JPH0542390Y2 - - Google Patents

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JPH0542390Y2
JPH0542390Y2 JP1988050179U JP5017988U JPH0542390Y2 JP H0542390 Y2 JPH0542390 Y2 JP H0542390Y2 JP 1988050179 U JP1988050179 U JP 1988050179U JP 5017988 U JP5017988 U JP 5017988U JP H0542390 Y2 JPH0542390 Y2 JP H0542390Y2
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running
pace
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ジヨギングの際等に使用されるラン
ニングシユーズに関し、特に、該ランニングシユ
ーズを使用する人に対して最適な走行ペースを指
示するペース指示装置を備えたものに関する。
(従来の技術) 中・長距離を走る場合においては、スタートか
らゴールまでほぼ一定の走行ペースで走り抜くこ
とが1つの目標とされている。
しかしながら、大勢の人と一緒に走つたり、ま
わりの景色が変化する街中を走る場合には、まわ
りの状況の変化で走行ペースが乱れがちとなり、
常に自分の走行ペースを維持することは非常に困
難である。従つて、このような場合には、指導者
から走行ペースの上げ下げの指示を仰いだり、走
行自身がストツプウオツチを持ち、所定の走行距
離でのラツプ・タイムを確認しながら、自分の走
行ペースの維持に努めている。
一方、近年、健康維持のためのジヨギングが盛
んに行なわれおり、ジヨギング愛好家にとつて
も、常に自分の走行ペースで走ることが目標とさ
れている。
しかしながら、ジヨギング愛好家に指導者がつ
くことはほとんどない。また、ジヨギングはその
ほとんどがトラツクではなく、正確に走行距離を
知ることができない公園や一般道路で行なわれる
ものであり、走行ペースを守ろうとすれば、走者
自身がストツプウオツチを持ち、ラツプ・タイム
を確認しながら自分の走行ペースの維持に努めな
ければならないのが現状である。
(考案が解決しようとする課題) 上述のように、従来にあつては、自分の走行ペ
ースを維持するためには、走行ペースの上げ下げ
の支持を与えてくれる指導者が必要であり、この
ような指導者がいない場合には、走りながらスト
ツプウオツチでラツプ・タイムを確認しなけれ
ば、自分の走行ペースを維持することは困難であ
つた。
また、走りながらストツプウオツチでラツプ・
タイムを確認するには、いちいちストツプウオツ
チを見なければならず、至極面倒であるばかり
か、前方より視線をそらすこととなり非常に危険
である。
さらにストツプウオツチで確認する場合は勿論
のこと、指導者からの指示を仰ぐ場合であつて
も、ペースの確認は常時なされるわけではなく、
数分間に1回というように間隔をおいてなされる
ため、ペースの上げ下げに時間的な遅れが生じて
しまう。
また、特にジヨギング愛好家にとつては、走行
ペースを確認することはほとんど不可能であり、
黙々とある距離だけ走る、或いはある時間だけ走
るということにとどまつてしまうという問題が生
じている。
本考案は以上のような実状に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、指導者等を必要とせず、
常時自分のペースを容易に確認することができる
ぺース指示装置を備えたランニングシユーズを提
供することである。
(課題を解決するための手段) 以上のような課題を解決するために本考案の採
つた手段は、第1図〜第3図に示すように、 『少なくとも、バツテリー2、発信器1、スピ
ーカ3及びフリツプフロツプ回路6からなるペー
ス指示装置を備えたランニングシユーズ10a,
10bであつて、 発信器1を作動させるスイツチ5を、各ランニ
ングシユーズ10a,10bのつま先部及びかか
と部の内側に固着して導電性ゴム5a,5bによ
つて形成して、 各ランニングシユーズ10a,10bの内側を
互いに合わせたとき、各導電性ゴム5a,5bに
よつてペース指示装置の回路の一部を形成する一
つの結線回路を構成して、フリツプフロツプ回路
6を作動させるようにしたことを特徴とするラン
ニングシユーズ10a,10b)』 である。
(考案の作用) 本考案が上述のような手段を採ることにより、
以下に示すような作用がある。
まず、本考案のランニングシユーズ10a,1
0bは、これに取付けたペース指示装置が、任意
のピツチで連続的に発振音を発する発信器1を備
えたことにより、前方より視線をそらすことな
く、発信音によつて常時自分のペースを確認する
ことができるようになつている。
また、本考案のランニングシユーズ10a,1
0bにあつては、そのペース指示装置の作動を、
両シユーズ10a,10bの内側を互いに合わせ
ることによつて簡単に行うことができるだけでな
く、スイツチの不用意な作動が防止されているの
である。
つまり、左右のランニングシユーズ10a,1
0bのつま先部及びかかと部の内側のカーボンゴ
ム5a,5bをそれぞれ接し合わせると、フリツ
プフロツプ回路6にパルスが入力されてスイツ
チ・オン状態となり、発信器1が作動する。
発信器1が作動すると、予め設定されたピツチ
で発信音が図示しないアンプを介してペーパース
ピーカ3より出力される。同時に、発信音の数は
カウンタ4に表示され、発信音に合わせて走つた
場合の歩数を知ることができるようになつてい
る。さらに、自分の歩幅を予め測定しておけば、
歩数よりおおよその走行距離を知ることもでき
る。
走り終り、再度つま先部及びかかと部の内側の
カーボンゴム5a,5bをそれぞれ接し合わせる
と、フリツプフロツプ回路6にパルスが入力され
てスイツチ・オン状態となり、発信器1が停止す
る。
従つて、本考案のランニングシユーズ10a,
10bにあつては、両者の内側を互いに合わせな
い限り、そのペース指示装置が作動または停止し
ないのであり、ランニング中等における両シユー
ズ10a,10bの不用意な接触によつて当該ペ
ース指示装置は誤作動することがないのである。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に従つて本考案を詳細
に説明する。
なお、この実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対位置等は、特定的な
記載がない限りは、この考案の範囲をそれらのみ
に限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に
すぎないものである。
第1図及び第2図に示すように、本考案に係る
ペース指示装置は、ペーパーバツテリー2と、発
信器1と、この発信器1からの発信音を出力する
ペーパースピーカ3と、発信音の数を表示するカ
ウンタ4と、発信器1を作動させるスイツチ5と
からなつている。
これらの各構成部品には、ランニングシユーズ
10a,10bを重くすることがないよう、でき
るだけ軽量なものを採用するのが好ましく、左右
のランニングシユーズ10a,10bに重量の差
ができないよう、それぞれのランニングシユーズ
10a,10bにバランスよく取付ける必要があ
る。また、各構成部品は、ランニングシユーズ1
0a,10bが濡れた場合であつても特性が劣化
することのないよう、耐水性に優れ、かつ振動等
による衝撃が加わつた場合であつても特性が劣化
することのないよう、耐衝撃性に優れていること
が好ましい。
発信器1は第1図において左側のランニングシ
ユーズ10aの舌皮部に組込まれ、ぺーパーバツ
テリー2、ペーパースピーカ3、及びカウント4
はランニングシユーズ10aの舌皮部に露出した
状態に取付けられるようになつている。
また、スイツチ5は左右のランニングシユーズ
10a,10bのつま先部及びかかと部の内側に
それぞれ固着された導電性ゴム5a,5bにより
構成されている。これらの導電性ゴム5a,5b
は、ペース指示装置の作動または停止を行うスイ
ツチ5を構成するものであるから、本実施例にお
いては、例えばペース指示装置を設けた左側シユ
ーズ10aに導電性ゴム5a,5bを設けてお
き、一方右側シユーズ10bにおいては、両導電
性ゴム5b,5bを互いに電気的に接続しておく
ものである。これにより、ランニングシユーズ1
0a,10bを履いた、走り出す直前の立つたま
まの状態で容易にスイツチ5をON・OFFするこ
とができるようになつている。
本実施例にあつては、一方のランニングシユー
ズ10aのみに発信器1、ペーパーバツテリー
2、ペーパースピーカ3、及びカウンタ4が取付
けられるようになつているが、両方のランニング
シユーズ10a,10bにそれぞれ取付けるよう
にしてもよい。
なお、本考案にあつては、実際に走つた歩数を
検知する圧力センサ或いは振動センサ等を取付け
るとともに、第3図に示すように、このセンサ7
からの信号と発信音とを比較する比較回路8を設
け、発信音のピツチと実際の走行ペースとが狂つ
ている場合には通常とは違つた発信音を出力し、
走行ペースの乱れを音により認識させるようにし
てもよい。また、予め自分の歩幅を入力できるよ
うにし、実際に走つた歩数を検知するセンサ7か
らの信号との積で走行距離を表示するようにして
もよい。さらに、発振音のピツチを調整すること
ができるボリユーム、或いは予め設定された複数
種類のピツチを選択することができるチヤンネル
等を設けてもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案に係るペース指示装置を備
えたランニングシユーズは、『少なくとも、バツ
テリー2、発信器1、スピーカ3及びフリツプフ
ロツプ回路6からなるペース指示装置を備えたラ
ンニングシユーズ10a,10bであつて、 発信器1を作動させるスイツチ5を、各ランニ
ングシユーズ10a,10bのつま先部及びかか
と部の内側に固着して導電性ゴム5a,5bによ
つて形成して、 各ランニングシユーズ10a,10bの内側を
互いに合わせたとき、各導電性ゴム5a,5bに
よつてペース指示装置の回路の一部を形成する一
つの結線回路を構成して、フリツプフロツプ回路
6を作動させるようにしたこと』 にその特徴があり、これにより、両シユーズの内
側を単に合わせるのみでペース指示装置の作動及
び停止を行うことができ、しかもペース指示装置
の誤作動を防止することができるのである。
従つて、前方より視線をそらすことなく、発信
音によつて常時自分の走行ペースを確認すること
ができるのであり、発信音に合わせて走行すれ
ば、指導者等を必要とすることなく、常に最適な
走行ペースで走ることができる。
特に、ジヨギング愛好家にとつては、単にある
距離を走る、或いは単にある時間走るというので
はなく、発信音に合わせて走るという目標がで
き、ジヨギングをより一層楽しむことができる。
また、これからジヨギングを始めようとする人に
とつては、どれぐらいの走ればよいかを知る目安
となり、無理なくジヨギングを始めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の係るペース指示装置が取付け
られたランニングシユーズを示す平面図、第2図
は第1図のペース指示装置の概要を示すブロツク
図、第3図は別のペース指示装置の概要を示すブ
ロツク図である。 符号の説明、10……ランニングシユーズ、1
……発信器、2……ペーパーバツテリー、3……
ペーパースピーカ、4……カウンタ、5……スイ
ツチ、5a,5b……導電性ゴム、6……フリツ
プフロツプ回路、7……センサ、8……比較回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも、バツテリー、発信器、スピーカ及
    びフリツプフロツプ回路からなるペース指示装置
    を備えたランニングシユーズであつて、 前記発信器を作動させるスイツチを、前記各ラ
    ンニングシユーズのつま先部及びかかと部の内側
    に固着した導電性ゴムによつて形成して、 各ランニングシユーズの内側を互いに合わせた
    とき、前記各導電性ゴムによつて前記ペース指示
    装置の回路の一部を形成する一つの結線回路を構
    成して、前記フリツプフロツプ回路を作動させる
    ようにしたことを特徴とするランニングシユー
    ズ。
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WO2011082391A1 (en) * 2010-01-04 2011-07-07 Applied Ft Composite Solutions Inc. Unibody construction footwear and method for making the same

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JPS5512453A (en) * 1978-07-13 1980-01-29 Seiko Instr & Electronics Ltd Running pace maker
JPS628701A (ja) * 1985-07-03 1987-01-16 椎原 武法 歩数計付きくつ

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