JPH054439B2 - - Google Patents

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JPH054439B2
JPH054439B2 JP20713986A JP20713986A JPH054439B2 JP H054439 B2 JPH054439 B2 JP H054439B2 JP 20713986 A JP20713986 A JP 20713986A JP 20713986 A JP20713986 A JP 20713986A JP H054439 B2 JPH054439 B2 JP H054439B2
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JP
Japan
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sodium
weight
stains
present
abrasive
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JP20713986A
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JPS6363793A (ja
Inventor
Ryoji Shiozaki
Hiroyuki Saijo
Katsuhiko Deguchi
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Priority to DE87111757T priority patent/DE3786430T2/de
Priority to ES198787111757T priority patent/ES2041659T3/es
Priority to US07/086,365 priority patent/US4840746A/en
Priority to PH35705A priority patent/PH22709A/en
Priority to MYPI87001481A priority patent/MY102526A/en
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、優れた洗浄力、研磨力を有し、被洗
浄面を傷付けることがない液体クレンザー組成物
に関する。 〔従来の技術及び問題点〕 クレンザーの対象とする汚れは、油が変性した
り焦げついた汚れや、流し台の水アカ、ヌルヌル
汚れや、浴槽の石鹸カス汚れなどである。又、対
象面の材質は、ステンレス等金属面や、浴槽に使
用されるガラス繊維強化プラスチツク(FRP)
など傷付き易いものが多い。従来のクレンザーで
は、これらの多様な汚れに対する充分な洗浄力
と、被洗浄面を傷付けることなく、艶のある仕上
がり感を与えることは期待できない。 従来より使用されている珪石や炭酸カルシウム
は粒径を小さくすれば、対象物に傷は付きにくく
なるが、洗浄力が充分満足できるものではない。 又、研磨材としてゼオライトを使用する液体ク
レンザーも知られている(特開昭51−50909号公
報、特開昭55−5947号公報参照)。しかしながら
ゼオライトは被洗浄面を損傷しにくいという点で
は優れているものの、研磨力が劣つており、研磨
材としての使用は普及するに至つていない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記の如き一般に見られる広範
囲の汚れに対し、充分な洗浄力と、又艶のある仕
上がり感を与えるクレンザーを得るべく鋭意検討
した結果、特定の結晶型を有する研磨材が有効で
あることを見い出し本発明を完成するに至つた。 即ち、本発明は、界面活性剤を1〜20重量%、
及び少なくとも30個以上の結晶が集合体を形成し
た相互貫入型の水不溶性研磨材を3〜40重量%含
有することを特徴とする液体クレンザー組成物を
提供する。 本発明の水不溶性研磨材をアルミノ珪酸塩を例
に挙げて説明する。 本発明において用いられる結晶性アルミノ珪酸
塩は、立方体状結晶が相互に貫入して少なくとも
30個以上の集合体を形成し、相互貫入型である。
平均粒径は3〜12μが好ましく、40μ以上のもの
が5%未満であることが好ましい。又、集合体を
形成している立方体状の結晶の一辺は通常0.2〜
5μであり、好ましくは角及び縁が丸みをおびて
いる。 このように集合体を形成し、多数の角を有し、
適度の粒径を有することが好ましく、これは研磨
剤と汚れとの接触点数が多い、あるいは力の伝達
効率が良い為と考えられる。 従来使用されている二酸化ケイ素や炭酸カルシ
ウムなどは粒径を調整しても、充分な洗浄力と被
洗浄面の低傷付け性の双方を満足するものは得ら
れない。これはその形状によると考えられる。 又、結晶性アルミノ珪酸塩であつても単一の立
方体では粒径のいかんにかかわらず、充分な洗浄
力と傷付けの少ないものは得られず、又集合体を
形成しても集合数が少ないものは、洗浄力と低傷
付け性を同様に満足できるものは得られない。 上記結晶性アルミノ珪酸塩は、アルミン酸ナト
リウム水溶液とケイ酸ナトリウム水溶液を混合し
て熱水結晶化により得られる(特開昭59−26917
号公報参照)。結晶性アルミノ珪酸塩を製造する
に当たつて、該アルミナン酸ナトリウム水溶液と
して30〜70重量%の高濃度溶液を、又ケイ酸ナト
リウム水溶液として35〜50重量%の高濃度溶液を
用い、且つ、混合溶液の組成がモル比;1.0〜
2.0Na2O:1Al2O3:1.5〜2.5SiO:15〜30H2O を有する様にしてアルミノ珪酸塩スラリーを生成
せしめればよい。 上記水溶液の濃度が低すぎると、充分な集合体
を形成せず、又、高すぎると粒子が粗大となる。 この様にして得られた相互貫入型の結晶性アル
ミノ珪酸塩はスラリーをそのまま洗浄剤成分と配
合してもよいし、乾燥粉末化してから配合しても
良い。 本発明において用いられる界面活性剤としては
陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、
陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤が使用さ
れるが、特に好ましいのは、陰イオン界面活性剤
及び非イオン界面活性剤である。 本発明において使用される陰イオン性界面活性
剤としては、通常のスルホネート系陰イオン性界
面活性剤、サルフエート系陰イオン性界面活性
剤、ホスフエート系陰イオン性界面活性剤が使用
される。スルホネート系陰イオン性界面活性剤と
しては、直鎖又は分枝鎖アルキル(C8〜C23)ベ
ンゼンスルホン酸塩、長鎖アルキル(C8〜C22
スルホン酸塩、長鎖オレフイン(C8〜C23)スル
ホン酸塩等がある。)又サルフエート系陰イオン
性界面活性剤としては、長鎖モノアルキル(C8
〜C22硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン(1
〜6モル)長鎖アルキル(C8〜C22)エーテル硫
酸エステル塩、ポリオキシエチレン(1〜6モ
ル)アルキル(C8〜C18)フエニルエーテル硫酸
エステル塩等がある。又、ホスフエート系陰イオ
ン性界面活性剤としては、長鎖モノアルキル、ジ
アルキル又はセスキ(各アルキル基の炭素数が8
〜22である)リン酸塩、ポリオキシエチレン(1
〜6モル)モノアルキル、ジアルキル又はセスキ
(各アルキル基の炭素数が8〜22である)リン酸
塩、炭素数8〜22の脂肪族カルボン酸塩等があ
る。これら陰イオン性界面活性剤の対イオンとし
ての陽イオンは、ナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属イオン、モノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカ
ノールアミンイオン等である。加水分解に対する
抵抗が強い等の点から、本発明の陰イオン性界面
活性剤としてはスルホネート系界面活性剤が好ま
しい。更に洗浄力等の点から直鎖又は分枝鎖アル
キルベンゼンスルホン酸塩が好ましい。 非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレン(1〜20モル)長鎖アルキル(第1級又は
第2級C8〜C22)エーテル、ポリオキシエチレン
(1〜20モル)アルキル(C8〜C18)フエニルエー
テル、ホリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロツクコポリマー等のオキシアルキレン付加化
合物、高級脂肪酸アルカノールアミド又はそのア
ルキレンオキサイド付加物等が使用される。 界面活性剤の配合量は、1〜20重量%、好まし
くは3〜15重量%である。 陰イオン性界面活性剤を0.5〜10重量%、好ま
しくは2〜6重量%及び非イオン界面活性剤を
0.5〜10重量%、好ましくは15重量%を併用すれ
ば更に洗浄力を増強することができる。 本発明において、分散安定剤として炭素数3〜
8のジ又はトリカルボン酸又はそれらの塩を加え
ることができる。炭素数3〜8のジ或いはトリカ
ルボン酸又はその塩の具体例を例示すれば、マロ
ン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、L−−アス
パラギン酸又はその塩である。 ジ及びトリカルボン酸又はその塩の配合量は
0.1〜5%が好ましく、更に好ましくは0.5〜3%
である。 本発明に実施にあたつて、更に珪酸ソーダ、例
えば珪酸ソーダ1号、珪酸ソーダ2号、珪酸ソー
ダ3号、珪酸ソーダ4号、オルソ珪酸ソーダ、セ
スキ珪酸ソーダ、メタ珪酸ソーダや硫酸マグネシ
ウム、塩化カルシウムなどのアルカリ土類金属塩
を併用すれば、更に分散安定性が向上する。 又、本発明の効果を損なわない範囲で、二酸化
ケイ素、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム、酸化チタン、炭化ケイ
素、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、酸化ク
ロムあるいはコランダム、エメリー、けい石、石
英砂、カルサイト、ドロマイトや、塩化ビニル、
ポリスチレン、ポリエチレン、ABSなどのポリ
マービーズを加えてもよいし、更に必要により、
アルカリ剤、溶剤、ハイドロトロープ剤、殺菌
剤、香料、顔料、染料等々を任意に添加する事が
出来る。 アルカリ剤としては、アンモニア、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、モルホリン等の有機アルカリ剤、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムの如きアルカリ金
属水酸化物、炭酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリ
ウム、トリポリリン酸ナトリウム、硼酸ナトリウ
ム等あるいはそれらのカリウム酸等を使用する事
が出来る。 溶剤としては、エチルアルコール、ブチルアル
コール等の脂肪族一価アルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、或いはそ
れらの脂肪族低級アルコール(メチル、エチル、
プロピル、ブチル等の)・エーテル等が挙げられ
る。 ハイドロトロープ剤として、パラトルエンスル
ホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、クメンスルホ
ン酸塩、尿素等が使用出来る。 液のPHは、優れた洗浄力を発揮するように、中
性からアルカリ性に調整されるものである。 〔発明の効果〕 本発明の液体クレンザー組成物は、被洗浄面を
傷付けることなく、油が変性したり焦げついた汚
れから、浴槽の石鹸カス汚れまで多種多様の汚れ
に対して優れた洗浄力、研磨力を有する。更に分
散安定性に優れ、長期間保存しても使用を損ねる
ことがない。 〔実施例〕 以下、実施例で説明するが、本発明は、この実
施例に限定されるものではない。 表1に示す組成物を調整し、各組成物の洗浄
力、傷付性について以下の様に評価を行つた。 <試験法> Γ洗浄力 1 油変性汚れ 3×8cmの鉄のテストピースに、ナタネ油/カ
ーボンブラツク(重量比:5/1)を1.0g塗布
したものを150℃で130分変性させたものを使用し
た。 評価法は、試料1gを採取し、ウレタンスポン
ジを用いて、1Kg/30cm2の荷重により30回洗浄し
た後の重量減少率より相対洗浄率を求め、下記の
通り5段階評価を行つた。 相対洗浄率(%) 5…81〜100 4…61〜80 3…41〜60 2…21〜40 1…0〜20 (相対洗浄率(%);市販品Aの研磨洗浄力を50
とした。) 市販品A; LAS(ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
2.5% ラウリン酸ジエタノールポリオキシアミド4 % 炭酸カルシウム(平均粒径20μ) 50 % 水 バランス 2 浴槽付着汚れ こすつた程度では全く落ちない風呂汚れが付着
しているFRP製の浴槽を、洗浄剤を含浸させた
スポンジでこすり、洗浄を行い効果を肉眼観察し
た。 相対洗浄率(%) 5…81〜100 4…61〜80 3…41〜60 2…21〜40 1…0〜20 (相対洗浄率(%);市販品Aの研磨洗浄力を50
とした。) Γ傷付性 試料1gを採取し、ウレタンスポンジにて浴槽
や桶の材質であるFRP表面及びステンレス表面
を30回洗浄後、傷の有無を肉眼観察し、評価を行
つた。 〇…傷付けない ○△…通常は問題ないが強くこするとやや傷付け
る △…やや傷付ける ×…傷付ける
【表】 * バランスの略

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 界面活性剤を1〜20重量%、及び少なくとも
    30個以上の結晶が集合体を形成した相互貫入型の
    水不溶性研磨材を3〜40重量%含有することを特
    徴とする液体クレンザー組成物。 2 相互貫入型の水不溶性研磨材がアルミノ珪酸
    塩である特許請求の範囲第1項記載の液体クレン
    ザー組成物。
JP20713986A 1986-09-03 1986-09-03 液体クレンザ−組成物 Granted JPS6363793A (ja)

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