JPH0546215Y2 - - Google Patents

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JPH0546215Y2
JPH0546215Y2 JP1987162904U JP16290487U JPH0546215Y2 JP H0546215 Y2 JPH0546215 Y2 JP H0546215Y2 JP 1987162904 U JP1987162904 U JP 1987162904U JP 16290487 U JP16290487 U JP 16290487U JP H0546215 Y2 JPH0546215 Y2 JP H0546215Y2
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electrolyte
electrolyte storage
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電解液循環式電池、特に積層2次電
池の改良された構造に関する。
[従来技術] 電極板とセパレータとを交互に積層配置した積
層型の電解液循環式電池は、例えば第4図に示さ
れるように、電極板10は絶縁部12と導電部1
4とを有し、電極板10の対角線上にはマニホー
ルド16が設けられ、また、セパレータ18はセ
パレータ膜18aの周囲にセパレータ枠18bを
有していて、セパレータ枠18bには電解液を電
池反応部に供給するマニホールド20及びチヤン
ネル22が形成されている。そして、前記セパレ
ータ膜18aの表裏両面側はそれぞれ正極側及び
負極側の電池反応部24となつており、各電池反
応部24に電解液が供給されて所定の充放電反応
が行われる。
第5図ないし第8図には、このような積層型電
解液循環式電池の外観が示されている。
すなわち、第5図の電池では、電池積層部16
と電解液貯蔵槽26−1,26−2とが個別に近
接配置され、これらが基台28に載置されてい
る。前記電解液貯蔵槽26−1,26−2にはそ
れぞれポンプ30−1,30−2が取り付けら
れ、電池積層部16と電解液貯蔵槽26とは配管
32,34により接続されている。
また、第6図と第7図の電池では、電解液貯蔵
槽26−1,26−2の上部に電池積層部16を
配置したり(第6図)、電解液貯蔵槽26と電池
積層部16とをケース36内に収容して(第7
図)これら電解液貯蔵槽26と電池積層部16と
の一体感を向上させている。
更に、本件出願人の出願に係る特開昭60−
262368号公報記載の電池によれば第8図のよう
に、電解液貯蔵槽26−1,26−2を電池積層
部16の左右両側に配置し、電池積層部16を両
側から締付保持して電池の一体化を図つている。
尚、以上における電解液貯蔵槽は、外側ケース
を1個とし内部を仕切りによつて正負両極側に分
離させる例もあるが、一般的にはこれらは別個に
設けられている場合が多い。
この電池によれば、電解液貯蔵槽26の壁面を
セパレータ18と電極板10の支承部として機能
させ、電池積層部16内に存在する圧力を補償し
ている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の問題点 しかしながら、前述した電解液貯蔵槽は、ポリ
プロピレンやポリエチレン等からなる合成樹脂板
を溶着して製作される場合が多く、このため十分
な溶着強度を得るために重量が増加したり、角部
の部分的な剛性低下、その他、溶着作業に要する
工数の増大や溶着部からの液漏れのおそれ等の問
題があつた。
また、運搬時等の取扱いの便宜上、電池を一体
化するために台やケースが必要となり、これによ
つて重量増加や容積の増大という問題もあつた。
考案の目的 この考案は係る問題を解決するためになされた
もので、可能な限り構造の一体化を図りコンパク
トにしてエネルギー密度の向上を図り得る電解液
循環式電池の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 前記目的を達成するために、本考案は、電極板
とセパレータとを交互に積層配置して電池積層部
を形成し、電極板間に形成される反応槽と電解液
貯蔵槽との間で配管を介してポンプにより電解液
を循環させ所定の充放電反応を行う電解液循環式
電池において、 正極側電解液貯蔵槽と負極側電解液貯蔵槽とを
所定距離隔てて連結部にて一体的に接続すると共
に、前記電池積層部をその積層面が両電解貯蔵槽
によつて両側から締付保持されるように連結部上
に配置したことを特徴とする。
本考案は以上の構成としたことにより、正極側
電解液貯蔵槽と負極側電解液貯蔵槽とは連結部に
よつて一体成形されることにより、電解液貯蔵槽
からの液漏れが完全に防止される。また、同様の
理由によつて、電解液貯蔵槽の形状の自由度が拡
大され、剛性が高くかつコンパクトな電池設計が
可能となる。更に、電池積層部の積層面は電解液
貯蔵槽によつてその左右両側から締付保持される
ため、電池積層部に加わる圧力が均等に補償さ
れ、これによつて電池積層部のシール性が向上す
る。以上により、電池の総重量が軽減され、電池
のエネルギー密度が向上する等の利点を有する。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の好適な実施例を説
明する。
第2図には電解液循環式電池の作動原理が示さ
れている。
同図において、反応槽24は正極10−1と負
極10−2を含み、自己放電防止用のセパレータ
膜18aにより正極側反応槽24aと負極側反応
槽24bとに仕切られ、この反応槽24と正極側
電解液貯蔵槽26−1及び負極側電解液貯蔵槽2
6−2との間で配管32a,32b,34a,3
4bを介してポンプ30−1,30−2により電
解液が循環される。前記電解液としては、例えば
臭化亜鉛の水溶液に、臭素と反応して電解液に不
溶で電解液より比重の大きな錯体化合物を形成す
る錯化剤を加えたものが使用される。
ここで本考案の特徴的なことは、正極側電解液
貯蔵槽と負極側電解液貯蔵槽とを所定距離隔てて
連結部にて一体的に接続すると共に、前記電池積
層部をその積層面が両電解液貯蔵槽によつて両側
から締付保持されるように連結部上に配置したこ
とである。
即ち、第1図には本考案に係る電解液循環式電
池の外観が示されており、本実施例における電解
液貯蔵槽26−1と負極側電解液貯蔵槽26−2
とは、連結部38によつて所定距離隔てて接続さ
れており、この連結部38は、各電極液貯蔵槽2
6の底部が伸張されて互いに接続された形状をな
している。前記電解液貯蔵槽26−1,26−2
は、例えばブロー成形や回転成形等の手段によ
り、ポリプロピレンやポリエチレンまたはポリ塩
化ビニル等で連結部38と一体的に成形され、そ
れぞれの内部には電解液を貯蔵するための空間が
形成されている。
また、前記電解液貯蔵槽26には、成形時にそ
れぞれ内部の配管作業を行うための図示しない作
業穴が貯蔵槽底部に設けられており、作業終了後
はこれらの作業穴は溶着などの手段により密閉さ
れる。
前記電池積層部16は、連結部38の上部であ
つて電解液貯蔵槽26−1,26−2の中間に配
置されている。そして、電池積層部16の積層面
は電解液貯蔵槽26−1,26−2によつて左右
両側から締付保持可能に挾持されており、この電
解液貯蔵槽26−1,26−2と電池積層部16
とは配管32,34を介して互いに接続されてい
る。このとき、電池積層部16が連結部38上で
みだりに移動しないように、連結部38と電池積
層部16の両側のエンドブロツク44とはねじ等
で固定されている。
尚、前記連結部38には1モータ2ポンプ方式
のポンプ30がねじ等で固定されているが、必要
に応じ、このポンプ30は各電解液貯蔵槽ごとに
2台配置される。
本実施例のように、狭い空間での配管作業を考
慮した場合、第3図のように配管としてフツソゴ
ムやCPE(塩素化ポリエチレン)等の弾性に富ん
だホース40をニツプル42に差込んで結合する
手段が効果的である。この場合、望ましくはホー
ス差込部にホース40の上からクリツプを取り付
けることにり、ホース抜けを防止することが望ま
しい。
このような弾性ホース40を使用することによ
り、配管の作業性が向上するほか最短距離での配
管が可能となり、ポンプロスが減少して電池のエ
ネルギー効率が向上する。
また、この弾性ホース40を用いることによ
り、電池積層部16や電解液貯蔵槽26及びポン
プ30等の配置上の自由度が拡大し、振動や衝撃
に対する各コンポーネント間での影響を緩和する
ことができる。
以上説明したように、本考案の実施例によれ
ば、電解液貯蔵槽により電池積層部の積層面への
締付作用が生じ、これによつて電池積層部のシー
ル性が向上する。また、正負の両電解液貯蔵槽を
連結部によつて一体成形したことにより、貯蔵槽
からの液漏れが防止されると共に少ない空間を有
効に利用して、軽量で剛性の高い電池を得ること
ができる。更に、この成形手段により、電解液貯
蔵槽の製造工程が簡略化され、作業工数が著しく
削減されて大幅なコストダウンとなる。
[考案の効果] この考案は以上説明した通り、正負両電解液貯
蔵槽を連結部により一体成形すると共に、電池積
層部をその積層面が両電解液貯蔵槽によつて両側
から締付保持されるように連結部上に配置したこ
とにより、電池をコンパクトに一体化してエネル
ギー密度を向上させ、また、電池積層部における
締付圧力を均等に補償することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電解液循環式電池の外観
図、第2図はその原理説明図、第3図は配管接続
状態を示す図、第4図は積層型電池の分解斜視
図、第5図〜第8図は従来の電解液循環式電池の
外観図である。 10……電極板、16……電池積層部、18…
…セパレータ、24……反応槽、26−1……正
極側電解液貯蔵槽、26−2……負極側電解液貯
蔵槽、30……ポンプ、32,34……配管、3
8……連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電極板とセパレータとを交互に積層配置して
    電池積層部を形成し、電極板間に形成される反
    応槽と電解液貯蔵槽との間で配管を介してポン
    プにより電解液を循環させ所定の充放電反応を
    行う電解液循環式電池において、 正極側電解液貯蔵槽と負極側電解液貯蔵槽と
    を所定距離隔てて連結部にて一体的に接続する
    と共に、前記電池積層部をその積層面が両電解
    液貯蔵槽によつて両側から締付保持されるよう
    に連結部上に配置したことを特徴とする電解液
    循環式電池。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)の記載の電池にお
    いて、 前記連結部は正極側電解液貯蔵槽及び負極側
    電解液貯蔵槽の底部が伸張されて互いに接続さ
    れていることを特徴とする電解液循環式電池。 (3) 実用新案登録請求の範囲(1),(2)記載の電池に
    おいて、 前記連結部の上部には少なくとも1個のポン
    プが配置されていることを特徴とする電解液循
    環式電池。
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