JPH054736U - バツテリ充電装置 - Google Patents

バツテリ充電装置

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JPH054736U
JPH054736U JP4984491U JP4984491U JPH054736U JP H054736 U JPH054736 U JP H054736U JP 4984491 U JP4984491 U JP 4984491U JP 4984491 U JP4984491 U JP 4984491U JP H054736 U JPH054736 U JP H054736U
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JP
Japan
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charging
time
current
voltage
battery
Prior art date
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Pending
Application number
JP4984491U
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English (en)
Inventor
知男 白石
俊浩 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH054736U publication Critical patent/JPH054736U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電電流の大小に関わらず、常に適正な時間
で充電を行うことができ、もって過充電や充電不足のな
いバッテリ充電装置を提供する。 【構成】 充電器によるバッテリへの充電電圧を検出す
る電圧検出器と、充電電圧がピーク値に達した後に低下
する時点を検出する電圧低下検出手段と、その電圧低下
時点を起点とする時間を計時するタイマと、充電電流を
検出する電流検出器と、充電電流データに応じた充電時
間データ群が記憶された記憶手段と、電流検出値に基づ
いて記憶手段から充電時間データを呼出し、かつ、その
データに応じた時間がタイマによって計時された時点で
充電器による充電を停止する制御手段を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、例えばビデオカメラや携帯用電話等のバ ッテリを、定電流によって充電する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 バッテリを定電流によって充電する際、充電電圧がピーク に達した後に電圧低下が生じるといった特性がある。そこで、従来では、このよ うな特性を利用して、充電時間を制御する充電装置が開発されている。その装置 構成としては、例えば図5のブロック図に示すように、充電器52によるバッテ リ51への充電中に、電圧検出器53によって充電電圧を検出して、その電圧検 出値を電圧低下検出回路54へと逐次に採り込み、そして、その検出回路54に よって、充電電圧のピーク後の電圧低下が生じたことが検出された時点で、タイ マを内蔵した制御回路55が、その検出時点から一定時間が経過した後に充電器 52による充電を停止する構造のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、定電流による充電では、充電 電流が大であるとその充電時間は短く、一方、充電電流が少ないと充電時間は長 く、従って充電時間は充電電流の大きさによって左右されるわけであるが、図5 に示した従来の充電装置によると、電圧低下を検出した時点以後は、充電電流の 大小に関わらず、常に一定時間の充電が行われるので、過充電になる場合や、あ るいは充電不足になるといった不具合が生じていた。
【0004】 本考案は、上記の従来の問題点を解決すべくなされたもので、その目的とする ところは、充電電流の大小に関わらず、常に適正な時間で充電を行うことができ もって過充電や充電不足のないバッテリ充電装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するための構成を、図1 に示す基本概念図を参照して説明すると、本考案は、バッテリaを定電流で充電 する充電器bと、そのバッテリaの両極間の電圧を検出する電圧検出器cと、こ の電圧検出器cの出力から、充電電圧がピーク値に達した後に低下する時点を検 出する電圧低下検出手段dと、その電圧低下の検出時点を起点とする時間を計時 するタイマeと、バッテリaへの充電電流を検出する電流検出器fと、複数の充 電電流データに応じた充電時間データ群が記憶された記憶手段gと、電流検出器 fの検出値に基づいて記憶手段gから充電時間データを呼出し、かつ、そのデー タに応じた時間がタイマeによって計時された時点で充電器bによる充電を停止 する制御手段hを備えていることによって特徴づけられる。
【0006】
【作用】 例えば、図4に示すような充電特性曲線に基づいて、充電電圧が ピークに達した後に低下しはじめる時点から充電完了までに要する時間を、各種 の充電電流データごとに求めておき、そのデータ群を記憶手段gに記憶しておく ことで、充電電圧がピークに達した後の充電時間が、その充電中の電流値に応じ た適正な時間に設定される。
【0007】
【実施例】 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。 図2は本考案実施例の構成を示すブロック図である。 バッテリ1は、ビデオカメラあるいは携帯用電話等の負荷9に対する電源とし て用いられる。このようなバッテリ1には、充電器2および電圧検出器3がそれ ぞれ並列に接続され、さらに電流検出器4が直列に接続されている。
【0008】 充電器2はバッテリ1を定電流によって充電するためのもので、その駆動はマ イクロコンピュータ8によって制御される。このマイクロコンピュータ8には、 電圧検出器3および電流検出器4、ならびに装置周囲の温度を検出する温度セン サ5の出力信号が、それぞれマルチプレクサ6およびA/D変換器7を介して順 次入力される。
【0009】 マイクロコンピュータ8のメモリには、例えば図3の表に示すようなテーブル がファイルされている。このテーブルには、例えば図4(a) および(b) に示す充 電特性線図から、充電電圧がピークに達した後に低下しはじめる時点から充電完 了までの時間を、装置周囲の温度と充電電流とをパラメータとして読み取ったデ ータ群が記載されている。
【0010】 そして、マイクロコンピュータ8は、充電器2にバッテリ1への充電中での、 電圧検出器3の出力信号を監視しており、その検出値が充電電圧がピークに達し た後に低下しはじめた時点を起点として計時を開始するとともに、充電中の電流 検出器4および温度センサ5の出力に基づいて、その両者の検出値に対応する充 電時間データをテーブルから呼び出して、このデータに応じた時間が経過した時 点で、充電器2による充電を停止するよう構成されている。なお、充電器2の充 電開始時期は、AC電源に接続した時点としてもよいし、あるいはスイッチ等に よって開始時期を設定するようにしてもよい。
【0011】 以上の構成とすることにより、例えば、周囲温度の検出値が20℃で、充電電 圧低下時の電流検出値が0.2(CmA)であるとすると、電圧低下後に180(min)の時間 が経過した時点で充電が停止され、また、温度検出値が20℃で、電流検出値が 1.0(CmA)であるならば、20(min) の時間が経過した時点で充電が停止される。こ のように、充電時間は、その充電時の温度および充電電流値に適した時間に設定 されるので、過充電や充電不足がなくなって、常に適正な充電を行うことができ る。なお、この実施例のテーブルでは、説明の簡略化のために、周囲温度が0, 20および40℃についてのデータのみを示しているが、これに限られることな く、その温度パラメータを、例えば1℃刻みとしておけば、さらに正確な充電時 間を設定できることは勿論である。
【0012】 なお、以上の実施例においては、充電時間が装置の周囲温度にも左右されるこ とから、その温度条件をも含めて充電時間を決定するよう構成しているが、本考 案はこれに限定されることなく、充電電流のみを制御量として充電時間を決定す るよう構成してもよい。 また、充電器2として、普通充電と急速充電の2種類しかないものを使用する 場合には、例えば、その両者の充電電流の中間値をしきい値として電流検出値の 大小のみを判断して、小さければ普通充電の充電時間、大きければ急速充電の充 電時間を設定するように構成してもよい。
【0013】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、充電電流を検出し て、その電流値に応じて、充電電圧がピーク値に達した後(電圧低下後)の充電 時間を制御するよう構成したので、充電電流の大小に関わらず、常に適正な充電 を行うことができ、これにより過充電や充電不足を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の構成を示す基本概念図
【図2】 本考案実施例の構成を示すブロック図
【図3】 本考案実施例のマイクロコンピュータのメモ
リにファイルされたテーブルの内容を示す表
【図4】 充電特性を示すグラフ
【図5】 従来のバッテリ充電装置の構成例を示すブロ
ック図
【符号の説明】
1・・・・バッテリ 2・・・・充電器 3・・・・電圧検出器 4・・・・電流検出器 8・・・・マイクロコンピュータ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 バッテリを定電流で充電する充電器と、
    そのバッテリの両極間の電圧を検出する電圧検出器と、
    この電圧検出器の出力から、充電電圧がピーク値に達し
    た後に低下する時点を検出する電圧低下検出手段と、そ
    の電圧低下の検出時点を起点とする時間を計時するタイ
    マと、上記バッテリへの充電電流を検出する電流検出器
    と、複数の充電電流データに応じた充電時間データ群が
    記憶された記憶手段と、上記電流検出値に基づいて上記
    記憶手段から充電時間データを呼出し、かつ、そのデー
    タに応じた時間が上記タイマによって計時された時点で
    上記充電器による充電を停止する制御手段を備えてなる
    バッテリ充電装置。
JP4984491U 1991-06-28 1991-06-28 バツテリ充電装置 Pending JPH054736U (ja)

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