JPH0545859Y2 - - Google Patents

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JPH0545859Y2
JPH0545859Y2 JP1986168857U JP16885786U JPH0545859Y2 JP H0545859 Y2 JPH0545859 Y2 JP H0545859Y2 JP 1986168857 U JP1986168857 U JP 1986168857U JP 16885786 U JP16885786 U JP 16885786U JP H0545859 Y2 JPH0545859 Y2 JP H0545859Y2
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JP
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piston
cylinder
stroke switch
cylinder body
hole
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JP1986168857U
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両等のクラツチ作動装置で用い
られるクラツチオペレーテイングシリンダに関
し、特に、クラツチフエーシングの摩耗の程度を
検知するためのストロークスイツチの取付け構造
に関する。
(従来の技術) 摩擦式のクラツチ装置において、クラツチフエ
ーシングはクラツチの作動に伴なつて徐々に摩耗
して行く。摩耗の程度がある段階に達したとき、
クラツチフエーシングおよび関連部品は交換され
るべきである。
クラツチフエーシングの摩耗の程度を検知する
方法として、クラツチオペレーテイングシリンダ
のストロークの変化を基にする手段がある。特開
昭60−73126号の公開特許公報に開示された技術
はその一つであり、クラツチオペレーテイングシ
リンダの外側にストロークセンサが並んで設けら
れている。
(考案が解決しようとする問題点) 既述した従来の技術にあつては、シリンダの外
側に、シリンダの軸線と並行するようにストロー
クセンサのハウジングが設けられることから、大
きなスペースが必要であり、しかも、シリンダ側
に配置するプツシユロツド等とストロークセンサ
の構成部品とを連結するための連結部材も必要で
ある。
この考案は、ストロークセンサとしてのストロ
ークスイツチを取り付けるに際し、構造が簡単
で、必要なスペースもわずかなものとしうる技術
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案では、実施例に対応する第1図に示す
ように、基本的に、シリンダ10のシリンダ孔1
2の底部に、ピストン24との間に所定の間隔を
あけてストロークスイツチ40を設けるようにし
ている。
そのストロークスイツチ40の検出部は液圧室
22内に臨んでピストン24と直接係合するよう
になつている。しかもまた、ストロークスイツチ
40を含む電気的な閉回路を構成する上で、ピス
トン24とシリンダ本体14とは互いに直接接触
して互いの電気的な導通をとるようになつてい
る。
(作用) ストロークスイツチ40の検出部を液圧室22
内に臨ませているので、シリンダ孔12内のピス
トン24自体をスイツチ作動部材として用いるこ
とができる。ピストン24は、シリンダ孔12の
内壁に沿つて正確に案内され、クラツチフエーシ
ングの所定の摩耗時、ストロークスイツチ40を
確実に切り換える。
また、ストロークスイツチ40はシリンダ孔1
2の底部に配置することから、肉厚を少し厚くし
たシリンダ本体14の底部部分に設置することが
でき、その取付け構造は簡単で、かつ小型にな
る。
さらに、ストロークスイツチ40の検出部−ピ
ストン24、およびピストン24−シリンダ本体
14の各間の電気的な導通を第3の部材を介さず
に直接とつているため、その周りの構造を簡単に
しているばかりでなく、電気的な導通も確実であ
り、ストロークスイツチ40の検出精度も高いも
のとなる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図を参照しな
がら説明する。
クラツチオペレーテイングシリンダ10の外郭
は、一端が開口したシリンダ孔12を有するシリ
ンダ本体14である。シリンダ本体14は、シリ
ンダ10を車両の固定部に取り付けるための取付
けアーム16a,16b、およびマスタシリンダ
に連絡する配管の接続孔18を備えている。接続
孔18はシリンダ孔12の底部近くに位置し、そ
れに続く通孔20を通してシリンダ孔12の内部
の液圧室22に連通している。液圧室22は、シ
リンダ孔12の内壁とピストン24とによつて区
画されている。ピストン24はシリンダ孔12の
内部にあり、シリンダ孔12の軸線に沿つてシリ
ンダ本体14の底部14a側から開口側14bに
向かつて、あるいはその逆の方向に直線的に摺動
可能である。ピストン24には、液圧室22に面
する側にカツプシール26が装着されており、ま
た、それと反対側の端面には凹部24aが形成さ
れ、そこにプツシユロツド28の一端が接触して
いる。プツシユロツド28の他端は、クラツチ装
置側のウイズドロアルレバー30に接触してい
る。ウイズドロアルレバー30は揺動可能に支持
されているが、それにはクラツチ装置側のばねの
作用力が及び、図の左方向に向かう力を受けてい
る。また、ピストン24とシリンダ孔12の底部
壁との間にはばね32が設けられており、このば
ね32の力によりピストン24は図の右方向に向
かう力を受けている。これらにより、プツシユロ
ツド28の各端部はピストン24およびウイズド
ロアルレバー30に常に接触している。なお、防
塵用のブーツ34はシリンダ本体14の開口側1
4aとプツシユロツド28の中途部との間に設け
られている。
さて、シリンダ本体14の底部壁14aは円筒
部に比べてかなり肉厚が厚くなつている。ここで
は、この底部壁14aの部分にストロークスイツ
チ40を設けている。
ストロークスイツチ40は、一端42aがター
ミナルとなり、中途にフランジ部42bを有する
導電性のロツド42と、フランジ部42bの両側
に配置された電気絶縁性のカラー部材44a,4
4bとを有する棒状のものである。このストロー
クスイツチ40は、ロツド42の一部(検出部)
をシリンダ本体14の底部壁面より少し液圧室2
2の内部に突き出し、かつ、その軸線をシリンダ
孔12のそれと沿つた形態で、底部壁14aの部
分に固定されている。底部壁14aには、小径孔
46a、中径孔46b、ねじ孔46cが軸線を一
にして順次設けられており、棒状のストロークス
イツチ40はばね48に押しつけられつつプラグ
50によつて固定されている。フランジ部42b
の外周のOリング52は底部壁14aの内外をシ
ールするものである。
以上のようなストロークスイツチ40は、ター
ミナル42a側が警告ランプ54を介してバツテ
リ56のプラス側に接続されている。図示しない
クラツチ装置内部のクラツチフエーシングの摩耗
が進むにつれて、ピストン24の戻り位置は図に
実線で示す個所から破線で示す個所へと移動して
行く。ピストン24およびそれを案内するシリン
ダ本体14が導電性の金属から成り、しかも、シ
リンダ本体14がアースされていることから、図
に破線で示すようにピストン24の一端がロツド
42に接したとき、ストロークスイツチ40は切
り換わり、警告ランプ54の点滅によつてクラツ
チフエーシングの摩耗を知ることができる。
ここで、ストロークスイツチ40を含む電気的
な閉回路を構成する上で、ピストン24とシリン
ダ本体14とを電気的に導通する手段として、ば
ね32に頼る方法も考えられる。しかし、ばね3
2はピストン24およびシリンダ本体14と常に
接触しているとは限らないので、確実な方法とは
いえず、また、確実な方法にするためには、ばね
受け等に工夫を要する。その点、ピストン24と
シリンダ本体14とは、摺動面を介して確実な電
気的な導通をとることができる。
なお、図に示す実施例の場合、ストロークスイ
ツチ40の各部材はスイツチの作動にかかわらず
不動であるので、液圧室22の液圧について何ら
考慮する必要がなく、確実なスイツチ作用を行な
うことができる。
(考案の効果) この考案によれば、ストロークスイツチ40
を、シリンダ孔12の底部にピストン24との間
に所定の間隔をあけて設けるようにしているた
め、ストロークスイツチ40の取付け構造が簡単
となり、必要とするスペースも小さくて済み、こ
の種のシリンダを小型化することができる。
さらに、この考案では、ストロークスイツチ4
0の検出部−ピストン24、およびピストン24
−シリンダ本体14の各間の電気的な導通を第3
の部材を介さずに直接とつているため、関連部分
の構造を簡単にできるだけでなく、電気的な導通
が確実となり、しかも、検出精度も高いものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。 14……シリンダ本体、24……ピストン、4
0……ストロークスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 シリンダ本体のシリンダ孔にピストンを摺動
    自在に挿入して液圧室を区画したクラツチオペ
    レーテイングシリンダにおいて、前記シリンダ
    孔の底部に、前記ピストンとの間に所定の間隔
    をあけてストロークスイツチがあり、そのスト
    ロークスイツチの検出部は前記液圧室内に臨ん
    で前記ピストンと直接係合可能に配置され、し
    かもまた、前記ピストンと前記シリンダ本体と
    は互いに直接接触して互いの電気的な導通がと
    られている、クラツチオペレーテイングシリン
    ダ。 2 前記シリンダ本体は、前記ストロークスイツ
    チのハウジングを兼ねている、実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のクラツチオペレーテイン
    グシリンダ。
JP1986168857U 1986-10-31 1986-10-31 Expired - Lifetime JPH0545859Y2 (ja)

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JP1986168857U JPH0545859Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6374531U JPS6374531U (ja) 1988-05-18
JPH0545859Y2 true JPH0545859Y2 (ja) 1993-11-29

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ID=31102125

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62167943U (ja) * 1986-04-14 1987-10-24

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JPS6374531U (ja) 1988-05-18

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