JPH0547652U - モータバルブ - Google Patents

モータバルブ

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JPH0547652U
JPH0547652U JP9888591U JP9888591U JPH0547652U JP H0547652 U JPH0547652 U JP H0547652U JP 9888591 U JP9888591 U JP 9888591U JP 9888591 U JP9888591 U JP 9888591U JP H0547652 U JPH0547652 U JP H0547652U
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JP
Japan
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spool
shaft
valve
motor
servo motor
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Pending
Application number
JP9888591U
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English (en)
Inventor
欽志郎 内藤
勉 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を減少させることにより小型化を図
り、応答性が良く、高精度なスプール位置制御が可能な
モータバルブを提供する。 【構成】 サーボモータ3の軸9にネジ部15を形成
し、このネジ部15と螺合する固定ナット17により軸
支したので、サーボモータ3の正転・逆転に伴って軸9
は左右に往復移動することになる。そして、この軸9に
バルブ5のスプール7を直結したので、軸9の往復移動
と一体にスプール7も往復移動することになる。このた
め、従来のような回転/直線運動変換装置を別個に設け
る必要がないので全体の小型化が図れるし、部品点数が
減少する。また、サーボモータ3とスプール7が直結な
ので、応答性がよく、高精度な制御が可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はモータバルブに係り、特に、高速且つ高精度な制御が要求されるバ ルブとして好適なモータバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のモータバルブは、例えば、エンコーダ等の位置検出手段を装備したサー ボモータと、このサーボモータの回転力を伝える、例えばベルト及びプーリの如 き伝達装置と、伝達装置によって回転駆動されるナットとを有している。このナ ットはベルトによって回転駆動されるプーリと一体になっており、回転のみ可能 であって位置的には移動しないものである。そして、このナットのネジに螺合す るネジ部を装備したスプールが、バルブに内装されている。
【0003】 即ち、サーボモータがベルトによりプーリを回転駆動すると、このプーリと一 体的なナットが回転してスプールのネジ部が往復移動することになる。このよう な回転/直線運動変換装置により、サーボモータがバルブ内のスプールを移動さ せ、作動油の流れる方向と流量が制御される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、以下のような問題点があっ た。
【0005】 (1) サーボモータと回転/直線運動変換装置とバルブが別体なので、装置が大型 化する。
【0006】 (2) 部品点数が多いため、組立が難しい。このため、コストアップや信頼性の低 下を招いている。
【0007】 (3) 回転/直線運動変換装置を介しているため、モータ軸回りの慣性モーメント が大きく、バルブの応答性が悪い。
【0008】 (4) 回転/直線運動変換装置に使用しているベルト等の構成部品の剛性が低いた め、サーボモータの加減速時にスプールの変位がオーバーシュートしたりアンダ ーシュートしたりして、高精度の制御ができない。
【0009】 この考案の目的は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、部 品点数を減少させることにより小型化を図り、応答性が良く、高精度なスプール 位置制御が可能なモータバルブを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るモータバルブは、上記目的を達成するために、バルブのスプー ルをモータにより駆動制御するモータバルブであって、前記モータの軸にバルブ のスプールを直結すると共にモータとバルブを一体的に接合し、且つ前記軸にネ ジ部を設けると共にこのネジ部と螺合する固定ナットにより前記軸を軸支したも のである。
【0011】
【作用】
この考案に係るモータバルブによれば、モータの軸にネジ部を形成してこのネ ジ部と螺合する固定ナットにより軸支したので、モータの正転・逆転に伴って軸 は左右に往復移動することになる。そして、軸とバルブのスプールとを直結する ことにより、軸の往復移動がそのままスプールの往復移動になるので、従来のよ うな回転/直線運動変換装置を別個に設ける必要がなくなり全体の小型化が図れ るし、部品点数が減少して加工コストの低減及び信頼性の向上が図れる。また、 回転/直線運動変換装置に相当するものがないことにより軸回りの慣性モーメン トが減少するので、応答性がよく、高精度な制御が可能になる。
【0012】
【実施例】 以下この考案の好適な一実施例として四方バルブを図1に基づいて説明する。
【0013】 図1に示すモータバルブ1は、サーボモータ3とバルブ5を一体的に結合した ものであり、サーボモータ3によっていわゆるクローズドセンタ形のバルブ5の スプール7を移動させて作動油の流れを制御するものである。即ち、サーボモー タ3の左側に四方バルブ5を一体的に接合し、サーボモータ3の軸9の左側にバ ルブ1のスプール7が回転中心を同じくして一体的に接合してある。
【0014】 軸9及びスプール7は、回転自在且つ左右方向(図中A方向)に往復移動可能 に支持されている。即ち、サーボモータ3の軸9は、軸9に装備されているロー タ11の右側でブッシング13により回転自在且つ左右方向へ摺動自在に支持さ れている。そして、左側にはネジ部15が形成されていて、このネジ部15に螺 合する固定ナット17により回転自在に支持されている。この固定ナット17は サーボモータ3のフレーム19に固定されているため、軸9は回転自在だが回転 に伴って左右方向に移動を強制される状態で支持されている。従って、軸9の回 転に伴って、軸9及びスプール7が一体で左右に移動するようになっている。
【0015】 また、コイル21が巻回されたステータ23の積厚Lsは、前述したように軸 9が左右に移動した際にロータ11がはみ出さないように、ロータ11の幅Lr と、軸9の移動量(ストローク)Xの和よりも大きなものとしている。これによ り、サーボモータ3は常に一定の駆動力を発生することができる。
【0016】 一方、バルブ5の内部には、圧力源25に接続されているPポート、タンク2 7に接続されているTポート、シリンダ29のピストン31の左側に接続されて いるAポート、ピストン31の右側に接続されているBポート等が設けられてい る。そして、中央には、スプール7が左右方向へ移動自在に設けられている。こ のスプール7には、移動することにより前記各ポートを閉鎖したり開放したりす るための弁部33と溝部35が設けられており、これにより作動油の流れを制御 している。
【0017】 さらに、バルブ5の左外側には、位置検出器37が取付けられており、スプー ル7の左右方向移動量を検出して信号を制御装置39に伝達する。制御装置39 は、この信号によりスプール7の位置を検知して、移動量が足りなければサーボ モータ3を回転させてさらにスプール7を移動させ、移動量が大きすぎればサー ボモータ3を逆転させてスプール7を戻すように制御する。
【0018】 次に全体の動作を説明する。図1に示す状態では、スプール7は中立位置にあ り、Aポート、Bポートとも閉鎖されていて作動油の流れはないので、シリンダ 29のピストン31は停止している。次に、サーボモータ3を図中B方向へ回転 させてスプール7を左方向へ移動させると、AポートがPポートにつながり、B ポートがTポートにつながるため、圧力源25からシリンダ29の左側に作動油 が送られ、シリンダ29の右側の作動油がタンク27に流出して、シリンダ29 は右側に移動する。この時の移動量は位置検出器37によって検出され、その信 号に基づいて制御装置39がサーボモータ3の回転を制御して、スプール7を所 定位置に正確に位置決めする。
【0019】 一方、サーボモータ3を図中C方向へ回転させてスプール7を右側に移動させ ると、AポートがTポートにつながり、BポートがPポートにつながるため、圧 力源25からシリンダ29の右側に作動油が送られ、シリンダ29の左側の作動 油がタンク27に流出するため、シリンダ29は左側に移動する。この場合も前 述の場合と同様に、位置検出器37からの信号に基づいて制御装置39がサーボ モータ3を制御して、スプール7を所定位置に正確に位置決めする。
【0020】 このように、サーボモータ3の軸9にネジ部15を形成し、このネジ部15と 螺合する固定ナット17により軸支したので、サーボモータ3の正転・逆転に伴 って軸9が左右に往復移動することになる。そして、この軸9にバルブ5のスプ ール7を直結したので、軸9の往復移動と一体にスプール7も往復移動すること になる。このため、サーボモータ3とバルブ5の間に従来のような回転/直線運 動変換装置を別個に設ける必要がないのでバルブ5全体の小型化が図れるし、部 品点数が減少して加工コストの低下及び信頼性の向上が図れる。また、従来の回 転/直線運動変換装置に相当するものがないことにより、サーボモータ3の軸9 回りの慣性モーメントが小さくできるので、高応答性となる。そして、スプール 7の移動量を位置検出器37で検出し、その信号に基づいて制御装置39がサー ボモータ3を制御するため、高精度な制御が可能である。
【0021】 尚、上記実施例においては、四方バルブを例として説明したが、この考案はこ れに限らず、例えば、二方バルブ,三方バルブ等でも同様に適用できる。また、 油圧バルブに限らず、空圧用のバルブに使用しても、上述のような作用効果を得 ることができる。
【0022】
【考案の効果】
この考案に係るモータバルブは以上説明したような構成のものであり、モータ の軸にネジ部を形成してこのネジ部と螺合する固定ナットにより軸支したので、 モータの正転・逆転に伴って軸は左右に往復移動することになる。そして、軸と バルブのスプールとを直結することにより、軸の往復移動がそのままスプールの 往復移動になるので、従来のような回転/直線運動変換装置を別個に設ける必要 がなくなりモータバルブ全体の小型化を図ることができると共に、部品点数が減 少して加工コストの低減及び信頼性の向上を図ることができる。また、回転/直 線運動変換装置に相当するものがないことにより軸回りの慣性モーメントが減少 するので、高応答性となると共に、高精度な制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るモータバルブの一実施例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 モータバルブ 3 サーボモータ(モータ) 5 バルブ 7 スプール 9 軸 15 ネジ部 17 固定ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブのスプールをモータにより駆動制
    御するモータバルブであって、前記モータの軸にバルブ
    のスプールを直結すると共にモータとバルブを一体的に
    接合し、且つ前記軸にネジ部を設けると共にこのネジ部
    と螺合する固定ナットにより前記軸を軸支したことを特
    徴とするモータバルブ。
JP9888591U 1991-11-29 1991-11-29 モータバルブ Pending JPH0547652U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9888591U JPH0547652U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 モータバルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9888591U JPH0547652U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 モータバルブ

Publications (1)

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JPH0547652U true JPH0547652U (ja) 1993-06-25

Family

ID=14231603

Family Applications (1)

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JP9888591U Pending JPH0547652U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 モータバルブ

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