JPH054371Y2 - - Google Patents

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JPH054371Y2
JPH054371Y2 JP1984195910U JP19591084U JPH054371Y2 JP H054371 Y2 JPH054371 Y2 JP H054371Y2 JP 1984195910 U JP1984195910 U JP 1984195910U JP 19591084 U JP19591084 U JP 19591084U JP H054371 Y2 JPH054371 Y2 JP H054371Y2
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opening
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speaker
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はテレビジヨン受像機等に使用されるキ
ヤビネツトを改善したもので、特に側面に設けら
れたスピーカ等の開口部を目立たせなくしたキヤ
ビネツト装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
箱体内の側面にスピーカを取り付けた従来のキ
ヤビネツト装置としては、第4図及び第5図に示
すようにスピーカ2の前面に複数のスリツト状の
開口4を設けて音抜け用の穴としていた。この開
口4は箱体の側面と直交する板厚方向に、直線的
な貫通穴として設けられているので、箱体の略正
面方向からでもスピーカの黒いコーン紙が直接み
える状態で取り付けられている。
又、箱体の正面にスピーカを配設した場合、音
抜け用の開口6は箱体成形用の金型の移動方向に
当るので、第6図に示すような鉤形にすることが
一般的でありスピーカのコーン紙は直接箱体外部
から見えない構造を採用している。
しかし、箱体の側面に於いて第6図で示す開口
を採用する場合は、金形の移動方向と直交するの
で金型が複雑になり高価となるばかりでなく生産
性も悪化するので第5図に示す開口4を採用して
いる。すなわち、金型の都合によつて、箱体の正
面にスピーカ用の開口を設けるときは、第6図で
示す開口6であり、箱体の側面にスピーカ用の開
口を設けるときは、第5図で示す開口4を設ける
のが一般的であつた。この様な開口によれば箱体
の正面側から、スピーカ開口部の設けられた側壁
を見た場合、第5図で示すようにαが10度以上の
角度になると開口部が黒く目立つので意匠効果を
悪くする欠点があり好ましいものではなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述した欠点を解消する為になされた
ものであり、箱体側面に設けた開口を目立たせな
くしたキヤビネツト装置を提供することを目的と
する。
〔考案の概要〕
箱体側面に設けた鋸歯状の溝の底部に、スリツ
ト状の開口を設けることで、開口の存在を目立た
せなくしたものである。
〔考案の実施例〕
以下図面に基いて本考案に係るキヤビネツト装
置の実施例について第1図及び第2図を参照して
説明する。第1図は本考案のキヤビネツト装置の
一部を示す斜視図、第2図は第1図の断面図であ
る。
本考案のキヤビネツト装置は第1図に示すよう
に、箱体内の側面にスピーカを配設している。ス
ピーカ前面の箱体外壁表面には、箱体の天井から
底面方向に略V字状の溝22が連続して隣接しあ
う状態で形成されている。即ち、第2図に示すよ
うに箱体外壁表面から板厚方向の途中までに設け
られた垂直面23と、この垂直面の底部から外壁
表面に向かつて立ち上る傾斜面24よりなりその
断面は鋸歯状である。この傾斜面24は、箱体の
正面側が低く背面側が高くなる構成の鋸歯状であ
る。
更に、傾斜面24の一部である垂直面23側に
は、垂直面にそつてスリツト状の開口26が設け
られており、この開口26よりスピーカの音抜け
となるものである。又、この開口は適宜間隔を於
いて横棧28が設けられており開口部の補強をし
ている。
このような構成によると、開口26は第5図で
示す従来例よりも板厚方向の奥部に設けられてい
るので、箱体の斜め正面側からは見えにくくなつ
ている。即ち、箱体の斜め正面側から開口26を
見た場合、開口の左右両端を結んだ角度β以内で
あれば、全く開口の存在が見えない範囲である。
従来例で云えば角度βは0度である。但し実測し
た結果、見掛上は前述した様に10度以内であれば
目立たない範囲にある。従つてβ=0度であつて
も見掛上目立たない角度α=10度が存在する。
箱体の板厚をAとし、溝22を形成する傾斜面
24の最も低い部分の板厚をC、傾斜面24の最
も高い部分の板厚をB、開口26の幅をD、縦棧
の幅をEとして、A=3mm、C=1.5mm、B=3
mm、D=2mm、E=3mmに設定した場合、βは約
24度となる。この角度に見掛上、目立たない角度
α=10度を加えると34度の角度以内であれば開口
26の存在が目立たない範囲となる。
又、傾斜面24の最も低い部分の板厚Cを小さ
くしたり、傾斜面24の最も高い部分の板厚Bを
大きくすれば、開口26の目立たない角度は更に
大きくなるものである。
第3図に示すものは本考案の他の例を示すもの
であり前述した傾斜面24を弧状面34としても
のである。この様に弧状面とすることで板厚が厚
くなり強度的に有利な形状となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、箱体側面
の外壁に断面が鋸歯状の溝と、この溝の底部に開
口を設けることで、箱体の斜め正面側より見ても
開口の存在を目立たなくすることができた。従つ
て、意匠的効果の高いキヤビネツト装置が得られ
るだけでなく、スピーカを空間的に余裕のある箱
体の側面に配設できるので箱体正面を小型化する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のキヤビネツト装置の一部を示
す斜視図、第2図は第1図の一部断面図、第3図
は本考案の他の例を示す断面図、第4図は従来例
のキヤビネツト装置の一部を示す斜視図、第5図
は第4図の一部断面図、第6図は従来例の他の例
を示す断面図である。 22……溝、23……垂直面、24……傾斜
面、26……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 箱体の正面に隣接し、その表裏面を平面状に形
    成した壁面と、 この壁面の外表面から板厚方向に向つて設けら
    れ、箱体の正面側を深く背面側を浅く形成して、
    帯状の傾斜面をなし、この傾斜面が連接してその
    断面を略鋸歯状の凹部として連接させた溝と、 この溝の前記箱の正面側に位置する最深部側凹
    部に設けられ、それぞれの溝幅よりも狭く設定す
    ると共に、前記平板状の壁面とは直交する方向に
    貫通して設けたスリツト状の開口とからなること
    を特徴とするキヤビネツト装置。
JP1984195910U 1984-12-26 1984-12-26 Expired - Lifetime JPH054371Y2 (ja)

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JP1984195910U JPH054371Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JP1984195910U JPH054371Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS61111265U JPS61111265U (ja) 1986-07-14
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JPS61111265U (ja) 1986-07-14

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