JPH0541960U - 大型ダンプトラツクの運転室前部保護ガード - Google Patents
大型ダンプトラツクの運転室前部保護ガードInfo
- Publication number
- JPH0541960U JPH0541960U JP10030991U JP10030991U JPH0541960U JP H0541960 U JPH0541960 U JP H0541960U JP 10030991 U JP10030991 U JP 10030991U JP 10030991 U JP10030991 U JP 10030991U JP H0541960 U JPH0541960 U JP H0541960U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- vessel
- dump truck
- protective guard
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベッセル後端部の衝突による運転室破損を防
止できるし、運転室を緩衝材を介して取付けでき、しか
も車体の全長を短かくできるようにする。 【構成】 ベッセル１５のプロテクタ１９に保護ガード
２０の左右一対の取付横材２１，２１を取付け、その保
護ガード２０上横材２３、中間横材２４、下横材２５を
運転室１３の前方に位置させる。 【効果】 上横材２３、中間横材２４、下横材２５によ
って運転室１３の前方に他の大型ダンプトラックのベッ
セル後端部が衝突することを防止できる。
止できるし、運転室を緩衝材を介して取付けでき、しか
も車体の全長を短かくできるようにする。 【構成】 ベッセル１５のプロテクタ１９に保護ガード
２０の左右一対の取付横材２１，２１を取付け、その保
護ガード２０上横材２３、中間横材２４、下横材２５を
運転室１３の前方に位置させる。 【効果】 上横材２３、中間横材２４、下横材２５によ
って運転室１３の前方に他の大型ダンプトラックのベッ
セル後端部が衝突することを防止できる。
Description
【０００１】
本考案は、建設機械用の大型ダンプトラックの運転室前面を保護するガードに 関する。
【０００２】
建設機械用の大型ダンプトラックは図１に示すように、車体１に前輪２と後輪 ３を取付け、その車体１の前部に運転室４を取付け、後部にベッセル５を起伏自 在に取付けてあり、そのベッセル５の後端部は後輪３より大きく後方に突出して いる。 前記大型ダンプトラックは不整地で走行することが多く、転倒時にオペレータ を保護するために図１に示すように車体１に保護ガード６を取付けて運転室４の 上部を保護したり、図２に示すように運転室４の周囲を保護する保護ガード７を 車体１に取付けている。
【０００３】
前述のようにベッセル５の後端部が後輪３より大きく突出しているから、図１ に示す保護ガード６を備えた大型ダンプトラックが後進走行する際に図３に示す ようにベッセル５の後端部が後続する大型ダンプトラックの運転室４に衝突して 破損することがあり大変危険である。 図２に示す保護ガード７を取付けた大型ダンプトラックであれば、ベッセル５ の後端部の衝突時における運転室４の破損を保護ガード７によって防止できるが 、この保護ガード７は車体１にＡ部、Ｂ部でボルトによって強固に締付けてある ので、運転室４は車体１に直接固定されることになって振動、騒音が高くなって しまう。図１の場合には運転室４をＣ部においてゴム等を介して車体１に取付け て振動・騒音を低減できる。 なお、図４に示すように車体１のバンバー８に衝突防止ストッパ９を取付けれ ば、その衝突防止ストッパ９が後輪３に衝突してベッセル５の後端部が後続する 大型ダンプトラックの運転室４に衝突することを防止できるが、このようにする と全長が長くなって狭い現場での走行時に衝突防止ストッパ９が邪魔になる。
【０００４】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした大型ダンプトラックの運 転室前面保護ガードを提供することを目的とする。
【０００５】
ベッセル１５の運転室１３上方に突出したプロテクタ１９に運転室１３の前方 に突出した保護ガード２０を取付けた大型ダンプトラックの運転室前部保護ガー ド。
【０００６】
保護ガード２０によって前方の大型ダンプトラックのベッセル１５の後端部が 運転室１３の前部に衝突して破損することを防止できて安全であるし、保護ガー ド２０はベッセル１５のプロテクタ１９に取付けたので運転室１３は従来と同様 に車体に緩衝材を介して取付けできるばかりか、車体全長が長くならずに小回り 性を維持できる。
【０００７】
図５に示すように、車体１０の前後に前輪１１、後輪１２が取付けられ、車体 １０の前部には運転室１３がゴム等の緩衝部材１４を介して取付けてあり、車体 １０の後部にベッセル１５がヒンジ１６で起伏自在に取付けられ、そのベッセル １５と車体１０に亘ってホイストシリンダ１７が取付けてある。 前記ベッセル１５は土砂を積載するベッセル本体１８と運転室１３の上部に突 出したプロテクタ１９より成り、ベッセル本体１８内に土砂等を積み込む時に運 転室１３に土砂等が当らないようにしてある。 前記ベッセル１５のプロテクタ１９に保護ガード２０が前方に向けて取付けて あり、この保護ガード２０は図５、図６、図７に示すようにプロテクタ１９にお ける運転室１３の左右両側板に略水平に前方に向けて固着した左右一対の取付横 材２１，２１と、この左右一対の取付横材２１の突出端部にそれぞれ固着した左 右一対の縦材２２，２２と、この左右一対の縦材２２，２２間に横架した上横材 ２３、中間横材２４、下横材２５と、縦材２２の上下部と取付横材２２に亘って 斜めに取付けた上下ステー２６，２７より成り、その中間横材２４と下横材２５ が運転室１３の前方におけるフロントガラス１３ａの上下に位置している。
【０００８】 このようであるから、図８に示すように大型ダンプトラックが後進走行した時 にベッセル１５の後端部が後続する大型ダンプトラックの保護ガード２０に衝突 して運転室１３が破損することを防止する。
【０００９】
保護ガード２０によって前方の大型ダンプトラックのベッセル１５の後端部が 運転室１３の前部に衝突して破損することを防止できて安全であるし、保護ガー ド２０はベッセル１５のプロテクタ１９に取付けたので運転室１３は従来と同様 に車体に緩衝材を介して取付けできるばかりか、車体全長が長くならずに小回り 性が維持できる。
【図１】従来の大型ダンプトラックの側面図である。
【図２】従来の大型ダンプトラックの側面図である。
【図３】従来の大型ダンプトラックの不具合説明用の側
面図である。
面図である。
【図４】衝突防止ストッパを取付けた大型ダンプトラッ
クの側面図である。
クの側面図である。
【図５】本考案の実施例を示す大型ダンプトラックの側
面図である。
面図である。
【図６】保護ガード取付部の平面図である。
【図７】保護ガード取付部の前面図である。
【図８】衝突時の説明用側面図である。
１０…車体、１１…前輪、１２…後輪、１３運転室、１
５…ベッセル、１９…プロテクタ、２０…保護ガード、
２１取付横材、２２…縦材、２３…上横材、２４…中間
横材、２５…下横材、２６…上ステー、２７…下ステ
ー。
５…ベッセル、１９…プロテクタ、２０…保護ガード、
２１取付横材、２２…縦材、２３…上横材、２４…中間
横材、２５…下横材、２６…上ステー、２７…下ステ
ー。
Claims (1)
- 【請求項１】 車体１０の前部に運転室１３を取付け、
車体１０の後部にベッセル１５を起伏自在に取付けた大
型ダンプトラックにおいて、 前記ベッセル１５の運転室１３上方に突出したプロテク
タ１９に運転室１３の前方に突出した保護ガード２０を
取付けたことを特徴とする大型ダンプトラックの運転室
前部保護ガード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10030991U JPH0541960U (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 大型ダンプトラツクの運転室前部保護ガード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10030991U JPH0541960U (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 大型ダンプトラツクの運転室前部保護ガード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541960U true JPH0541960U (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=14270577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10030991U Pending JPH0541960U (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 大型ダンプトラツクの運転室前部保護ガード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541960U (ja) |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP10030991U patent/JPH0541960U/ja active Pending
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