JPH0544689Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544689Y2
JPH0544689Y2 JP14641888U JP14641888U JPH0544689Y2 JP H0544689 Y2 JPH0544689 Y2 JP H0544689Y2 JP 14641888 U JP14641888 U JP 14641888U JP 14641888 U JP14641888 U JP 14641888U JP H0544689 Y2 JPH0544689 Y2 JP H0544689Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
cylinder
gas cylinder
refrigerant
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14641888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0267867U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14641888U priority Critical patent/JPH0544689Y2/ja
Publication of JPH0267867U publication Critical patent/JPH0267867U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0544689Y2 publication Critical patent/JPH0544689Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハイキング、ピクニツク、ドライブ
等のアウトドアで携帯するのに便利な携帯用ガス
冷蔵庫におけるガスボンベ収容構造に関し、特に
ガスボンベの内圧を一定に維持して、燃料供給配
管にレギユレータ等の調圧手段を設ける必要を無
くし、燃料供給配管の構造を単純化できるものを
提供する。
〔従来の技術〕
従来、携帯用ガス冷蔵庫として、実開昭63−
108055号に開示されたものがある。
これは、第3図に示すように、内部に庫内空間
51、吸収式冷凍装置52、ガスボンベ53を収
容するボンベ収容室54とを有し、このボンベ収
容室54からはガスボンベ53内から噴射された
燃料ガス55の供給経路となる燃料供給配管56
を導出し、この燃料供給配管56先端にこの燃料
供給配管56から供給された燃料ガス55を燃焼
させる燃焼ノズル57を付設している。そして、
前記吸収式冷凍装置52は、一般に、第2図に示
すように燃焼ノズル57で燃焼させる燃料ガス5
5の燃焼熱で冷媒溶液58を加熱して高温度の冷
媒蒸気59を発生させる冷媒蒸気発生器60と、
この冷媒蒸気発生器60から受け取つた高温の冷
媒蒸気59を放熱させて液体冷媒61に凝縮させ
る凝縮器62と、この凝縮器62から受け取つた
液体冷媒61を蒸発させる際の吸熱作用で庫内空
間51を冷却する蒸発器64とを有している。
この従来の携帯用ガス冷蔵庫によれば、ガスボ
ンベ53から燃料供給配管56を介して燃焼ノズ
ル57に供給した燃料ガス55を燃焼ノズル57
で燃焼させ、この燃料ガス55の燃焼熱で冷媒溶
液58を加熱して冷媒蒸気発生器60で高温の冷
媒蒸気61を発生させ、この冷媒蒸気61を凝縮
器62に供給し、この凝縮器62で高温の冷媒蒸
気59を放熱させて液体冷媒61に凝縮させ、こ
の液体冷媒61を蒸発器64に供給し、この蒸発
器64で液体冷媒61を蒸発させ、この液体冷媒
61を蒸発させる際の吸熱作用で庫内空間51を
冷却して庫内空間51の食品等の冷蔵を図ること
ができる。
〔考案の解決課題〕
しかし、上記従来の携帯用ガス冷蔵庫では、ボ
ンベ収容室54はガスボンベ53を露出状態のま
ま収容する構造であつたため、燃焼ノズル57で
の燃料ガス55の燃焼熱及び凝縮器62での高温
の冷媒蒸気59の放熱がガスボンベ53に入熱さ
れ、ガスボンベ53の内圧が変動し、燃料供給配
管56に何らかの調圧手段を施さない場合にはガ
スボンベ53内から内圧で押し出される燃料ガス
55の燃焼ノズル57への供給量が変動し、冷媒
蒸気発生器60での冷媒溶液58の加熱状態、ひ
いては庫内空間51の冷却状態が変動することに
なる。
したがつて、この従来の携帯用ガス冷蔵庫で
は、燃料供給配管56にレギユレータ65等の調
圧手段を設け、ガスボンベ53から燃焼ノズル5
7に供給される燃料ガス55の圧力を一定に調圧
し、燃焼ノズル57への燃料ガス55の供給量を
一定にしているが、レギユレータ65を設けたこ
とにより燃料供給配管56の構造が複雑化し、製
造が面倒になるという問題があつた。
また、レギユレータ65自体が高価であるた
め、全体に高コストとなつた。
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、ガスボンベへの入熱を防止することにより
ガスボンベの内圧を一定に維持し、燃料供給配管
にレギユレータ等の調圧器を設ける必要を無くし
て燃料供給配管の構造を単純化し、製造を容易に
するとともに、高価なレギユレータ等の調圧手段
を不要にして、低コスト化が図れる携帯用ガス冷
蔵庫におけるガスボンベ収容構造を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は例えば第1図及び第2図に示すよう
に、ガスボンベ8内から噴射された燃料ガス10
の供給経路となる燃料供給配管11と、この燃料
供給配管1から供給された燃料ガス10を燃焼さ
せる燃焼ノズル12と、この燃焼ノズル12で燃
焼させる燃料ガス10の燃焼熱で冷媒溶液13を
加熱して高温度の冷媒蒸気14を発生させる冷媒
蒸気発生器15と、この冷媒蒸気発生器15から
受け取つた高温の冷媒蒸気14を放熱させて液体
冷媒16に凝縮させる凝縮器17と、この凝縮器
17から受け取つた液体冷媒16を蒸発させる際
の吸熱作用で庫内空間2を冷却する蒸発器18
と、ガスボンベ8を収容するボンベ収容室4を有
する携帯用ガス冷蔵庫1において、ガスボンベ収
容室4内にガスボンベ8を収容する断熱材からな
るボンベホルダー9を配置したことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案では、ガスボンベ8から燃料供給配管1
1を介して燃焼ノズル12に供給した燃料ガス1
0を燃焼ノズル12で燃焼させ、この燃料ガス1
0の燃焼熱で冷媒溶液13を加熱して冷媒蒸気発
生器15で高温の冷媒蒸気14を発生させ、この
冷媒蒸気14を凝縮器17に供給し、この凝縮器
17で高温の冷媒蒸気14を放熱させて液体冷媒
16に凝縮させ、この液体冷媒16を蒸発器18
に供給し、この蒸発器18で液体冷媒16を蒸発
させ、この液体冷媒16を蒸発させる際の吸熱作
用で庫内2を冷却して庫内2の食品等の冷蔵を図
る。
この際、燃焼ノズル12での燃料ガス10の燃
焼熱及び凝縮器17での高温の冷媒蒸気14の放
熱は断熱材からなるボンベホルダー9により遮断
されたガスボンベ8には入熱されることがなく、
ガスボンベ8の内圧は一定に保たれ、レギユレー
タ等の調圧手段を施すことなくガスボンベ8内か
ら内圧で押し出される燃料ガス10の燃焼ノズル
12への供給量が一定に保たれ、冷媒蒸気発生器
15での冷媒溶液13の加熱状態、ひいては庫内
空間2の冷却状態が一定に保たれる。
そして、ガスボンベ8の交換は収容室蓋30と
ホルダー蓋26との一連の開閉により行われる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の実施例に係る携帯用ガス冷蔵
庫の全体斜視図、第2図は同要部説明図である。
まず、携帯用ガス冷蔵庫1の構成を説明する。
第1図に示すように、携帯用ガス冷蔵庫1内に
は、庫内空間2、機器室3、ボンベ収容室4が配
置されている。
庫内空間2の上開口部5には蓋体6が装着され
ている。
また、機器室3内には吸収式冷凍装置7が配置
されボンベ収容室4内にはガスボンベ8を収容す
るボンベホルダー9が配置されている。
このボンベホルダー9からはガスボンベ8内か
ら噴射される燃料ガス10の供給経路となる燃料
供給配管11が導出され、この燃料供給配管11
の先端に燃料供給配管11から供給された燃料ガ
ス10を燃焼させる燃焼ノズル12が付設されて
いる。
また、吸収式冷凍装置7は、第2図に示すよう
に、燃焼ノズル12で燃焼させる燃料ガス10の
燃焼熱で冷媒溶液13を加熱して高温の冷媒蒸気
14を発生させる冷媒蒸気発生器15と、この冷
媒蒸気発生器15から受け取つた高温の冷媒蒸気
14を放熱させて液体冷媒16に凝縮させる凝縮
器17と、この凝縮器17から受け取つた液体冷
媒16を蒸発させる際の吸熱作用で庫内空間2を
冷却する蒸発器18と、この蒸発器18での蒸発
で生じた冷媒ガス19と冷媒蒸気発生器15から
送られて来た希釈冷媒溶液20とを合流させるこ
とにより、希釈冷媒溶液20に冷媒ガス19を吸
収させて冷媒溶液13に復元させる吸収器21
と、この吸収器21で復元された冷媒溶液13を
溜めておく冷媒溶液タンク22とからなり、復元
された冷媒溶液13は冷媒溶液タンク22から冷
媒蒸気発生器15に復帰できるようになつてい
る。
尚、冷媒蒸気発生器15には燃焼ノズル12と
ともに直流用電熱ヒータ23、交流用電熱ヒータ
24を対向させてある。
また、ボンベホルダー9は、ガスボンベ8を収
容するホルダー室25を内設した矩形箱形状とさ
れ、ボンベホルダー9の一側壁は片開きのホルダ
ー蓋26として形成されている。
尚、ボンベホルダー9の形状は矩形箱形状に限
らず、他の形状であつてもよく、要は、ガスボン
ベ8を収容できる形態であればよい。
このボンベホルダー9は発泡スチロールその他
の断熱材により構成され、外部からガスボンベ8
への入熱を防止できるようにしてある。
また、ボンベホルダー9の上部には、ガスボン
ベ8の噴射ノズル27を受けるノズル受28が配
設されるとともに、ホルダー室25の内底にはガ
スボンベ8を上方に付勢する押しバネ29が付設
され、ガスボンベ8の噴射ノズル27を押しバネ
29の付勢力でノズル受28に押し当てて、噴射
ノズル27の下降によるノズル開弁動作で噴射ノ
ズル27から燃料ガスが噴出するようになつてい
る。
ノズル受28には前記燃料供給配管11の基端
部が連通接続され、前記噴射ノズル27から噴出
した燃料ガス10が燃料供給配管11に流入する
ようにしてある。尚、図中31は流量調節弁であ
り、噴射ノズル27への燃料ガス10の流量を設
定する。
また、ボンベ収容室4を形成する庫壁のうち前
記ホルダー蓋26と対向する個所が片開きの収容
室蓋30として形成され、この収容室蓋30と前
記ホルダー蓋26の開閉によりガスボンベ8の交
換が行えるようにされている。
尚、屋外では冷媒蒸気発生装置7の熱源として
ガスボンベ8の燃料ガス10の燃焼熱を用いる外
ないが、車内ではバツテリーからシガレツトライ
タを介して取入れた電気で直流用電熱ヒータ23
を発熱させ、屋内では家庭用電源から取り入れた
電気で交流用電熱ヒータ24を発熱させることが
でき、場所に応じて熱源を使い分けることができ
る。
〔効果〕
本考案によれば、燃焼ノズルでの燃料ガスの燃
焼熱及び凝縮器で高温の冷媒蒸気の放熱は断熱材
からなるボンベホルダーにより遮断されたガスボ
ンベには入熱されることがなく、ガスボンベの内
圧は一定に保たれ、燃料供給配管にレギユレータ
等の調圧手段を施すことなくガスボンベ内から内
圧で押し出される燃料ガスの燃焼ノズルへの供給
量が一定に保たれ、冷媒蒸気発生器での冷媒溶液
の加熱状態、ひいては庫内の冷却状態が一定に保
たれるので、燃料供給配管にレギユレータ等の調
圧手段を施す必要が無くなり、燃料供給配管の構
造が単純化され、製造が簡易化できる。
また高価なレギユレータ等の調圧手段を施す必
要がないので、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る携帯用ガス冷蔵
庫の全体斜視図、第2図は同要部説明図、第3図
は従来技術に係る携帯用ガス冷蔵庫の全体斜視
図、第4図は同要部説明図である。 1……携帯用ガス冷蔵庫、8……ガスボンベ、
9……ボンベホルダー、10……燃料ガス、11
……燃料供給配管、12……燃焼ノズル、13…
…冷媒溶液、14……冷媒蒸気、15……冷媒蒸
気発生器、16……液体冷媒、17……凝縮器、
18……蒸発器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスボンベ8内から噴射された燃料ガス10の
    供給経路となる燃料供給配管11と、この燃料供
    給配管11から供給された燃料ガス10を燃焼さ
    せる燃焼ノズル12と、この燃焼ノズル12で燃
    焼させる燃料ガス10の燃焼熱で冷媒溶液13を
    加熱して高温度の冷媒蒸気14を発生させる冷媒
    蒸気発生器15と、この冷媒蒸気発生器15から
    受け取つた高温の冷媒蒸気14を放熱させて液体
    冷媒16に凝縮させる凝縮器17と、この凝縮器
    17から受け取つた液体冷媒16を蒸発させる際
    の吸熱作用で庫内空間2を冷却する蒸発器18
    と、ガスボンベ8を収容するボンベ収容室4を有
    する携帯用ガス冷蔵庫1において、ガスボンベ収
    容室4内にガスボンベ8を収容する断熱材からな
    るボンベホルダー9を配置したことを特徴とする
    携帯用ガス冷蔵庫におけるガスボンベ収容構造。
JP14641888U 1988-11-08 1988-11-08 Expired - Lifetime JPH0544689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14641888U JPH0544689Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14641888U JPH0544689Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0267867U JPH0267867U (ja) 1990-05-23
JPH0544689Y2 true JPH0544689Y2 (ja) 1993-11-12

Family

ID=31415890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14641888U Expired - Lifetime JPH0544689Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544689Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0267867U (ja) 1990-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5367918B1 (ja) ガス器具
CA2120181C (en) Multi-compartment refrigerator with system for minimizing condensation
US4846257A (en) Exhaustible cooler and solar powered warmer
JPH0544689Y2 (ja)
US20180266749A1 (en) Container with Dual Cooling refrigeration system
KR101942040B1 (ko) 내염 방식의 발열기구
RU192304U1 (ru) Автономное термоэлектрическое зарядное устройство
JPH0457865B2 (ja)
JPH0624666Y2 (ja) 微量燃焼用ガス器具の流量調節装置
JPH0512588Y2 (ja)
KR200314740Y1 (ko) 확산형 흡수식 화장품 냉장고
KR100335403B1 (ko) 흡수식 냉난방기의 난방증대 및 급탕장치
JPH0267866U (ja)
RU2128808C1 (ru) Чайник, нагреваемый газовым пламенем
KR200325134Y1 (ko) 확산형 흡수식 이동형 에어컨
JPH0347593Y2 (ja)
JPS6119408Y2 (ja)
JPH01260269A (ja) 吸収式冷却ユニット及び該ユニットを用いた可搬型冷蔵庫
KR101601610B1 (ko) 액화연료가스를 이용한 아이스박스
KR200372266Y1 (ko) 확산형 흡수식 쌀 냉장고
KR20240000675U (ko) 가스통 보온용기
JPS6246977Y2 (ja)
KR20040081285A (ko) 확산형 흡수식 이동형 에어컨
JPS602543Y2 (ja) 吸収冷凍機
JPS5829819Y2 (ja) 吸収式ヒ−トポンプ