JPH0541768U - しゆう動板 - Google Patents

しゆう動板

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JPH0541768U
JPH0541768U JP10009791U JP10009791U JPH0541768U JP H0541768 U JPH0541768 U JP H0541768U JP 10009791 U JP10009791 U JP 10009791U JP 10009791 U JP10009791 U JP 10009791U JP H0541768 U JPH0541768 U JP H0541768U
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JP
Japan
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coating layer
short fiber
coated
sliding plate
ptfe material
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Pending
Application number
JP10009791U
Other languages
English (en)
Inventor
正伸 梅沢
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PTFE材によるコーティング層を被覆され
たしゅう動板の耐荷重性及び耐熱性を強化させた構造と
なす。 【構成】 ベース板1の表面に多数本の短繊維材3を静
電植毛し、前記短繊維材3にPTFE材によるコーティ
ング層2を被覆させた構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、互いに組合わされて相対的な回転運動または往復運動をなす2部材 間の摩擦を低減させるための手段として使用されるしゅう動板に関し、更に詳し くは、PTFE材を用いたしゅう動板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、互いに組合わされて相対的な回転運動または往復運動をなす2部材間の 摩擦を低減させるための手段として、一例を図4に示すように、ベース板1の表 面に低摩擦性を備えたPTFE材によるコーテイング層2を被覆されたしゅう動 板が多く使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
同図のしゅう動板は、コーティング層2として、単体のPTFE材を使用され ているために、やや耐磨耗性が悪く、また、同図上に点線をもって示すように、 高温下の相対運動に伴う摩擦力及びクリープによるコーティング層2のはみ出し 現象を発生させるおそれがあった。
【0004】 本考案は、優れた耐磨耗性を示し、しかも、高温下における摩擦力及びクリー プによるコーティング層のはみ出し現象を発生させることのないしゅう動板の構 造を提示することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記した従来のしゅう動板における問題点を考慮してなされたもの で、ベース板の表面に多数本の短繊維材を静電植毛され、前記短繊維材にPTF E材によるコーティング層を被覆された構成を備えるものである。
【0006】
【作用】 上記した構造を備えた本考案によるしゅう動板においては、ベース板の表面に 静電植毛された短繊維がPTFE材によるコーティング層を支え、被覆されたP TFE材が相対運動時における低摩擦性をもたらす。
【0007】
【実施例】
図1の実施例においては、アラミド繊維の短繊維3をベース1の表面に静電植 毛され、更に、PTFE材によるコーティング層2を被覆されている。 図2及び図3は、それぞれ、本考案の応用例を示すもので、図2は、ボールジ ョイントへの応用例で、図3は、円筒形状に曲げ加工されて軸受けブッシュとし て使用されるものである。 なお、上記した本考案のしゅう動板においてベース板の表面に静電植毛される 短繊維には、長さ0.2mm,太さ10〜15μmのものが好適であり、PTF E材によるコーティング層は0.2〜0.3mmの厚さに設定される。
【0008】
【考案の効果】
本考案によるしゅう動板が、上記したように、ベース板の表面に多数本の短繊 維材を静電植毛され、前記短繊維材にPTFE材によるコーティング層を被覆さ れた構成を備えていることにより、ベース板の表面に静電植毛された短繊維がP TFE材によるコーティング層を支え、被覆されたPTFE材が相対運動時にお ける低摩擦性をもたらすので、優れた耐磨耗性を示し、しかも、高温下における コーティング層のはみ出し現象を発生させるおそれが解消される。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の側面図である。
【図2】本考案の応用例1の斜視図である。
【図3】本考案の応用例2の斜視図である。
【図4】従来の技術によるしゅう動板の一例の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ベース板 2 コーティング層 3 短繊維

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板(1)の表面に多数本の短繊維
    材(3)を静電植毛され、前記短繊維材(3)にPTF
    E材によるコーティング層(2)を被覆されて成るしゅ
    う動板。
JP10009791U 1991-11-08 1991-11-08 しゆう動板 Pending JPH0541768U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60239232A (ja) * 1984-05-11 1985-11-28 株式会社 アイ.エス.テイ 弗素樹脂複合材の製造方法
JPS61100273A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 近藤 信也 マウスピ−ス
JPS61100272A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 炭山 秀雄 総てのゴルフウツドクラブのヘツド内部に水を入れて重心移動を司さどると共にバランス調整を施せるゴルフクラブ

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS61100272A (ja) * 1984-10-23 1986-05-19 炭山 秀雄 総てのゴルフウツドクラブのヘツド内部に水を入れて重心移動を司さどると共にバランス調整を施せるゴルフクラブ

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