JPH0545367U - 外ねじ式仕切弁の過締防止構造 - Google Patents

外ねじ式仕切弁の過締防止構造

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Publication number
JPH0545367U
JPH0545367U JP10332291U JP10332291U JPH0545367U JP H0545367 U JPH0545367 U JP H0545367U JP 10332291 U JP10332291 U JP 10332291U JP 10332291 U JP10332291 U JP 10332291U JP H0545367 U JPH0545367 U JP H0545367U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
handle
screw
screw type
sluice valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP10332291U
Other languages
English (en)
Inventor
秀貴 梶原
圭司 松本
宏昭 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製の外ねじ式仕切弁において、弁締
切り時に過度のトルク負荷を避けることのできるの過締
防止構造を得ることを目的とする。 【構成】 弁箱1A及び弁体1Bが合成樹脂製とされた
外ねじ式仕切弁1において、ハンドル2とねじ嵌合する
雄ねじスピンドル3の弁締切り位置Pに、ハンドル2に
対する相対ねじ嵌合をそれ以上制限するストッパ4を設
けて構成され、このストッパ4により弁の過締めを防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、外ねじ式仕切弁の過締防止構造に関し、詳しくは弁箱及び弁体が 合成樹脂製とされた外ねじ式仕切弁の過締防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、仕切り弁として弁箱及び弁体を合成樹脂製とした外ねじ式仕切り弁が知 られている。 この種の合成樹脂製仕切り弁は金属製仕切り弁に比し錆などの発生がなく、ま た耐薬品性などにも優れ、さらに強度の割に軽量であるなどの種々の利点を有す るため広く使用されている。
【0003】
【従来の技術の問題点】
しかしながら、これら合成樹脂製仕切り弁で、雄ねじスピンドルをハンドルの 回転によって上下させ弁の開閉を行う外ねじ式の仕切り弁においては、締切り時 に過度の締切りトルクを負荷すると、雄ねじスピンドルが弁体を弁座方向へ強く 押しつけるので、弁箱に無理な応力を生じさせやすい欠点があった。 特に、弁体と弁座との間をゴム状弾性材でシールするソフトシール弁にあって は、金属製シールを使用した弁体に較べ弁を締め切る直前と完全に締め切った後 のトルク変化が小さく、弁が完全に閉まっているか操作者にとって判り難く、こ のため前述の弁箱の耐用強度の他、弁体とスピンドルの接合部、スリーブ、パッ キンなど他の弁構成部材を傷める原因となる欠点があった。
【0004】 さらに、弁の締切作業を行う場合、作業者の感覚として基準締切りトルク以上 の力を負荷しようとする傾向がある上、外ねじ式の仕切り弁は締切り位置となっ ても雄ねじスピンドルがハンドルより突出した状態となっているので、未締と錯 覚しやすく作業者は過度の締付けをし勝ちとなる。 このため、過締による繰り返し応力により比較的早い時期に弁箱の耐用強度が 尽きるといった問題があった。
【0005】
【考案が解決使用とする課題】
この考案は上記問題点に鑑み、弁の締切り時に過度のトルク負荷を避けること のできる外ねじ式仕切弁の過締防止構造を提供することを目的としてなされたも のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案の外ねじ式仕切弁の過締防止構造は、弁箱及び弁体が合成樹脂 製とされた外ねじ式仕切弁において、ハンドルとねじ嵌合する雄ねじスピンドル の弁締切り位置に、ハンドルに対する相対ねじ嵌合をそれ以上制限するストッパ を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
次にこの考案の実施例を説明する。 図1はこの考案の実施例の一部破断側面図、図2はこの考案の実施例の要部拡 大断面図である。
【0008】 この考案の外ねじ式仕切弁の過締防止構造は、弁箱1A及び弁体1Bが合成樹 脂製とされた外ねじ式仕切弁1において、ハンドル2とねじ嵌合する雄ねじスピ ンドル3の弁締切り位置Pに、ハンドル2に対する相対ねじ嵌合をそれ以上制限 するストッパ4を設けて構成されている。
【0009】 上記実施例におけるストッパ4は、スピンドル3に外嵌めされるリング体とさ れ、ストッパ4の取付け構造は、例えば図2に拡大して示すように、ストッパ用 リング4をピン4Aにより雄ねじスピンドル3に固定する構成とされる。
【0010】 このストッパ4の取付け位置は以下のようにして決定される。 即ち、通常の止水に必要なゴム圧縮代をγ1 、ゴムの圧縮ひずみをε、弁箱の クリープ量をσ、50年後のゴム圧縮代をγ2 とするとL1 =γ1 +ε+σ+γ2 (図2)を、弁1を組み立てた状態における弁箱1Aの弁座面1Cからハンドル 2の上端までの距離L2 (図1)に加えて、これを弁締切り位置Pとして適宜決 定される。
【0011】
【作用】
この考案において、通常の操作に従ってハンドル2を回転操作しスピンドル3 を下降させ仕切り弁1を締切る際、弁締切り位置にまでスピンドル3が下降しト ルクに変化はないが実際には完全に流体遮断された状態となった時ストッパ4が ハンドル2に当接するのでそれ以上のハンドル2の回転が阻止され、これによっ て過締めが防止される。
【0012】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、外ねじ式仕切り弁の雄ねじスピンドル2の過 剰な下降がハンドル3に当接するストッパ4によって妨げられるので、流体遮断 が達成されているにも係わらずさらにハンドル2を操作するといった過剰締切り トルクの負荷が防止され、弁体及び弁箱に対する過剰な応力の発生が防止でき、 無理な力を加えることなく安全に弁の開閉作業が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の一部破断側面図である。
【図2】この考案の実施例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…外ねじ式仕切弁 2…ハンドル 3…雄ねじス
ピンドル 4…ストッパ P…弁締切り位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱及び弁体が合成樹脂製とされた外ね
    じ式仕切弁において、ハンドルとねじ嵌合する雄ねじス
    ピンドルの弁締切り位置に、ハンドルに対する相対ねじ
    嵌合をそれ以上制限するストッパを設けたことを特徴と
    する外ねじ式仕切弁の過締防止構造。
JP10332291U 1991-11-19 1991-11-19 外ねじ式仕切弁の過締防止構造 Pending JPH0545367U (ja)

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JPH0545367U true JPH0545367U (ja) 1993-06-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342983B2 (ja) * 1980-12-09 1988-08-26 Nippon Electric Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342983B2 (ja) * 1980-12-09 1988-08-26 Nippon Electric Co

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