JPH0542715U - 流体圧シリンダ - Google Patents

流体圧シリンダ

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JPH0542715U
JPH0542715U JP10031691U JP10031691U JPH0542715U JP H0542715 U JPH0542715 U JP H0542715U JP 10031691 U JP10031691 U JP 10031691U JP 10031691 U JP10031691 U JP 10031691U JP H0542715 U JPH0542715 U JP H0542715U
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JP
Japan
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rod
bearing portion
fluid pressure
pressure cylinder
cylinder
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Withdrawn
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JP10031691U
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Inventor
達浩 有川
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つのボディ1に複数のシリンダ室2を設
け、各シリンダ室2にピストン6とロッド7を往復動自
在に組み付けた流体圧シリンダについて、部品の加工費
および検査費を低減し、組立時間を短縮する。 【構成】 ロッド7を摺動自在に支持する軸受部13を
ボディ1に一体に設けることとして、シリンダ室2と軸
受部13を加工上容易に同心に配置し得るようにする。
また部品点数の大幅な削減に伴って組立工数を減らし、
組立時間を短縮する。軸受部13にはロッド7との摺動
に耐え得るよう、表面処理を施す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体圧シリンダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一つのボディに複数のシリンダ室を設け、各シリンダ室にピストンとロッドを 往復動自在に組み付けた流体圧シリンダにおいて、従来技術は、図2に示すよう に、複数のシリンダ室2を設けたボディ1と該ボディ1の端面を覆う端板3を別 体とし、端板3に所要数の軸受4とロッドシール5を組み付けている。ピストン 6と該ピストン6に従動するロッド7を円滑に往復動させるためボディ1と端板 3はシリンダ室2と軸受4の同心度を正確に確保されねばならず、このため所要 数の位置決めピン8を使って互いに位置決めされている。ボディ1、端板3には それぞれ位置決めピン8を差し込む孔9,10が設けられている。ボディ1と端 板3は所要数のボルト11を使って互いに接続され、またボディ1と端板3の間 にガスケット12が介装されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術には次の問題がある。 ボディ1と端板3を別体とし、ボディ1に設けたシリンダ室2と端板3に組 み付けた軸受4の同心度を正確に確保するために、部品それぞれの加工精度を高 くする必要があり、加工費および検査費が高価である。 精密に仕上げた位置決めピン8と孔9,10を組み合わせるために、組立て を慎重に行なう必要があり、該組立てに時間がかかる。 ボディ1と端板3をボルト11を使って接続し、またガスケット12を介装 するために、該接続に時間がかかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消することを目的 として案出されたものであって、この目的を達成するため、複数のシリンダ室を 設けたボディと、前記シリンダ室に往復動自在に内挿されたピストンと、前記ピ ストンに従動し、一端を前記ボディの外部へ突出させたロッドと、を有し、前記 ボディに、表面処理を施し、前記ロッドを摺動自在に支持する軸受部を一体に設 け、前記軸受部にロッドシールを設けたことを特徴とする流体圧シリンダを提供 する。
【0005】
【作用】
ロッドを摺動自在に支持する軸受部をボディに一体に設け、本考案の構成から 従来技術における端板、軸受、位置決めピン、孔、ボルトおよびガスケットを省 略する。軸受部はロッドとの摺動に耐え得るよう、表面処理を施されている。
【0006】
【実施例】
つぎに本考案の実施例を説明する。 図1の流体圧シリンダは本考案の実施例に係るものであって、当該流体圧シリ ンダは従来技術に対して次の特徴を有している。図1において構成が従来技術と 重複する部分には同じ符号を付している。
【0007】 すなわち、図1に示されるように、ボディ1の、従来技術における端板が配置 されていたところに該端板に代えて軸受部13が一体に設けられ、該軸受部13 にロッドシール5が組み付けられている。軸受部13はシリンダ室2と同心に配 置され、また軸受部13にはロッド7との摺動に耐え得るよう、次のような表面 処理が施されている。
【0008】 ボディ1の材質がアルミ合金である場合・・・ a.硬質アルマイト、 b.テフロン含浸、または c.弗素樹脂コーティング。 ボディ1の材質が鉄である場合・・・ d.無電解ニッケルメッキ、 e.硬質クロムメッキ、または f.窒化処理。
【0009】 上記構成の流体圧シリンダは、ロッド7を摺動自在に支持する軸受部13をボ ディ1に一体に設けたために、シリンダ室2と軸受部13を同心に配置するのが 加工上容易であって、これに伴って部品の加工費および検査費を低減することが できる。また部品点数が大幅に削減されることから、これに伴って組立工数を減 らし、組立時間を短縮することができる。
【0010】 耐摺動用の表面処理はこれをロッド7に施すことも考えられる。この場合は次 の方法とする。 ロッド7の材質が鉄である場合・・・ a.硬質クロムメッキ、 b.無電解ニッケルメッキ、または c.窒化処理。 ロッド7の材質がステンレス鋼である場合・・・ d.硬質クロムメッキ。 ロッド7の材質が銅系合金である場合・・・ e.無電解ニッケルメッキ。 ロッド7の材質がアルミ合金である場合・・・ f.硬質アルマイト、 g.テフロン含浸、または h.弗素樹脂コーティング。
【0011】
【考案の効果】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、ロッドを摺動自在に支持する軸受部を ボディに一体に設けたために、シリンダ室と軸受部を同心に配置するのが加工上 容易であって、これに伴って、部品の加工費および検査費を低減することができ る。また部品点数が大幅に削減されることから、これに伴って、組立工数を減ら し、組立時間を短縮することができる。表面処理を施した軸受部は従来技術にお ける単品の軸受と変わらぬ軸受作用を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る流体圧シリンダの断面図
【図2】従来例に係る流体圧シリンダの断面図
【符号の説明】 1 ボディ 2 シリンダ室 3 端板 4 軸受 5 ロッドシール 6 ピストン 7 ロッド 8 位置決めピン 9,10 孔 11 ボルト 12 ガスケット 13 軸受部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリンダ室2を設けたボディ1
    と、前記シリンダ室2に往復動自在に内挿されたピスト
    ン6と、前記ピストン6に従動し、一端を前記ボディ1
    の外部へ突出させたロッド7と、を有し、前記ボディ1
    に、表面処理を施し、前記ロッド7を摺動自在に支持す
    る軸受部13を一体に設け、前記軸受部13にロッドシ
    ール5を設けたことを特徴とする流体圧シリンダ。
JP10031691U 1991-11-11 1991-11-11 流体圧シリンダ Withdrawn JPH0542715U (ja)

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JP10031691U JPH0542715U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 流体圧シリンダ

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JP10031691U JPH0542715U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 流体圧シリンダ

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JPH0542715U true JPH0542715U (ja) 1993-06-11

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ID=14270781

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JP10031691U Withdrawn JPH0542715U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 流体圧シリンダ

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JP (1) JPH0542715U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216235A (ja) * 2008-02-12 2009-09-24 Honda Motor Co Ltd 可変減衰力ダンパ及びその製造方法
US8215463B2 (en) 2008-02-12 2012-07-10 Honda Motor Co., Ltd. Variable damping-force damper and manufacturing method of the same

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JP2009216235A (ja) * 2008-02-12 2009-09-24 Honda Motor Co Ltd 可変減衰力ダンパ及びその製造方法
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208