくとも1つが、所定の数の選択されたベルト係 台部材に取りつけられていることと、前記所定の数の選択ベルト係合部材は、前 記回転軸まわりに対称に配置されていることを特徴とする、請求項11に記載の トランスミッション・システム。 16.前記複数のウェイトの1つが、前記所定の数の選択されたベルト係合部材 の各端部に取りつけられていることを特徴とする、請求項15に記載のトランス ミッション・システム。 17.前記可変直径プーリ・アセンブリが、前記回転軸と同軸をなすハブと、 前記回転軸まわりで互いに回転可能であり、互いに協働して、前記回転軸と同軸 の円形パターンをなす第1の複数の通しアパーチャを形成し、前記円形パターン の直径が、第1の対をなすディスク部材の互いに対する回転配向の関数として可 変であり、前記複数のベルト係合部材のそれぞれの端部の1つが、前記通しアパ ーチャのそれぞれによって受けられて、支持され、ディスク部材の一方が前記ハ ブに取りつけられ、ディスク部材のもう一方が前記ハブのまわりで回転可能にな っている、第1の対をなす並置されたディスク部材と、前記第1の対をなすディ スク部材から前記回転軸に沿って空間的に分離されており、互いに回転可能であ り、互いに協働して、前記回転軸と同軸の円形パターンをなす第2の複数の通し アパーチャを形成し、前記円形パターンの直径が、第2の対をなすディスク部材 の互いに対する回転配向の関数として可変であり、前記複数のベルト係合部材の もう一方の端部が、前記第2の複数のアパーチャのそれぞれによって受けられて 、支持され、第2の対をなすディスク部材の一方が、前記ハブに取りつけられ、 もう一方が、前記第1の対をなすディスク部材のもう一方に取りつけられて、回 転可能になっている、第2の対をなす並置されたディスク部材と、 前記第1と第2の複数のディスク部材の前記もう一方のディスク部材に弾性バイ アスをかけ、前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記一方のディスク部材 に対して所定の方向に回転させ、前記複数のベルト係合部材を前記半径方向の最 小位置に変位させる手段から構成されることを特徴とする、請求項11に記載の トランスミッション・システム。 18.前記複数のベルト係合部材のそれぞれが、一方の端に取りつけられた前記 複数のウェイとの少なくとも1つを備えていることを特徴とする、請求項17の トランスミッション・システム。 19.前記複数のベルト係合部材のそれぞれが、その端部のそれぞれに取りつけ られた前記複数のウェイトの1つを備えていることを特徴とする、請求項17に 記載のトランスミッション・システム。 20.前記複数のウェイトの少なくとも1つが、所定の数の選択されたベルト係 合部材に取りつけられていることと、前記所定の数の選択されたベルト係合部材 が、前記回転軸まわりにおいて対称に配置されるということを特徴とする、請求 項17に記載のトランスミッション・システム。 21.前記複数のウェイトの1つが、前記所定の数の選択されたベルト係合部材 のそれぞれに取りつけられることを特徴とする、請求項20のトランスミッショ ン・システム。 22.前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記一方のディスク部材のそれ ぞれが、第1の方向に延びる複数の第1の半径方向のスロットを備えることと、 前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記もう一方のディスク部材のそれぞ れが、第2の方向に延びる複数の第2の半径方向のスロットを備えていることと 、前記第1と第2の半径方向のスロットが、互いに交差し、前記第1と第2の複 数の通しアパーチャを形成することを特徴とする、請求項17のトランスミッシ ョン・システム。 23.前記弾性バイアス手段が、前記ハブと同軸のコイル・バネであることと、 前記コイル・バネの一方の端が、前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記 一方のディスク部材の1つに接続され、もう一方の端が、前記第1と第2の対を なすディスク部材の前記もう一方のディスク部材の1つに接続されることを特徴 とする、請求項17に記載のトランスミッション・システム。 24.前記コイル・バネが、前記第1と第2の対をなすディスク部材の間の領域 に配置されることを特徴とする、請求項23に記載のトランスミッション・シス テム。 25.前記コイル・バネが、前記第1と第2の対をなすディスク部材の間の領域 の外側において前記第1と第2の対をなすディスク部材の1つに隣接して配置さ れるということを特徴とする、請求項23に記載のトランスミッション・システ ム 26.前記弾性バイアス手段が、 前記ハブに取りつけられたバネ・フランジと、前記回転軸と平行な前記バネ・フ ランジに取りつけられ、そのまわりに等間隔に配置された少なくとも2つのバネ ・ポストと、前記第1と第2の対をなすディスク部材の前記もう一方のディスク の1つに取りつけられて、回転可能になっているトルク・リムと、それぞれ、一 方の端が少なくとも2つのバネ・ポストのそれぞれに接続され、もう一方の端が 前記トルク・リムに接続されていることと、前記第1と第2の対をなすディスク 部材の前記もう一方のディスク部材を前記第1と第2の対をなすディスク部材の 前記一方のディスク部材に対して前記所定の方向に回転させる少なくとも2つの 渦巻きバネから構成されることを特徴とする、請求項17に記載のトランスミッ ション・システム。 27.前記弾性バイアス手段が、 前記ハブの周囲に等間隔に配置された複数のトラックと、前記第1と第2の対を なすディスク部材の前記もう一方のディスク部材の1つに取りつけられて、回転 可能なトルク・リムと、それぞれ、内側の端が前記複数のスロットのそれぞれに 受けられ、もう一方の端が前記トルク・リムに接続される複数の渦巻きバネから 構成されることを特徴とする、 請求項17に記載のトランスミッション・システム。 28.前記可変直径プーリ・アセンブリが、前記複数のベルト係合部材の両端を 支持する2対の並置されたディスク部材を備えていることと、各対をなすディス ク部材のうち第1のディスク部材が、共通のハブに取りつけられていることと、 前記対をなすディスク部材のうちの一方の第2のディスク部材が、前記対をなす ディスク部材のうちのもう一方の第2のディスク部材に接続されるということと 、前記第1のディスク部材は、弾性バイアスがかかると、前記第2のディスク部 材に対して回転するということと、前記第1のディスク部材の前記第2のディス ク部材に対する回転配向が、前記可変直径プーリ・アセンブリの有効直径によっ て決まるということと、半径方向の力を変化させる前記手段が、前記ハブに接続 されて、回転可能になっており、第1の方向において半径方向の外側に延びる少 なくとも2つの対称に配置された第1のウェイト・ガイドウェイを備える第1の ウェイト・ガイドウェイ・フランジと、前記第2のディスク部材の1つに接続さ れていて、第2の方向において半径方向に延びる少なくとも2つの対称に配置さ れた第2のウェイト・ガイドウェイを備えており、第2のウェイト・ガイドウェ イ・フランジに対する前記第1のウェイト・ガイドウェイ・フランジの関数であ る半径方向のある距離において、前記少なくとも2つの第2のウェイト・ガイド ウェイのそれぞれが、前記少なくしも2つの対称に配置された第1のウェイト・ ガイドウェイと交差するようになっている、第2のウェイト・ガイドウェイ・フ ランジと、それぞれ、その両側から延びる1対のジャーナルを備え、それぞれの ジャーナルの一方が、前記少なくとも2つの対称に配置された第1のウェイト・ ガイドウェイのそれぞれに受けられ、それぞれのジャーナルのもう一方が、前記 少なくとも2つの対称に配置された第2のウェイト・ガイドウェイのそれぞれに 受けられ、前記ジャーナルが、前記少なくとも2つの対称に配置された第1と第 2のウェイト・ガイドウェイが交差する半径方向の位置を決め、従って、前記第 2のウェイト・ガイドウェイ・フランジに対する前記第1のウェイト・ガイドウ ェイの回転配向、及び、前記第2のディスク部材に対する前記第1のディスク部 材の回転配向を決めるようになっている、少なくとも2つのウェイトから成るこ とを特徴とする、 請求項1に記載のトランスミッション・システム。 29.前記可変直径プーリ・アセンブリが、前記回転軸と同軸をなすコイル・バ ネを備え、前記コイル・バネの一方の端が、前記第1のディスク部材の1つに接 続され、もう一方の端が、前記第2のディスク部材の1つに接続されており、前 記コイル・バネによって、前記第1のディスク部材にバイアスをかけて、前記第 2のディスク部材に対して回転させ、前記第1のウェイト・ガイドウェイ・フラ ンジにバイアスをかけて、前記第2のウェイト・ガイドウェイ・フランジに対し て回転させ、前記少なくとも2つのウェイトを前記回転軸に向かって変位させる 力が生じるようになっていることを特徴とする、請求項28に記載のトランスミ ッション・システム。 30.前記コイル・バネが、前記2対のディスク部材の間に配置されていること を特徴とする、請求項20に記載のトランスミッション・システム。 31.前記コイル・バネが、併置された第2のディスク部材の反対側にある前記 第1のディスク部材の1つに隣接して配置されていることを特徴とする、請求項 29に記載のトランスミッション・システム。 32.前記可変直径プーリ・アセンブリが、さらに、前記ハブに接続されて、回 転可能なバネ・フランジと、前記回転軸まわりにおいて対称パターンをなすよう に、前記バネ・フランジに取りつけられた少なくとも2つのバネ・ポストと、前 記第2のディスク部材の1つに取りつけられたトルク・リムと、それぞれ、内部 端が前記少なくとも2つのバネ・ポストのそれぞれに接続されており、その外部 端が前記トルク・リムに取りつけられていて、前記第2のディスク部材を前記第 1のディスク部材に対して回転させ、前記複数のベルト係合部材を前記半径方向 の最小位置及び最大位置に変位させる力を発生する少なくとも2つの渦巻きバネ から成ることを特徴とする、請求項28に記載のトランスミッション・システム 。 33.前記可変直径プーリが、さらに、前記ハブの周囲に等間隔に配置された複 数のスロットと、前記第2のディスク部材の1つに取りつけられたトルク・リム と、前記ハブに外接し、それぞれ、内部端が前記複数のスロットのそれぞれに受 けられ、もう一方の端が前記トルク・リムに接続されている複数の渦巻きバネか ら構成されることを特徴とする、 請求項28に記載のトランスミッション・システム。 34.前記2対の並置されたディスク部材の前記第1のディスク部材のそれぞれ が、半径方向の第1の方向に廷びる複数の第1のガイドウェイを備え、前記第2 のディスク部材のそれぞれが、半径方向の第2の方向に延びる複数の第2のガイ ドウェイを備えており、前記複数の第2のガイドウェイのそれぞれが、前記複数 の第1のガイドウェイのそれぞれと交差して、前記並置された第1と第2のディ スク部材を通る複数の通しアパーチャを形成することと、前記複数のベルト係合 部材の前記両端が、前記複数のベルト係合部材を支持する前記複数の通しアパー チャに受けられることを特徴とする、請求項28に記載のトランスミッション・ システム。 35.回転軸まわりで円形パターンをなすように配置されており、前記円形パタ ーンの直径が、可変直径プーリの有効直径を形成することになる、複数のベルト 係合部材と、 前記複数のベルト係合部材の端部に接続されて、その間に、円形パターンをなす ように該ベルト係合部材を支持するようになっており、それぞれ、前記回転軸と 垂直に配置された第1のディスク部材と、前記第1のディスク部材に対して並置 され、それに対して回転可能な第2のディスク部材から構成される、1対の空間 的に分離された端部支持体と、 前記円形パターンの直径と、前記第1のディスク部材に対する前記第2のディス ク部材の回転配向との一定の関係を維持して、前記第1と第2のディスク部材の 間における回転配向の変化が、前記円形パターンの直径に対応する変化を生じさ せるように、また、その逆になるようにするための手段と、前記第1と第2のデ ィスク部材の間に接続されて、前記第2のディスク部材を前記第1のディスク部 材に対して回転させ、前記複数のベルト係合部材を半径方向に変位させ、前記円 形パターンの直径を変化させる力を生じる弾性手段から構成される、 可変直径プーリ。 36.前記維持手段が、 前記第1のディスク部材のそれぞれに設けられ、それぞれ、半径方向の第1の方 向に延びる複数の第1のガイドウェイと、前記第2のディスク部材のそれぞれに 設けられ、それぞれ、半径方向において前記第1の方向とは逆の方向へ延びてお り、それぞれ、前記複数の第1のガイドウェイのそれぞれに交差して、前記円形 パターンをなす複数の通しアパーチャを形成し、前記複数の通しアパーチャのそ れぞれが、前記並置された第1と第2のディスク部材に通って、それぞれ、前記 複数のベルト係合部材のそれぞれの一方の端を受けるようになっている複数の第 2のガイドウェイから成ることを特徴とする、 請求項35に記載の可変直径プーリ。 37.前記第1のディスク部材が、共通のハブに接続されていて、共にユニット として回転し、前記第2のディスク部材は、前記ハブに外接するスリーブに接続 されていて、前記スリーブと前記第2のディスク部材が、ユニットとして前記ハ ブまわりを回転することと、前記弾性手段が、前記回転軸と同軸のコイル・バネ から成り、前記コイル・バネは、第1の端部が、前記第1のディスク部材の少な くとも一方に接続されており、第2の端部が、前記第2のディスク部材の少なく とも一方に接続されていて、前記第2のディスク部材を前記第1のディスク部材 に対して所定の方向へ回転させる力を生じることを特徴とする、請求項35に記 載の可変直径プーリ。 38.前記所定の方向が、前記複数のベルト係合部材を半径方向において前記回 転軸から離れるように変位させる方向であることを特徴とする、請求項37に記 載の可変直径プーリ。 39.前記所定の方向が、前記複数のベルト係合部材を半径方向において前記回 転軸に向かうように変位させる方向であることを特徴とする、請求項88に記載 の可変直径プーリ。 40.ウェイトが、前記複数のベルト係合部材のうち選択された係合部材に追加 されることと、前記複数のベルト係合部材のうち前記選択された係合部材が、前 記回転軸まわりにおいて対称パターンをなすように配置されるということを特徴 とする、請求項39に記載の可変直径プーリ。 41.前記ウェイトが、前記ベルト係合部材の質量に組み込まれることを特徴と する、請求項40に記載の可変直径プーリ。 42.前記ウェイトが、前記選択されたベルト係合部材の少なくとも一方の端に 取りつけられることを特徴とする、請求項40に記載の可変直径プーリ。 43.前記ウェイトが、前記複数のベルト係合部材のうち、選択された係合部材 の両端に取りつけられることを特徴とする、請求項42に記載の可変直径プーリ 。 44.ウェイトが、前記複数のベルト係合部材の各係合部材の少なくとも一方の 端に取りつけられることを特徴とする、請求項42に記載の可変直径プーリ。 45.ウェイトが、前記複数のベルト係合部材のそれぞれの各端部に取りつけら れていることを特徴とする、請求項42に記載の可変直径プーリ。 46.前記コイル・バネが、前記第2のディスク部材間における前記スリーブと 外接することを特徴とする、請求項39に記載の可変直径プーリ。 47.前記コイル・バネが、前記並置された第2のディスク部材とは反対側の前 記第1のディスク部材の一方に隣接した前記ハブに外接することを特徴とする、 請求項39に記載の可変直径プーリ。 48.前記第1のディスク部材が、ハブに取りつけられ、前記第2のディスク部 材が、前記ハブに外接するスリーブに接続されて、そのまわりを回転可能になっ ていることと、前記弾性手段が、 前記回転軸に垂直な前記ハブに接続されたバネ・フランジと、前記回転軸まわり で対称に配置されている、前記バネ・フランジに取りつけられた少なくとも2つ のバネ・ポストと、前記第2のディスク部材の一方の外周に取りつけられたトル ク・リムと、それぞれ、その内部端が前記少なくとも2つのバネ・ポストのそれ ぞれに取りつけられていて、外部端が前記トルク・リムに接続されており、前記 トルク・リム及び前記第2のディスク部材を第1のディスク部材に対する所定の 方向に回転させる力を発生するようにあらかじめ巻かれている少なくとも2つの 渦巻きバネから成ることを特徴とする、 請求項35に記載の可変直径プーリ。 49.前記所定の方向が、前記複数のベルト係合部材を半径方向において前記回 転軸から離れるように変位させる方向であることを特徴とする、請求項48に記 載の可変直径プーリ。 50.前記所定の方向が、前記複数のベルト係合部材を半径方向において前記回 転軸に向かって変位させる方向であることを特徴とする、請求項48に記載の可 変直径プーリ。 51.前記第1のディスク部材が、ハブに取りつけられており、前記第2のディ スク部材が、前記ハブに外接するスリーブに接続されて、回転可能であることと 、前記弾性手段が、 前記ハブの外周まわりに等間隔に配置された複数のスロットと、前記第2のディ スク部材の一方の外周に取りつけられたトルク・リムと、前記ハブに外接し、そ れぞれ、内部端が前記スロットのそれぞれに受けられ、反対側の端が、前記トル ク・リムに接続されている複数の渦巻きバネから成ることを特徴とする、 請求項35に記載の可変直径プーリ。 52.前記回転軸まわりに対称パターンをなすように配置された前記複数のベル ト係合部材のうち選択された係合部材に、ウェイトが追加されることを特徴とす る、請求項51に記載の可変直径プーリ。 53.前記複数のベルト係合部材のそれぞれの少なくとも一方の端に、ウェイト が追加されることを特徴とする、請求項50に記載の可変直径プーリ。 54、前記ウェイトが、前記ベルト係合部材に組み込まれることを特徴とする、 請求項51に記載の可変直径プーリ。 55.前記ウェイトが、前記選択されたベルト係合部材の少なくとも一方の端に 取りつけられることを特徴とする、請求項51に記載の可変直径プーリ。 56.前記第1のディスク部材に接続された前記回転軸と同軸をなすハブと、前 記第1のディスク部材間の前記ハブに外接して、回転可能になっており、前記第 1のディスクと並置された前記第2のディスク部材に接続されているスリーブと 、 前記ハブに接続され、前記回転軸まわりに対称に配置された少なくとも2つの第 1のウェイト・ガイドウェイを具備し、前記少なくとも2つの第1のウェイト・ ガイドウェイが半径方向の第1の方向に延びているウェイト・ガイドウェイ・フ ランジと、 前記第1のウェイト・ガイドウェイ・フランジと空間的に分離きれていて、前記 第2のディスク部材の一方の外周に接続されたリム、及び、前記第1の方向のは 逆の、半径方向の第2の方向に延びる少なくとも2つのウェイト・ガイドウェイ を有しており、前記少なくとも2つの第2のウェイト・ガイドウェイのそれぞれ が、第2のウェイト・ガイドウェイ・フランジに対する前記第1のウェイト・な イドウェイ・フランジの回転配向の関数である半径方向位置において、前記少な くとも2つの第1のウェイト・ガイドウェイのそれぞれに交差するようになって いる、第2のウェイト・ガイドウェイ・フランジと、前記第1と第2のウェイト ・ガイドウェイ・フランジの間に配置され、それぞれ、1対のジャーナルを具備 し、前記ジャーナルの一方が前記少なくとも2つの第1のウェイト・ガイドウェ イに受けられ、もう一方が前記少なくとも2つの第2のウェイト・ガイドウェイ に受けられており、その半径方向における位置が、前記第1と第2のウェイト・ ガイドウェイ・フランジ間における回転配向、及び、前記第2のディスク部材に 対する前記第1のディスク部材の回転配向を決めるようになっている、少なくと も2つのウェイトから成ることを特徴とする、請求項35に記載の可変直径プー リ。 57.前記少なくとも2つの第1及び第2のウェイト・ガイドウェイの前記第1 及び第2の方向が、それぞれ、前記弾性手段によって、前記第1と第2のディス ク部材が互いに回転し、前記複数のベルト係合部材を最大半径方向位置に変位さ せると、前記少なくとも2つのウェイトが最小半径方向位置に変位するように選 択されていることを特徴とする、請求項56に記載のプーリ・アセンブリ。 58.前記少なくとも2つの第1と第2のウェイト・ガイドウェイの前記第1と 第2の方向が、前記弾性手段によって、第1と第2のディスク部材が互いに回転 し、前記複数のベルト係合部材を最小半径方向位置に変位させると、前記少なく とも2つのウェイトが最小半径方向位置に変位するように選択されていることを 特徴とする、請求項56に記載のプーリ・アセンブリ。 59.前記弾性手段が、一方の端が前記第1のディスク部材の少なくとも一方に 接続され、もう一方の端が前記第2のディスク部材の少なくとも一方に接続され ているコイル・バネであることと、前記コイル・バネが、前記第1のウェイト・ ガイドウェイ・フランジを前記第2のウェイト・ガイドウェイ・フランジに対し て回転させ、前記少なくとも2つのウェイトをその最小半径方向位置に対して変 位させる力を発生することを特徴とする、請求項56に記載のプーリ・アセンブ リ。 60.前記弾性手段が、 前記ハーブに取りつけられたバネ・フランジと、前記第2のディスク部材の一方 に接続されたトルク・リムと、前記回転軸まわりに対称に配置されて、それぞれ 、内部端が前記バネ・フランジに接続され、外部端が前記トルク・リムに接続さ れており、前記トルク・リム及び前記第2のウェイト・ガイドウェイ・フランジ にバイアスをかけて、前記ハブ及び前記第1のウェイト・ガイドウェイ・フラン ジに対し、前記少なくとも2つのウェイトを最小半径方向位置に対して内側に変 位させることになる方向へ回転させる力を生じるようにあらかじめ巻かれている ことを特徴とする、請求項56に記載のプーリ・アセンブリ。 61.前記弾性手段が、 前記ハブの外周まわりに等間隔に配置された複数のスロットと、前記第2のディ スク部材の一方に接続されたトルク・リムと、前記ハブに外接し、内部端が前記 スロットのそれぞれの1つに受けられ、もう一方の端が、前記トルク・リムに接 続されている複数の渦巻きバネから構成される、 請求項56に記載の可変直径プーリ。 62.回転軸を備えたハブと、 前記回転軸に対して垂直な前記ハブに接続されている、1対の空間的に分離され た外側ディスク部材と、 前記1対の空間的に分離された外側ディスク部材間において前記ハブと外接し、 前記ハブに対して回転可能なスリーブと、前記スリーブに接続され、それぞれ、 前記1対の外側ディスク部材のそれぞれに隣接して配置され、1対の空間的に分 離された側部支持体を形成する1対の内側ディスク部材と、 前記回転軸と同軸の円形パターンをなす前記空間的に分離された側部支持体の間 に配直され、それぞれの両端が、前記空間的に分離された側部支持体に接続され ていて、前記円形パターンの直径が、前記可変直径プーリの有効直径を形成する ようになっている複数のベルト係合部材と、前記1対の外側ディスク部材に対す る前記1対の内側ディスク部材の回転変位に応答し、前記複数のベルト係合部材 を半径方向に変位させる手段と、前記1対の内側ディスク部材にバイアスをかけ て、前記1対の外側ディスク部材に対して回転させ、前記複数のベルト係合部材 を所定の方向に変位させる力を発生する弾性手段から構成される、 可変直径プーリ。 63.前記弾性手段が、回転軸と同軸をなすコイル・バネであることと、前記コ イル・バネの一方の端は、前記1対の外側ディスク部材の少なくとも一方に接続 されており、もう一方の端は、前記1対の内側ディスク部材の少なくとも一方に 接続されていることを特徴とする、請求項62に記載の可変直径プーリ。 64.前記弾性手段が、前記回転軸から半径方向に間隔をあけ、対称パターンを なすように配置された少なくとも2つの渦巻きバネであり、それぞれ、内側端部 が前記ハブに接続され、外側端部が前記1対の内側ディスク部材の一方に接続さ れていることを特徴とする、請求項62に記載の可変直径プーリ。 65.前記弾性手段が、前記ハブに外接して、対称パターンをなす少なくとも2 つの渦巻きバネから構成され、前記少なくとも2つの渦巻きバネのそれぞれの内 側端が、前記ハブに接続され、外側端が前記1対の内側ディスク部材のうちの一 方に接続されていることを特徴とする、請求項62に記載の可変直径プーリ。 66.前記弾性手段が、前記複数のベルト係合部材を半径方向において前記回転 軸に向かうように変位させる方向に、前記1対の内側ディスク部材を前記1対の 外側ディスクに対して回転させる力を生じることと、前記可変直径プーリが、さ らに、複数のウェイトを備えており、前記複数のウェイトのうち少なくとも1つ が、前記回転軸まわりに間隔をあけ、対称に配置された所定の数の選択されたベ ルト係合部材の端に接続されていることを特徴とする、請求項62に記載の可変 直径プーリ。 67.選択された各ベルト係合部材が、追加されたウェイトを備えることを特徴 とする、請求項66に記載の可変直径プーリ。 68.前記所定の数の選択されたベルト係合部材に、前記複数のベルト係合部材 の全てが含まれていることを特徴とする、請求項66に記載の可変直径プーリ。 69.前記追加ウェイトが、前記選択されたベルト係合部材のそれぞれにおける 質量の増大であることを特徴とする、請求項67に記載の可変直径プーリ。 70.前記追加ウェイトが、前記選択されたベルト係合部材のそれぞれの少なく とも一方の端に接続されたウェイトであることを特徴とする、請求項67に記載 の可変直径プーリ。 71.さらに、前記ハブに接続されており、半径方向の第1の方向に延びる、少 なくとも2つの対称に配置された第1のウェイト・ガイドウェイを備える第1の ウェイト・ガイドウェイ・フランジと、前記第1のウェイト・ガイドウェイ・フ ランジから空間的に分離され、前記1対の内部ディスク部材の一方に接続されて おり、半径方向において第2の方向に延びる、対称に配置された少なくとも2つ の第2のガイドウェイを備え、前記少なくとも2つの第2のガイドウェイのそれ ぞれが、前記少なくとも2つの第1のガイドウェイのそれぞれと交差し、前記少 なくとも2つの第1と第2のウェイト・ガイドウェイが交差する半径方向の位置 によって、前記第2のウェイト・ガイドウェイ・フランジに対する前記第1のウ ェイト・ガイドウェイ・フランジの回転配向が決まるようになっている、第2の ウェイト・ガイドウェイ・フランジと、前記第1と第2のウェイト・ガイドウェ イ・フランジ間に配置され、それぞれ、その両端から延びる1対のジャーナルを 備えており、前記1対のジャーナルの一方は、前記少なくとも2つの第1のウェ イト・ガイドウェイの1つに受けられ、前記1対のジャーナルのもう一方は、前 記少なくとも2つの第2のウェイト・ガイドウェイの1つに受けられていて、前 記ジャーナルが、前記少なくとも2つの第1と第2のウェイト・ガイドウェイが 交差する半径方向位置を決めるようになっており、可変直径プーリ・アセンブリ の回転速度に応答して、前記回転軸から半径方面の外側に変位する少なくとも2 つのウェイトから構成され、前記弾性手段によって、前記少なくとも2つのウェ イトにバイアスをかけて、前記回転軸に向かって変位させる方向に、前記1対の 内側ディスク部材を前記1対の外側ディスク部材に対して回転させる力が生じる ということを特徴とする、請求項62に記載の可変直径プーリ。 72.前記複数の係合部材を半径方向に変位させる前記手段が、前記1対の内側 ディスク部材のそれぞれに設けられており、半径方向において第1の方向に延び る複数の対称に配置された第1のガイドウェイト、前記1対の外側ディスク部材 のそれぞれに設けられていて、半径方向において前記第1の方向とは逆の第2の 方向に延びており、それぞれ、前記複数の第1のガイドウェイのそれぞれと係合 して、前記隣接する1対の内側ディスク部材及び外側ディスク部材に通る前記円 形パターンをなす複数の通しアパーチャを形成し、前記複数の通しアパーチャの それぞれに、前記複数のベルト係合部材の1つの端部を受けるようになっている 、複数の対称に配置された第2のガイドウェイから構成されることを特徴とする 、請求項82に記載の可変直径プーリ・アセンブリ。
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