JPH09176700A - 脱脂組成物 - Google Patents

脱脂組成物

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JPH09176700A
JPH09176700A JP35254696A JP35254696A JPH09176700A JP H09176700 A JPH09176700 A JP H09176700A JP 35254696 A JP35254696 A JP 35254696A JP 35254696 A JP35254696 A JP 35254696A JP H09176700 A JPH09176700 A JP H09176700A
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JP
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degreasing
weight
alcohol
mixtures
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Application number
JP35254696A
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English (en)
Inventor
Leonard Michael Haberman
レオナード・マイケル・ハバーマン
Nelson Eduardo Prieto
プリート ネルソン・エデユアード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/18Hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/29Sulfates of polyoxyalkylene ethers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/72Ethers of polyoxyalkylene glycols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/83Mixtures of non-ionic with anionic compounds

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素化および弗素化された脱脂剤を全体的ま
たは部分的に代替しうるような脱脂組成物を提供する。 【解決手段】 少なくとも1種のオレフィン成分とアル
コール エトキシレート、アルコール エトキシサルフ
ェートおよびその混合物よりなる群から選択される少な
くとも1種の表面活性剤成分とからなる脱脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1種の
オレフィン成分とアルコール エトキシレート、アルコ
ール エトキシサルフェートおよびその混合物よりなる
群から選択される少なくとも1種の表面活性剤成分とを
含有する脱脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの炭化水素溶剤、特に塩素化および
弗素化された炭化水素が工業脱脂操作にて使用されてい
る。これら溶剤は頑固な工業汚染物を除去するのに有効
であるが、乾燥期に際し或る程度の溶剤が大気中へ放出
される。多くの工業はクロルフルオロカーボン型溶剤を
脱脂剤として使用し続けているが、クロルフルオロカー
ボンは浸蝕が増大すると見られ、溶剤清浄装置の製造業
者は特殊な凝縮装置などにより大気中への溶出液の減少
に集中している。しかしながら、改良された脱脂装置を
用いても、たとえばクロルフルオロカーボン、ヘキサ
ン、ヘプタンおよびミネラルスピリットのような多量の
揮発性有機化合物が溶剤型脱脂操作に基づき毎年まだ大
気中へ放出され続けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、これら塩
素化および弗素化された脱脂系を全体的または部分的に
代替するような脱脂組成物につきニーズが増大するよう
になった。少なくとも1種のオレフィン成分とアルコー
ル エトキシレート、アルコール エトキシサルフェー
トおよびその混合物よりなる群から選択される少なくと
も1種の表面活性剤成分とを含有する脱脂組成物はたと
えばグリース、油、ワックスなどの頑固な汚れを除去す
るのに効果的であると共に環境破壊が比較的低いと判明
した。少なくとも1種のオレフィン成分とアルコール
エトキシレート、アルコールエトキシサルフェートおよ
びその混合物よりなる群から選択される少なくとも1種
の表面活性剤成分とからなる脱脂組成物を使用すれば硬
質表面清浄組成物、プレスポッターなどの清浄性能が向
上すると共に、環境規制に対する適合性と低い遮蔽しう
る臭気と低毒性と高レベルの有効性との利点を有するこ
とが判明した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に組成物の
全重量に対し2〜90重量%、好ましくは20重量%〜
87重量%の1種もしくはそれ以上のオレフィン成分
と、組成物の全重量に対し2.0重量%〜60重量%、
好ましくは2.5重量%〜40重量%、より好ましくは
10〜30重量%のアルコール エトキシレート、アル
コール エトキシサルフェートおよびその混合物よりな
る群から選択される表面活性剤成分とからなる脱脂組成
物もしくは処方物を提供する。本明細書にて用いる「オ
レフィン」という用語は不飽和炭化水素を意味すべく使
用される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の脱脂組成物に使用するの
に適するオレフィン成分は、8〜24個の炭素原子を有
する洗剤範囲のオレフィンを包含する。これらオレフィ
ンはα−オレフィンもしくは内部オレフィンとすること
ができ、さらに線状もしくは分枝鎖としうるが、これら
は好ましくは線状もしくは軽度に分枝鎖である。シング
ルカットのオレフィン類またはオレフィン混合物も使用
することができる。特に好適な実施形態において、オレ
フィンは約12〜約18個の炭素原子を有するα−オレ
フィンである。
【0006】脱脂組成物に使用するのに好適なオレフィ
ンは、実用的な入手性の理由からC8 〜C24範囲におけ
る市販のオレフィン製品である。この種のオレフィンの
工業的生産はパラフィンワックスの熱分解により行われ
るが、工業的生産はより一般的には当業界で周知された
手法を用いるエチレンのオリゴマー化により行われる。
得られるオリゴマー化生成物は実質的に線状構造を有す
る。エチレンのオリゴマー化により製造される市販のオ
レフィン製品は米国ではシェブロン・コーポレーション
社およびアルダーマール社により或いは商標ネオデンと
してシェル・ケミカル・カンパニー社により市販されて
いる。エチレンから適する線状オレフィンを製造するた
めの特定方法が米国特許第3,676,523号、第
3,686,351号、第3,737,475号、第
3,825,615号および第4,020,121号に
記載されている。この種のオレフィン製品の殆どは主と
してα−オレフィンで構成されるが、高級線状内部オレ
フィンもたとえばパラフィンの塩素化−脱塩化水素処
理、パラフィン脱水素化およびα−オレフィンの異性化
により工業生産されている。C8 〜C24範囲における線
状内部オレフィン製品はシェル・ケミカル・カンパニー
社およびリキケミカ・カンパニー社により市販されてい
る。これら市販製品は、主として内部もしくはα−オレ
フィンが典型的には約70重量%もしくはそれ以上、特
にしばしば約80重量%もしくはそれ以上の特定炭素数
範囲(たとえばC10〜C12、C11〜C15、C12〜C13
15〜C18など)の線状モノオレフィンを含有し、製品
の残部が他の炭素数もしくは炭素構造のオレフィン、す
なわちジオレフィン類、パラフィン類、芳香族物質であ
り、さらに合成過程から生ずる他の不純物を含む。C9
〜C18範囲のオレフィンが本発明の脱脂組成物にオレフ
ィン成分として使用するのに最も好適であると考えられ
る。
【0007】脱脂組成物がこの脱脂組成物のオレフィン
成分として1種の特定オレフィンを含有するか或いはオ
レフィンの混合物を含有するかどうかに関し、格別の優
先性はないと思われる。さらに本発明の脱脂組成物はア
ルコール エトキシレート、アルコール エトキシサル
フェートおよびその混合物よりなる群から選択される表
面活性剤成分をも含有する。本発明の脱脂組成物に表面
活性剤成分として使用するのに適するアルコールエトキ
シレートはアルコール1分子当たり3〜20個のオキシ
エチレン単位を有する洗剤範囲のアルコールの1種もし
くはそれ以上のオキシエチレン アダクト(またはエト
キシレート)を包含する。この種のアルコール エトキ
シレートは式 R−O−(CH2 −CH2 O)n −H (I) [式中、Rは約8〜約20個の炭素原子、好ましくは約
9〜約18個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖の
アルキル基またはアルキル部分が8〜12個の炭素原子
を有するアルキルアリール基であり、nは1分子当たり
のオキシエチレン基の平均数を示して3〜20個の範
囲、好ましくは3〜13の範囲、より好ましくは3〜7
の範囲の数である]により示すことができる。アルキル
基は直鎖もしくは分枝鎖である炭素鎖を有することがで
きる。好ましくは、本発明に使用されるアルコール エ
トキシレートにおけるR基の約80%は直鎖である。R
はたとえばハロゲン基のような不活性である任意の置換
基により置換しうると理解される。この種類におけるエ
トキシレートは酸化エチレンを触媒の存在下に対応アル
コール(ROH)に付加して常法で作成される。
【0008】本発明における脱脂組成物のアルコール
エトキシレート成分は好ましくは第一もしくは第二直鎖
もしくは分枝鎖アルコールのエトキシル化により誘導さ
れる。好適にはアルコールは8〜20個の炭素原子、好
ましくは9〜18個の炭素原子、より好ましくは9〜1
5個の炭素原子を有する。この種類における最も一般的
なエトキシレートおよび本発明に特に有用であるエトキ
シレートは第一アルコール エトキシレート、すなわち
式IにてRがアルキル基であり、−O−(CH2 −CH
2 O)n −Hエーテル置換基がアルキル基の第一炭素に
結合している化合物である。本発明の脱脂組成物のアル
コール エトキシレート成分を生成させるためのエトキ
シル化に適するアルコールはココナッツ脂肪アルコー
ル、タロウ脂肪アルコール、並びに市販入手しうる合成
長鎖アルコール配合物、たとえばネオドール25アルコ
ール(ネオドールはシェル・ケミカル・カンパニー社に
より製造販売される製品の商標である)として入手しう
るC12〜C15アルコール配合物、ネオドール45アルコ
ールとして入手しうるC14〜C15アルコール配合物、テ
ルギトール24L(テルギトールはユニオン・カーバイ
ド・コーポレーション社により製造販売される製品の商
標である)として入手しうるC12〜C14アルコール配合
物、およびたとえばネオドール23アルコール(シェル
社)として入手しうるC12〜C13アルコール配合物を包
含する。
【0009】適するアルコール エトキシレートは、エ
トキシル化すべきアルコールもしくはアルコール混合物
に全アルコールに対し計算量(たとえば0.1〜0.6
重量%、好ましくは0.1〜0.4重量%)の強塩基、
典型的にはたとえば水酸化ナトリウムもしくは水酸化カ
リウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属
水酸化物(これはエトキシル化用の触媒として作用す
る)を添加して作成することができる。得られる混合物
をたとえば存在する水の気相除去によって乾燥させ、次
いでアルコール1モル当たり所望モル数の酸化エチレン
を与えるべく計算された量の酸化エチレンを導入し、酸
化エチレンが消費されるまでアルコールエトキシレート
を反応させ、この反応過程に続いて反応圧力を低下させ
る。本発明の脱脂組成物に使用するのに好適なアルコー
ル エトキシレート成分はエトキシル化脂肪アルコー
ル、好ましくはC8 〜C20、好ましくはC12〜C15のア
ルキル基と平均して3〜20モル、より好ましくは3〜
13モルの範囲、特に好ましくは3〜7モルの範囲の酸
化エチレンとをアルコール1モル当たりに有する線状第
一アルコールを包含する。
【0010】本発明の脱脂組成物に使用するのに適する
一般的種類のアルコール エトキシサルフェートは表面
活性剤成分として単独で或いはアルコール エトキシレ
ートと組合せて、式 R′−O−(CH2 −CH2 O)x −SO3 M (II) [式中、R′は8〜20個の範囲の炭素原子、好ましく
は9〜18個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝鎖の
アルキル基またはアルキル部分が8〜12個の炭素原子
を有するアルキルアリール基であり、xは1分子当たり
のオキシエチレン基の平均数を示して1〜12、好まし
くは2〜7の範囲の整数であり、Mはアルカリ金属イオ
ン、アンモニウムイオンおよびその混合物から選択され
る陽イオンである]により示すことができる。R′は好
ましくは直鎖アルキル基であり、すなわち組成物におけ
るアルキルR′基の少なくとも50%、好ましくは80
%は直鎖である。R′はたとえばハロ基のような不活性
である任意の置換基により置換しうると理解される。適
するアルコール エトキシサルフェートは典型的には、
先ず最初に8〜20個の炭素原子を有するアルコールを
アルコール1モル当たり1〜12モルの酸化エチレンと
反応させてアルコール エトキシレート生成物を生成さ
せることにより作成される。次いでアルコール エトキ
シレート生成物を適する硫酸化剤で硫酸化し、得られる
硫酸化した生成物をアルカリ金属水溶液で中和する。
【0011】本発明の脱脂組成物に表面活性剤成分とし
て使用するのに適する特定アルコール エトキシサルフ
ェートは硫酸化されたエトキシル化脂肪アルコール、好
ましくはC8 〜C20(好ましくはC9 〜C18)のアルキ
ル基と平均してアルコール1モル当たり1〜12モル、
好ましくは2〜7モルの酸化エチレンとを有する線状も
しくは第二アルコール、およびC8 〜C20、好ましくは
9 〜C15のアルキル基と平均してアルキルフェノール
1モル当たり1〜12モルの酸化エチレンとを有する硫
酸化されたエトキシル化アルキルフェノールを包含す
る。本発明の脱脂組成物に存在させるアルコール エト
キシレートおよび/またはアルコール エトキシサルフ
ェート表面活性剤成分の全量は典型的には、組成物の全
量に対し2.0〜60重量%の範囲、好ましくは2.5
〜40重量%の範囲である。アルコール エトキシレー
トおよび/またはアルコール エトキシサルフェートの
混合物を脱脂組成物における表面活性剤成分として使用
する場合、アルコール エトキシレートとアルコール
エトキシサルフェートとの比は典型的には10:1〜
1:10の範囲、好ましくは5:1〜1:5の範囲であ
る。
【0012】オレフィン成分および表面活性剤成分の他
に、脱脂組成物は組成物の所望用途に応じ追加成分を含
有することもできる。限定はしないが、この種の成分の
例はたとえばゼオライトA、ソーダアッシュ、メタ珪酸
ナトリウムなどのビルダー;たとえばグリセリンおよび
ラノリンのような皮膚軟化剤;たとえばオレフィンスル
ホネート、アルカノールアミドもしくはアルコキシレー
トのような清浄増進剤;たとえばアルカノールアミンの
ようなpH改変剤;たとえばエチレングリコール、水な
どの溶剤;たとえばシリカ、炭酸カルシウムなどの研磨
剤;並びに着色料、香料、光学特性向上剤、粘度改変剤
などを包含する。典型的には、これら追加成分は脱脂組
成物の全重量に対し0.1〜25重量%を占める。本発
明の脱脂組成物はグリースおよび油性汚染物の除去が必
要とされる各種の用途に有用であるが、脱脂組成物は特
に硬質表面清浄組成物およびプレスポッター組成物にお
いて有用である。硬質表面清浄組成物は、典型的には油
性物質もしくはグリース物質などの汚染物、並びに粉塵
および汚れを含有する表面を清浄すべく使用される処方
物である。典型的には硬質表面清浄組成物は組成物の全
重量に対し50〜99重量%の脱脂組成物と1〜50重
量%の水とを含有する。
【0013】脱脂組成物におけるアルコール エトキシ
レートおよび/またはアルコールエトキシサルフェート
表面活性剤成分の他に、本発明による硬質表面清浄組成
物は非イオン型、陰イオン型、陽イオン型および双性イ
オン型表面活性剤およびその混合物よりなる群から選択
される追加表面活性化合物をも含有することができる。
追加表面活性化合物は、本発明の硬質表面清浄組成物に
おける追加清浄剤として作用する。適する非イオン型表
面活性剤はアルキル化芳香族アルコキシレート、たとえ
ばアルキル化フェノールアルコキシレート、特にノニル
フェノールエトキシレートである。他の適する非イオン
型表面活性剤は糖由来のグリコール(すなわちアルキル
ポリグリコシド)、アルコキシレート、アミン酸化物お
よびグルコサミドである。本発明の硬質表面清浄組成物
における追加表面活性剤として有用である糖由来のグリ
コールもしくはアルキルグリコシドは好ましくは約6〜
約30個の炭素原子を有する。特に適する糖由来のグリ
コールはアルキルポリグリコシドである。
【0014】適する陰イオン型表面活性剤は有機硫酸反
応生成物の水溶性、特にアルカリ金属、アンモニウムお
よびアルキルアンモニウム(たとえばモノエタノールア
ンモニウム、ジエタノールアンモニウムもしくはトリエ
タノールアンモニウム)塩を包含し、その分子構造内に
10〜20個の炭素原子を有するアルキル基とスルホン
酸もしくは硫酸エステル基とを有する。ここで用いる
「アルキル」という用語はアリール基のアルキル部分を
も包含する。陰イオン型合成表面活性剤の例は第二アル
キルサルフェート、特に洗剤範囲のオレフィン(C8
24炭素原子)を硫酸化して得られるもの;第一アルキ
ルサルフェート、特に高級アルコール(C8 〜C18の炭
素原子)を硫酸化して得られるもの;並びにアルキル基
が直鎖もしくは分枝鎖配置にて9〜15個の炭素原子を
有するアルキルベンゼンスルホネートを包含する。本発
明の硬質表面清浄組成物に使用しうる他の適する陰イオ
ン型表面活性剤は次の物質の水溶性塩を包含する:8〜
24個の炭素原子を有するパラフィンスルホネート;8
〜24個、好ましくは9〜18個の炭素原子を有するオ
レフィンスルホネート、特にα−オレフィンスルホネー
ト;8〜30個の炭素原子を有するアルケニルもしくは
アルキルカルボキシスルホネート;8〜24個の炭素原
子を有すると共に1分子当たり1〜10単位の酸化エチ
レンを有するアルキルエトキシカルボキシレート;C8
〜C18アルコールのエーテルから誘導されたアルキルグ
リセリルエーテルスルホネート;1分子当たり1〜10
単位の酸化エチレンとアルキル基における8〜18個の
炭素原子とを有するアルキルフェノール エトキシサル
フェート;および石鹸。
【0015】他の有用な陰イオン型表面活性剤は脂肪酸
基中に6〜20個の炭素原子を有すると共にエステル基
中に1〜10個の炭素原子を有するα−スルホン化脂肪
酸のエステルの水溶性塩;アシル基中に2〜9個の炭素
原子を有すると共にアルカン部分に9〜23個の炭素原
子を有する2−アシルオキシ−アルカン−1−スルホン
酸の水溶性塩;並びにアルキル基中に1〜3個の炭素原
子を有すると共にアルカン部分に8〜20個の炭素原子
を有するβ−アルコキシアルカンスルホネートを包含す
る。本発明に追加表面活性化合物として使用するのに適
する双性イオン型表面活性剤は脂肪族第四アンモニウ
ム、ホスホニウムおよびスルホニウム化合物の誘導体を
包含し、ここで脂肪族部分は直鎖もしくは分枝鎖とする
ことができ、脂肪族置換基の1つは少なくとも1個の陰
イオン水可溶化基を有する。適する双性イオン型表面活
性剤の例は3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシル
アンモニオ)−プロパン−1−スルホネート、並びに1
975年12月9日付け発行の米国特許第3,925,
262号および1975年12月30日付け発行の米国
特許第3,929,678号(これらの教示を参考のた
めここに引用する)に開示されたスルホン酸および硫酸
アンモニウムを包含する。
【0016】適する陽イオン型表面活性剤はオクタデシ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチ
ルアンモニウムメチルサルフェート、たとえばN,N,
N−トリメチル−N−メチルアクリルオキシ(2−ヒド
ロキシ−プロピル)アンモニウムクロライドから誘導さ
れたポリマー陽イオン型物質、並びに米国特許第4,2
12,820号、第4,098,987号、第4,17
1,418号および第4,426,489号に記載され
たような陽イオン型モノマーを包含する。第四アンモニ
ウム陽イオン成分の他にホスホニウム、スルホニウム、
ピリジウムおよびイソチオウロニウム部分などを有する
化合物も周知の陽イオン型表面活性剤に含まれる。追加
表面活性化合物を使用する場合、これらは典型的には硬
質表面清浄組成物中に、この硬質表面清浄組成物の全重
量に対し0.1〜15重量%の量、好ましくは0.1〜
12重量%の範囲、より好ましくは0.2〜6重量%の
範囲の量にて使用される。
【0017】本発明の硬質表面清浄組成物は所望に応じ
1種もしくはそれ以上のビルダー成分を含有することも
できる。ビルダーは水を軟化させ、アルカリ度と緩衝能
力とを付与し、乳化性および凝集防止性を付与すると共
に、研磨作用を与えることにより清浄性能を向上させる
べく硬質表面清浄組成物に添加されることが知られてい
る。ビルダー成分は有機型もしくは無機型のいずれであ
っても良い。好ましくはビルダー成分は、水和しうるア
ルカリ金属燐酸塩、アルカリ金属炭酸塩および重炭酸塩
(混合型または別々の無水もしくは部分水和型)、ゼオ
ライト(結晶質もしくは非晶質、さらに天然もしくは合
成)、エチレンジアミンテトラアセテート、ニトリロト
リアセテートおよびその混合物よりなる群から選択され
る1種もしくはそれ以上の物質である。炭酸塩およびた
とえばエチレンジアミンテトラアセテートのような錯生
成剤が特に好適なビルダーである。単独で或いはそれら
自身および有機アルカリ性ビルダー塩と混合して使用し
うる水溶性無機ビルダーの例はアルカリ金属炭酸塩、燐
酸塩、トリ燐酸塩および珪酸塩である。この種の塩類の
特定例はポリポリ燐酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、燐酸三ナトリウム、ピロ燐酸四ナトリウ
ム、ピロ燐酸四カリウム、トリポリ燐酸カリウムおよび
ヘキサメタ燐酸ナトリウムである。単独で或いは互いに
または先の無機アルカリ性ビルダー塩と混合して使用し
うる有機ビルダー塩の例はアルカリ金属ポリカルボン酸
塩、たとえばクエン酸ナトリウムおよびカリウムのよう
な水溶性クエン酸塩、酒石酸ナトリウムおよびカリウ
ム、酒石酸モノスクシネートのナトリウムおよびカリウ
ム塩、酒石酸ジスクシネートのナトリウムおよびカリウ
ム塩、エチレンジアミン四酢酸ナトリウムおよびカリウ
ム、N−(2−ヒドロキシエチル)−エチレンジアミン
三酢酸ナトリウムおよびカリウム、ニトリロ三酢酸ナト
リウムおよびカリウム、並びにN−(2−ヒドロキシエ
チル)−ニトリロ二酢酸ナトリウムおよびカリウムであ
る。たとえば水溶性ホスホン酸塩のような他の有機洗剤
ビルダーも本発明の組成物に使用することができる。ビ
ルダーは典型的には硬質表面清浄組成物の全重量に対し
32重量%までの量、好ましくは0.1〜12重量%、
より好ましくは0.5〜4重量%の量にて存在させる。
【0018】硬質表面清浄組成物はモノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよび
その混合物よりなる群から選択されるアルカノールアミ
ン成分をも含有することができる。物質清浄性能および
緩衝能力を増大させるには、低レベルのアルカノールア
ミン、特にモノエタノールアミンを使用する。本発明の
組成物はアルカノールアミンの混合物を含有しうるが、
最良の色安定性は単一のアルカノールアミンを用いて得
られる。硬質表面清浄組成物がアルカノールアミン成分
を含有する場合、この種の成分は典型的には硬質表面清
浄組成物の全重量に対し0〜7重量%、好ましくは1〜
4重量%の量にて組成物中に存在させる。本発明の硬質
表面清浄組成物は1種もしくはそれ以上の溶剤をも含有
して、汚れ除去および表面活性剤と存在させる場合はビ
ルダー成分との配合を促進することができる。溶剤は各
成分を安定化させると共にカップリングさせ、さらに性
能を向上させるべく硬質表面清浄組成物に添加されるこ
とが知られている。溶剤は水または表面活性剤の配合を
促進する他の任意公知の溶剤とすることができる。適す
る水以外の溶剤は低級アルコール、たとえばエタノー
ル、イソプロパノール、ブタノールなど;アルカリ金属
アリールスルホン酸塩、たとえばキシレンスルホン酸ナ
トリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスル
ホン酸ナトリウムなど;ポリオール、たとえばプロピレ
ングリコール、ヘキシレングリコールなど;グリコール
エーテル、たとえばプロピレングリコール、n−ブチル
エーテルおよびモノプロピレングリコールモノメチルエ
ーテルなど;エチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノブチルエーテルなど;並びに
その混合物を包含する。溶剤は典型的には組成物の全重
量に対し1〜20重量%の量にて硬質表面清浄組成物に
存在させる。
【0019】低級アルコールを溶剤として使用する場
合、典型的には少なくとも1種の他の溶剤(たとえば
水、ポリオールなど)と組合せて使用される。硬質表面
清浄組成物に使用される低級アルコールの量は一般に組
成物の全重量に対し0.1〜7重量%の量である。2〜
6個の炭素原子と2〜6個のヒドロキシ基とを有する任
意のポリオールも本発明の硬質表面清浄組成物中に溶剤
として使用することができる。この種のポリオールの例
はエチレングリコール、プロピレングリコール、キシリ
レングリコールおよびグリセリンである。プロピレング
リコールが特に好適である。ポリオールを溶剤として使
用する場合、このポリオールは典型的には少なくとも1
種の他の溶剤と組合せて使用され、硬質表面清浄組成物
の全重量に対し0.1〜10重量%を占める。少なくと
も1種のオレフィン成分と少なくとも1種のアルコール
エトキシレートおよび/またはアルコール エトキシ
サルフェート表面活性剤成分とを含有する脱脂組成物の
他に、硬質表面清浄組成物は好適には硬質表面清浄剤と
して使用することが当業界で知られた他の成分をも含有
することができる。限定はしないが、この種の成分の例
はたとえば硫酸ナトリウムおよび塩化ナトリウムのよう
な化合物、着色料、香料、漂白剤、漂白活性化剤、酵
素、粘度改変剤などを包含する。硬質表面清浄組成物中
に存在させるこれら成分の量は典型的には組成物の全重
量に対し10重量%未満、好ましくは5重量%未満であ
る。
【0020】硬質表面清浄組成物の各種の成分を好適に
はたとえば直接混合、配合、凝集などの慣用方法によっ
て仕上組成物に配合される。プレスポッター組成物は、
典型的には清浄困難な汚れた衣類の領域に洗濯屋により
標準的ランドリーまたはドライクリーニングの直前に施
される組成物である。本発明によれば、プレスポッター
組成物は少なくとも1種のオレフィン成分とアルコール
エトキシレート、アルコール エトキシサルフェート
およびその混合物よりなる群から選択される少なくとも
1種の表面活性剤成分とを主たる汚れ除去剤として含有
する脱脂組成物、および極性液体キャリヤ(典型的には
水)を含む。典型的にはプレスポッター組成物はこの組
成物の全重量に対し40〜99重量%の脱脂組成物(す
なわち主たる汚れ除去剤)と1〜60重量%の水とを含
有する。組成物は多くの追加汚れ除去成分、特に追加非
イオン型および陰イオン型表面活性剤、たとえばオレフ
ィンスルホネートをも含有することができる。さらに組
成物はたとえば可溶化剤(たとえばキシレンスルホン酸
ナトリウムおよびクメンスルホン酸ナトリウム)を組成
物の全重量に対し10重量%までの量にて含有すること
もできる。
【0021】適宜であるが、しばしば望ましい各種の補
充成分は着色料、香料、殺菌剤などを包含し、これらを
使用する場合は全て典型的には全組成物の重量に対し1
重量%未満の量にて使用する。プレスポッター組成物は
一般に汚れた領域に多くの方法(すなわち噴霧、散布な
どの任意の方法)で領域を濡らすのに充分な量にて施さ
れ、衣類の汚れた領域と比較的長時間にわたり接触させ
続けた後、ランドリーまたはドライクリーニングにか
け、すなわち典型的には約1時間〜約7日間もしくはそ
れ以上にわたり接触させ、次いで衣類を常法によりラン
ドリー処理する。接触期間の際、各成分は汚れに作用し
続け、したがってランドリー処理の際に汚れの最終的除
去を容易化させる。さらに本発明のプレスポッター組成
物はより短時間で或いはランドリー処理の直前に用いる
こともできるが、汚れを除去するには大して有効でな
い。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。脱脂組成物の作成 脱脂組成物A 60.0gの1−ドデセンを15.0gのネオドール
(NEODOL)91−6(主としてC9 〜C11線状お
よび第一アルコールの混合物、すなわち約18重量%の
9 、42重量%のC10および38重量%のC11、平均
して1分子当たり約6個のオキシエチレン単位を含有)
および5.0gのネオドール91−2.5(主としてC
9 〜C11線状および第一アルコールの混合物、すなわち
約18重量%のC9 、42重量%のC10および38重量
%のC11、平均して1分子当たり約2.5個のオキシエ
チレン単位を含有)に添加し、均質になるまで激しく混
合した。脱脂組成物B 10.0gのネオドール91−8(主としてC9 〜C11
線状および第一アルコールの混合物、すなわち約18重
量%のC9 、42重量%のC10および38重量%の
11、平均して1分子当たり約8個のオキシエチレン単
位を含有)と5.0gのネオドール91−2.5と5.
0gのネオドール25−3(主としてC12〜C15線状お
よび第一アルコールの混合物、すなわち約28重量%の
12、30重量%のC13、22重量%のC14および20
重量%のC15、平均して1分子当たり約3個のオキシエ
チレン単位を含有)とを79.0gの1−テトラデセン
に添加し、均質になるまで激しく混合した。
【0023】脱脂組成物C 7.0gのノニルフェノールエトキシレート、すなわち
イゲパール(IGEPAL)CO 210(イゲパール
はローン・プーラン社により製造販売される製品の商標
である)を50.0gの1−テトラデセンに添加し、室
温にて均質になるまで激しく混合した。脱脂組成物D 5.0gのネオドール25−7(主としてC12〜C15
状および第一アルコールの混合物、すなわち約28重量
%のC12、30重量%のC13、22重量%のC14および
20重量%のC15、平均して1分子当たり約7個のオキ
シエチレン単位を含有)および5.0gのネオドール2
5−3を89.0gの1−ドデセンと室温にて均質にな
るまで混合した。脱脂組成物E 15.0gのネオドール25−7および15.0gのネ
オドール25−3を64.0gの1−テトラデセンと室
温にて均質になるまで混合した。脱脂組成物F 10.0gのネオドール25−7および10.0gのネ
オドール25−3を20.0gの1−ドデセンと室温に
て均質になるまで混合した。硬質表面清浄 下記実施例1〜3および比較例A〜C(これらは全て液
体である)における硬質表面清浄組成物を、ASTM
D−4488セクションA3に示された硬質表面清浄剤
に関する試験を用いて試験した。その結果を表Iに示
す。
【0024】実施例1 80.0gの脱脂組成物Aと18.0gのブチル オキ
シトールグリコールエーテル(オキシトールはシェル・
ケミカル・カンパニー社により製造販売される製品の商
標である)と2.0gの水とを250mLの混合容器に
添加し、室温にて均質になるまで激しく混合した。比較例A 実施例1と同様に比較例Aを行ったが、ただし脱脂組成
物の1−ドデセン−オレフィンの代わりに混合イソパラ
フィン系溶剤を使用した。
【0025】実施例2 99.0gの脱脂組成物Bと1.0gの水とを250m
Lの混合容器に添加し、室温にて均質になるまで激しく
混合した。得られた物質は液体であった。比較例B 実施例2と同様に比較例Bを行ったが、ただし脱脂組成
物の1−テトラデセン−オレフィン成分の代わりに混合
イソパラフィン系溶剤を使用した。
【0026】実施例3 10.0gのステアリン酸と2.0gのグリセリンと
1.0gのラノリンと0.2gのメチルパラベン(4−
ヒドロキシ安息香酸メチルエステル)と0.1gのプロ
ピルパラベン(4−ヒドロキシ安息香酸プロピルエステ
ル)と2.0gのトリエタノールアミンと27.7gの
水と57.0gの脱脂組成物Cとを250mLの混合容
器に添加し、均質になるまで室温にて激しく混合した。比較例C 実施例3と同様に比較例Cを行ったが、ただし脱脂組成
物の1−テトラデセン−オレフィン成分の代わりに混合
イソパラフィン系溶剤を使用した。
【0027】プレスポッター処理 全て液体である下記実施例4〜6および比較例D〜Fに
おけるプレスポッター組成物を、ポリエステル/木綿に
おける汚れたモータ油を用いてテルグ−O−トメータに
て試験した。プレスポッターの10滴を布きれの中心に
置き、汚れ中に1分間にわたり浸入させた。予備浸入さ
せた布きれを次いで38℃にて10分間にわたり4g/
Lのランドリー液標準および150ppmの水硬度を用
いてテルグ−O−トメータにて100rpm(1分間の
回転数)で洗浄した。ランドリー液の組成は次の通りで
ある:7.5%のネオドール25−7、2.5%のC12
線状アルキルベンゼンスルホネート、1.0%のトリエ
タノールアミンおよび89.0%の水。洗浄の後、布き
れを冷水にて1分間濯ぎ、2枚の布タオルの間で軽く叩
いて乾燥させた。次いで布きれをラック上に載せて、フ
ァンを用い30分間にわたり乾燥させた。汚れ除去をハ
ンター・ラブスカン反射計を用いて測定した。その結果
を表IIに示す。
【0028】実施例4 99.0gの脱脂組成物Dと1.0gの水とを250m
Lの混合容器に添加し、室温にて均質になるまで混合し
た。比較例D 実施例4と同様に比較例Dを行ったが、ただし脱脂組成
物の1−ドデセン−オレフィン成分の代わりにイソパラ
フィン系溶剤を使用した。
【0029】実施例5 94.0gの脱脂組成物Eと4.0gのエタノールと
2.0gの水とを250mLの混合容器に添加し、室温
にて均質になるまで混合した。比較例E 実施例5と同様に比較例Eを行ったが、ただし脱脂組成
物の1−テトラデセン−オレフィン成分の代わりにイソ
パラフィン系溶剤を使用した。
【0030】実施例6 40.0gの脱脂組成物Fと3.5gのトリエタノール
アミンオレエートと12.0gのイソプロパノールと4
4.5gの水とを250mLの混合容器に添加し、室温
にて均質になるまで混合した。比較例F 実施例6と同様に比較例Fを行ったが、ただし脱脂組成
物の1−ドデセン−オレフィン成分の代わりにイソパラ
フィン系溶剤を使用した。
【0031】結果の検討 表Iにおける実施例1〜3から見られるように、脱脂組
成物における混合イソパラフィン系物質に代えたオレフ
ィン系溶剤の使用は硬質表面清浄組成物の性能を増大さ
せた。より多量の汚れが硬質表面から除去された。表I
Iにおける実施例4〜6から見られるように、脱脂組成
物における混合イソパラフィン系物質に代えたオレフィ
ン系溶剤の使用はプレスポッター組成物の性能を増大さ
せた。多量の使用モータ油が布地から除去された。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:29 3:12 3:10 3:08 3:06 3:37 3:20) (72)発明者 レオナード・マイケル・ハバーマン アメリカ合衆国テキサス州77082 ヒユー ストン、ナンバー623、グレイ・リツジ・ ドライヴ 15250 (72)発明者 ネルソン・エデユアード プリート アメリカ合衆国テキサス州77469 リツチ モンド、ブロークン・エルム・ドライヴ 2430

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種のオレフィン成分とアル
    コール エトキシレート、アルコール エトキシサルフ
    ェートおよびその混合物よりなる群から選択される少な
    くとも1種の表面活性剤成分とからなることを特徴とす
    る脱脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記オレフィン成分が8〜24個の炭素
    原子を有する請求項1に記載の脱脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記表面活性剤成分が8〜20個の炭素
    原子と1分子当たり平均数で3〜20個のオキシエチレ
    ン基とを有するアルコール エトキシレートである請求
    項1に記載の脱脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記表面活性剤成分が8〜20個の炭素
    原子と1分子当たり平均数で1〜12個のオキシエチレ
    ン基とを有するアルコール エトキシサルフェートであ
    る請求項1に記載の脱脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記組成物が組成物の全重量に対し2.
    0重量%〜90重量%のオレフィン成分と組成物の全重
    量に対し2.0重量%〜60重量%のアルコール エト
    キシレートおよび/またはアルコール エトキシサルフ
    ェート表面活性剤成分とからなる請求項1に記載の脱脂
    組成物。
  6. 【請求項6】 前記組成物が組成物の全重量に対し20
    重量%〜87重量%のオレフィン成分と組成物の全重量
    に対し2.0重量%〜40重量%のアルコール エトキ
    シレートおよび/またはアルコール エトキシサルフェ
    ート表面活性剤成分とからなる請求項1に記載の脱脂組
    成物。
  7. 【請求項7】 前記組成物が1種もしくはそれ以上のビ
    ルダーをさらに含む請求項1に記載の脱脂組成物。
  8. 【請求項8】 前記ビルダーがゼオライトA、ソーダア
    ッシュ、メタ珪酸ナトリウムおよびその混合物よりなる
    群から選択される請求項7に記載の脱脂組成物。
  9. 【請求項9】 組成物の全重量に対し50重量%〜99
    重量%の請求項1〜8のいずれか一項に記載の脱脂組成
    物と1〜50重量%の水とからなることを特徴とする硬
    質表面清浄組成物。
  10. 【請求項10】 前記硬質表面清浄組成物がアルカリ金
    属炭酸塩、アルカリ金属燐酸塩、アルカリ金属ポリ燐酸
    塩、アルカリ金属珪酸塩、アルカリ金属重炭酸塩、アル
    カリ金属ポリカルボン酸塩、ポリアクリレートおよびそ
    の混合物よりなる群から選択される1種もしくはそれ以
    上のビルダーをさらに含む請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 前記アルカリ金属ポリカルボン酸塩が
    クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、酒石酸モノス
    クシネートのナトリウム塩、酒石酸モノスクシネートの
    カリウム塩、酒石酸ジスクシネートのナトリウム塩、酒
    石酸ジスクシネートのカリウム塩およびその混合物より
    なる群から選択される請求項10に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記硬質表面清浄組成物が陰イオン型
    表面活性剤、非イオ型表面活性剤、陽イオン型表面活性
    剤、双性イオン型表面活性剤およびその混合物よりなる
    群から選択される1種もしくはそれ以上の表面活性化合
    物をさらに含む請求項9〜11のいずれか一項に記載の
    組成物。
  13. 【請求項13】 前記硬質表面清浄組成物がオレフィン
    スルホネート、アルカノールアミド、アルコキシレート
    およびその混合物よりなる群から選択される清浄増進剤
    をさらに含有する請求項9〜12のいずれか一項に記載
    の組成物。
  14. 【請求項14】 組成物の全重量に対し40重量%〜9
    9重量%の請求項1〜8のいずれか一項に記載の脱脂組
    成物と1〜50重量%の水と10重量%までの可溶化剤
    とからなるプレスポッター組成物。
  15. 【請求項15】 前記可溶化剤がキシレンスルホン酸ナ
    トリウム、クメンスルホン酸ナトリウムおよびその混合
    物よりなる群から選択される請求項15に記載のプレス
    ポッター組成物。
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