JPH054272A - 合成樹脂製棒状物の製造方法及び装置 - Google Patents
合成樹脂製棒状物の製造方法及び装置Info
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- JPH054272A JPH054272A JP3178965A JP17896591A JPH054272A JP H054272 A JPH054272 A JP H054272A JP 3178965 A JP3178965 A JP 3178965A JP 17896591 A JP17896591 A JP 17896591A JP H054272 A JPH054272 A JP H054272A
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 精度のよい外径形状が得られる合成樹脂製棒
状物の製造装置の提供。 【構成】 制御器では、s1で、自動運転の準備完了状
態が判断されると、s2でギヤポンプの回転数nと、棒
状物の設定外径値a0 と、外径測定回数Nと、引取速度
vとが読み込まれ、s3で自動運転に切替えられている
と判断された後、s4で棒状物が押出機を出てから測定
器に到達するまでの時間Tが演算され、s5で時間Tが
経過すると、測定器による棒状物の外径測定が実行され
る。この測定は、s6で測定回数Nのカウントが行わ
れ、s7と同s8とが繰り返され、N個の外径値aが得
られる。s9では、外径値aの平均値が演算され、s1
0では、平均値と設定外径値a0 との比較演算が行わ
れ、s11でギヤポンプの回転数nの補正値が演算され
る。この補正は、測定値aの平均値が、設定外径値a0
よりも小さいと、ギヤポンプの回転数nを減少させる。
状物の製造装置の提供。 【構成】 制御器では、s1で、自動運転の準備完了状
態が判断されると、s2でギヤポンプの回転数nと、棒
状物の設定外径値a0 と、外径測定回数Nと、引取速度
vとが読み込まれ、s3で自動運転に切替えられている
と判断された後、s4で棒状物が押出機を出てから測定
器に到達するまでの時間Tが演算され、s5で時間Tが
経過すると、測定器による棒状物の外径測定が実行され
る。この測定は、s6で測定回数Nのカウントが行わ
れ、s7と同s8とが繰り返され、N個の外径値aが得
られる。s9では、外径値aの平均値が演算され、s1
0では、平均値と設定外径値a0 との比較演算が行わ
れ、s11でギヤポンプの回転数nの補正値が演算され
る。この補正は、測定値aの平均値が、設定外径値a0
よりも小さいと、ギヤポンプの回転数nを減少させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼線,繊維強化合成樹
脂製線条物などに熱可塑性樹脂被覆を施した合成樹脂製
棒状物、例えば、光ファイバ担持用螺旋スペーサの抗張
力線などに用いられる棒状物の製造方法及び装置に関す
る。
脂製線条物などに熱可塑性樹脂被覆を施した合成樹脂製
棒状物、例えば、光ファイバ担持用螺旋スペーサの抗張
力線などに用いられる棒状物の製造方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】光ファイバ
担持用の螺旋スペーサは、電気通信用の光ファイバを集
合化してケーブルとする際に用いられており、抗張力線
の外周に熱可塑性樹脂で本体被覆を形成し、この本体被
覆に螺旋状の連続溝を形成したものであって、例えば、
特開昭61−149910号公報などにその製造方法が
開示されている。
担持用の螺旋スペーサは、電気通信用の光ファイバを集
合化してケーブルとする際に用いられており、抗張力線
の外周に熱可塑性樹脂で本体被覆を形成し、この本体被
覆に螺旋状の連続溝を形成したものであって、例えば、
特開昭61−149910号公報などにその製造方法が
開示されている。
【0003】この種の螺旋スペーサの抗張力線として
は、鋼線などの金属製のもののほか無誘導性などの観点
から、繊維強化合成樹脂製の棒状物が比較的多く採用さ
れている。ところで、この種の螺旋スペーサの製造方法
としては、抗張力線の外周に熱可塑性樹脂を押出機で連
続的に溶融押し出しして本体被覆を形成し、その後本体
被覆を冷却固化することにより製造され、本体被覆の押
し出し時に押出機のダイスを回転させることにより螺旋
溝が形成される。
は、鋼線などの金属製のもののほか無誘導性などの観点
から、繊維強化合成樹脂製の棒状物が比較的多く採用さ
れている。ところで、この種の螺旋スペーサの製造方法
としては、抗張力線の外周に熱可塑性樹脂を押出機で連
続的に溶融押し出しして本体被覆を形成し、その後本体
被覆を冷却固化することにより製造され、本体被覆の押
し出し時に押出機のダイスを回転させることにより螺旋
溝が形成される。
【0004】このような製造方法では、抗張力線の外径
寸法とスペーサの溝形状部の内径が第一に製造される螺
旋スペーサの溝形状に大きな影響を及ぼし、溝底部の内
径と被覆抗張力線の外径とがより近似していることが望
ましく、かつ被覆抗張力線の外径が均一であることが望
ましい。特に、繊維強化合成樹脂製棒状物では、合成樹
脂が主体なので鋼線などと比較して、その外径寸法精度
を所定の範囲内に収めることが難しい。
寸法とスペーサの溝形状部の内径が第一に製造される螺
旋スペーサの溝形状に大きな影響を及ぼし、溝底部の内
径と被覆抗張力線の外径とがより近似していることが望
ましく、かつ被覆抗張力線の外径が均一であることが望
ましい。特に、繊維強化合成樹脂製棒状物では、合成樹
脂が主体なので鋼線などと比較して、その外径寸法精度
を所定の範囲内に収めることが難しい。
【0005】そこで、従来では、例えば、特公平2−4
6378号公報に開示されているように、繊維強化合成
樹脂成形物の外周に予備被覆層を形成し、この予備被覆
層を冷却固化させた後に整形機で切削して、外径形状の
精度を確保していた。また、鋼線などに熱可塑性樹脂被
覆を施す場合も外径は必ずしも均一でないので、上記と
同様に整形機による切削を施していた。
6378号公報に開示されているように、繊維強化合成
樹脂成形物の外周に予備被覆層を形成し、この予備被覆
層を冷却固化させた後に整形機で切削して、外径形状の
精度を確保していた。また、鋼線などに熱可塑性樹脂被
覆を施す場合も外径は必ずしも均一でないので、上記と
同様に整形機による切削を施していた。
【0006】しかしながら、このような整形機で整形す
る場合には、押出された棒状物の外径寸法は整形機の内
径よりももちろん大きくしているが、整形前の棒状物の
外径との関係で整形後の外径が変化し、寸法精度が均一
に確保されないという問題があった。本発明は、このよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、押出機による樹脂の押出し量を制御しつつ
整形することによって、精度のよい外径形状が得られる
合成樹脂製棒状物の製造方法及び装置を提供することに
ある。
る場合には、押出された棒状物の外径寸法は整形機の内
径よりももちろん大きくしているが、整形前の棒状物の
外径との関係で整形後の外径が変化し、寸法精度が均一
に確保されないという問題があった。本発明は、このよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、押出機による樹脂の押出し量を制御しつつ
整形することによって、精度のよい外径形状が得られる
合成樹脂製棒状物の製造方法及び装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の製造方法は、所定の速度で挿通される連続
棒状体の外周に熱可塑性樹脂を連続的に押出して被覆し
た後冷却固化した被覆層を所定の内径を有する整形機に
挿通して、加熱下で整形しつつ合成樹脂製棒状物を得る
方法において、整形後の外径を測定し、その測定値に対
応して被覆用押出機のギャポンプの回転数を制御して、
外径精度の均一化を画ることを特徴とする。
に、本発明の製造方法は、所定の速度で挿通される連続
棒状体の外周に熱可塑性樹脂を連続的に押出して被覆し
た後冷却固化した被覆層を所定の内径を有する整形機に
挿通して、加熱下で整形しつつ合成樹脂製棒状物を得る
方法において、整形後の外径を測定し、その測定値に対
応して被覆用押出機のギャポンプの回転数を制御して、
外径精度の均一化を画ることを特徴とする。
【0008】本発明の方法が使用できる連続棒状体は、
鋼線などの金属線や繊維強化硬化性樹脂製線条物あるい
は繊維強化熱可塑性樹脂製線条物などである。とりわ
け、繊維強化硬化性樹脂製線条物を使用する場合は、本
出願人にかかる特公平2−46378号公報に開示され
ているように、補強繊維束に未硬化状の熱硬化性樹脂を
含浸し、これを所定形状に絞り成形した後、熱可塑性樹
脂被覆用の押出機に挿通して環状に被覆し、ただちに被
覆層を冷却固化し、引き続いて加熱槽内で内部の未硬化
状樹脂を硬化してなる熱可塑性樹脂被覆を有する線条物
が好適である。
鋼線などの金属線や繊維強化硬化性樹脂製線条物あるい
は繊維強化熱可塑性樹脂製線条物などである。とりわ
け、繊維強化硬化性樹脂製線条物を使用する場合は、本
出願人にかかる特公平2−46378号公報に開示され
ているように、補強繊維束に未硬化状の熱硬化性樹脂を
含浸し、これを所定形状に絞り成形した後、熱可塑性樹
脂被覆用の押出機に挿通して環状に被覆し、ただちに被
覆層を冷却固化し、引き続いて加熱槽内で内部の未硬化
状樹脂を硬化してなる熱可塑性樹脂被覆を有する線条物
が好適である。
【0009】また、本発明の装置は、連続的に供給され
る棒状体の外周に熱可塑性樹脂を連続的に押し出して被
覆層を形成するギヤポンプを備えた押出機と、冷却固化
された前記被覆層を所定の外径形状に整形する整形機と
を有する合成樹脂製棒状物の製造装置において、前記整
形機の後方に設置された外径測定器と、この外径測定器
の出力信号を受けて、その測定値を設定外径値と比較し
てその値に応じて前記ギヤポンプの回転数を変更させる
制御器とからなることを特徴とする。
る棒状体の外周に熱可塑性樹脂を連続的に押し出して被
覆層を形成するギヤポンプを備えた押出機と、冷却固化
された前記被覆層を所定の外径形状に整形する整形機と
を有する合成樹脂製棒状物の製造装置において、前記整
形機の後方に設置された外径測定器と、この外径測定器
の出力信号を受けて、その測定値を設定外径値と比較し
てその値に応じて前記ギヤポンプの回転数を変更させる
制御器とからなることを特徴とする。
【0010】
【作用効果】本発明者らの実測によると、前述の整形法
による生産中の繊維強化合成樹脂製棒状物の外径の変化
は、1日当たり約15μmの割合で細くなっていること
が判った。そこで、押出機のギヤポンプの回転数を変化
させ、整形機の前後での棒状物の外径を測定してみた。
その結果、ギヤポンプの回転数を上げたら、整形前の外
径が大きくなり、整形後は設定値よりも小さくなってい
た。これとは反対にギヤポンプの回転数を下げたら、整
形前の外径が小さくなり、整形後は設定値よりも大きく
なっていた。
による生産中の繊維強化合成樹脂製棒状物の外径の変化
は、1日当たり約15μmの割合で細くなっていること
が判った。そこで、押出機のギヤポンプの回転数を変化
させ、整形機の前後での棒状物の外径を測定してみた。
その結果、ギヤポンプの回転数を上げたら、整形前の外
径が大きくなり、整形後は設定値よりも小さくなってい
た。これとは反対にギヤポンプの回転数を下げたら、整
形前の外径が小さくなり、整形後は設定値よりも大きく
なっていた。
【0011】本発明は、このような実測に基づいてなさ
れたものであり、前述した現象が発生するのは、熱可塑
性樹脂の整形時の応力と粘弾性との関係に起因するもの
と思われるが、詳細なメカニズムは解明されていない。
より具体的な制御方法としては、整形機の後方に設置さ
れた外径測定器の測定値が、設定外径値よりも小さいと
きにギヤポンプの回転数を減少させ、逆の場合には、ギ
ヤポンプの回転数を増加することにより、製造される棒
状物の外径が設定値に近似したものとなり外径精度が向
上する。
れたものであり、前述した現象が発生するのは、熱可塑
性樹脂の整形時の応力と粘弾性との関係に起因するもの
と思われるが、詳細なメカニズムは解明されていない。
より具体的な制御方法としては、整形機の後方に設置さ
れた外径測定器の測定値が、設定外径値よりも小さいと
きにギヤポンプの回転数を減少させ、逆の場合には、ギ
ヤポンプの回転数を増加することにより、製造される棒
状物の外径が設定値に近似したものとなり外径精度が向
上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づいて詳細に説明する。図1および図2は、本発明に
かかる合成樹脂製棒状物Aの製造装置の一実施例を示し
ている。同図に示す製造装置は、補強繊維に熱硬化製樹
脂を含浸し、この含浸された熱硬化性樹脂が未硬化の状
態でその外周に熱可塑性樹脂を押出し被覆して、まず、
熱可塑性樹脂を冷却固化し、しかる後に前記熱硬化性樹
脂を硬化させ、その後に棒状物の外径を整形し、所定の
形状の棒状物を製造するものであって、図1にその全体
配置を示すように、押出し機10,冷却槽12,蒸気硬
化槽14,整形機16,外径測定器18,引取機20の
順にほぼ直線上に配置され、合成樹脂棒状物Aは、以後
直接本体被覆工程に供給されるか、あるいはドラムに巻
き取られる。
基づいて詳細に説明する。図1および図2は、本発明に
かかる合成樹脂製棒状物Aの製造装置の一実施例を示し
ている。同図に示す製造装置は、補強繊維に熱硬化製樹
脂を含浸し、この含浸された熱硬化性樹脂が未硬化の状
態でその外周に熱可塑性樹脂を押出し被覆して、まず、
熱可塑性樹脂を冷却固化し、しかる後に前記熱硬化性樹
脂を硬化させ、その後に棒状物の外径を整形し、所定の
形状の棒状物を製造するものであって、図1にその全体
配置を示すように、押出し機10,冷却槽12,蒸気硬
化槽14,整形機16,外径測定器18,引取機20の
順にほぼ直線上に配置され、合成樹脂棒状物Aは、以後
直接本体被覆工程に供給されるか、あるいはドラムに巻
き取られる。
【0013】押出機10は、ギヤポンプ10aを有して
いて、このギヤポンプ10aにより被覆用の熱可塑性樹
脂が供給される。冷却槽12は、冷却水が溜められてい
て、被覆層の熱可塑性樹脂を冷却するものである。蒸気
硬化槽14は、補強繊維に含浸させられた熱硬化性樹脂
を硬化させるものである。整形機16は、冷却固化され
た熱可塑性樹脂の被覆層を加熱軟化させて、その一部を
取り除き、所定の外径に整形するものであり、本出願人
の特公平2−46378号公報にその詳細が示されてい
る。
いて、このギヤポンプ10aにより被覆用の熱可塑性樹
脂が供給される。冷却槽12は、冷却水が溜められてい
て、被覆層の熱可塑性樹脂を冷却するものである。蒸気
硬化槽14は、補強繊維に含浸させられた熱硬化性樹脂
を硬化させるものである。整形機16は、冷却固化され
た熱可塑性樹脂の被覆層を加熱軟化させて、その一部を
取り除き、所定の外径に整形するものであり、本出願人
の特公平2−46378号公報にその詳細が示されてい
る。
【0014】外径測定器18は、投光器と受光器が対に
なった光学式のものであり、投光器から受光器に向けて
投射されている光線を被測定物で遮断し、この遮断する
光量が被測定物の外径に比例することを利用して外径を
測定するものであって、本実施例では、.造される棒状
物Aの水平および垂直外径のそれぞれを測定する一対が
台上に設置されている。
なった光学式のものであり、投光器から受光器に向けて
投射されている光線を被測定物で遮断し、この遮断する
光量が被測定物の外径に比例することを利用して外径を
測定するものであって、本実施例では、.造される棒状
物Aの水平および垂直外径のそれぞれを測定する一対が
台上に設置されている。
【0015】以上の構成の製造装置において、本発明で
は、引取機20による引取速度vと、外径測定器18に
よる整形後の棒状物Aの水平および垂直外径値aを入力
信号として、図2に示す手順により、押出機10のギャ
ポンプ10aの回転数を制御する制御器30を備えてい
る。
は、引取機20による引取速度vと、外径測定器18に
よる整形後の棒状物Aの水平および垂直外径値aを入力
信号として、図2に示す手順により、押出機10のギャ
ポンプ10aの回転数を制御する制御器30を備えてい
る。
【0016】制御器30では、図2にその制御手順の一
例を示すように、手順がスタートすると、ステップs1
で、まず、自動運転の準備が完了しているか否かが判断
され、自動運転の準備が完了していると、ステップs2
でギヤポンプ10aの現在の回転数nと、棒状物Aの設
定外径値a0 と、外径測定器18で棒状物Aの外径を測
定する回数Nと、引取速度vとが読み込まれる。なお、
この設定外径値a0 と回数Nの大きさは任意に設定さ
れ、例えば、ディジタルスイッチにより制御器30に入
力される。
例を示すように、手順がスタートすると、ステップs1
で、まず、自動運転の準備が完了しているか否かが判断
され、自動運転の準備が完了していると、ステップs2
でギヤポンプ10aの現在の回転数nと、棒状物Aの設
定外径値a0 と、外径測定器18で棒状物Aの外径を測
定する回数Nと、引取速度vとが読み込まれる。なお、
この設定外径値a0 と回数Nの大きさは任意に設定さ
れ、例えば、ディジタルスイッチにより制御器30に入
力される。
【0017】続くステップs3では、自動運転に切替え
られているか否かが判断され、自動運転に切替えられて
いる場合には、ステップs4で、引取速度vと押出機1
0と外径測定器18との間の設置距離(既知)との関係
から、棒状物Aが押出機10を出てから外径測定器18
に到達するまでの時間Tが演算され、ステップs5で
は、その時間Tが経過したか否かが判断される。
られているか否かが判断され、自動運転に切替えられて
いる場合には、ステップs4で、引取速度vと押出機1
0と外径測定器18との間の設置距離(既知)との関係
から、棒状物Aが押出機10を出てから外径測定器18
に到達するまでの時間Tが演算され、ステップs5で
は、その時間Tが経過したか否かが判断される。
【0018】ステップs5で時間Tが経過したと判断さ
れると、外径測定器18による棒状物Aの外径測定が実
行される。この外径測定では、まず、ステップs6で測
定回数Nのカウントが行われ、測定回数がNに到達する
までは、ステップs7と同s8とが繰り返され、自動運
転が継続されていればN個の水平および垂直外径値aが
得られる。
れると、外径測定器18による棒状物Aの外径測定が実
行される。この外径測定では、まず、ステップs6で測
定回数Nのカウントが行われ、測定回数がNに到達する
までは、ステップs7と同s8とが繰り返され、自動運
転が継続されていればN個の水平および垂直外径値aが
得られる。
【0019】N個の外径値aが得られると、ステップs
9でその平均値が演算され、続くステップs10では、
この演算された平均値と設定外径値a0 との比較演算が
行われ、その差が例えば10μm以上あると、ステップ
s11でギヤポンプ10aの回転数nの補正値が演算さ
れ、その補正された回転数でそれ以降はギヤポンプ10
aが運転されることになる。
9でその平均値が演算され、続くステップs10では、
この演算された平均値と設定外径値a0 との比較演算が
行われ、その差が例えば10μm以上あると、ステップ
s11でギヤポンプ10aの回転数nの補正値が演算さ
れ、その補正された回転数でそれ以降はギヤポンプ10
aが運転されることになる。
【0020】この補正を演算する場合、本発明では、外
径測定器18による測定値aの平均値が、設定外径値a
0 よりも小さいときには、ギヤポンプ10aの回転数n
を減少させ、逆に平均値が、設定外径値a0 よりも大き
いときには、ギヤポンプ10aの回転数nを増加させ
る。このような補正を行うことにより棒状物Aの外径精
度が大きく向上することが確認されている。なお、図2
に示した手順では、ステップs8で自動運転が停止して
いると判断されると、ステップs12で製造装置の自動
運転表示を消灯させてステップs1に戻り、また、ステ
ップs11でギヤポンプ10aの新たな回転数が出力さ
れると、ステップs4に戻る手順になっている。
径測定器18による測定値aの平均値が、設定外径値a
0 よりも小さいときには、ギヤポンプ10aの回転数n
を減少させ、逆に平均値が、設定外径値a0 よりも大き
いときには、ギヤポンプ10aの回転数nを増加させ
る。このような補正を行うことにより棒状物Aの外径精
度が大きく向上することが確認されている。なお、図2
に示した手順では、ステップs8で自動運転が停止して
いると判断されると、ステップs12で製造装置の自動
運転表示を消灯させてステップs1に戻り、また、ステ
ップs11でギヤポンプ10aの新たな回転数が出力さ
れると、ステップs4に戻る手順になっている。
【図1】本発明の製造装置の全体配置説明図である。
【図2】同装置の制御器の制御手順の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
10 押出機
10a ギヤポンプ
16 整形機
18 外径測定器
20 引取機
30 制御器
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の速度で挿通される連続棒状体の外
周に熱可塑性樹脂を連続的に押出して被覆した後冷却固
化した被覆層を所定の内径を有する整形機に挿通して、
加熱下で整形しつつ合成樹脂製棒状物を得る方法におい
て、整形後の外径を測定し、その測定値に対応して被覆
用押出機のギャポンプの回転数を制御して、外径精度の
均一化を画ることを特徴とする合成樹脂製棒状物の製造
方法。 - 【請求項2】 連続的に供給される棒状体の外周に熱可
塑性樹脂を連続的に押し出して被覆層を形成するギヤポ
ンプを備えた押出機と、冷却固化された前記被覆層を所
定の外径形状に整形する整形機とを有する合成樹脂製棒
状物の製造装置において、前記整形機の後方に設置され
た外径測定器と、この外径測定器の出力信号を受けて、
その測定値を設定外径値と比較してその値に応じて前記
ギヤポンプの回転数を変更させる制御器とからなること
を特徴とする合成樹脂製棒状物の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178965A JPH054272A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 合成樹脂製棒状物の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178965A JPH054272A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 合成樹脂製棒状物の製造方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054272A true JPH054272A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16057766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178965A Pending JPH054272A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 合成樹脂製棒状物の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054272A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100874629B1 (ko) * | 2001-03-27 | 2008-12-17 | 우베-니토 카세이 가부시키가이샤 | 합성수지제 봉형상물의 제조방법 및 제조장치 |
JP2010520085A (ja) * | 2007-03-01 | 2010-06-10 | ヴェーエムイー ホーランド ベー. ヴェー. | ゴムストリップ材料を製造する装置 |
JP2012058541A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 光ファイバ収納スペーサの製造方法 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3178965A patent/JPH054272A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100874629B1 (ko) * | 2001-03-27 | 2008-12-17 | 우베-니토 카세이 가부시키가이샤 | 합성수지제 봉형상물의 제조방법 및 제조장치 |
JP2010520085A (ja) * | 2007-03-01 | 2010-06-10 | ヴェーエムイー ホーランド ベー. ヴェー. | ゴムストリップ材料を製造する装置 |
JP2012058541A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 光ファイバ収納スペーサの製造方法 |
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