JPH0548662U - ペット用便器 - Google Patents

ペット用便器

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JPH0548662U
JPH0548662U JP10855891U JP10855891U JPH0548662U JP H0548662 U JPH0548662 U JP H0548662U JP 10855891 U JP10855891 U JP 10855891U JP 10855891 U JP10855891 U JP 10855891U JP H0548662 U JPH0548662 U JP H0548662U
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JP
Japan
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toilet
excretion
spray
drug solution
pet
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JP10855891U
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JPH0737493Y2 (ja
Inventor
義一 山本
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株式会社ボンビ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】例えば排泄物の有する悪臭を即座に除去したり
するようなことを効果的に実行し、薬剤の消耗を低減す
る。 【構成】ペットが排泄を行なう便床部4に、排泄の完了
を検知する排泄検知手段11を設け、上記便床部4の隣
接位置には、薬液を充填した薬液容器14と、この薬液
容器14から薬液を噴霧すべく薬液容器14の噴霧口部
14aを押す噴霧機構15とを設け、この噴霧機構5が
上記排泄検知手段11の排泄検知に基づいて作動し、所
定量の薬液を便床2の上方に噴霧するように設定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、子犬などのペットが便器に排泄した後その排泄物の有す る悪臭を即座に除去するようなペット用便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ペット用便器はペットの排泄が随時行なえるように便床の上面側が開放された 形状である。 そのためペットが排泄した後すぐに飼主が排泄物を始末しに行かないと室内に 悪臭が散ることとなるので、便床を囲繞する壁には消臭剤や芳香剤が収納できる 薬剤収納部が形成されていた。すなわち、消臭剤や芳香剤から徐々に拡散する薬 剤含有空気で層を作り便床の上方を包み込んで、上記空気層内の悪臭を除去しよ うとするのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしペットが排泄を行なおうとすると、便床上で動き回る排泄動作のために 、便床の上方を包み込んでいる前述の薬剤含有空気層は破壊されてしまう。する と当然のことながら、悪臭の原因となる排泄物が現れたときには上記空気層はな く、悪臭は室内に拡散する。しかもこの拡散は、破壊された上記空気層が再び形 成されるまで、比較的長い間続く。
【0004】 つまり、前述した悪臭防止対策は絶対的な効力を有さず、また四六時中作用し ているため薬剤の消耗が激しいという難点がある。 そこでこの考案は、より効果的に薬剤を作用させるとともに、薬剤の消耗を減 らし無駄を省くことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するための手段を実施例の図3を用いて説明すると、その 構成は、壁体で囲繞され上面側が開放した便床部4を有するペット用便器3であ って、上記便床部4に、排泄の完了を検知する排泄検知手段11を設け、上記便 床部4の隣接位置に、上記排泄検知手段11の排泄検知に基づいて所定量の薬液 を便床2の上方に噴霧する薬液噴霧手段14,15を設けたペット用便器3であ ることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上述の構成によれば、ペットが排泄を行なうと、これを排泄検知手段が検知し て薬液噴霧手段を作動させる。すると、消臭剤や芳香剤等の薬剤は便床の上方に 噴霧され、悪臭を発しつつある排泄物を包み込むように降りかかる。
【0007】
【考案の効果】
上述の結果、この考案によると、薬液はペットの排泄後すぐに排泄物上に降り かかるので、排泄物の臭いが室内に飛散することをより効果的に防止することが できる。しかも薬液の噴霧は必要時だけであるので無駄はなく、薬剤の消耗を減 らしランニングコストを低く抑えることもできる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1はシーツ1を用いて便床2を形成するペット用便器3を示し、このペット 用便器3は便床2を有し排泄が行われる場所となる便床部4と、この便床部4の 後側に装着する薬液噴霧部5とで構成している。
【0009】 上述の便床部4は、便床2となる部分を壁体で囲繞した形状で、この壁体は便 床2両側部の側壁6,6と後壁7、それにこれらよりも低い前側の前壁8とでな し、この前壁8部分をペットの出入り口9としている。 また、この前壁8には、上述の便床2の周囲に対応する大きさの押え枠10を 枢着し、前述のシーツ1を強固に固定するようにしている。
【0010】 上述の側壁6,6には、排泄検知手段としての光電センサ11を設けており、 その装着位置は、両側壁6,6の略中央で、これらの光電センサ11は出入り口 9から便床2上にペットが入ったときに感応するもので、後述する制御部に接続 されている。ペットが一定時間継続して便床2上にいた後に出て行ったことを検 知する。一定時間とはペットの瞬間的な出入りの時間ではなく、排泄をする時間 的長さを示す。 また、上述した後壁7の上部には、後側の薬液噴霧部と連通する噴霧口を形成 している。
【0011】 前述した薬液噴霧部5は、枢着された蓋部材13で上面を覆い、その内部構造 は図2と図3に示したように、薬液を充填してある噴霧式の薬液容器14を上部 左右方向の一側に装着し、これの下方に、上述の薬液容器14からの薬液の噴霧 を行なう噴霧機構15を装着したものであって、これらを装着した部分の他側に は、シーツ等を収納しておける収納部16を形成している。
【0012】 上述の薬液容器14は、消臭のための薬液と、LPG、フロンガス、炭酸ガス 等の圧力ガスとが充填されており、上端の噴霧口部14aを押せば押している間 中薬液の噴霧が行なえるもので、その噴霧口部14aが便床2の左右方向の中央 に位置するように、円柱状の胴体を横向きに収納する樋状の受け部17を前述の 後壁7面に連設し、この受け部17の噴霧口部14a側の端面には、噴霧口部1 4aを突出させる挿通孔17aを形成し、この挿通孔17aに挿通させた噴霧口 部14aに対応する位置の後壁7面には、前述した噴霧口12を有する噴霧路1 2aを形成している。なお薬液容器14の装着にあっては、噴霧方向が上述の噴 霧路12aに対向するように設定する。
【0013】 また上述の噴霧機構15は、噴霧口部14aを押す押しレバー18と、ソレノ イド19と、これらを連結するリンクレバー20とで構成し、上述の押しレバー 18は、先端の押し部18a側に偏らせた位置に軸18bを形成して回転可能に 支持し、上述のリンクレバー20をソレノイド19で押すと押しレバー18の押 し部18aが噴霧口部14aを押すように設定している。 そして上述のソレノイド19は、例えばマイクロプロセッサによって構成され る制御部の制御を受けて作動するようにしている。 この制御部について説明すると、まず制御部はペットが便床2上で排泄を済ま せて出たという、光電センサ11で行なわれた排泄検知によってタイマ回路を作 動させる。このタイマ回路ではペットが完全に出るための時間t1 、例えば3秒 、4秒などの計時を開始し、計時完了の信号を制御部に送る。すると制御部がソ レノイド19を作動させて押しレバー18を回転し、噴霧口部14aを押して噴 霧を開始するとともに、タイマ回路にソレノイド19の作動時間t2 の計時を開 始させる。t2 はソレノイド19の作動によって噴霧される薬液を所定量にする 長さである。t2 の計時完了信号を受けたならばソレノイド19を非作動状態に し、薬液の噴霧を停止させる。なお、上述の制御回路の電源は商用電源であって もバッテリであってもよい。
【0014】 このように構成したペット用便器3での作用をつぎに説明する。 まずペットが出入り口9より便床部4に入り継続した所定時間が経過すると、 すなわち排泄が行われると、これを排泄検知として光電センサ11から制御部に 信号が伝達される。制御部ではタイマ回路にペットが完全に出るまでの時間t1 を計時させて、計時が完了しないうちに再度ペットが入って来たなら再び光電セ ンサ11の排泄検知を待つ。 t1 計時が完了したならばソレノイド19を作動させて同時に、タイマ回路に ソレノイド19の作動時間t2 を計時させる。ソレノイド19は押しレバー18 を回転して薬液容器14の噴霧口部14aを押して薬液の噴霧を開始させる。 噴霧された薬液は、便床2の上方から排泄物A上に降りかかり消臭を行なう。 薬液が所定量噴霧され、タイマ回路によるt2 の計時が完了すると制御部によっ てソレノイド19は非作動状態にされ、薬液の噴霧は停止する。
【0015】 したがってこのペット用便器3では、ペットの排泄後自動的に、しかも悪臭が 室内に拡散する前に速やかな薬液の噴霧が行なえるので、効果的に消臭作用を行 なうことができる。そしてその作用は四六時中行なわれるわけではなく、必要時 のみに行なわれるようにしたので無駄はなく、薬剤の消耗を減らし、また便床に 敷くシーツには薬剤含有の高価なものを使用する必要もないので、ランニングコ ストの低減を図れる。
【0016】 なお、以上説明した一実施例における薬液容器14と噴霧機構15とは、実用 新案登録請求の範囲における薬液噴霧手段に対応し、 光電センサ11は、排泄検知手段に対応する。
【0017】 また、上述の薬液噴霧手段は、例えば薬液を充填したタンクと、これから薬液 を汲み出すポンプと、このポンプを作動させるためのモータとで構成するもよく 、また薬液としては消臭剤だけでなく芳香剤や、芳香剤を混入した消臭剤等を使 用するも、ペットに付く蚤やダニ等の害虫を殺すため、あるいは便床で繁殖しや すい種々の害虫を駆除するための殺虫剤を使用するようにするもよい。さらに上 述した排泄検知手段は、例えば圧力センサで構成し、ペットや排泄物による重量 の増加によって排泄の完了を検知するようにするもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペット用便器を示す斜視図。
【図2】図1におけるA−A線矢視断面図。
【図3】図1におけるB−B線矢視断面図。
【符号の説明】
3…ペット用便器 4…便床部 5…薬液噴霧部 11…光電センサ 14…薬液容器 15…噴霧機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁体で囲繞され上面側が開放した便床部を
    有するペット用便器であって、 上記便床部に、排泄の完了を検知する排泄検知手段を設
    け、 上記便床部の隣接位置に、上記排泄検知手段の排泄検知
    に基づいて所定量の薬液を便床の上方に噴霧する薬液噴
    霧手段を設けたペット用便器。
JP10855891U 1991-12-04 1991-12-04 ペット用便器 Expired - Lifetime JPH0737493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10855891U JPH0737493Y2 (ja) 1991-12-04 1991-12-04 ペット用便器

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Publication Number Publication Date
JPH0548662U true JPH0548662U (ja) 1993-06-29
JPH0737493Y2 JPH0737493Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=14487875

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004103069A1 (ja) * 2003-05-20 2004-12-02 Hamada, Hiroyasu ペット排泄物の自動清掃包装装置および、ペット排泄物の収集材
JP2015502147A (ja) * 2011-11-03 2015-01-22 ネステク ソシエテ アノニム カスタマイズ可能な芳香を伴う臭気制御システム
WO2020040073A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 シャープ株式会社 動物収容ユニットおよび動物管理システム

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WO2020040073A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 シャープ株式会社 動物収容ユニットおよび動物管理システム

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JPH0737493Y2 (ja) 1995-08-30

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