JPH0544391A - 掘進機の誘導方法 - Google Patents

掘進機の誘導方法

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JPH0544391A
JPH0544391A JP22528191A JP22528191A JPH0544391A JP H0544391 A JPH0544391 A JP H0544391A JP 22528191 A JP22528191 A JP 22528191A JP 22528191 A JP22528191 A JP 22528191A JP H0544391 A JPH0544391 A JP H0544391A
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JP
Japan
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excavator
cutter head
axis
laid
target
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JP22528191A
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English (en)
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Toshio Akesaka
登始夫 明坂
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Iseki Poly Tech Inc
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Iseki Poly Tech Inc
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Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 推進工法により地中に下水道管路或いは他の
管路を敷設するに際し、高度の熟練を要することなく掘
進機を敷設すべき管路の軸心に一致させることが出来る
掘進機の誘導方法を提供する。 【構成】 切羽を掘削するカッター6を有するカッター
ヘッド本体1に該カッターヘッド本体の軸心4に対し所
定角度傾斜させた反射鏡8を配置する。カッターヘッド
本体に相対的に偏向可能に接続したテールシールド本体
2に反射鏡と対向させ且つカッターヘッド本体の揺動半
径の1/2以上離隔させた位置にターゲット10を配置
する。管路の軸心と一致させてレーザー光線13を配置
し、反射鏡に照射されたレーザー光線の反射光線を常に
ターゲットに設定した原点に一致させるようにカッター
ヘッド本体を偏向させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は推進工法に用いられるカ
ッターヘッド本体と該カッターヘッド本体と相対的に偏
向可能に構成されたテールシールド本体とを有する掘進
機の誘導方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下水道管路や上水道管路を敷設する推進
工法では、先端に切羽を掘削するカッターを設けたカッ
ターヘッド本体と、このカッターヘッド本体に相対的に
偏向可能に接続されたテールシールド本体とからなる掘
進機を用いることが多い。推進工法は、管路の予定敷設
線上に複数の立坑を開削し、この立坑から隣接する他の
立坑に敷設すべき管路の軸心と一致させて掘進機を推進
すると共に、この掘進機の後方に管路を構成する単位長
さの管を順次接続して推進することで、出発立坑と到着
立坑との間に目的の管路を敷設するものである。この推
進工法を実施するに際し、掘進機は立坑に設置した元押
装置によって敷設すべき管路の軸心に沿った推進力が付
与される。上記推進工法では、地表にある路面や構築物
に影響されることなく目的の管路を敷設することが出
来、開削工法の如く交通規制を行ったり或いは構築物を
撤去する必要がなく有利である。
【0003】推進工法に於いて、掘進機は敷設すべき管
路の軸心と一致して配置され、且つ元押装置によって直
線的に推進される。然し、地盤に於ける抵抗の変化等の
要因によって掘進機の推進方向が敷設すべき管路の軸心
から変位することがある。このため、掘進機を推進する
に際し、敷設すべき管路の軸心に一致させて或いは沿わ
せてレーザー光線を配置し、管路の敷設中に掘進機に予
め設定された基準点とレーザー光線との偏位を計測し、
掘進機の基準点がレーザー光線から偏位した場合には、
この基準点を元の位置に移動するように修正すること
で、掘進機を敷設すべき管路の軸心に沿って推進するよ
うに方向修正を行っている。
【0004】カッターヘッド本体とテールシールド本体
からなる掘進機の推進方向を修正する方法、或いは装置
としていくつかの提案がなされている。その中で、本件
出願人が開発して既に特許出願している特開昭57−2056
98号公報に開示された技術がある。この技術は、図7に
示すように、カッターヘッド本体52とテールシールド本
体53とを偏向可能に構成した掘進機51に適用するための
方向修正装置に関するものであり、カッターヘッド本体
52とテールシールド本体53を2本の油圧ジャッキ54及び
ロッド55により接続し、前記2本の油圧ジャッキ54の出
入りを調整することで推進方向の修正を行うように構成
したものである。またテールシールド本体53にターゲッ
ト56を固定して配置すると共に、カッターヘッド本体52
にターゲット56に至る長さを持ったアーム57を固定し、
このアーム57の先端に指針58を取り付けることによって
テールシールド本体53に対するカッターヘッド本体52の
偏向量、即ち、方向修正量を検出し得るように構成した
ものである。
【0005】上記技術に於ける方向修正操作の手順につ
いて説明する。敷設すべき管路の軸心に沿ってレーザー
光線が配置され、ターゲット56に照射される。そしてオ
ペレーターが図8に示すターゲット56のモニター画面を
監視し、推進開始時に於けるターゲット上のレーザース
ポットを原点59として設定する。掘進機51の推進に伴っ
てターゲット56に形成されたレーザースポット60が原点
59から偏位したとき、オペレーターはこの偏位に対し方
向修正操作を行うか否かを決定し、方向修正をすべきで
あると決定すると、レーザースポット60の偏位に応じて
2本の油圧ジャッキ54の出入りを調整する。油圧ジャッ
キ54の調整は、ターゲット56上の指針58を原点59を中心
としてレーザースポット60の対称位置に移動させるよう
に行われる。この調整に伴って、カッターヘッド本体52
はターゲット56上に於けるレーザースポット60の偏位方
向に一致するようにテールシールド本体53に対して偏向
する。そして掘進機51の推進に伴い、該掘進機51は徐々
に推進方向が敷設すべき管路の軸心と一致するように修
正される。上記操作に於いて、レーザースポット60が原
点59から偏位したとき、方向修正操作を行うか否かの決
定,方向修正操作を行うための油圧ジャッキ54の調整量
の設定,一度行った方向修正を元の状態に戻す戻し操作
等はオペレーター個人に依存する。即ち、掘進機の方向
修正操作は手動操作によって行われている。このため、
この操作を行うには高度の熟練を要する。
【0006】また特開昭61−75211 号公報に開示される
技術はシールドマシーンの基準線に対する傾斜を検出す
るものであり、1枚のハーフミラーと2枚のターゲット
板からなる受光体と自動傾斜読取装置とをシールドマシ
ーンに固定して取り付けることで構成されている。更
に、掘削機或いはシールド機の進行基準線に対する姿勢
角変位を検出する方法として特公昭59−4644号公報,特
公平2−62163 号公報に開示される技術がある。これ等
の技術は、基準線に対するシールド機の軸心の三次元的
変位を検出するものである。
【0007】またオーガを用いて推進工法を実施する場
合、推進管の推進方向を修正するための技術として特公
昭51−7930号公報が提案されている。この技術は、推進
管の先端内部にキューブコーナーの如き平行反射体を中
心としてレーザー光線の透過率が異なる透過帯を同心円
状に設けて光量変化面を形成すると共にハーフミラーを
介してレーザー光線を照射し、光量変化面によってレー
ザー光線を照射方向に反射させてハーフミラーを介して
光電変換器に受光させ、反射したレーザー光線の光量の
変化を測定することによって推進管がレーザー光線から
偏位したことを検出し、更に、この結果に応じて掘削方
向調節装置を作動させて推進方向を修正するものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】推進工法により管路を
敷設した場合、この管路が予め設定された敷設予定線と
一致していることが必要である。特に下水道管路にあっ
ては、雨水,汚水等の下水が自然流下することが必須の
条件とされるため、敷設された管路に許容された範囲を
超える蛇行が発生しないことが要求される。
【0009】上記特開昭57−205698号に開示される技術
では、掘進機の方向修正をオペレーターがモニター画面
のターゲットを監視しつつ油圧ジャッキを操作すること
で行っている。然し、掘進機がカッターヘッド本体とテ
ールシールド本体とからなる所定の長さを有するにも関
わらず、ターゲットはテールシールド本体に於ける一点
に配置されるのみである。従って、ターゲット上にレー
ザースポットが形成されている場合、ターゲットとレー
ザー光線との関係位置が判明するのみであって、レーザ
ー光線に対する掘進機の姿勢(上下方向の傾斜であるピ
ッチング及び水平方向の傾斜であるヨーイング)は判明
しない。このため、方向修正操作に高度の熟練を要し、
且つ敷設された管路に個人差が現れるという問題があ
る。特に、熟練しないオペレーターが方向修正操作を行
った場合、過修正による大きな蛇行を発生することがあ
るという問題がある。
【0010】特開昭61−75211 号公報等に開示される技
術は、シールドマシーンの基準線に対する姿勢を検出す
るものであり、この技術をカッターヘッド本体とテール
シールド本体からなる掘進機に適用することは可能であ
る。然し、受光体や自動傾斜読取装置の構成が複雑であ
り、且つこれ等の受光体や自動傾斜読取装置で検出した
データをコンピュータを用いて演算する必要があり、掘
進機自体の構成が複雑となるという問題がある。
【0011】特公昭51−7930号公報に開示される技術で
は、光量変化面が推進管の先端内部に取り付けられるた
め、該推進管をレーザー光線に一致させて推進すること
が出来る。然し、この技術をカッターヘッド本体とテー
ルシールド本体からなる掘進機に適用することが出来な
い。即ち、掘進機の先端にはカッターや該カッターを駆
動するモーター等の大型部品が配置されるため、光量変
化面を掘進機の先端内部に取り付けることが不可能であ
る。従って、掘進機に対する光量変化面の取付位置は駆
動モーターよりも後方で、且つ光量変化面がターゲット
と同一の機能を有することとなる。またこの技術では先
端から後方に至る推進管が一直線に配置されることが条
件となる。このため、この技術を掘進機に応用すること
は出来ない。
【0012】本発明の目的は、カッターヘッド本体とテ
ールシールド本体からなる掘進機を容易に敷設すべき管
路の軸心と一致させて誘導することが出来る掘進機の誘
導方法を提供せんとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本件発明者は種々の実験を行うと共に、実際の推進現
場で多くのデータを採取し、その結果、推進工法に於い
て、管路を敷設するに際し、該管路の軸心を敷設すべき
管路の軸心と一致させるには、掘進機の先端中心を管路
の軸心と一致させて推進すれば良い。この場合、例え掘
進機の軸心が管路の軸心に対して傾斜していても、掘進
機が蛇行することがない。掘進機の先端中心を敷設すべ
き管路の軸心と一致させるに際し、必ずしも正確に一致
させる必要はなく近似的に一致すれば良い。ただし、こ
の場合には掘進機の軸心、特にカッターヘッド本体の軸
心が敷設すべき管路の軸心の一方の側にあること、即
ち、カッターヘッド本体の軸心が敷設すべき管路の軸心
と交叉しないことが必要である。カッターヘッド本体の
軸心が敷設すべき管路の軸心と交叉した場合、掘進機の
推進に伴って該掘進機に蛇行が生じ、この蛇行を修正す
ることは容易ではない。との結論を得た。本発明は上記
知見に基づいてなされたものである。
【0014】従って、本発明に係る掘進機の誘導方法
は、先端に切羽を掘削するカッターを設けたカッターヘ
ッド本体に該カッターヘッド本体の軸心に対し所定角度
傾斜させた反射鏡を配置すると共に、前記カッターヘッ
ド本体と相対的に偏向可能に接続されたテールシールド
本体に前記反射鏡と対向させ且つ反射鏡からカッターヘ
ッド本体の揺動半径の1/2以上離隔させたターゲット
を配置して構成した掘進機を敷設すべき管路の軸心と一
致させて誘導する誘導方法であって、掘進機の推進方向
後方から敷設すべき管路の軸心と一致させて直進性を有
する光線を照射し、前記カッターヘッド本体の軸心とテ
ールシールド本体の軸心が一直線上にあり且つ前記各軸
心が敷設すべき管路の軸心と一致しているとき反射鏡に
照射された光線が該反射鏡により屈折反射してターゲッ
ト上に形成する点を原点とし、掘進機の推進に伴い反射
鏡により屈折反射してターゲット上に形成される点が常
に原点と一致するようにカッターヘッド本体をテールシ
ールド本体に対し偏向させることを特徴とするものであ
る。
【0015】
【作用】上記掘進機の誘導方法によれば、推進工法を実
施するに際し、カッターヘッド本体とテールシールド本
体とからなる掘進機を容易に敷設すべき管路の軸心と一
致させて誘導することが出来る。即ち、掘進機を構成す
るカッターヘッド本体に該カッターヘッド本体の軸心に
対し所定角度傾斜させた反射鏡を配置すると共に、テー
ルシールド本体に反射鏡と対向させ且つ反射鏡からカッ
ターヘッド本体の揺動半径の1/2以上離隔させてター
ゲットを配置し、且つ掘進機の推進方向後方から敷設す
べき管路の軸心と一致させたレーザー光線等の直進性を
有する光線を照射する。このとき、掘進機の軸心をレー
ザー光線と一致させることによって、照射されたレーザ
ー光線は反射鏡によって屈折反射されターゲット上にレ
ーザースポットを形成する。このときターゲット上に形
成されたレーザースポットは敷設すべき管路の軸心の延
長方向を指向すると共に、掘進機に於けるカッターヘッ
ド本体の先端中心を指向するものである。
【0016】また掘進機が敷設すべき管路の軸心から変
位すると、この変位はターゲットに於けるレーザースポ
ットの偏位として現れる。即ち、掘進機の変位はターゲ
ット上に於けるレーザースポットの偏位として相対的に
表現される。従って、敷設すべき管路の軸心と一致して
照射されたレーザー光線に掘進機の軸心を一致させたと
きターゲット上に形成されたレーザースポットの位置を
敷設すべき管路の軸心として見做すことが出来る。また
掘進機が敷設すべき管路の軸心から変位したときターゲ
ット上に形成されるレーザースポットの位置を掘進機の
先端中心の位置として見做すことが出来る。このため、
敷設すべき管路の軸心と一致して照射されたレーザー光
線に掘進機の軸心を一致させたときターゲット上に成形
されたレーザースポットの位置を原点とし、掘進機の推
進中にターゲット上に形成されるレーザースポット(掘
進機の先端中心)を常に原点(敷設すべき管路の軸心)
と一致させるようにカッターヘッド本体を偏向させるこ
とで、カッターヘッド本体の先端中心を敷設すべき管路
の軸心と近似的に一致させることが出来る。従って、掘
進機をレーザー光線、即ち、敷設すべき管路の軸心に近
似的に一致させて誘導することが出来る。このとき、掘
進機に於けるカッターヘッド本体の軸心は敷設すべき管
路の軸心と交叉することがない。このため、掘進機が蛇
行することがない。
【0017】
【実施例】以下上記掘進機の誘導方法の一実施例につい
て図を用いて説明する。図1は推進工法によって管路を
敷設する際の説明図、図2は本発明の誘導方法を実施す
る掘進機の断面図、図3乃至図5は本発明の誘導方法の
原理を説明する原理図、図6は反射鏡とターゲットとの
距離が適正でない場合の説明図である。本発明に係る掘
進機の誘導方法は掘進機に於けるカッターヘッド本体の
先端中心を敷設すべき管路の軸心と近似的に一致させて
誘導するものである。このため、敷設すべき管路の軸心
と一致させて直進性を有するレーザー光線を照射してい
る。掘進機の軸心と敷設すべき管路の軸心が一致してい
るとき、照射されたレーザー光線をカッターヘッド本体
に設けた反射鏡によって屈折反射させてターゲット上に
形成したレーザースポットは、敷設すべき管路の軸心及
びカッターヘッド本体の先端中心を指向する。従って、
前記状態に於けるレーザースポットの位置を原点とし、
掘進機の推進に伴ってレーザースポットが原点から偏位
したとき、このレーザースポットを常に原点と一致する
ようにカッターヘッド本体をテールシールド本体に対し
偏向させることで、掘進機の先端中心を敷設すべき管路
の軸心と近似的に一致させて誘導することが可能であ
る。
【0018】先ず、図1により推進工法を実施する際の
概略構成について説明する。図に於いて、管路の敷設予
定線上に複数の立坑Fが開削されている。一方の立坑F
にはレーザー発振器C及び元押装置Dが設置されてい
る。前記レーザー発振器Cからは敷設すべき管路の軸心
Bと一致させたレーザー光線13が発射される。元押装置
Dは推進軸心が敷設すべき管路の軸心Bと一致して設置
されており、この元押装置Dによって掘進機A及び該掘
進機Aと後続する複数の管Eに敷設すべき管路の軸心B
と一致した方向の推力が付与される。掘進機Aによって
管路の敷設を開始する場合、掘進機Aは元押装置D上に
載置されて推進される。このとき、掘進機Aの軸心は敷
設すべき管路の軸心Bと一致する。そして掘進機Aが全
長にわたって推進されると、元押装置Dに単位長さの管
Eが載置され、掘進機A及び管Eが同時に推進される。
この操作を繰り返し、掘進機Aが他方の立坑Fに到達し
たとき、立坑F,F間に目的の管路が敷設される。尚、
Gは地上に設置された制御装置であり、モニター画面や
ビデオ記録装置、及び掘進機Aの推進方向を誘導するた
めの操作レバー等が設けられている。
【0019】次に、図2(A),(B)により掘進機A
の概略構成について説明する。図に於いて、掘進機Aは
推進方向前方に配置されるカッターヘッド本体1と、こ
のカッターヘッド本体1の後方に配置されるテールシー
ルド本体2とを有し、前記各本体1,2を2本の油圧シ
リンダー3及び図示しないロッドによって接続して構成
されている。テールシールド本体2の先端はカッターヘ
ッド本体1の後端に嵌合されており、カッターヘッド本
体1及びテールシールド本体2は互いに揺動可能に構成
されている。またロッドはピンを介してカッターヘッド
本体1と接続され、またピン及びユニバーサルジョイン
トを介してテールシールド本体2と接続されている。従
って、油圧シリンダー3の所望の液室に所望量の圧油を
供給し、2本の油圧シリンダー3のロッド3aを出没さ
せることで、カッターヘッド本体1をテールシールド本
体2に対し所望の方向に偏向させることが可能である。
【0020】本発明に係る誘導方法はカッターヘッド本
体1の先端中心を敷設すべき管路の軸心と一致させて誘
導するものである。このため、カッターヘッド本体1の
先端であって且つ該カッターヘッド本体1の軸心4と交
叉する位置を掘進機Aに於ける誘導原点5として設定し
ている。従って、油圧シリンダー3のロッド3aを出没
させると、誘導原点5は軸心4上に設定されたカッター
ヘッド本体1の揺動中心1aを中心とし、且つ該揺動中
心1aと誘導原点5との距離Lを揺動半径として揺動す
る。
【0021】掘進機Aに於いて、カッターヘッド本体1
とテールシールド本体2とは油圧シリンダー3及びロッ
ドによって接続されるため、回動中心1aは定点ではな
い。然し、各本体1,2に於ける揺動角度は上下方向に
±約1.5 度程度であり、且つ左右方向に±約1度である
ため、見掛け上揺動中心1aを定点として考察すること
が可能である。
【0022】カッターヘッド本体1には隔壁1bが形成
されており、この隔壁1bによって切羽側と掘進機Aの
室内側を区画している。そしてカッターヘッド本体1の
切羽側に切羽を掘削するカッター6が設けられ、室内側
には、カッター6を駆動するモーター7及び反射鏡8が
設けられている。反射鏡8は隔壁1bにテールシールド
本体2の内部に到達し得る長さを持ったアーム8aを固
着し、このアーム8aの端部に軸心4と一致し且つ軸心
4に対し所定角度傾斜させて固着されている。反射鏡8
の軸心4に対する傾斜角度は特に限定するものではな
い。然し、後述するターゲット10及び半透明板11の取付
位置及びテレビカメラ12の配置等を勘案して設定するこ
とが好ましい。以下、反射鏡8の軸心4に対する傾斜角
度をθ0 度として説明する。カッターヘッド本体1とテ
ールシールド本体2が一直線上にあるとき、反射鏡8は
テールシールド本体2の軸心9上に位置する。そしてカ
ッターヘッド本体1がテールシールド本体2に対し揺動
すると、この揺動に伴って反射鏡8は揺動中心1aを中
心として揺動し、該反射鏡8のテールシールド本体2の
軸心9に対する傾斜角度が変化する。
【0023】テールシールド本体2には、ターゲット10
が反射鏡8と対向し且つ該反射鏡8からカッターヘッド
本体1の揺動半径Lの1/2の距離離隔した位置に配置
されている。ターゲット10の下方であってテールシール
ド本体2の軸心9を横断し得る位置に半透明板11が設け
られている。またターゲット10及び半透明板11と対向し
てテレビカメラ12が設けられている。このテレビカメラ
12はテールシールド本体2に固定されており、図示しな
いケーブルを介して同図(B)に示すターゲット10及び
半透明板11の映像を地上の制御装置Gに伝達し、モニタ
ー画面に映写するものである。半透明板11は、敷設すべ
き管路の軸心Bと一致して照射されるレーザー光線13を
確認すると共に通過させるものである。尚、図に於いて
14は切羽に泥水を供給し、又は掘削された土砂を供給さ
れた泥水と共にスラリー状にして排出する管である。
【0024】上記の如く構成された掘進機Aに於いて、
カッターヘッド本体1の軸心4とテールシールド本体2
の軸心9が一直線上にあるとき、誘導原点5,反射鏡8
は掘進機Aの軸心4,9上に直列に配置される。この状
態で掘進機Aの後方から該掘進機Aの軸心4,9と一致
させて敷設すべき管路の軸心Bと一致したレーザー光線
13を照射すると、このレーザー光線13は半透明板11を通
過して反射鏡8によって屈折反射され、ターゲット10に
レーザースポット16を形成する。ここで、反射鏡8に於
けるレーザー光線13の反射点17aとターゲット10に於け
るレーザースポット13とを結ぶ直線は、反射鏡8から誘
導原点5に至る直線、即ち、カッターヘッド本体1の軸
心4、及び敷設すべき管路の軸心Bを反射鏡8によって
角度2θ0 だけ屈折したものである。従って、前記条件
に於けるターゲット10に形成されたレーザースポット16
の位置は常に同一位置となる。このため、前記レーザー
スポット16の位置をターゲット10に於ける原点oとして
設定することで、この原点oを敷設すべき管路の軸心B
として見做すことが可能である。
【0025】上記状態に於いて、カッターヘッド本体1
をテールシールド本体2に対して偏向させると、この偏
向に伴って、レーザースポット16はターゲット10上を移
動する。またレーザー光線16と掘進機Aの軸心4,9と
が相対的に変位すると、この変位に伴って、レーザース
ポット16はターゲット10上を移動する。このように、タ
ーゲット10に於けるレーザースポット16の移動は、掘進
機Aがレーザー光線16から変位することで生起する受動
的変位と、カッターヘッド本体1を偏向させることで生
起する能動的変位とがある。本発明に係る誘導方法は、
レーザー光線13を敷設すべき管路の軸心Bと一致させて
照射すると共に、掘進機Aの軸心4,9を直線上に配置
して推進を開始し、ターゲット10上に於けるレーザース
ポット16が受動的に原点oから偏位したとき、この偏位
に応じてただちに掘進機Aのカッターヘッド本体1を偏
向させてターゲット10上のレーザースポット16を能動的
に変位させて原点oに一致させるように操作するもので
ある。即ち、掘進機Aの変位によるターゲット10上のレ
ーザースポット16の偏位を敷設すべき管路Bに対する誘
導原点5の変位として認識し、レーザー光線13の反射光
線をターゲット10の原点oに一致させることで誘導原点
5を敷設すべき管路の軸心Bに一致させたと見做して掘
進機Aを誘導するものである。
【0026】次に、上記の如く構成された掘進機Aを推
進する手順について説明し、合わせて掘進機Aの誘導方
法について説明する。先ず、推進工法の開始に当たっ
て、予めカッターヘッド本体1の軸心5とテールシール
ド本体2の軸心9が一直線上にあるように油圧シリンダ
ー3のロッド3aの出入りを調整した後、掘進機Aを元
押装置Dに載置する。このとき、元押装置Dの推進軸心
は敷設すべき管路の軸心Bと一致して配置されることか
ら、掘進機Aの軸心4,9及び誘導原点5は敷設すべき
管路の軸心Bと一致する。次にレーザー発振器Cから敷
設すべき管路の軸心Bと一致させてレーザー光線13を発
射する。
【0027】上記状態に於いて、図3(B)に示すよう
に、レーザー光線13は半透明板11に光点15を形成すると
共に該半透明板11を通過して反射鏡8に照射され、掘進
機Aの軸心4,9と一致する反射点17aで屈折反射し、
反射光13aがターゲット10上に照射されてレーザースポ
ット16を形成する。このとき、ターゲット10上に形成さ
れたレーザースポット16は、図3(A)に示すようにタ
ーゲット10の原点oと一致している。尚、図に於いて、
8bは反射鏡8の法線であり、反射鏡8とターゲット10
とを結ぶ法線8bの長さはL/2に設定されている。
【0028】そして元押装置Dを作動させて掘進機Aを
推進すると、地盤が一様な抵抗を有する場合掘進機Aは
付与された推力によって敷設すべき管路の軸心Bと一致
して推進される。然し、地盤の抵抗値が異なる場合、掘
進機Aは抵抗の小さい方に向かって変位する。このと
き、カッターヘッド本体1の軸心4とテールシールド本
体2の軸心9は直線を保持しているが、掘進機Aがレー
ザー光線13に対し如何なる姿勢を有するかは判明しな
い。地盤の不同による掘進機Aの初期変位は、掘進機A
の後端であるテールシールド本体2と後続する元押装置
C或いは管Eとの接点を中心とする掘進機Aの回動運動
であり、カッターヘッド本体1の誘導原点5と反射鏡8
はレーザー光線13に対し同一方向に変位する。従って、
掘進機Aの長さに対し管路の内径が小さく且つターゲッ
ト10上にレーザースポット16が形成されていれば、レー
ザー光線13に対する掘進機Aの角度を無視して差支えな
い。
【0029】図4(A)〜(E)に示すように、掘進機
Aがレーザー光線13に対し平行に距離e変位した場合に
ついて説明する。ただし、この距離eはカッターヘッド
本体1の揺動半径Lと比較して僅かな量である。また掘
進機Aが同図に於ける上方に変位したものとして説明す
る。掘進機Aの変位に伴って反射鏡8に於ける反射点が
17aから17bに移行し、この移行に伴って反射光線は13
aから13bに移行し、ターゲット10には掘進機Aの距離
eに応じて原点oから偏位した位置にレーザースポット
16が形成される。このとき、誘導原点5はレーザー光線
13に対し距離e変位しており、且つターゲット10に於け
るレーザースポット16は、反射鏡8のカッターヘッド本
体1の軸心4に対する傾斜角度θ0 に対応して原点oか
ら距離s偏位する。前記レーザースポット16の原点oか
らの偏位量sは、s=e/cos θ0 となる。即ち、この
偏位量sが誘導原点5のレーザー光線13からの変位距離
eと対応することとなる。
【0030】このように、掘進機Aの軸心4,9がレー
ザー光線13から距離e変位し、この結果ターゲット10上
に於けるレーザースポット16が原点oからs偏位したと
き、偏位したレーザースポット16を原点oに一致させる
ように、即ち、誘導原点5を敷設すべき管路の軸心Bに
一致させるようにカッターヘッド本体1をテールシール
ド本体2に対して反時計方向に偏向させる。この操作
は、オペレーターが地上に設置された制御装置Gのモニ
ター画面を監視しつつ図示しない操作レバーを操作する
ことで行われる。同図(C),(D)に示すように、反
射鏡8を反時計方向に角度θ偏向させたとき(反射鏡8
の軸心4に対する角度はθ0 +θになる)、レーザース
ポット16が原点oと一致したとする。即ち、反射鏡8の
角度θの偏向によって、反射光線13bは2θ偏向して13
cとなり、これに伴ってレーザースポット16が距離s移
動して原点oに到達したとする。
【0031】このとき、レーザー光線13の線分と反射光
線13cの線分とのなす角は、2(θ0 +θ)となり、反
射点17bは反射鏡8の偏向に対応してレーザー光線13上
を移動する。また原点oを頂点として線分13aと線分13
cとのなす角は、2θとなる。即ち、原点oから線分
9,13に至る垂線18を下ろし、該垂線18と線分9,13と
の交点を夫々18a,18bとすると、角17ao18aは、90
−2θ0 であり、また角17bo18bは、90−2(θ0
θ)である。従って、角17ao17bは、2θである。
【0032】また線分13aと線分13bの長さは等しく、
且つ反射鏡8とターゲット10の距離は、L/2であるこ
とから、線分13aの長さlは、l=L/2cos θ0 とな
る。ここで、線分13aの長さlとレーザースポット16の
偏位量sとの関係について考察すると、前述の如く反射
鏡8の偏向角度が極めて小さいことから、s/l=tan2
θとして差支えない。 従って、2tan θ/(1−tan2θ)=2e/L tan θ=e(1−tan2θ)/L である。 上式に於いて、tan2θ=0として差支えなく、tan θ=
e/Lとなる。
【0033】次に、カッターヘッド本体1をテールシー
ルド本体2に対し反時計方向に角度θ偏向させたときの
レーザー光線13(敷設すべき管路の軸心B)とカッター
ヘッド本体1の関係について説明する。同図(E)に示
すように、カッターヘッド本体1の偏向に伴って該カッ
ターヘッド本体1の軸心4が揺動中心1aを中心として
二点鎖線で示すように回動し、誘導原点5が敷設すべき
管路の軸心Bに接近する。このとき、掘進機Aのレーザ
ー光線13からの距離eと、カッターヘッド本体1の軸心
とは、tan θ=e/Lの関係を有する。カッターヘッド
本体1は揺動中心1aを中心として回動するものであ
り、従って、誘導原点5は敷設すべき管路の軸心Bまで
到達せず、該軸心Bよりも僅かに揺動中心1a側に位置
することとなる。そして掘進機Aの推進に伴って誘導原
点5は敷設すべき管路の軸心Bに接近し、同時に掘進機
Aはレーザー光線13に接近する。即ち、掘進機Aはレー
ザー光線13の方向に誘導される。
【0034】掘進機Aの推進に伴って誘導原点5が敷設
すべき管路の軸心Bに接近すると、テールシールド本体
2はレーザー光線13に接近し、原点oと一致していたレ
ーザースポット16が原点oから前述した方向とは反対方
向(同図(B)に於ける上方)に偏位する。従って、こ
のときの変位に対応してカッターヘッド本体1をテール
シールド本体2に対し時計方向に回動させることで、レ
ーザースポット16を原点oに一致させると、この偏向に
伴い誘導原点5が敷設すべき管路の軸心Bから揺動中心
1aのある方向に離隔する。然し、このときの誘導原点
5と敷設すべき管路の軸心Bとの距離は前述した誘導状
態に於ける離隔距離よりも小さくなる。
【0035】上記の如くして掘進機Aの誘導原点5は限
り無く敷設すべき管路の軸心Bに接近し、最終的に該軸
心Bと一致する。即ち、反射鏡8とターゲット10との距
離をカッターヘッド本体1の揺動半径Lの1/2とする
ことによって、掘進機Aがレーザー光線13から変位した
とき、反射鏡8を偏向させて反射光線13aをターゲット
10の原点oに一致させることで、掘進機Aを敷設すべき
管路の軸心Bに近似的に一致させて誘導することが可能
となる。掘進機Aを上記の如く誘導した場合、掘進機A
に敷設すべき管路の軸心Bを中心とする蛇行が生じるこ
とはない。
【0036】次に、反射鏡8とターゲット10との距離が
カッターヘッド本体1の揺動半径の1/2以上の値に設
定されている場合について図5により検討する。この場
合でもレーザー光線13の反射光線である線分13aと線分
13dの長さは等しい。また反射鏡8とターゲット10の距
離を例えばLとして設定すると線分13aの長さlは、l
=Lcos θ0となる。従って、線分13aの長さlとレー
ザースポット16の偏位量sとの関係は前述と同様に、s
/l=tan2θとして差支えなく、tan θ=e/2Lとな
る。このとき、カッターヘッド本体1の誘導原点5は敷
設すべき管路の軸心Bまで到達することなく、揺動中心
1a側に位置することとなる。従って、掘進機Aの推進
に伴って誘導原点5は敷設すべき管路の軸心Bに接近
し、同時に掘進機Aはレーザー光線13に接近する。即
ち、掘進機Aの誘導原点5は限り無く敷設すべき管路の
軸心Bに接近し、最終的に該軸心Bと一致する。掘進機
Aを上記の如く誘導した場合、掘進機Aに敷設すべき管
路の軸心Bを中心とする蛇行が生じることはない。
【0037】次に、反射鏡8とターゲット10との距離が
カッターヘッド本体1の揺動半径の1/2以下の値に設
定されている場合について図6により検討する。この場
合でもレーザー光線13の反射光線である線分13aと線分
13dの長さは等しい。また反射鏡8とターゲット10の距
離を例えばL/3として設定すると線分13aの長さl
は、l=L/3cos θ0 となる。従って、線分13aの長
さlとレーザースポット16の偏位量sとの関係は前述と
同様に、s/l=tan2θとして差支えなく、tan θ=3
e/2Lとなる。このとき、カッターヘッド本体1の軸
心4は敷設すべき管路の軸心Bと交叉し、誘導原点5は
揺動中心1aと反対側に位置することとなる。従って、
掘進機Aの推進に伴って誘導原点5は敷設すべき管路の
軸心Bから離隔し、同時に掘進機Aはレーザー光線13に
接近する。即ち、掘進機Aは敷設すべき管路の軸心Bを
中心として蛇行することとなる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
掘進機の誘導方法によれば、カッターヘッド本体とテー
ルシールド本体を相対的に偏向可能に接続してなる掘進
機を推進するに際し、推進に伴ってターゲット上に形成
されるレーザースポットを常に原点に一致させるように
カッターヘッド本体をテールシールド本体に対し偏向さ
せることで、該掘進機を容易に敷設すべき管路の軸心に
一致させるように誘導することが出来る。このため、管
路の敷設に際し熟練したオペレーターを必要とせず、且
つオペレーターの個性に左右されることのない均一な管
路を敷設することが出来る等の特徴を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】推進工法によって管路を敷設する際の説明図で
ある。
【図2】本発明の誘導方法を実施する掘進機の断面図で
ある。
【図3】本発明の誘導方法の原理を説明する原理図であ
る。
【図4】本発明の誘導方法の原理を説明する原理図であ
る。
【図5】本発明の誘導方法の原理を説明する原理図であ
る。
【図6】反射鏡とターゲットとの距離が適正でない場合
の説明図である。
【図7】従来の掘進機の断面図である。
【図8】従来のターゲットの正面図である。
【符号の説明】
Aは掘進機、Bは敷設すべき管路の軸心、1はカッター
ヘッド本体、1aは揺動中心、2はテールシールド本
体、3は油圧シリンダー、4はカッターヘッド本体の軸
心、5は誘導原点、6はカッター、7はモーター、8は
反射鏡、9はテールシールド本体の軸心、10はターゲッ
ト、11は半透明板、12はテレビカメラ、13はレーザー光
線、13a〜13gは反射光線、14は管、15は光点、16はレ
ーザースポット、17a〜17eは反射点、18は垂線であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に切羽を掘削するカッターを設けた
    カッターヘッド本体に該カッターヘッド本体の軸心に対
    し所定角度傾斜させた反射鏡を配置すると共に、前記カ
    ッターヘッド本体と相対的に偏向可能に接続されたテー
    ルシールド本体に前記反射鏡と対向させ且つ反射鏡から
    カッターヘッド本体の揺動半径の1/2以上離隔させた
    ターゲットを配置して構成した掘進機を敷設すべき管路
    の軸心と一致させて誘導する誘導方法であって、掘進機
    の推進方向後方から敷設すべき管路の軸心と一致させて
    直進性を有する光線を照射し、前記カッターヘッド本体
    の軸心とテールシールド本体の軸心が一直線上にあり且
    つ前記各軸心が敷設すべき管路の軸心と一致していると
    き反射鏡に照射された光線が該反射鏡により屈折反射し
    てターゲット上に形成する点を原点とし、掘進機の推進
    に伴い反射鏡により屈折反射してターゲット上に形成さ
    れる点が常に原点と一致するようにカッターヘッド本体
    をテールシールド本体に対し偏向させることを特徴とし
    た掘進機の誘導方法。
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