JPH0546091U - 電磁遮へい体取付構造 - Google Patents
電磁遮へい体取付構造Info
- Publication number
- JPH0546091U JPH0546091U JP9603591U JP9603591U JPH0546091U JP H0546091 U JPH0546091 U JP H0546091U JP 9603591 U JP9603591 U JP 9603591U JP 9603591 U JP9603591 U JP 9603591U JP H0546091 U JPH0546091 U JP H0546091U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- cover
- electromagnetic shield
- support plate
- electromagnetic
- Prior art date
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- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性体材と導電材を交互に並べることによっ
て構成される電磁遮へい体の取付を容易にし、かつ、電
磁遮へい体を取り付けるカバー端面より放射される電磁
エネルギーを低減する。 【構成】 磁性体材2を固定するための凹状の断面を有
する磁性体支持板1と、この磁性体1の凹部に固定され
る磁性体材2と、磁性体支持板1を挟持し電磁エネルギ
ーの筐体外部への放射を低減するため端面を内側にコの
字形に形成したカバー3とによって構成される。 【効果】 分割されていた導電体棒を板材を用いて一体
化し、容易に電磁遮へい体を構成できることと、カバー
の周囲を内側に曲げることによりカバー外側に放射され
る電磁波エネルギーを低減することができる。
て構成される電磁遮へい体の取付を容易にし、かつ、電
磁遮へい体を取り付けるカバー端面より放射される電磁
エネルギーを低減する。 【構成】 磁性体材2を固定するための凹状の断面を有
する磁性体支持板1と、この磁性体1の凹部に固定され
る磁性体材2と、磁性体支持板1を挟持し電磁エネルギ
ーの筐体外部への放射を低減するため端面を内側にコの
字形に形成したカバー3とによって構成される。 【効果】 分割されていた導電体棒を板材を用いて一体
化し、容易に電磁遮へい体を構成できることと、カバー
の周囲を内側に曲げることによりカバー外側に放射され
る電磁波エネルギーを低減することができる。
Description
【0001】
本考案は電磁遮へい体取付構造に関する。
【0002】
従来、磁性体棒と導電体棒を交互に並べて構成する電磁遮へい体の筐体カバー への取付は、図3に示すように、磁性体棒2と導電体棒7を一本ずつ平板状のカ バー8に取り付ける構造、または、例えば、特願平2−109757号明細書に 記載されているように、導電体棒に形成された溝に磁性体棒を取り付ける構造と なっていた。
【0003】
しかしながら、従来における前者の電磁遮へい体取付構造では、磁性体棒と導 電体棒を個々に取り付けるために手間がかかること、図4に示すようにカバー8 が平板状のために、カバーの端面から外側に向かって放射される電磁波を遮へい しにくいこと、また後者の場合には、導電体棒に溝を形成することに工数がかか り、大量生産に不都合である等の課題があった。
【0004】 本考案は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、従って本考案の目的は 、上述の課題を解決することを可能とした新規な電磁遮へい体取付構造を提供す ることにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案に係る電磁遮へい体取付構造は、一本以上 の磁性体棒と、これらの磁性体棒を一定もしくは不特定な間隔で固定するための 凹凸状の断面を有する金属などの導電体からなる板状の磁性体支持板と、この磁 性体支持板を挟持する幅で周囲を中心に向かってコの字形に形成したカバーとを 組合わせて構成される。
【0006】
電子機器を収容する筐体の開口部とその開口部を施蓋するカバーとの間隙から の電磁波の放射を抑制する手段として、前記特願平2−109757号明細書に 記載されているように、間隙に磁性体棒と導電体棒を交互に配列して形成する電 磁遮へい体を用いる方法において、磁性体支持板に磁性体棒を固定する凹溝を複 数本形成することにより、従来分割されていた導電体棒を一体化し、電磁遮へい 体を容易に構成することができる。さらに、カバーの周囲をコの字形に形成する ことにより、前記電磁遮へい体をカバーのコの字形の間隙に容易に保持できる。 この際磁性体棒の固定は両面粘着テープ、または接着剤等で行われる。また、カ バーの端面がカバーの中心方向に向くために、端面からカバー外側に放射される 電磁波を減少することができる。
【0007】
次に本考案をその好ましい一実施例について図面を参照して具体的に説明する 。
【0008】 図1は例えば19形システムキャビネット等の筐体の開口部に施蓋するカバー に適用した本考案の一実施例を示す断面図であり、図2はその分解斜視図である 。
【0009】 図1および図2を参照するに、本考案の一実施例は、磁性体支持板1と、磁性 体棒2と、カバー3と、筐体本体4から構成されている。
【0010】 磁性体棒2は磁性体支持板1に形成された凹状の溝に挿入されており、磁性体 支持板1はカバー3をその中心に向かってコの字形に形成することによってでき る間隙5と挟持係合されている。
【0011】 参照番号6は電磁波エネルギーの流れを示し、図示の如く、カバー3の外側方 向に放射される電磁波は低減される。
【0012】
以上説明したように、本考案によれば、分割されていた導電体棒を一体化した ので容易に電磁遮へい体を構成でき、さらに、カバーの周囲をコの字形に形成し たので、電磁遮へい体をコの字形の間隙に容易に保持でき、また、端面をカバー の中心方向に向けたので端面からカバー外側に放射される電磁波を低減できると いう効果が得られる。板状の磁性体支持板は、プレス加工等により容易に、かつ 、廉価に形成することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】従来の電磁遮へい体取付構造の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図4】従来の電磁遮へい体取付構造の一例を示す断面
図である。
図である。
1…磁性体支持板 2…磁性体棒 3…カバー 4…筐体本体 5…間隙 6…電磁波エネルギーの流れ 7…導電体棒 8…カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 一般電子機器を収容する筐体の金属製カ
バーに、一本以上の磁性体棒と導電体棒を交互に並べて
構成した電磁遮へい体を取付ける構造において、一本以
上の磁性体棒と、該磁性体棒を一定もしくは不特定な間
隔で固定するための凹凸状の断面を有する金属等の導電
体からなる板状の磁性体支持板と、該磁性体支持板を挟
持する幅で周囲を中心に向かってコの字形に形成したカ
バーとの組合わせから構成することを特徴とした電磁遮
へい体取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9603591U JPH0546091U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 電磁遮へい体取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9603591U JPH0546091U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 電磁遮へい体取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546091U true JPH0546091U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14154203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9603591U Pending JPH0546091U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 電磁遮へい体取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546091U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018041863A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | 東芝テック株式会社 | チョーク構造を用いたシールドボックス |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP9603591U patent/JPH0546091U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018041863A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | 東芝テック株式会社 | チョーク構造を用いたシールドボックス |
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