JPH0546711Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546711Y2 JPH0546711Y2 JP1989022198U JP2219889U JPH0546711Y2 JP H0546711 Y2 JPH0546711 Y2 JP H0546711Y2 JP 1989022198 U JP1989022198 U JP 1989022198U JP 2219889 U JP2219889 U JP 2219889U JP H0546711 Y2 JPH0546711 Y2 JP H0546711Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wool
- fabric
- feathers
- comforter
- filling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 210000003746 feather Anatomy 0.000 claims description 19
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims description 8
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Landscapes
- Bedding Items (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は中わたの構成に特徴を有する掛け用ふ
とんに係る。
とんに係る。
(ロ) 従来の技術
本考案者は実願昭63−139542号考案において、
絹わた使用の掛け用ふとんの圧縮弾性を改善する
目的で、上下二層にそれぞれクリンプ加工を施し
た絹わたを配し、中間層に羽毛を配した、三層構
造のふとんわたを使用して成る掛け用ふとんを提
案した。この引用考案では、クリンプ加工により
絹わた圧縮弾性は相当に改善されたが、絹わたは
本来圧縮に対する回復力がきわめて弱い性質を持
つているから、クリンプ加工による圧縮弾性の増
大には自ら限界があるのは止むをえなかつた。
絹わた使用の掛け用ふとんの圧縮弾性を改善する
目的で、上下二層にそれぞれクリンプ加工を施し
た絹わたを配し、中間層に羽毛を配した、三層構
造のふとんわたを使用して成る掛け用ふとんを提
案した。この引用考案では、クリンプ加工により
絹わた圧縮弾性は相当に改善されたが、絹わたは
本来圧縮に対する回復力がきわめて弱い性質を持
つているから、クリンプ加工による圧縮弾性の増
大には自ら限界があるのは止むをえなかつた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
本考案は、前記引用考案の思想を発展させ、あ
えて絹わたの使用にはこだわらないで、羽毛と、
天然のクリンプを有する羊毛との併用により、圧
縮弾性、かさ高性、フイツト性等にすぐれた掛け
用ふとんを提供することを目的とする。
えて絹わたの使用にはこだわらないで、羽毛と、
天然のクリンプを有する羊毛との併用により、圧
縮弾性、かさ高性、フイツト性等にすぐれた掛け
用ふとんを提供することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段
例示の図を用いて説明すると、本考案は、掛け
用布団に使用する中わたの構成を、上下二層にそ
れぞれ羊毛わた１，２を配し、中間層に羽毛３を
配した三層構造とし、上下二層はそれぞれ羊毛わ
た１，２を布地４，５で包被して成り、中間層は
羽毛３を布地６で包被して成り、前記羊毛わた
１，２は、クリンプの多い羊毛をカードにかけて
得たウエブの積層物で成るわたに蒸熱処理を施す
ことにより、カード工程で引き伸ばされたクリン
プを元に戻した、弾性強化加工の羊毛わたである
ことを特徴とする掛け用ふとんに係る。
用布団に使用する中わたの構成を、上下二層にそ
れぞれ羊毛わた１，２を配し、中間層に羽毛３を
配した三層構造とし、上下二層はそれぞれ羊毛わ
た１，２を布地４，５で包被して成り、中間層は
羽毛３を布地６で包被して成り、前記羊毛わた
１，２は、クリンプの多い羊毛をカードにかけて
得たウエブの積層物で成るわたに蒸熱処理を施す
ことにより、カード工程で引き伸ばされたクリン
プを元に戻した、弾性強化加工の羊毛わたである
ことを特徴とする掛け用ふとんに係る。
本考案における羽毛には、ダウン及びスモール
フエザーが含まれる。
フエザーが含まれる。
図中、７はふとんの表布、８は裏布、９はそれ
らの縫合部、１０は羽毛包被布地６の縫合部、１
１は羊毛わた包被布地４の縫合部、１２は羽毛包
袋の表面に生じた凹みを示す。
らの縫合部、１０は羽毛包被布地６の縫合部、１
１は羊毛わた包被布地４の縫合部、１２は羽毛包
袋の表面に生じた凹みを示す。
(ホ) 作用及び効果
本考案は、掛け用ふとんの中わたを三層構造と
し、上下二層にそれぞれ羊毛わたを配し、中間層
に羽毛を配しているから、従来の羊毛わたのみの
ふとんに比べて、羽毛層の存在によつてかさ高性
と圧縮弾性が増大する。
し、上下二層にそれぞれ羊毛わたを配し、中間層
に羽毛を配しているから、従来の羊毛わたのみの
ふとんに比べて、羽毛層の存在によつてかさ高性
と圧縮弾性が増大する。
しかも、本考案で使用する羊毛わたは、クリン
プの多い羊毛をカードにかけて得たウエブの積層
物で成るわたに、蒸熱処理を施すことにより、カ
ード工程で引き伸ばされたクリンプを元に戻し
た、弾性強化加工の羊毛わたであるから、羊毛わ
た自信も圧縮弾性とかさ高性にすぐれており、そ
のことが、前記の羽毛層の存在による圧縮弾性と
かさ高性の増大を一段と顕著に引き立たせる効果
を奏する。
プの多い羊毛をカードにかけて得たウエブの積層
物で成るわたに、蒸熱処理を施すことにより、カ
ード工程で引き伸ばされたクリンプを元に戻し
た、弾性強化加工の羊毛わたであるから、羊毛わ
た自信も圧縮弾性とかさ高性にすぐれており、そ
のことが、前記の羽毛層の存在による圧縮弾性と
かさ高性の増大を一段と顕著に引き立たせる効果
を奏する。
また本考案の掛け用ふとんは、従来の羽毛ふと
んがフイツト性にやや欠ける難点があつたのに対
して、上下二層に羊毛わたを使用したことによ
り、羊毛わたの持つフイツト性により、ふとんが
身体に添いやすくなり、前記のかさ高性と、この
フイツト性により、保温性がきわめて良い。
んがフイツト性にやや欠ける難点があつたのに対
して、上下二層に羊毛わたを使用したことによ
り、羊毛わたの持つフイツト性により、ふとんが
身体に添いやすくなり、前記のかさ高性と、この
フイツト性により、保温性がきわめて良い。
次に、上下二層の羊毛わた及び中間層の羽毛を
それぞれ布地で包被したことの作用効果について
述べる。中間層の羽毛包袋の表面には、羽毛の性
質上、凹み１２が生じやすいが、上下二層の羊毛
わたをそれぞれ布地で包被したことにより、凹み
１２に羊毛わたが入り込まず、凹みが空所として
存在するから、ふとんのかさ高性が維持され、保
温性が高まるという効果を奏する。
それぞれ布地で包被したことの作用効果について
述べる。中間層の羽毛包袋の表面には、羽毛の性
質上、凹み１２が生じやすいが、上下二層の羊毛
わたをそれぞれ布地で包被したことにより、凹み
１２に羊毛わたが入り込まず、凹みが空所として
存在するから、ふとんのかさ高性が維持され、保
温性が高まるという効果を奏する。
上記のように、本考案の掛け用ふとんは、圧縮
弾性、かさ高性が優秀で、フイツト性もよいか
ら、保温性が大きく、また羊毛わたの存在によつ
て吸湿性も良いという幾多の利点を有するもので
ある。
弾性、かさ高性が優秀で、フイツト性もよいか
ら、保温性が大きく、また羊毛わたの存在によつ
て吸湿性も良いという幾多の利点を有するもので
ある。
(ヘ) 実施例
40〜60mm長のクリンプの多い羊毛を石鹸液にて
精洗し、必要により稀硫酸処理により夾雑物を炭
化、除去する。この羊毛をカードにかけ、得られ
るウエブを積層し、この積層物を蒸熱機に導い
て、150℃前後のスチームを30〜60秒掛けて蒸熱
し、熱風乾燥機に導いて乾燥する。この蒸熱処理
により、カード工程で引き伸ばされたクリンプは
元に戻り、弾性変化がおこなわれる。この弾性強
化加工を施した羊毛わたをポリエステルの薄い不
織布で包被する。別に、ダウン、又はダウンにス
モールフエザーを混合した羽毛を綿ポリエステル
混のダウンプルーフの生地でふとんの広さに包袋
する。前記の不織布で包被した羊毛わたを上下の
二層に、羽毛包袋を中間に配して重ね合わせ、表
布及び裏布で包んで縫合し、表裏を綴じて本考案
の掛け用ふとんを得る。
精洗し、必要により稀硫酸処理により夾雑物を炭
化、除去する。この羊毛をカードにかけ、得られ
るウエブを積層し、この積層物を蒸熱機に導い
て、150℃前後のスチームを30〜60秒掛けて蒸熱
し、熱風乾燥機に導いて乾燥する。この蒸熱処理
により、カード工程で引き伸ばされたクリンプは
元に戻り、弾性変化がおこなわれる。この弾性強
化加工を施した羊毛わたをポリエステルの薄い不
織布で包被する。別に、ダウン、又はダウンにス
モールフエザーを混合した羽毛を綿ポリエステル
混のダウンプルーフの生地でふとんの広さに包袋
する。前記の不織布で包被した羊毛わたを上下の
二層に、羽毛包袋を中間に配して重ね合わせ、表
布及び裏布で包んで縫合し、表裏を綴じて本考案
の掛け用ふとんを得る。
図は本考案の１実施例を示す掛け用ふとんの端
部の断面図である。 １，２……弾性強化加工を施した羊毛わた、３
……羽毛、４，５……羊毛わたを包被する布地、
６……羽毛を包被する布地、７……表布、８……
裏布。
部の断面図である。 １，２……弾性強化加工を施した羊毛わた、３
……羽毛、４，５……羊毛わたを包被する布地、
６……羽毛を包被する布地、７……表布、８……
裏布。
Claims (1)
- 掛け用ふとんに使用する中わたの構成を、上下
二層にそれぞれ羊毛わたを配し、中間層に羽毛を
配した三層構造とし、上下二層はそれぞれ羊毛わ
たを布地で包被して成り、中間層は羽毛を布地で
包被して成り、前記羊毛わたは、クリンプの多い
羊毛をカードにかけて得たウエブの積層物で成る
わたに蒸熱処理を施すことにより、カード工程で
引き伸ばされたクリンプを元に戻した、弾性強化
加工の羊毛わたであることを特徴とする掛け用ふ
とん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989022198U JPH0546711Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989022198U JPH0546711Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02112166U JPH02112166U (ja) | 1990-09-07 |
| JPH0546711Y2 true JPH0546711Y2 (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=31240096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989022198U Expired - Lifetime JPH0546711Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0546711Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5761700B1 (ja) * | 2014-11-18 | 2015-08-12 | 有限会社明伸 | 羽毛布団及び羽毛布団用カバー |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS552877U (ja) * | 1979-04-25 | 1980-01-10 | ||
| JPS5522956U (ja) * | 1978-08-02 | 1980-02-14 | ||
| JPS5551049A (en) * | 1978-08-16 | 1980-04-14 | Mobil Oil | Manufacture of e isomer of over 98 * purity of arylalkylketoxime |
| JPS5710616U (ja) * | 1980-06-11 | 1982-01-20 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58108850U (ja) * | 1982-01-19 | 1983-07-25 | 小室 三男 | 羽毛を使用した磁気かけふとん |
| JPS61156565U (ja) * | 1985-03-19 | 1986-09-29 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1989022198U patent/JPH0546711Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522956U (ja) * | 1978-08-02 | 1980-02-14 | ||
| JPS5551049A (en) * | 1978-08-16 | 1980-04-14 | Mobil Oil | Manufacture of e isomer of over 98 * purity of arylalkylketoxime |
| JPS552877U (ja) * | 1979-04-25 | 1980-01-10 | ||
| JPS5710616U (ja) * | 1980-06-11 | 1982-01-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02112166U (ja) | 1990-09-07 |
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