JPH0546734A - パターン認識方法 - Google Patents

パターン認識方法

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JPH0546734A
JPH0546734A JP3205735A JP20573591A JPH0546734A JP H0546734 A JPH0546734 A JP H0546734A JP 3205735 A JP3205735 A JP 3205735A JP 20573591 A JP20573591 A JP 20573591A JP H0546734 A JPH0546734 A JP H0546734A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑なパターンを示す認識対象に対しても、
認識率を向上させて高い精度の認識が行えるパターン認
識方法を提供する。 【構成】 矩形の標準パターン領域11を標準のパター
ン8と略同形状の認識領域14が区画されるように矩形
の第1,第2の否認識領域12,13によって区画した
標準画像1と、同様に認識領域14に対応する検出範囲
19を区画したマスク画像2とを予め設定しておき、対
象画像3からマスク画像2の検出範囲19によって対象
物のパターン8′を含む認識領域14と同形状の検出領
域23を切り出し、続いて認識領域14のデータと検出
領域23のデータとの相関係数f(x)を算出し、対象
物のパターン8′と標準のパターン8との類似度を算出
してパターンの認識を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体チップの
位置検出や文字、形状などの外観検査を行うときの画像
処理装置等に用いられるパターン認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップの位置検出及びマス
クや製品の外観検査、物品認識等に用いられるパターン
認識方法は、認識領域に一つの矩形を用いて行う認識方
法によっていた。例えば矩形認識領域内の対象物のパタ
ーンの入力データを得て、この入力データと予め用意さ
れた基準のパターンの基準データとを比較し、それぞれ
のデータの間の類似度によって対象物が用意された基準
のパターンを有するものであるか否かを判別するように
して認識は行われていた。この認識方法は面積を根拠と
するデータを比較して行われており、そのため対象物の
パターンが半導体ペレット等のように四角形のものの場
合には、そのまま矩形の認識領域を適用すればパターン
の認識領域内で占める割合が高く、比較的高い精度で認
識を行うことができて問題が生じてこなかった。
【0003】しかし、対象物のパターンが四角形でない
もの、例えば文字や物品の形状のような複雑なパターン
を示すものの場合には、各パターンの認識領域内で占め
る割合が低くて認識領域の全域を使っての認識が行えな
いため、外観検査や物品認識等を高分解能で実施するこ
とが出来ず、高い精度での認識を行うことができない状
況にあった。また認識領域が矩形のため、対象物のパタ
ーンの他に対象としないもののパターンがその近傍にあ
る場合には、対象としないもののパターンを含めたデー
タが入力されて誤った認識判断が成されることになり認
識率の低下を招く虞があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような複雑なパ
ターンを示すものの場合には高分解能、高認識率の認識
が行えない状況に鑑みて本発明はなされたもので、その
目的とするところは複雑なパターンを示す認識対象にお
いても十分に高い分解能を備え、高い精度での認識が行
え、認識率の低下を招く虞がないパターン認識方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン認識方
法は、二次元の対象物のパターンを標準のパターンと比
較し、類似度を算出して認識を行なうパターン認識方法
において、標準のパターンを包含するように矩形の標準
パターン領域を設定し、この標準パターン領域を標準の
パターンを含む認識領域が設定されるように少なくとも
1つの矩形の否認識領域によって区画して標準画像とし
て記憶すると共に、標準画像と同形状に区画され認識領
域を検出範囲として区画されたマスク画像を設定し、対
象物のパターンを包含する対象画像からマスク画像によ
って検出範囲に対応する該対象画像の検出領域を切り出
し、切り出された検出領域のデータと認識領域のデータ
とによって対象物のパターンと標準のパターンとの類似
度を算出するようにして認識を行うことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】上記のように構成されたパターン認識方法は、
先ず矩形の標準パターン領域を設定し、標準パターン領
域を標準のパターンを含むこの標準のパターンと略同形
状の認識領域が区画されるように少なくとも1つの矩形
の否認識領域によって区画して標準画像を設定し、また
標準画像と同じ様に認識領域に対応する検出範囲を区画
したマスク画像を設定して予め両画像を記憶しておき、
次に対象画像から記憶したマスク画像の検出範囲によっ
て対象物のパターンを含む認識領域と同形状の検出領域
を切り出し、続いて記憶した標準画像の認識領域のデー
タと対象画像の検出領域のデータとの相関係数を算出
し、この算出結果にもとづき対象物のパターンと標準の
パターンとの類似度を算出するようにしてパターンの認
識を行う。これにより認識領域及び検出領域内でのパタ
ーンが占める割合が大きくなって、対象としないパター
ンが含まれたデータが入力されて誤った認識判断が成さ
れることが少なくなり、複雑なパターンを示す認識対象
に対しても十分に高い分解能を備え、高い精度での認識
を行なうことができ、且つ認識率を向上させることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本実施例は、例えば物品の認識を行う認識装置
で、図1はその基本構成を示す図である。図において1
は物品の認識にあたって基準となる標準のパターンを有
して記憶されている標準画像であり、2はマスクが設定
されて記憶されているたマスク画像であり、3は例えば
テレビカメラで撮像して得られる入力画像4の中に含ま
れ、認識の対象である物品の対象物のパターンを有する
対象画像である。5は計算回路で相関係数を計算して標
準のパターンに対する対象物のパターンの類似度の算出
を行う。6は類似度マトリクスである。
【0008】図2は本実施例の主要部である処理部のブ
ロック図を示すもので、これによりパターン認識の過程
を説明する。先ず、物品の認識にあたって標準画像1の
作成が行われる。以下、例として二次元のパターン形状
がT字状のものを取り上げて説明する。標準画像1の作
成は、対象とする物品に対して基準となるものの二次元
の画像を例えばテレビカメラで撮像して形成し、この画
像のデータをパターン領域設定回路7に入力し、ここで
図3に示すように画像内の基準となるものの二次元のパ
ターン、すなわちT字状の標準のパターン8の全体を包
含するように単一の矩形のパターン領域9を設定する。
【0009】パターン領域9を設定後、標準パターン領
域区画回路10でパターン領域9の全体枠を標準パター
ン領域11として領域内の標準のパターン8が存在しな
い部分、すなわち図4中の左右下部をそれぞれ矩形の第
1の否認識領域12及び第2の否認識領域13として指
定し、標準のパターン8が存在する部分の認識領域14
が標準のパターン8に近似した形状となるようにする。
そして図5に示すように標準パターン領域11の第1,
第2の否認識領域12,13に二値化信号(“1”又は
“0”)の“0”を書き込み、各領域12,13,14
に区画された標準画像1として標準画像格納回路15に
記憶させる。
【0010】一方、パターン領域設定回路7からの出力
データを得てマスクパターン領域区画回路16で、認識
領域部14と第1,第2の否認識領域12,13とに区
画された標準画像1と同様に区画された同形状のマスク
画像2を図6に示すように作成し、このマスク画像2
を、標準画像1の第1,第2の否認識領域12,13に
対応する部分を第1,第2の否検出範囲17,18と
し、また認識領域14に対応する部分を検出範囲19と
してそれぞれ区画する。そして検出範囲19に二値化信
号の“1”を書き込み、また両否検出範囲17,18に
“0”を書き込み、マスク画像格納回路20にマスク画
像2として記憶させる。
【0011】以上の前処理により標準画像1とマスク画
像2を得て記憶させた後、対象とする物品を例えばテレ
ビカメラによって撮像して二次元の入力画像4のデータ
を得る。得られた入力画像4のデータを入力データ切出
し回路21に入力し、図7に示すように種々のパターン
の中から該当する物品のパターンを包含するように矩形
に抜き出して略T字状の対象物のパターン8′を含む二
次元の対象画像3を得る。
【0012】続いて、得られた対象画像3の対象画像デ
ータQと記憶させたマスク画像2のマスク画像データM
を論理積回路22に入力する。そして論理積回路22の
出力データPとして、図8に示すような標準のパターン
8に近似した形状のマスク画像2の検出範囲19に対応
する対象物のパターン8′を含む対象物画像3の検出領
域23を切り出す。
【0013】次に、論理積回路22の出力データPと標
準画像格納回路15に記憶された標準画像1の標準画像
データRとを計算回路5に入力する。計算回路5では標
準パターン8を含む認識領域14のデータと切り出され
た検出領域23のデータとによって、認識領域14の全
面積に対する標準パターン8の占める割合と、検出領域
23の全面積に対する対象物のパターン8′の占める割
合とが比較されて相関係数fが計算され、標準パターン
8に対する対象物のパターン8′の類似度が求められ
る。なお相関係数f(x)は標準画像データR(x)
と、対象画像データQを処理して得られた出力データP
(x)とにより例えば次式によって計算される。
【0014】
【数1】
【0015】但し、Kは積分範囲である。
【0016】そして相関係数f(x)は+1〜0〜−1
の値をとり、f(x)=+1で最大の一致度を示すこと
になり、得られた類似度の値の大小をもとに、例えば対
象物のパターン8′が標準パターン8に対し同一のもの
と認識できるものであるか否か等の認識が行われる。
【0017】このように本実施例は構成されているた
め、四角形でない対象物であっても、その形状に合わせ
例えば複数の第1,第2の否認識領域12,13によっ
て標準画像1内に標準のパターン8と略同形状の認識領
域14が区画され、認識領域14内での標準のパターン
8の占有する面積が非常に大きなものとなり、標準のパ
ターン8のデータを多くすることができる。そのため標
準のパターン8以外のデータが認識領域14内に入り込
む割合は小さなものとなる。その結果、認識領域14と
同様にマスク画像2の検出範囲19によって切り出され
た対象物画像3の検出領域23内に目的とする対象物の
パターン8′以外のデータが入ることが非常に少なくな
り、対象物のパターン8′と標準のパターン8とが正確
に対比できて認識率を向上させることができる。また、
認識領域14から得られる標準のパターン8の多くのデ
ータと検出領域23における対象物のパターン8′とが
比較されて相関係数f(x)が算出されるので、標準パ
ターン8と対象物のパターン8′との対比が細部にわた
って高分解能で実施することができ、高い精度での認識
を行うことができる。
【0018】尚、本発明は上記の実施例のみに限定され
るものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し
て実施し得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、矩形の標準パターン領域を標準のパターンを含む認
識領域が設定されるように少なくとも1つの矩形の否認
識領域によって区画して標準画像を設定し、またマスク
画像によって認識領域と同形状に対象画像の検出領域を
切り出し、検出領域のデータと認識領域のデータとによ
って対象物のパターンと標準のパターンとの類似度を算
出するようにして認識を行う構成としたことにより、複
雑なパターンを示す認識対象に対しても十分に高い分解
能を備え、高い精度での認識を行なうことができ、且つ
認識率を向上させることができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の処理部のブロック図であ
る。
【図3】図2に係わる標準パターンを包含したパターン
領域を示す図である。
【図4】図2に係わる区画された標準パターン領域図を
示す図である。
【図5】図2に係わる標準画像を示す図である。
【図6】図2に係わるマスク画像を示す図である。
【図7】図2に係わる入力画像を示す図である。
【図8】図2に係わる対象マスク画像を示す図である。
【符号の説明】
1…標準画像 2…マスク画像 3…対象画像 8…標準のパターン 8′…対象物のパターン 11…標準パターン領域 12…第1の否認識領域 13…第2の否認識領域 14…認識領域 19…検出範囲 23…検出領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元の対象物のパターンを標準のパタ
    ーンと比較し、類似度を算出して認識を行なうパターン
    認識方法において、前記標準のパターンを包含するよう
    に矩形の標準パターン領域を設定し、この標準パターン
    領域を前記標準のパターンを含む認識領域が設定される
    ように少なくとも1つの矩形の否認識領域によって区画
    して標準画像として記憶すると共に、前記標準画像と同
    形状に区画され前記認識領域を検出範囲として区画され
    たマスク画像を設定し、前記対象物のパターンを包含す
    る対象画像から前記マスク画像によって前記検出範囲に
    対応する該対象画像の検出領域を切り出し、切り出され
    た前記検出領域のデータと前記認識領域のデータとによ
    って前記対象物のパターンと前記標準のパターンとの類
    似度を算出するようにして認識を行うことを特徴とする
    パターン認識方法。
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