JPH0543778Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0543778Y2
JPH0543778Y2 JP2455089U JP2455089U JPH0543778Y2 JP H0543778 Y2 JPH0543778 Y2 JP H0543778Y2 JP 2455089 U JP2455089 U JP 2455089U JP 2455089 U JP2455089 U JP 2455089U JP H0543778 Y2 JPH0543778 Y2 JP H0543778Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
bed body
mounting plate
attached
instruments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2455089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02116442U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2455089U priority Critical patent/JPH0543778Y2/ja
Publication of JPH02116442U publication Critical patent/JPH02116442U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0543778Y2 publication Critical patent/JPH0543778Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、歯科用治療台で、詳しくは、ベツ
ド本体と、起伏自在なヘツドレストと、ハンドピ
ース、シリンジ、バキユーム等の各種治療器具と
を装備して成る歯科用治療台に関するものであ
る。
(従来の技術) この種の治療台として、従来から知られている
ものの1つに、例えば実開昭63−124928号公報に
開示されているように、ベツド本体の体軸方向の
一側部に起伏自在なヘツドレストを装着すると共
に、ベツド本体の裏面側に各種治療器具を出し入
れ自在に装備したものがある。
また、別の例として、実開昭57−5223号公報に
開示されているように、ヘツドレストをベツド本
体に対して着脱自在に取付けたものもある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この種の歯科用治療台において、ベ
ツド本体に対して被術者(患者)の口腔位置を決
める役割をもつヘツドレストと、施術者(医師
等)の施術姿勢や位置を決める役割をもつ各種治
療器具との最適な相対位置関係は、様々な歯科用
治療台の外観や形態に拘らず一定にすべきであ
る。それ故に、疲労少なく、かつ効率の良い治療
を実行するためには、上記ヘツドレストと各種治
療器具との相対位置関係を一定に保つことができ
るような構成とするように求められる。特に、相
対位置関係の異なる複数の歯科用治療台がある歯
科医院等を考えてみると、施術者が相対位置関係
の異なる複数の歯科用治療台を使用して治療する
場合、先の歯科用治療台での相対位置関係と次の
歯科用治療台での相対位置関係とが異なれば、歯
科用治療台を代る度に相対位置関係を調整し直す
ことは構造上不可能であつたため、個々の歯科用
治療台によつて設定されている様々な相対位置関
係にあわせて施術者の施術姿勢を変えなければな
らならず、施術者にとつて治療がやりづらく疲労
も大きい。更に被術者にとつても正確な治療が受
けられないことになる。このことからも、ヘツド
レストと各種治療器具との相対位置関係を一定に
設定し、その設定した相対位置関係のままでベツ
ド本体に対して着脱自在な取付板を他の歯科用治
療台にセツトすることにより、相対位置関係の異
なるものにおいても、施術者の施術姿勢を変える
ことなく診療を行える。
ところが、上記した従来技術のうち、前者のも
のは、ヘツドレストおよび各種治療器具がともに
ベツド本体に対して固定的に装着されており、上
記の要望を達成することができない。
また、上記従来技術のうちの後者のものは、ヘ
ツドレストのみがベツド本体に対して着脱自在と
されているものの、治療器具は分離独立したもの
であつて、両者の相対位置関係を固定的に設定し
て使用するという上記の要望を達成することがで
きない。
この考案は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、ベツド本体の形状や使用治療台の変動等に拘
わらず、ヘツドレストと各種治療器具との相対位
置関係を常に一定に維持して、疲労少なく、かつ
効率の良い治療を実行でき、さらに全体の製作コ
ストの低減も図り得る歯科用治療台を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案に係る歯
科用治療台は、ベツド本体の裏面に対して着脱自
在な取付板を設け、該取付板をベツド本体の裏面
に装着した状態でベツド本体の体軸方向の一側部
に対応する上記取付板部分にヘツドレストを装着
すると共に、上記取付板に各種治療器具をヘツド
レストの装着側へ出し入れ自在に取付けたことを
特徴とする。
また、請求項2に係る考案は、上記ベツド本体
を昇降台の上面に載置されているとともに、該昇
降台に対し、その横一側部を支点として揺動開閉
自在に装着する構成としている。
また、請求項3に係る考案は、上記各種治療器
具の保持枠を、ベツド本体の裏面に着脱自在な上
記取付板に対して位置可変ならびに着脱付替自在
に取付けた構成としている。
さらに、請求項4に係る考案は、上記各種治療
器具の保持枠を治療器具毎に複数に分割すると共
に、それら複数の保持枠を上記取付板に対して着
脱自在で、かつ相互に位置交換自在に取付けた構
成としている。
(作用) 上記の如き構成のこの考案によれば、ベツド本
体の裏面に対して着脱自在な取付板に、ヘツドレ
ストと各種治療器具がともに装着され一体化さ
れ、このヘツドレストと各種治療器具との相対位
置関係を取付板上において一定にできるので、例
えば複数個存在する治療台のうちのどの治療台を
使用して治療する場合でも、一々、個々の相対位
置関係に合せて施術者の姿勢を変えることなく、
その使用しようとする治療台のベツド本体に上記
取付板を移し替えることにより、ヘツドレストと
各種治療器具とを一定の相対位置関係に保持する
ことができ、これによつて、常に効率良く、かつ
疲労少なく所定の治療を実行できるのである。加
えて、治療性能や治療精度など治療そのものには
余りかかわりのないベツド本体と治療結果に大き
な影響力をもつヘツドレストおよび各種治療器具
とを別体にすることで、ベツド本体側は、例えば
輸入品や大量生産品等の使用を可能とし、治療台
全体の製作コストの低減も図ることができる。
また、請求項2に係る考案によれば、ベツド本
体を昇降台に対して揺動開放することで、そのベ
ツド本体の裏面に取付けられたヘツドレストおよ
び各種治療器具の相対位置関係の設定や各種治療
器具に対する保守、点検等のメンテナンス、さら
には消毒や滅菌処理などを容易に行ない得るとと
もに、ベツド本体を一時保管するためのスペース
も不要とできる。
また、請求項3に係る考案および請求項4に係
る考案によれば、保持枠を上記取付板に対して位
置可変したり、着脱交換することで、ヘツドレス
トと各種治療器具の相対位置関係を一定に設定し
たままで更に微細に調整することが可能であると
ともに、複数の治療器具の配列も施術者の個性に
合わせて任意に調整することが可能で、一層効率
の良い治療を行なうことができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第3図において、2は床面に設置さ
れた昇降台であつて、油圧シリンダやネジ軸と電
動モータとの組合せなどからなるベツド昇降機構
(図示省略)が内装されている。1は略水平なベ
ツド本体であつて、その長手方向、つまり体軸方
向に沿つた一側辺部において上記昇降台2との間
に設けた蝶番11を介して、第2図実線と第2図
仮想線とで示すように、昇降台2に対して略直角
姿勢に起立した姿勢と昇降台2上に倒伏載置した
姿勢とに揺動開閉自在に枢支連設されている。1
Hはベツド本体1の頭部側端部の裏面に形成され
た切込部である。
19は上記ベツド本体1の裏面に形成の切込部
1Hに嵌め込む状態で止めねじ20を介してベツ
ド本体1に着脱自在に取付けられた略半円形状の
取付板であり、この取付板19で上記ベツド本体
1における体軸方向の一側部に対応する部分に
は、起伏自在なヘツドレスト21が装着されてい
る。
5はハンドピース、シリンジなどの治療用イン
スツルメント、8はそのインスツルメント5に接
続されたチユーブであつて、これらは第5図で明
示の如く、矩形状箱形に形成され、上記取付板1
9の裏面肩部に、針金製スライドガイド7,7を
介して前後方向のスライドにより位置可変ならび
に抜差着脱自在に構成された保持枠4に保持され
ている。特に、上記チユーブ8はチユーブ押え
6、支持棒9、保持リング10を介して脱落しな
いように保持されているとともに、上記インスツ
ルメント5を把持しての引出し操作によつて第5
図仮想線で示すように、保持枠4からスムーズに
導出可能であるとともに、上記インスツルメント
5を把持しての僅少な押込力と自己弾性復帰力と
によつて第5図実線で示すような屈曲姿勢に収納
可能に構成されている。
3は上記インスツルメント5の駆動制御装置で
あつて、上記ベツド本体1の裏面で、上記保持枠
4の直後位置に取付けられているとともに、上記
チユーブ8の一端がワンタツチジヨイント12を
介して連結分離自在に接続されている。
13は上記昇降台2の頭部端寄り位置から上方
に固着延出したポールで、その上端には患部を照
明するライト14が取付けられているとともに、
上記ポール13の付根端寄り位置には第6図で明
示の如く、針金を折曲げ加工してなるトレーホル
ダー15が連設され、このホルダー15上にトレ
ー16が着脱可能に支持されている。
17はインスツルメントホルダーで、第6図で
明示の如く、上記ポール13の下端部から側方前
方に延出したステー18の遊端部において上下複
数段(図面上では上下2段で示すが、3段以上で
あつても良い)に取付けられており、これらイン
スツルメントホルダー17も針金を折曲げ加工し
た簡単なものであるとともに、第7図で示すよう
に、上記トレー16の一側部で、複数のインスツ
ルメント5の掛脱が容易に行なえるように、夫々
の傾斜角度を互いに異にしている。
上記構成の歯科用治療台においては、ヘツドレ
スト21と治療用インスツルメント5との相対位
置を取付板19上において、施術者にとつて一定
の診療姿勢となし、また被術者においては正確な
診療を受けられる状態に固定的に設定した上で、
上記取付板19をベツド本体1の裏面の切込部1
Hに嵌め込んで止めねじ20を介してベツド本体
1に装着することにより、ヘツドレスト21と治
療用インスツルメント5とが上記施術者及び被術
者にとつて一定の相対位置関係にある歯科用治療
台を現出することができる。この状態は、ベツド
本体1を交代する場合も、上記取付板19を付替
えすることのみで保持できるのである。
そして、上記取付板19をベツド本体1の裏面
に装着した状態において、第2図の実線で示すよ
うに、上記ベツド本体1を昇降台2に対して略直
角の起立姿勢となるように揺動開放させることに
より、上記昇降台2に内装の昇降機構およびベツ
ド本体1の裏面に保持あるいは取付けられている
インスツルメント5やその駆動制御装置3等に対
する保守、点検、修理などを容易に行なうことが
できるばかりでなく、上記保持枠4をベツド本体
1の裏面から抜出すことによつて、これを別の箇
所に持ち運んで、消毒や滅菌処理を完全、容易に
行なえる。また、この時、上記トレーホルダー1
5やインスツルメントホルダー17も簡単な針金
の折曲げ加工品であるから容易に消毒したり、滅
菌処理することができるのである。
第8図は、この考案の別の実施例を示すもの
で、上記実施例との相違点は、取付板19がベツ
ド本体1の裏面に対し下方へ突出する状態で装着
される、いわゆる外装式に構成されている点であ
つて、その他の構成は上記実施例と同一であるた
め、該当部分に同一の符号を付して、それらの詳
しい説明を省略する。
また、第9図および第10図は、この考案のさ
らにもう1つの実施例を示すものであつて、上記
取付板19の下面にベツド本体1の体軸方向に沿
つた複数のレール22を設けるとともに、治療用
インスツルメント5の保持枠4を複数種の治療用
インスツルメント5a,5b,5c,5d,5e
に対応させて公知のインスツルメント繰出し、繰
入れ装置を内蔵した複数個の保持枠4a,4b,
4c,4d,4eに分割し、これら分割保持枠4
a,4b,4c,4d,4eを夫々上記取付板1
9に対してスライド自在で、かつ相互に位置交換
自在に構成したものであり、この実施例によれ
ば、複数種の治療用インスツルメント4a〜4e
の配列関係およびヘツドレスト21との相対位置
関係を、一定に保ちつつ施術者の要望に合わせて
簡単に調整することが可能で、治療効率の一層の
向上に寄与し得る。
なお、実施例においてベツド本体をベツド状の
平担なシート状として示しているが、この考案の
ベツド本体はこれに限らず、昇降台上に載置され
た座席シート及び座席シートの一側において傾動
自在とされた背板シートとに分離している歯科診
療台のシートである場合も含められる。
(考案の効果) 以上の説明からも既に明らかなように、この考
案による時は、ヘツドレストと各種治療器具との
相対位置関係を施術者及び被術者にとつて一定の
状態にセツトした取付板を、ベツド本体の裏面に
対して着脱自在に構成することにより、歯科診療
台やベツド本体の形態にかかわらず、また複数台
のベツド本体のいずれを使用する場合でも、上記
の一定な相対位置関係を保持することが可能で、
歯科診療台が変るたびに相対位置関係を再調整し
たり、診療姿勢を変えたりする必要がない。従つ
て、施術者において、常に効率良く、かつ疲労少
なく所定の治療を実行できる。しかも、ベツド本
体を、ヘツドレストおよび各種治療器具と別体に
することで、ベツド本体としては、輸入品や大量
生産品等の使用を可能とし、治療台全体の製作コ
ストの低減化にも寄与する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第
2図は正面図、第3図はベツド本体の開放状態を
示す側面図、第4図は要部の拡大正面図、第5図
は第3図における要部の拡大側面図、第6図は要
部斜視図、第7図は要部の拡大平面図、第8図は
この考案の別の実施例を示す側面図、第9図およ
び第10図はこの考案のもう1つの実施例を示す
平面図および正面図である。 符号の説明、1……ベツド本体、2……昇降
台、4……保持枠、5……治療用インスツルメン
ト、19……取付板、21……ヘツドレスト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベツド本体と、起伏自在なヘツドレストと、
    各種治療器具とを装備して成る歯科用治療台に
    おいて、上記ベツド本体の裏面に対して着脱自
    在な取付板を設け、該取付板をベツド本体の裏
    面に装着した状態でベツド本体の体軸方向の一
    側部に対応する上記取付板部分に上記ヘツドレ
    ストを装着すると共に、上記取付板に上記各種
    治療器具をヘツドレストの装着側へ出し入れ自
    在に取付けたことを特徴とする歯科用治療台。 (2) 上記ベツド本体が昇降台の上面に載置されて
    いると共に、該昇降台に対し、その横一側部を
    支点として揺動開閉自在に構成されている請求
    項1記載の歯科用治療台。 (3) 上記各種治療器具の保持枠が上記取付板に対
    して位置可変ならびに着脱付替自在に取付けら
    れている請求項1または2記載の歯科用治療
    台。 (4) 上記各種治療器具の保持枠が治療器具毎に複
    数に分割されているとともに、それら複数の保
    持枠が上記取付板に対して相互に位置交換自在
    に構成されている請求項3記載の歯科用治療
    台。
JP2455089U 1989-03-02 1989-03-02 Expired - Lifetime JPH0543778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2455089U JPH0543778Y2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2455089U JPH0543778Y2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02116442U JPH02116442U (ja) 1990-09-18
JPH0543778Y2 true JPH0543778Y2 (ja) 1993-11-05

Family

ID=31244495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2455089U Expired - Lifetime JPH0543778Y2 (ja) 1989-03-02 1989-03-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0543778Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02116442U (ja) 1990-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101652538B1 (ko) 치과용 케어 기구
ES2540894T3 (es) Aparato de atención odontológica integrado
JPH0543778Y2 (ja)
US6322250B1 (en) X-ray chair
CN101583333A (zh) 一体化牙科护理装置
JP2002345906A (ja) 歯科往診専用安頭台
CN211325617U (zh) 一种脊柱外科手术辅助装置
CN210205259U (zh) 一种神经外科诊疗装置
JP3636034B2 (ja) 歯科実習用患者模型装置および歯科実習装置
US20090047617A1 (en) Multiple position hand-piece holster for a delivery unit
JPH0687867B2 (ja) 歯科用治療装置
CN215385585U (zh) 一种可调节的肛肠科临床用手术台
CN210144992U (zh) 一种眼科手术用支撑装置
JPH0460684A (ja) 歯科実習机
US3078575A (en) Dental unit bracket table
US4836603A (en) Treatment chair assembly
CN215229823U (zh) 一种口腔综合治疗牙椅
CN214858665U (zh) 一种用于手术室护理的固定支架
CN216652761U (zh) 一种操作方便的耳鼻喉内镜护理支架
CN219250808U (zh) 一种小儿眼科手术体位垫
JPS59910Y2 (ja) バツクレストの起倒と同時に起倒する歯科治療用照光装置
JP7276799B2 (ja) 歯科治療ユニット
CN220623339U (zh) 一种内窥镜支架固定装置
CN211433466U (zh) 小动物手术台
CN113601464B (zh) 一种牙科医疗机械工作台