JPH0546291Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546291Y2 JPH0546291Y2 JP6634186U JP6634186U JPH0546291Y2 JP H0546291 Y2 JPH0546291 Y2 JP H0546291Y2 JP 6634186 U JP6634186 U JP 6634186U JP 6634186 U JP6634186 U JP 6634186U JP H0546291 Y2 JPH0546291 Y2 JP H0546291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas cell
- cavity
- rubidium
- hollow protrusion
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910052701 rubidium Inorganic materials 0.000 claims description 17
- IGLNJRXAVVLDKE-UHFFFAOYSA-N rubidium atom Chemical compound [Rb] IGLNJRXAVVLDKE-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は光ポンピング法を用いたガスセル形小
型ルビジウム原子発振器に関する。
型ルビジウム原子発振器に関する。
従来、ガスセル形小型ルビジウム原子発振器に
おいては、液状のルビジウム金属が封入されたガ
スセルがキヤビテイ内いつぱいに収容されてお
り、蒸発したルビジウム金属がガスセル内の一ケ
所に溜る様キヤビテイ側面に冷却用の穴をあけ、
ルビジウム金属がその低温部分に付着するように
している。
おいては、液状のルビジウム金属が封入されたガ
スセルがキヤビテイ内いつぱいに収容されてお
り、蒸発したルビジウム金属がガスセル内の一ケ
所に溜る様キヤビテイ側面に冷却用の穴をあけ、
ルビジウム金属がその低温部分に付着するように
している。
上述した従来の方法では、キヤビテイ内のガス
セルが発振器の共鳴周波数の信号を発生するアン
テナに触れないようにガスセルはキヤビテイの内
壁に固定され、且つガスセル内を通過する光がル
ビジウムの溜めによつて遮ぎられないようキヤビ
テイの側面に設けられた冷却用の穴によつてガス
セルの一部を冷却し、ルビジウム金属を冷却用穴
の方向に溜めるが、その溜めの部分はキヤビテイ
内に存在するので、温度差が小さいキヤビテイ内
では、ルビジウム金属の一部がガスセルの他の部
分に移動して特性を悪化させてしまうという欠点
がある。
セルが発振器の共鳴周波数の信号を発生するアン
テナに触れないようにガスセルはキヤビテイの内
壁に固定され、且つガスセル内を通過する光がル
ビジウムの溜めによつて遮ぎられないようキヤビ
テイの側面に設けられた冷却用の穴によつてガス
セルの一部を冷却し、ルビジウム金属を冷却用穴
の方向に溜めるが、その溜めの部分はキヤビテイ
内に存在するので、温度差が小さいキヤビテイ内
では、ルビジウム金属の一部がガスセルの他の部
分に移動して特性を悪化させてしまうという欠点
がある。
本考案のルビジウム原子発振器は、外壁の一部
から突出する中空突出部を有し、ルビジウム金属
が封入されたガスセルと、前記中空突出部の先端
部分が外側に突出するよう前記ガスセルを収容し
たキヤビテイとを含む。
から突出する中空突出部を有し、ルビジウム金属
が封入されたガスセルと、前記中空突出部の先端
部分が外側に突出するよう前記ガスセルを収容し
たキヤビテイとを含む。
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。ルビジウム金属が封入されたガスセル2はガ
ラスでできており、面板4を有する第1の円筒状
部10と、面板5,6を有する第2の円筒状部2
0とがほぼ同軸上に連なる。またガスセルの外壁
の一部はキヤビテイ1の内壁に固定される。面板
5には中空突出部3が形成されている。この突出
部3はキヤビテイ1の外側まで出ている。したが
つて突出部3の先端は充分に冷却され、ガスセル
内で蒸発したルビジウム金属がその先端部分に移
動して溜る。キヤビテイ1に入る励起光(約7800
Å)は面板4及び面板6を通過して太陽電池7に
致るので、ルビジウム金属の溜め部分による光量
の低下は起こらない。したがつて安定した発振が
行われる。またガスセル2は面板4とキヤビテイ
1の大きさと形状によつて位置が決まる。第1の
円筒状部10の径を小さくすれば、ガスセル2は
共鳴用高周波信号を発するアンテナ8に触れるこ
と無く安定した特性を得ることができる。
る。ルビジウム金属が封入されたガスセル2はガ
ラスでできており、面板4を有する第1の円筒状
部10と、面板5,6を有する第2の円筒状部2
0とがほぼ同軸上に連なる。またガスセルの外壁
の一部はキヤビテイ1の内壁に固定される。面板
5には中空突出部3が形成されている。この突出
部3はキヤビテイ1の外側まで出ている。したが
つて突出部3の先端は充分に冷却され、ガスセル
内で蒸発したルビジウム金属がその先端部分に移
動して溜る。キヤビテイ1に入る励起光(約7800
Å)は面板4及び面板6を通過して太陽電池7に
致るので、ルビジウム金属の溜め部分による光量
の低下は起こらない。したがつて安定した発振が
行われる。またガスセル2は面板4とキヤビテイ
1の大きさと形状によつて位置が決まる。第1の
円筒状部10の径を小さくすれば、ガスセル2は
共鳴用高周波信号を発するアンテナ8に触れるこ
と無く安定した特性を得ることができる。
以上説明したように本考案は、キヤビテイ内の
ガスセルの一部がキヤビテイ外部に出るよう中空
突出部を設けたので、ガスセル内のルビジウム金
属の移動が極めて少なくなる上、キヤビテイ内に
マイクロ波を効果的に発生させることができ、小
型で高性能のルビジウム原子発振器を提供できる
効果がある。
ガスセルの一部がキヤビテイ外部に出るよう中空
突出部を設けたので、ガスセル内のルビジウム金
属の移動が極めて少なくなる上、キヤビテイ内に
マイクロ波を効果的に発生させることができ、小
型で高性能のルビジウム原子発振器を提供できる
効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1……キヤビテイ、2……ガスセル、3……中
空突出部、4,5,6……面板、7……太陽電
池、8……アンテナ、10……第1の円筒状部、
20……第2の円筒状部。
る。 1……キヤビテイ、2……ガスセル、3……中
空突出部、4,5,6……面板、7……太陽電
池、8……アンテナ、10……第1の円筒状部、
20……第2の円筒状部。
Claims (1)
- ルビジウム原子発振器において、外壁の一部か
ら突出する中空突出部を有するルビジウム金属が
封入されたガスセルと、前記中空突出部の先端部
分が外側に突出するよう前記ガスセルを収容した
キヤビテイとを含むルビジウム原子発振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6634186U JPH0546291Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6634186U JPH0546291Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62178557U JPS62178557U (ja) | 1987-11-12 |
JPH0546291Y2 true JPH0546291Y2 (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=30904256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6634186U Expired - Lifetime JPH0546291Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546291Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0817329B2 (ja) * | 1992-11-13 | 1996-02-21 | 日本電気株式会社 | ルビジウム原子発振器用ルビジウムガスセル |
JP2636687B2 (ja) * | 1993-07-27 | 1997-07-30 | 日本電気株式会社 | ルビジウム原子発振器 |
JP6891760B2 (ja) | 2017-10-27 | 2021-06-18 | セイコーエプソン株式会社 | 周波数信号生成装置および周波数信号生成システム |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6634186U patent/JPH0546291Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62178557U (ja) | 1987-11-12 |
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