JPH0546640Y2 - - Google Patents

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JPH0546640Y2
JPH0546640Y2 JP16474787U JP16474787U JPH0546640Y2 JP H0546640 Y2 JPH0546640 Y2 JP H0546640Y2 JP 16474787 U JP16474787 U JP 16474787U JP 16474787 U JP16474787 U JP 16474787U JP H0546640 Y2 JPH0546640 Y2 JP H0546640Y2
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hinge
vertical
rod
screw
hinges
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 a 産業上の利用分野 本案は、携帯できて、高いところなどの仕事を
する時、引き延ばして高さを調節して使用し、又
使用しない時は折りたたんでおけばあまり場所を
取らず、保管に便利である。その上、電気が導通
しない様に作つてあるので、特に電気関係の作業
に安全な折りたたみ式の梯子に関するものであ
る。
b 従来の技術とその問題点 従来、一般の携帯運搬出来る梯子は木製であれ
ば折りたたみにくいし、金属製であれば電気関係
の工事に使用する場合は、使用者のみならず、梯
子自身が電線にタツチすると使用者が電気に導通
されて、電撃を受ける危険性がある。又折りたた
めない梯子はその長さの為に一般の家に保管した
り運搬するにもとても不便である。それで、一般
の家庭は梯子を準備する習慣が無い。
B 考案の構成 a 問題を解決しようとする手段 本願では、下記の構成のものによつて、上述し
た問題を解決しようとするものである。すなわ
ち、本願のものは、折りたたみ式の梯子に電気を
絶縁させる手段として、4段(或は何段でもよ
い)に折りたためる様に竪棒を組み合わせる蝶番
を不導電のプラスチツク材で作つて、電気関係の
工事に使用する場合の使用者の感電の危険性を防
止し、又3種の長さに延ばしたり折りたためる様
にして、使用上、運搬上と保管上の安全と便利を
図つた。
b 考案の実施例 先ず第17図が示す如く、本案の折りたたみ式
の梯子は蝶番1、竪棒2、脚踏横棒3、連結横棒
4の主要部分で構成される。
蝶番1は雄蝶番11と雌蝶番12を含み、電気
の絶縁材質、例えばナイロン、ガラス繊維等で作
る。
第1,2図が示す雄蝶番11は噛み合わせ用の
歯111を設け、この歯111の中央部には横向
きに1本のねじ棒112を埋め込み、このねじ棒
112は左ねじ山或は右ねじ山を切つておく。な
お、雄蝶番11は柄を持ち、この柄にはある複数
のへこみ溝113を付設する。
次に、第3,4図が示す雌蝶番12は大体雄蝶
番11と同じ形状構造を持ち、同様に歯121と
へこんだ溝123を付設し、歯121の中央部に
は1個の孔122を開けて、雄蝶番11のねじ棒
112に貫通させる。
さらに、第5,6図が示す竪棒2はアルミ材で
プレスして作り上げ、中間に縦に設けた孔は蝶番
1の柄に差し込ませて、又棒壁には10個のへこみ
溝をプレスで形成させて、蝶番の溝113,12
3に嵌り合わせて蝶番と竪棒が組み付けられる。
リベツトは全然使用しない。
なお、竪棒2は平頭ねじをはめるねじ孔21と
溝22を設けて、脚踏横棒3を竪棒2に組み付け
る時、溝22で脚踏横棒3の両末端に嵌らせて、
ねじ24を竪棒2の外側からねじ孔21にねじ込
んでから、脚踏横棒3のねじ孔31にねじ込んで
両者を固定させる。
ねじ孔21と溝22はプレス加工で設置できる
から、ドリルによる穿孔工作を省略できる。
次に、第7,8図が示す脚踏横棒3の表面は横
向きの線条を設けて、脚に踏まれる時の摩擦力を
増加して滑らない様にし、その両端には2本のね
じ孔31を付けた管を設け、この両管の間は壁3
2を連接して脚踏横棒3自身の強度を増加させ
る。次に第9,10図が示す連結横棒4は円孔の
ある長い棒にして、両端の円孔41は蝶番1のね
じ棒112とねじ合つて両者を組み合わす用に供
し、一端の円孔41は左ねじ山、別端の円孔41
は右ねじ山に作つておく。
第11図、12図が示す雄蝶番11、雌蝶番1
2は竪棒2と連結されるが、竪棒2を工具で〓み
挟んで、雄蝶番11或は雌蝶番12の柄を竪棒2
の末端の縦孔に差し込んで、蝶番1の溝113或
は123を竪棒のへこみ溝と嵌り合わせると、竪
棒2と雄蝶番11或は雌蝶番12は堅固に組み合
わされて相互に分離できなくなる。その後雄蝶番
11と雌蝶番12を組み合わせてから、連結横棒
4を両側の雄蝶番11のねじ棒112にねじ合わ
せて組み付ける。
本案の梯子は4段あるが、毎段の梯子を構成す
るには2本の竪棒2を左右に対称の脚にして、雄
蝶番11のねじ棒112は左右各別に左ねじ山と
右ねじ山を切つておき、それで、連結横棒4の単
方向回転は左右両側のねじ棒112を同時に締め
付けるか或は緩める作動となる。それで連結横棒
4を緩めた時には、今迄噛み合つていた雄蝶番1
1の歯111と雌蝶番12の歯121は緩くなつ
て相互に離れられるので、それで両蝶番11,1
2が形成する角度(挟角)を調節できる。
又、調節を完了したら、連結横棒4を反対の方
向に回転させて、蝶番を締め付けると両歯11
1,121は相互に噛み合つて蝶番が固定され
る。
第13,14図が示す竪棒2の溝22は脚踏横
棒3の末端に嵌らせてねじ24を竪棒2の外側か
らねじ込んで、両者の組み付けを堅固にする。又
ねじ24は平頭のものにし、ねじ孔21にねじ合
わせるとその頭が穴の中に沈んで、細長い金属片
25を竪棒2の差し込み溝26に差し込めば、ね
じ24の頭をおさえて、その緩んで脱落すること
を防止し、使用上の安全を図つた。
本案の梯子は第17図が示す如く、3対の蝶番
1を4節の竪棒2の中間に連結してあるので、使
用しない時は長さを4分の1に折たためるから、
運搬や保管に便利で場所をとらず、使用する時は
第16図の如くV字型にしたり、或は第17図の
一直線に引き伸せる。
組立の変化はただ連結横棒4を回転し、左右両
側の蝶番1を緩めて、雄蝶番11の歯111と雌
蝶番12の歯121を相互に離れさせた後、この
梯子を所要の高さ、形状に引き伸ばし、適当な角
度に調節してから、連結横棒4を反対の方向に回
して締め付ければ梯子は固定される。なお、図中
23は中空の孔、42はねじ山である。
c 作用 効果と共に説明する。
C 考案の効果 本案の梯子の高さと形状を変更する操作は簡単
で、各蝶番1は電気の絶縁材料で作つてあるから
梯子自身或は使用者が不注意の為に万一電線にタ
ツチしても電撃を受ける危険性は決して発生しな
いからとても使用上安全である。
又、必要があれば、最下端の竪棒に滑り止め1
3を塞入しておけば、更に使用上の安全を増加す
る。なお、各部分はプレスで製作できるので、リ
ベツトによる強化工作を省略できて、コストを低
下できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は雄蝶番の正面図、第2図は同上の側面
図、第3図は雌蝶番の正面図、第4図は同上の側
面図、第5図は竪棒の平面図、第6図はA−A線
断面図、第7図は脚踏横棒の平面図、第8図は同
上の脚踏横棒の側面図、第9図は連結横棒の平面
図、第10図は同上の側面図、第11図は蝶番と
竪棒の組み合わせた状態の平面図、第12図は同
上のB−B線断面図、第13図は第14図のC−
C線断面図、第14図は第13図のD−D線断面
図、第15図は本案を最小体積に折りたたんだ状
態の側面図、第16図はV字型に折りたたんだ状
態の側面図、第17図は本案を一直線に組み合わ
せた状態の正面図である。 1……蝶番、11……雄蝶番、112……ねじ
棒、113……溝、12……雌蝶番、111……
歯、121……歯、122……孔、123……
溝、13……滑り止め、2……竪棒、21……ね
じ孔、22……溝、23……中空の孔、24……
ねじ、25……金属片、26……差し込み溝、3
……脚踏横棒、31……ねじ孔、32……壁、4
……連結横棒、41……円孔、42……ねじ山。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 下記の蝶番、竪棒、脚踏横棒、連結横棒から
    なることを特徴とする折りたたみ式の梯子。 イ 上記蝶番は、電気の絶縁材質で雄蝶番と雌
    蝶番を作り、両者の相互に向い合う面に噛み
    合う歯を付設し、蝶番と一体になつている柄
    には凹んだ溝を付設し、この凹んだ溝に竪棒
    の凹んだ管壁が嵌り込んで蝶番と竪棒が相互
    に固定して組み合わされるほか、雄蝶番の歯
    の中央には一本の横向きのねじ棒を付設し、
    このねじ棒は左ねじ山或は右ねじ山を付け
    て、雄蝶番の軸孔を貫通して伸び出している
    こと。 ロ 上記竪棒は、梯子の縦の両脚を構成するも
    ので、中央に縦向きの溝を付設して蝶番の柄
    に差し込ませ、凹んだ管壁が柄の凹んだ溝に
    嵌つて固定して組み合され、又ねじ孔と溝を
    設けて脚踏横棒の両端がこの溝に嵌り、かつ
    ねじでこのねじ孔にねじ合わして固定できる
    こと。 ハ 上記脚踏横棒は、2本の竪棒の間に組み付
    け、その両端面は竪棒の面とよく合着し、円
    孔のある管を設けて、管にはねじ山を切つて
    おき、ねじを竪棒の外側からこの管の中にね
    じ込んで両者を相互に固定して組み合わせる
    こと。 ニ 上記連結横棒は、2本の竪棒を連結した蝶
    番の間に連結させるもので、その両端面の円
    孔は、左ねじ或は右ねじを切つてあり、それ
    で、蝶番のねじ棒とねじ合つて、単方向に回
    転させれば、その両側にある蝶番に対して、
    緊密に締め付けるか或は緩めることができる
    こと。 ホ 上記蝶番で2本の隣接する竪棒を連結して
    この梯子の片脚となし、両脚を対称的に設置
    し、その中間に連結横棒と脚踏横棒を組み付
    け、連結横棒の両端の左ねじ山と右ねじ山で
    蝶番のねじ棒と嵌り合つて、連結横棒を単方
    向に回転させれば両側の蝶番のねじ棒を同時
    に締め付けるか或は緩めるかの作動をするこ
    と。 2 上記連結横棒を回転して蝶番を緩めたら、蝶
    番の雄と雌の歯が相互に噛み合わせをはずされ
    て、雄蝶番と雌蝶番は適当な角度に回すように
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の折り
    たたみ式の梯子。 3 上記蝶番は不導電のプラスチツク材で作つた
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の折りたた
    み式の梯子。 4 上記竪棒に設けたねじ孔は丁度差し込み溝の
    所に位置し、ねじで以つて脚踏横棒を竪棒に組
    み付けた後、細長い金属片を差し込み溝に差し
    込んで、ねじが緩んで抜け落ちることを防止し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の折りた
    たみ式の梯子。
JP16474787U 1987-10-27 1987-10-27 Expired - Lifetime JPH0546640Y2 (ja)

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JPH0167300U JPH0167300U (ja) 1989-04-28
JPH0546640Y2 true JPH0546640Y2 (ja) 1993-12-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082399Y2 (ja) * 1989-09-04 1996-01-24 ホクセイ日軽株式会社 脚 立
JP6112377B1 (ja) * 2016-11-12 2017-04-12 株式会社NeoAdvance 脚立

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JPH0167300U (ja) 1989-04-28

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