JPH0542488A - ロータリーホチキス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 電子出願以前の出願であるので 要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。

Description

【発明の詳細な説明】 （I））本発明は回転式ホチキスに関する。

（II）現在一般に使用されているホチキスは全て、 台枠、中枠、綴金装枠付上枠が１本の軸で固定さ れ鋏状に作動するものであるので綴金（ステープ ル）がホチキスの方向に対して水平方向のみ作動 するため、水平にのみ書類等を綴じていた。この ため事実上書類を綴じるには、当該書類を一旦、 樅に揃えた上、これを再び横に向け直すなどして 下方からホチキスで綴じねばならず、このため、 一旦揃えた書類がずれるなど生じて甚だ不便であ った。

（III）本発明者らは上記の如き欠点を全面的に解 決した回転式（ロータリー）ホチキスを発明した ものである。ホチキスを構成する綴金装枠を鋏状 軸から解放して独立させ、綴金装枠の先端に案内 溝付案内耳とを設けて、この間には綴金推進片を 設けた上、この上には回転リングを設けて、中枠 と円筒形ボルトでつなぎ、円筒型ボルトを回転軸 として、中枠に対し綴金装枠が水平に３６０度回 転できるようにして綴金の方向が任意に３６０度 変更可能にした（全方向に自在に綴込みできるよ うに設けた）画期的な発明である。

（IV）本発明を実施例を基に画面上から詳細に説 明する。

台枠（１）と、中枠（２）と上枠（３）が、１ 本の軸（６）で鋏状に作動するように構成するホ チキスの中枠（２）の下部に綴金装枠（５）を、 これら上記枠に独立して設けた上、綴金装枠（５） の先端部にＵ字形案内溝を有するＵ字形案内耳 （８）を綴金装枠（５）の先端部の左右に２組Ｕ 字形案内溝が互に対面するように取付ける。この Ｕ字形案内溝の内側には、綴金推進片（７）を上 下にＵ字形案内溝内をスライドできるように設け る。尚、案内耳の外側の案内耳はやゝ長く設けて 綴金が外に飛び出さないようにする。Ｕ字形案内 耳（８）の上端に突起耳（１７）を設けて、この 突起耳（１７）からコイルバネ（１４）で綴金推 進片（７）を吊り下げるように設ける。一方、Ｕ 字形案内耳（８）とこれに接する外枠（１８）を 設ける。（尚、この外枠（１８）は８角型、又は 円筒型とする。）外枠（１８）の上部には円形リ ング（１６）を綴金装枠（５）に対して水平に設 けて、上記Ｕ字形案内耳（８）と外枠（１８）と を結合する。、次に上記円形リング（１６）には、 同寸大円筒型ボルト（９）のボルトヘッドを下と してボルト先を上向きに挿入する。一方、中枠 （２）の端には上記円筒型ボルト（９）を挿入す ための同寸大円形孔を明けて、この円形孔に上記 円筒型ボルト（９）を中枠（２）の下部から挿入 した上、円筒型ボルト用ナット（１０）で、中枠 （２）の上面から締め付け、中枠（２）と綴金装 枠（５）付の外枠（１８）を合体させ、中枠（２） に対して綴金装枠（５）付の外枠（１８）が、円 筒型ボルト（９）を回転軸として、３６０度回転 するように設ける。一方、台枠（１）の端に綴金 誘導溝（４）を設け、この綴金誘導溝（４）は円 盤状にした中央部位に突起山と周囲に谷を介して、 ドーナッツリング状山を設けて、如何なる方向に 綴金装枠が回転しても自在に綴金を綴じ曲げるこ とができるうように設ける。一方、外枠（３）の 端の上部にはと指掛板（１１）を設けた上、指掛 板（１１）の下部には、金属ボルト（１２）を設 けて、指圧作動で金属ボルト（１２）を押し下げ、 Ｕ字形案内耳（８）の中の綴金推進片（７）が、 これに連動して押し下げられ、綴金装枠（５） 内にある綴金（１３）が、水平方向に３６０度回 転して書類等を自在に任意の方向に綴込むことを 可能としたことを特徴とした（回転式）ロータリ ーホチキス。

（V）本発明に係る（回転式）ロータリーホチキ スは、書類等を綴込む際には、書類等を縦に揃え た状態のまゝに綴金装枠を３０度から３４０度位 に夫々任意に回転させて作動させるこで、書類等 を縦に揃えたまゝに安易に綴込みすることができ るようになった利益は多大である。又一方では本 発明のロータリーホチキスの台枠・中枠等を長く すれば製凾（例えば、本ケースの作成）などにも 容易となった産業上の利益は計り知れない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の綴金装枠格納位置上での縦断 側面である。 第２図は本発明の綴金装枠の平面図である。 第３図は本発明の台枠の平面図である。 第４図は本発明の綴金装枠を右９０度回転した 位置上での縦断側面図である。 第５図は本発明の綴金装枠を右９０度回転した 位置上での平面図である。 1. 台枠 2. 中枠 3. 上枠 4 綴金誘導溝 5. 綴金装枠 6. 軸 7. 綴金推進片 8. 案内耳 9. 円筒型ボルト 10. （円筒型ボルト用）ナット 11. 指掛板 12. 金属ボルト 13. 綴金（ステーブル）14. コイルバネ 15. ワッシャーリング 16. 円形リング 17. 突起耳 18. 外枠（カバー用）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 綴金装枠の先端部にＵ字形案内溝を有す
   る。Ｕ 字形案内耳を左右に２組取付け、上記案内溝の内 側には綴金推進片を上下に案内溝内をスライドで きるように設け、Ｕ字形案内耳の上端部に設けた 突起耳からコイルバネで綴金推進片を吊り下げる ように設ける。Ｕ字形案内耳に接して外枠を設け て、外枠上部には、円形リングを水平に設けて、 外枠と結合し、円形リングにはこれと同寸大の円 筒型ボルトを上向きに挿入する。別途、中枠の端 には円形孔を明けて、これに上記円筒型ボルトを 中枠下部から挿入した上、ナットで中枠上面から 締め付け、中枠と綴金装枠付外枠とを合体させ、 中枠に対して、綴金装枠が円筒型ボルトを回転軸 として３６０度回転するように設けて、綴金自体 が３６０度回転して書類等を自在に任意の方向に 綴込むことを可能としたことを特徴したロータリ ーホチキス。