JPH0542996A - 液体の同時分注装置 - Google Patents

液体の同時分注装置

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JPH0542996A
JPH0542996A JP3193002A JP19300291A JPH0542996A JP H0542996 A JPH0542996 A JP H0542996A JP 3193002 A JP3193002 A JP 3193002A JP 19300291 A JP19300291 A JP 19300291A JP H0542996 A JPH0542996 A JP H0542996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
dispensing
containers
metering
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP3193002A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Nagaoka
武彦 長岡
Takao Momose
孝夫 百瀬
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NIPPON F D KK
Original Assignee
NIPPON F D KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON F D KK filed Critical NIPPON F D KK
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Publication of JPH0542996A publication Critical patent/JPH0542996A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、少量計量、多数個分注が可能な液
体の同時分注装置を提供する。 【構成】 本発明の液体の同時分注装置は、液体供給源
からの液体を収容する収容タンク6と、この収容タンク
6内の設定液位Lに各上端を合致させ、各下端に前記収
容タンク6の下方に連なる放出口を各々設けた多数の計
量容器7と、常時は前記各計量容器7の各放出口を閉じ
る方向に付勢された多数の蓋体を備えるとともに前記各
放出口を貫通し下方に突出するロッド9を各々蓋体に取
り付けた施蓋機構部と、この施蓋機構部の各ロッド9に
各々底面が対峙する状態で分注トレイ12上に列設した
前記計量容器7に対応する数の分注容器11と、前記分
注トレイ13を駆動し前記各分注容器11の各底面を前
記各ロッド9に接触させて前記各蓋体を開状態とする上
下動駆動部13とを有する。この構成により、各分注容
器11に対する多数個同時分注を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体の同時分注装置に
関し、より詳しくは、例えば、調理工程、製菓製造工
程、薬品液体取扱い等、液体を迅速に他数個の分注容器
に分注することが可能な液体の同時分注装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、薬品液体取扱い等に際して、容
量30cc程度で、格子状に配列された多数のプラスチッ
ク製容器に液体を各々20ccずつ分注しようとする場合
に、従来においては、計量メスシリンダー、ピペット等
を用いて行っていた。このような方法では、注入する液
体を各容器の外壁に付着させずに同時に分注することは
不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、人手
により少容量の液状物を同時に計量し、かつ、多数の容
器に移し変えること、即ち、少量計量、多数個分注とい
う単純繰り返し作業を円滑に行うことは極めて困難であ
るのが実情である。
【0004】そこで、本発明は、少量計量、多数個分注
という動作を一挙に行うことが可能な液体の同時分注装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液体の同時
分注装置は、液体供給源からの液体を収容する収容タン
クと、この収容タンク内の設定液位に各上端を合致さ
せ、各下端に前記タンクの下方に連なる放出口を各々設
けた多数の計量容器と、常時は前記各計量容器の各放出
口を閉じる方向に付勢された多数の蓋体を備えるととも
に前記各放出口を貫通し下方に突出するロッドを各々蓋
体に取り付けた施蓋機構部と、この施蓋機構部の各ロッ
ドに各々底面が対峙する状態で分注トレイ上に列設した
前記計量容器に対応する数の分注容器と、前記分注トレ
イを駆動し前記各分注容器の各底面を前記各ロッドに接
触させて前記各蓋体を開状態とする上下動駆動部とを有
し、前記液体供給源からの液体が多数の計量容器に充満
した段階で前記上下動駆動部により前記各放出口を開状
態として各計量容器内の液体を各分注容器に同時に分注
するようにしたものである。
【0006】
【作用】以下に上述した構成の液体の同時分注装置の作
用を説明する。
【0007】この同時分注装置における収容タンク内に
液体供給源から液体を送ると、この収容タンク内の設定
液位に各上端を合致させた多数の計量容器内にも液体が
供給されていく。この状態では、多数の計量容器の各放
出口は施蓋機構部の各蓋体により各々施蓋されている。
やがて、液体が収容タンク内の設定液位まで供給される
と、各計量容器の上端まで液体が充満する。このとき、
上下動駆動部により分注トレイを上方に駆動し、この分
注トレイ上に列設した各分注容器の各底面を各蓋体に取
り付けた各ロッドに接触させる。これにより、各ロッド
及び各蓋体が上昇し、各計量容器の各放出口が開状態に
なって、各計量容器内の液体は各々分注トレイ上に列設
した各分注容器に同時に分注される。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0009】図1乃至図4に示す液体の同時分注装置1
は、ポンプ2及び供給配管3を介して液体供給源として
の大容量の液体タンク5に連通した箱型状の収容タンク
6と、この収容タンク6内の設定液位Lに各上端を合致
させ、各下端に前記収容タンク6の下方に連なる放出口
7aを各々設けた容量20cc程度の多数(本実施例では
160個)の計量容器7と、常時は前記各計量容器7の
各放出口7aを閉じる方向に付勢された多数の蓋体8を
備えるとともに、前記各放出口7aを貫通し下方に突出
するロッド9を各々蓋体8に取り付けた施蓋機構部10
(図4に示す)と、この施蓋機構部10の各ロッド9に
各々底面が対峙する状態で分注トレイ12上に列設した
前記計量容器7に対応する数の分注容器11と、前記分
注トレイ12を上下方向に駆動し、前記各分注容器11
の各底面を前記各ロッド9に接触させて前記各蓋体8を
開状態とする上下動駆動部13とを有している。
【0010】前記収容タンク6には、電磁弁14を連結
した配管路15が接続され、この配管路15の末端は図
示してないが前記液体タンク5内に導かれている。
【0011】前記施蓋機構部10は詳細を図4に示すよ
うに、前記各蓋体8及び各ロッド9と、前記各分注容器
11内において各蓋体8を各放出口7a側に付勢する状
態に配置した各ばね16とを具備し、常時は各ばね16
の付勢力で各蓋体8を各々各放出口7aに密接し施蓋す
るようになっている。
【0012】前記上下動駆動部13は、前記分注トレイ
12を載置するための載置板17と、この載置板17を
支持する交差配置の一対の支柱18,19と、一方の支
柱18に取り付けられ一対の支柱18,19を変位させ
て前記載置板17とともに前記分注トレイ12を上下方
向に駆動する油圧シリンダー20とを具備している。前
記同時分注装置1は、図3に示すように前記上下動駆動
部13における載置板17の両側位置に第1,第2のコ
ンベヤ21,22を具備し、前記分注トレイ12の搬送
を行うようになっている。
【0013】次に、上述した構成の液体の同時分注装置
1の作用を説明する。
【0014】前記載置板17上に多数の分注容器11を
列設した分注トレイ12を載置した状態で、前記ポンプ
2を始動し、液体タンク5内の液体を前記収容タンク6
に送る。このとき、前記収容タンク6内の液位上昇とと
もにこの収容タンク6内の設定液位Lに各上端を合致さ
せた多数の計量容器7内にも液体が供給されていく。こ
の状態では、図4に示すように多数の計量容器7の各放
出口7aは、施蓋機構部10の各蓋体8により各々施蓋
されている。やがて、液体が収容タンク6内の設定液位
Lまで供給されると、各計量容器11の上端まで液体が
充満し、これ以上液体の供給を続けるとこの液体は前記
収容タンク6内に溢れ出す。
【0015】このようにして、各計量容器11の上端ま
で液体が充満した状態、即ち、各計量容器11により3
0ccずつ計量された状態で前記油圧シリンダー20を
駆動し、分注トレイ12を上方に変位して、この分注ト
レイ12上に列設した各分注容器11の各底面を各蓋体
8に取り付けた各ロッド9に接触させる。
【0016】これにより、各ロッド9及び各蓋体8は、
各々前記各ばね16の付勢力に抗して上昇し、各計量容
器7の各放出口7aが図5に示すように各々開状態にな
って、各計量容器7内の液体は各ロッド9を伝わって下
降し各々分注トレイ12上に列設した各分注容器11内
に同時に分注される。
【0017】この後、分注トレイ12を元の位置に戻
し、第2のコンベヤ22により搬出するとともに、第1
のコンベヤ21により次の分注トレイ12を前記載置板
17上に載置して次の計量及び分注を行う。
【0018】尚、前記収容タンク6内に溢れ出した液体
は、前記電磁弁14を動作させて拝管路15を介して前
記液体タンク5に回収する。
【0019】以上詳述した本実施例装置によれば、多数
の計量容器7による液体の同時計量と、多数の分注容器
11への同時分注とを効率よく実現することができる。
【0020】例えば、40万個の分注容器11に対し人
手作業で分注する場合に比べ、本実施例装置により40
万個処理する際の時間は1 /100 程度に短縮できた。
【0021】本発明は上述した実施例の他、その要旨の
範囲内で種々の変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたことにより、少量計量、多数個分注という動
作を同時に効率よく行うことが可能な液体の同時分注装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の概略拡大断面図
【図2】本発明の実施例装置の側面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】本発明の実施例装置の要部説明図
【図5】本発明の実施例装置の動作説明図
【符号の説明】
1 液体の同時分注装置 5 液体タンク 6 収容タンク 7 計量容器 8 蓋体 9 ロッド 10 施蓋機構部 11 分注容器 12 分注トレイ 13 上下動機構部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体供給源からの液体を収容する収容タ
    ンクと、この収容タンク内の設定液位に各上端を合致さ
    せ、各下端に前記タンクの下方に連なる放出口を各々設
    けた多数の計量容器と、常時は前記各計量容器の各放出
    口を閉じる方向に付勢された多数の蓋体を備えるととも
    に前記各放出口を貫通し下方に突出するロッドを各々蓋
    体に取り付けた施蓋機構部と、この施蓋機構部の各ロッ
    ドに各々底面が対峙する状態で分注トレイ上に列設した
    前記計量容器に対応する数の分注容器と、前記分注トレ
    イを駆動し前記各分注容器の各底面を前記各ロッドに接
    触させて前記各蓋体を開状態とする上下動駆動部とを有
    し、前記液体供給源からの液体が多数の計量容器に充満
    した段階で前記上下動駆動部により前記各放出口を開状
    態として各計量容器内の液体を各分注容器に同時に分注
    するようにしたことを特徴とする液体の同時分注装置。
JP3193002A 1991-08-01 1991-08-01 液体の同時分注装置 Pending JPH0542996A (ja)

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JP3193002A JPH0542996A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 液体の同時分注装置

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JP3193002A JPH0542996A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 液体の同時分注装置

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JPH0542996A true JPH0542996A (ja) 1993-02-23

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JP3193002A Pending JPH0542996A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 液体の同時分注装置

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