JPH054486A - シート材保持装置 - Google Patents
シート材保持装置Info
- Publication number
- JPH054486A JPH054486A JP15362091A JP15362091A JPH054486A JP H054486 A JPH054486 A JP H054486A JP 15362091 A JP15362091 A JP 15362091A JP 15362091 A JP15362091 A JP 15362091A JP H054486 A JPH054486 A JP H054486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- paper
- magnet board
- coating layer
- resin coating
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート材が確実に保持されるシート材保持装
置を提供する。 【構成】 シート材を保持するシート材保持装置は、マ
グネットボード１と、マグネットボード１の上に形成さ
れた高摩擦性を有する樹脂コーティング層４とを含む。
紙２がマグネットボード１上に載置されるときは、紙２
は樹脂コーティング層４の上に載置され、その上を１対
のペーパホルダ３ａ，３ｂで保持する。
置を提供する。 【構成】 シート材を保持するシート材保持装置は、マ
グネットボード１と、マグネットボード１の上に形成さ
れた高摩擦性を有する樹脂コーティング層４とを含む。
紙２がマグネットボード１上に載置されるときは、紙２
は樹脂コーティング層４の上に載置され、その上を１対
のペーパホルダ３ａ，３ｂで保持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はペンプロッタに使用さ
れるシート材保持装置に関し、特にシート材がずれない
シート材保持装置に関する。
れるシート材保持装置に関し、特にシート材がずれない
シート材保持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のペンプロッタに用いられる
たとえば紙等のシート材を保持するマグネットボードを
示す図である。図２（Ａ）はその平面図であり、（Ｂ）
はその正面図である。
たとえば紙等のシート材を保持するマグネットボードを
示す図である。図２（Ａ）はその平面図であり、（Ｂ）
はその正面図である。
【０００３】図２（Ａ）および図２（Ｂ）を参照して説
明すると、従来のマグネットボード１の上には図示のな
いペンプロッタで図が描かれる紙２が載置され、その紙
２の上にそれを固定するためのペーパホルダ３ａ，３ｂ
が設けられる。
明すると、従来のマグネットボード１の上には図示のな
いペンプロッタで図が描かれる紙２が載置され、その紙
２の上にそれを固定するためのペーパホルダ３ａ，３ｂ
が設けられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のペンプロッタに
用いられる紙の保持装置としてのマグネットボード１は
上記のように構成されていた。紙２はマグネットボード
１の磁性によってペーパホルダ３ａ，３ｂの吸着力のみ
によって保持される。その結果、マグネットボード２の
磁力が弱くなると紙２が図２（Ｂ）に矢印で示すように
容易にずれやすくなる。さらにマグネットボード１の磁
力が強い場合においてもたとえばペンプロッタを用いて
紙２をカッティングするときにはこの紙２が図示のない
カッターによって引っ張られて容易に移動し、その結果
所望のカッティングができないという問題点があった。
用いられる紙の保持装置としてのマグネットボード１は
上記のように構成されていた。紙２はマグネットボード
１の磁性によってペーパホルダ３ａ，３ｂの吸着力のみ
によって保持される。その結果、マグネットボード２の
磁力が弱くなると紙２が図２（Ｂ）に矢印で示すように
容易にずれやすくなる。さらにマグネットボード１の磁
力が強い場合においてもたとえばペンプロッタを用いて
紙２をカッティングするときにはこの紙２が図示のない
カッターによって引っ張られて容易に移動し、その結果
所望のカッティングができないという問題点があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ペンプロッタの任意の使用状態
においてシート材が確実に保持されるシート材保持装置
を提供することを目的とする。
ためになされたもので、ペンプロッタの任意の使用状態
においてシート材が確実に保持されるシート材保持装置
を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるシート
材保持装置は、マグネットボードと、マグネットボード
上に設けられた高摩擦性を有する樹脂コーティング層
と、樹脂コーティング層の上にシート材が載置されたと
き、シート材を押さえるための、磁性材料で形成された
押さえ部材とを含む。
材保持装置は、マグネットボードと、マグネットボード
上に設けられた高摩擦性を有する樹脂コーティング層
と、樹脂コーティング層の上にシート材が載置されたと
き、シート材を押さえるための、磁性材料で形成された
押さえ部材とを含む。
【０００７】
【作用】マグネットボード上に高摩擦性を有する樹脂コ
ーティング層を設けたため、その上に載置されたシート
材と樹脂コーティング層表面の間の摩擦係数が増大し、
載置されたシート材が移動しない。
ーティング層を設けたため、その上に載置されたシート
材と樹脂コーティング層表面の間の摩擦係数が増大し、
載置されたシート材が移動しない。
【０００８】
【実施例】この発明の一実施例を図１を参照して説明す
る。
る。
【０００９】図１は図２（Ａ）に示したマグネットボー
ド１の正面図であり、従来の図２（Ｂ）に対応する。
ド１の正面図であり、従来の図２（Ｂ）に対応する。
【００１０】図１を参照して説明すると、この発明にか
かるシート材保持装置はマグネットボード１と、マグネ
ットボード１の上に形成された高摩擦性を有する樹脂コ
ーティング層４とを含む。図示のないペンプロッタによ
ってマグネットボード１が使用されるときは、樹脂コー
ティング層４の上に紙２のようなシート材が載置され、
それを固定するためにたとえば鉄片のような磁性材料で
形成されたペーパホルダ３ａ，３ｂがその上に置かれ
る。
かるシート材保持装置はマグネットボード１と、マグネ
ットボード１の上に形成された高摩擦性を有する樹脂コ
ーティング層４とを含む。図示のないペンプロッタによ
ってマグネットボード１が使用されるときは、樹脂コー
ティング層４の上に紙２のようなシート材が載置され、
それを固定するためにたとえば鉄片のような磁性材料で
形成されたペーパホルダ３ａ，３ｂがその上に置かれ
る。
【００１１】紙２がマグネットボード１とペーパホルダ
３ａ，３ｂとによって押さえ付けられるだけでなく、樹
脂コーティング層４と紙２との間の摩擦によっても保持
されるため、マグネットボード１の磁性が低下した場合
でも、またペンプロッタの先にカッターを設けてそれを
用いて紙２をカッティングする際においても紙２がずれ
ることはない。
３ａ，３ｂとによって押さえ付けられるだけでなく、樹
脂コーティング層４と紙２との間の摩擦によっても保持
されるため、マグネットボード１の磁性が低下した場合
でも、またペンプロッタの先にカッターを設けてそれを
用いて紙２をカッティングする際においても紙２がずれ
ることはない。
【００１２】なお、このような高摩擦性を有する樹脂コ
ーティング材としては特殊ポリエステルウレタン系樹脂
を主成分とする２液硬化形塗料、たとえばオーフレック
スＮｏ．４００（ＨＳ）（佐藤金属株式会社製）のよう
なものがある。これはマグネットボード１の上にスプレ
ーを用いて樹脂コーティング層を吹付けることができる
ため、所望のマグネットボードの形成が容易にできる。
ーティング材としては特殊ポリエステルウレタン系樹脂
を主成分とする２液硬化形塗料、たとえばオーフレック
スＮｏ．４００（ＨＳ）（佐藤金属株式会社製）のよう
なものがある。これはマグネットボード１の上にスプレ
ーを用いて樹脂コーティング層を吹付けることができる
ため、所望のマグネットボードの形成が容易にできる。
【００１３】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、マグネ
ットボードの上に高摩擦性を有する樹脂コーティング層
を設けたため、マグネットボード上のシート材は単にペ
ーパホルダによって押さえ付けられるだけでなく、樹脂
コーティング層とシート材との摩擦によってもマグネッ
トボード上に保持される。
ットボードの上に高摩擦性を有する樹脂コーティング層
を設けたため、マグネットボード上のシート材は単にペ
ーパホルダによって押さえ付けられるだけでなく、樹脂
コーティング層とシート材との摩擦によってもマグネッ
トボード上に保持される。
【００１４】その結果、シート材が確実に保持されるシ
ート材保持装置を提供することができる。
ート材保持装置を提供することができる。
【図１】この発明にかかるマグネットボードの正面図で
ある。
ある。
【図２】従来のマグネットボードの平面図および正面図
である。
である。
１ マグネットボード ２ 紙 ３ａ，３ｂ ペーパホルダ ４ 樹脂コーティング層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 マグネットボードと、前記マグネットボ
ード上に設けられた高摩擦性を有する樹脂コーティング
層と、前記樹脂コーティング層の上にシート材が載置さ
れたとき、前記シート材を押さえるために磁性材料で形
成された押さえ部材とを含む、前記シート材保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15362091A JPH054486A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | シート材保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15362091A JPH054486A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | シート材保持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054486A true JPH054486A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15566474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15362091A Withdrawn JPH054486A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | シート材保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054486A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019130786A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | カシオ計算機株式会社 | シート保持機構、膨張装置及び造形システム |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP15362091A patent/JPH054486A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019130786A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | カシオ計算機株式会社 | シート保持機構、膨張装置及び造形システム |
| JP2022001438A (ja) * | 2018-01-31 | 2022-01-06 | カシオ計算機株式会社 | 膨張装置及び造形システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |