JPH0546054Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546054Y2 JPH0546054Y2 JP1987165478U JP16547887U JPH0546054Y2 JP H0546054 Y2 JPH0546054 Y2 JP H0546054Y2 JP 1987165478 U JP1987165478 U JP 1987165478U JP 16547887 U JP16547887 U JP 16547887U JP H0546054 Y2 JPH0546054 Y2 JP H0546054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- sun
- globe
- ring
- calendar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
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- Instructional Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、特に理科教材としての利用価値に優
れた地球儀に関するものである。
れた地球儀に関するものである。
[従来の技術とその問題点]
地球儀は学習教材の目的で作られ、近年では非
常に精巧なものが普及している。しかし、従前の
地球儀は、陸海、山河の別や国家の位置関係等に
関する世界地理を立体的に表示するための丸い地
図として用いられるのが主で、社会教材に利9価
値が限られる観がある。
常に精巧なものが普及している。しかし、従前の
地球儀は、陸海、山河の別や国家の位置関係等に
関する世界地理を立体的に表示するための丸い地
図として用いられるのが主で、社会教材に利9価
値が限られる観がある。
本考案は、地球の公転、自転運動に付随した気
象現象等の理解を便ならしめるように工夫した地
球儀を提供するものである。
象現象等の理解を便ならしめるように工夫した地
球儀を提供するものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、地球儀本体を傾斜地軸を介して弓に
より回転自在に支持するとともに、この弓を支え
る台板の周囲に、月日とその時の太陽の方向とを
対応させた暦を放射状に付し、その台板の外周に
リングを回転自在に周設し、そのリングの外周に
太陽方位針を突設したことを特徴とする。
より回転自在に支持するとともに、この弓を支え
る台板の周囲に、月日とその時の太陽の方向とを
対応させた暦を放射状に付し、その台板の外周に
リングを回転自在に周設し、そのリングの外周に
太陽方位針を突設したことを特徴とする。
[作用]
本考案に係る地球儀では、その台板の周囲に予
め太陽の方向と対応させて暦を付しているので、
一年間の地球に対する太陽の方向の変化が暦の方
向を目印として一目瞭然となる。そして、例えば
任意の月日の延長方向に光源を配し、水平方向か
ら地球儀本体を照明しつつ地球儀本体を回転する
などすれば、その時期における地球の日照条件が
地球儀本体上の明暗として端的に表現できる。
め太陽の方向と対応させて暦を付しているので、
一年間の地球に対する太陽の方向の変化が暦の方
向を目印として一目瞭然となる。そして、例えば
任意の月日の延長方向に光源を配し、水平方向か
ら地球儀本体を照明しつつ地球儀本体を回転する
などすれば、その時期における地球の日照条件が
地球儀本体上の明暗として端的に表現できる。
特に、本考案のものは、暦の外側にリングを回
転自在に周設し、そのリングの外周に太陽方位針
を突設しているので、リングを回動させて太陽方
位針を暦に記載された任意の月日に合わせると、
その時の太陽の方向が該太陽方位針を目印として
明確に指示される。そのため、その太陽方位針の
延長方向に懐中電灯などの適宜な光源を配し、地
球儀本体をその方向から照明しつつ回転させれ
ば、その時期での公転軌道上における地球の日照
条件が地球儀本体上の明暗としてそのまま再現さ
れる。
転自在に周設し、そのリングの外周に太陽方位針
を突設しているので、リングを回動させて太陽方
位針を暦に記載された任意の月日に合わせると、
その時の太陽の方向が該太陽方位針を目印として
明確に指示される。そのため、その太陽方位針の
延長方向に懐中電灯などの適宜な光源を配し、地
球儀本体をその方向から照明しつつ回転させれ
ば、その時期での公転軌道上における地球の日照
条件が地球儀本体上の明暗としてそのまま再現さ
れる。
[実施例]
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す。地
球儀本体1は、その外周に沿設される半円弧状の
弓2から極点に金具3,3を打つて、第1図に示
すように、北極Nと南極Sとを貫く傾斜地軸Oを
水平面(太陽に対する地球の公転面に相当する)
から所定角度(66.5°)だけ傾けた姿勢で、その
傾斜地軸Oのまわりに正逆回転自在に支持されて
いる。そして、弓2はその下端近傍が、円盤状の
台板4中心から突設した支柱5の上端に固着さ
れ、この台板4で地球儀本体1を支えるようにし
ている。なお、地球儀本体1の球心は支柱5の軸
心線上を通り、また弓2は後述する台板4上に表
示される冬至と夏至を結ぶ平面上に位置される。
球儀本体1は、その外周に沿設される半円弧状の
弓2から極点に金具3,3を打つて、第1図に示
すように、北極Nと南極Sとを貫く傾斜地軸Oを
水平面(太陽に対する地球の公転面に相当する)
から所定角度(66.5°)だけ傾けた姿勢で、その
傾斜地軸Oのまわりに正逆回転自在に支持されて
いる。そして、弓2はその下端近傍が、円盤状の
台板4中心から突設した支柱5の上端に固着さ
れ、この台板4で地球儀本体1を支えるようにし
ている。なお、地球儀本体1の球心は支柱5の軸
心線上を通り、また弓2は後述する台板4上に表
示される冬至と夏至を結ぶ平面上に位置される。
上記円盤状台板4の周囲には、その周縁部の上
面に、月日等を印した暦6を反時計まわりで放射
状に付している。この暦6は、第3図にその詳細
を表わすように、円周を略等分割する月、日割の
目盛6aと、冬至、夏至等の季分を表わす表示6
bとからなつている。これら月日の目盛6aや季
分の表示6bは、それらと台板4中心とを結ぶ方
向が、地球儀本体1を地球に見立てた場合、その
時の地球に対する公転面上での太陽の相対方向と
対応する方向に割付けたものである。
面に、月日等を印した暦6を反時計まわりで放射
状に付している。この暦6は、第3図にその詳細
を表わすように、円周を略等分割する月、日割の
目盛6aと、冬至、夏至等の季分を表わす表示6
bとからなつている。これら月日の目盛6aや季
分の表示6bは、それらと台板4中心とを結ぶ方
向が、地球儀本体1を地球に見立てた場合、その
時の地球に対する公転面上での太陽の相対方向と
対応する方向に割付けたものである。
この暦6は大まかな表示内容てせあれば、表面
に刻設するなど台板4に直接付するようにしても
よいが、精確なものを表示する場合は毎年若干の
相違があることもあつて、別紙の印刷物等を貼着
するのが簡便である。
に刻設するなど台板4に直接付するようにしても
よいが、精確なものを表示する場合は毎年若干の
相違があることもあつて、別紙の印刷物等を貼着
するのが簡便である。
また、上記円盤状台板4の外周には、これに隣
接して太陽の方向を表示する太陽リング7が周設
されている。この太陽リング7は、第2図に示す
ように、台板4の周側に設けた環状溝4aにその
係止片部7aを係合させて、台板4の中心まわり
に回転自在に取付けられている。そして、太陽リ
ング7には、その外周面の一箇所から該太陽リン
グ7の回動操作レバーを兼ねる太陽方位針8が突
設されている。
接して太陽の方向を表示する太陽リング7が周設
されている。この太陽リング7は、第2図に示す
ように、台板4の周側に設けた環状溝4aにその
係止片部7aを係合させて、台板4の中心まわり
に回転自在に取付けられている。そして、太陽リ
ング7には、その外周面の一箇所から該太陽リン
グ7の回動操作レバーを兼ねる太陽方位針8が突
設されている。
台板4にかかる細工を施した地球儀であれば、
第4図に示される地球Eの太陽Snに対する公転、
自転運動と、これに関連した気象現象等の理解に
役立つものとなる。すなわち、年間の太陽Snの
方向の変化が暦6と対応して一目瞭然となる。こ
の際、太陽リング7を回動して太陽方位針8を任
意の月日に合せると、その時の太陽Snの方向が
該方位針8を目印としてより鮮明に指示される。
そして、例えば第1図のように、実際に太陽方位
針8の延長方向に懐中電灯など適宜の光源Lを配
し、地球儀本体1を同図のように水平方向から照
明しつつ回転すれば、その時期(図示例では11月
上旬)での公転軌道上(第4図のa位置)におけ
る地球Eの日照条件が地球儀本体1上の明暗とし
てそのまま再現される。
第4図に示される地球Eの太陽Snに対する公転、
自転運動と、これに関連した気象現象等の理解に
役立つものとなる。すなわち、年間の太陽Snの
方向の変化が暦6と対応して一目瞭然となる。こ
の際、太陽リング7を回動して太陽方位針8を任
意の月日に合せると、その時の太陽Snの方向が
該方位針8を目印としてより鮮明に指示される。
そして、例えば第1図のように、実際に太陽方位
針8の延長方向に懐中電灯など適宜の光源Lを配
し、地球儀本体1を同図のように水平方向から照
明しつつ回転すれば、その時期(図示例では11月
上旬)での公転軌道上(第4図のa位置)におけ
る地球Eの日照条件が地球儀本体1上の明暗とし
てそのまま再現される。
従つて、この地球儀を理科教材に活用すれば、
地球の公転、自転運動及びこれに関連した諸気象
現象の理解に役立つものとなる。具体的には、春
夏秋冬の生因が解り、春分、秋分点の昼夜同長、
夏至、冬至の日照最長、最短の意義が理解でき、
各地の季節、気候の相違も知れる。また、季節毎
の太陽の運行の様子や極地での白夜、暗夜の理由
などの理解もより簡易なものとなる。
地球の公転、自転運動及びこれに関連した諸気象
現象の理解に役立つものとなる。具体的には、春
夏秋冬の生因が解り、春分、秋分点の昼夜同長、
夏至、冬至の日照最長、最短の意義が理解でき、
各地の季節、気候の相違も知れる。また、季節毎
の太陽の運行の様子や極地での白夜、暗夜の理由
などの理解もより簡易なものとなる。
[考案の効果]
以上のように、本考案は、地球儀本体を弓を介
して支承する台盤に暦を付すとともに、その台盤
の外周に太陽方位針を突設したリングを回転自在
に周設しているので、地球上の気象現象等を理解
する上で便利な理科教材としての利用価値を高め
ることができたものである。
して支承する台盤に暦を付すとともに、その台盤
の外周に太陽方位針を突設したリングを回転自在
に周設しているので、地球上の気象現象等を理解
する上で便利な理科教材としての利用価値を高め
ることができたものである。
すなわち、本考案によると、リングを回動させ
て太陽方位針を暦に記載された任意の月日に合わ
せると、その時の太陽の方向が該太陽方位針を目
印として明確に指示される。しかも、前記太陽方
位針はリングから突設されたものであるため、暗
い所でもその位置を明確に知ることが可能であ
り、その方向から懐中電灯等により光を照射する
ことによつて、種々の日照条件を適切に観察する
ことができる。
て太陽方位針を暦に記載された任意の月日に合わ
せると、その時の太陽の方向が該太陽方位針を目
印として明確に指示される。しかも、前記太陽方
位針はリングから突設されたものであるため、暗
い所でもその位置を明確に知ることが可能であ
り、その方向から懐中電灯等により光を照射する
ことによつて、種々の日照条件を適切に観察する
ことができる。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は地球儀全体を示す斜視図、第2図はそのA
−A矢視断面図、第3図は台板の平面図である。
第4図は地球の公転、自転運動とその日照状態を
示す運行図である。 1……地球儀本体、2……弓、3……金具、4
……台板、5……支柱、6……暦、6a……目
盛、6b……表示、7……リング(太陽リング)、
8……太陽方位針。
1図は地球儀全体を示す斜視図、第2図はそのA
−A矢視断面図、第3図は台板の平面図である。
第4図は地球の公転、自転運動とその日照状態を
示す運行図である。 1……地球儀本体、2……弓、3……金具、4
……台板、5……支柱、6……暦、6a……目
盛、6b……表示、7……リング(太陽リング)、
8……太陽方位針。
Claims (1)
- 地球儀本体を傾斜地軸を介して弓により回転自
在に支持するとともに、この弓を支える台板の周
縁部上面に、月日とその時の太陽の方向とを対応
させた暦を放射状に付し、その台板の外周にリン
グを回転自在に周設し、このリングの外周に太陽
方位針を突設したことを特徴とする地球儀。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987165478U JPH0546054Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987165478U JPH0546054Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0169269U JPH0169269U (ja) | 1989-05-08 |
JPH0546054Y2 true JPH0546054Y2 (ja) | 1993-12-01 |
Family
ID=31451998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987165478U Expired - Lifetime JPH0546054Y2 (ja) | 1987-10-29 | 1987-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546054Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410031A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Sadao Kanezaki | Globe that date is written |
JPS5567781A (en) * | 1978-11-16 | 1980-05-22 | Aisin Seiki | World globe |
JPS60100169A (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-04 | 鈴木 甫 | 地球の公転機能を有する地球儀 |
-
1987
- 1987-10-29 JP JP1987165478U patent/JPH0546054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410031A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-25 | Sadao Kanezaki | Globe that date is written |
JPS5567781A (en) * | 1978-11-16 | 1980-05-22 | Aisin Seiki | World globe |
JPS60100169A (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-04 | 鈴木 甫 | 地球の公転機能を有する地球儀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0169269U (ja) | 1989-05-08 |
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