JPH0541892A - 距離反応型リモートコントロールシステム - Google Patents

距離反応型リモートコントロールシステム

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JPH0541892A
JPH0541892A JP19783791A JP19783791A JPH0541892A JP H0541892 A JPH0541892 A JP H0541892A JP 19783791 A JP19783791 A JP 19783791A JP 19783791 A JP19783791 A JP 19783791A JP H0541892 A JPH0541892 A JP H0541892A
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JP
Japan
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electronic device
distance
electromagnetic wave
remote control
data
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Application number
JP19783791A
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English (en)
Inventor
Eiji Omori
栄治 大森
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】第1の電子機器から第2の電子機器に与えるコ
ントロールデータに加味すべき距離を、人為的ではな
く、自動的に決定できるようにする。 【構成】第2の電子機器Bは第1の電子機器Aに向けて
の受信通知信号S0を指向性の異なる複数の送信部32
a,32b,32cから送信する。第1の電子機器Aの
ピークホールド回路12は受信通知信号S0 のピーク値
MAX をホールドし、マイクロコンピュータ4はピーク
値から両電子機器A,B間の距離x0 を算出してコント
ロールデータD(x0 )を作成し、送信部8より第2の
電子機器Bに送信する。 【効果】ユーザーの負担を軽減するとともに制御精度を
向上する。第1の電子機器に手触れが生じても距離検出
を良好に行う。第1の電子機器がどの位置にあってもピ
ーク値の検出を良好に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに離間した第1お
よび第2の二つの電子機器(例えばAV機器のリモコン
送信機とテレビセット)の間において、第1の電子機器
から発射されたある指令データを含む電磁波を第2の電
子機器で受信し、第2の電子機器ではその受信電磁波の
指令データに従った制御を行うように構成されたリモー
トコントロールシステムであって、コントロールデータ
の要素として、両電子機器間の距離を含んでいる距離反
応型リモートコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のこの種の距離反応型リモ
ートコントロールシステムの概念図である。
【0003】図において、A1 は第1の電子機器、B1
は第2の電子機器である。第1の電子機器A1 は、例え
ば赤外線リモコン送信機であり、各種の指令を入力する
ためのキーボード40、キー入力をコード化するととも
に各種の制御を司るマイクロコンピュータ42、コード
化された信号を電磁波の一種である赤外線の形で送信す
る送信部44などから構成されている。第2の電子機器
1 は、例えばテレビセットであり、赤外線信号を受信
する受信部46、受信信号をデコードするとともに各種
の制御を司るマイクロコンピュータ48、マイクロコン
ピュータ48によって制御される機器各部50などから
構成されている。
【0004】第1の電子機器A1 において、キーボード
40により第2の電子機器B1 に対するあるファクタ
(例えば音量)の指定を行うとともに、第1の電子機器
1 が第2の電子機器B1 から離れている距離の数値を
入力する。コントロールデータをDで表し、距離をxで
表すとする。コントロールデータDが距離xを要素とす
る場合、コントロールデータDは距離xの関数として、
D(x)で表すことができる。
【0005】マイクロコンピュータ42は、このように
作成されたコントロールデータD(x)をコード化して
送信部44に送出し、送信部44は、そのコード化され
たデータを赤外線信号に変調して送信する。
【0006】第2の電子機器B1 においては、受信部4
6が赤外線信号を受信し検波して復調し、マイクロコン
ピュータ48に送出する。マイクロコンピュータ48
は、復調信号をデコードし、そのデコードしたコントロ
ールデータD(x)に従って機器各部50を制御する。
このコントロールデータD(x)のうちには、距離xの
要素が含まれており、機器各部50の制御に際してこの
距離xの要素が加味されることになる。
【0007】具体的な例として、第1の電子機器A1
リモコン送信機であり、第2の電子機器B1 がテレビセ
ットであるとする。そして、リモコン送信機A1 を手に
持ったユーザーがテレビセットB1に対して、例えば距
離が5mの位置にいるとする。
【0008】ユーザーが音量をリモートコントロールす
る際に、制御ファクタとしてキーボード40において音
量Vを指定するとともに、距離5mのデータをキー入力
すると、コントロールデータはV(5)の形式でリモコ
ン送信機A1から送信される。テレビセットB1 側のマ
イクロコンピュータ48は、予めそのROMに格納して
いるスピーカについての基準の音量に対して、距離5m
の要素を加味した状態で音量を制御する。距離が比較的
遠いときには音量を大きく設定し、比較的近いときには
音量を小さく設定する。
【0009】以上のようにして、リモコン送信機A1
持っているユーザーのテレビセットB1 からの距離xに
応じて音量を適正なものにリモートコントロールするこ
とができる。画面の明るさについても同様にコントロー
ルできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の距離反応型リモ
ートコントロールシステムの場合には、第1の電子機器
1 を操作するユーザーが第2の電子機器B1 に対する
距離を確認し、かつ、キーボード40に対して入力操作
するという人為的な手法によっていた。
【0011】しかし、移動の都度、距離をいちいち確認
し、かつ、それをキー入力操作することはかなりわずら
わしいことである。そもそも制御ファクタに対して距離
の要素を加味するというのは、距離がしばしば変化する
可能性があるということであり、ユーザーとしては距離
が変わるたびにいちいち距離確認とキー入力とを強いら
れるのではかなわない。その上、ユーザーの視覚的判断
による距離にはかなりの誤差が生じることは避けられな
いので、第2の電子機器B1 側での制御にも誤差が生じ
がちである。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、リモートコントロールにおいて両電
子機器間の距離が制御の要素となるときに、ユーザーの
負担を軽減するとともに、その制御精度を向上できるよ
うにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の距離
反応型リモートコントロールシステムは、第1の電子機
器から送信された指令データの電磁波を第2の電子機器
で受信し、第2の電子機器においてはその受信電磁波の
指令データに従った制御を行うもので、コントロールデ
ータの要素として第1,第2の両電子機器間の距離を含
んでいる距離反応型リモートコントロールシステムであ
って、前記第2の電子機器は、第1の電子機器から電磁
波を受信したときに第1の電子機器に対して受信通知信
号を電磁波送信する送信部を備え、前記第1の電子機器
は、第2の電子機器からの受信通知信号の電磁波を受信
する受信部と、この受信部による受信信号のピーク値を
検波してホールドするピークホールド回路と、そのピー
ク値を第1,第2の両電子機器間の距離に変換する手段
と、制御ファクタをキー入力する手段と、キー入力され
た制御ファクタに前記の距離のデータを加味したコント
ロールデータを作成する手段と、その距離を加味したコ
ントロールデータを第2の電子機器に対して送信する送
信部とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明に係る第2の距離反応型リモ
ートコントロールシステムは、第1の電子機器から送信
された指令データの電磁波を第2の電子機器で受信し、
第2の電子機器においてはその受信電磁波の指令データ
に従った制御を行うもので、コントロールデータの要素
として第1,第2の両電子機器間の距離を含んでいる距
離反応型リモートコントロールシステムであって、前記
第2の電子機器は、第1の電子機器から電磁波を受信し
たときに第1の電子機器の側に向けて送信する受信通知
信号の電磁波の送波方向についての指向性を互いに異に
する複数の送信部を備え、前記第1の電子機器は、第2
の電子機器からの受信通知信号の電磁波を受信する受信
部と、この受信部による受信信号のピーク値を検波して
ホールドするピークホールド回路と、そのピーク値を第
1,第2の両電子機器間の距離に変換する手段と、制御
ファクタをキー入力する手段と、キー入力された制御フ
ァクタに前記の距離のデータを加味したコントロールデ
ータを作成する手段と、その距離を加味したコントロー
ルデータを第2の電子機器に対して送信する送信部とを
備えたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】コントロールデータは制御ファクタに第1,第
2の両電子機器間の距離を加味したものとして作成され
るが、その距離は、第2の電子機器が第1の電子機器か
ら信号を受信したときにその受信通知信号を第1の電子
機器に向けて送信し、第1の電子機器では受信通知信号
を受信してその受信強度に応じて距離を割り出し、その
距離のデータを制御ファクタに加味したコントロールデ
ータを自動的に作成するようにしたので、ユーザーとし
ては従来例のように自ら人為的に両電子機器間の距離を
確認しキー入力する必要はない。
【0016】特に、第1の距離反応型リモートコントロ
ールシステムにあっては、第1の電子機器の受信部が受
信した受信通知信号のピーク値をホールドして距離に変
換するようにしたので、第1の電子機器がユーザーの手
に持たれて操作されるものである場合の手触れに起因し
た受信通知信号の強度変動をピーク値ホールドで抑制す
ることができ、その分、制御精度を向上することができ
る。
【0017】また、第2の距離反応型リモートコントロ
ールシステムにあっては、第2の電子機器が第1の電子
機器の側に向けて受信通知信号を送信する送信部とし
て、電磁波の送波方向についての指向性を互いに異にす
る複数の送信部を備えさせることにより、送信部が本来
指向性を有しているにもかわらず全方位的に平均化した
状態で受信通知信号を送波でき、第1の電子機器がどの
方位にあっても、上記のピーク値ホールドに基づいた距
離変換を正確に行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明に係る一実施例の距離反応
型リモートコントロールシステムの電気的構成を示すブ
ロック線図である。
【0020】図において、Aは第1の電子機器、Bは第
2の電子機器である。第1の電子機器Aは、例えば赤外
線リモコン送信機であり、各種の指令を入力するための
キーボード2と、キー入力をコード化するとともに各種
の制御を司るマイクロコンピュータ4と、コード化され
たデータを送信用に変調する変調器6と、変調信号を電
磁波の一種である赤外線の形で送信する送信部8と、第
2の電子機器Bからの無変調の受信通知信号S0 を受信
する受信部10と、受信した信号S0 のピーク値VMAX
を検波してホールドするピークホールド回路12などか
ら構成されている。
【0021】第2の電子機器Bは、例えばテレビセット
であり、第1の電子機器Aからの電磁波を受信する受信
部22と、受信信号をデコードする復調器24と、マイ
クロコンピュータ26と、マイクロコンピュータ26に
よって制御される機器各部28と、パラレル電磁波信号
出力回路30と、このパラレル電磁波信号出力回路30
によって同時に駆動される3つの指向方位をもった第1
から第3の送信部32a,32b,32cなどから構成
されている。第1の送信部32aは左側向きの指向性を
もち、第2の送信部32bは中央向きの指向性をもち、
第3の送信部32cは右側向きの指向性をもっている。
【0022】送信部は本来的に指向性を有しているが、
その指向性を無くし、第2の電子機器Bの前方180°
の全方位範囲において送信電磁波の強度が平均化される
ようにするため、送波方向についての指向性を互いに異
にする3つの送信部32a,32b,32cを設けてあ
る。
【0023】具体的な例として、第1の電子機器Aがリ
モコン送信機であり、第2の電子機器Bがテレビセット
であるとして、以下に、この実施例の距離反応型リモー
トコントロールシステムの動作を説明する。
【0024】リモコン送信機Aにおいて、テレビセット
Bに対するあるファクタ(例えば音量)の調整のために
キーボード2を操作する。この場合、ユーザーすなわち
リモコン送信機Aの位置のいかんにかかわらず、従来の
ようにキーボード2において距離の入力を人為的に行う
必要はない。マイクロコンピュータ4は、その入力され
たファクタをコード化して変調器6から送信部8へと送
出する。キータッチの初期段階でのデータをD0 とす
る。送信部8はその初期データD0 を赤外線信号にして
第2の電子機器Bに向けて送信する。
【0025】テレビセットBにおいては、受信部22が
赤外線信号を受信し、復調器24がデコードした初期デ
ータD0 をマイクロコンピュータ26に入力する。マイ
クロコンピュータ26は、初期データD0 の入力に基づ
いて、まず、パラレル電磁波信号出力回路30を制御
し、3つの送信部32a,32b,32cを駆動して、
各送信部32a,32b,32cから無変調のパルス状
の受信通知信号S0 を第1の電子機器Aに向けて送信す
る。
【0026】リモコン送信機Aにおいて、受信部10
は、受信した赤外線信号の強度に応じた直流電圧レベル
の信号を発生し、ピークホールド回路12に送出する。
ピークホールド回路12は、図2に示すように、マイク
ロコンピュータ4の制御によって一定時間t0 にわたっ
て受信信号のサンプリングを行うとともにピークホール
ドを行う。
【0027】マイクロコンピュータ4は、その一定時間
0 におけるピーク値VMAX をRAMに格納するととも
に、そのピーク値VMAX からリモコン送信機Aとテレビ
セットBとの間の距離x0 を算出する。これは赤外線
(電磁波)の減衰特性に基づく(距離が大きいほど受信
強度が小さくなる)。そして、キーボード2によって指
示したあるファクタについて距離x0 のデータを加味し
たコントロールデータD(x0 )を作成し、変調器6を
介して送信部8に送信する。マイクロコンピュータ4
は、制御を指令されるファクタごとに、距離xの関数と
して予め定義され、ソフト化されている。送信部8は、
そのコントロールデータD(x0 )の赤外線信号をテレ
ビセットBに向けて送信する。
【0028】テレビセットBにおいては、受信部22お
よび復調器24を介して距離x0 が加味されたコントロ
ールデータD(x0 )がマイクロコンピュータ26に入
力される。マイクロコンピュータ26は、そのコントロ
ールデータD(x0 )に従って、指定されたファクタ
(例えば音量)の距離x0 に応じた制御を機器各部28
における対応部分に対して実行する。
【0029】例えば、スピーカの音量や画面の明るさを
距離x0 に応じた適切な状態に自動的に制御することが
できる。ユーザー(リモコン送信機A)が離れていると
きには、音量を比較的に大きくし画面を明るめに設定す
るが、ユーザー(リモコン送信機A)が近いときには、
音量を比較的に小さくし画面の明るさを落とす。
【0030】ユーザーが場所を移動したときは、その移
動後の位置から再度同様の操作を行う。すると、移動後
の距離x1 に応じた音量や画面明るさへと自動的に制御
されることになる。
【0031】次に、図3に基づいてピークホールド回路
12の機能をより詳しく説明する。
【0032】リモコン送信機Aはユーザーの手に持たれ
て操作されるものである。そのため、図示のように、破
線の位置、実線の位置、鎖線の位置のように手触れが生
じ、リモコン送信機Aの軸方向θ1 ,θ2 ,θ3 が、リ
モコン送信機AとテレビセットBとを結ぶ基準方向θ0
に対して変動する。リモコン送信機Aの軸方向θ1 ,θ
3 は基準方向θ0 からずれているので、テレビセットB
からの受信通知信号S0 のレベルは低くなる。θ2 =θ
0 、つまり、リモコン送信機Aの軸方向θ2 が基準方向
θ0 と一致したとき、受信通知信号S0 のレベルが最も
高くなり、ピークホールド回路12は、そのときの電圧
をピーク値VMAX としてホールドする。
【0033】このように、ピークホールド回路12を設
けることにより、手触れに起因した受信通知信号S0
レベル変動を抑制することができる。
【0034】次に、テレビセットBにおいて受信通知信
号S0 の送信部として3つの送信部32a,32b,3
2cを設けたことによる利点を図4に基づいて詳しく説
明する。
【0035】送信部が単一であると仮定し、その送波方
向についての指向特性34C が実線で示すように正面を
中心とするものであるとする。リモコン送信機Aがこの
指向特性34C の範囲内に位置しておれば問題はない
が、ユーザーはその範囲外から操作することもある。ユ
ーザーが操作する位置は、テレビセットBの前方180
°の範囲と考えてよい。そこで、指向特性34C を第2
の送信部32bによるものとし、指向特性34C の左側
の同一角度範囲の指向特性34L を第1の送信部32a
によるものとし、かつ、指向特性34C の右側の同一角
度範囲の指向特性34R を第3の送信部32cによるも
のとする。
【0036】こうすることによって、個々の送信部32
a,32b,32cがそれぞれ独自の指向性を有してい
るにもかかわらず、全体としては全方位的に平均化する
ことができ、リモコン送信機Aがどの位置にあっても、
上記のピークホールドに基づいた距離変換を正確に行う
ことができる。
【0037】なお、送波方向についての指向性を互いに
異にする送信部の数は、2でも、4以上でもよい。ま
た、テレビセットBのほぼ正面からリモートコントロー
ルするように条件付ける場合には、受信通知信号S0
送信部としては単一であってもよい。
【0038】なお、本発明を、照明装置とその赤外線リ
モコン送信機とのシステムに適用してもよい。照明を必
要とする人と照明装置との距離に応じて照明の明るさを
自動的に制御するのである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る第1の距離
反応型リモートコントロールシステムによれば、第1の
電子機器と第2の電子機器との間で双方向的に電磁波信
号のやりとりを行うように構成し、第1の電子機器から
電磁波を受信した第2の電子機器が第1の電子機器に向
けて受信通知信号を送信し、それを受信した第1の電子
機器は受信強度から距離を割り出して制御ファクタに距
離データを加味したコントロールデータを作成して第2
の電子機器に送信するように構成したので、換言すれ
ば、距離を加味したコントロールデータの作成を双方向
送受信によって自動化したので、人為的な距離確認と距
離入力というわずらわしい作業からユーザーを解放する
ことができるとともに、人為的誤差を排除して制御精度
を向上することができる。加えて、第1の電子機器にお
いては受信通知信号をピーク値ホールドして距離に変換
するので、第1の電子機器の手触れに起因した受信通知
信号の強度変動を抑制して、その分、一層の制御精度の
向上を図ることができる。
【0040】また、本発明に係る第2の距離反応型リモ
ートコントロールシステムによれば、上記の効果を奏す
るのはもちろん、受信通知信号を送信する送信部として
送波方向についての指向性を互いに異にする複数の送信
部を設けて全方位的に平均化した状態で受信通知信号を
送波するようにしたので、第1の電子機器がどの方位に
あっても、上記のピーク値ホールドに基づいた距離変換
を正確に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る距離反応型リモートコ
ントロールシステムの電気的構成を示すブロック線図で
ある。
【図2】実施例におけるピークホールド回路の動作を示
す波形図である。
【図3】実施例においてリモコン送信機の手触れ状態を
示す平面図である。
【図4】実施例において3つの送信部の指向特性の範囲
を示す平面図である。
【図5】従来の距離反応型リモートコントロールシステ
ムを示す概念図である。
【符号の説明】
A 第1の電子機器(リモコン送信機) B 第2の電子機器(テレビセット) 2 キーボード 4 マイクロコンピュータ 8 送信部 10 受信部 12 ピークホールド回路 22 受信部 26 マイクロコンピュータ 28 機器各部 30 パラレル電磁波信号出力回路 32a 第1の送信部 32b 第2の送信部 32c 第3の送信部 x0 両電子機器間の距離 D(x0 ) コントロールデータ S0 受信通知信号 VMAX ピーク値

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子機器から送信された指令デー
    タの電磁波を第2の電子機器で受信し、第2の電子機器
    においてはその受信電磁波の指令データに従った制御を
    行うもので、コントロールデータの要素として第1,第
    2の両電子機器間の距離を含んでいる距離反応型リモー
    トコントロールシステムであって、 前記第2の電子機器は、第1の電子機器から電磁波を受
    信したときに第1の電子機器に対して受信通知信号を電
    磁波送信する送信部を備え、前記第1の電子機器は、第
    2の電子機器からの受信通知信号の電磁波を受信する受
    信部と、この受信部による受信信号のピーク値を検波し
    てホールドするピークホールド回路と、そのピーク値を
    第1,第2の両電子機器間の距離に変換する手段と、制
    御ファクタをキー入力する手段と、キー入力された制御
    ファクタに前記の距離のデータを加味したコントロール
    データを作成する手段と、その距離を加味したコントロ
    ールデータを第2の電子機器に対して送信する送信部と
    を備えたことを特徴とする距離反応型リモートコントロ
    ールシステム。
  2. 【請求項2】 第1の電子機器から送信された指令デー
    タの電磁波を第2の電子機器で受信し、第2の電子機器
    においてはその受信電磁波の指令データに従った制御を
    行うもので、コントロールデータの要素として第1,第
    2の両電子機器間の距離を含んでいる距離反応型リモー
    トコントロールシステムであって、 前記第2の電子機器は、第1の電子機器から電磁波を受
    信したときに第1の電子機器の側に向けて送信する受信
    通知信号の電磁波の送波方向についての指向性を互いに
    異にする複数の送信部を備え、前記第1の電子機器は、
    第2の電子機器からの受信通知信号の電磁波を受信する
    受信部と、この受信部による受信信号のピーク値を検波
    してホールドするピークホールド回路と、そのピーク値
    を第1,第2の両電子機器間の距離に変換する手段と、
    制御ファクタをキー入力する手段と、キー入力された制
    御ファクタに前記の距離のデータを加味したコントロー
    ルデータを作成する手段と、その距離を加味したコント
    ロールデータを第2の電子機器に対して送信する送信部
    とを備えたことを特徴とする距離反応型リモートコント
    ロールシステム。
JP19783791A 1991-08-07 1991-08-07 距離反応型リモートコントロールシステム Pending JPH0541892A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10668766B2 (en) 2016-02-11 2020-06-02 Societe Bic Mechanical pencil with a side button and an eraser dispenser and a method of assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10668766B2 (en) 2016-02-11 2020-06-02 Societe Bic Mechanical pencil with a side button and an eraser dispenser and a method of assembly

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