JPH0545274Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0545274Y2 JPH0545274Y2 JP1988140561U JP14056188U JPH0545274Y2 JP H0545274 Y2 JPH0545274 Y2 JP H0545274Y2 JP 1988140561 U JP1988140561 U JP 1988140561U JP 14056188 U JP14056188 U JP 14056188U JP H0545274 Y2 JPH0545274 Y2 JP H0545274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet seat
- area
- inner hole
- toilet
- inner periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 5
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 3
- 230000037396 body weight Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は便座に係り、特に座骨の当りによる痛
感を解消するようにした便座に関する。
感を解消するようにした便座に関する。
[従来の技術]
従来、便座としては内孔を有するU型又はO型
のものが用いられている。従来の便座は、いずれ
のタイプのものにあつても、内周縁の近傍部分に
おいては外周縁に向つて徐々にかつほぼ一様に高
くなる形状とされている。
のものが用いられている。従来の便座は、いずれ
のタイプのものにあつても、内周縁の近傍部分に
おいては外周縁に向つて徐々にかつほぼ一様に高
くなる形状とされている。
[考案が解決しようとする課題]
このように、内周縁の近傍部分において、外周
縁に向つて徐々にかつ一様に高くなる形状とされ
ている従来の便座では、着座した際に、座骨部分
で体重を支えるような状態となるため、座骨が便
座に強く押し付けられ、臀部に痛みを感じ易い。
縁に向つて徐々にかつ一様に高くなる形状とされ
ている従来の便座では、着座した際に、座骨部分
で体重を支えるような状態となるため、座骨が便
座に強く押し付けられ、臀部に痛みを感じ易い。
本考案は上記従来の問題点を解決し、座骨の当
りによる痛感がなく、快適な着座感が得られる便
座を提供することを目的とする。
りによる痛感がなく、快適な着座感が得られる便
座を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本考案の便座は、内孔の後部側方部位の内周縁
の近傍領域を内孔の中央部側方部位の内周縁の近
傍領域よりも低レベルとしたものである。
の近傍領域を内孔の中央部側方部位の内周縁の近
傍領域よりも低レベルとしたものである。
[作用]
本考案の便座によれば、着座した際に体重の相
当割合が太腿でも支えられるようになり、座骨部
分にかかる重量が軽減されるので、座骨が便座に
強く押し付けられることりが解消される。
当割合が太腿でも支えられるようになり、座骨部
分にかかる重量が軽減されるので、座骨が便座に
強く押し付けられることりが解消される。
[実施例]
以下に図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る便座の平面
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、第
3図は第1図の部分拡大図である。また、第4〜
10図は第3図の−線ないしX−X線断面を
示す。
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、第
3図は第1図の部分拡大図である。また、第4〜
10図は第3図の−線ないしX−X線断面を
示す。
便座1は内孔2を有し、後端側に便器へ枢着す
るためのヒンジ3a,3bが設けられているO型
便座である。
るためのヒンジ3a,3bが設けられているO型
便座である。
符号4,5,6は便器1の内孔側方の部位を示
しており、符号4は後部、符号5は中央部、符号
6は前部を示している。この後部4の内周縁4a
の近傍領域Aが、中央部5の内周縁5aの近傍領
域よりも低レベルとされている。
しており、符号4は後部、符号5は中央部、符号
6は前部を示している。この後部4の内周縁4a
の近傍領域Aが、中央部5の内周縁5aの近傍領
域よりも低レベルとされている。
すなわち、第3図の−線ないしX−X線の
断面図である第4〜10図に示す通り、前部6及
び中央部5においては、内周縁6a,5aから便
座外方方向に向つて比較的急峻に立ち上げられて
いるが、後部4においては内周縁4aから便座外
方方向に向つて比較的緩やかに立ち上げられてい
る。
断面図である第4〜10図に示す通り、前部6及
び中央部5においては、内周縁6a,5aから便
座外方方向に向つて比較的急峻に立ち上げられて
いるが、後部4においては内周縁4aから便座外
方方向に向つて比較的緩やかに立ち上げられてい
る。
この結果、後部内周縁4aの近傍領域A(人体
臀部のうち座骨が当る領域)は中央部内周縁5a
の近傍領域(人体の太腿が当る領域)よりも低レ
ベルとなる。
臀部のうち座骨が当る領域)は中央部内周縁5a
の近傍領域(人体の太腿が当る領域)よりも低レ
ベルとなる。
なお、第2図に示されるように、A領域を凹状
とする場合、この凹状部はその周囲部分から滑ら
かな曲面にて凹陥するように便座1が構成されて
いる。
とする場合、この凹状部はその周囲部分から滑ら
かな曲面にて凹陥するように便座1が構成されて
いる。
このように構成された便座1にあつては、第1
1,12図の如く使用者が通常の使用姿勢となる
ように着座すると、その座骨部分の臀部は主とし
て符号Aで示す内周4a近傍領域にて便座1と当
るようになる。この領域Aは中央部内周縁5aの
近傍領域よりも低レベルとなつている。従つて、
便座1に着座した人体の体重の相当割合が該人体
の太腿でも支えられるようになる。この結果、座
骨が便座1に押し付けられる力が小さくなり、着
座した使用者が臀部に痛みを感ずることが防止さ
れる。
1,12図の如く使用者が通常の使用姿勢となる
ように着座すると、その座骨部分の臀部は主とし
て符号Aで示す内周4a近傍領域にて便座1と当
るようになる。この領域Aは中央部内周縁5aの
近傍領域よりも低レベルとなつている。従つて、
便座1に着座した人体の体重の相当割合が該人体
の太腿でも支えられるようになる。この結果、座
骨が便座1に押し付けられる力が小さくなり、着
座した使用者が臀部に痛みを感ずることが防止さ
れる。
なお、本実施例にあつては、後端部の便座幅方
向中央付近のB領域がその周囲よりも低レベルと
なるように凹状とされている。このようにする
と、着座した人体の尾骨付近が便座1に強く押し
付けられることが解消され、臀部の尾骨付近の痛
みも防止される。
向中央付近のB領域がその周囲よりも低レベルと
なるように凹状とされている。このようにする
と、着座した人体の尾骨付近が便座1に強く押し
付けられることが解消され、臀部の尾骨付近の痛
みも防止される。
本考案においては、内孔の後部側方の内周縁近
傍の低レベルのA領域の範囲は第3図に示す寸法
a〜dが次のようになるようにするのが好適であ
る。
傍の低レベルのA領域の範囲は第3図に示す寸法
a〜dが次のようになるようにするのが好適であ
る。
なお、第3図において、A部分は便座の長さ方
向に対し、内孔2の後端縁からa〜bの長さの範
囲にあり、便座の幅方向に対し、便座の中心線C
からc〜dの範囲にあるように寸法a,b,c,
dが設定されている。これら寸法a〜dは、 a:15〜30mm、 b:100〜130mm、 c:50〜70mm、 d:130〜150mm、 となるようにするのが好適である。
向に対し、内孔2の後端縁からa〜bの長さの範
囲にあり、便座の幅方向に対し、便座の中心線C
からc〜dの範囲にあるように寸法a,b,c,
dが設定されている。これら寸法a〜dは、 a:15〜30mm、 b:100〜130mm、 c:50〜70mm、 d:130〜150mm、 となるようにするのが好適である。
また、前記B領域の範囲については、B領域の
内孔後端面からの便座長さ方向の長さe、B領域
の便座中心線Cからの幅方向の長さfを次の値と
するのが好適である。
内孔後端面からの便座長さ方向の長さe、B領域
の便座中心線Cからの幅方向の長さfを次の値と
するのが好適である。
e:20〜50mm、
f:15〜30mm、
図示の実施例はO型便座を示しているが、本考
案はU型便座についても同様に適用できる。
案はU型便座についても同様に適用できる。
[効果]
以上の通り、本考案の便座は、着座した際の座
骨付近の圧迫感が小なく、快適な着座感が得られ
る。
骨付近の圧迫感が小なく、快適な着座感が得られ
る。
第1図は実施例を示す平面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は拡大平面図である。
第4図ないし第10図の各図は便座形状を示す断
面図、第11図は着座姿勢を示す平面図、第12
図は同側面図である。 1……便器、2……内孔、4……後端側方部
位、5……中央部側方部位。
の−線断面図、第3図は拡大平面図である。
第4図ないし第10図の各図は便座形状を示す断
面図、第11図は着座姿勢を示す平面図、第12
図は同側面図である。 1……便器、2……内孔、4……後端側方部
位、5……中央部側方部位。
Claims (1)
- 内孔を有し、後端側が便器に枢着される便座に
おいて、内孔内周縁の近傍領域のうち、後部の側
方部位の内周縁近傍領域を中央部の側方部位の内
周縁近傍領域よりも低レベルとしてあることを特
徴とする便座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988140561U JPH0545274Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988140561U JPH0545274Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0261295U JPH0261295U (ja) | 1990-05-08 |
JPH0545274Y2 true JPH0545274Y2 (ja) | 1993-11-18 |
Family
ID=31404847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988140561U Expired - Lifetime JPH0545274Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545274Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002078643A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-19 | Aron Kasei Co Ltd | 便 座 |
JP4995384B2 (ja) * | 2001-09-26 | 2012-08-08 | アロン化成株式会社 | 便座および携帯用便器 |
PL203046B1 (pl) | 2006-09-01 | 2009-08-31 | Linia Zdrowie Niedzielski Czer | Deska sedesowa |
JP6198488B2 (ja) * | 2013-07-03 | 2017-09-20 | アロン化成株式会社 | ポータブルトイレ |
JP7342633B2 (ja) * | 2019-11-08 | 2023-09-12 | 株式会社アイシン | 便座 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3786522A (en) * | 1970-09-15 | 1974-01-22 | American Standard Inc | Toilet seat |
US4244063A (en) * | 1979-09-17 | 1981-01-13 | Thomas Bayard | Therapeutic toilet seat |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP1988140561U patent/JPH0545274Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3786522A (en) * | 1970-09-15 | 1974-01-22 | American Standard Inc | Toilet seat |
US4244063A (en) * | 1979-09-17 | 1981-01-13 | Thomas Bayard | Therapeutic toilet seat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0261295U (ja) | 1990-05-08 |
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