JPH0544795U - スキユーバダイビング装置のレギユレーター - Google Patents

スキユーバダイビング装置のレギユレーター

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JPH0544795U
JPH0544795U JP10415491U JP10415491U JPH0544795U JP H0544795 U JPH0544795 U JP H0544795U JP 10415491 U JP10415491 U JP 10415491U JP 10415491 U JP10415491 U JP 10415491U JP H0544795 U JPH0544795 U JP H0544795U
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忠雄 高田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキューバダイビング装置のレギュレーター
であって、該レギュレーターが故障した非常時に、生命
に危険をさらすことなく対処出来るレギュレーターの提
供。 【構成】 高圧タンクのバルブに取着して中圧ホースを
接続し低圧部へ中圧空気を送る高圧部において、該高圧
部には第1段減圧弁を有す2個の高圧部弁を並設し、上
記中圧空気をいずれの高圧部弁からでも供給可能とし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスキューバダイビング装置のレギュレーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スキューバダイビング装置にはその心臓部とも言われる重要なレギュレーター が備えられている。該レギュレーターはタンクから噴出してくる高圧空気をダイ バーが潜水する深度の水圧と同じ圧力まで自動的に減圧し、ダイバーの要求に応 じて呼吸気を供給する作用を成す。しかも、ダイバーが吸入動作をしない限り、 該レギュレーターは働かず、空気は送られない構造となっていて、タンクの限ら れた空気を無駄にしないために有効な役目を果たしている。
【0003】 図2は従来から使用されている2段減圧式のシングルホース型レギュレーター であるが、ダイバーが吸気しようとするならば、低圧ダイヤフラム(イ) がへこみ 、低圧弁レバー(ロ) を押して第2段減圧弁(ハ) を開く。第2段減圧弁(ハ) が開く と空気がダイバーの肺へ供給されると同時に中圧室(ニ) の圧力バランスが崩れて 減圧調整スプリング(ホ) の力が第1段減圧弁(ヘ) を閉じようとする力に打ち勝っ て弁座(ト) を押し戻し、高圧タンク(チ) から空気が中圧室(ニ) へ流れる。ダイバ ーが吸気を止めると上記第2段減圧弁(ハ) 及び第1段減圧弁(ヘ) は再び閉じて空 気の流れを停止し、レギュレーターはこの作動を繰り返す。ここで、低圧ダイヤ フラム(イ) は常にダイバーが潜水する深度の水圧で押圧されているため、ダイバ ーの吸入する空気圧は水圧と等しくなっている。
【0004】 ところで、このように構成されているレギュレーターはその構造・形態が精巧 なことも原因して、落下等による破損以外に自然故障を起こすことがあり、それ 故にダイバーの生命を危険にさらすことになる。該レギュレーターの自然故障に は空気漏れと水漏れがあって、潜水中に故障しても呼吸を止めて浮上することは 絶対に出来ないことから補助タンクを備えたスキューバダイビング装置も知られ ている。しかし、このような補助タンクを常に身に付けて潜水することは泳ぎに くく、不便である。また上記中空室(ニ) から補助のマウスピースを連結して構成 したスキューバダイビング装置も知られているが、同一レギュレーターを用いて いることから、該レギュレーターが故障した場合には全く役に立たない。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】
このように上記レギュレーターが故障した場合、ダイバーの生命を失うことに もなることから、本考案は従来の補助タンクを用いることなしに、上記非常事態 に対処することの出来るレギュレーターを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のレギュレーターは高圧部の第1段減圧弁を有す高圧部弁を2個形成し たことに特徴を有すもので、いずれの高圧部弁を使用してもタンクから高圧空気 を吸入することが出来る構造となっている。勿論、各々の高圧部弁は互いに並設 され、低圧部であるマウスピースからの中圧ホース端を連結するための出口はそ れぞれの高圧部弁に2ケ所形成し、中圧室は互いに仕切られ、減圧調整スプリン グも各々の高圧部弁の第1段減圧弁に設けられ、両高圧部弁は互いに独立して作 動する。
【0007】 又、高圧部とタンクを繋ぐバルブには、第1段減圧弁を持つ両高圧室に連通す る空気孔を有す。そこで、潜水中に高圧部における一方の高圧部弁が故障したな らば、切換え弁の切換えによって簡単に高圧部弁を変更出来が、前以て補助のマ ウスピースを別の高圧部弁に連結しておき、非常時には補助マウスピースを使用 する。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1a、bは本考案のレギュレーターの高圧部を示す実施例である。低圧部に 関しては前記図2にて示したものでもよく、その構造は限定しない。同図に示す ごとく、中圧室1a、1bが仕切り2を間にして形成され、さらに該中圧室1a 、1bを仕切って高圧室3a、3bを設けており、中圧室1と高圧室3を第1段 減圧弁4が貫通している。第1段減圧弁4はその先端5が出口6の付近まで伸び 、途中には弁座7を形成し、頭8はダイヤフラム9に当接しており、弁座7はス プリング10のバネ力により仕切り11に押圧されている。該弁座7は仕切り1 1に押圧されることにより、仕切り11に形成した空気孔12を閉じることによ り、高圧室3に充填されている高圧空気が中圧室1へ流れ込むことを阻止してい る。
【0009】 又上記ダイヤフラム9を一種の仕切り板として減圧調整スプリング13が設け られ、該減圧調整スプリング13のバネ力はダイヤフラム9に作用し、該ダイヤ フラム9にはさらに水圧が加わって、中圧室1の圧力とバランスしている。この 高圧部弁の構造は前記図2の場合と同じであり、低圧部中圧室の圧力が空気の吸 入により低下すれば、中圧ホースにて連結している高圧部中圧室1の圧力も低下 してダイヤフラム9の左右における圧力バランスが崩れて、水圧により変形する 。そのため第1段減圧弁4は僅かに動いて弁座7は空気孔12を開口し、高圧室 3から中圧室1へ空気が流れ込む。
【0010】 ところで、高圧部には出口6a、6bが2ケ所に設けられていて、マウスピー スから伸びた中圧ホースは出口6aに接続され、出口6bには補助のマウスピー スが接続される。又この高圧部には入口14を有し、該入口14は高圧室3a、 3bに連通し、タンクの圧縮空気を該高圧室3a、3bへ導き入れる。高圧室3 はタンクの内圧と同一になっているが、該高圧室3から空気孔12を通過して中 圧室1へ流れた空気は減圧され、中圧ホースを通って低圧部のマウスピースへ導 かれる。そして該低圧部では第2段減圧弁によってさらに減圧されて吸い込まれ る。
【0011】 このように、高圧部は第1段減圧弁4a、4bを並設し、各々の高圧部弁の出 口6a、6bに中圧ホースを接続しているが、補助のマウスピースを装着するこ となく、該中圧ホースと両出口6a、6bの間に切換え弁を介在し、切換え弁の 操作でもっていずれの高圧部弁からでも中圧空気を供給可能とするよう構成出来 る。上記切換え弁はエヤー回路では周知の技術である故に、ここでは詳細な説明 を省略する。以上述べたように、本考案のレギュレーターはその高圧部を2個の 第1段減圧弁を持った高圧部弁を並設して構成したもので、次のような効果を得 ることが出来る。
【0012】
【考案の効果】
本考案のレギュレーターはその高圧部側に2個の高圧部弁を設けたものであり 、仮に片方の高圧部弁が故障しても、他の高圧部弁を使用することが出来る。2 個の高圧部弁が同時に故障するケースは極めて少なく、高圧部弁の故障による非 常事態に対し、何ら問題なく対処し得る。それに、高圧部弁を2個設けることは ダイビングに何ら支障なく、不便を感じることもない。特に、両高圧部弁の出口 に中圧ホースと補助のマウスピースを連結しておくことにより、非常時での行動 をあわてることなく行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のレギュレーターに用いる高圧部弁を示
す実施例
【図2】従来型式のレギュレーター
【符合の説明】 1 中圧室 2 仕切り 3 高圧室 4 第1段減圧弁 5 先端 6 出口 7 弁座 8 頭 9 ダイヤフラム 10 スプリング 11 仕切り 12 空気孔 13 減圧調整スプリング 14 入口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキューバダイビング装置の高圧タンク
    のバルブに接続されるレギュレーターであって、中圧ホ
    ースを接続して低圧部となるマウスピースへ中圧空気を
    送る高圧部において、該高圧部には第1段減圧弁を有す
    2個の高圧部弁を並設し、各々の高圧部弁の出口にマウ
    スピースの中圧ホースと補助のマウスピースの中圧ホー
    スを連結したことを特徴とするスキューバダイビング装
    置のレギュレーター。
JP10415491U 1991-11-22 1991-11-22 スキュ―バダイビング装置のレギュレ―タ― Expired - Lifetime JP2508447Y2 (ja)

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JPH0544795U true JPH0544795U (ja) 1993-06-15
JP2508447Y2 JP2508447Y2 (ja) 1996-08-21

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