JPH0542253Y2 - - Google Patents

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JPH0542253Y2
JPH0542253Y2 JP1986041634U JP4163486U JPH0542253Y2 JP H0542253 Y2 JPH0542253 Y2 JP H0542253Y2 JP 1986041634 U JP1986041634 U JP 1986041634U JP 4163486 U JP4163486 U JP 4163486U JP H0542253 Y2 JPH0542253 Y2 JP H0542253Y2
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JP
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connecting cylinder
hole
male
link body
screw
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JP1986041634U
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はC字型リンク本体に連結筒体を開閉自
在に設ける連結具に関する。
[従来の技術] 従来、この種のものとして特公昭55−10782号
公報には、丸棒からなるOリングの空間を有する
継ぎ目の一側端に雄螺子を設け、他端側に膨出壁
を設け、該継ぎ目に一端を前記膨出壁と係合する
係止部を有し、他端に前記雄螺子と螺合する雌螺
子を有する連結筒を設けたロープ等の連結具が公
知である。
しかしながら前記連結具は、連結筒体が膨出壁
に対して摺動自在に設けられているため、ロープ
等の接続時には連結筒体がじやまになり作業性に
劣る。さらに前記連結筒体には径小な係止部を形
成しなければならないが、その加工に複数の工程
が必要となり、高価となる問題点があつた。
そこでロープ等の接続時に連結筒体がじやまに
なることを防止するものとして特開昭53−23351
号公報に開示されているリングを用いることが考
えられる。これはリングの一端部に該リングより
径大な膨出部を形成し、この膨出部に雄螺子を設
け、この雄螺子に進退自在に螺合するとともに、
リングの他端部の雄螺子に着脱自在に螺合する雌
螺子を有するフクロナツトの端部に、該膨出部よ
り径小な係止部を形成し、前記雄,雌螺子の螺合
によりフクロナツトの摺動を防止し、また前記係
止部と膨出部との係止によりフクロナツトの抜け
止めを図るものである。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来技術においては、フクロナツトの抜け
止めのため前記リングの一端部には該リングより
径大な膨出部を形成し、さらにフクロナツトには
径小な係止部を形成しなければならず、その加工
に複数の工程が必要となり、高価となる問題点が
あつた。また、元のリングに対して径大な膨出部
と、元のフクロナツト内面に対して径小な係止部
といつた、それぞれ径の異なる部位を形成するも
のであるため、各部位の寸法管理が複雑になると
ともに各部位間の偏心や真円誤差によつて、リン
グとフクロナツトとの円滑な螺合操作が妨げられ
る虞を有している。
本考案は前記問題点を解決して、リンク本体な
どを接続する時に連結筒体がじやまにならず、ま
たコストダウンを図り、円滑な接続が行える連結
具を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案はC字型リンク本体の両端部に同一ねじ
方向の第1及び第2の雄螺子を各々形成し、連結
筒体に前記第1及び第2の雄螺子に螺合する雌螺
子を形成するとともに、前記連結筒体の基端側を
前記第1の雄螺子に螺合して進退自在に設け、か
つ前記連結筒体の先端側を第2の雄螺子に着脱自
在に螺合して該連結筒体により前記リンク本体の
両端部間を開閉する連結具において、前記第1及
び第2の雄螺子は、転造加工により前記リンク本
体よりやや径大な山部を形成し、前記連結筒体に
は、前記第1及び第2の雄螺子の山部より径小で
かつ前記リンク本体より径大な貫通孔を形成し、
この貫通孔の先端から基端側の途中まで前記雌螺
子を形成するとともに、前記貫通孔の基端側には
前記雌螺子が形成されない貫通孔基部あるいは不
完全雌螺子部を設け、前記連結筒体の貫通孔基部
あるいは不完全螺子部が前記第1の雄螺子の端部
に係止可能に設けられたものである。
[作用] 前記構成により、連結筒体の雌螺子が形成され
ていない貫通孔の貫通孔基部あるいは不完全雌螺
子部が、リンク本体の端部に転造加工した第1の
雄螺子の端部に係止して連結筒体の抜け止めがな
される。
[実施例] 第1図は本考案の第1実施例を示しており、ス
テンレス製のC字型リンク本体11の両端部に転
造加工により同一ねじ方向の第1及び第2の雄螺
子12,13を各々形成し、該雄螺子12,13
の山部12b,13bは該リンク本体11よりや
や径大に形成されている。そしてC字型リンク本
体11の開口部14を閉塞自在に遊挿した連結筒
体15は筒状であつて、中央に前記第1及び第2
の雄螺子12,13の山部12b,13bより径
小で前記リンク本体11よりやや径大な貫通孔1
6を形成する。この貫通孔16の先端16a寄り
には第1及び第2の雄螺子12,13に螺合し、
かつ第1図Bの開口部14の開放状態に示されて
いるように前記リンク本体11に挿通可能な雌螺
子17を形成すると共に、貫通孔16の基端16
b側には第1の雄螺子12の山部12bより径小
な貫通孔基部18を形成する。すなわち前記雌螺
子17は貫通孔16の先端16aから基端16b
側の途中まで形成され、その雌螺子17を形成し
ないで残つた基端16b側の貫通孔16により貫
通孔基部18が形成される。又第1及び第2の雄
螺子12,13は素材を転造して形成する。
次ぎに前記構成によりその作用を説明する。
リンク本体19に挿入した後、連結筒体15に
より開口部14を閉じる場合は、第1の雄螺子1
7に螺合した連結筒体15を回して、前進せし
め、そして雌螺子17の先端16a側を第2の雄
螺子13に螺合する。さらに連結筒体15を前進
せしめると、貫通孔基部18が第1の雄螺子12
の端部12aに係止し、連結筒体15の抜け止め
が防止できる。
以上のように連結筒体15の基端16b側に雌
螺子17を形成しない貫通孔基部18を形成し
て、第1の雄螺子12の端部12aが貫通孔基部
18に係止することによつて連結筒体15の抜け
止め防止が可能になり、このため抜け止め防止機
構を小型化でき、取り扱いを容易にできる。
さらに前記貫通孔基部18は貫通孔16に雌螺
子17を形成しない結果として形成されるもので
あるため加工が簡単でコストダウンを図れる。ま
た常時連結筒体15の雌螺子17は第1の雄螺子
12に螺合しているため、リンク本体19を接続
するときなどじやまにならず作業性を向上でき
る。
しかも、第1及び第2の雄螺子12,13をC
字型リンク本体11に転造形成することにより、
C字型リンク本体11の径とほぼ同径で山部12
b,13bがやや径大な雄螺子12,13が形成
できる。このため前記抜け止め機構と共に第1及
び第2の雄螺子12,13を従来のものより径小
にでき、同径のリンク本体19等に連結できる。
また、転造によつて第1及び第2の雄螺子12,
13を形成することによつて、切削加工と異なり
C字型リンク本体11の外周11aを削り取る必
要がなくなり、この結果貫通孔基部18と係止可
能な端部12aを外周11aより簡単に突出形成
できる。
さらにまた、従来のように膨出部及び係止部を
別途に加工する必要がなく、こらら膨出部及び係
止部といつた中心合わせ、真円等の寸法管理が必
要な部位が少なく、第1及び第2の雌螺子12,
13と、連結筒体12の雄螺子17との螺合によ
り円滑な接続を行うことができる。
また貫通孔16はリンク本体11より径大で、
雌螺子17はリンク本体11に挿通可能であるか
ら、あらかじめ雌螺子17を形成した連結筒体1
5をリンク本体11に挿通した後、折曲形成して
C字型のリンク本体11を形成し、この後第1及
び第2の雄螺子12,13を転造加工、あるい
は、この転造加工を先に行つた後、前記折曲形成
するようにすればよい。
第2図は本考案の第2実施例を示しており、第
1実施例と同一機能を有する部分には同一符号を
付しその詳細な説明を省略する。
連結筒体21の中央部に貫通孔22を形成する
と共に、この貫通孔22の先端22a寄りに第1
の雄螺子12と螺合する雌螺子23を形成し、さ
らに貫通孔22の基端22b側に不完全雌螺子部
24を形成する。この雌螺子23、不完全雌螺子
部24の加工は例えばドリル加工の後、数種類の
タツプで螺子を順次切る際、不完全雌螺子部24
は途中で切削を中止して形成したり、或いは専用
の径小タツプ等で形成することにより該不完全雌
螺子部24は第1の雄螺子12と螺合することは
できないようになつている。
以上のように連結筒体21の雌螺子23と不完
全雌螺子部24を複数回のタツプ加工によつて形
成することにより、製作工程を増やさなくとも第
1の雄螺子12の端部12aに係止可能になる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、種々の変形例がある。
[考案の効果] 本考案はC字型リンク本体の両端部に同一ねじ
方向の第1及び第2の雄螺子を各々形成し、連結
筒体に前記第1及び第2の雄螺子に螺合する雌螺
子を形成するとともに、前記連結筒体の基端側を
前記第1の雄螺子に螺合して進退自在に設け、か
つ前記連結筒体の先端側を第2の雄螺子に着脱自
在に螺合して該連結筒体により前記リンク本体の
両端部間を開閉する連結具において、前記第1及
び第2の雄螺子は、転造加工により前記リンク本
体よりやや径大な山部を形成し、前記連結筒体に
は、前記第1及び第2の雄螺子の山部より径小で
かつ前記リンク本体より径大な貫通孔を形成し、
この貫通孔の先端から基端側の途中まで前記雌螺
子を形成するとともに、前記貫通孔の基端側には
前記雌螺子が形成されない貫通孔基部あるいは不
完全雌螺子部を設け、前記連結筒体の貫通孔基部
あるいは不完全螺子部が前記第1の雄螺子の端部
に係止可能に設けられたものであり、連結筒体が
雄螺子に螺合しているためリンク本体などの接続
の際固定状態になつてじやまにならず、また前記
連結筒体の貫通孔に雌螺子を途中まで加工するこ
とにより雌螺子と係合する部位を形成できるため
コストダウンを図れるとともに、リンク本体と連
結筒体との間における各部位間の寸法管理の必要
も少なく連結具の接続を円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示しており、第
1図Aは閉状態の一部切欠き正面図、第1図Bは
開状態の一部切欠き正面図、第2図は本考案の第
2実施例を示す一部拡大正面図である。 11……リンク本体、12……第1の雄螺子、
12a……端部、12b,13b……山部、13
……第2の雄螺子、15,21……連結筒体、1
6,22……貫通孔、16a……先端、16b…
…基端、17,23……雌螺子、18……貫通孔
基部、22a……先端、22b……基端、24…
…不完全雌螺子部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. C字型リンク本体の両端部に同一ねじ方向の第
    1及び第2の雄螺子を各々形成し、連結筒体に前
    記第1及び第2の雄螺子に螺合する雌螺子を形成
    するとともに、前記連結筒体の基端側を前記第1
    の雄螺子に螺合して進退自在に設け、かつ前記連
    結筒体の先端側を第2の雄螺子に着脱自在に螺合
    して該連結筒体により前記リンク本体の両端部間
    を開閉する連結具において、前記第1及び第2の
    雄螺子は、転造加工により前記リンク本体よりや
    や径大な山部を形成し、前記連結筒体には、前記
    第1及び第2の雄螺子の山部より径小でかつ前記
    リンク本体より径大な貫通孔を形成し、この貫通
    孔の先端から基端側の途中まで前記雌螺子を形成
    するとともに、前記貫通孔の基端側には前記雌螺
    子が形成されない貫通孔基部あるいは不完全雌螺
    子部を設け、前記連結筒体の貫通孔基部あるいは
    不完全螺子部が前記第1の雄螺子の端部に係止可
    能に設けられたことを特徴とする連結具。
JP1986041634U 1986-03-20 1986-03-20 Expired - Lifetime JPH0542253Y2 (ja)

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JPS62153415U JPS62153415U (ja) 1987-09-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510782A (en) * 1978-07-10 1980-01-25 Hitachi Maxell Ltd Alkaline battery
JPS569867U (ja) * 1979-07-03 1981-01-28

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