JPH0542182A - 痰切り抗生物質付き綿棒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】喉や鼻で痰が絡むときに、痰のできている部分
へ、水の溶けにくい抗生物質を長めの綿棒で塗る方法を
つくるのが目的である。 【構成】 水に溶けにくい抗生物質（１）（白色ワセリ
ンを基剤として塩酸オキシテトラサイクリンと硫酸ポリ
ミシキンＢを含有）を綿の先につけた１５ｃｍ以上の長
さの綿棒（２）を使い、鼻腔（３）にその抗生物質
（１）を塗ることを特徴とする方法である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、痰が絡む状態を改善す
る方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の方法は、鼻の奥から痰が下がりて
喉で絡むと、家庭で飲薬を飲んだり、鼻腔に薬を噴霧さ
せたり、喉に薬を塗る方法が行われている。従って、痰
のできているところに直接届かないので、声を出して喉
を使っていると薬が働かず痰を切るのに時間がかかっ
た。また、塗られた薬が口の中に戻り、嫌な味が残る事
があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】本発明は、その欠点を
除いて、痰のできる部分に薬を塗り、またその薬が流れ
ないことを課題とした。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そのために、水に溶けに
くい抗生物質（１）（白色ワセリンを基剤として塩酸オ
キシテトラサイクリンと硫酸ポリミシキンＢを含有）を
綿の先につけてある１５ｃｍ以上の長さの綿棒（２）を
使い、鼻腔（３）にその抗生物質（１）を痰の発生して
いるところに塗っていく。

【０００５】

【作用】本発明は、このような方法だから、痰のできて
いる部分に抗生物質を塗ることで、効果的に痰の発生を
抑えることができる。

【０００６】

【実施例】本発明の実施例であり、水に溶けにくい抗生
物質（１）（白色ワセリンを基剤として塩酸オキシテト
ラサイクリンと硫酸ポリミシキンＢを含有）を含ませて
ある１５ｃｍ以上の長さの綿棒（２）を使い、鼻腔
（３）の痰のできている部分にその抗生物質（１）を塗
っていく。

【０００７】

【考案の効果】以上のように、本発明により、塗った薬
は水に溶けにくいので、流れにくく、薬は鼻腔の奥に長
く留まるので、よく吸収され効果的である。また、水に
溶けにくいので唾液や口の中にはいりにくく、嫌な味が
あまり感じられない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の使用前の斜視図

【図２】本発明の使用時の断面図

【符号の説明】

（１）は抗生物質 （２）は綿棒 （３）は鼻腔

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水に溶けにくい抗生物質（１）（白色ワ
   セリンを基剤として塩酸オキシテトラサイクリンと硫酸
   ポリミシキンＢを含有）を綿の先につけてある１５ｃｍ
   以上の長さの綿棒（２）を使い、鼻腔（３）にその抗生
   物質（１）を塗ることを特徴とする方法。