JPH0542381A - レーザ加工装置を用いた欠陥修正方法 - Google Patents

レーザ加工装置を用いた欠陥修正方法

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JPH0542381A
JPH0542381A JP3200677A JP20067791A JPH0542381A JP H0542381 A JPH0542381 A JP H0542381A JP 3200677 A JP3200677 A JP 3200677A JP 20067791 A JP20067791 A JP 20067791A JP H0542381 A JPH0542381 A JP H0542381A
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JP
Japan
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slit
stage
defect
variable
shape
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3200677A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Onoma
香美 尾野間
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0542381A publication Critical patent/JPH0542381A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】スリット板4の矩形可変スリット、Y方向には
予め定められた固定幅yを有し、X方向には可変幅xを
有している。可変幅xは、制御部7から送られてくる欠
陥部の形状情報に基づいて可変される。サンプル8が載
せられた載物台5は、XYステージ6上に載せられてお
り、XYステージ6は、制御部7からの欠陥部の位置情
報に基づいて移動制御される。さなわち、サンプル8の
矩形可変スリット4Aに対する位置は、制御部7からの
欠陥部の位置情報によって制御される。 【効果】あらゆる任意形状の修正を重複修正部分ができ
るだけ少ないように修正できる。基準スリットサイズを
最小スリットサイズから最大スリットサイズの範囲で可
変にすれば、欠陥部分以外の加工部分をより少なくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工装置を用い
た欠陥修正方法、特に欠陥形状が定まらない場合の欠陥
修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工装置を用いた従来の欠陥修正
方法においては、オペレータが欠陥の形状を認識し、欠
陥形以外の加工部分ができるだけ少ないように、かつサ
ンプルのダメージなどの問題から重複修正部分できるだ
け少ないように、一つの欠陥について何回も加工を行な
い欠陥を修正している。個々の加工において、加工形状
の決定や位置決めを行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のレーザ加工
装置を用いた欠陥修正方法では、一つの欠陥について複
数回加工を行なっているので、大幅な時間を必要とする
だけでなく、熟練を必要とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による欠陥修正方
法においては、サンプル上の欠陥を認識できる画像処理
装置と、レーザ発振器と、XおよびY方向の少なくとも
一方に可動で前記レーザ発振器からのレーザを通す矩形
可変スリットと、前記矩形可変スリットの最大スリット
形状以上のビーム形状を整形する光学系と、前記サンプ
ルを載せる載物台と、前記載物台をXおよびY方向に駆
動するXYステージとを有するレーザ加工装置を使用
し、前記画像処理装置からの前記欠陥の位置情報および
形状情報に基づいて、前記矩形可変スリットのスリット
サイズを決定し、前記位置情報および形状情報ならびに
前記スリットサイズ基に、前記XYステージの移動を制
御する。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例を示した図面を参照し
て、より詳細に説明する。
【0006】図1を参照すると、本発明の第一の実施例
において、載物台5に載せられたサンプル8上の欠陥位
置および形状は、画像処理装置1で認識される。認識さ
れた欠陥の位置および形状に関する情報は、制御部7に
入力される。
【0007】一方、レーザ発振器2から出力されたレー
ザ光のビーム形状は、光学系3によって、ある定められ
た大きさに整形される。整形されたビームは、スリット
板4の矩形可変スリット4A(図2参照)を通すことに
よって、ビーム形状の一部分のみが抽出される。第一の
実施例において、スリット板4の矩形可変スリット4A
は、図2に示すように、Y方向には予め定められた固定
幅yを有し、X方向には可変幅xを有している。可変幅
xは、制御部7から送られてくる欠陥部の形状情報に基
づいて可変される。サンプル8が載せられた載物台5
は、XYステージ6上に載せられており、XYステージ
6は、制御部7からの欠陥部の位置情報に基づいて移動
制御される。さなわち、サンプル8の矩形可変スリット
4Aに対する位置は、制御部7からの欠陥部の位置情報
によって制御される。
【0008】次に、図3に示したサンプル8上の欠陥部
24を第一の実施例により修正する方法について、図4
に示したフローチャートを参照して、説明する。
【0009】まず、制御部7は、画像処理装置1からの
欠陥部24の形状情報を基に、修正方向をX方向とする
かY方向とするかを決定する(ステップ30)。第一の
実施例におけるスリット4Aのスリット幅は、Y方向が
固定でX方向にのみ可変であるので、欠陥部24が図3
に示す形状であれば、修正方向をY方向と決定する。な
お、スリット板4が、X方向には予め定められた固定幅
x’を有しY方向には可変幅y’を有するスリット4B
(図示せず)を備えていれば、修正方向としてX方向を
選択することもできる。
【0010】修正方向をY方向とした場合には、スリッ
ト板4のスリット4AのX方向可変幅xを、制御部7か
らの欠陥部24の形状情報に基づいて変化させながら修
正加工を行なう。また、同時にXYステージ6を、制御
部7から欠陥部24の位置情報に基づいて、スリット4
AのY方向固定幅yずつ移動させる(ステップ31〜3
5)。すなわち、修正方向が決定する(ステップ30)
と、ステップ31で欠陥部24のすべての修正加工が終
了しているか判断する。最初は、修正加工が終了してい
ないので、欠陥部24の最初部分(欠陥部24のY方向
最小位置から距離yだけ離れた位置までの部分)20A
の位置情報および形状情報を基に、欠陥部分20以外の
加工部分ができるだけ少なくなるように、スリット4A
のX方向幅xを決定する(ステップ32)。次に、欠陥
部分20がスリット4Aを通してレーザ加工できるよう
に、XYステージ6をXおよびY方向に移動させる(ス
テップ33)。欠陥部分20が正しい位置に設定された
後、レーザ発振器2による照射により、欠陥部分20が
修正加工される(ステップ34)。
【0011】欠陥部分20の修正加工が終了すると(ス
テップ34)、再びステップ31に戻り、第二の欠陥部
分21について同様な修正加工が行なわれる。このよう
にして、第三の欠陥部分22、第四の欠陥部分、…最終
欠陥部分23について修正加工が行なわれる。
【0012】最終欠陥部分23の修正加工が終了した時
点で、ステップ31へ戻ると、欠陥部24の修正が全部
終了したかが判断され、操作が終了する(ステップ3
5)。
【0013】図5は本発明の第二の実施例による欠陥修
正方法の手順を示すフローチャートである。図6に示し
た欠陥53を修正する方法について説明する。第二の実
施例においては、スリット板4のスリットとして、Y方
向が固定幅yを有するスリット4Aの代りに、X方向お
よびY方向の幅が可変できるスリット4C(図示せず)
が使用される。
【0014】図5に示したフローチャートにおいて、ス
テップ40および41は、第一の実施例におけるステッ
プ30および31とそれぞれ同様である。
【0015】ステップ42において、スリット4CのY
方向幅を、Y方向の最小サイズとY方向の欠陥の輪郭と
を基に、欠陥部分以外の加工部分が一定量を越えた範囲
でできるだけ少なくなるように、決定する。また、X方
向幅も欠陥のX方向輪郭を基に決定する。次に、XYス
テージ6および矩形可変スリット4を移動し(ステップ
43)、加工する(ステップ44)。
【0016】したがって、第一実施例ではスリット4A
のY方向幅が固定であるのに対し、第二の実施例ではス
リット4CのY方向幅は可変であるため、第二の実施例
における第一回目の加工時の修正加工部分50のよう
に、欠陥部分以外の加工部分が大幅に少なくなる。
【0017】また、第二の実施例における修正加工部分
52のように、欠陥部分のX方向幅がY方向の相当長い
範囲でほとんど変化しない場合は、Y方向のスリット幅
を最大にして、一度に加工することも可能となり、基準
サイズで複数回加工していたものが一回で加工でき、修
正処理時間の大幅な短縮が可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
あらゆる任意形状の修正を重複修正部分ができるだけ少
ないように修正できる。
【0019】また、基準スリットサイズを最小スリット
サイズから最大スリットサイズの範囲で可変にすれば、
欠陥部分以外の加工部分をより少なく、また場合によっ
ては、大幅な時間短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例のブロック図である。
【図2】図1に示した第一の実施例において使用される
スリット板4の平面図である。
【図3】第一の実施例における欠陥修正の課程を示す図
である。
【図4】第一の実施例における欠陥修正方法を示すフロ
ーチャートである。
【図5】第二の実施例における欠陥修正方法を示すフロ
ーチャートである。
【図6】第二の実施例における欠陥修正の課程を示す図
である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 レーザ発振器 3 光学系 4 スリット板 4A 矩形可変スリット 5 載物台 6 XYステージ 7 制御部 8 サンプル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプル上の欠陥を認識できる画像処理
    装置と、レーザ発振器と、XおよびY方向の少なくとも
    一方に可動で前記レーザ発振器からのレーザを通す矩形
    可変スリットと、前記矩形可変スリットの最大スリット
    形状以上のビーム形状を整形する光学系と、前記サンプ
    ルを載せる載物台と、前記載物台をXおよびY方向に駆
    動するXYステージとを有するレーザ加工装置におい
    て、 前記画像処理装置からの前記欠陥の位置情報および形状
    情報に基づいて、前記矩形可変スリットのスリットサイ
    ズを決定し、 前記位置情報および形状情報ならびに前記スリットサイ
    ズ基に、前記XYステージの移動を制御することを特徴
    とするレーザ加工装置を用いた欠陥修正方法。
  2. 【請求項2】 前記矩形可変スリットのX方向およびY
    方向幅の一方が予め定められた値で固定され、他方が可
    変であることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装
    置を用いた欠陥修正方法。
  3. 【請求項3】 前記矩形可変スリットのX方向およびY
    方向幅の双方が可変であることを特徴とする請求項1記
    載のレーザ加工装置を用いた欠陥修正方法。
JP3200677A 1991-08-09 1991-08-09 レーザ加工装置を用いた欠陥修正方法 Withdrawn JPH0542381A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241148A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sunx Ltd レーザ加工装置
CN101745743A (zh) * 2008-12-11 2010-06-23 奥林巴斯株式会社 激光修复装置、激光修复方法以及信息处理装置
JP2011194432A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Olympus Corp レーザ加工方法、及び、レーザ加工装置
KR101244189B1 (ko) * 2005-07-26 2013-03-18 올림푸스 가부시키가이샤 레이저 수정 장치

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JP2009241148A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sunx Ltd レーザ加工装置
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Effective date: 19981112