JPH0545387Y2 - - Google Patents

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JPH0545387Y2
JPH0545387Y2 JP16411086U JP16411086U JPH0545387Y2 JP H0545387 Y2 JPH0545387 Y2 JP H0545387Y2 JP 16411086 U JP16411086 U JP 16411086U JP 16411086 U JP16411086 U JP 16411086U JP H0545387 Y2 JPH0545387 Y2 JP H0545387Y2
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JP
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shaft
outer cylinder
cutter
rotating shaft
drive
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本案は、プロペラ型カツターのミキサー軸を用
いたミキサー装置に随時使用し得るウイレム型ジ
エネレーターシヤフトに関するものである。
<従来の技術> 周知される様に、ミキサー装置としてはプロペ
ラ型カツターのミキサー軸を用いた構造のもの、
即ちプロペラカツター型ミキサー装置と、ジエネ
レーターシヤフト、例えば株式会社日音医理科器
械製作所製造の商品名ヒスコトロンやスイス国の
キネマキカ社製造の商品名ポリトロン等を用いた
ウイレム型ミキサー装置とがあり、前者はモータ
の駆動軸に連結されたミキサー軸が回転する事に
よつてミキサー軸先端のプロペラ型カツターが容
器内の被処理物を粉砕、撹拌する構成であり、後
者はモータの駆動部で回転する内刃が、位置固定
の外筒の設けられた外刃と擦違う事によつて、内
外両刃間を通過する被処理物を粉砕すると共に内
刃の回転により容器内の液状被処理物に対流を生
ぜしめて被処理物を内外両刃間に運ぶ構成であ
る。而して上記プロペラカツター型ミキサー装置
は、装置の駆動部から突出するモータの駆動軸に
ミキサー軸の上端を螺着固定する様に作られてい
て、性能的には比較的大きい被処理物を粉砕撹拌
するのに適しており、又上記ウイレム型ミキサー
装置は、装置の駆動軸から若干突出しているモー
タ駆動軸の係止端に、内刃側の回転軸を係着する
と共に、このモータ駆動軸の係止端を囲繞する様
に突設された外筒固定枠に外刃側の外筒を固着す
る様に作られており、性能的には小さい被処理物
を微粉砕するのに適している。
このため、従来において、例えば大きい塊りの
被処理物を微粉砕するには、まずプロペラカツタ
ー型ミキサー装置で被処理物を一次的に粉砕撹拌
した後に、ウイレム型ミキサー装置を用いて二次
的に粉砕撹拌する必要があつた。
<考案が解決しようとする問題点> 従来使用されているミキサー装置としては、こ
の様に構造及び性能の異る2種類の型式があるか
ら、被処理物の性質によつてミキサー装置を選別
して使用する必要があり、従つて2台のミキサー
装置を揃えておかなければ適確な粉砕撹拌処理が
出来ないから、設備費用が嵩むと言う問題がある
他、前述の如く、2台のミキサー装置を順次使用
する場合には取扱手間が面倒になると言う問題も
あつた。
<問題点を解決するための手段> 本案は、上記ウイレム型ミキサー装置に用いる
ジエネレーターシヤフトを、プロペラカツター型
ミキサー装置の駆動軸に着脱可能な様に構成し
た。このために、本案ジエネレーターシヤフト
は、第1図に示す如く、内刃を設けた回転軸をミ
キサー装置の駆動部から突出する駆動軸に外嵌し
て螺着固定すると共に、この回転軸によつて外刃
を設けた外筒を回転自在に支承する様構成してあ
る。
上記外筒の回転を阻止するために、外筒上部に
は外筒を駆動部に係止する係止片が設けてあり、
この係止片は駆動部に予め設けられている、例え
ば蓋押圧子の如き係着手段に係合せしめられる。
<作用> 本案ジエネレーターシヤフトはこの様なもので
あるから、プロペラカツター型ミキサー装置の駆
動軸に内刃側の回転軸を螺着すると共に、外筒を
回転不能ならしめるべく係止片によつて駆動部に
係止する。
この様にジエネレーターシヤフトを駆動部に取
付けた後に、駆動モータを動作せしめれば、回転
軸はモータの駆動軸で回転し、外筒は係止片で回
転を阻止されるから、被処理物は内刃と外刃間で
粉砕されると共に、内刃の回転によつて生じる対
流によつて内外両刃間に搬送され且つ撹拌せしめ
られる。
<実施例> 第1図は本案ジエネレーターシヤフトを取付け
たミキサー装置の要部縦断正面図で、本案ジエネ
レーターシヤフトAはプロペラカツター型ミキサ
ー装置Bに着脱自在に取付けられている。
上記ジエネレーターシヤフトAは、回転軸10
と、この回転軸10に外嵌されると共に、回転軸
10によつて回転自在に支承された外筒20とを
有しており、上記回転軸10の下端には内刃11
が、又上記外筒20の下端には外刃21が夫々設
けられている。上記回転軸10は、その上端に雌
螺子孔12を設けて、これに上記ミキサー装置B
の駆動部30から突出するモータの駆動軸31を
嵌入螺合する様構成されており、又下端には上記
内刃11を螺着する雄螺子部13が設けてある。
上記外筒20には、上記内刃11によつて係止
される様に係止段部22が設けてあり、この係止
段部22より先端側に外刃21が形成されてい
る。上記内刃11は回転軸の直径方向に対向突設
された1対のカツタ刃111を備えると共に、こ
のカツタ刃111が上記外刃21の内面に軽接し
つつ回転する様構成されており、又上記外刃21
は、先端側から切込まれた複数のスリツトで区分
形成された複数の切刃211を有している。
上記外筒20はベアリング14,14で回転軸
10に対し回転自在に外嵌されており、且つ上端
には係止片22を例えば直径方向に延設してあ
る。この係止片22は、実施例では、第2図、第
3図に示す如く駆動部30から突出している蓋押
圧子32,32に係止する様構成されており、こ
れによつて外筒20は回転を阻止される。
上記係止片22を係止する係着手段は蓋押圧子
32以外の構成であつても良く、例えば、駆動部
20にフツクを設けてこれを外筒側の係止片に係
着しても良い。
更に又実施例では、上記係止片22を確実に蓋
押圧子32に係着するために、係止片22に挟着
片221を設けてあり、この挟着片221を第3
図の鎖線状態から実線状態に移す事で、係止片2
2を蓋押圧子32に掛止める様に構成してある。
尚第1図において、15はシール、16はスリ
ーブ、40は容器、41は蓋である。
第4図は、本案ジエネレーターシヤフトAをプ
ロペラカツター型のミキサー軸Cに取替た時のミ
キサー装置Bを示すもので、この場合のミキサー
軸Cは回転軸50と、この回転軸の下端に設けら
れたプロペラ型のカツター刃51と、上記回転軸
50の上部に設けられた雌螺子孔52とを備えた
構成に作られており、この構成は従来の此種ミキ
サー軸と同様である。
<考案の効果> 本案ジエネレーターシヤフトはこの様にプロペ
ラカツター型のミキサー装置に着脱自在に使用出
来るものであるから、1台のミキサー装置を2様
に使用出来る利点があり、従つてプロペラカツタ
ー型ミキサー装置を保有するだけで確実な粉砕、
撹拌を行なう事が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図仝は本案ジエネレーターシヤフトを使用
したミキサー装置の要部縦断正面図、第2図は仝
上ミキサー装置の要部を拡大した一部縦断正面
図、第3図は第2図3−3線に沿つた平面図、第
4図はプロペラカツター型のミキサー軸を使用し
たミキサー装置の要部縦断正面図である。 図中10は回転軸、11は内刃、20は外筒、
21は外刃、22は係止片、30は駆動部、31
は駆動軸、32は係着手段としての蓋押圧子を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プロペラカツター型ミキサー装置の駆動部か
    ら下方に突出する駆動軸に対し着脱自在に連結
    し得る構成の回転軸と、この回転軸に外嵌され
    ると共に回転軸に対し回転自在に結合された外
    筒とを有し、上記回転軸の下端には内刃を又上
    記外筒の下端には外刃を設けると共に、この外
    筒の上端部には上記駆動部の係着手段に係止し
    て外筒の回転を阻止する係止片を設け、上記回
    転軸の内刃が上記外筒の外刃に軽接しつつ回転
    する事で被処理物を流動せしめて粉砕する様に
    構成したウイレム型ジエネレーターシヤフト。 (2) 上記係止片が上記駆動部の蓋押圧子を係着手
    段として係着する様に構成されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のウイレム型ジエネ
    レーターシヤフト。 (3) 上記係止片に蓋押圧子に掛止めされる挟着片
    を設けた実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    ウイレム型ジエネレーターシヤフト。
JP16411086U 1986-10-24 1986-10-24 Expired - Lifetime JPH0545387Y2 (ja)

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JPS6369531U JPS6369531U (ja) 1988-05-10
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JP5633697B2 (ja) * 2010-12-10 2014-12-03 富士電機株式会社 飲料冷却装置

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