JPH0543690U - リモコン送信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 朝、ＡＶ機器の電源を煩雑なタイマー操作を
することなく自動的にＯＮとするため。 【構成】 リモコン送信機に音センサを備え、近傍で目
覚し時計の音がしたことを検知すると、ＡＶ機器の電源
をＯＮとするコードを送信してＡＶ機器をＯＮとする。 【効果】 煩雑なタイマー操作をせずとも、ＡＶ機器の
音で目覚めることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はＡＶ機器等のリモコン制御装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

図２に従来の赤外線リモコン送受信部の概略構成図を示す。10は赤外線リモー トコントロール送信機である。

【０００３】 使用者はキー操作部２で指令をあたえる。これに応じてリモコン送信機コント ロール部１が赤外線コード発光部３に信号を送ると赤外線信号４が送信される。 11は赤外線信号を受信して動作するテレビ等のＡＶ機器等である。 赤外線信号受光部５により受信された赤外線信号４は、ここで電気信号に変換 されてマイクロコンピュータ等により構成されるデコード部６によって解読され た結果、該ＡＶ機器等は使用者の指令に応じた動作を行う。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

朝目覚めたときに、音楽を聞いたり、テレビを見ながら時間を過ごす習慣を持 つ人は多い。しかしそのためには従来では、目覚めた後、枕元に置いてあるリモ コン送信機でＡＶ機器の電源をＯＮとする必要があった。最近では、オーディオ タイマーなどと称する多機能なタイマーがあり、これを用いれば、朝、目覚し時 計のかわりにＡＶ機器の音で目覚めることができる。またＶＴＲなどにタイマー が設けられており、これを利用することも可能である。しかしながら、これらの タイマーを利用する場合でも、煩雑な設定を強要され、機械にあまり詳しくない 人たちの毎日の使用は困難であった。

【０００５】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、煩雑な操作 をあらためて覚えることなく、ＡＶ機器を目覚し時計として使用することができ るようにするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案におけるリモコン送信機は、リモコン送信機に周囲で音がしたことを 検知するセンサをそなえる。

【０００７】

【作用】

この考案における赤外線リモコン送信機は、近傍で音がしたことをセンサが検 出すると、電源を入りとする命令のコードを送信する。

【０００８】

【実施例】

実施例１． 本考案の一実施例による赤外線リモコン送信機の概略構成図を図１に示す。基 本構成は従来のリモコン送信機と同じであるが、音センサ21が追加となっている ことが異なる。

【０００９】 使用者は使いなれた目覚し時計22をセットしてリモコン送信機の近くに置く。 目覚し時計22をセットした時刻になると目覚し時計22が音を出す。音センサ21が この音を検知するとリモコン送信機コントロール部１に知らせる。これを受けて リモコン送信機コントロール部１は、電源を入りとするコードを赤外線コード発 光部３に送り、この結果リモコン送信機から赤外線信号４が送信される。この信 号を受けたテレビ等のＡＶ機器は電源を入りとする。

【００１０】 実施例２． また、使用者が必要ないときはこの機能を無効にする切り替えスイッチを設け るとより使いやすい。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように、この考案ではリモコン送信機に音センサを備えて、リモコン送 信機の近くに置かれた目覚し時計の音を検知すると、リモコンコードを送出して 朝自動的にＡＶ機器の電源が入るようにしたので、使い慣れた目覚し時計の操作 だけをするだけで煩雑なタイマー操作をする必要が無く、また誤操作を減少させ ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例によるリモコン送信機の概
略構成図である。

【図２】従来の装置のリモコン送信機の概略構成図であ
る。

【符号の説明】

１ リモコン送信機コントロール部 ３ 赤外線コード発光部 10 赤外線リモートコントロール送信機 21 音センサ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 リモコン送信機に音を検知するセンサー
   を備え、リモコン送信機の近傍で音がしたことを、該セ
   ンサーが検出すると、命令を送信することを特徴とする
   リモコン送信機。