JPH0545356Y2 - - Google Patents

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JPH0545356Y2
JPH0545356Y2 JP1988151199U JP15119988U JPH0545356Y2 JP H0545356 Y2 JPH0545356 Y2 JP H0545356Y2 JP 1988151199 U JP1988151199 U JP 1988151199U JP 15119988 U JP15119988 U JP 15119988U JP H0545356 Y2 JPH0545356 Y2 JP H0545356Y2
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mantle
room
roof
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dollhouse
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、分解若しくは組立てが容易で部品
点数が少なく、かつ、コンパクトに収納できる子
供の遊戯に用いられるドールハウスに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来から、子供の遊戯や教育に寄与する種々の
ドールハウスがあつた。しかし、これらドールハ
ウスの大部分は、分解が容易に成し得ない故に持
ち運び或いは保管に不便であるという欠点があつ
た。また、各種のフアスナー或いはロツキング部
材によつて組立られている、分解或いは組立が可
能なものも一部には有つたが、組立に際して道具
又はネジ回しを必要とし煩雑であつた。
そこで、道具又はネジ回しを必要とせずに、分
解・組立が可能なドールハウスとして、各壁部材
に溝とスロツトと穴とを形成し、この溝とスロツ
トとを嵌合するとともに、各壁部材に穴にくさび
を挿入してドールハウスを硬直固定するようにし
たもの(特開昭56−34384号)が出現した。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このドールハウスにあつては、構造が
複雑なため嵌合作業に手間取り、かつ、細かい部
品が多いため子供が部品を無くし易いばかりでな
く、くさびやスロツト等の部品が一部分でも欠損
すると、各壁部材を接合することが不可能になる
という欠点があつた。
また、未使用時にコンパクトに収納できなかつ
たため、昨今の住宅事情悪化に伴い各家庭では前
記ドールハウス等の玩具類の収納に苦慮すること
が多くなつていた。
この考案は上記の点に鑑み、道具又はネジ回し
を必要とせずに容易に分解・組立でき、かつ、組
立に要する部品点数を最小限に抑えるとともに、
これらが多少欠損しても組立にほとんど影響が出
ないドールハウスを提供することを目的としてい
る。また、他の目的は未使用時にコンパクトに収
納できるドールハウスを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は正面が
開放された折畳み可能なハウス形の外套体と、該
外套体内を複数の部屋に区画できるように嵌め込
める正面が開放された折畳み可能な部屋区画体
と、前記外套体の上面を覆う折畳み可能な屋根体
と、前記外套体内とこれに嵌め込んだ部屋区画体
との隣接縁並びに部屋区画体同士の隣接縁を正面
側から挟持結合できる溝形部材と、外套体の上面
と屋根体を着脱結合できる固定具とからなり、使
用時には大きなハウス状となり、未使用時には折
畳んで小さな箱に収納できるように構成したもの
である。
以下、この考案を添付図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
第1図は本願ドールハウスHの正面斜視図であ
る。このドールハウスHは正面が解放された折畳
み可能なハウス形の外套体4と、正面が解放され
た折畳み可能な複数個の部屋区画体5a,5b,
5c,6a,6b,7a,7bと、前記外套体4
と部屋区画体5a〜7b並びに部屋区画体5a〜
7b同士の隣接縁を挟持結合する溝形部材8と、
前記外套体4の上面を覆う折畳み可能な屋根体9
とから構成している。
しかして、外套体4、部屋区画体5a〜7b及
び屋根体9は厚手のボール紙にてできている。ま
た、図示を省略しているが、外套体4の外面には
適宜の窓・カーテン或いは外壁等の外装の図柄が
印刷されており、各部屋区画体5a〜7bの内面
にはダイニングルーム・応接室・子供部屋等々を
表す内装が工夫して印刷されている。従つて、こ
のままの状態で直ちに人形(図示せず)や必要な
家具玩具(図示せず)を配置して遊戯に使用でき
るものとなつている。
第2図は前記ドールハウスHの外装を形成する
外套体4の展開図である。図において、41は背
面板で、該背面板41の両側部には折線10a,
10bを介して両側面板42a,42bが、下縁
には折線10cを介して底面板43がそれぞれ設
けられている。この底面板43の両側部には折線
10d,10eを介して折片44a,44bが設
けられている。この折線10d,10eの線上に
は両側面板42a,42bの下縁に突設した突子
11a,11bを差込む切込み12a,12bが
設けられている。
また、前記両側面板42a,42bの上縁部に
は、折線10f,10gを介して切込み13a,
13bを有する折片45a,45bが設けられて
いる。該折片45a,45bは背面板41の上縁
の急傾斜な折線10h,10iを介して連接した
折片46a,46bに重なると共に、背面板41
上縁の緩傾斜の折線10j,10kを介して連接
した折片47a,47bに設けた切込み14a,
14bと係合する切込13a,13bを持つてい
る。
しかして、折線10a,10bから折つて両側
面板42a,42bを立て、折線10cから底面
板43を立てる。そして両側面板42a,42b
の内面に底面板43の両脇の折片44a,44b
を添わせた後、切込み12a,12bに両側面板
42a,42bの下縁の突子11a,11bを嵌
入結合する。しかる後、両側面板42a,42b
の上縁の折片45a,45bを背面板41の上縁
の折片46a,46bの上に重ね、切込み13a
と14a、13bと14bとを結合する。これに
より、第3図のような正面が解放されたハウス形
の外套体4として組立られる。この組立に際し、
折片47a,47bは折線10hと10j、及び
10iと10kとの交点から外縁に延びている折
線10p,10qから折れ、外套体4の上面部を
切り妻型に成形している。
なお、本実施例では屋根の形状を切り妻型にし
ているが、陸屋根型やそれ以外の形状になすこと
も自由である。
図中、15a,15bは折片45a,45bに
設けた孔、16a,16bは折片46a,46b
に設けた孔であり、該孔15aと16a、15b
と16bは、組立てたときにそれぞれ合致するよ
うになつている。これは屋根体9の対応位置に設
けた孔3とともに、屋根体9の固定具1,2の通
し孔となる。10nは前記背面板41及び底面板
43を縦通する中央折線である。これは収納時に
外套体4を小さく折り畳むために寄与する。
外套体4を組立てた後、その中には第4図示の
如く、3つの部屋区画体5a,5b,5cを挿入
して1階部分を構成し、その上に部屋区画体6a
及び6bの2つを重ねて2階部分を構成し、さら
にその上に部屋区画体7a,7bを重ねるように
挿入して3階部分を構成する。この各部屋区画体
5a〜7bは第4図示の如く、外枠体Aと、該外
枠部Aの一辺に折線Cを介して連接した裏板部B
とからなり、裏板部Bには突子Eを設け、該突子
Eを外枠部Aに設けた切込みDに挿入結合するこ
とにより正面が解放された箱型に組立られるよう
になつている。
なお、この実施例では屋根を切り妻型にしてい
るため、最上階に部屋区画体7a,7bは台形に
しているが、陸屋根型にした場合は全部の部屋区
画体を直方体とすることは勿論である。
また、これらの部屋区画体5a〜7bは大きさ
を変えることは自由であるし、各階の部屋数も増
減することも自由である。
前記溝形部材8は第5図示の如く、外套体4と
部屋区画体の隣接縁、部屋区画体同士の隣接縁に
プラスチツクの素材の弾性を利用して挾持結合で
きるようになつている。この実施例において溝形
部材8は、外套体4と部屋区画体、部屋区画体同
士の横並び方向の隣接縁を結合するためのものと
して長短6本、階層方向の隣接縁を結合するため
のものとして4本の都合10本を用意すれば足り
る。換言すれば、組立に要する全ての結合部材は
10本の溝形部材8と2対の固定具1,2のみで良
い。また、この溝形部材8は棒状で変形しない安
定形状であるから、たとえ子供が乱暴に扱つても
欠損することが少なく、多少欠損しても組立てに
はほとんど影響がない。
前記屋根体9は外面に瓦等の図柄が適宜印刷さ
れた厚紙製のものである。該屋根体9は外套体4
の上面に覆うように適用した後、前述した如く固
定具1,2で固定する。なお、屋根体9を切り妻
型にする関係で、外套体4の上面と、最上階の部
屋区画体7a,7bとの間に出来た三角状の隙間
に屋根保形体19が挿入されている。この屋根保
形体19は陸屋根とする場合には不要となる。
前記固定具1,2の形状は特に問わないが、第
6図示の如く固定具1は薄く偏平な頭部1aと雄
ネジ部1bとからなり、固定具1は雌ネジ部2a
と外周が歯車状のつば部2bとからなるものを使
用することが好ましい。即ち、締付け時に道具が
一切不要となること、屋根体9の外面に表れる固
定具1の頭部1aが薄く偏平であれば目立ち難く
なるからである。
上記実施例に示した本願ドールハウスHを組立
るには、まず、外套体4及び各部屋区画体5a〜
7bを所定の通り組立てる。次に、前記外套体4
に部屋区画体5a〜7bを1階から順次上層へと
挿入する。対いで、外套体4と部屋区画体の隣接
縁及び部屋区画体同士の隣接縁を溝形部材8にて
挟持結合した後、屋根体9を外套体4の上面に適
用して固定具1,2で固定する。
本願ドールハウスHを収納する時は、前述した
ことと逆、即ち、固定具1,2を外して屋根体9
を除いた後、全ての溝形部材8を取つて部屋区画
体を外套体4から分解する。しかる後、外套体4
及び各部屋区画体5a〜7bを所定の通り折り畳
む。このようにして折り畳んだ部品の全ては第7
図の如き収納ケース20に収められる。この収納
ケース20は高さXは、組立てたドールハウスH
に高さX′の約3分の2、奥行きYはドールハウ
スHの奥行きY′の3分の1程度あれば充分満足
する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は正面が開放された折
畳み可能なハウス形の外套体と、該外套体内を複
数の部屋に区画できるように嵌め込める正面が開
放された折畳み可能な部屋区画体と、前記外套体
の上面を覆う折畳み可能な屋根体と、前記外套体
内にこれを嵌め込んだ部屋区画体との隣接縁並び
に部屋区画体同士の隣接縁を正面側から挟持結合
できる溝形部材と、外套体の上面と屋根体を着脱
結合できる固定具とからなることを特徴としてい
るから、構造が簡易で部品点数も少く、分解や組
立作業が容易であり、しかも、組立に道具又はネ
ジ回しが不要である。また、外套体と部屋区画体
及び部屋区画体同士は全て単純形状の溝形部材だ
けであり、欠損し難いし、多少欠損しても組立に
ほとんど影響が出ない。更に、この考案によれ
ば、使用時には大きく、未使用時には小さくコイ
ンパクトに収納されるなど各種の優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は本願ドールハウスの正面斜視図、第2図は外套
体の展開図、第3図は外套体の組立過程を示す正
面斜視図、第4図は屋根体・屋根保形体及び部屋
区画体の分解斜視図、第5図は溝形部材と外套体
と部屋区画体との関係を示す部分拡大斜視図、第
6図は固定具の斜視図、第7図は収納ケースの斜
視図である。 H……ドールハウス、1,2……固定具、4…
…外套体、5a,5b,5c,6a,6b,7
a,7b……部屋区画体、8……溝形部材、9…
…屋根体、19……屋根保形体、20……収納ケ
ース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正面が開放された折畳み可能なハウス形の外套
    体と、該外套体内を複数の部屋に区画できるよう
    に嵌め込める正面が開放された折畳み可能な部屋
    区画体と、前記外套体の上面を覆う折畳み可能な
    屋根体と、前記外套体内とこれに嵌め込んだ部屋
    区画体との隣接縁並びに部屋区画体同士の隣接縁
    を正面側から挟持結合できる溝形部材と、外套体
    の上面と屋根体を着脱結合できる固定具とを備え
    たことを特徴とするドールハウス。
JP1988151199U 1988-11-19 1988-11-19 Expired - Lifetime JPH0545356Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988151199U JPH0545356Y2 (ja) 1988-11-19 1988-11-19

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JP1988151199U JPH0545356Y2 (ja) 1988-11-19 1988-11-19

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Publication Number Publication Date
JPH0271598U JPH0271598U (ja) 1990-05-31
JPH0545356Y2 true JPH0545356Y2 (ja) 1993-11-18

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ID=31425032

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JP1988151199U Expired - Lifetime JPH0545356Y2 (ja) 1988-11-19 1988-11-19

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5781887U (ja) * 1980-11-05 1982-05-20
JPH0615676Y2 (ja) * 1986-04-23 1994-04-27 株式会社エポツク社 組立自在の玩具の家

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JPH0271598U (ja) 1990-05-31

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