JPH0548126Y2 - - Google Patents

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JPH0548126Y2
JPH0548126Y2 JP2263586U JP2263586U JPH0548126Y2 JP H0548126 Y2 JPH0548126 Y2 JP H0548126Y2 JP 2263586 U JP2263586 U JP 2263586U JP 2263586 U JP2263586 U JP 2263586U JP H0548126 Y2 JPH0548126 Y2 JP H0548126Y2
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、酸欠検知センサの温度補償回路に関
する。
(従来の技術と問題点) 従来、酸欠検知センサ、例えばCOセンサの出
力を安定させるために、例えば特開昭58−99620
号公報に示されるように、ヒータを使用するもの
があるが、消費電力が大きい。特に電源に電池を
使用するものでは電池の消耗が激しく実用上大き
な問題となる。
また、ヒータを使用せず、サーミスタを用いて
温度補償をするものがあるが、第3図に示すよう
に、COセンサは一定のCO濃度においてある温度
までは温度の上昇につれて抵抗値が減少し、その
温度以上では温度の上昇につれて逆に抵抗値が増
大するという特性を有しているので、その温度よ
りも低温の温度領域用のサーミスタと、その温度
よりも高温の温度領域用サーミスタが必要とな
り、コスト的に不利になる。
本考案は、上記の事情を鑑み、1個のサーミス
タでCOセンサの温度特性が逆転する変曲点の両
側の温度領域の温度保障ができ、しかも、安価な
COセンサの温度補償回路を提供することを目的
とする。
(実施例) 第1図において、1は2接点リレー、1aはそ
のリレーコイル、1bはその第1接点、1cはそ
の第2接点、2,3は検出レベル設定切換用の各
コンパレータで、3は昇温時、2は降温時に切換
信号を出力する。4は検出用コンパレータ、5は
サーミスタ、6はCOセンサ、R1〜R11は各
抵抗、RTはサーミスタ5の抵抗値、RSはCOセ
ンサ6の抵抗値、Tr1,Tr2は各トランジス
タ、V1はコンパレータ2の負相入力レベル、V
2はコンパレータ3の負相入力レベル、V3はコ
ンパレータ4の負相入力レベル、V4はコンパレ
ータ4の正相入力レベル、Vccは電源電圧であ
る。
ここで、V2=(R7・Vcc)/(R6+R
7)、2接点リレー1がA接点接続のときV1=
(R2R11・Vcc)/(R1+R2R11)
でV1<V2とし、2接点リレー1がB接点接続
のときV1=(R2・Vcc)/(R1R11+
R2)でV1>V2とする。
低温時2接点リレー1はA接点接続であるた
め、V3=(RT・Vcc)/(RT+R8)となる。
温度が上昇してV3がV2以下に下ると、コンパ
レータ3の出力はLOとなりリレーコイル1aが
オンとなつて2接点リレー1がB接点接続に切換
えられる。これによりV3はV3=(R9・
Vcc)/(RT+R9)となりV2より大きくな
る。その結果コンパレータ3の出力はHiとなる
が、Tr1,Tr2により自己保持回路が働いてい
るので、リレーコイル1aはオフとならない。接
点がB側に切換えられてからさらに温度が上ると
V3は昇温に対応して増大する。高温時には2接
点リレー1はB接点接続であるが、再度温度が下
がりRTが増大するにつれてV3がV1以下とな
るコンパレータ2の出力はLOとなり自己保持が
解けてリレーコイル1aはオフとなる。その結
果、2接点リレー1がA接点接続に切換えられ、
降温に対応してV3が上がるようになる。コンパ
レータ4はCO濃度が高くなり、COセンサの出力
レベルV4がV3を下まわるとLO信号を出力し
てCO濃度が高くなつたことを知らせる。
なお、上述の実施例において2接点リレーにキ
ープリレーを用いることが可能であり、この場合
には前記の自己保持回路を省略できる。又、V1
は固定でもよい。
(考案の効果) 本考案は以上のように、リレースイツチと2個
のコンパレータとサーミスタを1個使用する簡単
な回路構成で、COセンサの温度特性が反転する
変曲点の周辺で温度保償の極性を反転させるよう
にしたので、COセンサの温度特性に対応して適
正な温度補償を行える。また、高価なサーミスタ
は1個だけ使用されるに過ぎず、コストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図を示したも
のである。第2図は検出レベル設定電圧の温度特
性図、第3図はセンサ抵抗の温度特性図である。 1……2接点リレー、2……コンパレータ、3
……コンパレータ、4……検出用コンパレータ、
5……サーミスタ、6……センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ある温度までは温度上昇につれて抵抗値が減少
    し、その温度以上では温度特性が反転して逆に抵
    抗値が増大するという温度特性をもつ酸化物半導
    体型COセンサの温度補償をサーミスタを用いて
    行うものにおいて、温度補償の極性を反転させる
    リレースイツチと、前記センサの温度特性が反転
    する変曲点の周辺で昇温時にあるいは降温時にそ
    れぞれ前記リレースイツチの駆動信号を出力する
    コンパレータとを設けたことを特徴とするCOセ
    ンサの温度補償回路。
JP2263586U 1986-02-18 1986-02-18 Expired - Lifetime JPH0548126Y2 (ja)

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JP2263586U JPH0548126Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JPS62134059U JPS62134059U (ja) 1987-08-24
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