JPH0549377A - 土壌消毒機 - Google Patents
土壌消毒機Info
- Publication number
- JPH0549377A JPH0549377A JP23388091A JP23388091A JPH0549377A JP H0549377 A JPH0549377 A JP H0549377A JP 23388091 A JP23388091 A JP 23388091A JP 23388091 A JP23388091 A JP 23388091A JP H0549377 A JPH0549377 A JP H0549377A
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- JP
- Japan
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- soil
- hot air
- pipe
- sterilization
- blower
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 火炎による土壌消毒機にあって、土壌内部
まで完全に消毒を行う。 [構成] 土中に高温空気を噴出させる噴射パイプ
(18)を設け、該噴射パイプ(18)を走行車(1)
に牽引させる。
まで完全に消毒を行う。 [構成] 土中に高温空気を噴出させる噴射パイプ
(18)を設け、該噴射パイプ(18)を走行車(1)
に牽引させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火炎或いは火炎による
高温空気を土壌に吹き付けて、土壌中の有害動植物を防
除するようにした火炎式土壌消毒機に関する。
高温空気を土壌に吹き付けて、土壌中の有害動植物を防
除するようにした火炎式土壌消毒機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種消毒機としては、火炎或いは火炎
による高温空気を土壌表面に吹き付ける手段のものがあ
る。
による高温空気を土壌表面に吹き付ける手段のものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら上記手段の
場合、消毒が行われるのは土壌の表面部のみで土壌の内
部までは、充分な消毒が行われず、また火炎或いは高温
空気の吹き付け完了後にあっては、その吹き付け面が直
接大気に晒された状態にあるため即熱気が消失して、消
毒効果としては余り期待できないものであった。
場合、消毒が行われるのは土壌の表面部のみで土壌の内
部までは、充分な消毒が行われず、また火炎或いは高温
空気の吹き付け完了後にあっては、その吹き付け面が直
接大気に晒された状態にあるため即熱気が消失して、消
毒効果としては余り期待できないものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】而して本発明は、土中に
高温空気を噴出させる噴射パイプを設け、該噴射パイプ
を走行車に牽引させることによって、土中内まで高温空
気による効果的な消毒を行って、薬害のない消毒後即作
付可能な作物の栽培に最適の土壌を得るようにしたもの
である。
高温空気を噴出させる噴射パイプを設け、該噴射パイプ
を走行車に牽引させることによって、土中内まで高温空
気による効果的な消毒を行って、薬害のない消毒後即作
付可能な作物の栽培に最適の土壌を得るようにしたもの
である。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は要部の側面説明図、図2は全体の側面図を
示し、走行車であるトラクタ(1)の後方に3点リンク
機構(2)を介し火炎式土壌消毒機(3)を昇降自在に
牽引連結させている。
する。図1は要部の側面説明図、図2は全体の側面図を
示し、走行車であるトラクタ(1)の後方に3点リンク
機構(2)を介し火炎式土壌消毒機(3)を昇降自在に
牽引連結させている。
【0006】前記土壌消毒機(3)は、3点リンク機構
(2)に前端側を連結支持する消毒機体フレーム(4)
と、該フレーム(4)前部にボンベ台(5)を介して装
備するLPガスボンベ(6)と、前記フレーム(4)の
中間部に設けてPTO入力軸(7)の駆動力でもって回
転するブロワ(8)と、前記ボンベ(6)からのLPガ
スをガス管(9)及び締切弁(10)を介してノズル
(11)に送給して該ノズル(11)より放射する火炎
でもってブロワ(8)からの圧縮空気を加熱するバーナ
部(12)と、該バーナ部(12)で発生する熱風であ
る高温空気を必要に応じ外部に排出する熱風逃し口(1
3)と、前記バーナ部(12)前方のフレーム(4)に
支持するサブソイラ(14)と、該サブソイラ(14)
後端の保持具(15)に一体連結させて熱風管(16)
を介し圧送されるバーナ部(12)からの熱風を多数の
噴孔(17)よりロータリ及びサブソイラ(14)跡の
耕土(A)(B)内に噴出させる噴射パイプ(18)
と、フィルムロール(19)から繰出される耐熱合成樹
脂フィルム(19a)を鎮圧輪(20)及び覆土輪(2
1)とによって消毒後の土壌表面に敷設するマルチヤ
(22)とを備え、LPガスの燃焼によって加熱したブ
ロワ(8)からの熱風を、ロータリ及びサブソイラ(1
4)で耕耘整地後の土壌内に噴出させて病虫害の駆除を
行う一方、熱風噴出後の土壌表面を前記フィルム(19
a)で覆って熱風が大気に逃げるのを防止するように構
成している。
(2)に前端側を連結支持する消毒機体フレーム(4)
と、該フレーム(4)前部にボンベ台(5)を介して装
備するLPガスボンベ(6)と、前記フレーム(4)の
中間部に設けてPTO入力軸(7)の駆動力でもって回
転するブロワ(8)と、前記ボンベ(6)からのLPガ
スをガス管(9)及び締切弁(10)を介してノズル
(11)に送給して該ノズル(11)より放射する火炎
でもってブロワ(8)からの圧縮空気を加熱するバーナ
部(12)と、該バーナ部(12)で発生する熱風であ
る高温空気を必要に応じ外部に排出する熱風逃し口(1
3)と、前記バーナ部(12)前方のフレーム(4)に
支持するサブソイラ(14)と、該サブソイラ(14)
後端の保持具(15)に一体連結させて熱風管(16)
を介し圧送されるバーナ部(12)からの熱風を多数の
噴孔(17)よりロータリ及びサブソイラ(14)跡の
耕土(A)(B)内に噴出させる噴射パイプ(18)
と、フィルムロール(19)から繰出される耐熱合成樹
脂フィルム(19a)を鎮圧輪(20)及び覆土輪(2
1)とによって消毒後の土壌表面に敷設するマルチヤ
(22)とを備え、LPガスの燃焼によって加熱したブ
ロワ(8)からの熱風を、ロータリ及びサブソイラ(1
4)で耕耘整地後の土壌内に噴出させて病虫害の駆除を
行う一方、熱風噴出後の土壌表面を前記フィルム(19
a)で覆って熱風が大気に逃げるのを防止するように構
成している。
【0007】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、消毒作業を行うに際し、消毒を行う土壌をまずロー
タリなど耕耘し土壌を膨軟耕土(A)とした土壌跡に、
ブロワ(8)からの熱風を噴射パイプ(18)より噴出
させて作業を行うもので、またこの場合前記サブソイラ
(14)による心土破砕跡上方で熱風を噴出させること
によって、前記耕土(A)の比較的下層で熱風を噴出さ
せても耕土(A)に略均一に熱風を浸透拡散させて、こ
の耕耘深さ全般にわたっての効果的な消毒が行える。
て、消毒作業を行うに際し、消毒を行う土壌をまずロー
タリなど耕耘し土壌を膨軟耕土(A)とした土壌跡に、
ブロワ(8)からの熱風を噴射パイプ(18)より噴出
させて作業を行うもので、またこの場合前記サブソイラ
(14)による心土破砕跡上方で熱風を噴出させること
によって、前記耕土(A)の比較的下層で熱風を噴出さ
せても耕土(A)に略均一に熱風を浸透拡散させて、こ
の耕耘深さ全般にわたっての効果的な消毒が行える。
【0008】図3は他の変形構造例を示すもので、前記
LPガスボンベ(6)にガス管(9a)を介し接続させ
るノズル(11a)と、熱伝導性を有する噴射パイプ
(18)とを備え、該噴射パイプ(18)を連結支持す
る前記ブロワ(8)の送風管(23)先端部を耕土
(A)内に埋設させ、前記ノズル(11a)を送風管
(23)内のパイプ(18)の入口を臨ませる位置に設
けて、送風管(23)内の圧縮空気とともに噴射パイプ
(18)自体も加熱して、熱風とパイプ(18)との両
方で土壌の消毒を行うように構成したものである。
LPガスボンベ(6)にガス管(9a)を介し接続させ
るノズル(11a)と、熱伝導性を有する噴射パイプ
(18)とを備え、該噴射パイプ(18)を連結支持す
る前記ブロワ(8)の送風管(23)先端部を耕土
(A)内に埋設させ、前記ノズル(11a)を送風管
(23)内のパイプ(18)の入口を臨ませる位置に設
けて、送風管(23)内の圧縮空気とともに噴射パイプ
(18)自体も加熱して、熱風とパイプ(18)との両
方で土壌の消毒を行うように構成したものである。
【0009】また図4のものは、土壌消毒機(3)の前
方に耕耘ロータリ作業機(24)を装備させて、土壌の
耕耘とこの耕耘後の消毒を同時に行うようにした構成例
を示すもので、トラクタ(1)の後方に3点リンク機構
(2)を介して耕耘ロータリ(25)を有するロータリ
作業機(24)を牽引連結させると共に、該作業機(2
4)の耕耘機体フレーム(26)に前記消毒機(3)の
機体フレーム(4)を連結支持させたものである。
方に耕耘ロータリ作業機(24)を装備させて、土壌の
耕耘とこの耕耘後の消毒を同時に行うようにした構成例
を示すもので、トラクタ(1)の後方に3点リンク機構
(2)を介して耕耘ロータリ(25)を有するロータリ
作業機(24)を牽引連結させると共に、該作業機(2
4)の耕耘機体フレーム(26)に前記消毒機(3)の
機体フレーム(4)を連結支持させたものである。
【0010】
【発明の効果】以上実施例からも明らかなように本発明
は、土中に高温空気を噴出させる噴射パイプ(18)を
設け、該噴射パイプ(18)を走行車(1)に牽引させ
るものであるから、走行車(1)による消毒機(3)の
移動中土壌内部まで充分高温空気を行き渡らせての良好
な消毒が行えるもので、また高温空気を用いることによ
って薬害のない消毒後即作付可能な作物の栽培に最適の
土壌が得られるなど顕著な効果を奏する。
は、土中に高温空気を噴出させる噴射パイプ(18)を
設け、該噴射パイプ(18)を走行車(1)に牽引させ
るものであるから、走行車(1)による消毒機(3)の
移動中土壌内部まで充分高温空気を行き渡らせての良好
な消毒が行えるもので、また高温空気を用いることによ
って薬害のない消毒後即作付可能な作物の栽培に最適の
土壌が得られるなど顕著な効果を奏する。
【図1】要部の側面説明図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】他の変形構造例を示す説明図である。
【図4】他の変形構造例を示す説明図である。
(1) トラクタ(走行車) (18) 噴射パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 土中に高温空気を噴出させる噴射パイプ
を設け、該噴射パイプを走行車に牽引させるように構成
したことを特徴とする土壌消毒機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23388091A JPH0549377A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 土壌消毒機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23388091A JPH0549377A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 土壌消毒機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549377A true JPH0549377A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16962015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23388091A Pending JPH0549377A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 土壌消毒機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549377A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160051300A (ko) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | (주)태림기연 | 토양의 방제장치 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP23388091A patent/JPH0549377A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160051300A (ko) * | 2014-11-03 | 2016-05-11 | (주)태림기연 | 토양의 방제장치 |
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