JPH0541774Y2 - - Google Patents

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JPH0541774Y2
JPH0541774Y2 JP1988002036U JP203688U JPH0541774Y2 JP H0541774 Y2 JPH0541774 Y2 JP H0541774Y2 JP 1988002036 U JP1988002036 U JP 1988002036U JP 203688 U JP203688 U JP 203688U JP H0541774 Y2 JPH0541774 Y2 JP H0541774Y2
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  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、水、シロツプ及び炭酸ガス等の原料
から冷凍炭酸飲料を製造する冷凍炭酸飲料デイス
ペンサに関し、特に、該デイスペンサにおいて
水、シロツプ及び炭酸ガスの混合に使用される混
合装置、即ちサブタンクの改良構造に関するもの
である。
b 従来の技術 上述した形式の冷凍炭酸飲料デイスペンサにお
いては、一般的に、例えば本出願人の実公昭62−
12408号公報に開示されているように、水、シロ
ツプ及び炭酸ガス等の原料をそれぞれ別個に収容
したタンク及びボンベから、混合装置もしくはサ
ブタンクに送り、該サブタンクにおいて原料を混
合して混合液とした上で、冷凍装置及び撹拌装置
が接続された冷凍ケーシングの冷却室内に供給
し、該冷却室において、混合液を冷却しながら撹
拌し、炭酸ガスを含んだ冷凍炭酸飲料を製造する
ようになつている。
従来、このサブタンクにおいては、前述した実
公昭62−12408号公報から周知であるように、ま
た、第8図にその概要を示すように、サブタンク
1内の混合液のレベルを検出して水及びシロツプ
の供給を制御するため、サブタンク1の底部1a
から上方に延びる案内軸21に、サブタンク1の
内径より若干小さいだけの大きな外径を有する大
形のフロート20が、その周壁とサブタンク1の
側壁1cとの間に例えば数mmというような僅かな
隙間もしくはクリアランスを残して、上下に可動
に挿通されている。案内軸21の上端21aには
フロート20の抜け止めのためにストツパ22が
設けられている。また、図示しないが、サブタン
ク1の天板1bには前述した水、シロツプ及び炭
酸ガスを供給するための各パイプを接続すること
ができる。
c 考案が解決しようとする問題点 ところが、上述したようにフロート20は僅か
な隙間を残してサブタンク1内に装着された大形
のものであるため、案内軸21がサブタンク1の
底部1aに対して垂直に取り付けられておらず傾
斜していると、サブタンク1内に原料を供給する
ことによりフロート20が浮き上がる際に、フロ
ート20がサブタンク1の側壁1cに接触し、フ
ロート20のスムーズな上動が妨げられる可能性
がある。そこで、このような可能性を無くすため
に、本願の出願人は、サブタンク底部に対する案
内軸21の取付精度を専ら高くして対処していた
が、この取付精度をいくら良くしても、例えばデ
イスペンサの輸送中に大形のフロート20がサブ
タンク1内で振動すれば、案内軸21に過大な応
力が働いて湾曲し、フロート20とサブタンク側
壁1cとが接触して、フロート20の上動が妨害
され、冷凍炭酸飲料デイスペンサの差動の障害に
なるという問題があつた。
従つて、本考案の目的は、徒に案内軸の取付精
度を上げることなくフロートとサブタンク側壁と
の接触の可能性を排除することができる冷凍炭酸
飲料デイスペンサの混合装置を提供することであ
る。
d 問題点を解決するための手段 この目的から、シロツプ、水及び加圧炭酸ガス
等の原料の供給を受けて該原料を混合し冷凍ケー
シング内に送給する冷凍炭酸飲料デイスペンサの
混合装置は、本考案に従つて構成される場合、円
筒形の容器と、該容器の底部に下端で固着され同
底部の中心から上方に延びる固定案内棒(案内
軸)と、上下動可能に該固定案内棒に挿通された
フロートと、前記固定案内棒にその上端の近傍で
取り付けられた振れ止め部材とを備え、該振れ止
め部材が、前記固定案内棒から前記容器の内部の
側壁に向かつて半径方向外側に延び該側壁に実質
的に接触する先端部を有する。実質的に同一の長
さの複数のアームを含んでいる。
e 作用 以上のように構成したため、案内軸は、その下
端で円筒形の容器の底部に支持されるだけでな
く、その上端近傍で振れ止め部材を介して前記円
筒形の容器の側壁に支持されることになる。その
ため、例えば冷凍炭酸飲料デイスペンサの輸送中
にフロートが大きく振動しても、案内軸が右端支
持であるから湾曲することがなくなる。しかも、
各アームの長さは実質的に同一であるから、案内
軸の取付精度については高い公差を要求しない。
f 実施例 次に、本考案の好適な実施例について添付図面
を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は
同一又は対応部分を示すものとする。
第1図は、本考案の一実施例による混合装置即
ちサブタンク(円筒形の容器)1を備えた冷凍炭
酸飲料デイスペンサの全体構成を示しており、後
述するように各ボンベ又はタンクからの炭酸ガ
ス、シロツプ及び水等の原料がこのサブタンク1
に供給されること自体により混合され、混合液が
サブタンク1の底部1aに接続された連通管2を
介して冷却室を画成する冷凍ケーシング3に送ら
れるように構成されている。図示しないが、冷凍
ケーシング3には、供給された混合液を撹拌しな
がら冷却して製品即ち冷凍炭酸飲料とするための
撹拌装置及び冷凍装置が設けられており、このよ
うにして製造された製品は注出弁3aより希望に
応じて注出される。
次に、サブタンク1内へその天板1b側から原
料を供給する諸系統について説明すると、先ず、
炭酸ガスは、炭酸ガスボンベ5からレギユレータ
6、第1逆止弁6a及びガス電磁弁7を有するパ
イプを経てサブタンク1内に供給され、シロツプ
は、第2逆止弁15を介した炭酸ガス圧の作用下
に、シロツプタンク8からシロツプ電磁弁9及び
フローレギユレータ10を有するパイプを経てサ
ブタンク1内に供給され、水は、水タンク13か
らポンプ14を有するパイプを経てサブタンク1
内に供給される。水タンク13にはフロートスイ
ツチ12が設けられており、該フロートスイツチ
12が給水弁11を制御して、水タンク13内の
水をレベルA〜B間に保持するように構成されて
いる。
尚、サブタンク天板1bの上方に符号4で示さ
れたものはサブタンク1内の圧力を検知するため
の圧力検知装置であり、また、サブタンク底部1
aに取り付けられた符号17で示されているもの
はサブタンク1内の混合液の下限レベルを検知す
る装置の一部を構成する近接スイツチであり、こ
の近接スイツチ17の制御下にシロツプ電磁弁9
及び水ポンプ14が適宜作動され、シロツプタン
ク8内のシロツプ及び水タンク13内の水がサブ
タンク1内に前述した系統を経て供給される。
第2図には、本考案の好適な実施例によるサブ
タンク1が、該サブタンク1に原料を供給するた
めの前述した各種パイプの接続口と、混合液を冷
凍ケーシング3に送るための連通管2(第1図)
の接続口とを省略して、概略的に示されており、
サブタンク1内には、その底部1aの中心から上
方に垂直に延びるように例えば溶接により固設さ
れた案内軸(固定案内棒)21があり、この案内
軸21は、混合液のレベルの増減に伴つて上下動
可能に大形の円筒形フロート20が挿通されてい
る。フロート20の外径はサブタンク1の内径よ
り若干小さい。図示しないが、フロート20には
磁石が内蔵されており、この磁石が前述した近傍
スイツチ17と協働して、サブタンク1内の混合
液の期限レベルを検知する装置を構成している。
さて、本考案によると、案内軸21にはその上
端21aの近傍に、案内軸21の振れ止めのため
の振れ止め部材22がサブタンク1の側壁1cに
向かつて半径方向外側に延びるように例えば溶接
のような適宜の手段で取り付けられている。
好適な実施例においては、第3図〜第5図に最
も良く示すように、振れ止め部材23は比較的薄
肉の一対の山形板もしくはL形板から構成されて
おり、各L形板23のアームa及びbは、ほぼ
90°の角度をなすように折曲されると共にその長
さは略々等しく形成されている。また、各L形板
23のアームa及びbの長さは、案内軸21にL
形板23を溶着してサブタンク1内に組み込んだ
場合、それ等の先端部23aがサブタンク1の側
壁1cにほぼ接触するように選択されており、ま
た、アームa及びbの各接続部23bは案内軸2
1半径にほぼ等しい曲率で湾曲しており、該接続
部23bの側面において案内軸21の周面に例え
ば溶接により、他のL形板の接続部と案内軸を挟
んで直径方向に対峙するように固設されている。
第6図は、2枚のL形板23の相対的な角度関
係を変えた別の取付例を示したもので、この取付
の場合、L形板23の接続部23bは直径方向に
おいて対峙していないため、平面図で見て図示の
ように画成される各空間25a,25b,25c
及び25dの大きさが前述した実施例の場合と違
つて異なつてくるが、アームa及びbの長さが等
しいために、各L形板23の先端部23aは案内
軸21の軸線を中心とした同一の円上にある。従
つて、このことから分かるように、L形板23が
少々ずれて溶着されても、案内軸21はサブタン
ク1の中心位置に確実に保持される。
以上、本考案の好適な実施例について説明した
が、本考案は、この実施例に限定されるものでは
なく、本考案の精神及び範囲から逸脱することな
く様々な改変が可能であり、それ等の改変も本考
案の範囲内に包含することは明らかである。例え
ば、第7図a及びbに示すように、振れ止め部材
23は環状のボス23cと、該ボス23cから半
径方向外側に延びる複数(図では2本又は3本)
のアームa,b,cとから構成し、かかる振れ止
め部材23を案内軸21の上端近傍に多段で配設
したもよい。
g 考案の効果 本考案によれば、案内軸の両端がサブタンクの
底部と側壁とで支持されるので、湾曲に対する案
内軸の強度が増し、振動等による案内軸の湾曲を
防止すると共に、案内軸に取り付けられた振れ止
め部材の複数のアームは実質的に同一長さである
から、案内軸の取付精度を必要以上に上げること
なく案内軸をサブタンクの中心に確実に保持し
て、サブタンクとの接触によるフロートの運動に
対する干渉を防止することができる。
また、好適な実施例においては、振れ止め部材
はL形板から構成されると共にその側面で案内軸
に取り付けられているので、L形板の設置による
サブタンク横断面積の減少が実質的になく、混合
により発生する泡をサブタンク内に原料としての
水を噴霧して消すようになつている好適な実施例
の冷凍炭酸飲料デイスペンサの場合でも、噴霧に
悪影響を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるサブタンクの一実施例
を備えた冷凍炭酸飲料デイスペンサの全体構成
図、第2図は、第1図の冷凍炭酸飲料デイスペン
サで用いられているサブタンクの概略断面図、第
3図は、本考案に従つて第2図のサブタンクの案
内軸に取り付けられた振れ止め部材の一例を示す
斜視図、第4図は、第2図のサブタンクの案内軸
に取り付けられた振れ止め部材同士の位置関係を
示す斜視図、第5図は、サブタンクの側壁と振れ
止め部材との支持関係を示す平面図、第6図は、
振れ止め部材の取付角度を若干変更した場合の第
5図に相当する平面図、第7図a及びbは、本考
案の別の実施例による振れ止め部材の概略平面
図、第8図は、従来のサブタンクの概要を示す第
2図に相当する断面図である。 1……サブタンク(円筒形の容器)、1a……
容器(サブタンク)の底部、1c……容器(サブ
タンク)の側壁、3……冷凍ケーシング、20…
…フロート、21……案内軸(固定案内棒)、2
1a……案内軸の上端、23……振れ止め部材、
23a……振れ止め部材の先端部、a,b,c…
…アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シロツプ、水及び加圧炭酸ガス等の原料の供給
    を受けて該原料を混合し冷凍ケーシング3内に送
    給する冷凍炭酸飲料デイスペンサの混合装置であ
    つて、円筒形の容器1と、該容器の底部1aに下
    端で固着され同底部の中心から上方に延びる固定
    案内棒21と、上下動可能に前記固定案内棒21
    に挿通されたフロート20と、前記固定案内棒2
    1にその上端21aの近傍で取り付けられた振れ
    止め部材23とを備え、該振れ止め部材23が、
    前記固定案内棒21から前記容器1の内部の側壁
    1cに向かつて半径方向外側に延び該側壁に実質
    的に接触する先端部23aを有する、実質的に同
    一の長さの、複数のアームa,b,cを含んでい
    る、冷凍炭酸飲料デイスペンサの混合装置。
JP1988002036U 1988-01-13 1988-01-13 Expired - Lifetime JPH0541774Y2 (ja)

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JPH01107426U JPH01107426U (ja) 1989-07-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212408U (ja) * 1985-07-04 1987-01-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6212408U (ja) * 1985-07-04 1987-01-26

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