JPH0549976A - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
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- JPH0549976A JPH0549976A JP21241191A JP21241191A JPH0549976A JP H0549976 A JPH0549976 A JP H0549976A JP 21241191 A JP21241191 A JP 21241191A JP 21241191 A JP21241191 A JP 21241191A JP H0549976 A JPH0549976 A JP H0549976A
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- Japan
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- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導電性塗料と非導電性塗料とを共通の塗布ガ
ンを用いて塗布する装置において、塗料切替時の塗料管
路の洗浄を容易にし、且つ非導電性のメタリック塗料を
静電塗装する際にメタリック片のブロッキング現象によ
る短絡を生じないようにする。 【構成】 ガン本体2内に、導電性塗料用の第1内部配
管71と非導電性塗料用の第2内部配管72とを設け、両
内部配管を塗布ヘッド3にガン本体2内に設けた切替バ
ルブ8を介して選択的に接続する。洗浄に手間のかかる
両塗料の共用管路部分9の長さが短くなり、洗浄が容易
になる。第2内部配管72を、その長さを増すために、
ジョイント部42と切替バルブ8とを結ぶ最短絡に対し
螺旋状に迂回して配設し、塗布ヘッド3の電極14に高
電圧を印加して非導電性のメタリック塗料を静電塗装す
る際に、該配管72内での塗料中のメタリック片のブロ
ッキング現象によるジョイント部42に対しての静電短
絡を生じにくくする。
ンを用いて塗布する装置において、塗料切替時の塗料管
路の洗浄を容易にし、且つ非導電性のメタリック塗料を
静電塗装する際にメタリック片のブロッキング現象によ
る短絡を生じないようにする。 【構成】 ガン本体2内に、導電性塗料用の第1内部配
管71と非導電性塗料用の第2内部配管72とを設け、両
内部配管を塗布ヘッド3にガン本体2内に設けた切替バ
ルブ8を介して選択的に接続する。洗浄に手間のかかる
両塗料の共用管路部分9の長さが短くなり、洗浄が容易
になる。第2内部配管72を、その長さを増すために、
ジョイント部42と切替バルブ8とを結ぶ最短絡に対し
螺旋状に迂回して配設し、塗布ヘッド3の電極14に高
電圧を印加して非導電性のメタリック塗料を静電塗装す
る際に、該配管72内での塗料中のメタリック片のブロ
ッキング現象によるジョイント部42に対しての静電短
絡を生じにくくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性塗料等の導電性塗
料と溶剤塗料等の非導電性塗料とを塗布する塗装装置に
関する。
料と溶剤塗料等の非導電性塗料とを塗布する塗装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2−47174号公報によ
り、共通の塗布ガンを用いて導電性塗料と非導電性塗料
とを選択的に塗布する塗装装置は知られている。
り、共通の塗布ガンを用いて導電性塗料と非導電性塗料
とを選択的に塗布する塗装装置は知られている。
【0003】このものでは、導電性塗料用や非導電性塗
料用の各種色替バルブを取り付けたマニホルドに各種塗
料を選択的に導入し、該マニホルドから単一の外部配管
とガン本体内の単一の内部配管とを介してガン本体の先
端の塗布ヘッドに塗料を供給するようにしている。
料用の各種色替バルブを取り付けたマニホルドに各種塗
料を選択的に導入し、該マニホルドから単一の外部配管
とガン本体内の単一の内部配管とを介してガン本体の先
端の塗布ヘッドに塗料を供給するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、導電性塗料
と非導電性塗料とに共用する管路部分は各塗料の専用管
路部分に比し洗浄性が悪く、洗浄時間を短縮する上で共
用管路部分の長さを短くすることが望まれるが、上記の
ものではマニホルドから塗布ヘッドに至る配管全体が共
用管路部分となるため、洗浄に時間がかかる。又、非導
電性のメタリック塗料の塗布時に塗布ヘッドに高電圧を
印加して静電塗装を行う場合、ガン本体内の内部配管が
短いと、ガン本体に設ける接地された外部配管用のジョ
イント部と塗布ヘッドとの間で、内部配管における塗料
中のメタリック片のブロッキング現象(メタリック片同
士の接触によって導電路が形成される現象)によって短
絡を生じ易くなる。本発明は、以上の点に鑑み、共用管
路部分の長さを可及的に短くして洗浄時間の短縮を図
り、且つ静電塗装時の短絡も防止し得るようにした塗装
装置を提供することをその目的としている。
と非導電性塗料とに共用する管路部分は各塗料の専用管
路部分に比し洗浄性が悪く、洗浄時間を短縮する上で共
用管路部分の長さを短くすることが望まれるが、上記の
ものではマニホルドから塗布ヘッドに至る配管全体が共
用管路部分となるため、洗浄に時間がかかる。又、非導
電性のメタリック塗料の塗布時に塗布ヘッドに高電圧を
印加して静電塗装を行う場合、ガン本体内の内部配管が
短いと、ガン本体に設ける接地された外部配管用のジョ
イント部と塗布ヘッドとの間で、内部配管における塗料
中のメタリック片のブロッキング現象(メタリック片同
士の接触によって導電路が形成される現象)によって短
絡を生じ易くなる。本発明は、以上の点に鑑み、共用管
路部分の長さを可及的に短くして洗浄時間の短縮を図
り、且つ静電塗装時の短絡も防止し得るようにした塗装
装置を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、共通の塗布ガンを用いて導電性塗料と非導電
性塗料とを選択的に塗布する塗装装置であって、非導電
性塗料の塗布時には塗布ガンのガン本体の先端に取付け
た塗布ヘッドに高電圧を印加して静電塗装を行うものに
おいて、ガン本体の尾端部に導電性塗料用の外部配管を
接続する第1のジョイント部と非導電性塗料用の外部配
管を接続する第2のジョイント部とを設け、ガン本体内
に該各ジョイント部に連なる導電性塗料用の第1の内部
配管と非導電性塗料用の第2の内部配管とを設けて、該
両内部配管をガン本体内に設けた切替バルブを介して塗
布ヘッドに選択的に接続自在とすると共に、第2の内部
配管を第2のジョイント部と切替バルブとを結ぶ最短絡
に対し迂回して配設したことを特徴とする。
本発明は、共通の塗布ガンを用いて導電性塗料と非導電
性塗料とを選択的に塗布する塗装装置であって、非導電
性塗料の塗布時には塗布ガンのガン本体の先端に取付け
た塗布ヘッドに高電圧を印加して静電塗装を行うものに
おいて、ガン本体の尾端部に導電性塗料用の外部配管を
接続する第1のジョイント部と非導電性塗料用の外部配
管を接続する第2のジョイント部とを設け、ガン本体内
に該各ジョイント部に連なる導電性塗料用の第1の内部
配管と非導電性塗料用の第2の内部配管とを設けて、該
両内部配管をガン本体内に設けた切替バルブを介して塗
布ヘッドに選択的に接続自在とすると共に、第2の内部
配管を第2のジョイント部と切替バルブとを結ぶ最短絡
に対し迂回して配設したことを特徴とする。
【0006】
【作用】導電性塗料と非導電性塗料は第1と第2の各別
の内部配管を介してガン本体内の切替バルブに供給さ
れ、両塗料に共用する管路部分は切替バルブと塗布ヘッ
ドとの間に存在するだけとなり、共用管路部分の長さが
短縮されて洗浄が容易になる。又、第2の内部配管から
非導電性のメタリック塗料を切替バルブを介して塗布ヘ
ッドに供給して静電塗装する場合、該内部配管の長さが
その迂回配置によって増大するため、該内部配管におけ
る塗料中のメタリック片のブロッキング現象による塗布
ヘッドと第2ジョイント部との間の短絡を生じにくくな
る。この場合、第2の内部配管を螺旋状に配設すれば、
屈曲部を設けずに配管長さを大きくとることができ、管
路抵抗の増加を抑制する上で有利である。
の内部配管を介してガン本体内の切替バルブに供給さ
れ、両塗料に共用する管路部分は切替バルブと塗布ヘッ
ドとの間に存在するだけとなり、共用管路部分の長さが
短縮されて洗浄が容易になる。又、第2の内部配管から
非導電性のメタリック塗料を切替バルブを介して塗布ヘ
ッドに供給して静電塗装する場合、該内部配管の長さが
その迂回配置によって増大するため、該内部配管におけ
る塗料中のメタリック片のブロッキング現象による塗布
ヘッドと第2ジョイント部との間の短絡を生じにくくな
る。この場合、第2の内部配管を螺旋状に配設すれば、
屈曲部を設けずに配管長さを大きくとることができ、管
路抵抗の増加を抑制する上で有利である。
【0007】
【実施例】図1を参照して、1はロボット等に搭載され
るエアスプレー式の塗布ガンであって、ガン本体2とそ
の先端に取付けた塗布ヘッド3とで構成され、ガン本体
2の尾端部に第1と第2の一対のジョイント部41、42
を設け、第1ジョイント部41に導電性塗料用の第1マ
ニホルド51に連なる第1外部配管61と、第2ジョイン
ト部42に非導電性塗料用の第2マニホルド52に連なる
第2外部配管62とを接続した。第1マニホルド51は、
これに取付けた複数の色替バルブ5aを介して各種導電
性塗料を選択的に導入し得るように構成されており、第
2マニホルド52も、これに取付けた複数の色替バルブ
5aを介して各種非導電性塗料を選択的に導入し得るよ
うに構成されている。又、各マニホルド51、52には、
色替時にマニホルド及び配管内に残留する塗料を押出す
エアを導入するエアバルブ5bが設けられており、更に
第1マニホルド51に、洗浄用の水を導入する第1洗浄
バルブ5cと、洗浄用の親水性溶剤を導入する第2洗浄
バルブ5dとを設け、第2マニホルド52に洗浄用の有
機溶剤を導入する第3洗浄バルブ5eを設けた。
るエアスプレー式の塗布ガンであって、ガン本体2とそ
の先端に取付けた塗布ヘッド3とで構成され、ガン本体
2の尾端部に第1と第2の一対のジョイント部41、42
を設け、第1ジョイント部41に導電性塗料用の第1マ
ニホルド51に連なる第1外部配管61と、第2ジョイン
ト部42に非導電性塗料用の第2マニホルド52に連なる
第2外部配管62とを接続した。第1マニホルド51は、
これに取付けた複数の色替バルブ5aを介して各種導電
性塗料を選択的に導入し得るように構成されており、第
2マニホルド52も、これに取付けた複数の色替バルブ
5aを介して各種非導電性塗料を選択的に導入し得るよ
うに構成されている。又、各マニホルド51、52には、
色替時にマニホルド及び配管内に残留する塗料を押出す
エアを導入するエアバルブ5bが設けられており、更に
第1マニホルド51に、洗浄用の水を導入する第1洗浄
バルブ5cと、洗浄用の親水性溶剤を導入する第2洗浄
バルブ5dとを設け、第2マニホルド52に洗浄用の有
機溶剤を導入する第3洗浄バルブ5eを設けた。
【0008】前記ガン本体2内には、図2に示す如く、
前記第1と第2の一対のジョイント部41、42に夫々接
続された絶縁性チューブから成る第1と第2の一対の内
部配管71、72と、該両内部配管71、72を塗布ヘッド
3に連なる吐出通路9に選択的に接続する切替バルブ8
とが設けられており、ガン本体2の外面に設けたエア配
管10用のジョイント部11からのエアをガン本体2内
のエア通路12を介して塗布ヘッド3に導き、吐出通路
9からの塗料をエアで霧化して該ヘッド3からスプレー
するようにした。又、塗布ヘッド3には、図3に示す如
く、絶縁性ブラケット13により吐出通路9と同一軸線
上に支持される電極14が設けられており、該電極14
に図2に示す如く絶縁ケーブル15を介して高電圧発生
器16を接続し、第2マニホルド52からの非導電性塗
料を第2外部配管62、第2ジョイント部42、第2内部
配管72、切替バルブ8、吐出通路9を介して塗布ヘッ
ドからスプレーする際に、電極14に高電圧を印加して
静電塗装を行うようにした。
前記第1と第2の一対のジョイント部41、42に夫々接
続された絶縁性チューブから成る第1と第2の一対の内
部配管71、72と、該両内部配管71、72を塗布ヘッド
3に連なる吐出通路9に選択的に接続する切替バルブ8
とが設けられており、ガン本体2の外面に設けたエア配
管10用のジョイント部11からのエアをガン本体2内
のエア通路12を介して塗布ヘッド3に導き、吐出通路
9からの塗料をエアで霧化して該ヘッド3からスプレー
するようにした。又、塗布ヘッド3には、図3に示す如
く、絶縁性ブラケット13により吐出通路9と同一軸線
上に支持される電極14が設けられており、該電極14
に図2に示す如く絶縁ケーブル15を介して高電圧発生
器16を接続し、第2マニホルド52からの非導電性塗
料を第2外部配管62、第2ジョイント部42、第2内部
配管72、切替バルブ8、吐出通路9を介して塗布ヘッ
ドからスプレーする際に、電極14に高電圧を印加して
静電塗装を行うようにした。
【0009】ここで、第2ジョイント部42は安全対策
のためアース線17を介して接地されており、非導電性
のメタリック塗料を静電塗装する場合、第2内部配管7
2の長さが短いと、該配管72内における塗料中のメタリ
ック片のブロッキング現象によって電極14と第2ジョ
イント部42との間の短絡を生じ易くなる。そこで、本
実施例では、第2内部配管72を第2ジョイント部42と
切替バルブ8とを結ぶ最短絡に対し迂回させて螺旋状に
配設し、第2内部配管72の長さを増大させて、上記短
絡を生じないようにした。尚、本実施例では、塗布ヘッ
ド3の電極14の部分に高電圧を印加するようにした
が、ガン本体2に対し塗布ヘッド3を絶縁材を介して取
付けて、塗布ヘッド3自体に高電圧を印加する場合に
も、第2内部配管72を迂回配置することで短絡を防止
できる。
のためアース線17を介して接地されており、非導電性
のメタリック塗料を静電塗装する場合、第2内部配管7
2の長さが短いと、該配管72内における塗料中のメタリ
ック片のブロッキング現象によって電極14と第2ジョ
イント部42との間の短絡を生じ易くなる。そこで、本
実施例では、第2内部配管72を第2ジョイント部42と
切替バルブ8とを結ぶ最短絡に対し迂回させて螺旋状に
配設し、第2内部配管72の長さを増大させて、上記短
絡を生じないようにした。尚、本実施例では、塗布ヘッ
ド3の電極14の部分に高電圧を印加するようにした
が、ガン本体2に対し塗布ヘッド3を絶縁材を介して取
付けて、塗布ヘッド3自体に高電圧を印加する場合に
も、第2内部配管72を迂回配置することで短絡を防止
できる。
【0010】切替バルブ8により塗布塗料を導電性塗料
たる水性塗料から非導電性塗料たる溶剤塗料に切替える
ときは、該バルブ8の切替前に、先ず第1マニホルド5
1のエアバルブ5bを開いて残留塗料を押出してから第
1洗浄バルブ5cを開いて、第1外部配管61と第1内
部配管71と切替バルブ8とを介して吐出通路9に水を
流し、次いで第1マニホルド51の第2洗浄バルブ5d
を開いて吐出通路9に親水性溶剤を流した後、切替バル
ブ8を切替えて第2マニホルド52の第3洗浄バルブ5
eを開き、第2外部配管62と第2内部配管72と切替バ
ルブ8とを介して吐出通路9に有機溶剤を流して、該通
路9の洗浄を行い、又溶剤塗料から水性塗料への切替時
は、吐出通路9に上記とは逆に有機溶剤と親水性溶剤と
水とを順に流して該通路9の洗浄を行う。親水性溶剤を
流すのは、先行して流した水又は有機溶剤の残留液滴を
親水性溶剤で包み込み、その後に流す有機溶剤又は水で
これを洗い流し易くするためである。このように、水性
塗料と溶剤塗料との共用管路部分の洗浄には手間がかか
り、内部配管を両塗料に共通の管として、これを塗布ヘ
ッド3に印加する電圧の短絡防止のため本実施例の第2
内部配管72のように迂回配置すると、洗浄に時間がか
かる。これに対し、本実施例では共用管路部分となるの
が塗布ヘッド3と切替バルブ8との間の吐出通路9だけ
であるため、洗浄時間を短縮できる。
たる水性塗料から非導電性塗料たる溶剤塗料に切替える
ときは、該バルブ8の切替前に、先ず第1マニホルド5
1のエアバルブ5bを開いて残留塗料を押出してから第
1洗浄バルブ5cを開いて、第1外部配管61と第1内
部配管71と切替バルブ8とを介して吐出通路9に水を
流し、次いで第1マニホルド51の第2洗浄バルブ5d
を開いて吐出通路9に親水性溶剤を流した後、切替バル
ブ8を切替えて第2マニホルド52の第3洗浄バルブ5
eを開き、第2外部配管62と第2内部配管72と切替バ
ルブ8とを介して吐出通路9に有機溶剤を流して、該通
路9の洗浄を行い、又溶剤塗料から水性塗料への切替時
は、吐出通路9に上記とは逆に有機溶剤と親水性溶剤と
水とを順に流して該通路9の洗浄を行う。親水性溶剤を
流すのは、先行して流した水又は有機溶剤の残留液滴を
親水性溶剤で包み込み、その後に流す有機溶剤又は水で
これを洗い流し易くするためである。このように、水性
塗料と溶剤塗料との共用管路部分の洗浄には手間がかか
り、内部配管を両塗料に共通の管として、これを塗布ヘ
ッド3に印加する電圧の短絡防止のため本実施例の第2
内部配管72のように迂回配置すると、洗浄に時間がか
かる。これに対し、本実施例では共用管路部分となるの
が塗布ヘッド3と切替バルブ8との間の吐出通路9だけ
であるため、洗浄時間を短縮できる。
【0011】尚、上記実施例では、非導電性塗料の塗布
時にのみ塗布ヘッド3に高電圧を印加して静電塗装を行
うようにしたが、塗布ヘッドに絶縁材を介して外部電極
を取付け、導電性塗料の塗布時に外部電極に高電圧を印
加して、導電性塗料の静電塗装を行うようにしても良
い。又、上記実施例では塗布ガン1をエアスプレー式と
したが、ベル型の塗布ガンにも同様に本発明を適用でき
る。
時にのみ塗布ヘッド3に高電圧を印加して静電塗装を行
うようにしたが、塗布ヘッドに絶縁材を介して外部電極
を取付け、導電性塗料の塗布時に外部電極に高電圧を印
加して、導電性塗料の静電塗装を行うようにしても良
い。又、上記実施例では塗布ガン1をエアスプレー式と
したが、ベル型の塗布ガンにも同様に本発明を適用でき
る。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、導電性塗料と非導電性塗料とに共用
する管路部分の長さを短くして、塗料切替時の管路の洗
浄に要する時間を短縮でき、而も非導電性塗料用の内部
配管の長さを増して、静電塗装時の短絡を防止でき、更
に請求項2の発明によれば、内部配管の長さを管路抵抗
の増加を可及的に抑制して大きくとることができる効果
を有する。
1の発明によれば、導電性塗料と非導電性塗料とに共用
する管路部分の長さを短くして、塗料切替時の管路の洗
浄に要する時間を短縮でき、而も非導電性塗料用の内部
配管の長さを増して、静電塗装時の短絡を防止でき、更
に請求項2の発明によれば、内部配管の長さを管路抵抗
の増加を可及的に抑制して大きくとることができる効果
を有する。
【図1】 本発明装置の一例の側面図
【図2】 その塗布ガンの截断側面図
【図3】 その塗布ヘッドの拡大図
1 塗布ガン 2 ガン本体 3 塗布ヘッド 41、42 ジョイント部 61、62 外部配管 71、72内部配管 8 切替バルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 共通の塗布ガンを用いて導電性塗料と非
導電性塗料とを選択的に塗布する塗装装置であって、非
導電性塗料の塗布時には塗布ガンのガン本体の先端に取
付けた塗布ヘッドに高電圧を印加して静電塗装を行うも
のにおいて、ガン本体の尾端部に導電性塗料用の外部配
管を接続する第1のジョイント部と非導電性塗料用の外
部配管を接続する第2のジョイント部とを設け、ガン本
体内に該各ジョイント部に連なる導電性塗料用の第1の
内部配管と非導電性塗料用の第2の内部配管とを設け
て、該両内部配管をガン本体内に設けた切替バルブを介
して塗布ヘッドに選択的に接続自在とすると共に、第2
の内部配管を第2のジョイント部と切替バルブとを結ぶ
最短絡に対し迂回して配設したことを特徴とする塗装装
置。 - 【請求項2】 前記第2の内部配管を螺旋状に配設した
ことを特徴とする請求項1に記載の塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21241191A JPH0549976A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21241191A JPH0549976A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549976A true JPH0549976A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16622145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21241191A Pending JPH0549976A (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549976A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003268A1 (fr) * | 1996-07-18 | 1998-01-29 | Abb Industry K.K. | Dispositif de pulverisation de peinture |
JP2016112549A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 東レエンジニアリング株式会社 | エレクトロスプレー装置 |
CN108787296A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-11-13 | 墙煌新材料股份有限公司 | 一种水油共用静电喷涂系统及其喷涂方法 |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP21241191A patent/JPH0549976A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998003268A1 (fr) * | 1996-07-18 | 1998-01-29 | Abb Industry K.K. | Dispositif de pulverisation de peinture |
US6010084A (en) * | 1996-07-18 | 2000-01-04 | Abb Industry K.K. | Paint spraying device |
JP2016112549A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 東レエンジニアリング株式会社 | エレクトロスプレー装置 |
CN108787296A (zh) * | 2018-09-12 | 2018-11-13 | 墙煌新材料股份有限公司 | 一种水油共用静电喷涂系统及其喷涂方法 |
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