JPH0542426A - ホース固定用治具 - Google Patents

ホース固定用治具

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JPH0542426A
JPH0542426A JP22475791A JP22475791A JPH0542426A JP H0542426 A JPH0542426 A JP H0542426A JP 22475791 A JP22475791 A JP 22475791A JP 22475791 A JP22475791 A JP 22475791A JP H0542426 A JPH0542426 A JP H0542426A
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hose
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hose fixing
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Akira Mito
晶 三戸
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Taiyo Steel Co Ltd
Taiyo Ltd
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Taiyo Steel Co Ltd
Taiyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、油圧ホースの端部に接続用の接続金
具を取り付けるときなどに用いられるホース固定用治具
に関し、ホース固定用治具を万力で固定する場合のガイ
ドを容易に形成し、部品点数が増加することなく、低コ
ストのホース固定用治具を提供することを目的とする。 【構成】ホースを挟んで押圧するための1対の締め具2
からなり、それぞれの締め具2には、他方の締め具と対
向する対向面8のほぼ中央部に、ホースの外周面の半周
にほぼ沿う半円周溝11が設けられ、半円周溝11を挟
む一方の側には締め付け用のボルト3に螺合するネジ穴
12が、他方の側にはボルトの軸部が挿通される貫通穴
13が、それぞれ互いに線対称位置において当該締め具
の厚さ方向に設けられており、貫通穴13の対向面側に
は、ボルト3の頭部3aが嵌まり込むザグリ部14が設
けられて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ホースの端部に接
続用の接続金具を取り付けるときなどに用いられるホー
ス固定用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は油圧ホース5の端部5aに取り付
けられる一般的な接続金具4(4a〜4d)を分解して
示す図である。
【0003】接続金具4は、袋ナット4a、スリーブ4
b、ニップル4c、及び金具本体4dからなっており、
これを油圧ホース5に取り付けるには、まず、油圧ホー
ス5の端部5aから袋ナット4a及びスリーブ4bをこ
の順に挿入する。
【0004】そして次にニップル4cの下端部を油圧ホ
ース5の内周面に挿入するのであるが、このとき、油圧
ホース5の端部5aをニップル4cによって外方へ押し
拡げる必要があり、それに相当の力が要るので、油圧ホ
ース5を固定した状態でニップル4cの上端面をプラス
チックハンマーなどで叩き込まなければ入らない。
【0005】したがって、ニップル4cの挿入作業にお
いて油圧ホース5を保持するために、ホース固定用治具
が従来から用いられている。従来のホース固定用治具
は、油圧ホース5を挟んで押圧するための板状の1対の
締め具からなり、それぞれの締め具の対向面のほぼ中央
部に、油圧ホース5の外周面の半周にほぼ沿う半円周溝
が設けられており、この半円周溝内に油圧ホース5を嵌
め込んだ状態で、1対の締め具をボルトによって互いに
連結する。
【0006】これによって、油圧ホース5とホース固定
用治具とが一体化するので、ホース固定用治具を一方の
手で握って保持し、他方の手でハンマーを持ってニップ
ル4cを叩き込むのである。
【0007】このように、ホース固定用治具を用いるこ
とによって、何処でもニップル4cの挿入作業を行うこ
とが可能であるが、ホース固定用治具を手で保持してお
くことは労力を要するので、作業現場に万力がある場合
には、その万力によりホース固定用治具を固定して作業
を行う方が好ましい。
【0008】万力でホース固定用治具を挟んで固定する
場合には、締め具を連結するためのボルトは不要であ
り、作業能率も向上するので、ボルトは使用しない。そ
のため、従来のホース固定用治具では、万力によってホ
ース固定用治具を挟んで固定する場合のために、1対の
締め具が互いにづれないように位置決めするためのガイ
ドが設けられている。
【0009】従来のガイドは、一方の締め具に係合用の
凹溝が、他方の締め具にその凹溝に嵌まり込む凸部が、
それぞれ設けられて構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のホ
ース固定用治具では、1対の締め具の形状が互いに相違
することとなり、そのためホース固定用治具の製造コス
トが高くついていた。
【0011】つまり、締め具を鋳造などの成形によって
製作する場合には、2種類の型を必要とするとともに、
製造工程及び管理工程において2種類の締め具を扱わな
ければならないため、多くの手間及び労力を要する。
【0012】さらに、機械加工によって凹溝及び凸部を
設ける場合には、その加工に多くの時間と労力を要する
こととなる。また、ガイドのための部材を別個に付属す
る場合には、部品点数が増加することとなり、コストの
上昇とともに、ホース固定用治具の使用者において管理
のための余分の労力を要することとなる。
【0013】本発明は、上述の問題に鑑み、ホース固定
用治具を万力で固定する場合のガイドを容易に形成し、
部品点数が増加することなく、低コストのホース固定用
治具を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るホース固定
用治具は、上述の課題を解決するため、ホースを挟んで
押圧するための1対の締め具からなり、それぞれの締め
具には、他方の締め具と対向する対向面のほぼ中央部
に、前記ホースの外周面の半周にほぼ沿う半円周溝が設
けられ、前記半円周溝を挟む一方の側には締め付け用の
ボルトに螺合するネジ穴が、他方の側には前記ボルトの
軸部が挿通される貫通穴が、それぞれ互いに線対称位置
において当該締め具の厚さ方向に設けられており、前記
貫通穴の前記対向面側には、前記ボルトの頭部が嵌まり
込むザグリ部が設けられて構成される。
【0015】
【作用】ボルトを貫通穴から相手側の締め具のネジ穴に
ネジ込むことによって、1対の締め具が互いに連結され
る。
【0016】また、対向面の側からボルトをネジ込むこ
とによって、一対の締め具の対向面を互いに合わせたと
きに、ボルトの頭部が相手側の締め具のザグリ部に嵌ま
り込み、これによって、対向面と平行な方向に互いが余
りづれないように位置決めが成される。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係るホース固定用治具1の締
め具2の正面図、図2は図1の締め具2のA矢視図、図
3は図1の締め具2のB矢視図、図4はホース固定用治
具1のボルト締めによる使用時の断面図、図5はホース
固定用治具1の万力使用時の断面図である。なお、図4
及び図5は、図1の締め具2のCーC線矢視に対応する
図である。
【0018】図4及び図5に示すように、ホース固定用
治具1は、ホースを挟んで押圧するための板状の1対の
締め具2,2からなり、これらの締め具2は、それぞれ
の対向面8を対向させた状態で使用される。
【0019】1対の締め具2は、ボルト締めによる使用
時においては、図4に示すように、締め付け用の六角穴
付きボルト3,3によって互いに連結され、また、万力
使用時においては、図5に示すように、ボルト3の頭部
3aがガイドとなって互いの位置決めが成されている。
【0020】図1〜図5を参照して、それぞれの締め具
2には、対向面8のほぼ中央部に、油圧ホースなどの種
々のホースの外周面の半周にほぼ沿う半円周溝11が設
けられ、半円周溝11を挟む一方の側にはボルト3に螺
合するネジ穴12が、他方の側にはボルト3の軸部3b
が挿通される貫通穴13が、それぞれ互いに線対称位置
において当該締め具2の厚さ方向に設けられている。
【0021】貫通穴13の対向面8の側、及びこれと反
対側には、ボルト3の頭部3aが余裕を持って嵌まり込
む円柱状のザグリ部14,15が、それぞれ設けられて
いる。
【0022】また、対向面8と反対側の面には、万力に
よって挟んで固定するための挟持面21と段部22とが
設けられている。ザグリ部14は、図5に示すように、
ボルト3の頭部3aが完全に入り込む深さであり、ボル
ト3を締め具2のネジ穴12に対向面8の側からネジ込
んだ際に、相手側の締め具2のボルト3の頭部3aが嵌
まり込んでこれらが互いの位置決めのためのガイドとな
るようにするためのものである。
【0023】なお、その際には、ボルト3の軸部3bが
ネジ穴12からはみ出ないことが使用上及び体裁の面か
ら好ましいので、通常は、軸部3bがネジ穴12の長さ
よりも短いものが用いられる。
【0024】ザグリ部15は、ボルト3を段部22の側
から挿入して相手側の締め具2のネジ穴12にネジ込む
際に、上述した長さの軸部3bがネジ穴12に十分に届
くようにするためのものである。
【0025】次に、上述のホース固定用治具1の使用方
法について、図6及び図7を参照して説明する。油圧ホ
ース5への接続金具4の取り付けに当たって、その作業
現場に万力が無い場合には、図4に示すように、1対の
締め具2のそれぞれの半円周溝11によって油圧ホース
5の外周面を挟んだ状態で、ボルト3をザグリ部15の
側から挿入して互いに相手側の締め具2のネジ穴12に
ネジ込んで連結する。
【0026】そして、図6に示すように、ホース固定用
治具1を手で握って保持し、他方の手でハンマー6を持
ってニップル4cを叩き込むのである。また、作業現場
に万力7がある場合には、図5に示すように、それぞれ
の締め具2に対して、先にボルト3をネジ穴12に対向
面8の側からネジ込んでおき、それらの半円周溝11に
より油圧ホース5の外周面を挟むように互いに対向面8
を合わせることによって、ボルト3の頭部3aが相手側
の締め具2のザグリ部14に嵌まり込んで互いの位置決
めが行われる。
【0027】そして、図7に示すように、締め具2の挟
持面21を万力7によって挟んで固定し、ハンマー6に
よってニップル4cを叩き込むのである。上述の実施例
のホース固定用治具1によれば、1対の締め具2を互い
に連結するためのボルト3を、万力7の使用時において
はそれらの互いの位置決めのためのガイドとして使用し
ているので、1対の締め具2の形状を同一とすることが
でき且つ凸部を設ける必要がないので、加工の容易な簡
単な形状とすることができる。しかも、ガイドのための
部品点数が増加しないので、低コストのホース固定用治
具1を提供することができる。
【0028】上述の実施例において、直径の異なる複数
の油圧ホース5に対応可能とするため、曲率の異なる複
数の半円周溝を対向面8に設けておいてもよい。半円周
溝11の断面形状は、楕円、多角形、V字形など、使用
するホースの外周面にほぼ沿った種々の形状とすること
ができる。本発明に係るホース固定用治具は、油圧ホー
ス5以外の種々のホースを固定するために使用可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、ホース固定用治具を万
力で固定する場合のガイドを容易に形成し、部品点数が
増加することなく、低コストのホース固定用治具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホース固定用治具の締め具の正面
図である。
【図2】図1の締め具のA矢視図である。
【図3】図1の締め具のB矢視図である。
【図4】ホース固定用治具のボルト締めによる使用時の
断面図である。
【図5】ホース固定用治具の万力使用時の断面図であ
る。
【図6】ホース固定用治具のボルト締めによる使用時の
使用状態を示す図である。
【図7】ホース固定用治具の万力使用時の使用状態を示
す図である。
【図8】油圧ホースの端部に取り付けられる一般的な接
続金具を分解して示す図である。
【符号の説明】
1 ホース固定用治具 2 締め具 3 ボルト 3a 頭部 3b 軸部 5 油圧ホース(ホース) 8 対向面 11 半円周溝 12 ネジ穴 13 貫通穴 14 ザグリ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホースを挟んで押圧するための1対の締め
    具からなり、 それぞれの締め具には、 他方の締め具と対向する対向面のほぼ中央部に、前記ホ
    ースの外周面の半周にほぼ沿う半円周溝が設けられ、 前記半円周溝を挟む一方の側には締め付け用のボルトに
    螺合するネジ穴が、他方の側には前記ボルトの軸部が挿
    通される貫通穴が、それぞれ互いに線対称位置において
    当該締め具の厚さ方向に設けられており、 前記貫通穴の前記対向面側には、前記ボルトの頭部が嵌
    まり込むザグリ部が設けられてなることを特徴とするホ
    ース固定用治具。
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