JPH054279U - Icメモリカード及びicカード着脱装置 - Google Patents

Icメモリカード及びicカード着脱装置

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JPH054279U JP5126491U JP5126491U JPH054279U JP H054279 U JPH054279 U JP H054279U JP 5126491 U JP5126491 U JP 5126491U JP 5126491 U JP5126491 U JP 5126491U JP H054279 U JPH054279 U JP H054279U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、ICメモリカード及びICカード着
脱装置に関し書き込み読み出し動作中にはカードの排出
操作ができないICメモリカード及びICカード着脱装
置を実現することを目的とする。 【構成】カード10が装着されるガイドフレーム2と、
カード10の入出力端子10aが挿入、接続されるコネ
クタ2gと、押しボタン4bによる排出操作により入出
力端子10aをコネクタ2gから離脱させてカード10
を排出するエジェクト機構5と、ロック機構8とよりな
り、ロック機構8は書き込み読み出し動作中には押しボ
タン4bによるカードの排出操作ができないようにエジ
ェクト機構5の操作バー4を拘束する構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はICメモリカード及びICカード着脱装置に係り、特にIDカード、 クレジットカード等に利用されているCPUを内蔵したICカードあるいはメモ リ集積回路を内蔵したICメモリカード等のデータ書き込み及びデータ読み出し 装置に使用されるICメモリカード及びICカード着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記メモリカード(以下単に「カード」と称す。)のデータ書き込み及 びデータ読み出し装置に使用されるICメモリカード及びICカード着脱装置は 、一般にカードが所定の挿入スリットに挿入されるとそのカードの先端部に設け られている入出力端子がICメモリカード及びICカード着脱装置に設けられて いるコネクタに挿入、接続されると共にカードを排出するエジェクトレバーが押 し込まれて排出待機位置でロックされ、一連のデータ書き込み及びデータ読み出 し操作が終了し終了処理が終わった後、外部からの押しボタンの操作により、あ るいは自動的にカードがコネクタから抜き出され、カード挿入スリットから排出 される構成となっているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに上記の従来のICメモリカード及びICカード着脱装置では、前記の 一連のデータ書き込み及びデータ読み出し操作実行途中に誤って外部から押しボ タン等の操作によりカードが排出された場合、例えばカードに書き込まれたデー タファイルの構成が不完全なものとなりその後の上記データファイルの読み出し ができなくなる等の課題があった。
【0004】 本考案は上記の課題に鑑みてなされたものであり、前記の一連のデータ書き込 み及びデータ読み出し操作実行中に誤ってカードの排出がなされないようなIC メモリカード及びICカード着脱装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、少なくともカードが装着されるガイドフレームと、 カードがガイドフレームに装着されたときにカードの入出力端子に接続される コネクタと、 外部からの排出操作によりガイドフレームに装着されたカードをコネクタから カードの入出力端子を離脱させて排出するエジェクト機構と を具備するICメモリカード及びICカード着脱装置において、 カードに対する外部からのデータ書き込み及びデータ読み出し操作実行中はカ ードの排出操作ができないように該エジェクト機構を拘束するロック機構を具え た構成である。
【0006】 又、前記エジェクト機構は、少なくとも前記カードを排出するエジェクトレバ ーと、外部からの排出操作により上記エジェクトレバーに係合し上記エジェクト レバーが上記カードを排出させるように操作する操作バーと、上記操作バー及び エジェクトレバーのうち少なくともいずれか一方に設けられたロック受け部とよ りなり、 前記ロック機構は、少なくとも上記ロック受け部に係合することにより上記操 作バー及びエジェクトレバーのうち少なくともいずれか一方を係止するロックレ バーと、上記ロックレバーを駆動する駆動機構とよりなり、 上記駆動機構は、上記カードに対する外部からのデータ書き込み及びデータ読 み出し操作実行中は上記排出操作ができないように上記ロックレバーが上記ロッ ク受け部に係合するように上記ロックレバーを駆動してなる。
【0007】
【作用】
本考案の請求項1では、ロック機構により、カードに対する外部からのデータ 書き込み及びデータ読み出し操作実行中は、排出操作ができないようにエジェク ト機構が拘束される。
【0008】 又、請求項2では、カードに対する外部からのデータ書き込み及びデータ読み 出し操作実行中は排出操作ができないように、駆動装置がロックレバーを駆動し ロックレバーが操作バー及びエジェクトレバーのうち少なくともいずれか一方に 設けられたロック受け部に係合することにより操作バー及びエジェクトレバーの うち少なくともいずれか一方が係止され、したがってエジェクト機構が拘束され る。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例のICメモリカード及びICカード着脱装置1の斜 視図を示す。
【0010】 なお、このICメモリカード及びICカード着脱装置1は、実際は、IDカー ド、クレジットカード等に利用されているCPUを内蔵したICカードあるいは メモリ集積回路を内蔵したICメモリカード(前記カードに該当し、以下単に「 カード」と称す。)のデータ書き込み及びデータ読み出し装置(図示せず。以下 単に「カード装置」と称す。)の内部構造の一部として組み込まれており、図1 はこのカード装置内の構成のうち、ICメモリカード及びICカード着脱装置1 に係る構成のみを抽出して示している。又、ここで図示しないカード装置の他の 構成は、ICメモリカード及びICカード着脱装置1の後述するロック機構8に 指令信号を与える構成が追加されることを除き、従来のカード装置の構成と同一 である。
【0011】 同図中、ICメモリカード及びICカード着脱装置1は大略、カード10が装 着されるガイドフレーム2及びカードホルダ9、エジェクトレバー3及び操作バ ー4よりなるエジェクト機構5、並びにロックレバー6及び前記駆動機構に該当 する電磁ソレノイド7よりなるロック機構8より構成されている。
【0012】 ガイドフレーム2、カードホルダ9、エジェクトレバー3、操作バー4及びロ ックレバー6は本実施例の場合それぞれ一体の板金成型品である。
【0013】 ガイドフレーム2は底板2cのカード10の挿入方向に対して左右両側にカー ド10を保持するレール2a、2bが形成され、更にレール2a、2bのそれぞ れの上部にはカード10の横ズレ防止用に門型のフレーム2d、2eが形成され ており、このフレーム2d、2eのそれぞれの中央部は橋絡バー2fにより接続 されている。また、底板2cの表面にはカード10の入出力端子10aが接続さ れるコネクタ2gが固着されている。更にこのコネクタ2gの後方には後述する エジェクトレバー3を支承するピボット3aが設けられている。なお、このガイ ドフレーム2はカード装置に固定されている。
【0014】 また、コネクタ2gには図示しない外部端子(本実施例の場合68ピン)が設 けられている。この外部端子はコネクタ2gの下部に設けられ底板2cの該当部 分に設けられた貫通孔を貫通してカード装置の内部回路に接続される構成か、あ るいはコネクタ2gの後部に設けられ一旦後方に突出された後下方に曲折されて カード装置の内部回路に接続される構成とされている。この接続によってカード 10がコネクタ2gを介してカード装置の内部回路に接続される。
【0015】 次にエジェクト機構5のエジェクトレバー3はピボット3aによりA及びBの 方向に水平に回動自在にカード装置に軸支されている。又、エジェクトレバー3 の一端部にはカード10がガイドフレーム2に装着されたとき、カード10の挿 入にともないカードの挿入方向に移動される後述するカードホルダ9の押圧板9 cに当接する位置に当接片3bが設けられている。更にエジェクトレバー3の他 端部には後述の操作バー4の一端が当接する押圧板3cが設けられている。
【0016】 カードホルダ9はガイドフレーム2に対し、カード10の挿入及び排出方向、 即ち図中J、Kの方向に移動自在に保持されている。このカードホルダ9は、カ ード10の先端部と共にガイドフレーム2の底板2c上を摺動する底板9eと、 上板9fとが、カード10の先端の左右両端部分が当接する側板9a及び9bに より接続された構成とされている。カード10が挿入されたとき、カード10の 先端部がこの上板9fと底板9eとの間に挿入される構成である。この側板9a 、9bの間には前述のコネクタ2gが嵌入される切欠部9dが設けられている。 また、上板9fの、切欠部9dと隣接している部分の中央部には押圧板9cが上 方に突出して設けられている。更に、底板9eの先端のカード10が挿入される 際に当接する部分は、カード10の挿入時にカード10の先端が係止されること なく通過し、底板9e状を摺動した後に側板9a、9bに当接するようにエッジ 形状とされている。
【0017】 操作バー4は図示しない支承機構により、C及びDの方向に水平に往復移動自 在にカード装置に支承されている。又、操作バー4の側面にはスプリング4aの 一端が固定されており、このスプリング4aの他端はカード装置に固定され、よ って操作バー4は常にこのスプリング4aによりCの方向に引っ張り力を受けて いる。又操作バー4の他端には押しボタン4bが取り付けられており、この押し ボタン4bの操作バー4に取り付けられている側と逆側の端部はカード装置の外 部に露出されており、外部から操作可能になっている。
【0018】 更に操作バー4には後述するロックレバー6のロック板6bが係合する二つの 前記ロック受け部に該当するロックスリットが操作バー4の一端側から他端側に 4c、4dの順に形成されている。
【0019】 次にロック機構8のロックレバー6はピボット6aによりE及びFの方向に水 平に回動自在にカード装置に軸支されている。又ロックレバー6の一端には操作 バー4のロックスリット4c、4dに係合されるロック板6bが形成されている 。更にロックレバー6の他端にはスプリング6cの一端が固定されこのスプリン グ6cの他端はカード装置に固定されている。よってロックレバー6は常にこの スプリング6cによりHの方向に引っ張り力を受けている。
【0020】 更に、ロックレバー6の他端と電磁ソレノイド7のプッシュロッド7aの先端 とが軸7bにより水平に回動自在に連結されている。又、電磁ソレノイド7の励 磁回路7cはスイッチ7dと電源7eとが直列回路により後述されている。
【0021】 電磁ソレノイド7は、励磁回路7cにより電圧が印加されたときプッシュロッ ド7aをGの方向に駆動する。
【0022】 又、図示しないカード装置内の構成により、カード10のデータ書き込み及び データ読み出し操作が実行されている間、又はカード装置の電源スイッチがオフ の状態のときにスイッチ7dは閉合され、それ以外のときは開放されている。
【0023】 次に上記構成のICメモリカード及びICカード着脱装置1の動作について説 明する。
【0024】 まず、カード装置の電源スイッチがオンの状態のとき、カード10をカード装 置のカード挿入スリット(図示せず。)からカード10を挿入する。このとき電 源スイッチがオンの状態で、カード10に対するデータ書き込み及びデータ読み 出し操作は行われていないので、前述の如くスイッチ7dは開放されている。
【0025】 したがって電磁ソレノイド7は励磁されておらず、プッシュロッド7aは電磁 ソレノイド7による駆動力を受けていないので、ロックレバー6はスプリング6 cの前述の引っ張り力により、他端はHの方向に引かれ、一端のロック板6bは Fの方向に回動された位置にあり即ち操作バー4のロックスリット4c、4dに 係合しておらず、したがって操作バー4はロック板6bによる拘束を受けておら ず即ちロック解除の状態である。
【0026】 又操作バー4はスプリング4aの前述の作用によりCの方向に引かれ、エジェ クトレバー3の押圧板3cを押圧している。これによりエジェクトレバー3はB の方向に回動され、当接片3bが前方に押し出され、これによりカードホルダ9 がやはり前方に押し出されている状態である。
【0027】 この状態でカード10がカード装置のカード挿入スリットに挿入されると、カ ード10はJの方向に押されながらガイドフレーム2に挿入される。更にカード 10の先端部分がカードホルダ9に挿入され側板9a、9bに当接し押圧するこ とによりカードホルダ9がカード10の挿入方向Jに押圧される。よってカード ホルダ9の押圧板9cにより当接片3bが押圧されエジェクトレバー3はAの方 向に回動される。よって押圧板3cは前方に押し出され操作バー4をDの方向に 押し出す。この操作バー4のD方向への移動により図示しないスライド係止機構 によりカード10は係止される。また、カード10の先端部に設けられている入 出力端子10aは、カードホルダ9の切欠部9dを介してガイドフレーム2の底 板2c上のコネクタ2gに嵌入され接続される。これによりカード10の装着が 完了する。なお上記の操作バー4がDの方向に寄った状態では、操作バー4のロ ックスリットのうち一端側の4cがロックレバー6のロック板6bに対向する状 態である。
【0028】 この状態で前述のカード10に対するデータ書き込み及びデータ読み出し操作 がなされる。よって前述の如くスイッチ7dは閉合され、電磁ソレノイド7が励 磁されプッシュロッド7aがGの方向に駆動される。よってロックレバー6はE の方向に回動されロック板6bが前述の如く対向している操作バー4のロックス リット4cに係合し、操作バー4がこのロック板6bによりD方向に寄った状態 で拘束されロック状態となる。
【0029】 したがってこのデータ書き込み及びデータ読み出し操作実行中に外部から誤っ て押しボタン4bを押すことによりカード10の排出操作をおこなおうとしても 、上述のロック状態により押しボタン4bを押すことができず排出操作ができな い。よって誤操作が防止される。
【0030】 次に上記のデータ書き込み及びデータ読み出し操作が終了したとき、前述の如 くスイッチ7dは開放状態となる。したがって電磁ソレノイド7の励磁が解け、 プッシュロッド7aは駆動力を受けなくなり、スプリング6cの作用によりロッ クレバー6はFの方向に回動され、ロック板6bが操作バー4のロックスリット 4cから外され、よってロック状態が解除される。
【0031】 この状態でカード10を抜き出す場合、上記の如く操作バー4のロック状態は 解除されているので押しボタン4bを押すことが可能となり、押しボタン4bを Cの方向に押すことにより操作バー4がC方向に移動され、この操作バー4の移 動により図示しない前述のスライド形状機構によりカード10に対する係止が外 される。又、操作バー4のC方向への移動により押圧板3cが押圧され、よって エジェクトレバー3がカード10の装着時とは逆方向のBの方向に回動され、し たがって当接片3bが前方に押し出される。これによりカードホルダ9の押圧板 9cが押圧され、よって側板9a、9bがカード10の排出方向に押し出され、 したがってカード10はカードホルダ9の側板9a、9bによりKの方向に押し 出され、同時にカード10の入出力端子10aはコネクタ2gから離間され、カ ード10はカード装置のカード挿入スリットから排出される。
【0032】 なおこのとき、操作バー4は押しボタン4bが押圧状態から開放された後もス プリング4aの前述の引っ張り力によりC方向に移動したままの状態が維持され る。この状態は操作バー4の他端側のロックスリット4dがロックレバー6のロ ック板6bに対向した状態である。
【0033】 又、例えばカード装置のメンテナンスをしようとする場合等に、カード10を 排出した状態でカード装置の電源スイッチをオフの状態にしたときは、前述の如 くスイッチ7dが閉合され、電磁ソレノイド7が励磁され、操作バー4はカード 10を排出した状態、即ちC方向に寄った状態でロック板6bが前述の如くロッ ク板6bが対向しているロックスリット4dに係合することによりロックされる 。なおこの状態は、操作バー4がD方向に寄った状態、即ちエジェクトレバー3 がB方向に回動され、当接片3bが前方に押し出された状態でのロック状態であ る。
【0034】 したがってこの状態では、カードをカード装置のカード挿入スリットに挿入し ようとしても、当接片3bが前方に押し出されていることによりカードホルダ9 が前方に押し出されているためカードの先端がカードホルダ9の側板9a、9b に当接し、カードは途中までしか挿入できない。よって操作者はカード装置が動 作状態でないことを認識することができる。又、例えばカード装置のメンテナン スの最中にカードが挿入されることによりメンテナンス作業に支障がきたされる というトラブルが防止される。
【0035】 又、操作中に例えば停電等により全電源が遮断されたときは、電磁ソレノイド 7の電源7eも遮断されるため、電磁ソレノイド7は励磁されず、したがって操 作バー4はロック状態が解除された状態となり、前述のデータ書き込み及びデー タ読み出し操作が完了したときと同様に押しボタン4bを押すことによりカード を排出されることが可能である。
【0036】 なお、本実施例の場合ロック機構8のロックレバー6の駆動機構は電磁ソレノ イド7による構成としているが、電磁ソレノイドに限らず、例えばモータ及びカ ムの組み合わせ等による構成としてもよい。
【0037】 又、本実施例の場合、前記ロック受け部に該当するロック溝4c、4dを操作 バー4に設けたが、このロック溝4c、4dをエジェクトレバー3に設ける構成 としてもよいし、或いは操作バー4及びエジェクトレバー3の双方にこのロック 溝を設ける構成としてもよい。
【0038】 更に前記ロック受け部に該当する構成は、本実施例のロック溝に限らず、例え ば突起を形成する等による構成としてもよいことはいうまでもない。
【0039】 又、操作バー4の操作即ち排出操作は、本実施例の場合押しボタン4bによる 直接の操作としたが、他に押しボタンスイッチ等により一旦電気信号に変換し、 電気回路を介してあらためて電磁ソレノイドの励磁等により操作バー4を駆動す る構成としてもよい。なお、その場合でも押しボタン4bによる直接の排出操作 の場合と同様に、ロック機構8によるロック状態のときは、操作バー4が拘束さ れることにより、上述の如く電気回路を介した電磁ソレノイドの励磁等によって も、操作バー4の操作即ち排出操作ができなくなることはいうまでもない。
【0040】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、カードに対するデータ書き込み及びデータ読み出 し操作実行中にはロック機構のロックレバーにより操作バー及びジェクトレバー のうち少なくともいずれか一方がロックされることによりエジェクト機構が拘束 されカードの排出操作ができなくなることにより、カードに対するデータ書き込 み及びデータ読み出し操作実行中に誤ってカードが排出されることにより例えば カードに書き込まれたデータファイルの構成が不完全なものとなりその後の上記 データファイルの読み出しができなくなる等の問題の発生を未然に防ぐことがで きる。
【0041】 又、このロック機構の利用により、カード装置の電源をオフの状態にしたとき にエジェクトレバーがカードを排出した状態で固定されるようにすることにより 、カードをカード装置に挿入しようとしてもカードは途中までしか挿入できない ことにより操作者はカード装置が動作状態でないことを認識することができると 共に、例えばカード装置のメンテナンスの最中にカードが挿入されることにより メンテナンス作業に支障がきたされる等の問題の発生を未然に防ぐことができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のICメモリカード及びIC
カード着脱装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ICメモリカード及びICカード着脱装置 2 ガイドフレーム 2g コネクタ 3 エジェクトレバー 4 操作バー 4c、4d ロックスリット(ロック受け部) 5 エジェクト機構 6 ロックレバー 7 電磁ソレノイド(駆動機構) 8 ロック機構 9 カードホルダ 10 カード 10a 入出力端子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともカードが装着されるガイドフ
    レームと、 該カードが該ガイドフレームに装着されたときに該カー
    ドの入出力端子に接続されるコネクタと、 外部からの排出操作により該ガイドフレームに装着され
    た該カードを該コネクタから該カードの入出力端子を離
    脱させて排出するエジェクト機構とを具備するICメモ
    リカード及びICカード着脱装置において、 該カードに対する外部からのデータ書き込み及びデータ
    読み出し操作実行中は該カードの排出操作ができないよ
    うに該エジェクト機構を拘束するロック機構を具えたI
    Cメモリカード及びICカード着脱装置。
  2. 【請求項2】 前記エジェクト機構は、少なくとも前記
    カードを排出するエジェクトレバーと、外部からの排出
    操作により該エジェクトレバーに係合し該エジェクトレ
    バーに該カードを排出させるように操作する操作バー
    と、該操作バー及びエジェクトレバーのうち少なくとも
    いずれか一方に設けられたロック受け部とよりなり、 前記ロック機構は、少なくとも該ロック受け部に係合す
    ることにより該操作バー及びエジェクトレバーのうち少
    なくともいずれか一方を係止するロックレバーと、該ロ
    ックレバーを駆動する駆動機構とよりなり、 該駆動機構は、該カードに対する外部からのデータ書き
    込み及びデータ読み出し操作実行中は該排出操作ができ
    ないように該ロックレバーが該ロック受け部に係合する
    ように該ロックレバーを駆動してなる請求項1記載のI
    Cメモリカード及びICカード着脱装置。
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